JPH06339565A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH06339565A
JPH06339565A JP31853793A JP31853793A JPH06339565A JP H06339565 A JPH06339565 A JP H06339565A JP 31853793 A JP31853793 A JP 31853793A JP 31853793 A JP31853793 A JP 31853793A JP H06339565 A JPH06339565 A JP H06339565A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の遊技価値が付与可能な特定遊技状態が
発生するように定められた特定入賞領域への打玉の入賞
確率を変動させて弾球遊技機における遊技の面白味を向
上させるとともに、その特定入賞領域への打玉の入賞確
率の変動の態様を工夫することにより、前記遊技の面白
味をより一層効果的に向上させる。 【構成】 Vポケット入賞口24にパチンコ玉が入賞す
ることにより所定の遊技価値が付与可能な特定遊技状態
が発生し、その特定遊技状態が終了したことに伴って、
Vポケット入賞口24を形成している入賞制御部材36
a,36bの幅が変動して入賞確率が変動するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機等で代
表される弾球遊技機に関し、詳しくは、遊技領域に打玉
を打込んで遊技が行なわれる弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のパチンコ遊技機の一例を
示す正面図であり、かつ、後述するように、この発明の
一実施例でもあるパチンコ遊技機の正面図である。
【0003】パチンコ遊技機10には、遊技盤12の中
央部に可変入賞球装置14が配設されている。図3は、
この可変入賞球装置14の従来例を示す正面図であり、
説明の便宜上この発明の一実施例にかかる可変入賞球装
置と区別するために、参照番号14a を付す。
【0004】次に、図2および図3を参照して、パチン
コ遊技機10の従来の構成と動作とについて簡単に説明
をする。
【0005】遊技盤12上へ発射されたパチンコ玉が始
動入賞口16a ,16b または18へ入賞したことに基
づいて、可変入賞球装置14a の1対の開閉翼片20a
,20b は、実線の閉成状態から開成状態(図示せ
ず)に開き実線の閉成状態に閉じるという一連の開閉動
作を1回または2回行なうように制御される。開閉翼片
20a ,20b が開閉する間に可変入賞球装置14a の
入賞空間22内へパチンコ玉が入り、そのパチンコ玉が
入賞空間22下方中央部に設けられたVポケット入賞口
24へ入賞したことが検出されると、その検出信号に基
づいて開閉翼片20a ,20b は連続して最高18回開
閉される。その間に可変入賞球装置14a への入賞玉数
が10個になったとき、開閉翼片20a ,20b の開閉
回数は18回未満であっても、開閉翼片20a ,20b
は強制的に閉成状態にされる。このように、Vポケット
入賞口24へパチンコ玉が入賞したことに伴なう開閉翼
片20a ,20b の開閉制御(V入賞状態の制御)にお
いては、開閉翼片20a ,20b の最大開閉回数または
その間に入賞空間22へ入賞するパチンコ玉の数の上限
が定められており、1回のV入賞状態に伴なう遊技価値
が遊技機ごとにかけ離れることのないように規定されて
いる。
【0006】Vポケット入賞口24へのパチンコ玉の入
賞に伴なってV入賞状態の制御がなされ、開閉翼片20
a ,20b が連続的に開閉している間に、入賞空間22
へ入ったパチンコ玉のうち、通常入賞口26a ,26b
へ入賞するパチンコ玉に加えて、Vポケット入賞口24
へ入賞するパチンコ玉があると、それが検出され、それ
によってV入賞状態の制御が更新される。たとえば、開
閉翼片20a ,20bが10回目の開閉動作に入ってい
るときに入賞空間22へ6個目のパチンコ玉が入り、そ
のパチンコ玉がVポケット入賞口24へ入賞し、それが
検出されることによって、その時点から、すなわち開閉
翼片20a ,20b の開閉制御が18回開閉されておら
ずかつその間に10個のパチンコ玉が入賞していないに
もかかわらず、その時点から新たに開閉翼片20a ,2
0b が最大18回開閉されまたは10個のパチンコ玉が
入賞するまでのいずれか早い方が終了するまでV入賞状
態の制御はなされる。このようなVポケット入賞口24
へのパチンコ玉の入賞に伴なうV入賞状態の制御の更新
は、最大8回まで許容されている。このように更新回数
を制限することにより、遊技者が獲得できる遊技の最大
価値が制限され、パチンコ遊技機が配設された遊技場の
経営者の経営管理がしやすく、かつ遊技者へのサ―ビス
の公平化が図れるパチンコ遊技機にできるからである。
このように、パチンコ玉がVポケット入賞口24へ入賞
することにより、V入賞状態の制御がなされて所定の遊
技価値を付与可能な状態となる。ゆえに、パチンコ遊技
機には、前記特定入賞領域へ打玉が入賞したことに応じ
て所定の遊技価値を付与可能な遊技価値付与手段が設け
られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、Vポケ
ット入賞口24は、遊技者に所定の遊技価値を付与でき
る条件の定められた特定の入賞領域であるが、従来のパ
チンコ遊技機においては、当該Vポケット入賞口24へ
のパチンコ玉の入賞の難易度を変化させたりすることは
あまりできず、入賞空間22内に入賞玉振分部材28が
備えられている程度であった。
【0008】しかしながら、Vポケット入賞口24への
パチンコ玉の入賞の難易は、遊技者にとっては、獲得で
きる遊技価値を大きく左右する重要なかつ最も興味深い
点であり、一方、遊技場の経営者等にとっては、パチン
コ遊技機の出玉率を調整する上で非常に重要な部分であ
る。
【0009】このため、Vポケット入賞口24へのパチ
ンコ玉の入賞を制御できるようにして、Vポケット入賞
口24の入賞の難易度を変化させることのできる構成と
すれば、遊技者にとってもまた遊技場の経営者等にとっ
ても望ましい面白いパチンコ遊技機が得られるであろ
う。
【0010】以上のことより一般的に言えば、従来の弾
球遊技機において、所定の遊技価値が付与可能な特定遊
技状態にすることができるように条件づけられた特定入
賞領域への打玉の入賞確率を変動させることができるよ
うな構成にした場合に、弾球遊技機における遊技の面白
味が格段に向上すると考えられる。
【0011】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、特定入賞領域への打玉の入賞確
率を変動させて弾球遊技機における遊技の面白味を向上
させるとともに、その特定入賞領域への打玉の入賞確率
の変動の態様を工夫して、前記弾球遊技機における遊技
の面白味をより一層効果的に向上し得る弾球遊技機を提
供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技領域に打
玉を打込んで遊技が行なわれる弾球遊技機であって、前
記遊技領域に設けられ、打玉が入賞可能な特定入賞領域
と、該特定入賞領域へ打玉が入賞したことに応じて、遊
技状態を所定の遊技価値が付与可能な特定遊技状態にす
る遊技状態制御手段と、前記特定遊技状態が終了したこ
とに伴って前記特定入賞領域への打玉の入賞確率を変動
させる入賞確率変動部材とを含むことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、遊技領域に設けられた特定入
賞領域に打玉が入賞したことに応じて、遊技状態が所定
の遊技価値が付与可能な特定遊技状態となる。そして、
その特定遊技状態が終了したことに伴って、入賞確率変
動部材の働きにより前記特定入賞領域への打玉の入賞確
率が変動する。
【0014】
【実施例】以下には、図面を参照して、この発明の好ま
しい実施例について詳細に説明をする。
【0015】図2は、先に述べたように、従来のパチン
コ遊技機の一例でもあり、かつ、この発明の一実施例で
もあるパチンコ遊技機10の正面図である。図2を参照
して、パチンコ遊技機10は、その前面側に遊技領域が
形成された遊技盤12が前面枠30に着脱自在に装着さ
れて、遊技盤12の中央部には、開閉翼片20a ,20
b を有する可変入賞球装置14が配設されている。可変
入賞球装置14は、図示のように、開閉翼片20a ,2
0b が閉成した遊技者にとって不利な第2の状態と、開
閉翼片20a ,20b が開閉動作を行なう遊技者にとっ
て有利な第1の状態とに変化することができる。可変入
賞球装置14と、遊技盤12の遊技領域最下方部に設け
られたアウト玉入口32との間には、3つの始動入賞口
16a ,16b および18が備えられている。以上の点
は、従来のパチンコ遊技機と変わりない。 図1は、こ
の発明の一実施例にかかるパチンコ遊技機10に設けら
れた可変入賞球装置14の正面図である。図1を参照し
て、可変入賞球装置14は、本体基板34に形成された
入賞空間22を備える。入賞空間22へのパチンコ玉の
入賞は、開閉翼片20a ,20b で制御されるようにな
っている。すなわち、開閉翼片20a ,20b が、図示
の実線状態ではパチンコ玉は入賞空間22へ入ることは
できないが、開成した状態では、落下するパチンコ玉は
開閉翼片20a ,20b で受止められ、入賞空間22内
へ導かれるようになっている。
【0016】入賞空間22内には、上下に揺動する入賞
玉振分部材28が設けられており、また、入賞空間22
下方中央部には、特定入賞領域の一例のVポケット入賞
口24が形成され、その両側にそれぞれ通常入賞口26
a ,26b が形成されている。
【0017】この実施例にかかる可変入賞球装置14の
特徴は、Vポケット入賞口24の入口の上側に、すなわ
ち入口の前段に、入賞制御部材36a ,36b を設け、
かつ、入賞制御部材36a ,36を、それぞれ左右対称
に横方向へ移動可能にしたことによって、1対の入賞制
御部材36a ,36b 間の空間の幅Wが変化し得るよう
にしたことである。このようにした結果、入賞制御部材
36a ,36b をそれぞれ外側へ移動させて一点鎖線で
示すように両者の間隔Wを拡げた場合、Vポケット入賞
口24へのパチンコ玉の入賞が容易になる。逆に、入賞
制御部材36a,36b を互いに近づけて実線の状態に
した場合、両者の間隔Wが狭まり、Vポケット入賞口2
4へのパチンコ玉の入賞が困難になる。したがって、入
賞制御部材36a ,36b の移動のさせ方によって、V
ポケット入賞口24へパチンコ玉を入賞しやすくしたり
しにくくしたり任意に制御することができる。
【0018】次に、このような働きをする入賞制御部材
36a ,36b の構成と動作とについてより詳細に説明
をする。
【0019】図4(A)(B)(A′)(B′)は、入
賞制御部材36a ,36b の構成と動作とを説明するた
めの図であり、(A′)は(A)の、(B′)は(B)
の、それぞれ平面断面図である。図4を参照して、入賞
制御部材36a ,36b は、Vポケット入賞口24の入
口から上方へ突出した1対の板状部を含み、その奥行方
向の寸法Dは、たとえば、Vポケット入賞口24の奥行
寸法と等しい寸法に選ばれている。入賞制御部材36a
,36b の移動は、たとえば次のような構成によって
実現されている。すなわち、各入賞制御部材36a ,3
6b の後端面ほぼ中央部には、係合突起38a ,38b
がそれぞれ形成されている。そして、これら係合突起3
8a ,38b はプーリ42に形成された楕円形溝40と
係合されている。よって、プーリ42がモータ44の出
力軸45でゆっくりと回転されることによって、入賞制
御部材36a ,36b の間隔Wは、図4(A′)に示す
最小幅Wmin から、図4(B′)に示す最大幅Wmax の
間で移動する。
【0020】また、入賞制御部材は、Vポケット入賞口
24の幅Wを変えるかわりに、Vポケット入賞口24の
奥行寸法Dを変化できるものでもよい。
【0021】なお、上述した入賞制御部材36a ,36
b の移動のための構成は一例であって、他の機構によっ
て入賞制御部材36a ,36b を移動させるようにして
もよい。たとえば、クランクやリンク部材の組合わせか
らなる機構や、ギヤの組合わせからなる機構によっても
構成することができる。
【0022】図5は、この発明の他の実施例にかかる入
賞制御部材46を説明するための図解図である。この入
賞制御部材46の特徴は、Vポケット入賞口24の上で
左右に移動可能にしたことである。より詳しく言えば、
入賞制御部材46は、その幅が一定に保たれた部材で、
図5において実線および一点鎖線で示すように、左右方
向へ移動可能に設けられている。したがって、該入賞制
御部材46によって、入賞空間22内へ入ったパチンコ
玉が入賞空間22内を落下してくるとき、入賞制御部材
46の位置によって、同じ場所を落下するパチンコ玉で
あってもVポケット入賞口24へ入賞することができた
り、入賞することができなかったりする。
【0023】図6(A)(B)(A′)(B′)は、入
賞制御部材46を、上に述べたように左右方向へ移動さ
せるための機構の一例を説明するための図であり、
(A′)は(A)の、(B′)は(B)の、それぞれ平
面断面図である。図6を参照して、入賞制御部材46
は、その後方が連結板48で連結されており、連結板4
8の中央部には垂直方向に延びる係合長孔50が形成さ
れている。そして、係合長孔50には係合突起54が係
合されている。係合突起54は駆動プーリ52の回転中
心に対して偏心して設けられている。よって、モータ1
56の出力軸57の回転により駆動プーリ52がゆっく
りと回転されると、駆動プーリ52の回転に伴なって、
入賞制御部材46は左右方向へ移動する。 なお、入賞
制御部材46の左右方向への移動のための機構は、図6
に示すものは一例であって、他の機構、たとえばギヤの
組合わせやリンク部材等の組合わせによる機構によって
実現することもできる。
【0024】さらにまた、入賞制御部材は、上下方向に
移動可能なものとすることもできる。図7は、入賞制御
部材55を上下方向に駆動するための機構の一例を示す
側面断面図である。図7を参照して、入賞制御部材55
の後方には、作動部材56が固着されている。作動部材
56の後端には突起58が形成されており、この突起5
8は回転円盤60の係合溝62と係合している。係合溝
62は、回転円盤60の回転中心に対して偏心して設け
られた溝である。したがって、回転円盤60が回転され
ることにより、係合溝62に係合する突起58は回転中
心を中心に遠近方向へ動かされる。したがって、入賞制
御部材55は上下方向に摺動される。なお、図7(A)
はモータ64が回転して入賞制御部材55が上方へ動い
た状態であり、図7(B)はモータ64の回転により入
賞制御部材55が下方へ動いた状態を示す。
【0025】なお、図7に示すように、モータ64の回
転に伴ない、入賞玉振分部材28も連動して上下動する
ようにしてもよい。
【0026】図8および図9は、入賞制御部材のさらに
他の実施例を説明するための図である。図8および図9
においても、前述と同様なタイプの可変入賞球装置65
内に形成されたVポケット入賞口24へのパチンコ玉の
入賞を制御するための入賞制御部材について説明をす
る。
【0027】入賞空間22の下方部には、奥の方から手
前に向かって下方へ緩く傾斜がつけられた玉転動板66
が設けられている。入賞空間22へ入賞したパチンコ玉
は、その大半は入賞空間22内を落下し、玉転動板66
上を前方へ転がり落ち、Vポケット入賞口24または通
常入賞口26a ,26b へ入賞する。そこで、玉転動板
66の中央部の途中に出没自在に突起68を設ける。そ
の結果、該突起68が玉転動板66から突出していると
きには、Vポケット入賞口24へのパチンコ玉の入賞が
困難となり、突起68が玉転動板66から突出していな
い場合には、Vポケット入賞口24へのパチンコ玉の入
賞が容易になる。突起68の上記出没は、図7において
説明した入賞制御部材55の上下動と同様な機構によっ
て実現できる。また、他の機構、たとえばカム等を用い
た機構等によっても実現できる。上述の各入賞制御部材
は、常時動作しており後述の可変表示部材の表示結果に
基づいてVポケット入賞口24への入賞確率が変化する
ような動作に切換わるものでもよい。
【0028】ところで、上述のようにVポケット入賞口
24への入賞を制御する各入賞制御部材36a ,36b
(46、55または突起68)は、それぞれ、所定の方
向または態様で動いてVポケット入賞口24へのパチン
コ玉の入賞を制御するが、各入賞制御部材の動きは、パ
チンコ遊技機における遊技態様と関連させて、次に述べ
るような各種態様で変化させることが可能である。
【0029】 まず、入賞制御部材は、常時変化させ
ておくことができる。変化の速度は、遊技者の興趣をひ
くような適当な速度で行なえばよい。
【0030】 所定の入賞口へパチンコ玉が入賞した
ことに応じて、入賞制御部材36a,36b の幅が拡が
りまたは入賞制御部材46が所定方向へ移動しまたは入
賞制御部材55が上方へ移動し、あるいは突起68が突
出するようにし、次に同じ入賞口へパチンコ玉が入賞し
たことに応じて、入賞制御部材36a ,36b の幅が狭
まり、または入賞制御部材46が逆方向へ動き、または
入賞制御部材55が下がり、あるいは突起68が引込む
ようにすることができる。このように、パチンコ玉の所
定入賞口への入賞に応じて各入賞制御部材を変化させる
ことによって、パチンコ遊技機全体の遊技内容との関連
性を高めて、入賞玉の狙い等を絞らせることができる面
白味がある。
【0031】 また、各入賞制御部材は、始動入賞口
16a ,16b ,18へパチンコ玉が入賞することによ
って動かしてもよい。始動入賞口へのパチンコ玉の入賞
に応じて、所定の期間だけ入賞制御部材を移動させても
よいし、始動入賞口へパチンコ玉が入賞したことにより
入賞制御部材を一定方向へ動かし、次に始動入賞口へパ
チンコ玉が入賞したことによって入賞制御部材をもとの
方向へ動かすようにしてもよい。
【0032】 パチンコ遊技機の遊技状態が所定の遊
技価値を付与可能な状態すなわち特定遊技状態になった
ときに入賞制御部材を動かしてもよい。たとえば、可変
入賞球装置14の開閉翼片20a ,20b が連続的に開
閉を繰返す状態においてのみ、入賞制御部材を動かして
もよい。
【0033】 さらに、パチンコ遊技機の遊技状態が
特定遊技状態の間であって、一定時間の経過または一定
個数の入賞があったときに入賞制御部材を動かしてもよ
い。たとえば、図2において説明したパチンコ遊技機1
0では、可変入賞球装置14の入賞空間内へパチンコ玉
が10個入賞するか開閉翼片20a ,20b が最大18
回開閉を繰返すかのいずれか早い方が満了するまでを1
つの単位として、それが継続可能に構成されている。し
たがって、このような価値を遊技者に最大限与えるよう
にするためには、パチンコ玉の入賞がたとえば6個目以
降等にVポケット入賞口24を入賞しやすくしたり、開
閉翼片20a ,20b の開閉がたとえば12回目以降に
Vポケット入賞口24へパチンコ玉が入賞しやすくする
ようなことが好ましい。なぜならば、あまりに早くVポ
ケット入賞口24へパチンコ玉が入賞したのでは、遊技
者に特定遊技状態における醍醐味を十分に味わわせるこ
とができず、遊技者に与えられる価値も少なくなるから
である。したがって、入賞制御部材を制御することによ
って、言い換えればVポケット入賞口24へパチンコ玉
が入賞しやすくなる時期を制御することによって遊技者
に与えられる価値が大きくなるようにできるので、遊技
の面白味を高めることができる。
【0034】 さらに、パチンコ遊技機の遊技状態が
特定遊技状態となり、第1回目の特定遊技状態が終了し
たことに応じて入賞制御部材を制御してもよい。このよ
うにすることにより、2回目以降の特定遊技状態におい
て、遊技者に与えられる価値が増加できるようにパチン
コ遊技機の遊技状態を制御することができる。
【0035】 可変入賞球装置内の予め定められた場
所をパチンコ玉が通過したことによって入賞制御部材の
駆動を制御してもよい。たとえば、可変入賞球装置14
において、入賞空間22内の所定の位置をパチンコ玉が
通過したことにより、入賞制御部材を駆動制御して、V
ポケット入賞口24へパチンコ玉が入賞しやすくしたり
入賞しにくくしたりして、遊技者に与えられる価値を制
御することができる。
【0036】 また、パチンコ遊技機に可変表示部材
を設け、該可変表示部材が一定の表示になったときに入
賞制御部材を制御してもよい。
【0037】 さらに、パチンコ遊技機へのアウト玉
やセーフ玉の計数値に基づいて入賞制御部材を駆動制御
することも可能である。
【0038】なお、上述の実施例においては、入賞制御
部材は、可変入賞球装置内に設けられた特定入賞領域と
してのVポケット入賞口24へのパチンコ玉の入賞の難
易度を変化させるための部材として説明した。しかしな
がら、特定入賞領域(Vポケット入賞口)および入賞制
御部材は、上述のごときものに限定されるものではな
い。たとえば、可変入賞球装置とせず、固定的な入賞球
装置内に特定入賞領域とその領域へのパチンコ玉の入賞
の難易度を変化させるための入賞制御部材を設けたもの
でもよい。つまり、特定入賞領域は、可変入賞球装置内
の入賞口とせず、遊技盤面の任意の場所、すなわち可変
入賞球装置の内外を問わず任意の場所に設けられた領域
とし、その領域への入賞を制御するための入賞制御部材
を設けるようにしてもよい。
【0039】前記入賞制御部材36a,36bまたは入
賞制御部材46とまたは入賞制御部材55または突起6
8と玉転動板66により、前記特定遊技状態が終了した
ことに伴って前記特定入賞領域への打玉の入賞確率を変
動させる入賞確率変動部材が構成されている。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、所定の遊技価値が付与
可能な特定遊技状態にすることができる特定入賞領域へ
の打玉の入賞確率が変動するために、弾球遊技機におけ
る遊技の面白味が向上する。しかも、特定入賞領域へ打
玉が入賞したことに伴って発生した特定遊技状態が終了
したことに伴って、以降の特定入賞領域への打玉の入賞
確率が変動するために、今回の特定遊技状態の発生確率
と次回の特定遊技状態の発生確率とが変動することとな
り、変化に富んだ遊技を遊技者に味あわせることがで
き、弾球遊技機における遊技の面白味をより一層効果的
に向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるパチンコ遊技機に
備えられる可変入賞球装置の正面図である。
【図2】この発明の一実施例でありかつ従来の装置でも
あるパチンコ遊技機の一例を示す正面図である。
【図3】従来の可変入賞球装置の正面図である。
【図4】入賞制御部材の幅を制御するための駆動機構の
一例を示す図解図である。
【図5】入賞制御部材の他の移動の仕方を説明するため
の可変入賞球装置の正面図である。
【図6】入賞制御部材を左右に動かすための機構の一例
を説明するための図解図である。
【図7】入賞制御部材を上下方向に動かすための機構の
一例を説明するための側面断面図である。
【図8】入賞制御部材の他の実施例を示すための、該入
賞制御部材が備えられた可変入賞球装置の正面図であ
る。
【図9】図8に示す入賞制御部材の動作を説明するため
の側面断面図である。
【符号の説明】
10はパチンコ遊技機、12は遊技盤、14は可変入賞
球装置、22は入賞空間、24は特定入賞領域としての
Vポケット入賞口、36a ,36b ,46,55,68
は入賞制御部材を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に打玉を打込んで遊技が行なわ
    れる弾球遊技機であって、 前記遊技領域に設けられ、打玉が入賞可能な特定入賞領
    域と、該特定入賞領域へ打玉が入賞したことに応じて、
    遊技状態を所定の遊技価値が付与可能な特定遊技状態に
    する遊技状態制御手段と、 前記特定遊技状態が終了したことに伴って前記特定入賞
    領域への打玉の入賞確率を変動させる入賞確率変動部材
    とを含むことを特徴とする、弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記入賞確率変動部材は、前記特定入賞
    領域の入口の大きさを変化させる部材を含むことを特徴
    とする、請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記入賞確率変動部材は、前記特定入賞
    領域の入口の位置を変化させる部材を含むことを特徴と
    する、請求項1記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記入賞確率変動部材は、前記特定入賞
    領域に連結された入賞案内用の部材を含み、該入賞案内
    用の部材が駆動手段により上下されることによって特定
    入賞領域への打玉の入口の位置が上下するようにしたこ
    とを特徴とする、請求項1記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記入賞確率変動部材は、打玉の流れに
    変化を与えることにより前記特定入賞領域への打玉の入
    賞確率を変動させる流路変化部材を含むことを特徴とす
    る、請求項1記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記弾球遊技機は、遊技者にとって有利
    な第1の状態および遊技者にとって不利な第2の状態に
    変化することのできる可変入賞球装置を含み、 前記遊技価値付与手段は、前記可変入賞球装置を第1の
    状態に駆動制御することを特徴とする、請求項1ないし
    請求項5のいずれかに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記特定入賞領域は、前記可変入賞球装
    置内に設けられていることを特徴とする、請求項6記載
    の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 前記特定入賞領域は、前記可変入賞球装
    置外に設けられていることを特徴とする、請求項6記載
    の弾球遊技機。
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