JP4445094B2 - スピニングリールのロータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロータ、特に、リール本体に回転自在に装着されスプールに釣り糸を案内して巻き付けるスピニングリールのロータに関する。
【0002】
【従来の技術】
スピニングリールは、一般に、釣竿に装着されるリール本体と、リール本体に回転自在に装着された釣り糸案内用のロータと、ロータにより案内された釣り糸を巻き取るスプールとを有している。ロータは、ロータ本体と、ロータ本体に揺動自在に装着されたベールアームとを有している。ロータ本体は、リール本体に回転自在に装着された円筒部と、円筒部の後端部から径方向外方に延びる1対の接続部及び1対の接続部から屈曲し円筒部と間隔を隔ててそれぞれ前方に延びる1対のアーム部とを有する1対のロータアームとを有している。円筒部の後端部には他の部分より大径のリング状の大径部を有しており、大径部の外周面の対向する位置で1対の接続部が径方向外方に延びている。ベールアームは、釣り糸をスプールに案内する。
【0003】
この種のスピニングリールでは、ハンドルを回転させると、ロータが回転してベールアームにより釣り糸がスプールに案内されて釣り糸がスプールに巻き付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のスピニングリールでは、ロータの接続部とアーム部との境界の屈曲部分や大径部の外周面などが他のものに接触しやすい。たとえば、スピニングリールを岸壁や堤防や岩場や砂浜等の硬質物上に放置しておくと、境界部分や大径部が硬質物に接触して傷つくことがある。特に、ロータがマグネシウム合金等の腐食しやすい金属製であると、傷つくと表面に形成された酸化膜や塗膜などの耐蝕層が剥離してその部分から腐食しやすくなる。
【0005】
本発明の課題は、ロータの他のものに接触しやすい部分を傷つきにくくすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明1に係るスピニングリールのロータは、リール本体に回転自在に装着されスプールに釣り糸を案内して巻き付けるものであって、ロータ本体と、ベールアームと、第1カバー部と、第2カバー部とを備えている。ロータ本体は、リール本体に回転自在に装着される円筒部と、円筒部の後端部の外周面の対向する位置から径方向外方に延びる1対の接続部及び1対の接続部から屈曲し円筒部と間隔を隔ててそれぞれ前方に延びる1対のアーム部を含む1対のロータアームとを有している。ベールアームは、1対のロータアームの先端に揺動自在に装着され釣り糸をスプールに案内するためのものである。第1カバー部は、大径部及び1対の接続部の外側露出面の少なくとも一部を覆うようにロータ本体に着脱自在に装着された部材である。第1カバー部は、円筒部の後端部及び1対の接続部の外側露出面の少なくとも一部を覆うようにロータ本体に着脱自在に装着されたものである。1対の第2カバー部は、1対のアーム部の外側露出面を覆うように両アーム部に各別に着脱自在に装着される。一方の接続部及び一方のアーム部の外側空間には、ベールアームを糸開放姿勢から糸巻取姿勢に復帰させるベール反転機構が設けられている。第1カバー部は、少なくともベール反転機構が設けられる一方の接続部及び一方のアーム部の後面を覆うようにロータ本体に着脱自在に装着される。かつ、第1カバー部は、円筒部の後部に連通し、リール本体の前部が挿通される開口を有している。第1カバー部及び第2カバー部のいずれか一方は、第1カバー部及び第2カバー部のいずれか他方を浮き止めする浮き止め部を有している。
【0007】
このロータでは、ロータ本体の大径部及び1対の接続部の外側露出面の少なくとも一部が第1カバー部により覆われている。この第1カバー部は着脱自在である。ここでは、ロータの他のものに最も接触しやすい部分である1対の接続部や円筒部の後端部の少なくとも一部を第1カバー部で覆うことにより、ロータが傷つきにくくなる。しかも、第1カバー部は着脱自在なため、仮に第1カバー部が傷ついたり壊れたりしても交換が容易である。さらに、この場合には、アーム部の外側露出面も第1カバー部で覆われるので、ロータがさらに傷つきにくくなる。さらに、この場合には、たとえば第1カバー部に形成された浮き止め部を第2カバー部が押圧することにより、第1カバー部及び第2カバー部の一方の他方からの浮き出しを確実に防止できる。
【0008】
発明2に係るスピニングリールのロータは、発明1に記載のロータにおいて、円筒部は、後端部外周面に他の部分より大径の大径部を有し、第1カバー部は、大径部及び1対の接続部の外側露出面の少なくとも一部を覆うようにロータ本体に着脱自在に装着されている。この場合には、薄肉の円筒部のロータアームとの接続部分に厚肉の大径部が設けられるので、ロータ全体の強度が向上する。
【0009】
発明3に係るスピニングリールのロータは、発明1又は2に記載のロータにおいて、ロータ本体は、アルミニウム合金又はマグネシウム合金製である。この場合には、比較的傷つくと腐食しやすいこれらの金属製のロータ本体であっても、カバー部により保護されて傷つきにくくなり、傷つきによる腐食が生じにくくなる。
【0010】
発明4に係るスピニングリールのロータは、発明1から3のいずれかに記載のロータにおいて、第1カバー部は合成樹脂製である、この場合には、第1カバー部が合成樹脂製であるので、合成樹脂の弾性を利用すれば、第1カバー部が傷つきにくくなりかつロータ本体を隙間なく覆うことができる。
【0011】
発明5に係るスピニングリールのロータは、発明1から4のいずれかに記載のロータにおいて、第2カバー部は合成樹脂製である。この場合にも、第2カバー部が合成樹脂製であるので、合成樹脂の弾性を利用すれば、第2カバー部が傷つきにくくなりかつアーム部を隙間なく覆うことができる。
【0012】
発明6に係るスピニングリールのロータは、発明1から3及び5のいずれかに記載のロータにおいて、第1カバー部はステンレス合金製である。この場合には、第1カバー部が腐食しにくく比較的硬質のステンレス合金製であるので、第1カバー部が傷つきにくくなりかつ金属光沢で高級感が得られる。
【0013】
発明7に係るスピニングリールのロータは、発明1から4及び6のいずれかに記載のロータにおいて、第2カバー部はステンレス合金製である。この場合にも、第2カバー部が腐食しにくく比較的硬質のステンレス合金製であるので、第2カバー部が傷つきにくくなりかつ金属光沢で高級感が得られる。
【0014】
発明8に係るスピニングリールのロータは、発明1から3、5及び7のいずれかに記載のロータにおいて、第1カバー部はアルミニウム合金製である。この場合には、第1カバー部がマグネシウム合金とイオン化傾向が近いアルミニウム合金製であるので、ロータ本体が電解腐食しやすいマグネシウム合金のような金属製であっても両者の接触によるロータ本体の電解腐食が生じにくい。
【0015】
発明9に係るスピニングリールのロータは、発明1から4、6及び8のいずれかに記載のロータにおいて、第2カバー部はアルミニウム合金製である。この場合には、第2カバー部がマグネシウム合金とイオン化傾向が近いアルミニウム合金製であるので、ロータ本体が電解腐食しやすいマグネシウム合金のような金属製であっても両者の接触によるロータ本体の電解腐食が生じにくい。
【0016】
発明10に係るスピニングリールのロータは、発明6又は7に記載のロータにおいて、ロータ本体と第1カバー部又は第2カバー部との間に介装された合成樹脂誘電体製の間座部材をさらに備える。この場合には、第1カバー部又は第2カバー部との間に誘電体製の間座部材が介装されるので、第1カバー部又は第2カバー部とロータ本体とが直接接触しなくなる。このため、ロータ本体がマグネシウム合金のような電解腐食しやすい金属製であっても、カバー部の材質に関わりなくロータ本体の電解腐食が生じにくい。
【0017】
発明11に係るスピニングリールのロータは、発明1から10のいずれかに記載のロータにおいて、第1カバー部及び第2カバー部の少なくともいずれかのロータ本体を覆う部分で表面と交差する断面の幅方向の両端は、ロータ本体の幅方向の両端より突出している。この場合には、カバー部の方がロータ本体より突出しているので、スピニングリールを置いたときにカバー部にものが接触してロータ本体にはものが接触しにくい。このため、ロータ本体が保護されより傷つきにくくなる。
【0018】
発明12に係るスピニングリールのロータは、発明1から11のいずれかに記載のロータにおいて、第1カバー部及び第2カバー部の少なくともいずれかは、ロータ本体側から締結されている。この場合には、ロータ本体側から締結されるカバー部の外側の露出部分にねじ孔等を設ける必要がないので、カバー部の外側露出面を滑らかな面にすることができ、表面に異物が付着しにくくなるとともに、意匠上も好ましい外観を得ることができる。
【0019】
発明13に係るスピニングリールのロータは、発明1から12のいずれかに記載のロータにおいて、第1カバー部及び第2カバー部の少なくともいずれかは、ロータに凹凸係合により着脱自在に装着されている。この場合には、凹凸係合により着脱自在に装着されるカバー部の外側の露出部分にねじ孔等を設ける必要がないので、カバー部の外側露出面を滑らかな面にすることができ、表面に異物が付着しにくくなるとともに、意匠上も好ましい外観を得ることができる。
【0020】
発明14に係るスピニングリールのロータは、発明1から13のいずれかに記載のロータにおいて、第1カバー部及び第2カバー部の少なくともいずれかは、ロータに弾性圧入係合により着脱自在に装着されている。この場合には、弾性圧入係合により、容易にかつ確実に両部材を固定することができる。
【0021】
発明15に係るスピニングリールのロータは、発明1から14のいずれかに記載のロータにおいて、第1カバー部及び第2カバー部の少なくともいずれかは、ロータにねじ止めにより複数箇所で締結されている。この場合には、第1カバー部及び第2カバー部のロータからの浮き出しを防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
〔参考実施形態〕
図1において、本発明の参考実施形態が採用されたスピニングリールは、ハンドル1を有し釣竿に装着されるリール本体2と、リール本体2の前方に配置されたロータ3と、ロータ3の前方に配置されたスプール4とを備えている。ロータ3は、リール本体2に回転自在に装着されている。スプール4は、リール本体2に前後移動自在に装着されている。
【0023】
リール本体2は、たとえはマグネシウム合金製であり、リールボディ2aと、リールボディ2aの図1上方に延びる概ねT状の竿装着部2bとを有している。リールボディ2aの内部には、ハンドル1の回転をロータ3に伝達するための回転伝達機構(図示せず)やハンドル1のロータ3の回転に同期してスプール4を前後移動させるためのオシレーティング機構(図示せず)が設けられている。リールボディ2aの後端下部は、オシレーティング機構を収納するために後方に突出する突出部となっている。この突出部には、傷つきを防止するためにプレス成形された、たとえばステンレス合金製等の硬質金属製のカバープレート10が装着されている。カバープレート10とリールボディ2aとの間にはリール本体2の電解腐食を防止するために合成樹脂製の絶縁部材11が介装されている。
【0024】
ロータ3は、図2及び図3に示すように、リール本体2に回転自在に装着されたロータ本体15と、ロータ本体の先端に揺動自在に装着されたベールアーム16と、ロータ本体15の後部外側面に着脱自在に装着されたロータカバー17とを有している。
【0025】
ロータ本体15は、たとえばマグネシウム合金製又はアルミニウム合金製のものであり、図3に示すように、円筒部20と、円筒部20と一体形成された1対の第1ロータアーム21及び第2ロータアーム22とを有している。円筒部20は、リール本体2に回転自在に装着され後端部に他の部分より大径のリング状の大径部20aを有している。第1ロータアーム21及び第2ロータアーム22は大径部20aの外周面の対向する位置に一体形成されている。1対の第1ロータアーム21及び第2ロータアーム22は、大径部20aの外周面の対向する位置で大径部20aから径方向外方に延びる1対の第1接続部21a及び第2接続部22aと、1対の第1接続部21a及び第2接続部22aから屈曲し円筒部20と間隔を隔ててそれぞれ前方に延びる1対の第1アーム部21b及び第2アーム部22bとを含んでいる。第1接続部21a及び第2接続部22aは、大径部20aの外周面から先細りに径方向外方に突出した後、湾曲して第1アーム部21b及び第2アーム部22bに連続している。これらの第1接続部21a及び第2接続部22aと第1アーム部21b及び第2アーム部22bとの外側面には外側に突出する縁取りがなされており、縁取り部分で囲まれた外側部分に空間が形成されている。そして、第1ロータアーム21側の外側空間には、ベールアーム16を糸巻取姿勢と糸開放姿勢とに保持するとともに、糸開放姿勢から糸巻取姿勢に復帰させるベール反転機構30(図2参照)が設けられている。
【0026】
ベールアーム16は釣り糸をスプール4に案内するためのものである。ベールアーム16は、図2及び図3に示すように、1対の第1ロータアーム21及び第2ロータアーム22の先端にそれぞれ揺動自在に装着された第1ベール支持部材25及び第2ベール支持部材26と、第1ベール支持部材25の先端に回転自在に装着されたラインローラ27と、第1ベール支持部材25とラインローラ27を挟んで対向して配置された固定軸カバー28と、第2ベール支持部材26と固定軸カバー28とを連結する線材製の湾曲したベール29とを有している。
【0027】
ロータカバー17は、1対の第1ロータアーム21及び第2ロータアーム22の外側空間を覆うように後方(図2右側)からロータ本体15に装着可能なカバーである。ロータカバー17は、図4及び図5に示すように、端部をロータ本体15の端部に突き合わせた状態でロータ本体15に装着されている。ロータカバー17は、たとえば、PVC等の弾性を有する合成樹脂製の部材であり、傷つきにくくなっている。ロータカバー17は、ロータ3の他のものに接触しやすい部分を覆ってロータ3を保護して傷つきにくくするとともに、ロータ本体15の外側空間を覆うために設けられている。ロータカバー17は、図2及び図3に示すように、大径部20aの外周面及びその後面及び1対の第1接続部21a及び第2接続部22aの外側面をカバーする第1カバー部17aと、第1カバー部17aの両端から前方に延びて1対の第1アーム部21b及び第2アーム部22bの外側面をカバーする1対の第2カバー部17b、17cとを有している。第1カバー部17aの中心には、円筒部20の後端面に嵌め込まれる円形の開口17dが形成されている。第1カバー部17aには、図3に示すように、開口17dを挟んで貫通孔を有するボス部31a、31bが形成されており、ボス部31a、31bに挿入された小ねじ32a、32bによりロータ本体15に締結されている。また、第2カバー部17b、17cにもそれぞれ貫通孔付きのボス部33a、33bが形成されており、ボス部33a、33bに挿入された小ねじ34a、34bによりロータ本体15に締結されている。これらの小ねじ32a、32b、34a、34bは、ロータ3の電解腐食を考慮してアルミニウム合金製である。
【0028】
第1カバー部17a及び第2カバー部17b、17cのロータ本体15を覆う部分で表面と交差する断面の幅方向の両端は、図4(第1カバー部17a)及び図5(第2カバー部17c)に示すように、ロータ本体15の幅方向の両端より突出している。具体的には、第1カバー部17a及び第2カバー部17cの幅方向の寸法W1、W2は、ロータ本体15の大径部20a及び第2ロータアーム22の寸法W3、W4より1mm大きい。このような寸法にすると、両端で第1カバー部17a及び第2カバー部17cがロータ本体15より0.5mm突出する。なお、この寸法W1、W2ととの差は、0.5mm〜6mmの範囲が好ましい。第1カバー部17a及び第2カバー部17cの寸法W1、W2とロータ本体15の寸法W3、W4との差が0.5mm未満であると、両端で0.25mm未満しか第1カバー部17a及び第2カバー部17cが突出せず、ロータ本体15との段差が小さくなり過ぎて、ロータ本体15にものが接触しやすくなる。また、6mmを越えると、両端での突出量が大きくなり過ぎて、段差部分が目立って美観上見苦しくなるとともに、段差部分にゴミなどの異物がたまりやすくなる。なお、第2カバー部17bは、第1カバー部17a及び第2カバー部17cと同様に、ロータ本体15の幅方向の両端より突出している。
【0029】
スプール4は、外周に釣り糸が巻き付けられる鍔付き円筒状の部材である。スプール4は、ロータ3の回転に同期して前後移動し、ベールアーム16により案内された釣り糸を外周面に略均一に巻き取る。
【0030】
このように構成されたスピニングリールでは、ロータカバー17が第1接続部21a及び第2接続部22aの屈曲部分だけでなく、円筒部20の大径部20aの外側面もカバーしているので、リールを硬いものの上に置いても、ロータ3の外側露出部分がカバーされて傷つきにくくなる。しかも、ロータカバー17がロータ本体15より突出しているので、ロータ本体15にものが接触しにくくなり、さらにロータ本体15が傷つきにくくなる。このため、ロータ3の軽量化を図るためにロータ本体15をマグネシウム合金などの腐食しやすい金属製にしても、表面の塗膜や酸化膜が剥離せず、ロータ本体15が腐食しにくくなる。また、ロータカバー17は、軽量な合成樹脂製であるため、ロータ3をさらに軽量化できる。
【0031】
〔他の参考実施形態〕
(a) 前記参考実施形態では、第1カバー部17aと、1対の第2カバー部17b、17cとを一体形成したが、図6に示すように、それらを別々に形成してもよい。この場合、第1カバー部17aの両端に外方に突出する1対の耳部18a、18bを形成し、ロータ本体15に第1カバー部17aを締結するとともに、その耳部18a、18bを覆うように第2カバー部17b、17cを第1ロータアーム21及び第2ロータアーム22に締結すればよい。このため、耳部18a、18bには、ボス部31a、31bが形成され、小ねじ32a、32bを第2カバー部17b、17cからボス部31a、31bを貫通させてロータ本体15に第1カバー部17a及び第2カバー部17b、17cを締結している。なお、第2カバー部17b、17cは、ボス部33a、33bを貫通する小ねじ34a、34bによってもロータ本体15に締結されている。
【0032】
(b) 図7に示すように、第1カバー部17aをカバーする第3カバー部17eをさらに設け、第2カバー部17cを第1カバー部17aと一体形成し、第2カバー部17bを第3カバー部17eと一体形成してもよい。この場合、ロータ3後端に露出する小ねじの数を減らすことができる。
【0033】
(c) 前記参考実施形態では、ロータカバー17が合成樹脂製であったが、ロータカバー17は、アルミニウム合金やステンレス合金製てもよい。この場合、ロータ本体15が電解腐食しやすいマグネシウム合金製でロータカバー17がステンレス合金製のときには、両者のイオン化傾向が離れているので、ロータ本体15が電解腐食しやすい。このようなときには、図8に示すように、ロータカバー17とロータ本体15との間に間座部材40を装着してもよい。間座部材40は、たとえば合成樹脂誘電体製の部材であり、ロータカバー17とロータ本体15との直接の接触を避けることにより、ロータ本体15の電解腐食を防止できる。
【0034】
(d) 前記参考実施形態では、ロータ本体15に端部を突き合わせた状態にロータカバー17を装着したが、図9、図10及び図11、図12に示すように、端部を重ね合わすように装着してもよい。
【0035】
図9及び図10に示す参考実施形態では、ロータカバー17に段差部17fを形成し、段差部17fがロータ本体15の外周側を覆うように両者を重ね合わせている。なお、この参考実施形態では、ロータ本体15の円筒部20の後端部には大径部が形成されておらず、円筒部20の後端部を第1カバー部17aが覆っている。
【0036】
また、図11、図12に示す参考実施形態では、ロータ本体15の外周部に段差部15aを形成し、この段差部15aをロータカバー17の段差部17fで覆っている。この参考実施形態では、図9及び図10に示す参考実施形態に比べて、外側への突出量を少なくすることができる。
【0037】
(e) 前記参考実施形態では、ロータカバー17側(外側)からロータカバー17をロータ本体15に装着したが、図13に示すように、第1カバー部17aをロータ本体15側から小ねじ32a、32bにより装着してもよい。また、この参考実施形態では、第2カバー部17b、17cは、小ねじに代えて凹凸嵌合により第1アーム部21b及び第2アーム部22bに装着されている。すなわち、図13及び図14に示すように、第1アーム部21b及び第2アーム部22bには、ロータ3の回転軸と平行に1対の突起部21c、21d、22c、22dが形成されている。突起部21c、21d、22c、22dは対向するように内向きに突出している。一方、ロータカバー17の第2カバー部17b、17cの端部には、突起部21c、21d、22c、22dに係合する位置に係合溝41a、42a、43a、44aを有する係合部材41、42、43、44が設けられている。係合部材41、42、43、44は、端部内周側に第1アーム部21b及び第2アーム部22bに向けて突出してロータ3の回転軸と平行に形成されており、ロータカバー17をロータ本体15に装着するときにスライドして第1アーム部21b及び第2アーム部22bに係合する。
【0038】
なお、この凹凸係合に代えて、小ねじにより内周側から第2カバー部17b、17bを第1アーム部21b及び第2アーム部22bに締結するようにしてもよい。
【0039】
このような構成では、ロータカバー17の外側に小ねじや小ねじを装着するための孔が無くなるので、ロータカバー17の表面が滑らかになり、意匠上も好ましく、また、ゴミなどの異物が付着しにくくなる。
【0040】
(f) 前記参考実施形態では、ロータカバー17によりロータ本体15の外側面全てを覆ったが、ロータカバー17により他のものと最も接触しやすい大径部と1対の接続部の少なくとも一部を覆うだけでもよい。
【0041】
(g) 前記参考実施形態では、第1カバー部17aは小ねじ32a、32bによりロータ本体15に締結されていたが、図15に示すように、第1カバー部17aに形成された係合部17gをロータ本体15の端部に形成された被係合部15bに弾性圧入係合してもよい。この場合は、容易にかつ確実に第1カバー部17aを固定することができる。
【0042】
なお、この参考実施形態では第1カバー部17aは、第2カバー部17b、17cと一体成形されている。第2カバー部17b、17cは、小ねじにより第1アーム部21b及び第2アーム部22bに締結したり、あるいは図13に示すように小ねじに代えて凹凸嵌合により第1アーム部21b及び第2アーム部22bに装着してもよい。凹凸嵌合により第2カバー部17b、17cを装着する場合は、第1カバー部17aをロータ本体15に弾性圧入係合し、さらに第1カバー部17aと一体成形された第2カバー部17b、17cをスライドして第1アーム部21b及び第2アーム部22bに凹凸嵌合するので、第1カバー部17a及び第2カバー部17b、17cの装着がさらに容易になる。また、小ねじや小ねじを装着するための孔を設ける必要がないので、全体の構成が簡素になる。
【0043】
〔本発明の実施形態〕
本発明の一実施形態が採用されたスピニングリールは、以下の構成を除いて、前記参考実施形態と同様であるので詳細な説明を省略する。
【0044】
本発明の実施形態では、図16に示すように、第1カバー部17aと第2カバー部17b、17cとがそれぞれ別体で形成され、第1カバー部17aがロータ本体15に弾性圧入係合され、さらに小ねじ35a、35bにより、それぞれ2箇所で締結されている。この場合は、さらに確実に第1カバー部17aを固定することができる。また、第1カバー部17aには、第2カバー部17b、17c装着時において第2カバー部17b、17cにより押圧される浮き止め部17h、17iがそれぞれ第2カバー部17b、17c側に突出して形成されている。この場合は、第1カバー部17aの小ねじ35a、35bによる浮き出しを防止することができる。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、ロータの他のものに最も接触しやすい部分である1対の接続部や円筒部の後端部の少なくとも一部を第1カバー部で覆うことにより、ロータが傷つきにくくなる。しかも、第1カバー部は着脱自在なため、仮に第1カバー部が傷ついたり壊れたりしても交換が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考実施形態を採用したスピニングリールの側面図。
【図2】 その側面断面図。
【図3】 ロータの分解斜視図。
【図4】 図1のIV−IV断面図。
【図5】 図1のV−V断面図。
【図6】 他の参考実施形態の図3に相当する図。
【図7】 他の参考実施形態の図3に相当する図。
【図8】 他の参考実施形態の図3に相当する図。
【図9】 他の参考実施形態の図4に相当する図。
【図10】 その図5に相当する図。
【図11】 他の参考実施形態の図4に相当する図。
【図12】 その図5に相当する図。
【図13】 他の参考実施形態の図3に相当する図。
【図14】 その図4に相当する図。
【図15】 他の参考実施形態のロータ要部の側面断面図。
【図16】 本発明の一実施形態のロータ要部の背面図。
【符号の説明】
2 リール本体
3 ロータ
15 ロータ本体
15b 被係合部
16 ベールアーム
17 ロータカバー
17a 第1カバー部
17b、17c 第2カバー部
17e 第3カバー部
17g 係合部
17h、17i 浮き止め部
20 円筒部
20a 大径部
40 間座部材
Claims (15)
- リール本体に回転自在に装着されスプールに釣り糸を案内して巻き付けるスピニングリールのロータであって、
前記リール本体に回転自在に装着される円筒部と、前記円筒部の後端部の外周面の対向する位置から径方向外方に延びる1対の接続部及び前記1対の接続部から屈曲し前記円筒部と間隔を隔ててそれぞれ前方に延びる1対のアーム部を含む1対のロータアームとを有するロータ本体と、
前記1対のロータアームの先端に揺動自在に装着され釣り糸をスプールに案内するためのベールアームと、
前記円筒部の後端部及び前記1対の接続部の外側露出面の少なくとも一部を覆うように前記ロータ本体に着脱自在に装着された第1カバー部と、
前記1対のアーム部の外側露出面を覆うように前記両アーム部に各別に着脱自在に装着された1対の第2カバー部とを備え、
一方の前記接続部及び一方の前記アーム部の外側空間には、ベールアームを糸開放姿勢から糸巻取姿勢に復帰させるベール反転機構が設けられており、
前記第1カバー部は、少なくとも前記ベール反転機構が設けられる前記一方の接続部及び前記一方のアーム部の後面を覆うように前記ロータ本体に着脱自在に装着され、かつ前記円筒部の後部に連通し前記リール本体の前部が挿通される開口を有しており、
前記第1カバー部及び第2カバー部のいずれか一方は、前記第1カバー部及び第2カバー部のいずれか他方を浮き止めする浮き止め部を有している、スピニングリールのロータ。 - 前記円筒部は、前記後端部外周面に他の部分より大径の大径部を有し、
前記第1カバー部は、前記大径部及び前記1対の接続部の外側露出面の少なくとも一部を覆うように前記ロータ本体に着脱自在に装着されている、請求項1に記載のスピニングリールのロータ。 - 前記ロータ本体は、アルミニウム合金又はマグネシウム合金製である、請求項1又は2に記載のスピニングリールのロータ。
- 前記第1カバー部は合成樹脂製である、請求項1から3のいずれかに記載のスピニングリールのロータ。
- 前記第2カバー部は合成樹脂製である、請求項1から4のいずれかに記載のスピニングリールのロータ。
- 前記第1カバー部はステンレス合金製である、請求項1から3及び5のいずれかに記載のスピニングリールのロータ。
- 前記第2カバー部はステンレス合金製である、請求項1から4及び6のいずれかに記載のスピニングリールのロータ。
- 前記第1カバー部はアルミニウム合金製である、請求項1から3、5及び7のいずれかに記載のスピニングリールのロータ。
- 前記第2カバー部はアルミニウム合金製である、請求項1から4、6及び8のいずれかに記載のスピニングリールのロータ。
- 前記ロータ本体と前記第1カバー部又は第2カバー部との間に介装された合成樹脂誘電体製の間座部材をさらに備える、請求項6又は7に記載のスピニングリールのロータ。
- 前記第1カバー部及び前記第2カバー部の少なくともいずれかの前記ロータ本体を覆う部分で表面と交差する断面の幅方向の両端は、前記ロータ本体の前記幅方向の両端より突出している、請求項1から10のいずれかに記載のスピニングリールのロータ。
- 前記第1カバー部及び第2カバー部の少なくともいずれかは、前記ロータ本体側から締結されている、請求項1から11のいずれかに記載のスピニングリールのロータ。
- 前記第1カバー部及び第2カバー部の少なくともいずれかは、前記ロータに凹凸係合により着脱自在に装着されている、請求項1から12のいずれかに記載のスピニングリールのロータ。
- 前記第1カバー部及び第2カバー部の少なくともいずれかは、前記ロータに弾性圧入係合により着脱自在に装着されている、請求項1から13のいずれかに記載のスピニングリールのロータ。
- 前記第1カバー部及び第2カバー部の少なくともいずれかは、前記ロータにねじ止めにより複数箇所で締結されている、請求項1から14のいずれかに記載のスピニングリールのロータ。
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