JP4449054B2 - 管離脱防止金具の連結アーム取付構造 - Google Patents

管離脱防止金具の連結アーム取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地中埋設用の管と管とが可撓性を持って且つ伸縮自在に接続された継手部分における管離脱防止金具の連結アームの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の管どうしを接続する管継手の管離脱防止装置は、図15の図(A)及び図(B)に示すように、各管3,4に離脱防止用の金具1,2を緊締している。各金具1,2は、それぞれ上下に二分割された金具片を受口管3及び挿口管4の外周面に装着し、各金具片の両端の接合端面部にフランジを設けてボルト及びナットで締結している。そして、各管の金具1,2どうしを連結アーム5で連結し、管3及び4どうしが離脱しないようにし、また連結アーム5が外れないように、二股状の支持片6A,6B間にピン7を装着している。この図15に示す従来例の基本的な構成は、特許文献1に記載されているものと同じである。
【0003】
また図16の図(A)及び図(B)に示す従来技術は、特許文献2に記載されたものであり、受口管9側の二分割された金具片10A,10Bをボルト及びナットを使用しない引っ掛け方式とし、挿口管11側の二分割された金具片12A,12Bの両端フランジ13どうしをボルト14及び袋ナット15で締結している。また受口管9側の管離脱防止金具16と、挿口管11側の管離脱防止金具17とを連結アーム18で連結し、両管が離脱しないようにしている。この場合の連結アーム18は、受口管9側が金具片10A,10Bの端部に設けた係止凸部19及び連結アーム18の凸部20により、外れないようにしている。また挿口管11側は、連結アーム18の途中をクランク状に折り曲げて締結用のボルト14よりも内径寄りへ位置させることで外れないようにしている。
【0004】
更に、図17の図(A)乃至図(C)に示す従来技術は、既に市販されている製品に関するものであり、二分割された金具片21A,21Bの両端側をボルト14及びナット15で締結するようにした金具23を用いている。そして、各管どうしの金具23どうしをボルト及びナット方式の連結アーム24で締結し、管どうしの離脱防止を図っている。
【0005】
【特許文献1】
実公昭63−14147号公報(特に図1〜図3、図6を参照)
【特許文献2】
特開平11−37362号公報(特に明細書の[0023]〜[0028]の記載、図1及び図2を参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図15に示す特許文献1に記載された従来技術にあっては、管離脱防止装置を工場で一旦組み立てて仮締めし、一揃いのセットにして出荷している。そして、現場において、ボルト及びナットを外して上下の分割金具片1及び2を管3,4の外周面へ装着し、管3,4の離脱防止を図るものである。ところが、この特許文献1の技術では、ボルト及びナットを外すと、上下の部品がバラバラになる。元の状態に再度組み立てるためには、正しい方向に装着する必要があり、また手順を間違えないようにしなければならなかった。そのため、組み立てには熟慮を要し、熟練と手間を要するという欠点があった。しかも、バラバラの部品を紛失する虞もあった。
【0007】
またこの特許文献1の技術では、一方の管の金具と他方き管の金具とを連結する連結アーム5が外れるのを防止するために、ピン7を挿入しているが、鋳造成形ではピン7用の孔を加工することができず、鋳造成形後にドリルで孔加工する必要があった。しかも、孔加工は、二股状の支持片6A,6B間に跨がって行わなければならず、ドリルの刃先が長くなり、刃先が逃げやすいために不要な孔加工がされやすく、不良品になりやすいという欠点があった。また加工時間とコストが余分にかかるという欠点があった。更には、ボルト及びナットを外して分解すると、連結アーム5が自由にスライドできるので、連結アーム5を手で把持しながら組立作業を行わなければならないという欠点があった。
【0008】
一方、図16に示す特許文献2に記載された技術にあっては、上下の金具片を締結するボルト14及びナット15の数は、図15に示すものより2本少なく、締付作業を早く完了することは可能であるが、この場合もボルト14及びナット15を外すと、各部品がバラバラになり、再組み立てをするのに熟練と手間を要し、更には部品を紛失する虞があるという欠点があった。
【0009】
更に、図17に示す市販製品の技術にあっては、連結アーム24の一端側をボルト及びナット方式としているため、そのためこれらの部分に螺子加工と起立片フランジ22に対するドリル加工とが必要であり、加工時間と製造コストとが余分にかかるという問題があった。また連結アーム24を図16に示すもののようにその途中からクランク状に曲げて成形すると、前記螺子加工が困難を究めるという欠点があった。そのため、この図17に示す市販製品にあっては、連結アーム24をストレートにしていたが、これであると図17の図(A)に示すように、外径寸法の小さい挿口管11側に装着される金具から外径方向へ立ち上がる起立片22の寸法が長くなり、挿口管11と受口管9とに離脱方向の力が作用したときに、連結アーム24と起立片22とが接触する部位の挿口管外周面からの距離が長くなり、起立片22に曲げモーメントが大きく作用し、塩化ビニール管である場合には該管が変形し、離脱防止効果が低減するという問題があった。それに加えて、更には、ボルト及びナットを外して分解すると、連結アーム24が自由にスライドできるので、連結アーム24を手で把持しながら組立作業を行わなければならないという欠点があった。
【0010】
本発明は従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去したものであって、螺子加工やドリル加工が不要で、しかも分解時に各金具片がバラバラにならず、施工作業が容易な管離脱防止金具の連結アーム取付構造を提供せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
而して、前記課題を解決するために本発明が採用した請求項1の手段は、管と管とを伸縮自在且つ可撓性をもって連結する継手部分に、二分割された金具片からなる金具を装着して緊締すると共に、各管の金具どうしを連結アームで連結し、管相互間の離脱を防止する管離脱防止装置において、各管の金具の各金具片は、その外周面に、外径方向へ延出された二股状の起立片と、該起立片から管軸と同方向へ伸びる水平片と、該水平片の先端側どうしを連結する連結片とからなり、これら起立片、水平片及び連結片で囲まれた縦溝が形成された係合部を設け、連結アームは、その両端側に先端をT字状に成形した頭部を設け、各管の金具及び連結アームは、各係合部の縦溝に連結片側から連結アームのT字状頭部を縦方向に向く状態で装入でき、この装入により係合部の縦溝からT字状頭部が出た状態で連結アーム又は金具片を連結アームの長尺方向の軸心線回りに回転させることができ、この回転により各係合部の起立片に連結アームのT字状頭部を管の接線方向に沿う横方向に向く状態で係合できるように形成されていることを特徴とする管離脱防止金具の連結アーム取付構造である。
【0012】
この発明では連結アームのT字状の頭部を、二股状の起立片、水平片及び連結片で囲まれた縦溝に捩じって装入した後は、前記T字状の頭部が起立片と係合することにより、連結アーム上での各金具の移動が制限される。そのため、挿口管と受口管とに装着される金具の位置が大きくズレることがなく、装着作業が容易である。また連結アームをボルト及びナット方式にする必要がなく、その製造が容易であり、また相手方部材である二分割された金具片も鋳造したままでもよく、ドリル加工等が不要であるため、加工工数を大幅に低減することが可能である。
【0013】
本発明が採用した請求項2の手段は、前記請求項1の構成に加えて、二分割された金具片の一方側の接合端面部にフランジ及び凹部を設け、該フランジの凹部どうしに跨がってH形の連結ピンを係合させると共に、H形の連結ピンを装着した後の凹部に抜止部材を取り付け、二分割された金具片どうしが前記連結ピンの両頭部を中心に開閉自在と成し、二分割された金具片の他方側の接合端面部にフランジを設けてボルト及びナットで締結するようにしている。
【0014】
この発明では、二分割された金具片の一方側の接合端面部にH形の連結ピンが装着されており、他方側の接合端面部はボルト及びナットで締結するようにしている。そのため、ボルト及びナットのボルト頭側を引っ掛けたままにしてこれを外すと、二分割された金具片は、H形の連結ピンの2つの頭部を中心にして開くようになり、管の外周面へ開いたままで装着することができる。しかも、その場合に2つの分割片がバラバラになることはない。また開いたときに、分割片がねじれることもない。締結は、ボルト及びナットを片方側で締結するだけでよく、作業工数を半分にすることができ、施工作業性においても優れている。
またカシメや無理嵌め等によって抜止部材を凹部へ固定することにより、H形ピンの抜止構造を容易に実現することができ、螺子孔加工等が不要であるため、極めて作業性がよい。
【0015】
更に、本発明が採用した請求項3の手段は、挿口管側の前記金具片の係合部は、各水平片に連結片から突出する延長部を設け、前記連結アームは、金具片寄りの位置に管の外周面に近接する方向へクランク状に折曲形成された折曲部を有し、係合部の水平片の延長部と連結アームの折曲部とを弾性被覆材で被覆した前記請求項1又は2に記載の管離脱防止金具の連結アームの取付構造である。
このように連結アームに折曲部を設けることにより、該折曲部と金具側の水平片とが係合することにより、連結アームの径方向の揺動角度及び伸縮量(軸方向移動量)が制限され、施工時の組立作業が容易である。また弾性被覆材で被覆することにより、分解組立時の各金具の捩じれを防止することが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の構成を図面に示す発明の実施の形態に基づいて説明すると、次の通りである。図1乃至図11は本発明の第1の実施の形態に係るものであり、図1は管離脱防止装置25を示すものであり、図(A)は正面図、図(B)は背面図である。図2は同装置25の平面図、図3は同装置25の左側端面図である。図4はH形ピン26を示すものであり、図(A)は正面図、図(B)は側面図である。図5の図(A)〜図(C)は二分割された金具片の左側端面図、平面図、正面図である。図6はH形ピン26の装着要領を示す左側端面図、図7は同装置25の装着時の開いた状態を示す端面図である。図8の図(A)〜図(C)は抜止部材27の平面図、正面図、左側面図である。図9〜図11の各図(A)及び図(B)は連結アーム35を、二分割された金具片32Aの係合部30へ取り付ける場合の各状態を示す平面図及び部分縦断面図である。
【0017】
この第1の実施の形態の管離脱防止装置25は、受口管31に装着される金具(係止金具)32と、挿口管33に装着される金具(止金具)34と、両金具32,34どうしを連結する連結部材としての連結アーム35,35の大きな部品を有している。各金具32及び34は、それぞれが上下に二分割された金具片32A,32B及び34A,34Bを有し、一方側をH形ピン26によって、他方側をボルト36及びナット37によって連結されている。H形ピン26は、図4に示す通りであり、上下の水平部(両頭部)26A,26Aと、これらを連結する縦方向の連結部26Bとで構成されており、極めてシンプルな形状である。
【0018】
このH形ピン26は、各金具32及び34と同じようにダクタイル鋳鉄製品である。鋳造以外にも、丸棒材を適当な長さに切って溶接して形成することも可能である。H形ピン26は、形状がシンプルであるため、これを鋳造で製造した場合は、嵌め合いをする部分以外に、金型の見切り面を設けることができる。そのため、余分なバリの形成がなく、嵌合させすれば精度が悪くても(鋳造公差±1ミリ)各金具は管に均一に接することができるので、バリ取り作業を省略でき、製造コストを安価にすることが可能である。なお、連結ピン26の連結部26Bは、丸棒材でなくても、幅広の平板であってもよい。
【0019】
また各二分割金具片32A,32B及び34A,34Bは、図5に示すように、両方の接合端面部にフランジ38が設けられており、一方側のフランジ38にはH形ピン26を嵌合装着するためのU字状の凹部39が管軸方向に設けられている。U字状の凹部39は、フランジ38の底面側から突出する対向する係止凸部40によって形成されている。この係止凸部40は、図5の図(B)及び図(C)に示すように、外側の中央に切欠き38Aが設けられており、H形ピン26の連結部26Bが挿入できるようになっている。他方側のフランジ38には、ボルト36の挿通孔41が設けられている。更にまた、各金具片の中間部の位置には、連結アーム35の係合部30が突設されている。
【0020】
係合部30は、図1〜図3、図5〜図7、図9〜図11等に示すように、各金具片の外周面から外径方向へ延出された二股状の起立片43,43と、該起立片43,43から管軸と同方向へ伸びる水平片44,44と、該水平片44,44どうしを連結する先端の連結片45とで構成されている。これにより、連結アーム35のT字状の頭部35Aを装入することのできる縦溝(空間)46が形成される。
【0021】
また連結アーム35は、両端側にT字状の頭部35Aが一体形成され、挿口管33側の金具片34A,34B寄りの位置には挿口管33の外周面に近接するように径が小さくなる方向へクランク状に折曲形成された部分35Bを有している。クランク状の折曲部35Bを設けたのは、伸縮量を一定範囲にしたもので、管装着前の仮組立時原形を一定範囲に保つことができる。また受口管31と挿口管33との管径が異なるので、連結アーム35を管外周面に沿わせることで無駄な曲げモーメントが係合部30に発生しないようにするためのものである。仮に、クランク状の折曲部35Bを設けない場合は、挿口管33側の金具片34A,34Bの外周面から突出する係合部30の起立片43の高さを高くする必要があり、管どうしに離脱力が発生したとき、連結アーム35のT字状頭部35Aと係合する起立片43の部分が外周面から離れる結果、これに大きな曲げモーメントが発生し、変形しやすくなるためである。一方、連結アーム35の受口管31に装着される金具片32A,32B寄りの位置には、係合部30の連結片45と対向配置された突起47が形成されている。管装着前の仮組立時及び施工時においてボルト・ナットを分解したとき、連結アーム35は、離脱方向と逆方向にはフリーとなるが、突起47はこの動きを規制し、結果として各金具片の捩じれを防止し、管離脱防止金具全体の原形を保持することによって仮組立作業及び施工作業を行い易くしている。
【0022】
次に、管離脱防止装置25の仮組立要領について説明する。先ず、図6に示すように、二分割された金具片(止金具)34A,34BのH形ピン26を装着する部位のフランジ端面側を突き合わせて開き、U字状の凹部39の開口が横向きになるようにする。そして、この状態でH形ピン26の水平部26A,26Aを前記U字状の凹部39へ装入し、連結部は切欠き38Aへ装入する。H形ピン26の装入後は、二分割された金具片34A,34Bを閉じる方向へ回動させる。この回動により、H形ピン26の水平部26A,26Aが係止凸部40を越えることができなくなり、このH形ピン26の部分では金具片34A,34Bが外れることはなくなる。
【0023】
またH形ピン26の装入後は、金具片34A,34Bに、図8の図(A)〜図(C)に示す抜止部材27を装着する。抜止部材27は、ダクタイル鋳鉄製であってもよく、プラスチック(例えば、ポリエチレン)製であってもよい。抜止部材27がプラスチック製であるときは、H形ピン26を装入する側の係止凸部40で囲まれた凹部39へ嵌め込み、外側の係止凸部40を内径側へカシメてその先端部を抜止部材27に食い込ませるようにし、抜止部材27が抜け落ちないようにすればよい。また抜止部材27がダクタイル鋳鉄製であるときは、係止凸部40を予めカシメておき、連結アーム35の装着後に抜止部材27を無理嵌めすればよい。その場合は、係止凸部40又は二股状の支持片30どうしの嵌め合う入口は、R面にしておけばよい。なお、抜止部材27の下面側は、H形ピン26の棒形状に沿った湾曲面27Aに形成されていてもよい。
【0024】
次に、上下の二分割金具片34A,34Bの外周面中央部に設けた係合部30の縦溝46に、連結アーム35のクランク状折曲部35B側のT字状頭部35Aを装入し、係合させる。装入は、図9の図(A)及び図(B)に示すように、連結アーム35をその長尺方向の軸心線回りにおよそ90度回転させ、T字状頭部35Aが縦方向を向くようにし、その状態で連結アーム35の全体を前進させる。そして、図9の図(A)の時計方向へ揺動させながらT字状頭部35Aを係合部30の縦溝46へ押込み、図10の図(A)及び図(B)に示すように、T字状頭部35Aが起立片43を越えたあたりで元の姿勢へ戻せばよい。これにより、図11の図(A)及び図(B)に示す係合関係が得られる。なお、縦溝46とT字状頭部35Aとは、連結アーム35の本体側の側面を係合部30の連結片45の下端側隅角部に当てたときに、T字状頭部35Aの他端側の端面までの距離Mが、縦溝46の最小となる寸法Lよりも小さいことが必要である。すなわち、L>Mの関係にあることが必要である。
【0025】
然る後は、上下の連結アーム35,35の突起47がある側のT字状頭部35Aに、上下の二分割金具片(係止金具)32A,32Bをおよそ90度回転させてその係合部30の縦溝46を押込み、元の姿勢へ戻して装着する。この状態では、係止金具32A,32Bはフリーである。次に、係止金具32A,32Bどうしの連結を行う。先ず、図6に示す、止金具側の二分割金具片34A,34Bの場合と同じ要領で、H形ピン26を装着する。すなわち、連結アーム35と連結された状態の二分割された金具片32A,32BのH形ピン26を装着する部位のフランジ端面側を突き合わせて開き、U字状の凹部39の開口が横向きになるようにする。そして、この状態でH形ピン26の水平部26A,26Aを前記U字状の凹部39へ装入し、連結部は切欠き38Aへ装入する。H形ピン26の装入後は、各二分割された金具片34A,34Bを閉じる方向へ回動させる。この回動により、H形ピン26の水平部26A,26Aが係止凸部40を越えることができなくなり、このH形ピン26の部分では金具片34A,34Bが外れることはなくなる。H形ピン26の装入後は、金具片32A,32Bに、図8の図(A)〜図(C)に示す抜止部材27を装着すればよい。
【0026】
最後に、止金具及び係止金具としての両方の二分割された金具片32A,32B及び34A,34Bを図6の開いた状態から同図の矢符方向へそれぞれ回動させて閉じ、他端側の端面部を突き合わせてボルト36及びナット37によって緩まない程度に仮締すればよい。これにより、管離脱防止装置25の仮組み立てが完了する。然る後は、この状態で工場から出荷する。
【0027】
次に、現場において、前記仮締状態の管離脱防止装置25を受口管31と挿口管33とへ装着する場合の施工要領について説明する。先ず、現場においては、ナット37を緩め、T字状ボルト36のT字状頭部36Aを下方側の金具片32B,34Bから取り外すようにする。但し、下方側の金具片の外径側に切欠きを設けてボルト頭部を引っ掛けき式にした場合は、上方側の金具片32A,34Aにはナット37と共にボルト36を取り付けたままでよく、T字状ボルト36の全体を完全に取り外す必要はない。
【0028】
然る後は、図7に示すように、二分割された金具片32A,32B及び34A,34Bを受口管31側と、挿口管33側の金具片どうしを連結アーム35,35で連結したまま、H形ピン26の両頭部(水平部)26A,26Aを中心にして上方の金具片32A,34Aを同図の反時計方向へ回動させ、下方の金具片32B,34Bを同図の時計方向へ回動させてボルト側端面部を大きく開口させ、開口間口寸法が受口管31及び挿口管33の外径以上とする。そして、そのままの状態で受口管31及び挿口管33の外周面へ外嵌装着すればよい。H形ピン26と凹部39とによる係合方式で、しかも抜止部材27を装着することにより、上方の金具片32A,34Aと、下方の金具片32B,34Bとの開口する度合いは、受口管31及び挿口管33の管外径よりもはるかに大きくすることが可能である。
【0029】
然る後は、ボルト36のT字状頭部36Aをそれぞれ下方側の二分割された金具片32B,34Bへ係止させ、金具32及び34の受口管31,挿口管33における位置決めを行った後、締付部を作業者側又は上方に回転させ、ボルト36及びナット37を上方から目視で確認しながら締結すればよい。この締結時において、前記H形ピン26は、上下に二分割された金具片32Aと32B及び34Aと34Bとが、受口管31及び挿口管33の外周面に沿うように自動調心作用を有する。つまり、各金具片の内周面を各管の外周面にピッタリ密着させる作用を呈する。
【0030】
なお、ボルト及びナットの締結作業は、管離脱防止装置25の全体において二カ所であり、従来の半分で済むので作業時間を半分に短縮することが可能である。また管離脱防止装置25は、仮締の状態から部品が全くバラバラになることがないので、その紛失の虞もなく、また作業性が極めて良好である。特に、連結アーム35のT字状頭部35Aを各二分割金具片32A,32B及び34A,34Bの縦溝46を有する係合部30へ係合させる方式であるため、挿口管33側の金具片34A,34Bと、受口管31側の金具片32A,32Bとが一体連結となる。しかも、H形ピン26の上下の水平部26A,26Aが管軸心線方向と同方向であるため、仮締状態のとき及び受口管31並びに挿口管33への装着時に開いても、金具32及び34はその上下の二分割された金具片どうしの間において捩れが発生するということもない。
【0031】
これは連結アーム35の金具32における係合部30の水平片44どうしを連結する先端の連結片45と、連結アーム35の端部のT字状頭部35Aとの係合により、外径方向の捩じれが制限され、またもう一方の金具34においても、係合部30の水平片44どうしを連結する先端の連結片45と、連結アーム35の端部のT字状頭部35Aとの係合により、外径方向の捩じれが制限されるからである。しかも両金具32,34により、連結アーム35は内径方向への揺動が規制されている。従って、施工時に両金具32,34を上下に開いたときであっても、上下の二分割された金具片どうしは一定範囲内で少し捩じれが発生するものの、この僅かに捩じれただけの姿勢を保持した状態で開放されることになり、管に対する装着作業が極めて良好である。
【0032】
更に、H形ピン26と凹部39による係合方式であり、ピン26の位置を受口管31及び挿口管33の外周面へ近づけることができ、ボルト及びナットの締結時、H形ピン26側のフランジ38に大きな曲げモーメントが作用しなくなる。そのため、ボルト及びナットの締付力を、管拘束力にすることができ、管の離脱防止力も大幅に向上する。しかも、フランジ38の肉厚を薄くでき、軽量化を図ることが可能である。また金具の管と接する部分に、軸方向の幅寸法が極端に小さくなる欠損部分もなく、全体が均一な強度を呈している。
【0033】
更にまた、連結アーム35に設けたクランク状の折曲部35Bと、突起47とにより、管装着前の仮組立状態において、離脱力と逆方向の力が作用した場合の伸縮移動量と、捩じれと、連結アーム35の揺動とを規制することが可能である。すなわち、管装着前の仮組立状態において、離脱方向の力が作用すると、各管に装着された金具32,34の係合部30の起立片43と、連結アーム35のT字状頭部35Aとが係合する位置まで移動することが可能である。逆に、両金具32,34間に縮む方向の力が作用したとすると、金具34の係合部30の連結片45が連結アーム35のクランク状折曲部35Bと当接して係合する位置まで移動でき、他方の金具32では連結アーム35の突起47が金具32の係合部30の連結片45へ当接して係合するまで移動できる。この縮む方向に移動する制限は、連結アーム頭部35Aが各金具から外れないようにしておけば、連結アーム35が回動(揺動)することも無い。
【0034】
図12の図(A)及び図(B)は、本発明の第2の実施の形態に係るものであり、係合部30と連結アーム35との係合関係の変形例を示す平面図及び部分側面図である。即ち、係合部30の水平片44,44を延長し、該延長した部分44A,44Aが連結アーム35の本体部分を両サイドから挟持するようにしている。これにより、連結アーム35の横方向の揺動角度を制限することが可能である。特に、仮組立状態から両金具32,34を上下に開いたときに、連結アーム35と各金具片との捩じれ角が更に小さくなり、施工作業性は更に良くなる。
【0035】
図13は本発明の第3の実施の形態に係るものであり、図12に示す変形例における連結アーム35の揺動角度を規制する部材48を示すものである。同図の図(A)は平面図、図(B)は部分断面正面図、図(C)は図(A)のX−X線断面図である。この第2の実施の形態は、受口管31及び挿口管33に装着される金具32,34の両端の全てをボルト36及びナット37で締結するようにした場合の各二分割金具片32A,32B及び34A,34Bと、連結アーム35との分解に伴う分離を防止するようにしたものである。図13に示す如く、この実施の形態では、図12に示す延長部44A,44Aと、連結アーム35とをゴム輪又はビニールテープ、シリコン、プラスチック等の弾性被覆材48で被覆し、仮組立後の分離を確実に防止するようにしている。二分割金具片の全てをボルト36及びナット37で締結する場合において、仮組立状態からボルト36及びナット37を外して受口管31及び挿口管33の外周面へ外嵌装着するときに、各金具片に許容範囲を越えた捩じれが発生し、外嵌装着がし難くなる虞がある。前記弾性被覆材48は、このような状態でも連結アーム35と各金具片とが不用意に捩じれを発生しないようにしたものである。
【0036】
更にまた、図14は連結アーム35が直線状に形成された第4の実施の形態に係るものである。この実施の形態では、各分割金具片32A,32B及び34A,34Bに設けた係合部30の水平片44,44の先端下方側に凸部49を形成し、連結アーム35の横方向の移動角度を規制するようにしている。また連結アーム35の挿口管33側の分割金具片34A,34B寄りの位置にも、突起47を形成し、両管31,33間に伸縮方向の力が作用した場合に、その伸縮移動量、各金具の捩じれを規制するようにしている。その他の構成並びに作用効果は、前記第1の実施の形態の場合と同じである。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載された発明にあっては、管と管とを伸縮自在且つ可撓性をもって連結する継手部分に、二分割された金具を装着して緊締すると共に、各管の金具どうしを連結アームで連結し、管相互間の離脱を防止する管離脱防止装置において、二分割された金具片の外周面に、外径方向へ延出された二股状の起立片と、該起立片から管軸と同方向へ伸びる水平片と、該水平片どうしを連結する連結片とからなる連結アームの係合部を設け、該係合部に先端をT字状に成形した連結アームの頭部を係合させている。
【0038】
この発明では連結アームのT字状の頭部を、二股状の起立片、水平片及び連結片で囲まれた縦溝に捩じって装入した後は、前記T字状の頭部が起立片と係合することにより、連結アーム上での各金具の移動が制限されるようになる。そのため、仮組立状態において、原形を保持することができ、どういう種類でどういう型番の金具か、また金具の装着方向も一目で判別がつき、便利である。更に分解しても上の金具片と、下の金具片とに二分割されるだけで、分解時の部品点数を大幅に減らすことができる。更にまた、挿口管と受口管とに装着するとき、金具の位置がその許容伸縮量内にあればよく、装着作業をラフに行えてしかも確実である。また連結アームをボルト及びナット方式にする必要がなく、その製造が容易であり、また相手方部材である二分割された金具片も鋳造したままでもよく、ドリル加工,螺子加工等が不要であるため、加工工数を大幅に低減することが可能である。
【0039】
また請求項2の発明にあっては、前記請求項1の構成に加えて、二分割された金具片の一方側の接合端面部にフランジ及び凹部を設け、該フランジの凹部どうしに跨がってH形の連結ピンを係合させると共に、H形の連結ピンを装着した後の凹部に抜止部材を取り付け、二分割された金具片どうしが前記連結ピンの両頭部を中心に開閉自在と成し、二分割された金具片の他方側の接合端面部にフランジを設けてボルト及びナットで締結するようにしている。
【0040】
このように請求項2の発明では、各金具の二分割された金具片の一方側の接合端面部にH形の連結ピンが装着されており、他方側の接合端面部はボルト及びナットで締結するようにしている。そのため、ボルト及びナットを外すと、二分割された金具片は、H形の連結ピンの両頭部を中心にして開くようになり、管の外周面へ開いたままで装着することができる。また開いたとき、上下の金具片が捩じれることもない。しかも、各部品がバラバラになることもない。締結は、ボルト及びナットを片方側で締結するだけでよく、作業工数を半分にすることができ、施工作業性においても優れている。H形の連結ピンにより上下の金具片は、製造公差に関係なく、かつ段差も形成されずに、均一に管に接することができ、金具内面の滑り止め部も均一に管に押し付けられるので、離脱防止性能が向上する。更に、金具片の管と接する部分に軸方向の幅寸法が極端に小さくなる欠損部分もなく、塩化ビニル管の変形を誘発することもない。
【0041】
またカシメや無理嵌め等によって抜止部材を凹部へ固定することにより、H形の連結ピンの抜止構造を容易に実現することができ、H形連結ピンの抜止材は、管に装着後は、外れても管の離脱防止性能には全く影響を与えることがない。更には、螺子孔加工等が不要であるため、製造時の作業性が極めてよい。
【0042】
更にまた、請求項3の発明にあっては、連結アームの折曲部と各金具の係合部における水平片の延長部とを弾性被覆材で被覆しており、ボルト・ナットを分解したときでも各金具の捩じれ及び揺動が極めて小さくなり、各金具は連動して開閉動作するようになり、管装着時の施工作業性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る管離脱防止装置を示すものであり、図(A)は正面図、図(B)は背面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る管離脱防止装置の平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る管離脱防止装置の左側端面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るH形ピンを示すものであり、図(A)は正面図、図(B)は側面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るものであり、図(A)〜図(C)は二分割された金具片の左側端面図、平面図、正面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るH形ピン26の装着要領を示す左側端面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る管離脱防止装置の装着時の開いた状態を示す端面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る抜止部材を示すものであり、図(A)は平面図、図(B)は正面図、図(C)は左側面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係るものであり、図(A)は連結アームを二分割金具片の係合部へ差し込むときの捩じった状態を示す平面図、図(B)は同部分縦断面図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係るものであり、図(A)は連結アームを二分割金具片の係合部へ差し込んで水平に戻した状態を示す平面図、図(B)は同部分縦断面図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係るものであり、図(A)は連結アームを二分割金具片の係合部へ装着した後の状態を示す平面図、図(B)は同部分縦断面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るものであり、図(A)は二分割金具片の係合部の変形例における連結アームの装着後の状態を示す平面図、図(B)は同側面図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係るものであり、図(A)は連結アームの揺動角度を規制する部材を示す平面図、図(B)は同部分断面正面図、図(C)は図(A)のX−X線断面図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態に係る管離脱防止装置の正面図である。
【図15】特許文献1に記載された従来の管離脱防止装置を示すものであり、図(A)は部分断面正面図、図(B)は左側の部分端面図である。
【図16】特許文献2に記載された従来の管離脱防止装置を示すものであり、図(A)は平面図、図(B)は正面図である。
【図17】既に市販されている従来の管離脱防止装置を示すものであり、図(A)はその部分断面正面図、図(B)はその左側端面図、図(C)は右側端面図である。
【符号の説明】
25…管離脱防止装置、26…H形ピン、27…抜止部材、30…二分割金具片の係合部、31…受口管、32…管離脱防止金具(係止金具)、32A,32B…二分割された上下の金具片、33…挿口管、34…管離脱防止金具(止金具)、34A,34B…二分割された上下の金具片、35…連結アーム、35A…T字状頭部、35B…クランク状折曲部、36…ボルト、37…ナット、38…フランジ、39…凹部、40…係止凸部、43…係合部の起立片、44…係合部の水平片、45…係合部の連結片、46…係合部の縦溝、47…突起48…弾性被覆材

Claims (3)

  1. 管と管とを伸縮自在且つ可撓性をもって連結する継手部分に、二分割された金具片からなる金具を装着して緊締すると共に、各管の金具どうしを連結アームで連結し、管相互間の離脱を防止する管離脱防止装置において、
    各管の金具の各金具片は、その外周面に、外径方向へ延出された二股状の起立片と、該起立片から管軸と同方向へ伸びる水平片と、該水平片の先端側どうしを連結する連結片とからなり、これら起立片、水平片及び連結片で囲まれた縦溝が形成された係合部を設け、 連結アームは、その両端側に先端をT字状に成形した頭部を設け、
    各管の金具及び連結アームは、各係合部の縦溝に連結片側から連結アームのT字状頭部を縦方向に向く状態で装入でき、この装入により係合部の縦溝からT字状頭部が出た状態で連結アーム又は金具片を連結アームの長尺方向の軸心線回りに回転させることができ、この回転により各係合部の起立片に連結アームのT字状頭部を管の接線方向に沿う横方向に向く状態で係合できるように形成されている
    ことを特徴とする管離脱防止金具の連結アーム取付構造。
  2. 管と管とを伸縮自在且つ可撓性をもって連結する継手部分に、二分割された金具片からなる金具を装着して緊締すると共に、各管の金具どうしを連結アームで連結し、管相互間の離脱を防止する管離脱防止装置において、
    二分割された金具片の一方側の接合端面部にフランジ及び凹部を設け、該フランジの凹部どうしに跨がってH形の連結ピンを係合させると共に、H形の連結ピンを装着した後の凹部に抜止部材を取り付け、二分割された金具片どうしが前記連結ピンの両頭部を中心に開閉自在と成し、二分割された金具片の他方側の接合端面部にフランジを設けてボルト及びナットで締結するようにし、
    各管の金具の各金具片は、その外周面に、外径方向へ延出された二股状の起立片と、該起立片から管軸と同方向へ伸びる水平片と、該水平片の先端側どうしを連結する連結片とからなり、これら起立片、水平片及び連結片で囲まれた縦溝が形成された係合部を設け、 連結アームは、その両端側に先端をT字状に成形した頭部を設け、
    各管の金具及び連結アームは、各係合部の縦溝に連結片側から連結アームのT字状頭部を縦方向に向く状態で装入でき、この装入により係合部の縦溝からT字状頭部が出た状態で連結アーム又は金具片を連結アームの長尺方向の軸心線回りに回転させることができ、この回転により各係合部の起立片に連結アームのT字状頭部を管の接線方向に沿う横方向に向く状態で係合できるように形成されている
    ことを特徴とする管離脱防止金具の連結アーム取付構造。
  3. 挿口管側の前記金具片の係合部は、各水平片に連結片から突出する延長部を設け、前記連結アームは、金具片寄りの位置に管の外周面に近接する方向へクランク状に折曲形成された折曲部を有し、 係合部の水平片の延長部と連結アームの折曲部とを弾性被覆材で被覆した前記請求項1又は2に記載の管離脱防止金具の連結アームの取付構造。
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