JP4443777B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は魚などの焼き物をする加熱調理器に関し、特に被加熱物の過加熱による庫内での異常に対処する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の加熱調理器を、例えば誘導加熱調理器に用いられている加熱調理器を用いて説明する。
【0003】
図9は誘導加熱調理器の外観斜視図である。図に示すように箱状の本体ケース1の天面にはトッププレート2が設けられ、前記トッププレート2には誘導加熱によって調理器具を加熱し、被加熱調理物を調理する加熱部3が設けられている。また本体ケース1の前面には魚などの焼き物をする加熱調理器4と操作部5とが設けられ、さらに本体ケース1の後方上面に加熱調理器4で加熱調理した場合に出る高温の油煙などを排出する排気口6が設けられている。
【0004】
前記構成における加熱調理器4について説明する。図10は従来の加熱調理器の側面断面図である。図10において、7は加熱室、8は加熱室7の開口部に設けたガラスドアであり、9は受け皿でガラスドア8と一体となり、ガラスドア8の開閉に連動して加熱室7より出し入れができる。また受け皿9には焼き網10が載置され、さらにその上に被加熱調理物11、例えば魚が載置される。また、受け皿9には使用時に水12が入れられている。13はヒータである。さらに、加熱室7の底面14には受け皿9の出し入れがしやすいようにするためのレール15と受け皿9を引き出す時の落下を防止するためのストッパー16、並びに受け皿9の温度を検知する底面温度センサー17が受け皿9と加熱室7の底面14との間に隙間18を介して取り付けられている。受け皿9の後方には突起19が設けられ、受け皿9を引き出す時にストッパー16に当接して加熱室7からの落下を防止している。
【0005】
前記構成において動作を説明する。焼き網10の上に被加熱調理物11を載置し、ヒータ13を通電すると、魚11から出る油は受け皿9に滴下する。受け皿9は輻射熱により温度が上昇するが、受け皿9には水12がある間は水の蒸発熱により受け皿9の温度は100℃以下に抑えられている。水12が無くなると受け皿9の温度は急激に上昇し、被加熱調理物からの油の滴下により受け皿9に溜まった油は発煙するようになる。発煙すると、煙は魚11に付着しその風味を損なったり、加熱室7の壁面に付着して汚したりする。また発煙が極めて多量になると、通常、排気筒20と連通している排気口6の上方に設けられた換気装置の処理能力を超え、室内に洩れて室内の空気を汚してしまうことになる。そのために受け皿9の温度を検知し、急激な温度変化をとらえて、受け皿9の水12が無くなったため水12を追加することを報知するか、加熱を中断するかして発煙を抑えていた。
【0006】
さらに、万が一の異常使用を想定すると、全ての安全装置が動作せず、被加熱調理物を取り出すことなく、加熱を続けると受け皿の温度はさらに上昇し、ある条件において庫内で発火する場合が考えられる。その時には、油煙が加熱室から漏れないようにするために、電源スイッチを切り、使用者が濡れたタオルで吸・排気口全体を塞ぎ、排気口からの酸素の供給を絶ち、ブレーカーを切るという消火操作が必要であった。しかし、発火した炎は加熱室の外部に出ない構成とすると共に十分な検査を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、加熱調理の方法には種類が多く、受け皿9に水を入れることを推奨しても水を入れない方が調理上望ましかったり、水を入れずに調理をする場合もあった。この場合、ちょっと注意を怠ると受け皿9に溜まった油が発火し、多量の煙が発生して加熱室7の外に漏れてしまうという問題があった。また、仮に全ての安全装置が不能になり、うっかり通電を切らずにその場から離れているときに加熱室7内での発火が起こった場合、前述の消火方法を取ることができず、被加熱調理物または受け皿に溜まった油が尽きるまで自然鎮火はせず、加熱室が使用不能になると共に、加熱室から出た煙が室内に充満してしまうという問題が考えられる。これらの問題に対して従来の構成では十分に対応できなかった。
【0008】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱室内での発火を想定し、仮に発火した場合でも確実に消火動作を行うと共に、発生した煙が加熱室外に漏れないようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために本発明の加熱調理器は、ヒータを内蔵し、被加熱調理物を加熱調理する加熱室と、前記加熱室の開口部に設けたドアーと、前記加熱室と連通し、高温の油煙を前記加熱室外へ排出する排気通路である排気筒と、前記排気筒内に設けた遮蔽扉による前記排気通路の開閉を可能にする開閉機構とを備え、前記加熱室の天面は所定のキュリー温度を有する磁性金属材料からなり、前記天面の外側に前記天面の磁性がなくなると前記加熱室内の発火を検知する検知手段を設け、前記検知手段が前記加熱室内の発火を検知すると前記開閉機構と連動する伝達手段により前記遮蔽扉を閉の状態とする構成とした。これによって、庫内での発火箇所をいち早く検知しスムーズに消火することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、ヒータを内蔵し、被加熱調理物を加熱調理する加熱室と、前記加熱室の開口部に設けたドアーと、前記加熱室と連通し、高温の油煙を前記加熱室外へ排出する排気通路である排気筒と、前記排気筒内に設けた遮蔽扉による前記排気通路の開閉を可能にする開閉機構とを備え、前記加熱室の天面は所定のキュリー温度を有する磁性金属材料からなり、前記天面の外側に前記天面の磁性がなくなると前記加熱室内の発火を検知する検知手段を設け、前記検知手段が前記加熱室内の発火を検知すると前記開閉機構と連動する伝達手段により前記遮蔽扉を閉の状態とする構成とすることにより、庫内での発火箇所をいち早く検知しスムーズに消火することができる。
【0017】
請求項2に記載の発明は、特に、請求項1に記載の検知手段を複数個備えた構成とすることにより、庫内の一部で発火した場合にも、その真上にある天面の発火温度に設定したキュリー温度を超えるため、連動した検知手段で遮蔽扉を制御することができる。
【0018】
【実施例】
以下本発明の実施例および参考例について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の加熱調理器とは、オーブンや魚などを焼くのみの専用の加熱調理器として、または電磁誘導加熱調理器やガス調理器のように他の調理機能を有する調理器の一つの調理機能として用いられる加熱調理器との両方を含めたものである。
【0019】
また、従来例と同一機能には同一符号を付した。なお、本発明は、以下に説明するように排気通路の扉を遮蔽することを主としたものであり、異常時には当然、主電源は遮断されるがその説明は省略する。
【0020】
(参考例1)
図1および図2は本発明の参考例1における加熱調理器の側面断面図である。図1において加熱室7の底面14には2本のレール15が設けられている。このレール15上に受け皿9を載置することにより受け皿9の移動を容易にしている。そしてこの2本のレール15の間で加熱室7の後方の底面14に突起19を設けている。そしてこの突起19に加熱室7の外側から底面温度センサ17を当接し、受け皿9の温度を隙間18を介して検知する。ヒータ13に通電すると受け皿9の温度は上昇する。これはヒータ13からの輻射熱により水12が加熱されるからである。そして100℃付近になると水12が蒸発熱を奪って蒸発するためほぼ一定温度に保たれる。そして、水12が蒸発して無くなると受け皿9の温度は急上昇する。ここまでの構成は、従来例とほぼ同じである。
【0021】
この構成において、加熱室内での発火の主な原因は被加熱調理物から発生したガスの発火や、被加熱調理物からの油や受け皿内に溜まった油自身の燃焼によるものである。それらの条件として、(1)加熱室内に水蒸気がない。(2)加熱室内にオイルミストが充満している。(3)加熱室内温度(オイルミスト温度)が約300℃以上である。以上の条件を満たし、被加熱調理物の温度、受け皿内の油の温度が約350℃以上となると、オイルミストへの着火が生じると考えられる。そうならないためにも加熱室7内に水蒸気がない場合において、加熱室7内の温度を300℃以下、受け皿温度を240℃以下にする必要がある。よほどの異常な条件でない限り加熱室7での被加熱調理物の発火は通常防ぐことが可能である。
【0022】
しかし、例えば、安全装置が全て不能で、かつ被加熱調理物を取り出さず連続して加熱してしまった場合などの異常な状態では発火する。このとき、加熱室内の温度は発火により上昇する。従って、加熱室から排出される排気ガスの温度は通常の調理を行っている場合に比し高温の熱気となる。本参考例はこの高温の熱気を利用し異常状態を回避するものである。以下、本参考例の特徴とする構成について説明する。
【0023】
20は加熱室7で発生した油煙などの煙を加熱室7から排出する排気通路に設けた排気筒である。21は排気筒20の排気通路を所定温度で開閉する磁性金属材料からなる遮蔽扉である。ここでいう所定温度とは、異常な状態を最もよく検知できる温度であり、この温度が低すぎると異常でないのに遮蔽扉21を閉の状態にし、高すぎると遮蔽扉21を閉の状態にするのが遅れ消化が遅れると共に多量の煙が室内に漏出する。この所定の温度は加熱室7の構成や遮蔽扉21の設置する場所により異なるため、夫々の機種において実験的に求め設定した温度である。一例として遮蔽扉21は設定した温度付近、例えば450℃のキュリー点を有する磁性金属材料の中から選ばれて構成している。22は遮蔽扉21に対応する位置に設けた磁石からなる制御手段であり、通常はその磁力により遮蔽扉21を開の状態に維持している。また、23は遮蔽扉21をバネなどにより閉の状態になるように伏勢している開閉機構である。
【0024】
以下、前記構成における作用について説明する。
【0025】
加熱室7で被加熱調理物11を加熱調理すると、通常は排気筒20の遮蔽扉21は開の状態であるので、被加熱調理物11から発生した煙は排気筒20より外部に排出される。そして、加熱室7内で受け皿9に滴下した油や被加熱調理物11が発火するという異常状態になると、加熱室7内の温度は急上昇すると共に多量の煙が発生する。この煙は排気筒20を矢印Aのように流れ加熱室外へ排出される。このとき煙は発火により通常より高温になっているので、この熱により磁性金属材料の温度が上昇する。そして温度がキュリー点に達すると磁性金属材料はその磁性を失い、制御手段との磁力によって保持されていた遮蔽扉21は保持力を失い、バネなどで伏勢した開閉機構23により閉の状態になる。図2にこの状態を示す。これにより、外気との唯一の開口部である排気筒20を遮蔽し、被加熱調理物の燃焼を継続させる酸素供給を絶つことができるので、速やかにかつ安全に消火を行うことができると共に煙が加熱室7の外に漏出するのを少なくすることができる。
【0026】
なお、本参考例では、遮蔽扉として設定温度付近にキュリ―点を有する磁性金属材料を用いた場合について述べたが、これに限定されるものではなく、遮蔽扉として耐熱性材料を用い、制御手段として煙検知センサまたは温度検知センサとモータとを組合わせ遮蔽扉の開閉を制御してもよい。
【0027】
また、排気筒が複数個ある場合はそれぞれの排気筒に前記手段を設ければよい。
【0028】
(参考例2)
図3および図4は本発明の参考例2における加熱調理器の側面断面図である。なお、参考例1と基本構成はほぼ同じであるので相違点を中心にして説明する。また、参考例1と同一機能には同一符号を付しその説明は省略する。
【0029】
この構成では次のような効果が得られる。加熱室7内で被加熱調理物11または、受け皿9内に溜まった油が発火した場合、加熱室7内の温度は急激に上昇する。そのため、磁性金属材料からなる遮熱扉21を加熱室7内に設けることで、磁性金属材料からなる遮蔽扉21のキュリー点を、より炎に近い温度で設定することができ、発火が起こってすぐに遮蔽扉21は磁性を失い、遮蔽扉21を加熱室7と排気筒20との連通部へとスライドさせる開閉機構24の動作により、加熱室7内の開口部を「閉」の状態にして、酸素供給を絶ち消火を行うことができる。この状態を図4に示す。
【0030】
また、参考例1と同様に遮蔽扉として耐熱性材料を用い同様の制御をしても良い。
【0031】
(参考例3)
図5および図6は本発明の参考例3における加熱調理器の側面断面図である。なお、参考例1と基本構成はほぼ同じであるので相違点を中心にして説明する。また、参考例1と同一機能には同一符号を付しその説明は省略する。
【0032】
図5において、参考例1の構成と異なる点は、1つの排気筒20に対して、加熱室7との排気筒20とを連結する連通部を2つ設け、受け皿9よりも上方にある連通部A25の開口面積を、受け皿9よりも下方にある連通部B26の開口面積よりも大きくした点である。
【0033】
この構成では次のような効果が得られる。加熱室7内で被加熱調理物11または、受け皿9内に溜まった油が発火した場合、加熱室7内の温度は急激に上昇する。そして、加熱室7内での燃焼ガスや炎の流れ24は受け皿9よりも上方にある連通部25から排気筒20を通って本体ケース後方上面の排気口6より外部へ出ようとするが、あらかじめ加熱室7内の発火に対し、排気筒20を通る燃焼ガスの温度にキュリー点を設定した遮蔽扉21が排気筒20内に設置されており、排気筒20を通過する燃焼ガスの温度がキュリー点を超えると参考例1と同様な動作を行い、排気通路を「閉」の状態にする。この時、排気通路は、連通部A25と受け皿9よりも下方にある連通部B26が一つにつながる。そして、二酸化炭素を含む温められた燃焼ガスは、受け皿より上方にある開口面積の広い連通部A25から受け皿9より下方にある開口面積の狭い連通部B26を通り、再び加熱室7内へと循環するようになる。再び加熱室7内に戻ってきた二酸化炭素は加熱室7内で下方に充満し、被加熱調理物11および受け皿9に溜まった油の発火を消火することができる。
【0034】
また、参考例1と同様に遮蔽扉として耐熱性材料を用い同様の制御をしても良い。
【0035】
(実施例1)
図7(a)は本発明の実施例1における加熱調理器の上面図、図7(b)は同加熱調理器の側面断面図である。なお、参考例1と基本構成はほぼ同じであるので相違点を中心にして説明する。また、参考例1と同一機能には同一符号を付しその説明は省略する。
【0036】
図7において、参考例1の構成と異なる所は、加熱室7の天板27を加熱室7内での発火温度にあらかじめ設定した磁性金属材料を使用し、加熱室7の天板27の加熱室7の外側にマグネットで構成した検知手段28を載置し、この検知手段28と排気筒20内に設けた開閉機構23が伝達手段29を介して動作する点である。
【0037】
この構成では次のような効果が得られる。狭い加熱室7内で発火した場合、炎はまず加熱室7内の天板27に達し、その時、加熱室7内の天板27の温度は急激に上昇する。磁性金属材料からなる天板27のキュリー温度を参考例2よりもさらに、炎の温度に近く設定することができ、加熱室7内の発火をより早く検知し、天板27の磁性がなくなると、マグネットで構成される検知手段28により、遮蔽扉21の開閉を可能にする開閉機構23と連動している伝達手段29が動作し、遮蔽扉21が排気筒20を遮蔽する。そして、外気と遮断することで、消火を行う。
【0038】
(実施例2)
図8(a)は本発明の実施例2における加熱調理器の上面図であり、図8(b)は同加熱調理器の側面断面図である。なお、参考例1と基本構成はほぼ同じであるので相違点を中心にして説明する。また、参考例1と同一機能には同一符号を付しその説明は省略する。
【0039】
図8において、参考例1の構成と異なる所は、検知手段28を天板27上に複数個設けた点である。
【0040】
この構成では次のような効果が得られる。図7の様に加熱室7内の一部で発火が生じた場合、その一部から天面に熱が伝導して検知手段28が動作する天板27のキュリー点に達するまでに時間がわずかではあるがかかってしまう。しかし図8の様に天面に設ける検知手段28を例えば4個用いた場合、天面における検知の領域を4分割することができ、そのそれぞれの検知手段28に連動した排気筒20内の開閉機構23が備わっているため、加熱室7内のどこで発火が発生しようとも、発火が起こればその箇所の天面にある発火温度に設定した磁性金属材料のキュリー点を超えて、検知手段28からすぐに排気筒20内の開閉機構23へと伝達手段29を介して伝達され、遮蔽扉21により排気通路を外気と遮断し、消火をスムーズに行うことができる。また、本実施例においては、検知手段を4個用いたが、さらに数を増やすことで天面の分割数が増え、より精度の良い発火検知が可能となる。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、仮に発火した場合でも確実に消火動作を行うと共に、発生した煙が加熱室外に漏れないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例1における加熱調理器の側面断面図
【図2】 同加熱調理器の側面断面図
【図3】 本発明の参考例2における加熱調理器の側面断面図
【図4】 同加熱調理器の側面断面図
【図5】 本発明の参考例3における加熱調理器の側面断面図
【図6】 同加熱調理器の側面断面図
【図7】 (a)本発明の実施例1における加熱調理器の上面図
(b)同加熱調理器の側面断面図
【図8】 (a)本発明の実施例2における加熱調理器の上面図
(b)同加熱調理器の側面断面図
【図9】 誘導加熱調理器の外観斜視図
【図10】 従来の加熱調理器の側面断面図
【符号の説明】
7 加熱室
9 受け皿
11 被加熱調理物
13 ヒータ
20 排気筒
21 遮蔽扉
22 制御手段
23 開閉機構
25 連通部A
26 連通部B
27 天板(天面)
28 検知手段
29 伝達手段
Claims (2)
- ヒータを内蔵し、被加熱調理物を加熱調理する加熱室と、前記加熱室の開口部に設けたドアーと、前記加熱室と連通し、高温の油煙を前記加熱室外へ排出する排気通路である排気筒と、前記排気筒内に設けた遮蔽扉による前記排気通路の開閉を可能にする開閉機構とを備え、前記加熱室の天面は所定のキュリー温度を有する磁性金属材料からなり、前記天面の外側に前記天面の磁性がなくなると前記加熱室内の発火を検知する検知手段を設け、前記検知手段が前記加熱室内の発火を検知すると前記開閉機構と連動する伝達手段により前記遮蔽扉を閉の状態とする構成とした加熱調理器。
- 検知手段を複数個備える構成とした請求項1記載の加熱調理器。
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