JP4441779B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部に特定領域が設けられた入賞装置(以下、特別入賞装置という)を備え、特別入賞装置内に入賞した遊技媒体がさらに特定領域に入賞することによって遊技者に有利な特別遊技状態(以下、単に特別遊技状態という)となる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機のなかには、始動口に遊技媒体が入賞することで特別入賞装置に遊技媒体が入賞可能な始動入賞状態となり、始動入賞状態において特別入賞装置に入賞した遊技媒体がさらに特別入賞装置内の特定領域に入賞することで特別遊技状態となるものがある。この種の遊技機では、特別入賞装置に入賞した遊技媒体が特別遊技状態の開始条件である特定領域へ入賞するか否かが遊技者の遊技的興味の大部分を占める。このため、従来から、特別入賞装置内に入賞した遊技媒体の動きに変化をつけるための可動体を特別入賞装置内に設ける遊技機が開発されている。
この従来の遊技機では、特別入賞装置内に設けられた可動体は、特定領域の近傍に遊技媒体を誘導する第1の位置と、特定領域から離れた通常領域に遊技媒体を誘導する第2の位置とに移動可能に設けられる。このため、可動体を第1の位置とすることで特定領域に遊技媒体が入賞し易い状態となり、逆に、可動体を第2の位置とすることで特定領域に遊技媒体が入賞し難い状態とすることができる。したがって、従来の遊技機では、可動体の動きによって特定領域への遊技媒体の入賞の難易度が変化し、これによって遊技者の期待感に変化が与えられるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の遊技機においては、特別入賞装置の可動体は予め定められた一定のパターンで動作するようになっているため、長時間の遊技によって飽きられ易いものとなっていた。例えば、可動体が遊技機への電源投入から一定のパターンの動作を繰返したり、始動入賞毎に同一のパターンで動作するようになっていた。このため、長時間の遊技が行われると、可動体の動きに対する遊技者の関心も薄れ、今一つ面白みがないという問題を呈していた。
【0004】
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、遊技者の行なった遊技結果を可動体の動きに反映させることで、遊技者に新たな楽しみを与え面白みの高い遊技機を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記課題を解決するために請求項1に記載の遊技機は、通常遊技状態と遊技者に有利な特別遊技状態との間で遊技状態が切換えられ、通常遊技状態中に始動口に遊技媒体が入賞することで特別入賞装置内に遊技媒体が入賞可能な始動入賞状態となり、その始動入賞状態において特別入賞装置内に入賞した遊技媒体が当該特別入賞装置内に設けられた特定領域に入賞すると、所定の終了条件を満たすまで特定遊技を繰返し実行する遊技者に有利な特別遊技状態となる遊技機において、特別入賞装置は、特定領域への遊技媒体の入賞を容易にする第1の状態と、入賞を困難にする第2の状態とに変換可能な可動体を備え、特別遊技状態の遊技結果に応じて、当該特別遊技状態終了後の通常遊技状態中の始動入賞状態において可動体が第1の状態とされる時間と第2の状態とされる時間の比率が決定される。具体的には、特別遊技状態の遊技時間が所定時間より小さい場合には、特別遊技状態の遊技時間が前記所定時間より大きい場合と比べて、当該特別遊技状態終了後の通常遊技状態中の始動入賞状態において第1の状態とされる時間の比率が高い。
上記遊技機では、特別遊技状態の遊技結果に応じて、当該特別遊技状態終了後に行われる始動入賞状態の際の可動体の動き〔第1の状態とされる時間と第2の状態とされる時間の比率(特定領域への入賞確率)〕が決定される。したがって、可動体の動き(特別遊技状態への移行確率)を遊技者の遊技によって決定できるため、可動体の動きに対する関心が維持され面白みの高い遊技を提供することができる。また、特別遊技状態の遊技結果が可動体の動きに反映されることから、特別遊技状態の価値がより一層高まり、特別遊技状態の遊技性を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
上述した請求項に記載の遊技機は、下記に示す形態で好適に実施することができる。
(形態1)上記の遊技機において、可動体は複数の動作パターン(比率)で動作可能であって、始動入賞状態においては複数の動作パターンから遊技結果に応じて選択された一の動作パターンで動作する。このような形態によると、特別遊技状態の遊技結果を木目細かく可動体の動作(比率)に反映することができる。
(形態2)上記の遊技機において、特別遊技状態終了後の始動入賞状態における可動体の比率又は動作パターンは、特別遊技状態終了後に行われた始動入賞状態の回数や、遊技時間等の種々の条件によって切替えられても良い。このような形態によると、遊技の進行に伴ない可動体が異った動作パターンで駆動されるため、長時間の遊技による遊技者の飽きを防止することができる。
(形態3)上記の遊技機において、特別入賞装置には可動体が複数設けられても良い。このような形態によると、複数の可動体のコンビネーションによって遊技媒体の動きを複雑に変化させることができ、遊技者をより楽しませることができる。
【0010】
【実施例】
(第1実施例) 本発明をパチンコ機に具現化した第1実施例を図面を参照して説明する。図1は本実施例に係るパチンコ機の外観を示す正面図である。
図1に示されるように、パチンコ機1の正面中央には遊技盤2が配設されている。遊技盤2には、その表面に略円形状にレール5が配設され、レール5によって囲まれた遊技領域3に、キャラクタ体15や羽根12,13を備える電動役物装置7(請求項でいう特別入賞装置)、始動口センサ25〜27を備える始動口10a,10b,11等の各種遊技装置が配設されている。また、遊技盤2の下方に発射装置(図示省略)を操作するためのハンドル4、賞球の受け皿である上皿6、上皿6でオーバーフローしたパチンコ球の受け皿である下皿14等が配設されている。
この遊技領域3には、ハンドル4を操作することで発射装置から発射されたパチンコ球が打ち込まれ、このパチンコ球が遊技領域内を流下する(釘等によってパチンコ球の進行方向が変化する)ことで各種遊技装置が作動するようになっている。
【0011】
次に、電動役物装置7の構成について図2、図3を参照して説明する。図2は、電動役物装置7の正面図であり、図3は、図2のIII―III線縦断面図である。図2に示す電動役物装置7は、「センター役物」とも呼ばれ、遊技盤2に取り付けられる枠体7aをアウトラインとして構成される。枠体7aの上部には、入賞すると規定個数(本実施例では5個)の賞球が払出される天入賞口17が設けられ、さらには、複数のLEDで構成される大当り遊技(請求項でいう特別遊技状態に相当する)のラウンド回数等を表示する図柄表示器16が備えられている。枠体7aの左右両部には、電動役物装置7内へのパチンコ球の入賞口である大入賞口18、19が設けられている。大入賞口18,19を開閉する羽根12,13(左羽根12、右羽根13)は、約90度の角度範囲内で回動可能に枠体7aに取り付けられている。枠体7aの左羽根12,右羽根13の隣接する部位にはそれぞれ検出部60が設けられ、これら検出部60は大入賞口18,19から入賞したパチンコ球の電動役物装置7内への通り道となっている。各検出部60には、電動役物装置7内に進入したパチンコ球を検出する大入賞口センサ40が一体化して取り付けられている。
電動役物装置7の中央には、枠体7aの一部として形作られた部分と、枠体7aに上下方向に揺動可能な態様で取り付けられた第1可動片35によって、恐竜を連想させるキャラクタ体15が形成されている。第1可動片35は、キャラクタ体15の下顎(あるいは口)を模した凹形の部材であり、凹形部分にパチンコ球を一球停留できるようになっている。
枠体7aの一部を構成している上棚部37は、入賞したパチンコ球をキャラクタ体15の方向に誘導する突出部38,39と膨出部61を有し、キャラクタ体15側に僅かに傾斜してしている。上棚部37の下方に位置し、同じく枠体7aの一部を構成している下棚部42は、遊技者側に僅かに傾斜している。下棚部42には、当該下棚部42の遊技者側に近接して設けられた通過すると大当り遊技に移行する特別入賞区域30(以下、Vゾーンという)、通過しても大当り遊技とならない普通入賞区域31,32(以下、Nゾーンという)の各ゾーンにパチンコ球を導く誘導部36が形成されている。枠体7aの下方には、Vゾーン30を通過したパチンコ球を検出するVゾーンセンサ30aが一体化して取り付けられている。
また、図3に示すように、枠体7aの裏面部には、羽根12,13を駆動する第1ソレノイド51や、第1可動片35を駆動するモーター50や、モーター50で発生した回転トルクを第1可動片35へ伝達するトルク伝達機構55が備えられる。さらには、枠体7aの下方には、下棚部42に設けられた孔部76から出入運動する第2可動片52(請求項でいう可動体)を備える。第2可動片52の一端には従動部54が固定されており、この従動部57は直動カム57が第2ソレノイド56によって往復運動することで回動するようになっている。また、キャラクタ体15の内部にはパチンコ球が移動することができる空洞部62が形成されており、キャラクタ体15の背後には空洞部62を照らすランプ53が取り付けられている。
【0012】
次に、上述の電動役物装置7の具体的な作動態様について図2,図3を参照して説明する。
始動口10a,10b,11にパチンコ球が入賞すると、第1ソレノイド51への電力供給がONとなり、左羽根12が矢印D1の左回り方向、右羽根13が矢印D2の右回り方向に同時に駆動されて大入賞口18,19が開放された状態となる(図2の実線で示した状態)。このとき、羽根12,13は電動役物装置7側にそれぞれ僅かに傾斜し、遊技領域3を流下するパチンコ球を電動役物装置7内に誘導するようになっている。大入賞口18,19が開かれて所定時間経過すると、第1ソレノイド51への電力供給がOFFとなり、左羽根12が矢印D1の右回り方向、右羽根13が矢印D2の左回り方向に同時に駆動されて大入賞口18,19が閉じられた状態となる(図2の羽根12,13の破線で示した状態)。なお、始動口10a,10bにパチンコ球が入賞した場合は1回、始動口11に入賞した場合は2回、上述の羽根12,13の駆動が行なわれる。
第1可動片35は、モーター50が出力する回転トルクがトルク伝達機構55を介して伝達され、矢印D7(図3参照)に示す上下方向の往復運動を行なう。この往復運動は、始動入賞遊技中(請求項でいう始動入賞状態)は一定の間隔で行なわれ、大当り遊技中は所定のタイミングでなされる。以下、第1可動片35が矢印D7の上方向に移動し、キャラクタ体15の口が閉じられている状態を閉鎖状態(図3における実線で示した状態)という。また、第1可動片35が矢印D7の下方向に移動し、キャラクタ体15の口が開かれている状態を開放状態(図3における破線で示した状態)という。なお、第1可動片35は、開放状態では一球のパチンコ球を停留することができ、開放状態から閉鎖状態に移行すると第1可動片35の上部への移動に伴ない停留していたパチンコ球を空洞部62に誘導する。
第2可動片52は、以下のように作動する。第2ソレノイド56への電力供給がOFFになると、第2ソレノイド56は直動カム57を矢印D9の左方向に直線運動させる。この直線運動によって直動カム57上部の丸みを帯びた凸部58が左に移動し、従動部54の左側が凸部58で押上げられ第2可動片52が矢印D8の上方向に移動する(図3参照)。また、第2ソレノイド56への電力供給がONになると、第2ソレノイド56は、直動カム57を右方向へ移動させる。この移動により凸部58が右に移動し、従動部54の左側の押上げがなくなることによって第2可動片52が矢印D8の下方向に移動する。以下、第2可動片52が矢印D8の上方向に移動し、第2可動片52が下棚部42から突出した状態(図3の破線で示した状態)を突出状態、矢印D8の下方向に移動し、下棚部42よりも下方に位置した状態(図3の実線で示した状態)を非突出状態という。また、図柄表示器16での表示は算用数字1桁であり、1〜9を示す値を表示する場合には単純な点灯表示とする一方、10以上を示す値を表示する場合には10の0乗の位1桁のみを点滅表示する。
【0013】
次に、上述のように作動する電動役物装置7に入賞したパチンコ球の移動態様について図8,9を参照にして説明する。図8,9は、一部を破断した電動役物装置7の斜視図である。図8は、第1可動片35が開放状態であり、第2可動片52が非突出状態である場合を示している。図9は、第1可動片35が開放状態であり、第2可動片52が突出状態である場合を示している。
図8に示すように、大入賞口18に入賞したパチンコ球Bは、通常矢印D10に沿って移動する。すなわち、左羽根12に拾われたパチンコ球Bは、左羽根12の傾斜に沿って電動役物装置7の内部へ進入するように転がる。そして、大入賞口センサ40を備えた検出部60を通過し、上棚部37上の突出部38と膨出部61とで形成される溝に達する。上棚部37の溝に達したパチンコ球Bは、上棚部37のキャラクタ体15側への傾斜によって溝内をキャラクタ体15の方向に転がり、開放状態である第1可動片35で停留される。第1可動片35が開放状態から閉鎖状態に移行すると、パチンコ球Bは、キャラクタ体15内部の空洞部62(図8では図示省略:ただし、図2に示している)の形状に沿って矢印D11の方向に移動し、下棚部42上の振り分け部63に達する。振り分け部63に達したパチンコ球Bは、矢印D11の方向に移動してきた慣性によってその方向の運動を続け、矢印D12の方向へ移動する。すなわち、下棚部42上の誘導部36で形成された溝に進入し、溝内を転がることによってVゾーン30に入賞する。
【0014】
次に、図8とは異なるパチンコ球の移動態様の一例を図9を参照して説明する。図9においても、左羽根12に拾われたパチンコ球は、図8の場合と同様の移動態様で矢印D17、D18の方向に移動し、振り分け部63に達する。振り分け部63に達したパチンコ球Bは、突出状態の第2可動片52に衝突することによって、矢印D19に示す方向に移動方向が変わり、Nゾーン31に入賞する。このように、第2可動片52が突出状態の場合は、誘導部36で形成された溝に進入しようとするパチンコ球Bが第2可動片52で進行方向を変えられるため、パチンコ球BがVゾーン30に入賞する可能性は極めて低くなる。
上述の説明から明らかなように、第2可動片52が突出状態か非突出状態かによってVゾーン30へのパチンコ球の入賞確率が異なることとなる。したがって、本実施例では、第2可動片52の非突出状態となる時間(突出状態となる時間)を変えることで、Vゾーン30への入賞が高確率となる高確率状態とVゾーン30への入賞確率が低い低確率状態とに切替えられる。
【0015】
続いて、上記構成を有するパチンコ機1の電動役物装置7を制御する制御構成について図4を参照にして説明する。図4はパチンコ機1の制御系の概略構成を示すブロック図である。
図4に示すように、遊技動作を制御する制御回路部100は、CPU101、RAM102、ROM103、入力ポート104、出力ポート105で構成されている。CPU101は、ROM103に格納された遊技制御プログラムに従って遊技盤2に装備された各種装置を全体的に制御する。ROM103に格納される遊技制御プログラムには、コマンドデータを作成する処理や、その作成したコマンドデータを出力ポート105を介して各回路部(ソレノイド駆動回路部107、ランプ点灯回路部108等)に出力する処理等を実現するためのプログラムが含まれている。RAM102はワークメモリとして使用されるメイン記憶素子であって、大当り遊技のラウンド回数、大当り遊技の遊技時間等の出入力信号が各種プログラムの実行に応じて格納される。このCPU101、RAM102及びROM103はバス線110によって入力ポート104及び出力ポート105と相互に接続されている。
【0016】
入力ポート104には、始動口10a,10b,11への入賞球を検出する始動口センサ25〜27や、電動役物装置7の内部に設けられてVゾーン16を通過したパチンコ球を検出するVゾーンセンサ30a、大入賞口18,19への入賞を検出する大入賞口センサ40が接続されている。これら各センサは、パチンコ球を検出すると検出信号を入力ポート104に出力する。
出力ポート105には、モーター駆動回路部106、ソレノイド駆動回路部107、ランプ点灯回路部108、表示回路部109が接続されている。モータ駆動回路部106、ソレノイド駆動回路部109は、制御回路部100からの信号に基づいてモーター50、第1、第2ソレノイド51,56の駆動を行なう。詳しくは、制御回路部100からの信号を受信したモータ駆動回路部106、ソレノイド駆動回路部109は、電力供給のON−OFFを行なうことによってモーター50、第1ソレノイド51、第2ソレノイド56を駆動する。また、ランプ点灯回路部108、表示回路部109は、制御回路100からの信号に基づいてランプ53や図柄表示器16を構成するLEDの点灯、消灯、点滅を行なう。
【0017】
なお、制御回路部100や各回路部は、いずれも遊技盤2の裏面側の所定部位に装着されている。また、本実施例に係る遊技盤2には、上記の各回路部以外にも、賞球処理を行う払出駆動回路部、スピーカから効果音やBGMを発生させる処理を行う音声回路部等が設けられる。しかし、これらについては公知である従来のパチンコ機の制御構成と同一であれば良く、本発明を特に特徴づけるわけではないので、その詳細な説明は省略する
【0018】
次に、上述の構成を有するパチンコ機1の制御回路部100が行なう遊技処理について図5のフローチャートを参照して説明する。
遊技が開始されると、まず、始動口10a,10b,11にパチンコ球が入賞したか否かについての判別が行なわれる(ステップS2)。この判別は、始動口10a,10b,11へのパチンコ球の入賞を検出する始動口センサ25〜27から信号を入力ポート104に受信した場合に「YES」、受信しない場合に「NO」とすることで行なわれる。始動口10a,10b,11にパチンコ球が入賞しなかった場合(ステップS2でNOの場合)は、始動口入賞があるまで待機する。始動口10a,10b,11にパチンコ球が入賞した場合(ステップS2でYESの場合)は、所定のタイミングで羽根12,13を開き、大入賞口18,19から電動役物装置7内にパチンコ球を入賞可能な状態にする(ステップS4)。詳しくは、パチンコ球の始動口入賞から0.2秒後にソレノイド駆動回路部107に信号を出力し、第1ソレノイド51への電力供給をONすることによって羽根12,13を開く。
ステップS6では、パチンコ機1の状態が高確率状態か否かの判別を行なう(ステップS6)。高確率状態の場合(ステップS6でYESの場合)は、高確率状態の態様で第2可動片52を駆動する(ステップS8)。詳しくは、始動口入賞から0.4秒後に第2可動片52を非突出状態にし、0.8秒後に突出状態にする。すなわち、始動口入賞から0.4秒後に第2ソレノイド56への電力供給をONし、0.8秒後にOFFする。逆に、高確率状態でない場合(ステップS6でNOの場合)は、低確率状態の態様で第2可動片52を駆動する(ステップS10)。詳しくは、始動口入賞から0.4秒後に第2可動片52を非突出状態にし、0.6秒後に突出状態にする。
ステップS12では、羽根12,13を閉じることで、大入賞口18,19から電動役物装置7内にパチンコ球を入賞不可能な状態とする。この羽根12,13を閉じるタイミングは、パチンコ球の始動口入賞から1.0秒後である。
【0019】
ここで、上述した始動口入賞に基づいて羽根12,13が開閉される間の、第2可動片52の動作を図6に示すタイミングチャートを用いて説明する。図6には、始動口センサ25〜27によるパチンコ球の検出から(図6(a)における時間T=0(s))羽根12,13の駆動タイミング(第1ソレノイド51への電力供給のON−OFFタイミング)及び第2可動片52の駆動タイミング(第2ソレノイドへの電力供給のON−OFFタイミング)を示している。
図6から明らかなように、始動口センサ25〜27によるパチンコ球の検出から0.2(s)後に、第1ソレノイド51への電力供給がONにされて、羽根12,13が開放される。高確率状態では、羽根12,13の開放から0.2(s)(すなわち、始動口入賞検出から0.4(s))後に、第2ソレノイド56への電力供給がONにされて、第2可動片52が非突出状態となる。非突出状態となった第2可動片52は、非突出状態となってから0.4(s)(すなわち、始動口入賞から0.8(s))後に、第2ソレノイド56への電力供給がOFFされて、第2可動片52が突出状態となる。第2可動片52が突出状態となってからさらに0.2(s)(すなわち、始動入賞から1.0(s))後に、第1ソレノイド51への電力供給がONされて、羽根12,13が開放される。
一方、低確率状態では、高確率状態と同様に、羽根12,13の開放から0.2(s)(すなわち、始動口入賞検出から0.4(s))後に第2可動片52が非突出状態となるが、非突出状態となってから0.2(s)(すなわち、始動口入賞から0.6(s))後に第2可動片52が突出状態となる点で高確率状態と異なる。したがって、低確率状態では、第2可動片52が非突出状態となっている時間が0.2(s)と高確率状態の0.4(s)の半分の時間となっており、Vゾーン30に入賞する確率は高確率状態と比較して低くなる。
なお、始動口11にパチンコ球が入賞した場合は、羽根12,13、第2可動片52の駆動を上記態様で2回行なう。
【0020】
図5に戻ってステップS14では、パチンコ球がVゾーン30に入賞したか否かの判別を行なう。この判別は、Vゾーン30へのパチンコ球の入賞を検出するVゾーンセンサ30aからの検出信号を入力ポート104に受信したか否かによって行なわれる。
Vゾーン30をパチンコ球が入賞しなかった場合(ステップS14でNOの場合)は、パチンコ球がNゾーン31,32を入賞したか否かの判別を行なう(ステップS17)。この判別は、大入賞口センサ40でパチンコ球を検出していればパチンコ球がNゾーン31,32に入賞したと判別し、大入賞口センサ40でパチンコ球を検出していなければ入賞していないと判別する。すなわち、大入賞口センサ40で検出されたパチンコ球のうちVゾーン30に入賞しなかったものは、必ずNゾーン31,32に入賞するためである。Nゾーン31,32に入賞した場合(ステップS17でYESの場合)は、所定数(本実施例では、10球)のパチンコ球を払出す賞球処理を行い(ステップS19)、Nゾーン31,32を通過しなかった場合(ステップS17でNOの場合)は、そのまま遊技処理を終了し、遊技処理の最初に戻ることとなる。
一方、Vゾーン30をパチンコ球が通過した場合(ステップS14でYESの場合)は、ステップS19と同様の賞球処理を行ない(ステップS16)、次に説明する大当り遊技処理を行う(ステップS18)。
【0021】
ステップS18の大当り遊技処理について図7のフローチャートを参照して説明する。
大当り遊技処理では、まず、タイマーをスタートして(ステップS20)、ラウンド回数を加算する処理を行なう(ステップS22)。ラウンド回数の加算処理は、RAM102の所定のアドレスに記憶されるラウンド回数を+1することによって行なわれる。ラウンド回数が加算されると、次にラウンド回数が16に達したか否かの判別が行なわれる(ステップS24)。この判別は、RAM102に記憶されているラウンド回数が16であれば「YES」、16未満であれば「NO」とすることによって行なわれる。
ラウンド回数が16未満の場合(ステップS24でNOの場合)、羽根12,13の開閉を行なう(ステップS26)。この羽根12,13の開閉は、羽根12,13を1.0秒間開き、そして、1.0秒間閉めることを1回の動作として繰り返し行なわれる。この羽根12.13の開閉回数は、RAM102の所定のアドレスに記憶され、次に説明するステップS28の処理に用いられる。なお、図6を用いた説明から明らかなように、始動入賞遊技中は羽根12,13は0.8秒間しか開かれないので、始動入賞遊技中よりも1回の大入賞口18,19の開閉動作で多くのパチンコ球を入賞させることができる。
羽根12,13の開閉が行なわれると、羽根12,13が所定回数(本実施例では18回)開閉したか否かの判別が行なわれる(ステップS28)。この判別は、RAM102に記憶されている羽根12,13の開閉回数が18回に到達したか否かで判別される。
羽根12,13が所定回数開閉していない場合(ステップS28でNOの場合)は、続いてパチンコ球が大入賞口18,19に所定個数(本実施例では10個)入賞したか否かの判別が行なわれる(ステップS30)。この判別は、大入賞口センサ40,41から出力される入賞検出信号をカウントし、カウントした回数が10回となる場合に「YES」、10回とならない場合に「NO」とすることで行なわれる。
ステップS30でNOとされた場合は、パチンコ球がVゾーン30に入賞したか否かの判別が行なわれる(ステップS32)。この判別は、Vゾーンセンサ30aからの信号を入力ポート104で受信したか否かにより判別される。Vゾーン30にパチンコ球が入賞した場合(ステップS32でYESの場合)は、ステップS22からの処理を再び行ない、Vゾーン30に入賞していない場合(ステップS32でNOの場合)は、ステップS26からの処理を行なう。
一方、ステップS28の処理でYESの場合(羽根12,13が所定回数開閉した場合)、あるいは、ステップS30でYESの場合(パチンコ球が大入賞口18,19に所定個数入賞した場合)は、ステップS34に進む。ステップS34では、パチンコ球がVゾーン30に入賞したか否かの判別を行なう。このステップS34の判別でYESと判別されると、ステップS22からの処理が繰り返される。逆に、ステップS34でNOと判別された場合、あるいは、ステップS24でYESの場合(ラウンド回数が16であると判別された場合)は、ステップS20でスタートさせているタイマーを停止する(ステップS36)。
タイマーを停止(ステップS36)すると、パチンコ機1の状態が高確率状態とするか低確率状態とするかの状態決定処理を行う(ステップS38)。具体的に本実施例では、ステップS36で停止したタイマーの値が5分未満(300秒未満)であれば高確率状態とし、タイマーの値が5分以上(300秒以上)であれば低確率状態とする。したがって、大当り遊技が5分以内で終了すると高確率状態となって、その後に行われる始動入賞遊技中における第2可動片52の動きは図6(c)に示すパターンとなる。一方、大当り遊技が5分以上かかって終了すると低確率状態となって、その後に行われる始動入賞遊技中における第2可動片52の動きは図6(d)に示すパターンとなる。
なお、ステップS38で決定されたパチンコ機1の状態は、次に大当り遊技となってステップS38の処理が行われるまで切り替わることはなく、その状態が維持される。
【0022】
以上、詳細に説明したように、本実施例のパチンコ機1では大当り遊技における遊技時間に基づいて(5分未満あるいは5分以上)、その後に行われる始動入賞遊技中の第2可動片52の動作パターンが高確率状態となるか低確率状態となるかが決定される。したがって、大当り遊技の遊技時間という刻々と変化するものが、その後の始動入賞遊技における入賞確率(Vゾーン30の入賞確率)に影響することから、遊技者はスリル感がある大当り遊技を楽しむことができる。
また、遊技者が行なった大当り遊技がその後に行われる始動入賞遊技に影響することから、遊技者は大当り遊技とその後の始動入賞遊技を関連する一体の遊技として楽しむことができる。
さらには、第2可動片52の動作パターンを高確率状態とするためには、大当り遊技を早く(5分未満で)終了させるようにしなければならない。このため、大入賞口18,19の1回の開閉でできるだけ多くのパチンコ球を電動役物装置7に入賞させる技量(ハンドル4の操作の仕方)が要求される。したがって、遊技者は自己の技量によって遊技をコントロールすることが可能となり、技量が上がるにつれ遊技意欲も高められ長期にわたってパチンコ遊技を楽しむことができる。
【0023】
(第2実施例)次に、第2実施例に係るパチンコ機を説明する。なお、第2実施例においても、そのハード構成、制御構成等は前述した第1実施例と同様に構成される。ただし、第1実施例では大当り遊技の遊技時間に基づき第2可動片52の動作パターンが決定されたが、第2実施例では大当り遊技終了時に乱数を取得し、その取得した乱数値に基づいて第2可動片52の動作パターンが決定される点で異なる。以下の説明では、第1実施例と同一部分については、その説明を省略し、第1実施例と異なる部分のみを説明する。
【0024】
以下、第2実施例の大当り遊技処理とそれに続く状態決定処理について図10,11を参照して説明する。
図10は第2実施例に係る大当り遊技処理のフローチャートを示している。図10から明らかなように、第2実施例における大当り遊技処理は、第1実施例で説明した大当り遊技処理(図6参照)と基本的には同じ手順で行なわれる。ただし、第2実施例に係る大当り遊技処理では、第1実施例で行われたタイマーのスタート及び停止を行なわない点、ステップS54の状態決定処理が異なる。したがって、ステップS40〜ステップS52までの処理については、第1実施例と略同様であるためその説明を省略し、ステップS54の状態決定処理について以下に説明する。
【0025】
図11に第2実施例に係る状態決定処理のフローチャートを示している。図11に示すように、第2実施例の状態決定処理では、まず、大当り遊技におけるラウンド回数が5未満か否かの判別を行なう(ステップS60)。詳しくは、RAM102に累積記憶されているラウンド回数によって判別する。ラウンド回数が5未満の場合(ステップS60でYESの場合)は、後に説明するステップS74の抽選により乱数値として取得され得る数値群(本実施例では1〜10の10個)のうち1個を当り値とする(ステップS66)。すなわち、乱数として取得し得る数値群の1個(例えば「7」)を当り値として決定し、その決定した当り値をRAM102の所定のアドレスに記憶する。
一方、ラウンド回数が5未満ではない場合(ステップS60でNOの場合)は、ラウンド回数が10未満か否かの判別を行なう(ステップS62)。このステップS62の処理もステップS60と同様に、RAM102に累積記憶されているラウンド回数によって判別する。ラウンド回数が10未満の場合(ステップS62でYESの場合)は、4個の当り値(例えば、「1」,「3」,「5」,「7」)を決定し、その当り値をRAM102に記憶する(ステップS68)。
ステップS62でNOの場合は、続いて、ラウンド回数が15未満か否かについて判別する(ステップS64)。ラウンド回数が15未満の場合(ステップS64でYESの場合)、7個の当り値(例えば、「1」,「2」,「3」,「4」,「5」,「7」,「9」)を決定し、その当り値をRAM102で記憶する(ステップS66)。ラウンド回数が15未満でない場合(ステップS64でNOの場合)、すなわち、ラウンド回数が15又は16の場合は、取得され得る数値群の10個全てを当り値とし、その10個すべての当り値をRAM102に記憶する。(ステップS72)。
ステップS66,68,70,72で当り値を決定すると、次に乱数抽選を行なう(ステップS74)。この処理は、10個の数値の中からランダムに一個を抽出することによって行われる。次に、その抽出した乱数値が当り値であるか否かの判別を行なう(ステップS76)。詳しくは、抽出した乱数値が、ステップS66,68,70,72の処理によってRAM102に記憶されている当り値と一致するか否かにより判別される。
抽出した乱数値が当り値の場合(ステップS76でYESの場合)は、第2可動片52の動作パターンを高確率状態とし(ステップS78)、抽出した乱数値が当り値でない場合(ステップS76でNOの場合)は、第2可動片52の動作パターンを低確率状態とする(ステップS80)。
【0026】
以上のように、第2実施例に係るパチンコ機においては、大当り遊技を終了する際に乱数抽選を行ない、乱数値が当り値の場合は第2可動片52の動作パターンを高確率状態とし、ハズレ値の場合は第2可動片52の動作パターンを低確率状態とする。この際、当り値の個数を大当り遊技のラウンド回数によって決定する。したがって、大当り遊技のラウンド回数が、その後に行われる始動入賞遊技における第2可動片52の動作パターンに間接的に影響することとなる。このため、遊技者は、従来にない遊技性によってパチンコ遊技をより楽しむことができる。
また、乱数値の当り値の個数を増やすためには、大当り遊技におけるラウンド回数が多くなるようにパチンコ機1に対しての技量を上げる努力をすることになる。したがって、遊技者は、技量が上がるにつれ遊技意欲が高められ、長期間にわたってパチンコ遊技を楽しむことができる。
【0027】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上述した実施例は本発明をパチンコ機に適用した例であったが、本発明はこの他にも、例えば、アレンジボール機(一定数の鋼球を遊技盤上に射出して所定の当たり状態を成立させるもの)、雀球遊技機等の各種遊技機にも適用することができる。
また、第2可動片52の動作パターンを決定する方法は、大当り遊技の遊技結果に基づいて種々の方法で実施することができる。例えば、第2実施例における第2可動片52の動作パターンを決定するための乱数抽選の当り値を、大当り遊技の遊技時間によって増減するようにしても良い。また、第1実施例では遊技時間によって第2可動片52の動作パターンを決めたが、他の遊技結果、大当り遊技におけるラウンド回数や大当り遊技における電動役物装置への総入賞個数等に基づいて決定しても良い。さらには、これらの遊技結果を複合した条件によって決定しても良い。例えば、遊技時間が所定時間よりも短く、かつ、電動役物装置への総入賞個数が所定個数以上という二つの条件を満足したときに高確率状態としても良い。このように複合した条件を設定することで、遊技者の技量をより反映することができる。
さらに、本実施例における始動入賞遊技中で、第1可動片35は電源投入時から一定のパターンで駆動しているが、第2可動片52の動きと関連性を持たせて駆動してもよい。また、本実施例では、第2可動片52の動作パターンが2パターンであるが(高確率状態と低確率状態)、より多い動作パターンで第2可動片52を駆動するようにしても良い。この場合、例えば、大当り遊技時間が短いほど、ラウンド回数が多いほど、あるいは、総入賞数が多いほど、第2可動片52を遊技者にとってより有利な動作パターンとする。例えば、第2可動片52に3段階の動作パターンがある(遊技者にとって最も有利な動作パターンをパターン1とし、有利さに応じてパターン2、パターン3とする)場合、ラウンド回数が10回以上であればパターン1、5回以上10回未満であればパターン2、5回未満であればパターン3としても良い。さらに、上記第2実施例のように当り又はハズレの抽選を行なう場合は、当りとなるとパターンを1段階上げ(例えば、パターン2からパターン1に上げる)、ハズレになるとパターンを1段階下げるようにしても良い。さらに、当り又はハズレのような形式にせず、ラウンド回数等に基づいてパターン1〜3となる確率を変化させても良い。例えば、ラウンド回数が多いほど、パターン1となる確率を高くする。
なお、本実施例では、高確率状態と低確率状態の切替えは大当り遊技における状態決定処理で行われ、高確率状態と低確率状態は次ぎの大当り遊技まで継続されたが、高確率状態は始動入賞遊技が所定回数行われたときに低確率状態に切り替わるような形態で実施されてもよい。
以上、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係るパチンコ機の正面図。
【図2】 電動役物装置の正面図。
【図3】 図2のIII―III線縦断面図。
【図4】 第1実施例に係るパチンコ機の制御構成を示すブロック図
【図5】 遊技処理のフローチャート
【図6】 羽根の開閉タイミング及び第2可動片の駆動タイミングを示した図
【図7】 第1実施例に係るパチンコ機の大当り遊技処理のフローチャート
【図8】 第2可動片が非突出状態である場合のパチンコ球の移動態様の一例
【図9】 第2可動片が突出状態である場合のパチンコ球の移動態様の一例
【図10】 第2実施例に係るパチンコ機の大当り遊技処理のフローチャート
【図11】第2実施例に係るパチンコ機の状態決定処理のフローチャート
【符号の説明】
1:パチンコ機
2:遊技盤
3:遊技領域
5:レール
6:上皿
7:電動役物装置
7a:枠体
10a〜11:始動口
12:左羽根
13:右羽根
14:下皿
15:キャラクタ体
17:天入賞口
18,19:大入賞口
25〜27:始動口センサ
30:特別入賞区域(Vゾーン)
31,32:普通入賞区域(Nゾーン)
35:第1可動片
40:大入賞口センサ
52:第2可動片
100:制御回路
101:CPU
102:RAM
103:ROM

Claims (1)

  1. 通常遊技状態と遊技者に有利な特別遊技状態との間で遊技状態が切換えられ、通常遊技状態中に始動口に遊技媒体が入賞することで特別入賞装置内に遊技媒体が入賞可能な始動入賞状態となり、その始動入賞状態において特別入賞装置内に入賞した遊技媒体が当該特別入賞装置内に設けられた特定領域に入賞すると、所定の終了条件を満たすまで特定遊技を繰返し実行する遊技者に有利な特別遊技状態となる遊技機において、
    特別入賞装置は、特定領域への遊技媒体の入賞を容易にする第1の状態と、入賞を困難にする第2の状態とに変換可能な可動体を備え、
    特別遊技状態の遊技結果に応じて、当該特別遊技状態終了後の通常遊技状態中の始動入賞状態において可動体が第1の状態とされる時間と第2の状態とされる時間の比率が決定され
    特別遊技状態の遊技時間が所定時間より小さい場合には、特別遊技状態の遊技時間が前記所定時間より大きい場合と比べて、当該特別遊技状態終了後の通常遊技状態中の始動入賞状態において第1の状態とされる時間の比率が高い
    ことを特徴とする遊技機。
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