JPS60126203A - ナメクジ・マイマイ防除剤およびこれを使用する農作物・果樹保護方法 - Google Patents

ナメクジ・マイマイ防除剤およびこれを使用する農作物・果樹保護方法

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JPS60126203A
JPS60126203A JP23463783A JP23463783A JPS60126203A JP S60126203 A JPS60126203 A JP S60126203A JP 23463783 A JP23463783 A JP 23463783A JP 23463783 A JP23463783 A JP 23463783A JP S60126203 A JPS60126203 A JP S60126203A
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JP
Japan
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snails
slugs
formula
agent
perfluorosulfonamide
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Application number
JP23463783A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshioka
博 吉岡
Hideo Higuchi
樋口 英夫
Hideki Sugawara
秀樹 菅原
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ナメクジ・マイマイ防除剤およびこれを使用
する農作物・果樹保護方法に関するものである。
マイマイ (カタツムリ)は陸にすむ右肺り、uに属す
る巻貝であり、ナメクジはカタツムリ類の中で殻が退化
したものであるが、ともに腹面より粘液を出して追いま
わる行動をとり、野菜、果樹(果実)、草花、樹木等に
大きな害を与えている。このナメクジ・マイマイによる
被害は食害だけでなく、粘液あるいはわさびおろしのよ
うな両舌により通過した後のたとえば果実、野菜などの
表面の美感が損われるという害もある。
ナメクジ・マイマイによる上記のような害を防ぐ方法と
しては、薬剤による駆除が一般に行われており、該薬剤
にはナメクジ・マイマイを誘引するものあるいは殺すも
のなどがあるが、完全な効果を期待することは困難であ
り、現実に、六メクジ・マイマイによる被害は大きな問
題となっている。
木発明者らは、ナメクジ・マイマイによるこうした被害
を防ぐ目的で、各種作物・果樹(樹木)などの表面ある
いは各種農園芸用補助材(防護フェンスなど]の表面に
、潤滑性にすぐれている物’Flとして、ジメチルシリ
コーン油、トリフロロプロピル変性ジメチルシリコ−7
曲、長鎖状アルキルエステル、脂肪酸、そのほか表面低
エネルギー化処理剤たとえば四フッ化エチレンポリマー
、パーフロロアルキルアクリレート、パーフロロアルキ
ルシラン等を塗布し、これによってナメクジ・マイマイ
が滑って這い登ることができなくなることを試みた。し
かし、ナメクジ・マイマイは、前記したように、腹面よ
りきわめて付着性に富む粘液を出すことにより、上記し
た滑りやすい表面であっても容易に這い登ることが観察
され、上記各物質を塗布することでは目的が達成されな
かった。
そこでさらに研究を続けた結果、分子中に、式Rf80
2N= (式中のRfは炭素数6以上の1価のパーフロ
ロアルキル基)で表わされるパーフロロスルホンアミド
基を少なくとも1個有する有機化合物がナメクジ・マイ
マイ防除剤として有効であり、このものを各種作物、果
樹等あるいは各種層(耕作)園芸用補助材の表面に塗布
すると、ナメクジ・マイマイは全く這い登ることができ
ず、多くの実験例でナメクジ・マイマイは、その塗布面
に対し触角で予めさとるためか、追い登ることをあきら
めるので、この結果、農作物、果樹、草花、樹木等をナ
メクジ・マイマイの被害からほぼ完全に防ぐことができ
ること、そしてこの効果が長期間持続することを確認し
、本発明を完成した。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明に使用される前記パーフロロスルホンアミド基を
有する有機化合物としては次の各一般式で示されるもの
が例示される。
〔一般式■〕
R1:炭素数2〜6の2価炭化水素基 R2、R3:炭素数1〜6の1価炭化水素基〔一般式H
〕 4 R4コ炭素数1〜6の1価炭化水素基 X:ハロゲン原子 Bl 、 R2、R3は前記と同じ 〔一般式■〕 R5:炭素数1〜4の2価炭化水素基 J(1、R2、R3は前記と同じ 〔一般式■) R1、R2、R3:前記と同じ 〔一般式■〕 t:0.1,2または3 R1は前記と同じ 〔一般式■〕 (C)(3)m(R0JnSi○3−m−r1m : 
0〜2.8 n:0.2〜3 m+n:0.2〜3 R1、R5、’t : 前記と同じ 以上例示したパーフロロスルホンアミド基含有有機化合
物は、式Rf80□Fで示されるパーフロロスルホニル
フルオライドとアミノ基含有有機化合物とを、フッ化水
素捕獲剤の存在下で反応させることにより容易に合成さ
れるものである。
ナメクジ・マイマイ防除効果、屋外の自然条件下での長
期的持続効果、各種農作物・果樹あるいは農園芸用補助
材への適応性等からすると、分子の 中にミ5i−OR5結合を有する一般式■のもに八 該当するけい素原子含有有機化合物が最も好ましい。こ
の理由は分子中の該ミ5i−OR結合が活性基であり、
この基の働きにより一般式■の化合物がいろいろの表面
に塗布された場合に強固に付着し、すぐれた効果が持続
発揮されるようになるからであると考えられる。
上記各一般式で表わされる有機化合物は、その適用方法
に特に制限はないが通常は有効成分濃度おおむね0.5
〜20重量%の溶媒希釈溶液または分散液の形にあらか
じめ調製した塗布液となし、かつ経済的である。
上記塗布液は直接作物、草花の茎、あるいは樹木の幹に
上記した手段で塗布することによりナメクジ・マイマイ
による被害を防ぐという目的を達成することができるが
、下記■〜(g)に述べるように、各種農園芸用補助材
表面に塗布し、この塗布補助材のナメクジ・マイマイに
対する防壁的役割によっても、農作物、果樹等の保護目
的をきわめて有効に達成することができる。
■ 適当な幅を有する各種のプラスチックフィルムある
いはシートの表面に、前記塗布液による塗布を行い、こ
の塗布フィルムあるいはシートをナメクジ・マイマイが
這い登る豹所たとえば果樹等樹木の枠部分に、塗布面を
外側にして巻くという方法。
■)上方向に拡径とされたいわばホッパー型の成形体(
プラスチックあるいは金属製)であって。
中央に樹木等の幹を挾み込むことができるたとえばたて
に2つ割りとされた構造、または一箇所たてに切り開か
れた構造のものをあらかじめ。
用意し、この表面に前記塗布液を塗布し、この塗布成形
体を樹木の幹に取り付けるという方法。
■ プラスチック、金属等の網地、その他フィルム、シ
ートおよび板状体等を適宜に応用した防護フェンスを作
り、この防護フェンス表面に前記塗布液を塗布し、これ
によってナメクジ・マイマイから0作物・果樹等を保護
するという方法。
つぎに具体的実施例をあげる。
実施例1 5×15はの洗浄されたガラス板およびアクリル樹脂板
の表面(二化学式 %式% ) で示される有機化合物〔化合物の〕の5%(直置)アセ
トン溶液をへヶ塗りし、富温で30分間風乾して被膜(
塗布膜)を形成させた。
この被膜上にナメクジおよびマイマイを乗せしばらく数
置して自然な連動状態にさせた。しかる後ガラス板およ
びアクリル樹脂板’260’の角度−二傾斜させたとこ
ろ、ナメクジおよびマイマイは滑り落ちることが―察さ
れた。
したがって、この化合物■の塗布膜を形成することによ
って、ナメクジ・マイマイの這い登るのを確実f二防止
することができる。
実施例2〜11、比較例1〜3 下記の化合物■〜0.および■〜Φの塗布液を調製しく
濃度は3ぢむね5屯晴%liI後とし之ン、IViJ例
同様アクリル樹脂板C二を布し被膜を形成した。
この塗布膜上にナメクジ3よびマイマイを乗せ、011
例と同様の試験を行ったところ、それぞれ第1表に示す
とぢりの結果が得られた。
In−0,F、3So2NHOH20H,N 0H20
H20H2Si(OCH3)2■ 802n−08F 
17 電 n−0B F17S02NH+C:H20H2N−)y
OH20H20H2Si(OCH3)3■ n−01o
F2、So□NH0H20H20H2Si (O02H
5)3■ 5o2n=08F1□ (n−08F、7So2N 0H20H2N 0H20
H20H2) 。
(OH3)。、2(OH30)1.4SiO0,。
■ しn−01□F2.80□NHOH20H2(3H
2J1 (C4H90J15iO(1) n−08F、
7SO□NH0H20H20H2N (OH3)2■ 
OH3 ■ ■ @l n−(4F17SO2NHOH20H2N (0
2H,J□C3H6S030 on−08F1. So□NH0H2CH2NH5o2
n−08F17■ 5o2n−04F。
n−04F9802 NH0HzOHs+N OH20
H20H2Si (00に’h)3■ 、n−08F1
.0f(20H2Si(OCH3)3■ ジメチルシリ
コーン油 (信越化学工業製、KF796J100cS
 (25℃〕使用なお、第1表の評価は次の3段階で行
った。
○:すべり落ちる △:すべり落ちないが、登ることは
できない X:登ることができる 第 1 表 比較例4 アクリル樹脂板の表面(−1八ヶ塗りでエポマリン上宗
白(エポキシ樹脂系塗料、関西ペイント社mrlfy品
名)を塗布し、この面Iニジランカップリング剤で処理
したガラスピーズ(直径1〜2朋のガラスピーズをr−
グリシドキシプロビルトリメトキシシランの3%水溶液
に浸漬し、乾燥させたもの]を塗面こ均一な状態になる
よう吹付は散布した。ビーズ散布後3日間乾燥させたイ
稔、さらにジメチルシリコーン油 KF96(前出ンを
樹脂分100束喰部f二対し2o@量部添加したエボマ
リン上塗(ねずみ色)乞スプレー塗装し2日間乾燥させ
た。
この塗装アクリル樹脂板上にナメクジおよびマイマイを
乗せ実施例1と同様の試験を行ったところ、ナメグジお
よびマイマイは滑り落ちることなく、しばらくして上部
へ這い登ることが1察され之0 比較例5 ポリテトラフロロエチレン板の何も塗布してたい面l二
、ナメクi/およびマイマイを乗せ、実施例1と同様の
試験全行ったところ、ナメクジおよびマイマイは滑り落
ちることはなく、しばらくして上部へ這い登ることが観
察された。
実施例12 ポリプロピレン製のフェンスの上部外面に幅5鑞にわた
り下記組成の溶液をスプレーコーティングした。
前記化合物■ 3@喰部 アセトン 57 〃 フロン−1240” このフェンスの外壁部にナメクジgよびマイマイを各2
0匹放ち、様子を観察したところ、はとんどのナメクジ
、マイマイが外壁を登り始めた。
しかしながら上記コーティング部(二連すると、触角(
二で不利2悟るためか、全てのナメクジーマイマイはさ
らC二登ることをあきらめ、コーティング部の下位C二
留まった。
このフェンスを5力月問屋外にそのまま放置した後、上
記と同様な試験全行つにところ、初期の堂布効果がその
まま保持されていることが確認された。
特許用1頭人 信越化学エヤ株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子中に、式Rf802N= (式中のRfは炭素
    数6以上の1価のパーフロロアルキル基)で表わされる
    パーフロロスルホンアミド基を少なくとも1個有する有
    機化合物を主剤としてなるナメクジ・マイマイ防除剤 2、分子中に、式RfSO2N=(式中のRfは炭素数
    6以上の1価のパーフロロアルキル基)で表わされるパ
    ーフロロスルホンアミド基を少なくとも1個有する有機
    化合物を、農作物・果樹表面および/または農園芸用補
    助材表面に塗布することを特徴とする、ナメクジ・マイ
    マイに対するn作物・果樹保護方法
JP23463783A 1983-12-12 1983-12-12 ナメクジ・マイマイ防除剤およびこれを使用する農作物・果樹保護方法 Pending JPS60126203A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527079A (ja) * 2004-12-30 2008-07-24 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー C4−燕尾シランを含有する組成物
US7569715B2 (en) 2006-07-05 2009-08-04 3M Innovative Properties Company Compositions containing silanes
US7629298B2 (en) 2006-02-21 2009-12-08 3M Innovative Properties Company Sandstone having a modified wettability and a method for modifying the surface energy of sandstone
US7776983B2 (en) * 2004-12-30 2010-08-17 3M Innovative Properties Company Fluorochemical polymeric surfactants

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US7495118B2 (en) 2004-12-30 2009-02-24 3M Innovative Properties Company Compositions containing C4-swallow tail silanes
US7776983B2 (en) * 2004-12-30 2010-08-17 3M Innovative Properties Company Fluorochemical polymeric surfactants
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