JP4419002B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、二以上のラウンドで特典遊技を継続可能な遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やアレンジボール機等のような遊技機は、一般に遊技中に大当たりになると大当たり遊技として遊技者に賞球を獲得する機会を与えるために例えば大入賞口を開閉する。多くの遊技機における大入賞口には、次のラウンドに大当たり遊技を継続する特別領域(例えばVゾーン等)と、通常の入賞口と同様に賞球を払い出すのみの通常領域とを備える。そして、特別領域にパチンコ球が入賞すると、二以上のラウンドで継続して大当たり遊技を行うことができる。
【0003】
従来の遊技機では、ラウンド終了条件を満たすと現在のラウンドを終了した。例えば開閉部材を18回開閉するか、特別領域にパチンコ球が入るか、10個のパチンコ球が通常領域に入るか等のうち最も早く条件を満たした時点で現在のラウンドを終了する。よって通常領域に10個のパチンコ球を入れる前(例えば5個入った時)に特別領域に入ると、現在遊技中のラウンドを終了して次のラウンドに移行して大当たり遊技を継続できる。一方、パチンコ球を通常領域に10個入賞させる前であっても開閉部材を18回開閉するまでに特別領域に入れなければ、大当たり遊技自体が終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、通常領域と特別領域は同一の大入賞口内に備えているので、通常領域のみを狙ってパチンコ球を発射させることは不可能に近い。よって、通常領域に所定個数のパチンコ球を入賞させる直前に特別領域に入れることにより、一のラウンドで多くの賞球を獲得することは非常に困難であった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたものであって、特定のラウンドについて終了を遅らせて、入賞可能な数量が制限された中で賞球をより多く獲得できる機会を与える遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段1】
課題を解決するための手段1は、一のラウンドでは所定個数まで入賞可能であって、所定の検出器が遊技球を検出すると二以上のラウンドで特典遊技を継続可能に構成した遊技機において、前記特典遊技中に所要の条件を満たすと、特定のラウンドの終了を遅らせる遊技機である。ここで、解決手段1に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の解決手段および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「所定の検出器」は遊技球を検出可能な検出器であって、接触型(例えばスイッチ,ボタン,圧力センサ等)のみならず、非接触型(例えば近接センサ,光センサ,赤外線センサ等)を含む。
(2)「特典遊技」は二以上のラウンドで構成された遊技であって遊技者に有利な遊技を意味し、例えば大当たり遊技等が該当する。
(3)「所要の条件」は遊技機の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定可能な条件であって、当該条件は遊技中において固定してもよく変化させてもよい。パチンコ機の場合では、例えば特定の入賞口への入賞個数,可動部の作動回数,乱数等を用いた抽選手段による抽選結果,特典遊技を開始してから経過した遊技時間のうち少なくとも一つが所定数量に達すること等が該当する。
(4)「特定のラウンド」は現在遊技しているラウンドに限らず、特典遊技における任意のラウンドであってもよい。よって一のラウンドのみを対象としてもよく、二以上のラウンドを対象としてもよい。二以上のラウンドを対象とする場合には連続したラウンドであってもよく、離散したラウンドであってもよく、あるいはこれらの組み合わせであってもよい。
【0006】
当該手段1によれば、一のラウンドでは所定個数まで入賞可能であって、所定の検出器が遊技球を検出することを条件として二以上のラウンドで特典遊技を継続可能に構成し、特典遊技中に所要の条件を満たすと特定のラウンドの終了を遅らせる。所要の条件を満たせば特定のラウンドの終了が遅れるので、より多くの賞球を獲得する機会を与えることができる。
【0007】
【課題を解決するための手段2】
課題を解決するための手段2は、解決手段1に記載した遊技機において、特定のラウンドの終了条件を変えることによって前記特定のラウンドの終了を遅らせる遊技機である。ここで、解決手段2に記載した用語の「特定のラウンドの終了条件を変える」とは、結果として特定のラウンドの終了を遅らせるように条件を変えることを意味する。例えば、ラウンドの終了時期を延期したり、終了条件となる数量を制限したり(入賞可能な所定個数を増やす等)、終了条件の種類を変更したりする(特別領域に遊技球が入賞した場合でも、所定個数を入賞するまではラウンドを終了しない等)などが該当する。当該解釈は他の解決手段および発明の詳細な説明についても同様である。
【0008】
当該手段2によれば、特定のラウンドの終了条件を変えることによって特定のラウンドの終了を遅らせる。終了条件を変えると特定のラウンドの終了が遅れるので、入賞可能な数量が制限された中で賞球をより多く獲得する機会を与えることができる。
【0009】
【課題を解決するための手段3】
課題を解決するための手段3は、解決手段1または2に記載した遊技機において、所定の検出器が遊技球を検出する可能性が高くなる第1姿勢と、前記所定の検出器が遊技球を検出する可能性が低くなる第2姿勢との間で切り換え可能な可動部を有する入賞装置を備え、前記第2姿勢から前記第1姿勢に切り換えるタイミングを遅らせることによって特定のラウンドの終了を遅らせる遊技機である。ここで、解決手段3に記載した用語の「可動部」は、開閉部材,羽根部材(可動翼片),回転体,スライド部材等のように姿勢を変更可能な部材や装置等を意味する。当該解釈は他の解決手段および発明の詳細な説明についても同様である。
【0010】
当該手段3によれば、所定の検出器が遊技球を検出する可能性が高くなる第1姿勢と、所定の検出器が遊技球を検出する可能性が低くなる第2姿勢との間で切り換え可能な可動部を有する入賞装置を備える。そして、第2姿勢から第1姿勢に切り換えるタイミングを遅らせることによって特定のラウンドの終了を遅らせる。このように可動部の姿勢を制御することによって、入賞可能な数量が制限された中で賞球をより多く獲得する機会を与えることができる。
【0011】
【課題を解決するための手段4】
課題を解決するための手段4は、解決手段1から3のいずれか一つに記載した遊技機において、遊技球を発射させて行う遊技による遊技結果,抽選手段による抽選結果および特典遊技を開始してから経過した遊技時間のうち少なくとも一つに基づいて、所要の条件を満たすか否かを決定する遊技機である。当該手段4によれば、遊技球を発射させて行う遊技による遊技結果,抽選手段による抽選結果および特典遊技を開始してから経過した遊技時間のうち少なくとも一つに基づいて、所要の条件を満たすか否かを決定する。遊技結果に基づいて所要の条件を満たすか否かを決定すれば、遊技者の技量に応じて一のラウンド内で多くの賞球を獲得する可能性を高めることができる。抽選結果に基づいて所要の条件を満たすか否かを決定すれば、偶然性に基づき一のラウンド内で多くの賞球を獲得する可能性を高めることができる。遊技時間に基づいて所要の条件を満たすか否かを決定すれば、遊技者の技量や偶然性にかかわらず一のラウンド内で賞球をより多く獲得する可能性を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用したものであって、図1〜図9を参照しながら説明する。
【0013】
まず、パチンコ機10の外観を正面図で示す。図1においてパチンコ機10の遊技盤面12上には、入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ48,52,30をそれぞれ有する始動口50,26,28、キャラクタ体20や開閉可能な羽根56,24等を有する電動役物装置14、発射されたパチンコ球を検出する発射センサ60、アウト球を検出する排出センサ46、その他に一般の入賞口や入賞装置,風車,釘などが適宜に配置されている。当該遊技盤面12は、ガラス枠18に嵌め込んだガラスを通して見ることができる。ここで、パチンコ球が始動口50,26,28に入賞すると羽根56,24を動かして大入賞口を開閉する。例えば始動口50,28に入賞した場合には大入賞口を1回開閉し、同様に始動口26に入賞した場合には大入賞口を2回開閉するように構成する。
【0014】
また遊技盤面12の下方には、パチンコ機10に対して所要の指示を行うための操作ボタン42(操作部)や、タバコの吸い殻等を入れる灰皿40、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿38、遊技者の手が触れているか否かを検出するタッチセンサ36を備えたハンドル34、賞球の受皿である上皿32の内部に設けられて音(効果音や音楽等を含む。)を出すスピーカ44などを備える。その他に、パチンコ機10の遊技内容等に合わせて適切な位置に配置されるランプ類16(発光体)や、上皿32の上方には球貸を指示する球貸スイッチ62や、プリペイドカードの返却を指示する返却スイッチ64等を備える。これらの部材や装置は周知であるので、その詳細な説明は省略する。
【0015】
続いて電動役物装置14の構成や作動等について、図2,図3を参照しながら説明する。図2(A)には電動役物装置の外観を正面図で示し、図2(B)には図2(A)に示すA−A線矢視の断面図を示す。図3には一部を破断した電動役物装置を斜視図で示す。具体的にはキャラクタ体20の第1可動片78を非停留位置に切り換えた閉鎖状態を図3(A)に示し、同じく第1可動片78を停留位置に切り換えた開放状態を図3(B)に示す。
【0016】
図2(A)に示す電動役物装置14は「センター役物」とも呼ばれ、入賞すると規定個数(例えば7個)の賞球を払い出す天入賞口88(天穴)や、大当たり遊技の各ラウンドで入賞したパチンコ球Bの個数を表示する入賞数表示器84、図柄等を表示可能な図柄表示器86、大当たり遊技におけるラウンド数を表示するラウンド表示器66、複数の色(例えば緑色と赤色)を切り換えて表示可能な表示器67,83、大入賞口68,82が開閉可能であって矢印D2,D6方向のそれぞれに往復運動可能に構成した羽根56,24、大入賞口68,82に入賞したパチンコ球Bを検出する入賞センサ22,58、第1可動片78を開閉可能であって恐竜を模して形成したキャラクタ体20(振分装置)、入ったパチンコ球Bをキャラクタ体20に向けて誘導可能な棚板80、Vセンサ54を備えており大当たり遊技における次のラウンドを継続可能なVゾーン70(特別領域)、Vゾーン70とは異なって何ら機能を有しないノーマルゾーン72,74(通常領域)、Vゾーン70またはノーマルゾーン72,74に向けてパチンコ球Bを誘導する誘導板76等を有する。キャラクタ体20の顎(または口)を模した第1可動片78は、特定個数(例えば1個または2個以上)のパチンコ球Bをほぼ同時に停留させることができる。また、棚板80および誘導板76の少なくとも一方にかかる片面には、パチンコ球Bの転がり方向を変化させる(あるいは当該転がり方向を規制する)ために、凹凸を形成したり凹凸部材を設ける。表示器67,83で色の切り換えタイミングは任意(一定間隔または不定間隔)であり、表示器67,83で同じ色を表示してもよく異なる色を表示してもよい。
【0017】
図2(B)に示す電動役物装置14には、上記羽根56,24を往復運動させるソレノイド90、モータ94で発生させた回転トルクを所定方向(例えば矢印D10に示す上下方向)の往復運動に変換してキャラクタ体20の第1可動片78にトルクを伝達するトルク伝達機構92、電動役物装置14の室内を照らすランプ類96、キャラクタ体20の尻尾を模して形成した第2可動片99を所定方向(例えば矢印D12に示す上下方向)に往復運動させるソレノイド98b等を有する。なお、ソレノイド98bはロッド98aを矢印D14方向に動かして第2可動片99を往復運動させる。
【0018】
上記のように構成された電動役物装置14によれば、パチンコ球Bは例えば図2(A)に示すように矢印D4に沿って大入賞口82から入賞し得る。そして、Vゾーン70に入るルートの例として、パチンコ球Bは例えば図2(B)に示すように矢印D8に沿って棚板80,キャラクタ体20の第1可動片78,誘導板76を転がることになる。
キャラクタ体20の第1可動片78は、モータ94の駆動態様(回転または停止)やトルク伝達機構92等によって所要の運動パターンに従って作動(開閉)する。当該運動パターンは後述するROM102等に複数個が予め記録されている。第1可動片78を非停留位置に切り換えた状態では、図3(A)に示すようにパチンコ球Bは通常は矢印D16に沿って転がってノーマルゾーン72(あるいはVゾーン70に対して反対側のノーマルゾーン74)に入り易くなる。第1可動片78を停留位置に切り換えた状態では、図3(B)に示すようにパチンコ球Bが矢印D18に沿って転がって第1可動片78に停留され得る。こうして第1可動片78に停留され、その後に停留解除されたパチンコ球BはVゾーン70に入り易くなる。
【0019】
また、始動口50,26,28のいずれかに入賞したパチンコ球Bは、対応する始動口に備えた始動口センサ48,52,30によってそれぞれ検出される。これらの始動口センサ48,52,30には例えば近接センサを用いるが、接触センサ(例えばスイッチ,タッチパネル,圧力センサ等)や非接触センサ(例えば光センサや赤外線センサ等)を用いてもよい。入賞したパチンコ球Bを検出すると、羽根24,56および第2可動片99が上述した運動パターンに従って作動する。ここで羽根24,56や第2可動片99の動き等に応じて、電動役物装置14に入ったパチンコ球BがVゾーン70に入る確率は例えば10%程度になるように調整されている。図柄表示器86において変動している図柄が所定の表示態様(例えば図柄「7」で停止)になる確率(期待度)が高くなるにつれて、電動役物装置14に入ったパチンコ球BがVゾーン70に入る確率が高まるように設定するとなおよい。よって、キャラクタ体20は第1可動片78や第2可動片99が作動してパチンコ球Bを振り分ける点で振分装置に相当する。
【0020】
次に、パチンコ機10によるパチンコ遊技を実現するメイン制御基板100について、その概略構成を示した図4を参照しながら説明する。このメイン制御基板100は、例えばパチンコ機10の背面側に設けられる。
図4に示すメイン制御基板100は、CPU(プロセッサ)110を中心に構成している。当該メイン制御基板100は、遊技制御プログラム,所要の運動パターン,所要の開閉パターン等のデータを格納するROM102、各種の乱数や信号等のデータを格納するRAM104、各種の入力装置から送られた信号を受けてメイン制御基板100内で処理可能なデータ形式に変換する入力処理回路106、CPU110から送られた作動データを受けて各種の出力装置を作動させる出力処理回路112、CPU110から送られた表示データを受けて適宜に発光体への表示(点灯,点滅を含む。)を制御する表示制御回路114、枠制御基板200等に所要の信号を送る通信制御回路116等を有する。これらの構成要素は、いずれもバス118に互いに結合している。
【0021】
CPU110はROM102に格納された遊技制御プログラムを実行してパチンコ機10による遊技を実現するが、当該遊技制御プログラムには後述する始動口処理等の手続きを実現するためのプログラムをも含む。ROM102にはEPROMを用い、RAM104にはSRAMを用いるが、他種のメモリを任意に用いてもよい。他種のメモリとしては、EEPROM,DRAM,フラッシュメモリ等が該当する。入力処理回路106が検出信号等を受ける入力装置としては、例えば始動口センサ30,48,52、Vセンサ54、入賞センサ22,58、排出センサ46、発射センサ60等が該当する。出力処理回路112が信号を出力する出力装置としては、例えばソレノイド90,98b、モータ94等が該当する。表示制御回路114が表示制御する発光体としては、例えばラウンド表示器66,図柄表示器86,入賞数表示器84,ランプ類16等が該当する。通信制御回路116は、必要に応じてさらに図示しない他の制御基板(例えば賞球制御基板,音制御基板など)やコンピュータ(例えば島コンピュータ,ホールコンピュータなど)に対しても所要のデータを送ることもできる。
【0022】
上述したように構成したパチンコ機10において、本発明を実現するためにメイン制御基板100で実行する手続きについて図5〜図9を参照しながら説明する。図5,図6には大当たり遊技を実現する大当たり遊技処理の手続きを、図9には所定の条件を変更する条件変更処理の手続きをそれぞれフローチャートで示す。図7,図8には、特定のラウンドにおける羽根や各可動片等の動きを説明するためのタイムチャートを示す。大当たり遊技処理および条件変更処理は所要のタイミングに達すると実行され、いずれも図4に示すメイン制御基板100のROM102に格納した遊技制御プログラムをCPU110が適切なタイミングで実行することによって実現される。例えば、大当たり遊技処理はパチンコ球Bが始動口26,28,50のいずれかに入賞したことを契機として羽根24,56が一時的に開いて別のパチンコ球がVゾーン70に入ると実行され、条件変更処理は所定の周期(4ミリ秒ごとなど)に実行される。
なお、図5と図6との間は結合子C1,C2,C3を介してそれぞれ処理が継続する。また「カウントアップする」という場合には、通常は1だけ値を増やすことを意味するが、遊技状態等に応じて適宜に2以上ずつ増やす場合を含む。
【0023】
図5に示す大当たり遊技処理では、まずキャラクタ体20の第1可動片78を停留位置に切り換えたり、入賞数やラウンド数を初期値(例えば0)で初期化するなどのように大当たり遊技の準備をする前処理を行う〔ステップS10〕。前処理を終えると、パチンコ球Bが大入賞口68,82に入賞できるようにするために羽根24,56を開けて〔ステップS12〕、入賞センサ22,58から出力された検出信号に基づいてパチンコ球Bが大入賞口68,82に入賞したか否かを判別する〔ステップS14〕。もしパチンコ球Bが大入賞口68,82に入賞すると(ステップS16のYES)、対応する個数(例えば15個)の賞球を払い出すとともに入賞数をカウントアップする〔ステップS16〕。こうして大入賞口68,82に入賞したパチンコ球Bは、Vゾーン70およびノーマルゾーン72,74のいずれかに入る。このうちVゾーン70に入ったか否かは、Vセンサ54から出力された検出信号に基づいて判別可能である。
【0024】
パチンコ球Bがノーマルゾーン72,74に入った場合には(ステップS18のNO)、以下の処理を行う。すなわち、切換条件を満たせば(ステップS20のYES)、図2(B)の二点鎖線で示すように第2可動片99を停留位置に切り換えてパチンコ球BがVゾーン70に入り難い状態にする〔ステップS22〕。この状態の第2可動片99は、第1可動片78での停留を解除されて矢印D8に沿って誘導板76に落下してきたパチンコ球Bを停留することが可能である。ここで切換条件としては、ラウンド数(例えば第10ラウンドから第14ラウンドまで)、羽根24,56の開閉回数(例えば11回目)、大入賞口68,82の入賞数(例えば5個目)、抽選手段による抽選結果(例えば乱数が特定値)、特定の経過時間(例えば大当たり遊技開始時から15秒間)、入賞センサ22,58の検出、図柄表示器86で表示する図柄(例えば図柄「7」)、表示器67,83の一方または双方で表示する色(例えば赤色)などや、これらの二以上の条件を任意に組み合わせた態様が該当する。当該切換条件の例としては、第10ラウンドから第14ラウンドのラウンドにおいて羽根24,56の開閉回数が11回目のときに技術介入を有効にし、かつ技術介入が有効中に大入賞口68の入賞数が5個目になったときなどが該当する。
【0025】
ここで上述した技術介入とは、予め定められたパチンコ機10(遊技機)の条件を満たすことによって遊技者に有利な特典が与えられる(特典を与える機会が提供される場合を含む)ように、当該遊技者が自ら行う行為を意味する。例えば、所定のタイミングで大入賞口68,82に入賞させると遊技者に特典が与えられるケースでは、遊技者がそのタイミングを見計らってパチンコ球Bを発射させる行為が該当する。
【0026】
そして、パチンコ球Bが大入賞口68,82に入賞できないようにするために羽根24,56を閉じる〔ステップS24〕。羽根24,56を開けてから閉じるまでの開放期間の長さは、一定(例えば2秒間)または不定(ランダム)である。同様に羽根24,56を閉じてから再び開けるまでの閉鎖期間の長さもまた、一定(例えば1秒間)または不定である。
【0027】
図6に移って、特定の入賞数(例えば5個目)のパチンコ球Bが大入賞口68,82に入賞したときは(ステップS26のYES)、第1可動片78を非停留位置に切り換えてから再び停留位置に戻すことによって停留状態を一時的に解除する〔ステップS28〕。当該停留状態の一時解除によって、第1可動片78に停留されていたパチンコ球Bは図3(B)に示す矢印D18に沿ってキャラクタ体20の中を通り、誘導板76に落下する。
また、復元条件を満たしたときは(ステップS30のYES)、図2(B)の実線で示すように第2可動片99を非停留位置に切り換えてパチンコ球BがVゾーン70に入り得る状態に戻す〔ステップS32〕。復元条件としては、ステップS22でパチンコ球BがVゾーン70に入り難い状態にしてから所定期間(例えば10秒間)を経過したときや、所定個数(例えば10個目)のパチンコ球Bが大入賞口68,82に入賞したときなどが該当する。
【0028】
現在遊技しているラウンドを終了するラウンド終了条件を満たすまでは現在のラウンドを続けるべく上記ステップS12〜S32を繰り返し実行する〔ステップS34〕。ラウンド終了条件としては、例えば1個のパチンコ球BがVゾーン70に入ることや、羽根24,56の開閉回数が所定回数(例えば18回)に達すること、入賞数が所定数(例えば10個)に達することのうちいずれか一つを満たすことなどが該当する。
一方、ラウンド終了条件を満たすと(ステップS34のYES)、羽根24,56を閉じる等のように現在遊技しているラウンドを終えるための後処理を行い〔ステップS36〕、ラウンド数をカウントアップする〔ステップS38〕。
【0029】
そして、大当たり遊技を終了する遊技終了条件を満たすまでは大当たり遊技を継続するためにステップS12に戻る〔ステップS40〕。遊技終了条件としては、例えば現在のラウンド中にパチンコ球BがVゾーン70に入らなかったこと、またはラウンド数が最終ラウンド数を超えたこと(すなわちラウンド数>最終ラウンド数)などが該当する。この例では、現在のラウンド中にパチンコ球BがVゾーン70に入り、かつラウンド数が最終ラウンド数を超えていないこと(すなわちラウンド数≦最終ラウンド数)が次のラウンドを継続する条件となる。
一方、遊技終了条件を満たすと(ステップS40のYES)、〔ステップS40〕、大当たり遊技処理を終了して今回の大当たり遊技を終える。
【0030】
なお、図5において現在のラウンド中にパチンコ球BがVゾーン70に入った場合には(ステップS18のYES)、図6において後処理を行うとともに〔ステップS36〕、ラウンド数をカウントアップし〔ステップS38〕、遊技終了条件を満たすか否かを判別する〔ステップS40〕。
ここで第2可動片99を停留位置に切り換えている状態でパチンコ球BがVゾーン70に入った場合は、パチンコ機10の種類や遊技状態等の必要に応じてステップS36を実行し、次のラウンドを開始する前に非停留位置に切り換えてパチンコ球BがVゾーン70に入り得る状態に戻してもよい。
【0031】
次に、上述した大当たり遊技処理を実行する際における第1可動片78や第2可動片99の作動例についてタイムチャートで示す図7を参照しながら説明する。図7に示す例は、第10ラウンドから第14ラウンドまで(特定のラウンド)のラウンドにおいて、羽根24,56の開閉回数が11回目であるときに大入賞口68の入賞数が5個目になると切換条件を満たし、当該切換条件を満たしてから10秒間を経過したときに復元条件を満たす。図7に図示する[1]から[18]までの符号は、ラウンド中における羽根24,56の開閉回数である。
【0032】
図7において現在のラウンドは時刻t10から始まっており、時刻t12,t14,t16,t18,t22にそれぞれ大入賞口68,82に入賞したパチンコ球Bを入賞センサ22,58が検出している(図5のステップS14,S16)。羽根24,56は時刻t20から時刻t26までの間に11回目を開閉しており、この間は遊技者の技術介入が有効になる。そして、羽根24,56が開いている時刻t22に5個目のパチンコ球Bが大入賞口68,82に入賞したので、特定の条件を満たす(図5のステップS20)。
【0033】
5個目のパチンコ球Bを検出した入賞センサ22,58の検出信号が立ち上がる時刻t22には、第2可動片99を停留位置に切り換えてパチンコ球BがVゾーン70に入り難い状態にする(図5のステップS22;図3(B)を参照)。この状態は、第2可動片99を停留位置に切り換えてから所定期間Ta(10秒間)を経過する時刻t28まで継続する。一方、5個目のパチンコ球Bを検出した検出信号が立ち下がる時刻t24になると、第1可動片78を非停留位置に一時的に切り換えて停留を解除する(図5のステップS28)。こうして第2可動片99と第1可動片78が動くので、特にパチンコ球Bが第1可動片78に停留していた場合には、その停留が解除されても第2可動片99によって停留され得るのでVゾーン70への入賞時期を延期できる。すなわち現在遊技しているラウンドの終了を遅らせて、次のラウンドに移行するタイミングを変化させることができる。したがって、遊技者は現在のラウンド中にパチンコ球Bを大入賞口68,82により多く入賞させ、その入賞に応じた賞球を得ることが可能になる。
【0034】
時刻t28に第2可動片99が非停留位置に戻ると(図6のステップS32;図3(A)を参照)、第2可動片99で停留されたパチンコ球Bは停留解除後にVゾーン70に入り易くなり、次のラウンドを継続できる可能性が高まる。Vゾーン70に入ったパチンコ球BをVセンサ54が検出した時刻t30には、羽根24,56を閉じて大入賞口68,82を閉じるとともに、第1可動片78を非停留位置に切り換えて停留を解除する(図6のステップS36)。この場合には、羽根24,56の16回目から18回目の開閉が行われない。
【0035】
なお、停留位置に切り換えた第2可動片99を非停留位置に戻す復元条件を「所定個数のパチンコ球Bが大入賞口68,82に入賞したとき」と設定(あるいは変更)した場合には、図8のように作動する。すなわち第2可動片99が停留位置に姿勢をとる状態は、10個目のパチンコ球Bが大入賞口68,82に入賞する時刻t32までの所定期間Tbだけ継続する(図5のステップS28)。
そして、時刻t32に第2可動片99が非停留位置に戻した後に(図6のステップS32;図3(A)を参照)、Vゾーン70に入ったパチンコ球BをVセンサ54が検出した時刻t34に第1可動片78を非停留位置に切り換えて停留を解除する(図6のステップS36)。この場合には、羽根24,56の18回目のみの開閉が行われない。
【0036】
ここで、所定の条件(例えば切換条件,復元条件,ラウンド終了条件,遊技終了条件など)を変更する手続きについて、図9を参照しながら説明する。
図9において、第1変更条件を満たすと(ステップS50のYES)、切換条件を変更する〔ステップS52〕。切換条件を変更する例としては、[ラウンド数、羽根24,56の開閉回数、大入賞口68の入賞数]の組み合わせから[ラウンド数、特定の経過時間]の組み合わせに変更する態様などが該当する。
また、第2変更条件を満たすと(ステップS54のYES)、復元条件を変更する〔ステップS56〕。復元条件を変更する例としては、「パチンコ球BがVゾーン70に入り難い状態にしてから所定期間を経過したとき」から「所定個数のパチンコ球Bが大入賞口68,82に入賞したとき」に変更する態様などが該当する。この例では所定期間の延長が可能になるので、特定のラウンドの終了を遅らせるように条件を変えることができる。
【0037】
さらに、第3変更条件を満たすと(ステップS58のYES)、ラウンド終了条件を変更する〔ステップS60〕。ラウンド終了条件を変更する例としては、「羽根24,56の開閉回数が所定回数に達すること」から「入賞数が所定数に達すること」に変更する態様などが該当する。
そして、第4変更条件を満たすと(ステップS62のYES)、遊技終了条件を変更する〔ステップS64〕。遊技終了条件を変更する例としては、「現在のラウンド中にパチンコ球BがVゾーン70に入らなかったこと、またはラウンド数が最終ラウンド数を超えたこと」から「ラウンド数が最終ラウンド数を超えたことのみ」に変更する態様などが該当する。
ここで、上述した第1変更条件,第2変更条件,第3変更条件,第4変更条件はパチンコ機10の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定可能な条件であって、これらの変更条件は同じ条件であってもよく異なる条件であってもよい。例えばVゾーン70に入った個数,第2可動片99等の作動回数,乱数等による抽選結果,大当たり遊技を開始してから経過した遊技時間のうち少なくとも一つが所定数量に達すること等が該当する。
【0038】
上述した実施の形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)電動役物装置14の大入賞口68,82を一のラウンドで所定個数まで入賞可能に構成し、Vセンサ54(所定の検出器)がパチンコ球B(遊技球)を検出することを条件として二以上のラウンドで大当たり遊技(特典遊技)を継続可能に構成した。そして、切換条件(所要の条件)を満たすと第2可動片99を停留位置に切り換えて第1可動片78での停留を解除されて誘導板76に落下してきたパチンコ球Bを停留することにより、特定のラウンドの終了を遅らせた{図5のステップS20、S22、図7,図8を参照}。こうして入賞可能な数量が制限された中で特定のラウンドの終了を遅らせて、次のラウンドに移行するタイミングを変化させることができる。したがって、入賞可能な数量が制限された中で賞球をより多く獲得する機会を与えることができる。
【0039】
(2)切換条件,復元条件,ラウンド終了条件,遊技終了条件などのような所定の条件(特定のラウンドの終了条件)を変えることによって特定のラウンドの終了を遅らせた{図9を参照}。このように条件を変更することによって特定のラウンドの終了が遅れるので、入賞可能な数量が制限された中で賞球をより多く獲得する機会を与えることができる。
【0040】
(3)Vセンサ54がパチンコ球Bを検出する可能性が高くなる非停留位置{第1姿勢;図3(A)を参照}と、当該Vセンサ54がパチンコ球Bを検出する可能性が低くなる停留位置{第2姿勢;図3(B)を参照}との間で切り換え可能な第2可動片99(可動部)を電動役物装置14(入賞装置)に備えた。そして、停留位置から非停留位置に切り換えるタイミングを遅らせることによって特定のラウンドの終了を遅らせた{図6のステップS30、S32、図7,図8を参照}。このように可動部の姿勢を制御することによって特定のラウンドの終了を遅らせるので、入賞可能な数量が制限された中で賞球をより多く獲得する機会を与えることができる。
【0041】
(4)大入賞口68,82に5個のパチンコ球Bが入賞したか否か(遊技球を発射させて行う遊技による遊技結果)に基づいて、所要の条件を満たすか否かを決定した{図5のステップS20}。遊技結果に基づいて所要の条件を満たすか否かを決定すれば、遊技者の技量に応じて一のラウンド内で多くの賞球を獲得する可能性を高めることができる。なお、乱数等を用いた抽選手段による抽選結果や、特典遊技を開始してから経過した遊技時間のうち少なくとも一つに基づいて、所要の条件を満たすか否かを決定してもよい。抽選結果に基づいて所要の条件を満たすか否かを決定すれば、偶然性に基づき一のラウンド内で多くの賞球を獲得する可能性を高めることができる。遊技時間に基づいて所要の条件を満たすか否かを決定すれば、パチンコ機10の遊技仕様等に基づく遊技者の技量や偶然性によってラウンド内で賞球をより多く獲得する可能性を高めることができる。
【0042】
〔他の実施の形態〕
上述したパチンコ機10(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大きさ,材質,配置および動作条件等については、上記実施の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
(1)上記実施の形態では、パチンコ機10に本発明を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばスロットマシン,アレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって二以上のラウンドで特典遊技を継続可能な遊技機にも同様に本発明を適用することができる。当該他の遊技機であっても特定のラウンドの終了を遅らせるので、入賞可能な数量が制限された中でより多くの賞球を獲得する機会を与えることができる。なお、遊技媒体(遊技球)としてパチンコ球Bを適用したが、遊技機に応じてパチンコ球,メダル,コイン,トークン等のいずれかを適用するのは明らかである。
【0043】
(2)上記実施の形態では、特典遊技として大当たり遊技を適用した{図5,図6の大当たり遊技処理を参照}。この形態に代えて(あるいは加えて)、二以上のラウンドで遊技を継続可能に構成した他の遊技(例えば大当たり遊技を除いた通常遊技や普通当たり遊技など)を特典遊技として適用してもよい。この形態であっても特定のラウンドの終了を遅らせるので、入賞可能な数量が制限された中でより多くの賞球を獲得する機会を与えることができる。また賞球数を多くするには、特定のラウンドにおいて1個当たりの入賞に対する賞球の払い出し個数を増やす構成としてもよい。
【0044】
(3)上記実施の形態では、1個のパチンコ球BがVゾーン70に入ることや、羽根24,56の開閉回数が所定回数に達すること、入賞数が所定数に達することのうちいずれか一つを満たすと現在のラウンドを終了した{図6のステップS34}。この形態に代えて(あるいは加えて)、1個又は2個以上の複数個のパチンコ球BがVゾーン70に入ったときにのみ現在のラウンドを終了してもよく、羽根24,56の開閉回数が所定回数に達したときにのみ現在のラウンドを終了してもよく、入賞数が所定数に達したときにのみ現在のラウンドを終了してもよく、大当たり遊技を開始してから一定期間(例えば60秒間)を経過したときにのみ現在のラウンドを終了してもよい。
また、ラウンド終了条件を変更する他の例としては、Vゾーン70に入り得るパチンコ球Bの個数を増やしたり、羽根24,56の開閉回数を増やしたり、大入賞口68,82に入賞可能な個数を増やしたり、大当たり遊技を開始してから一定期間を延ばしたりする態様などが該当する。
これらのいずれの態様であっても、結果的には特定のラウンドの終了を遅らせることになるので、入賞可能な数量が制限された中でより多くの賞球を獲得する機会を与えることができる。
【0045】
(4)上記実施の形態では、5個目(特定の入賞数)のパチンコ球B(第1遊技球)が大入賞口68,82に入賞したときは、第1可動片78によって停留していた他のパチンコ球B(第2遊技球)を一時的に停留解除した{図6のステップS26,S28、図7,図8を参照}。そのため第1可動片78に停留されていたパチンコ球Bは誘導板76に落下し、第2可動片99が非停留位置にあるときはそのままVゾーン70に入ってしまい、現在のラウンドを終了してしまう{図6のステップS34を参照}。この形態に代えて、乱数による抽選結果が当たりになると特定の入賞数を増やしたり、他のセンサを有効にすることを条件としてVセンサ54を一時的または常時に無効にしてもよい。又、切換条件の成立に基づいて5個目のパチンコ球Bが入賞しても、第1可動片78による他のパチンコ球Bの停留解除を遅らせてもよい。これらの形態であっても、結果的には特定のラウンドの終了を遅らせることになるので、入賞可能な数量が制限された中でより多くの賞球を獲得する機会を与えることができる。
【0046】
(5)上記実施の形態では、所定の検出器としてVセンサ54を適用したが{図3を参照}、他の検出器(例えば入賞センサ22,58など)を適用してもよい。また特定の駆動手段(例えばモータ94やソレノイド90,98b等)の駆動時期を変化させることにより特定のラウンドの終了を遅らせて、次のラウンドに移行するタイミングを変化させてもよい。これらの形態にした場合でも特定のラウンドの終了を遅らせることになるので、入賞可能な数量が制限された中でより多くの賞球を獲得する機会を与えることができる。
【0047】
(6)上記実施の形態では、Vセンサ54がパチンコ球Bを検出する可能性が高くなる第1姿勢と、当該Vセンサ54がパチンコ球Bを検出する可能性が低くなる第2姿勢との間で切り換える可動部は第2可動片99のみを適用した{図5のステップS20,S22、図6のステップS30,S32、図2を参照}。この形態に代えて、可動部として第1可動片78のみを適用してもよく、第1可動片78と第2可動片99の双方を適用してもよく、他の可動片や可動部材を適用してもよい。第1可動片78と第2可動片99の双方を適用する例では、第2可動片99の状態にかかわらず第1可動片78が保留状態であれば上記第2姿勢となる。つまり電動役物装置14に備えた一以上の可動片の状態によって、結果的にVセンサ54がパチンコ球Bを検出する可能性が高くなれば第1姿勢であり、逆にその可能性が低くなれば第2姿勢となる。この形態であっても特定のラウンドの終了を遅らせることができるので、入賞可能な数量が制限された中で賞球をより多く獲得する機会を与えることができる。
【0048】
(7)現在の大当たり遊技における遊技結果に基づいて、次の大当たり遊技における所定の条件(例えば切換条件,復元条件,ラウンド終了条件,遊技終了条件などであって少なくとも一つの条件)を設定したり変更してもよい。例えば第10ラウンドから第14ラウンドまでのうち、所要の条件を満たしたラウンド数に応じて次の大当たり遊技にかかるラウンドの終了を遅らせるように所定の条件を設定したり変更する。こうすれば現在の大当たり遊技における遊技内容によっては、次の大当たり遊技でも賞球をより多く獲得する機会を与えることができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば特定のラウンドの終了を遅らせるので、入賞可能な数量が制限された中で賞球をより多く獲得する機会を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図2】電動役物装置を示す正面図と断面図である。
【図3】一部を破断した電動役物装置を示す斜視図である。
【図4】メイン制御基板の概略構成を示すブロック図である。
【図5】大当たり遊技処理の手続きを示すフローチャートである。
【図6】図5に続く大当たり遊技処理の手続きを示すフローチャートである。
【図7】特定のラウンドにおける羽根や各可動片等の動きを説明する図である。
【図8】特定のラウンドにおける羽根や各可動片等の動きを説明する図である。
【図9】条件変更処理の手続きを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機)
14 電動役物装置
20 キャラクタ体
54 Vセンサ(所定の検出器)
68,82 大入賞口
70 Vゾーン(特別領域)
72,74 ノーマルゾーン(通常領域)
78 第1可動片
99 第2可動片(可動部)
100 メイン制御基板
102 ROM
104 RAM
110 CPU
200 枠制御基板
B パチンコ球(遊技球)
Claims (1)
- 始動口と、大入賞口を開閉可能な羽根、特別領域及び通常領域を有する電動役物装置と、を備え、前記始動口へ入賞したパチンコ球を始動口センサが検出すると、前記羽根が前記大入賞口に対して第1の態様で開閉し、当該羽根の開閉により大入賞口に入賞したパチンコ球が前記特別領域に入りVセンサが検出すると、前記羽根が大入賞口に対して第2の態様で開閉するラウンドを所定回数実行可能な大当たり遊技が、各ラウンドにおいてパチンコ球が前記特別領域に入りVセンサが検出することを条件に最終ラウンドまで継続可能とし、当該大当たり遊技のラウンドの終了は、一のラウンドにおいて大入賞口へ入賞したパチンコ球が前記特別領域へ流入してVセンサが検出すること、大入賞口へ入賞したパチンコ球が入賞センサにより検出されて所定数になったこと、及び、前記羽根の開閉回数が所定回数になったこと、の早く達したいずれか一つを満たすことに設定した遊技機において、
前記電動役物装置は、
前記入賞センサが、前記羽根が前記大入賞口を開放してパチンコ球が入賞した際に直ちに検出可能な位置に配設されて、
所定部位に停留されていたパチンコ球の停留を解除することにより前記特別領域のVセンサが当該パチンコ球を検出する可能性を高くする第1姿勢と、所定部位にパチンコ球を停留することにより前記特別領域のVセンサが当該パチンコ球を検出する可能性を低くする第2姿勢との間で切り換え可能な可動部を、前記特別領域及び前記通常領域の上流側に備え、
大当たり遊技の所定回数実行可能なラウンドのうち、特定のラウンドの所定タイミングにおいて遊技への技術介入を有効とし、当該技術介入により達成可能な切換条件が満たされたときのみ前記可動部を第1姿勢から第2姿勢に切り換えて、前記大入賞口に入賞したパチンコ球が所定部位に停留されて前記特別領域に入り難くするとともに、所定の復元条件が満たされると前記可動部を第2姿勢から第1姿勢に切り換えて戻し、所定部位に停留されていたパチンコ球が前記特別領域に入り易くなるように構成して、
前記切換条件は、前記特定のラウンドのそれぞれのラウンドにおいて、前記羽根の開閉回数が特定の回数目となる前記技術介入の有効期間中に、前記大入賞口に入賞して前記入賞センサにより検出されたパチンコ球が特定球数目であるときに満たされることに設定し、且つ、前記復元条件は、当該ラウンドにおける前記可動部を前記第2姿勢に切り換えてから所定期間が経過したとき、または、前記大入賞口へ入賞したパチンコ球が前記入賞センサにより検出されて所定個数になったときに満たされることのいずれかに設定した遊技機。
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