JPH0616517A - 白蟻忌避剤 - Google Patents
白蟻忌避剤Info
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- JPH0616517A JPH0616517A JP4194559A JP19455992A JPH0616517A JP H0616517 A JPH0616517 A JP H0616517A JP 4194559 A JP4194559 A JP 4194559A JP 19455992 A JP19455992 A JP 19455992A JP H0616517 A JPH0616517 A JP H0616517A
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- repellent
- termites
- termite
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】家屋の木材や通信ケ−ブルを食害するシロアリ
類を忌避・除去することを目的とする。 【構成】ベチバ−油、パチョウリ油、クロ−ブ油などの
植物精油を有とするシロアリ防除剤に関する。
類を忌避・除去することを目的とする。 【構成】ベチバ−油、パチョウリ油、クロ−ブ油などの
植物精油を有とするシロアリ防除剤に関する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は白蟻の被害を防止する薬
剤に関するものであり、建築物の木部を初めとする構造
物や、電力、通信、信号等のケーブル被覆材等に用いら
れている樹脂成型品等を白蟻の食害から守る目的で使用
する。
剤に関するものであり、建築物の木部を初めとする構造
物や、電力、通信、信号等のケーブル被覆材等に用いら
れている樹脂成型品等を白蟻の食害から守る目的で使用
する。
【0002】
【従来の技術】白蟻の被害は家屋の木材部分のみならず
プラスチック部分まで食害を及ぼし、場合によっては電
線や通信ケ−ブルまでかじることが知られている。これ
を防除するには一般に農薬として使用される有機塩素系
殺虫剤、有機りん系殺虫剤、ピレスロイド系殺虫剤等を
家屋の床下の土壌表面や、木部に処理したり、電線や通
信ケ−ブルの被覆材中に練り込んだりして用いられてい
る。人体に対して安全性の高い天然由来のベチバ−油、
パチョウリ油を初めとする、数種の天然精油が、蚊、
蠅、ゴキブリなどの衛生害虫、コクゾウムシ、マメゾウ
ムシなどの貯穀害虫に対して忌避作用を有することはよ
く知られているが、白蟻等の木材害虫に対して使用した
例は知られていない。
プラスチック部分まで食害を及ぼし、場合によっては電
線や通信ケ−ブルまでかじることが知られている。これ
を防除するには一般に農薬として使用される有機塩素系
殺虫剤、有機りん系殺虫剤、ピレスロイド系殺虫剤等を
家屋の床下の土壌表面や、木部に処理したり、電線や通
信ケ−ブルの被覆材中に練り込んだりして用いられてい
る。人体に対して安全性の高い天然由来のベチバ−油、
パチョウリ油を初めとする、数種の天然精油が、蚊、
蠅、ゴキブリなどの衛生害虫、コクゾウムシ、マメゾウ
ムシなどの貯穀害虫に対して忌避作用を有することはよ
く知られているが、白蟻等の木材害虫に対して使用した
例は知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】白蟻は、建築物の木部
を食害するだけでなく、プラスチック部分や紙、繊維等
の生活環境の幅広い分野に被害を与え、さらに情報機器
の発達した近年の技術においては、コンピューターや鉄
道など輸送機関の通信ケ−ブルや電線などを食害し、場
合によっては都市機能を麻痺させる危険性がある。白蟻
の防除には農薬として使用する殺虫剤が使用されるのが
一般的であるが、従来使用されてきた有機塩素系の薬剤
がその残留・蓄積性から使用されなくなってきて変わっ
て有機燐系の薬剤などが使用されるようになった。しか
し、一般的に薬剤の害虫に対する感受性は使用されれば
されるほど低下するものであり、異なった系統の薬剤を
開発することは極めて重要な課題であり、しかも環境汚
染に対する懸念からより安全性の高い薬剤の開発が望ま
れている。
を食害するだけでなく、プラスチック部分や紙、繊維等
の生活環境の幅広い分野に被害を与え、さらに情報機器
の発達した近年の技術においては、コンピューターや鉄
道など輸送機関の通信ケ−ブルや電線などを食害し、場
合によっては都市機能を麻痺させる危険性がある。白蟻
の防除には農薬として使用する殺虫剤が使用されるのが
一般的であるが、従来使用されてきた有機塩素系の薬剤
がその残留・蓄積性から使用されなくなってきて変わっ
て有機燐系の薬剤などが使用されるようになった。しか
し、一般的に薬剤の害虫に対する感受性は使用されれば
されるほど低下するものであり、異なった系統の薬剤を
開発することは極めて重要な課題であり、しかも環境汚
染に対する懸念からより安全性の高い薬剤の開発が望ま
れている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
従来技術の問題点を解決するために、研究を重ねた結
果、天然由来の、ベチバー油、パチョウリ油を初めとす
る数種の植物精油およびその混合物が、シロアリ類およ
びその食害に対して極めて顕著な忌避活性を示すことを
見出だし、本発明を完成するに至った。即ち本発明は植
物精油を有効成分として含有する白蟻忌避剤又は植物精
のマイクロカプセル化物からなる白蟻忌避剤に関するも
のである。
従来技術の問題点を解決するために、研究を重ねた結
果、天然由来の、ベチバー油、パチョウリ油を初めとす
る数種の植物精油およびその混合物が、シロアリ類およ
びその食害に対して極めて顕著な忌避活性を示すことを
見出だし、本発明を完成するに至った。即ち本発明は植
物精油を有効成分として含有する白蟻忌避剤又は植物精
のマイクロカプセル化物からなる白蟻忌避剤に関するも
のである。
【0005】本発明の白蟻防除剤の有効成分として、用
いられる天然由来の精油としては、ベチバ−油、パチョ
ウリ油、カナンガ油、クロ−ブ油、カジェプット油、シ
トロネラ油、ナツメグ油、ペッパー油、サンダルウッド
油、バルク油、ガ−ジン油、ジンジャー油、カンポー
油、キュウベブ油、レモングラス油、コーンミント油、
アニス油、ラング油、シナモン油、メ−ス油、パロマロ
ーサ油、フェンネル油、カラムス油、タイムス油、ニー
ム油、およびこれらの混合物からなる群より選択され
る。
いられる天然由来の精油としては、ベチバ−油、パチョ
ウリ油、カナンガ油、クロ−ブ油、カジェプット油、シ
トロネラ油、ナツメグ油、ペッパー油、サンダルウッド
油、バルク油、ガ−ジン油、ジンジャー油、カンポー
油、キュウベブ油、レモングラス油、コーンミント油、
アニス油、ラング油、シナモン油、メ−ス油、パロマロ
ーサ油、フェンネル油、カラムス油、タイムス油、ニー
ム油、およびこれらの混合物からなる群より選択され
る。
【0006】本発明の天然精油類は、その乳剤やマイク
ロカプセル剤を水で希釈して、あるいは油剤をそのまま
白蟻の生息する木部等に処理したり、白蟻の通過する土
壌等に処理して被害を防止することが可能であるが、精
油類は天然由来で安全性が高く、ベチバ−油やパチョウ
リ油のように、中には芳香のあるものもあるため、むし
ろ高い安全性を要求される家屋内などで、塗料に入れて
塗布したり、合板などに処理したりして、これらの目的
に使用する方がより特徴を生かすことができる。また、
この場合、精油類を、公知の方法でマイクロカプセル化
してより残効性の長い形にして使用することはさらに有
用である。
ロカプセル剤を水で希釈して、あるいは油剤をそのまま
白蟻の生息する木部等に処理したり、白蟻の通過する土
壌等に処理して被害を防止することが可能であるが、精
油類は天然由来で安全性が高く、ベチバ−油やパチョウ
リ油のように、中には芳香のあるものもあるため、むし
ろ高い安全性を要求される家屋内などで、塗料に入れて
塗布したり、合板などに処理したりして、これらの目的
に使用する方がより特徴を生かすことができる。また、
この場合、精油類を、公知の方法でマイクロカプセル化
してより残効性の長い形にして使用することはさらに有
用である。
【0007】本発明の忌避剤は、ヤマトシロアリ、イエ
シロアリ、ダイコクシロアリ、アメリカカンザイシロア
リ等のシロアリ類およびその食害行動に適用されるもの
である。
シロアリ、ダイコクシロアリ、アメリカカンザイシロア
リ等のシロアリ類およびその食害行動に適用されるもの
である。
【0008】本発明の忌避剤に於ける混合有効成分含量
は製剤形態、施用方法、その他の条件によって、種々異
なり、場合によっては有効成分のみでもよいが、通常は
有効成分を合計0.5 〜95%(重量)含有して使用され
る。そして有効成分の好ましい含量は製剤の個々の形態
によって異なる。例えば、粉剤の場合有効成分量は0.5
〜 20 %であり、補助剤の含量は80〜99.5%であり、乳
剤の場合、有効成分量は、5 〜 80 %であり、補助剤の
含量は20〜95%であり、EW剤の場合有効成分量は5 〜
50%であり、補助剤の含量は、50〜95%であり、水和剤
の場合、有効成分量は、10〜40%であり、補助剤の含量
は60〜90%であり、粒剤と微粒剤の場合、有効成分量
は、0.5 〜20%であり、補助剤の含量は80〜99.5%であ
る。次に本発明の白蟻忌避剤の製剤例についてさらに詳
細に説明するが、添加物の種類および配合比率等はこれ
のみに限定されることなく広い範囲で使用可能である。
なお部とあるのは「重量部」を意味する。
は製剤形態、施用方法、その他の条件によって、種々異
なり、場合によっては有効成分のみでもよいが、通常は
有効成分を合計0.5 〜95%(重量)含有して使用され
る。そして有効成分の好ましい含量は製剤の個々の形態
によって異なる。例えば、粉剤の場合有効成分量は0.5
〜 20 %であり、補助剤の含量は80〜99.5%であり、乳
剤の場合、有効成分量は、5 〜 80 %であり、補助剤の
含量は20〜95%であり、EW剤の場合有効成分量は5 〜
50%であり、補助剤の含量は、50〜95%であり、水和剤
の場合、有効成分量は、10〜40%であり、補助剤の含量
は60〜90%であり、粒剤と微粒剤の場合、有効成分量
は、0.5 〜20%であり、補助剤の含量は80〜99.5%であ
る。次に本発明の白蟻忌避剤の製剤例についてさらに詳
細に説明するが、添加物の種類および配合比率等はこれ
のみに限定されることなく広い範囲で使用可能である。
なお部とあるのは「重量部」を意味する。
【0009】担体のうち液体希釈剤としてはトルエン、
キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類、イ
ソプロパノ−ル、グリコ−ル等のアルコ−ル類、酢酸ブ
チル等のエステル類、シクロヘキサノン等のケトン類、
ジメチルホルムアミド等のアミド類、ジメチルスルホキ
サイド等のスルホキサイド類、エチレンセロソルブ等の
セロソルブ類、ケロシン等の石油留分、ジブチルエ−テ
ル等のエ−テル類、クロルベンゼン等の塩素系炭化水素
類、動植物油、脂肪酸及びそのエステル類、水等が挙げ
られる。担体のうち固体希釈剤としては、クレ−、タル
ク硅藻土、シリカ、炭酸カルシウム、モンモリロナイ
ト、ベントナイト、長石、石英、アルミナ等が挙げられ
る。界面活性剤としては、展着剤、乳化剤、湿潤剤、分
散剤及び崩壊剤として使用される例えば、ステアリルト
リメチルアンモニウムクロライド、高級アルコ−ル硫酸
ナトリウム、リグニンスルホン酸ナトリウム、ナフタレ
ンスルホン酸ナトリウム、ホルマリン縮合物、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエ−テル、ポリオキシエチ
レンアルキルエ−テル、ラウリルペタイン等の陽イオン
界面活性剤、耐性イオン界面活性剤があげられる。いず
れの製剤もそのまま単独で使用できるのみならず殺虫
剤、殺ダニ剤、殺菌剤、昇華性防虫剤、公知の害虫忌避
剤、効力増強剤、着色料、香料、安定剤と混合して使用
することもできる。
キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類、イ
ソプロパノ−ル、グリコ−ル等のアルコ−ル類、酢酸ブ
チル等のエステル類、シクロヘキサノン等のケトン類、
ジメチルホルムアミド等のアミド類、ジメチルスルホキ
サイド等のスルホキサイド類、エチレンセロソルブ等の
セロソルブ類、ケロシン等の石油留分、ジブチルエ−テ
ル等のエ−テル類、クロルベンゼン等の塩素系炭化水素
類、動植物油、脂肪酸及びそのエステル類、水等が挙げ
られる。担体のうち固体希釈剤としては、クレ−、タル
ク硅藻土、シリカ、炭酸カルシウム、モンモリロナイ
ト、ベントナイト、長石、石英、アルミナ等が挙げられ
る。界面活性剤としては、展着剤、乳化剤、湿潤剤、分
散剤及び崩壊剤として使用される例えば、ステアリルト
リメチルアンモニウムクロライド、高級アルコ−ル硫酸
ナトリウム、リグニンスルホン酸ナトリウム、ナフタレ
ンスルホン酸ナトリウム、ホルマリン縮合物、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエ−テル、ポリオキシエチ
レンアルキルエ−テル、ラウリルペタイン等の陽イオン
界面活性剤、耐性イオン界面活性剤があげられる。いず
れの製剤もそのまま単独で使用できるのみならず殺虫
剤、殺ダニ剤、殺菌剤、昇華性防虫剤、公知の害虫忌避
剤、効力増強剤、着色料、香料、安定剤と混合して使用
することもできる。
【0010】
【実施例】以下実施例により本発明を説明する。(実施
例中 部とは重量部を意味する。) 製剤例1.乳剤 ベチバー油10部にキシレン・メチルナフタレンの混合液
(1:1)65部を加え溶解し、次いでこれにノニルフェ
ノ−ル酸化エチレン縮合物とドデシルベンゼンスルホン
酸カルシウムの混合物( 8:2 )25部を混合して乳剤と
する。本剤はそのままかあるいは10〜1000倍に水で希釈
し、散布剤、塗布剤として使用する。 製剤例2.粉剤 パチョウリ油 5部にタルクと炭酸カルシウム(1:1 )の
混合物93部を加え、混合磨砕して十分均等に分散配合し
た後、さらに無水硅酸 2部を添加し混合磨砕し、粉剤と
する。本剤はこのまま散布して使用する。
例中 部とは重量部を意味する。) 製剤例1.乳剤 ベチバー油10部にキシレン・メチルナフタレンの混合液
(1:1)65部を加え溶解し、次いでこれにノニルフェ
ノ−ル酸化エチレン縮合物とドデシルベンゼンスルホン
酸カルシウムの混合物( 8:2 )25部を混合して乳剤と
する。本剤はそのままかあるいは10〜1000倍に水で希釈
し、散布剤、塗布剤として使用する。 製剤例2.粉剤 パチョウリ油 5部にタルクと炭酸カルシウム(1:1 )の
混合物93部を加え、混合磨砕して十分均等に分散配合し
た後、さらに無水硅酸 2部を添加し混合磨砕し、粉剤と
する。本剤はこのまま散布して使用する。
【0011】本発明白蟻忌避剤の有効成分化合物量の適
用量は、その剤型や適用方法、適用区域等に応じて適宜
決定すれば良く限定的ではない。以下本発明をさらに詳
しく説明するために、試験例を示す。 試験例 方法 ベチバ−油、パチョウリ油、DEETの各アセト
ン希釈液を直径 30 mmのろ紙を半分に切ったものに0.1
mlずつ滴下処理し、風乾した。同型の無処理区のろ紙と
1対にして 直径 40mm のプラスチックシャーレにセッ
トし、各ろ紙に 0.2 ml ずつ蒸留水を滴下し、イエシロ
アリを(職蟻10、兵蟻2 )放虫する。約30分後,蓋をし
て恒温室に静置して、所定時間経過後に供試虫の状況お
よびろ紙の食害状況を調査した。なお試験は1区12頭3
連制で実施した。結果を表1(36頭中処理紙にいたイエ
シロアリ数、忌避率および処理紙の食害状況) を示す。
用量は、その剤型や適用方法、適用区域等に応じて適宜
決定すれば良く限定的ではない。以下本発明をさらに詳
しく説明するために、試験例を示す。 試験例 方法 ベチバ−油、パチョウリ油、DEETの各アセト
ン希釈液を直径 30 mmのろ紙を半分に切ったものに0.1
mlずつ滴下処理し、風乾した。同型の無処理区のろ紙と
1対にして 直径 40mm のプラスチックシャーレにセッ
トし、各ろ紙に 0.2 ml ずつ蒸留水を滴下し、イエシロ
アリを(職蟻10、兵蟻2 )放虫する。約30分後,蓋をし
て恒温室に静置して、所定時間経過後に供試虫の状況お
よびろ紙の食害状況を調査した。なお試験は1区12頭3
連制で実施した。結果を表1(36頭中処理紙にいたイエ
シロアリ数、忌避率および処理紙の食害状況) を示す。
【0012】
【表1】 処理区 濃度 3時間後 24時間後 処理紙の** (%) 虫数 忌避率 虫数 忌避率 食害状況 ベチバ−油 1 0 100 % 0 100 % −−− 0.1 10 60 2 87 −−− 0.01 16 0 23 0 +++ パチョウリ油 1 0 100 0 100 −−− 0.1 2 88 3 80 −−− 0.01 5 69 19 0 +++ DEET* 1 6 63 1 91 −−− 0.1 4 75 2 87 −−− Control 16 0 15 0 +++ * N,N ージエチルトルアミドの一般名 ** 食害なし(−)〜食害あり(+) ベチバ−油とパチョウリ油とDEETは0.1 %区まで,
イエシロアリの食害を完全に忌避した。
イエシロアリの食害を完全に忌避した。
【0013】
【発明の効果】本発明の白蟻忌避剤は、ヤマトシロア
リ、イエシロアリ、ダイコクシロアリ等の白蟻類に対し
て、優れた忌避効果を有し、建築物や通信ケ−ブルに及
ぼす被害から回避することができる。
リ、イエシロアリ、ダイコクシロアリ等の白蟻類に対し
て、優れた忌避効果を有し、建築物や通信ケ−ブルに及
ぼす被害から回避することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】植物精油を有効成分として含有することを
特徴とする白蟻忌避剤。 - 【請求項2】植物精油がベチバー油および/またはパウ
チョウリ油である請求項1に記載の白蟻忌避剤。 - 【請求項3】植物精油の単独または2種以上がマイクロ
カプセル化された請求項1又は2に記載の白蟻忌避剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04194559A JP3121682B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 白蟻忌避剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04194559A JP3121682B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 白蟻忌避剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616517A true JPH0616517A (ja) | 1994-01-25 |
JP3121682B2 JP3121682B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16326551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04194559A Expired - Fee Related JP3121682B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 白蟻忌避剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3121682B2 (ja) |
Cited By (12)
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---|---|---|---|---|
JPH06345613A (ja) * | 1993-06-15 | 1994-12-20 | Hotsukou Sangyo Kk | 有害動物忌避剤 |
JPH11209208A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-03 | Fumakilla Ltd | アリ類の忌避・駆除剤 |
JP2000128720A (ja) * | 1998-10-20 | 2000-05-09 | Huajian Medical Science & Technol Co Ltd | 虫除け用組成物およびそれを用いた虫除けパッチ |
WO2001028343A1 (en) * | 1999-10-19 | 2001-04-26 | Board Of Supervisors Of Louisiana State University And Agricultural And Mechanical College | Vetiver oil extracts as termite repellent and toxicant |
WO2004110153A1 (de) * | 2003-06-17 | 2004-12-23 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Mittel gegen mikroorganismen enthaltend patchouliöl, patchoulialkohol und/oder dessen derivate |
US6890960B1 (en) | 1999-10-19 | 2005-05-10 | Board Of Supervisors Of Louisiana State University And Agricultural And Mechanical College | Vetiver oil extracts as termite repellent and toxicant |
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JP2013142078A (ja) * | 2012-01-12 | 2013-07-22 | Arusa:Kk | 害虫忌避材 |
JP2014185085A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-10-02 | Arsa Co Ltd | 害虫防除剤及び害虫防除材 |
JP2015218118A (ja) * | 2014-05-15 | 2015-12-07 | 株式会社アルサ | 害虫忌避剤 |
JP2020063260A (ja) * | 2014-09-19 | 2020-04-23 | ザ・ホンコン・ユニバーシティー・オブ・サイエンス・アンド・テクノロジーThe Hong Kong University of Science & Technology | 表面の長期殺菌のための抗菌コーティング |
Families Citing this family (1)
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CN103767967B (zh) * | 2014-01-08 | 2015-10-28 | 肇庆迪彩日化科技有限公司 | 一种含有荷叶/广藿香复合精油微胶囊乳液的护发组合物及其制备方法 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP04194559A patent/JP3121682B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (13)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3121682B2 (ja) | 2001-01-09 |
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