JP4450906B2 - 鋼材の注型被覆用ポリウレタン組成物 - Google Patents

鋼材の注型被覆用ポリウレタン組成物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼材の注型被覆用ポリウレタン組成物に関し、さらに詳しくは防食、防水、防錆、耐衝撃、電気絶縁等を目的として、鋼材表面に厚塗膜を注型形成するための鋼材の注型被覆用ポリウレタン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
鋼管、形鋼等の鋼材は、土中に埋設されたり、海中や河川中に立設、敷設されることが多く、その耐食性を高めるために、ポリエチレン、エポキシ樹脂系、ポリエステル樹脂系若しくはウレタン樹脂系等の材料で被覆した被覆鋼材が用いられている。
【0003】
かかる被覆鋼材の本体は工場で被覆することができるが、接合部周辺は設置現地で被覆する必要がある。また、既設の鉄構造物に局所的に樹脂被覆することが必要な場合も少くない。かかる現地被覆において、樹脂塗料をハケ塗りやスプレー塗装するのでは、均質な厚膜の形成が困難であり、かつピンポール等の欠陥により長期の耐食性を確保し難い。
【0004】
そのため、本発明者らは先に割り型を用いる被覆鋼材への被覆剤の被覆方法および被覆装置を提案した(例えば特開平9−327834号公報)。このような手段によれば、設置現地において鋼材表面局所に任意膜厚の被膜を形成することができる。
【0005】
従来から、注型被覆用樹脂塗料として、ウレタン系、エポキシ系、ポリエステル系等の各種の樹脂組成物が提案されている。しかし、これらはそれぞれの被覆対象や使用目的に適合するように成分設計されたものであり、上記のような鋼材の注型被覆用塗料として、必要な各種の特性を兼ね備えた樹脂組成物は得られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
高耐食性鋼材の被膜は、強度、耐衝撃性や耐候性の他に、土中や水中での使用に耐え得る耐水性と、電気化学的腐食を防止するための電気絶縁性が要求される。また、前記のような注型被覆においては、その作業性向上のため、粘性や硬化速度が適正で、かつ欠陥のない厚膜の形成が可能な樹脂塗料が望まれる。
【0007】
そこで本発明は、防食、防水、防錆、耐衝撃、電気絶縁等の諸特性が優れた被膜を形成することができ、注型被覆の作業性が良く、かつ均一で欠陥のない厚膜の形成が可能な鋼材の注型被覆用樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の要旨は、
(a)1,4結合を主体とし、水酸基価が50mgKOH/g以下の液状ポリブタジエンポリオールと、(b)水酸基価が225mgKOH/gより高いポリオール、アミン価が225mgKOH/gより高いポリアミン又は各1個以上の水酸基とアミノ基を有し水酸基価とアミン価の和が225mgKOH/gより高い化合物と、(c)水酸基価が140〜225mgKOH/gのビスフェノールA系ヒマシ油変性ポリオールと、(d)ヒマシ油をエチレングリコールで変性した、水酸基価が60〜270mgKOH/gのヒマシ油変性ポリオールとを主成分とするA液と、(e)有機ポリイソシアネート化合物であるB液とからなり、
前記A液中に(a)ポリオール30〜50重量部、(b)化合物5〜17重量部、 (c)ポリオール10〜25重量部および(d)ポリオール10〜20重量部を含み、前記A液中の(a)ポリオール、(b)化合物、(c)ポリオールおよび(d)ポリオールにおける平均水酸基価又はこれと平均アミン価との和が140〜200mgKOH/gであり、
かつ前記A液中の(a)ポリオール、(b)化合物、(c)ポリオールおよび(d)ポリオールに含まれる水酸基およびアミノ基と前記B液に含まれるイソシアネート基とのモル比NCO/(OH+NH2)が0.9〜1.2である2液反応型の鋼材の注型被覆用ポリウレタン組成物である。
【0009】
本発明の注型被覆用ポリウレタン組成物は、A液中のポリオールとして、ポリブタジエンポリオール((a)ポリオール)とヒマシ油変性ポリオール((d)ポリオール)を主体に配合して耐水性・電気絶縁性を高めたものである。
【0010】
また、高硬度、高弾性及び防食性等の諸特性を兼ね備え、かつ注型被覆の作業上適正な粘度が得られるように、水酸基価の低い(a)ポリオール、水酸基価が中程度の(c)ポリオールおよび(d)ポリオールと、水酸基価又は/及びアミン価が高い(b)化合物とを適宜配合したものである。
【0011】
さらに、(b)化合物および(c)ポリオールは高硬度化のため必要であるが、 (b)化合物のみでハ−ドセグメント化すると、伸び、弾性が不足しかつ防食性(体積固有抵抗)も低下するため、(c)ポリオールも適量配合して、高硬度と防錆効果、伸びを兼ね備えるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のポリウレタン組成物中の各化合物とその配合比について説明する。
(a)ポリオールは、1,4結合を主体とし、分子量が2,500程度、水酸基価が50mgKOH/g以下のポリブタジエンポリオールであり、例えばポリbdR−45HT(出光石油化学(株)製)の商品名で市販されているポリオールである。また、(a)ポリオールとして使用する水酸基末端液状ポリブタジエンは、1,4結合を60%以上含有することが望ましい。1,2結合は空気中の酸素により架橋硬化反応を起こし、樹脂に脆さを生じる原因となり易いためである。
【0013】
A液中の(a)ポリオールの配合比は、A液100に対して30〜50重量部であることが必要である。これが50重量部を越えると、A液の粘度が高くなり、被膜の硬度も不十分になるためである。また、30重量部未満では、耐水性・電気絶縁性が低下するためである。なお、より好ましい(a)ポリオールの配合比は、35〜45重量部である。
【0014】
(b)化合物は、水酸基価が225mgKOH/gより高いポリオール、アミン価が225mgKOH/gより高いポリアミン又は各1個以上の水酸基とアミノ基を有し水酸基価とアミン価の和が225mgKOH/gより高い化合物である。例えば、ポリオキシアルキレンポリオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリエステルポリオール、ビス(2−ヒドロキシプロピル)アニリン、ジアミノジフェニルメタン、メチレンビス(オクトクロルアニリン)、フェニレンジアミン、トリレンジアミン、エチレンジアミン等の化合物があげられる。
【0015】
A液中の(b)化合物の配合比は5〜17部であることが必要である。これが17重量部を越えるとポリウレタン被膜が高硬度となり、伸びが減少して偏平試験で割れが生じるようになり、その結果絶縁抵抗も減少するためである。また、これが5重量部未満では、被膜の強度と硬度が不十分になるためである。
【0016】
(c)ポリオールは、ヒマシ油から誘導されたビスフェノールA系変性ヒマシ油ポリオールで、1分子中に2個又は3個の水酸基を有し水酸基価が140〜225mgKOH/gのポリオールである。
【0017】
A液中の(c)ポリオールの配合比は10〜25重量部であることが必要である。これが25重量部を越えると、(b)化合物の場合と同様に、ポリウレタン被膜の伸びが減少し、偏平試験で割れを生じるようになるためである。また、10重量部未満では、被膜の強度と硬度が不十分になるためである。
【0018】
(d)ポリオールは、ヒマシ油から誘導され1分子中に2個又は3個の水酸基を有する変性ヒマシ油ポリオール(例えば、ヒマシ油をエチレングリコール等で変性し1分子中の平均水酸基数を2又はこれに近い値にしたポリオール)で、水酸基価が60〜270mgKOH/gのポリオールである。
【0019】
A液中の(d)ポリオールは配合比は、10〜20重量部であることが必要である。これが20重量部を越えると、被膜の硬度が低下し、機械的強度が不十分になるためである。また、これが10重量部未満では、A液の粘性が高く、注型時に微細気泡が除去しにくくなるためである。
【0020】
なお、本発明にポリウレタン組成物においては、A液中の(a)ポリオール、 (b)化合物、(c)ポリオールおよび(d)ポリオールにおける平均水酸基価(これら4種の化合物を所定の配合比で混合したものの水酸基価)、又はこれと平均アミン価(平均の意義は上記と同じ)との和が140〜200mgKOH/gの範囲内であることが必要である。この値が140未満では硬度不足になり、強度の低下をきたす。また、200を越えると伸びや弾性が不十分になり、振動衝撃の時に亀裂や割れを生ずるおそれがあるためである。
【0021】
B液中の(e)イソシアネートとしては、粗ジフェニルメタンジイソシアネート(粗MDI)、液状ジフェニルメタンジイソシアネート(液状MDI)、MDI系NCO末端プレポリマー、例えばピュアMDINCO末端プレポリマー、粗MDINCO末端プレポリマー、液状MDI(カルボジイミド基含有)NCO末端プレポリマー等があげられる。とくに、粘度、硬化性等の特性や価格面から粗MDIが好ましい。
【0022】
(e)イソシアネートは、A液中の(a)ポリオール、(b)化合物、(c)ポリオールおよび(d)ポリオールに含まれる水酸基およびアミノ基に対して、NCO/(OH+NH2)のモル比が0.9〜1.2の範囲になるように配合することが必要である。この比が0.9未満の場合は硬度不十分となって粘着性が残り、他方この比が1.2を越えると遊離イソシアネート基が空気中の水分と反応して被覆層にフクレを生じ易いためである。
【0023】
さらに本発明のポリウレタン組成物は、必要に応じ増量剤、難燃可塑剤、難燃剤、触媒およびその他の助剤(以下、これらを総称して(f)添加剤という)を含むことができる。
【0024】
(f)添加剤の触媒としては、アミン系触媒である複数の窒素を含む直鎖あるいは環状の第3級アミンおよび第4級アンモニウム塩を用いる。例えば、トリエチレンジアミン、トリエチレンジアミンの複塩、ジメチルトリエチレンジアミン、トリエチレンジアミンジプロピレングリコール溶液等である。
ジブチルチンジラウレート、スタナスオクトエート、ジブチルチンジアセテート、オクチル酸鉛、ナフテン酸鉛等の有機金属化合物は、加水分解促進効果が生ずるため、好ましくない。
【0025】
増量剤としては、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、クレー、珪砂カオリン、珪藻土等があげられるが、耐水、耐海水、耐薬品性等から、タルク、クレーを主体に用いるのが好ましい。
【0026】
難燃可塑剤は、可燃性の低下、発火温度の上昇、着火時間の遅延などに有効であること、ポリオールとの相溶性がよく塗膜特性を低下をさせないこと、燃焼時に有毒ガスを発生しないこと等が必要要件としてあげられる。例として臭素系、塩素系、よう素系、弗素系等のものがあげらるが、本発明においては、リン酸エステルおよびリン化合物、その中でもトリス(モノクロロプロピル)ホスフェート、リン酸トリアリールイソプロピル化物が好ましい。
【0027】
難燃剤は、難燃可塑剤と同じように、可燃性の低下、着火温度の上昇、着火時間の遅延に有効であり、ポリオールとの相溶性、塗膜特性の低下をさせないこと、燃焼時に有毒ガスを発生しないこと等が必要要件としてあげられる。これらの要件を満たすものとして、例えば三酸化アンチモン、塩素化パラフィン化合物、三酸化アンチモンと臭素化合物との混合物(複合型難燃剤)、水酸化アルミニウム等がある。
助剤としては、発泡防止剤、消泡剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、老化防止剤等があげられる。
【0028】
添加剤の触媒は、所望の注入可能時間によって、添加量を適宜調節する。後記実施例2に示すように、触媒添加量を変えても被膜特性があまり変化しないことが確められている。増量剤は10〜20重量部であることが好ましい。20重量部以上の場合、注入時の粘度が高くなり作業性に難を生ずる。
【0029】
難燃可塑剤は8〜12重量部であることが好ましく、12重量部以上用いると、相溶性が悪くなり反応も遅くなって、硬度発現時間の遅延、ブリード現象の発生の原因になる。また、難燃剤は5〜15重量部であることが好ましく、15重量部以上用いると硬度発現時間の遅延、ブリード現象の発生の原因になる。
【0030】
本発明のポリウレタン組成物を用いて、鋼材の注型被覆を行なうには、例えば下記の方法によればよい。
(a)ポリオール、(b)化合物、(c)ポリオール、(d)ポリオールおよび(f)添加剤の所定量を均一に溶解混合し、加熱真空脱水した(水分含有率、0.05%以下)A液と、(e)イソシアネートからなるB液を別々のタンクに貯蔵しておく。
【0031】
一方、鋼材の被覆部分には、必要に応じて予熱した金型を、所望の被膜厚みが得られるようにセットおく。タンク内の両液を、ヒーターホース内を流通させて所定の温度まで加熱し、二液混合注入機を用いて金型の注入口より注入し、被覆塗装する。その際、注入時間、硬化時間、離型時間は、触媒の添加量と液温度、金型温度、注入機の吐出量によって調整することができる。
【0032】
このような注型被覆法により、鋼材表面の局所に任意膜厚の被覆が可能となり、表面ピンホールや内部ピンホールが生じず、膜厚が均一な防食、防水、防錆、耐衝撃性、絶縁性、耐海水性等の特性の優れたポリウレタン樹脂被膜を得ることができる。
【0033】
【実施例】
以下実施例により本発明をさらに詳しく説明する。実施例中「部」とあるのはA液100に対する重量部である。
【0034】
実施例1
(a)ポリオールとして、ポリブタジエンポリオールpolybdR−45HT(水酸基価46.5mgKOH/g)20〜55部、(b)化合物として、ビス(2ーヒドロキシプロピル)アニリン(水酸基価582mgKOH/g)12〜25部、(c)ポリオールとして、ビスフェノールA変性ヒマシ油ポリオール(水酸基価145mgKOH/g伊藤製油(株)製)0〜30部、(d)ポリオールとして、変性ヒマシ油ポリオール(水酸基価160mgKOH/g伊藤製油(株)製)0〜18部に、(f)添加剤としての難燃可塑剤は、レオフォスR−35(リン酸トリアリルイソプロピル化物)を5〜10部、難燃剤として三酸化アンチモンと臭素化合物の混合物(複合型難燃剤)を5〜10部、増量剤としてクレーを5〜10部、触媒としてDABCO DC−1(サンアプロ社(株)製)を0.01部、および所定量の助剤を添加し、(f)添加剤の総量が20部になるようにして、これを均一に混合し、加熱真空脱水してA液を作成した。
【0035】
【表1】
Figure 0004450906
【0036】
(a)、(c)および(d)ポリオールの配合比を、上記の範囲内で各数段階に変えてそれぞれにA液をつくり、これと(e)イソシアネートが粗MDIであるB液とを、NCO/(OH+NH2)のモル比が1.05(重量比でA液/B液≒3/1)になるように混合し、この混合液を鋼材表面の金型に注入して膜厚3mmの被膜を形成させた。この被膜について、硬度、引張強度、伸びおよび体積固有抵抗を測定するとともに、衝撃試験を行なった。これらの結果を表1に示す。
【0037】
表1に見られるように、A液中の各成分が本発明の範囲内であったNo.1〜No.3においては、被膜の各特性やA液粘度が適正な値であり、衝撃試験で割れを生じなかった。これに対してNo.4では、(a)ポリオールの配合比が過大なためA液粘度が高くなり、かつ(b)化合物の配合比が過大なため、被膜の伸びが不十分で衝撃試験で割れを生じた。またNo.5においても、(c)ポリオールの配合比が過大なため衝撃試験で割れを生じた。
【0038】
実施例2
A液、B液の組成及び両者の重量比を実施例1のNo.2と同じにし、(f)添加剤としての触媒の種類、添加量を変えて、触媒添加量の可使時間及び被膜の各特性に及ぼす影響を調査した。被膜の形成方法や測定方法も実施例1と同じにした。調査結果を表2に示す。
【0039】
表2に見られるように、触媒添加量を変えることにより、可使時間は12〜22分の範囲で調節可能であり、いずれの場合も被膜の各特性及び表面状態が良好であることが確かめられた。
【0040】
【表2】
Figure 0004450906
【0041】
【発明の効果】
本発明により、防食、防水、防錆、耐衝撃、電気絶縁等の諸特性が優れた被膜を形成することができ、注型被覆の作業性が良く、かつ均一で欠陥のない厚膜の形成が可能な鋼材の注型被覆用樹脂組成物を提供することが可能になった。

Claims (1)

  1. (a)1,4結合を主体とし、水酸基価が50mgKOH/g以下の液状ポリブタジエンポリオールと、(b)水酸基価が225mgKOH/gより高いポリオール、アミン価が225mgKOH/gより高いポリアミン又は各1個以上の水酸基とアミノ基を有し水酸基価とアミン価の和が225mgKOH/gより高い化合物と、(c)水酸基価が140〜225mgKOH/gのビスフェノールA系ヒマシ油変性ポリオールと、(d)ヒマシ油をエチレングリコールで変性した、水酸基価が60〜270mgKOH/gのヒマシ油変性ポリオールとを主成分とするA液と、(e)有機ポリイソシアネート化合物であるB液とからなり、
    前記A液中に(a)ポリオール30〜50重量部、(b)化合物5〜17重量部、 (c)ポリオール10〜25重量部および(d)ポリオール10〜20重量部を含み、前記A液中の(a)ポリオール、(b)化合物、(c)ポリオールおよび(d)ポリオールにおける平均水酸基価又はこれと平均アミン価との和が140〜200mgKOH/gであり、
    かつ前記A液中の(a)ポリオール、(b)化合物、(c)ポリオールおよび(d)ポリオールに含まれる水酸基およびアミノ基と前記B液に含まれるイソシアネート基とのモル比NCO/(OH+NH2)が0.9〜1.2である2液反応型の鋼材の注型被覆用ポリウレタン組成物。
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