JP3323931B2 - 管継手用管離脱防止装置 - Google Patents
管継手用管離脱防止装置Info
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Description
に接続した管継手部の挿口管と受口管とが離脱するのを
防止する装置に関するものである。
示せば、図8乃至図10の通りである。同図に示す如
く、管継手は、挿口管1の先端を受口管2の膨大径部3
の内周面側に形成された空腔部4へ挿し込み、空腔部4
内の挿口管1の外周面と受口管2の内周面との間にパッ
キン5を装着することで、水密性を保ったまま両管1及
び2の間で伸縮動作及び可撓動作ができるようになって
いる。而して、そのままでは伸縮動作が大きいときに、
挿口管1が受口管2から外れることがあるので、当該管
継手部に管離脱防止装置6を装着している。
具7及び8をそれぞれの左右のフランジ端面7a及び8
aと、7b及び8bどうしをボルト9及びナット10で
締結して装着するものである。上下の締付金具7及び8
は、挿口管1の外周面に当接接合して緊締される締結部
11と、受口管2の膨大径部3よりも小径で且つ膨大径
部3の対応する外周面よりも大径の係止凸部12と、こ
れらの締結部11と係止凸部12とを一体的に連結する
アーム部13とから成る。しかも、上下の締付金具7及
び8は、金具のみで締結して端面どうしを接合させた場
合に、係止凸部12の上下方向の寸法が受口管2の外径
寸法よりも小さく、また係止凸部12の水平方向の寸法
が受口管2の外径寸法よりも大きくなるように設計され
ている。更に、アーム部13は、それぞれの金具7及び
8において、左右の水平位置と上下の真ん中の位置とに
三本ずつ、合計六本が設けられている。そして、アーム
部13どうしの間には開口14が形成されている。
方向(各図の左右方向)の力が加わったと仮定すると、
膨大径部3と環状の係止凸部12とが係合することで、
挿口管1の受口管2からの離脱が防止される。また両管
1及び2は、図10に示す締結部11の先端面11aと
受口管2の管端面2aとの間に形成される隙間Lの範囲
内で伸縮が可能である。更に、両管1及び2は挿口管1
の先端が、受口管2の空腔部4の内周面に当接しない範
囲で屈曲でき、可撓性も有している。
管離脱防止装置6にあっては、上下に二分割された締付
金具7及び8は、仮締時は係止凸部12の上下方向の内
周面が受口管2の外周面へ当接し、水平方向の端面どう
しは、大きく隙間があってお互いに離れている。ところ
が、本締めを行った後は、上下の締付金具7及び8の分
割端面どうしの隙間が小さくなる方向へ締結され、左右
のボルト及びナット9,10の締め加減によっては、上
下の締付金具7及び8が真円でないため、これに沿って
受口管2が変形された状態で締め付けられていた。その
ため、環状の係止凸部12が受口管2の外周面に当接し
た状態となり、挿口管1と受口管2との間に伸縮方向の
力が加わった場合に、受口管2の外周面上を摺動してこ
れを摩耗させ、破損等の原因となるという欠点があっ
た。また挿口管1と受口管2との間に可撓性方向の力が
加わった場合に、受口管2がいびつに変形された状態で
締結されているので、可撓性を担保することができず、
受口管2の破損に至る虞れがあった。
13は、前述した如く、左右の水平位置と上下の真ん中
の位置とに三本ずつが設けられており、アーム部13ど
うしの間には開口14が形成されている。そのため、上
下の締付金具7及び8は、仮締め状態では、下の締付金
具8の真ん中のアーム部13のみが地面と接触し、安定
性が悪いために、左右のいずれかへ傾倒するという欠点
があった。つまり、従来の締付金具7及び8は、仮締め
状態で自立することができず、施工作業時に作業員が手
で支えておかねばならないという欠点があった。安定性
を増加させるために、真ん中のアーム部13を省略する
ことも考えられるが、真ん中のアーム部13がないと、
先端側の係止凸部12を真ん中で連結するものがなくな
り、係止凸部12の連結強度が弱くなって変形するの
で、実際問題として真ん中のアーム部13を省略するこ
とはできなかった。しかも、真ん中のアーム部13が、
締結部11及び環状の係止凸部12よりも外径方向へ大
きく突出して形成されているので、締付金具7及び8の
軸心線が挿口管1及び受口管2の軸心線よりも高くな
り、これを回避するためには締付金具7及び8の下方の
地面を深く掘り下げねばならないという問題があった。
ト9の挿通孔はストレートに形成されており、ボルト9
及びナット10を組み付けた状態の時に、左右のいずれ
かの連結ボルト9を一本外して他方側を緩め、外した方
の上下の締付金具7及び8の接合端面どうしの間口を広
げたとしても、その大きさには限界があり、そのままこ
の間口から挿口管1と受口管2との管継手部を受け入れ
ることができないという欠点があった。つまり、仮締状
態の離脱防止装置6の全てを分解して上下の締付金具7
及び8を個別に管継手部へ装着し、再び、これらの締付
金具7及び8をボルト9及びナット10で連結して本締
めしなければならず、施工作業時に余分な分解・組み立
て作業が必要であった。
挿口管1と受口管2とは、図10に示すように、挿口管
6に固定した締付金具7及び8の締結部11の先端面1
1aと、受口管2の管端面2aとの間の隙間Lの範囲内
で伸縮自在であるが、前記隙間Lが適正に設定されてい
るかどうかの確認が、開口14,14からは直接見えな
いのでし難いという欠点があった。そのため、作業員の
経験と勘に頼らねばならず、性能上のバラツキが生じる
という問題があった。しかも、前記開口14,14には
鋳造時のバリが残るので、これを研削する作業が必要で
あるが、開口が二つあると、二工程を要し、上下の金具
7及び8では合計四工程のバリ取り作業が必要であっ
た。
下の締付金具7及び8は、それぞれの分割面どうしにお
いて、管軸方向のズレを規制するものがなく、上下の締
付金具7及び8に別々の力が作用した場合に、管軸方向
へ容易にズレるので、施工時の位置決めがし難いという
欠点があった。
に鑑みてこれを改良除去したものであって、施工作業が
容易で安定した性能を発揮することのできる管離脱防止
装置を提供せんとするものである。
た請求項1の手段は、上下に二分割された締付金具から
成り、各締付金具は管継手部の挿口管外周面へ緊締さ
れ、これに固定される締結部と、受口管の膨大径部に係
合し得るべく内周面側へ突出して形成された係止凸部
と、前記締結部と係止凸部とを連結するアーム部とで構
成される管継手用管離脱防止装置において、上下の係止
凸部は左右の両端面が相互に接合すると共に、係止凸部
の内径が受口管の膨大径部の最大外径よりも小さく且つ
受口管の係止凸部に対応する部分の外径よりも大きく設
定されており、上下の締結部及びアーム部は左右の両端
面が相互に離れていて端面どうしの間に空間が形成され
ており、左右のアーム部においてそれぞれ1本のボルト
とナットを締結することで上下の締付金具を締結するも
のである管継手用管離脱防止装置である。上下の締付金
具の係止凸部は、左右の両端面が相互に接合し、しかも
管とは非接触状態であり、しかも、アーム部と締結部と
の両端面の間には空間が形成されているので、係止凸部
と締結部との中間のアーム部をボルト及びナットで締結
することにより、上下の締付金具は、受口管とは無関係
に係止凸部の接合端面を支点として締結部側が挿口管の
外周面に緊締される。そのため、上下の締付金具が管を
いびつに変形させる等の事はない。また上下の締結部及
びアーム部の間に空間部が形成されているので、アーム
部を上下の締結金具の左右両端側にそれぞれ1個ずつ設
け、従来の真ん中のアーム部を省略したとしても、アー
ム部の配置は円周上の45度、135度、225度、3
15度に近い位置に配分されることになり、係止凸部の
連結強度が低下するようなことはない。従って、上下の
締結金具は、仮締め状態で地面へ置いても安定性が良
く、しかも軸心線が管継手部分と一致するので、施工作
業が極めて簡単である。
ム部が上下の締付金具にそれぞれ二本ずつで合計四本で
ある請求項1に記載の管継手用管離脱防止装置である。
この発明によれば、前記請求項1の発明を合計四本のア
ーム部で実現することができる。
の締付金具の各アーム部どうしの間には一つの大きな開
口が形成されており、該開口には受口管の管端面と締結
部の先端面とが露呈している請求項2に記載の管継手用
管離脱防止装置である。受口管の管端面と締結部の先端
面とは、挿口管と受口管との伸縮できる範囲を決定する
ものであり、本発明では、これらが前記開口に露呈して
いるので、その設定及び確認が容易である。
に二分割された締付金具を緊締する締結部のボルト孔に
は、それぞれテーパ面が形成されており、左右の一方側
のボルト孔にボルトを挿通して仮締めした状態で、上下
の締付金具の他方側を開くと、管継手部の最大外径部分
よりも大きく開くようになっている請求項1乃至3のい
ずれかに記載の管継手用管離脱防止装置である。この発
明によれば、左右の一方側のボルト孔にボルトを挿通し
て仮締めした状態で上下の締付金具の他方側を開けば、
管継手部分へそのまま外嵌装着することができる。従っ
て、締付金具の全部を分解して組み立て直すことが不要
となり、作業性が良い。
の二分割された締付金具の係止凸部の接合面部には、一
方側に突起が、他方側に凹部が形成されている請求項1
乃至4のいずれかに記載の管継手用管離脱防止装置であ
る。これらの突起及び凹部により、両締付金具の軸方向
のズレがなくなり、施工時の位置決めが容易である。
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。なお、従来の場合と同一符号は同一部材である。図
1乃至図7は本発明の一実施の形態に係る管継手用管離
脱防止装置15を示すものであり、図1は平面図、図2
は側面図、図3は右側端面から見た図面、図4は左側端
面から見た図面、図5は図2のX−X線断面図、図6は
管継手部分へ装着した状態を示す半縦断面図、図7は仮
締状態で上下の締付金具の一方側を開いた状態を示す端
面図である。
離脱防止装置15は、上下に二分割された締付金具16
及び17を有し、各締付金具16及び17は管継手部の
挿口管2の外周面へ緊締され、これに固定される締結部
18と、受口管2の膨大径部3に係合し得るべく内周面
側へ突出して形成された係止凸部19と、前記締結部1
8と係止凸部19とを連結するアーム部20とで構成さ
れる。上下の締付金具16及び17の係止凸部19は、
左右の両端面(分割接合面)が相互に接合し、締結部1
8及びアーム部20は、左右の両端面が相互に離れてい
て端面どうしの間に空間21及び22が形成されてい
る。
6及び17の両端面側には、水平方向へ突出するフラン
ジ23a乃至23cが形成されている。フランジ23a
は締結部18とアーム部20との連結部を補強するため
のものであり、フランジ23bはボルト9及びナット1
0の装着部を形成するためのものであり、フランジ23
cはアーム部20と係止凸部19の連結部を補強するた
めのものである。この水平方向に突出するフランジ23
cを設けたことと、図5に示すように、上下の締付金具
16及び17の各アーム部20を、円周方向から見る
と、およそ45度、135度、225度、315度の位
置に配置したこととにより、係止凸部19と締結部18
との連結強度を十分に確保することが可能である。その
ため、それぞれの締付金具16及び17の真ん中(上下
中央)の位置にアーム部を設ける必要がなく、これを省
略することができる。従って、締付金具16及び17を
仮締め状態で地面に置いたとしても、据わりが良く、施
工作業時に作業員が締付金具16及び17を支えておく
必要はない。しかも、真ん中にアーム部を設けた場合
は、アーム部が外径方向へ突出することになり、その分
だけ管継手部の下方の地面を余分に掘り下げる必要があ
るが、このようなこともない。
ム部20の配置位置を制限したこととにより、係止凸部
19と締結部18との連結強度を十分に確保することが
できるので、アーム部20どうしの間に大きな一つの開
口24を形成することが可能である。この開口24に
は、鋳造時のバリがあり、脱型後にバリ取り作業が必要
であるが、開口が一つであるため、バリ取り作業も一工
程で済み、簡単である。また開口24は、図6の半縦断
面図に示す如く、締結部18の先端面18aから環状
(上下により環状となる)の係止凸部19までの範囲で
形成されている。従って、挿口管1と受口管2との伸縮
量を形成する前記締結部18の先端面18aから挿口管
2の管端面2aとの間に形成される隙間Lが、前記開口
24の中に存在することになり、この隙間Lを外部から
直接認識することができる。つまり、管継手部の伸縮量
(前記隙間L)の設定を目で実際に確認しながら行える
ので、確実且つ簡単である。
ム部20との連結強度を向上させる働きがあるが、これ
以外にもボルト9及びナット10による締結力を締結部
18に円滑に伝達する働きがあり、締結部18の内周面
に形成された多数の環状の突起25(図6参照)が挿口
管1の外周面へ食い込んでこれに確実に固定されるよう
になっている。また上下の締付金具16及び17は、環
状の係止凸部19の左右側端面が相互に接合し、締結部
18とアーム部20との間には所定の空間21及び22
が形成されているので、ボルト9及びナット20で締結
したときに、前記係止凸部19を支点として締結部18
側が締め込まれるようになる。このような構成をとるこ
とにより、環状の係止凸部19の内径を、受口管2の膨
大径部3の最大外径よりも小さく且つ受口管2の係止凸
部19に対応する部分の外径よりも大きくすることがで
き、通常の状態では、環状の係止凸部19の内周面が受
口管2の外周面と接触することはない。従って、挿口管
1と受口管2との間に伸縮動作が発生したとしても、係
止凸部19が受口管2の外周面を摩耗させることがな
く、これに起因する管の破損等は起こり得ない。
あっては、図1,図3,図4,図6に示すように、一方
側の係止凸部19に突起26が形成されており、他方側
の係止凸部19には凹部27が形成されている。これら
の突起26と凹部27とは、締結時の上下の締付金具1
6及び17の管軸方向の位置決めを確実にするためのも
のである。更に、下部側の締付金具17のフランジ23
bには、図2,図4,図6に示すように、締結ボルト9
の頭9aを両サイドから挟み込み、回り止めを防止する
ための凸部28,28が形成されており、締結時に締結
作業がし易いようにしている。
フランジ23bに形成したボルト孔29にはテーパ面が
形成されている。このテーパ面は、図7に示すように、
一方側のフランジ23bのボルト孔29にボルト9を挿
通してナット10で組み付けし、他方側のフランジ23
bどうしを開いたとき、ボルト9を挿通した側のボルト
孔29のテーパー面が直線状を成すように形成されてい
る。これにより、上下の締付金具16及び17の一方側
のボルト9及びナット10を外さずに他方側を最大限に
開くことができ、開いた状態でそのまま管継手部(受口
管2の膨大径部3)に装着できるようになっている。従
って、上下の締付金具16及び17の仮締状態を完全に
分解して更に再組み立てを行う必要がなく、一本のボル
ト9及びナット10を外すだけでよいので、締結作業が
極めて簡単となる。
離脱防止装置は、上下に二分割された締付金具から成
り、各締付金具は管継手部の挿口管外周面へ緊締され、
これに固定される締結部と、受口管の膨大径部に係合し
得るべく内周面側へ突出して形成された係止凸部と、前
記締結部と係止凸部とを連結するアーム部とで構成され
るものであって、上下の係止凸部は左右の両端面が相互
に接合すると共に、係止凸部の内径が受口管の膨大径部
の最大外径よりも小さく且つ受口管の係止凸部に対応す
る部分の外径よりも大きく設定されており、上下の締結
部及びアーム部は左右の両端面が相互に離れていて端面
どうしの間に空間が形成されており、左右のアーム部に
おいてそれぞれ1本のボルトとナットを締結するもので
ある。
は、左右の両端面が相互に接合し、しかも受口管とは非
接触状態であり、しかも、アーム部と締結部との両端面
の間には空間が形成されているので、係止凸部と締結部
との中間のアーム部をボルト及びナットで締結すること
により、上下の締付金具は、受口管に対しては全く干渉
せずに係止凸部の接合端面を支点として締結部側が挿口
管の外周面に緊締される。そのため、上下の締付金具が
管をいびつに変形させる等の事はない。また上下の締結
部及びアーム部の間に空間部が形成されているので、ア
ーム部を上下の締結金具の左右両端側にそれぞれ1個ず
つ設け、従来の真ん中のアーム部を省略したとしても、
アーム部の配置は円周上の45度、135度、225
度、315度に近い位置に配分されることになり、係止
凸部の連結強度が低下するようなことはない。従って、
上下の締結金具は、仮締め状態で地面へ置いても安定性
が良く、しかも軸心線が管継手部分と一致するので、施
工作業が極めて簡単である。それに加えて、管継手部の
下方の地面を余分に掘り下げる必要もない。
上下の締付金具の各アーム部どうしの間には一つの大き
な開口が形成されており、該開口には受口管の管端面と
締結部の先端面とが露呈している。これらは、挿口管と
受口管との伸縮できる範囲を決定するものであり、従っ
て、その設定及び確認が容易である。しかも、開口には
鋳造時のバリがあり、後工程でこれを除去することが必
要であるが、開口が一つであるため、バリ取り作業も一
工程で済み、簡単である。
は、上下に二分割された締付金具を緊締する締結部のボ
ルト孔には、それぞれテーパ面が形成されており、左右
の一方側のボルト孔にボルトを挿通して仮締めした状態
で、上下の締付金具の他方側を開くと、管継手部の最大
外径部分よりも大きく開くようになっているので、左右
の一方側のボルト孔にボルトを挿通して仮締めした状態
で上下の締付金具の他方側を開けば、管継手部分へその
まま外嵌装着することができ、締付金具の全部を分解し
て組み立て直すことが不要となり、作業性が良い。
ては、上下の二分割された締付金具の係止凸部の接合面
部には、一方側に突起が、他方側に凹部が形成されてい
るので、両締付金具の軸方向のズレがなくなり、施工時
の位置決めが容易である。
平面図である。
側面図である。
右側端面から見た図面である。
左側端面から見た図面である。
示すものであり、図2のX−X線断面図である。
管継手部分へ装着した状態を示す半縦断面図である。
示すものであり、一方側のボルト及びナットを組み付け
た状態で上下の締付金具の一方側を開いた状態を示す端
面図である。
図である。
膨大径部、4…空腔、5…パッキン、9…ボルト、10
…ナット、15…管離脱防止装置、16…上部の締付金
具、17…下部の締付金具、18…締結部、19…環状
の係止凸部、20…アーム部、21,22…空間、24
…開口、25…凸部、26…突起、27…凹部
Claims (5)
- 【請求項1】上下に二分割された締付金具から成り、各
締付金具は管継手部の挿口管外周面へ緊締され、これに
固定される締結部と、受口管の膨大径部に係合し得るべ
く内周面側へ突出して形成された係止凸部と、前記締結
部と係止凸部とを連結するアーム部とで構成される管継
手用管離脱防止装置において、上下の係止凸部は左右の
両端面が相互に接合すると共に、係止凸部の内径が受口
管の膨大径部の最大外径よりも小さく且つ受口管の係止
凸部に対応する部分の外径よりも大きく設定されてお
り、上下の締結部及びアーム部は左右の両端面が相互に
離れていて端面どうしの間に空間が形成されており、左
右のアーム部においてそれぞれ1本のボルトとナットを
締結することで上下の締付金具を締結するものである管
継手用管離脱防止装置。 - 【請求項2】アーム部が上下の締付金具にそれぞれ二本
ずつで合計四本である請求項1に記載の管継手用管離脱
防止装置。 - 【請求項3】上下の締付金具の各アーム部どうしの間に
は一つの大きな開口が形成されており、該開口には受口
管の管端面と締結部の先端面とが露呈している請求項2
に記載の管継手用管離脱防止装置。 - 【請求項4】上下に二分割された締付金具を緊締する締
結部のボルト孔には、それぞれテーパ面が形成されてお
り、左右の一方側のボルト孔にボルトを挿通して仮締め
した状態で、上下の締付金具の他方側を開くと、管継手
部の最大外径部分よりも大きく開くようになっている請
求項1乃至3のいずれかに記載の管継手用管離脱防止装
置。 - 【請求項5】上下の二分割された締付金具の係止凸部の
接合面部には、一方側に突起が、他方側に凹部が形成さ
れている請求項1乃至4のいずれかに記載の管継手用管
離脱防止装置。
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