JP4454236B2 - 防蟻・防鼠材及びこれを用いた防蟻・防鼠方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、シラフルオフェンとカプサイシン類を含有する防蟻・防鼠材及びこれを用いた防蟻・防鼠方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、建築物や電線・ケーブルなどを食害するシロアリ等の被害が問題となっており、その食害を防ぐために、家屋の床下や周囲の土壌、もしくは木部に防蟻材を散布したり、あるいはあらかじめ建材、電線・ケーブル被覆材、付設プラスチック基材などに防蟻材を処理する方法が従来から行われてきた。防蟻成分として、以前はクロルデン、ディルドリン、マイレックスなどの有機塩素系殺虫剤が主に使用されたが、環境汚染や安全性の点から使用禁止となり、代替薬剤として導入されたクロルピリホス、フェニトロチオン、ホキシムなどの有機リン剤も問題が多く、最近はピレスロイド系殺虫剤、有機ケイ素系殺虫剤、ニコチニル系殺虫剤などに移りつつある。
ところで、防蟻材に求められる作用効果としては、速効的な致死効果のほかに、食餌交換によってシロアリの巣を撲滅させる、いわゆる二次効果があげられる。上記した各種殺虫剤のうち、例えば、ピレスロイド系殺虫剤の場合、一般的に速効性に過ぎ、また食毒作用を有さないため、二次効果が期待できない。これに対し、有機ケイ素系殺虫剤の一つであるシラフルオフェンは、本発明者らが特願2001−330509で開示した如く、適度な速効性と食毒作用を兼備し、しかも人畜に対する安全性や低魚毒性、更に化学的安定性(光、土壌中、アルカリ領域など)にも優れているので、速効的な致死効果に加え二次効果も期待できる極めて有用な防蟻成分である。
【0003】
一方、電線・ケーブルや建築物などに対するネズミ類の加害、いわゆる咬害が重大な事故、甚大な経済的損失をもたらし、その対策の重要性も増大している。これまで、ネズミ類の忌避剤としては唯一シクロヘキシミドが使われてきたが、毒性が強く安定性が劣ることからその使用場面が限定され、長期間効力を持続することも難しかった。最近、トウガラシの辛味成分であるカプサイシン類が、ネズミ類に対してシクロヘキシミドに匹敵する忌避効力を示すことが明らかとなり、特許第3053480号公報には、マイクロカプセル化により忌避効力の増強と取り扱い時の辛味刺激を低減した動物忌避剤が開示されている。
【0004】
このように、電線・ケーブルや建築物などは、常にシロアリ類の食害とネズミ類の咬害の脅威に曝されているが、同時に解決できる対応策はこれまで検討されていなかった。特に電線・ケーブルの場合、ひとたび被害を受けると今日の通信社会に与える影響が大きく、有効な防蟻・防鼠材の開発が急務とされている。
【0005】
【特許文献1】
特願2001−330509
【特許文献2】
特許第3053480号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、シロアリ類による食害とネズミ類による咬害のいずれに対しても有効で、特に電線・ケーブルに適用される防蟻・防鼠材、及びこれを用いた防蟻・防鼠方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段ならびに発明の実施の形態】
上記課題を解決するため、本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、シラフルオフェンとマイクロカプセル化されたカプサイシン類を、特定の配合量で組み合わせることによって目的を達成できることを知見し、本発明を完成した。
【0008】
すなわち、請求項1の発明は、シラフルオフェンを0.05〜0.5重量%と、マイクロカプセル化されたカプサイシン類を有効成分として0.2〜0.6重量%含有し、かつ、シラフルオフェンと有効成分としてのカプサイシン類との配合比が0.15:1〜2:1である防蟻・防鼠材に関するものである。
【0009】
本発明の防蟻・防鼠材で用いるシラフルオフェンは、適度な速効的致死効果と食餌交換によってシロアリの巣を撲滅させる二次効果を共に発揮しえるように、製剤全体重量に対して0.05〜0.5重量%の濃度で配合される。
シラフルオフェンの濃度が0.05重量%未満であると満足のいく防蟻効果を示しえないし、一方0.5重量%を超えるとコスト高になるだけでなく、シロアリ類に対する二次効果が弱まる傾向があるので好ましくない。
【0010】
また、本発明の防蟻・防鼠材には、マイクロカプセル化されたカプサイシン類を製剤全体重量に対し有効成分として0.2〜0.6重量%含有させるのが適当である。マイクロカプセル化されたものを使用するのは、カプセル化によりネズミ類に対する防鼠効力とその持続性が増大し、更に取り扱い時の辛味刺激を低減させることができるためである。
カプサイシン類としては、カプサイシン、ジヒドロカプサイシン、ホモカプサイシン、ノルジヒドロカプサイシン、ホモジヒドロカプサイシン、N−カプリロイルバニリルアミド、N−ノナノイルバニリルアミド(以降、NVAと称す)、N−デカノイルバニリルアミド(以降、DVAと称す)等があげられるが、これらに限定されない。そして、化合物の各々を単独で用いても、あるいは、任意の混合物やトウガラシからの抽出混合物であっても構わない。例えば、NVA含量が32重量%のマイクロカプセル剤を用いる場合、マイクロカプセル剤を全体重量に対して0.63〜1.88重量%配合すればよい。なお、マイクロカプセル剤を製造するに際し、カプセル皮膜材としては特に限定されず種々の材質を採用しうるが、カプサイシン類との組み合わせでは、アミノ系樹脂皮膜、例えばメラミン樹脂皮膜が好ましい。
【0011】
カプサイシン類が有効成分として0.2重量%に満たないと、当然のことながらネズミ類に対する忌避効力が期待できず、一方0.6重量%を超えると取り扱い時の辛味刺激が無視できないので好ましくない。
そして、理由は不明ながら、シラフルオフェンと有効成分としてのカプサイシン類との配合比を0.15:1〜2:1の範囲に設定すると、混合剤のそれぞれの防蟻効果と防鼠効果が、単剤で施用する場合よりも相乗的に増強するというメリットも認められた。
【0012】
本発明の防蟻・防鼠材は、目的に応じ、電線・ケーブル被覆材、コンテナや建物床下等の被覆シート、各種建材用や包材用の塗料あるいは接着剤など、種々の製剤に調製されうる。
電線・ケーブル被覆材や被覆シートを調製するにあたっては、有効成分を従来周知の方法、例えばマスターバッチ法、ニーディング法によりプラスチック樹脂と混練後、被覆材や被覆シートに成型する。プラスチック樹脂素材としては、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)、ナイロン樹脂などの合成樹脂のほか、柔軟性に優れた合成ゴム、シリコンゴムなどがあげられるが、これらのなかでは成型性がよく、更に持続性のより優れた成型品を提供できる点で塩化ビニル樹脂が好適である。
【0013】
また、本発明の防蟻・防鼠材を、各種建材用や包材用の塗料あるいは接着剤の形態に適用する場合は、有効成分と塗料成分(油性塗料、酒精塗料、合成樹脂塗料、水性塗料など)あるいは接着剤成分(ユリア樹脂系接着剤、メラミンユリア共縮合樹脂系接着剤、フェノールメラミン共縮合樹脂系接着剤、アルカリ型フェノール樹脂系接着剤など)と混合し、更に必要に応じ、溶剤、可塑剤、硬化剤、分散剤、増粘剤、顔料などの補助成分を適宜配合して調製しうる。こうして得られた塗料あるいは接着剤は、対象の建材や包材に所定量、例えば50〜200g/m2程度塗布すればよい。なお、前述の電線・ケーブル被覆材や被覆シートについても、成型方式でなく塗布方式によることも可能である。
【0014】
本発明の防蟻・防鼠材には、本発明の趣旨を逸脱しない限り、シラフルオフェンとマイクロカプセル化されたカプサイシン類に加えて、他の殺虫剤、例えばマイクロカプセル化あるいはサイクロデキストリン包接化されてもよいクロルピリホス、フェニトロチオン、ホキシムなどの有機リン剤、NAC、BPMC、MTMCなどのカーバメート剤、あるいはペルメトリン、シペルメトリン、フェンバレレート、ビフェントリン、エトフェンプロックスなどのピレスロイド剤、イミダクロプリド、アセタミプリドなどのニコチニル系殺虫剤、シプロコナゾール、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメート、3−ブロモ−2,3−ジヨード−2−プロペニル=エチルカルボナート、IF−1000、ベンザルコニウムクロリドなどの防腐剤、他の忌避剤、共力剤などを適宜混合して有用な多目的組成物を得ることもできる。
【0016】
請求項2の発明は、請求項1の防蟻・防鼠材が、塩化ビニル樹脂製の電線・ケーブル被覆材に適用されたものである。
【0017】
請求項3の発明は、請求項1又は2の防蟻・防鼠材において、マイクロカプセルをアミノ系樹脂被膜から構成したものである。
【0018】
更に、請求項4の発明は、請求項1の防蟻・防鼠材を用い、シロアリ類やネズミ類に対して有効かつ実用的な防蟻・防鼠方法を開示したものである。
【0019】
こうして得られた本発明の防蟻・防鼠材は、有効成分とプラスチック樹脂とを混練後成型したもののみならず、有効成分を含む塗料あるいは接着剤が対象の建材や包材に塗布された場面でも、シロアリ類に対する優れた食害防止効果と、ネズミ類に対する高い防鼠効果を示し、極めて効率的かつ実用的な防蟻・防鼠方法を提供するものである。
【0020】
次に、本発明の有用性を一層明確にするため、製剤例、試験例、実施例について説明するが、本発明がこれらのみに限定されるものではないことはもちろんである。
【0021】
製剤例1.
シラフルオフェン0.2重量%と、メラミン樹脂皮膜から構成されNVA含量が32重量%であるマイクロカプセル剤1.25重量%(NVAとして0.4重量%)を、塩化ビニル樹脂と混練し、160〜180℃で皮膜状に成型して、電線・ケーブル被覆材の形態の本発明防蟻・防鼠材を得た。
【0022】
製剤例2.
シラフルオフェン0.15重量%と、製剤例1で用いたマイクロカプセル剤のマスターバッチ(塩化ビニル樹脂を用いてチップ化したものでNVA含量が12重量%)3.3重量%(NVAとして0.4重量%)を、塩化ビニル樹脂と混練し、160〜180℃でシート状に成型して、コンテナ被覆シートの形態の本発明防蟻・防鼠材を得た。
【0023】
製剤例3.
シラフルオフェン0.25重量%と、メラミン樹脂皮膜から構成されカプサイシン含量が30重量%であるマイクロカプセル剤1.0重量%(カプサイシンとして0.30重量%)を、油性塗料に均一になるように混入して、塗料形態の本発明防蟻・防鼠材を得た。この塗料の標準的使用方法によれば、防蟻・防鼠用として建築外装材に100g/m2の割合で塗布される。
【0024】
試験例1.
製剤例1に準じて、防蟻・防鼠用の各種電線・ケーブル被覆材を調製し、防蟻効力及び防鼠効力を調べた。結果を表1に示す。
(1)防蟻効力:イエシロアリの巣を設置した本槽と繋がる飼育槽の土砂表面上に、供試被覆材(大きさ;3×4cm、厚さ;1.0mm)と餌木(2×2×4cm)を2個ずつ交互に並べて置いた。28±2℃の暗所に放置し、2週間後に供試被覆材の食害状況を観察するとともに、2ケ月後に巣の状態を調べた。食害の程度は下記の基準で示した。
−;食害なし又は食痕、 +;僅かな食害 〜 +++;甚大な食害
(2)防鼠効力:シート状の供試被覆材(大きさ;7.5×15cm、厚さ;1.0mm)を二つに折り、固形飼料を数個入れてホッチキスで周囲を止め餌袋を準備した。ウィスター系の雄ラット(48週令)3匹を収容したケージ(40×20×18cm)に、各種供試餌袋と無処理の餌袋を計5個入れた。給餌制限下、一夜放置後餌袋を回収し、咬害の程度を観察した。咬害の程度は下記の基準で示した。
−;無傷又は試し傷、 +;僅かな咬害 〜 +++;甚大な咬害
【0025】
【表1】
【0026】
試験の結果、本発明の防蟻・防鼠材は、防蟻効力及び防鼠効力ともに優れた。そして、本発明2及び3と比較例1の対比から、シラフルオフェン含量が同じでも、カプサイシン類との組み合わせ配合比が0.15:1〜2:1の範囲にある本発明2が、単独の比較例1や配合比が範囲外の本発明3よりも防蟻効力が高かった。同様に、本発明4及び5と比較例5の対比から、DVA含量が同じでも、シラフルオフェンとの組み合わせ配合比が0.15:1〜2:1の範囲にある本発明4が、単独の比較例5や配合比が範囲外の本発明5に比べて防鼠効力が優れる結果が得られた。また、カプサイシン類のマイクロカプセル皮膜材としては、ポリウレア系(本発明6)よりもメラミン樹脂系が適合し、プラスチック樹脂はポリエチレン樹脂(本発明7)よりも塩化ビニル樹脂が好ましいことが認められた。
これに対し、マイクロカプセル化しないNVA(比較例2)では防鼠効力が劣り、防蟻・防鼠成分が所定量に満たない場合(比較例3及び6)もそれぞれ防蟻効力、防鼠効力が低かった。また、比較例4のように、NVA含量が0.6重量%を超えると取り扱い時の辛味刺激性が避けられず、一方比較例7に示されるように、シラフルオフェン含量が0.5重量%を超えると速効性は確保されるものの、コスト高に加え、本発明5と比較すると、二次効果による巣への作用効果を低減させる懸念があった。更に、ピレスロイド系殺虫剤の一種であるビフェントリンを含む比較例8は、速効性に過ぎ二次効果を期待できなかった。
【0027】
実施例1.
製剤例1に準じ、シラフルオフェン0.2重量%と、NVAのマイクロカプセル剤1.25重量%(NVAとして0.4重量%)を、塩化ビニル樹脂と混練し、これをシース層とする厚さ1mm、直径10mmの電線を作製した。これを地下に埋設して経時的に調査したところ、10年以上の長期間にわたってシロアリ類の食害及びネズミ類の咬害を受けることがなかった。
【0028】
実施例2.
製剤例3に準じ、シラフルオフェン0.15重量%と、ジヒドロカプサイシンのマイクロカプセル剤1.0重量%(ジヒドロカプサイシンとして0.30重量%)を油性塗料に均一になるように混入して、防蟻・防鼠用の塗料を調製した。この塗料が100g/m2の割合で塗布された包材にセルロース系飼料を収納し、近くにシロアリが営巣する倉庫に長期間保管したが、シロアリ類やネズミ類の被害を受けることはなかった。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、シロアリ類による食害とネズミ類による咬害のいずれに対しても有効で、特に電線・ケーブルに適用される防蟻・防鼠材、及びこれを用いた防蟻・防鼠方法を提供する。
Claims (4)
- シラフルオフェンを0.05〜0.5重量%と、マイクロカプセル化されたカプサイシン類を有効成分として0.2〜0.6重量%含有し、かつ、シラフルオフェンと有効成分としてのカプサイシン類との配合比が0.15:1〜2:1であることを特徴とする防蟻・防鼠材。
- 塩化ビニル樹脂製の電線・ケーブル被覆材であることを特徴とする請求項1に記載の防蟻・防鼠材。
- マイクロカプセルがアミノ系樹脂被膜から構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の防蟻・防鼠材。
- シラフルオフェンを0.05〜0.5重量%と、マイクロカプセル化されたカプサイシン類を有効成分として0.2〜0.6重量%含有し、かつ、シラフルオフェンと有効成分としてのカプサイシン類との配合比が0.15:1〜2:1である防蟻・防鼠材を施用することを特徴とする防蟻・防鼠方法。
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