JP4436846B2 - 乗客コンベア用オイルパン清掃機 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベーターや動く歩道など含む乗客コンベアに好適な乗客コンベア用オイルパン清掃機に関するものである。
一般に、乗客コンベアは、駅、空港若しくは百貨店などの多くの人が集まる場所に設置されており、乗客コンベアの利用客への不便さを軽減するために、不稼動時間を短くする必要がある。ところが、乗客コンベアのオイルパンを清掃するには、パレット若しくは踏み段などからなる踏み体を、移動チェーン(ステップチェーン)やレール(ステップガイドレール)から複数個取り除き乗客コンベアの外方に運搬した後、乗客コンベア用オイルパン清掃機を、取り除かない踏み体に取り付けねばならない。そのために、清掃時間が長くなることで、乗客コンベアの不稼動時間が長くなってしまい、しかも、清掃を行う保守員の肉体的労力も大きくならざるを得なかった。
そこで、図14に示すように、従来の乗客コンベア用オイルパン清掃機90としては、踏み体91に取り付けた支持部材92と、一端側が支持部材92に回動可能に支持され、かつ、他端側が踏み体91の進行方向に向って延在させた清掃体93とからなり、この清掃体93の他端側に設けた清掃子95を、踏み体91の下方に対向して設けられたオイルパン94上面に摺接させながら、踏み体91と一緒に走行させることにより、オイルパン94上面に堆積した塵埃を掻き集めるようにしたものが、種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、図14において、符号96は、乗客コンベアの乗降口床板を、符号97は、乗降口床板97の端縁に設けたくしを、符合98は、ターミナルギヤを、符合99は、移動チェーンを、それぞれ表している。
実開昭63−136681号公報
しかしながら、上述した図14や実開昭63−136681号公報などに記載された乗客コンベア用オイルパン清掃機では、図14に示すように、踏み体91が戻り側走行するために反転することによって、清掃体93及び清掃子95がオイルパン94上面に摺接した際、清掃体93及び清掃子95とこの清掃体93及び清掃子95より進行方向後方に位置するオイルパン94部分との間に形成される摺接角度P1が鈍角となってしまっていた。そのために、清掃体93及び清掃子95がオイルパン94に接触する際の衝撃力が過大となり、清掃体93及び清掃子95及びオイルパン94が損傷してしまうという問題が発生しまうとともに、オイルパン94上面の清掃が円滑に行われないという問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、踏み体が戻り側走行するために反転することによって、清掃体がオイルパン上面に摺接する際の衝撃力を小さくして、清掃体及びオイルパンの損傷を防止するとともに、オイルパン上面の清掃を円滑に行うことを可能にした乗客コンベア用オイルパン清掃機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、無端状に連結されて左右乗降口間で循環走行する複数個の踏み体と一緒に走行することで前記踏み体の下方に対向して設けられたオイルパン上面の清掃を行うところの乗客コンベア用オイルパン清掃機であって、その乗客コンベア用オイルパン清掃機を、前記踏み体に取り付けた支持部材と、一端側を前記支持部材に回動可能に支持し、かつ、他端側を前記踏み体の進行方向に向って延在させて前記踏み体の戻り側走行時に前記オイルパン上面に摺接させる板状の清掃体と、前記踏み体が戻り側走行するために反転することによって、前記清掃体が前記オイルパン上面に摺接した際、前記清掃体と前記清掃体より進行方向後方に位置する前記オイルパンとの間に形成される摺接角度が鋭角となるように前記清掃体の位置を規制する規制部材とから少なくとも構成し、無端状に連結された複数個の前記踏み体のうちの1つを取り外して形成される空間に、前記清掃体が配置されるように、その空間の前方に位置する踏み体に前記連結部材を、かつ、その空間の後方に位置する踏み体に前記支持部材を、それぞれ取り付ける構成とし、前記規制部材が、前記連結部材と、この連結部材と前記清掃体とを連結する紐状部材とを含むことを特徴としている。
さらに、本発明は、無端状に連結されて左右乗降口間で循環走行する複数個の踏み体と一緒に走行することで前記踏み体の下方に対向して設けられたオイルパン上面の清掃を行うところの乗客コンベア用オイルパン清掃機であって、その乗客コンベア用オイルパン清掃機を、前記踏み体に取り付けた支持部材と、一端側を前記支持部材に回動可能に支持し、かつ、他端側を前記踏み体の進行方向に向って延在させて前記踏み体の戻り側走行時に前記オイルパン上面に摺接させる板状の清掃体と、前記踏み体が戻り側走行するために反転することによって、前記清掃体が前記オイルパン上面に摺接した際、前記清掃体と前記清掃体より進行方向後方に位置する前記オイルパンとの間に形成される摺接角度が鋭角となるように前記清掃体の位置を規制する規制部材とから少なくとも構成し、前記規制部材を、前記踏み体が戻り側走行するために反転することによって、前記清掃体が前記オイルパン上面に摺接した際、前記清掃体と前記清掃体より進行方向後方に位置する前記オイルパンとの間に形成される摺接角度が鋭角となるように前記清掃体を案内する案内レールから構成したことを特徴としている。
本発明によれば、清掃部材用取り付け部材及び清掃部材の位置を規制する規制部材により、踏み体が戻り側走行するために反転することによって清掃体がオイルパン上面に摺接した際、清掃体とこの清掃体より進行方向後方に位置する部分のオイルパンとの間に形成される摺接角度が鋭角となるようにしたので、清掃部材がオイルパンに接触する際の衝撃力を小さくなり、清掃部材及びオイルパンの損傷が防止され、かつ、オイルパン上面の清掃が円滑に行われる乗客コンベア用オイルパン清掃機が得られる。
以下、本発明に係る乗客コンベア用オイルパン清掃機の実施形態を、図1〜図13に、基づいて説明する。図1は、本発明者らが考案した参考例に係り、乗客コンベア用オイルパン清掃機を装着した状態における乗客コンベア全体の概略構成図である。図2は、本発明者らが考案した参考例に係り、乗客コンベア用オイルパン清掃機の概略構成を示す斜視図である。図3は、本発明者らが考案した参考例に係り、乗客コンベアの踏み体の走行状態説明図である。図4は、本発明者らが考案した参考例に係り、乗降口床板下面に近接する位置部分における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。図5は、本発明者らが考案した参考例に係り、乗降口床板下方の機械室内に位置する部分における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。図6は、本発明者らが考案した参考例に係り、踏み体の走行方向が反転して清掃部材がオイルパンに摺接した位置における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。図7は、本発明者らが考案した参考例に係り、清掃部材がオイルパン上を摺動移動している位置における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。図8は、本発明者らが考案した参考例に係り、踏み体の走行方向が反転して清掃部材がオイルパンに摺接した状態における乗客コンベア用オイルパン清掃機の動作原理説明図である。図9は、本発明の第1実施形態に係り、乗降口床板下面に近接する位置部分における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。図10は、本発明の第1実施形態に係り、乗降口床板下方の機械室内に位置する部分における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。図11は、本発明の第1実施形態に係り、踏み体の走行方向が反転して清掃部材がオイルパンに摺接した位置における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。図12は、本発明の第1実施形態に係り、清掃部材がオイルパン上を摺動移動している位置における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。図13は、本発明の第2実施形態に係り、踏み体の走行方向が反転して清掃部材がオイルパンに摺接した位置における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。
図1に示す本発明者らが考案した参考例に係る乗客コンベア1は、左右乗降口2、2Aの間で循環走行する踏み段などからなる複数個の踏み体3、これら踏み体3の両側方に立設した欄干4と、これら踏み体3の下方に対向して設けられたオイルパン5と、これら踏み体3を無端状に連結した移動チェーン(ステップチェーン)6と、この移動チェーン6を移動させることで踏み体3を循環走行するためのターミナルギヤ7と、左右乗降口2、2Aのそれぞれに設けた乗降口床板(フロアプレート)8とを、少なくとも包含する構成としてある。なお、図1において、符号Wは、オイルパン5上に堆積した塵埃を示している。
踏み体3は、図1及び図3〜図8に示すように、踏み段枠(ステップフレーム)3Aと、踏み板(ステップトレッド)3Bと、ライザー3Cと、前輪3Dと、後輪3Eとからなっている。無端状に連結された複数個の踏み体3は、ターミナルギヤ7によって、乗降口2、2Aにおける乗降口床板8下方の機械室9内にて走行方向を反転させることにより、左右の乗降口2、2A間で循環走行するようにしてある。その場合、無端状に連結された複数個の踏み体3は、図3に示すように、ターミナルギヤ7の周りで無端状に連結された複数個の踏み体3が反転する場合、踏み体3間の間隙G1が広がって大きくなった後、反転してターミナルギヤ7の周りから複数個の踏み体3が離れると、その離れた踏み体3間の間隙G2が小さくなるように、左右の乗降口2、2A間で循環走行している。なお、図3において、符号8Aは、乗降口床板8の端縁に着脱可能に設けたくしを表している。
乗客コンベア1に用いられる乗客コンベア用オイルパン清掃機10は、図2に示すように、踏み体3の踏み板3Bの上面後部に取り付けられる支持部材11と、一端側を支持部材11に回動可能に支持し、かつ、他端側を踏み体3の進行方向に向って延在させて踏み体3の戻り側走行時にオイルパン5上面に摺接させる平板状の清掃体12と、踏み体3が戻り側走行するために反転することによって、前記清掃体12がオイルパン5上面に摺接した際、清掃体12とこの清掃体12より進行方向後方に位置するオイルパン5の部分との間に形成される摺接角度P2が鋭角となるように、清掃体12の位置を規制する規制部材13とから少なくとも構成されており、無端状に連結されて左右乗降口2、2Aの間で循環走行する複数個の踏み体3と一緒に走行させることで、オイルパン5上面を清掃体12が摺動走行することにより、オイルパン5上面の塵埃Wを集めるようにしたものである。なお、本発明者らは、この時の摺接角度P2を45度以下とすると、清掃体12がオイルパン5上面を円滑に摺動することを実験によって確認している。したがって、摺接角度P2が45度以下になるように規制部材13で調整することが望ましい。
清掃体12は、一端側を連結軸14によって、支持部材11に回動可能に支持し、かつ、他端側をその他端側に設けたスクレーパー15を介してオイルパン5上面に摺接するようにしてある。規制部材13は、清掃体12よりも踏み体3の進行方向前方に配置された踏み体3に取り付けた平板状の連結部材16と、この連結部材15と清掃体12とを摺接角度P2が鋭角となるように連結する紐状部材17とから少なくとも構成されている。スクレーパー15は、厚さが薄く、かつ、オイルパン5上面にこびりついた塵埃を剥がすのに十分な硬度を有するプラスチックから作られている。紐状部材17の長さは、図6に示すように、踏み体3が戻り側走行するために反転することによって、清掃体12がオイルパン5上面に摺接した際、支持部材11を取り付けた踏み体3の前方に位置する別の踏み体3に引っ張られることにより、清掃体12とこの清掃体12より進行方向後方に位置するオイルパン5の部分との間に形成される摺接角度P2が鋭角となる長さに設定されている。
乗客コンベア用オイルパン清掃機10は、支持部材11と清掃体12と規制部材13とを予め組み立てた状態で、支持部材11を踏み体3の踏み板3Bの上面後部に着脱自在に取り付けるとともに、その支持部材11を取り付けた踏み体3の前方に位置する別の踏み体3のライザー3Cに規制部材13の連結部材16を着脱自在に取り付けることによって、乗客コンベア1の左右乗降口間で走行するところの無端状に連結された複数個の踏み体3に装着される。なお、乗客コンベア用オイルパン清掃機10は、支持部材11を踏み体3の踏み板3Bに取り付け、かつ、規制部材13の連結部材16を踏み体3のライザー3Cに取り付けた後、清掃体12と規制部材13の紐状部材17とを連結する構成とすることもできる。
踏み体3が戻り側走行するために反転することによって、清掃体12がオイルパン5上面に摺接した際の踏み体3の反転力F0は、図3に示すように、オイルパン5の面に対して垂直方向の垂直分力F1とオイルパン5の面に対して水平方向の水平分力F2とからなっている。しかも、オイルパン5の面に対して垂直方向の垂直分力F1は、清掃体12とこの清掃体12より進行方向後方に位置するオイルパン5の部分との間に形成される摺接角度P2を、90度よりも小さく設定すればするほど、すなわち、摺接角度P2をより小さく設定すればするほど、より小さくすることができる。そして、垂直分力F1を小さくすることで、踏み体3が戻り側走行するために反転して清掃体12に接触した際の衝撃力を小さくすることにより、清掃体12及びオイルパン5の損傷を抑えることができる。
上述した本発明者らが考案した参考例の乗客コンベア用オイルパン清掃機10のターミナルギヤ7周りにおける走行は、図4〜図7に示すように行われる。すなわち、乗客コンベア用オイルパン清掃機10を無端状に連結された複数個の踏み体3に装着し、かつ、乗降口床板8の端縁からくし8Aを取り除いた状態で、無端状に連結された複数個の踏み体3を走行させると、図4に示すように、乗客コンベア用オイルパン清掃機10が、乗降口床板8に引っ掛かることなく、乗降口床板8の下面下方に走行する。そして、乗降口床板8の下面下方に走行した乗客コンベア用オイルパン清掃機10は、図5に示すように、踏み体3間の間隙G1が広がって大きくなることにより、紐状部材17が踏み体3の反転走行側に引っ張られることで、清掃体12が踏み体3の踏み板3Bの上面に近づく方向に回動させられた状態となる。
さらに、踏み体3が反転して、乗客コンベア用オイルパン清掃機10の清掃体12の他端部がスクレーパー15を介して衝突した際は、図6に示すように、規制部材13の紐状部材17によって踏み体3の反転走行側に引っ張られていることで、清掃体12と清掃体12より進行方向後方に位置するオイルパン5との間に形成される摺接角度P2が鋭角となった状態が保持されている。その後、乗客コンベア用オイルパン清掃機10が図7に示す状態で、図1の右側の乗降口2下方(上部機械室)から図1の左側の乗降口2A下方(下部機械室)に移動することにより、清掃体12の他端部に設けたスクレーパー15によって、オイルパン5上に堆積した塵埃を剥がし、その塵埃が図1の左側の乗降口2A下方に集められる。
上記本発明者らが考案した参考例に係る乗客コンベア用オイルパン清掃機10によれば、踏み体3が戻り側走行するために反転することによって、清掃体12がオイルパン5上面に摺接する際の衝撃力が小さくなり、清掃体12及びオイルパン5の損傷が防止されるとともに、オイルパン5上面の清掃が円滑に行われる。
次に、本発明の第1実施形態に係る乗客コンベア用オイルパン清掃機40を、図〜図12に基づき、説明する。図〜図12において、図1〜図8と同一符号は、同一内容を表している。
〜図12に示す第1実施形態に係る乗客コンベア用オイルパン清掃機40は、乗降口床板8の端縁からくし8Aを取り除くことなく、無端状に連結された複数個の踏み体3に装着してオイルパン5上の清掃を可能したものである。そのために、図〜図12に示す第1実施形態に係る乗客コンベア用オイルパン清掃機40は、無端状に連結された複数個の踏み体3のうちの1つを取り外して形成される空間A1に、清掃体12が配置されるように、その空間A1の前方に位置する踏み体3のライザー3Cに連結部材を、かつ、その空間A1の後方に位置する踏み体3の踏み段枠3Aに支持部材11を、それぞれ取り付ける構成としたものであり、それ以外の構成については、図1〜図8に示す参考例に係る乗客コンベア用オイルパン清掃機10と略同一としてある。
上記第1実施形態に係る乗客コンベア用オイルパン清掃機40によれば、踏み体3のうちの1つを取り外すことで形成される空間A1に、その乗客コンベア用オイルパン清掃機40を設置させることで、その乗客コンベア用オイルパン清掃機40全体を踏み体3の踏み板3Bの上面よりも下方に位置させることができる。そのために、乗客コンベア用オイルパン清掃機40は、図〜図12に示すように、乗降口床板8の端縁に設けたくし8Aに引っ掛かることなく、走行させることができる。この場合であっても、ターミナルギヤ7周りを乗客コンベア用オイルパン清掃機40が、図4〜図7に示す乗客コンベア用オイルパン清掃機10と同様に走行するので、踏み体3が戻り側走行するために反転することによって清掃体12がオイルパン5上面に摺接する際の衝撃力が、小さくなるので、清掃体12及びオイルパン5の損傷が防止されるとともに、オイルパン5上面の清掃が円滑に行われる。
次に、本発明の第2実施形態に係る乗客コンベア用オイルパン清掃機60を、図13に基づき、説明する。図13において、図1〜図8と同一符号は、同一内容を表している。
13に示す第2実施形態に係る乗客コンベア用オイルパン清掃機60の規制部材61は、踏み体3が戻り側走行するために反転することによって、清掃体12がオイルパン5上面に摺接した際、清掃体12と前この清掃体12より進行方向後方に位置するオイルパン5との間に形成される摺接角度P2が鋭角となるように、清掃体12を案内する案内レール62から構成されている。図13に示す第2実施形態に係る乗客コンベア用オイルパン清掃機60は、規制部材61以外の構成については、図1〜図8に示す本発明者らが考案した参考例に係る乗客コンベア用オイルパン清掃機10と略同一としてある。
上記第2実施形態に係る乗客コンベア用オイルパン清掃機60によっても、踏み体3が戻り側走行するために反転することによって清掃体12がオイルパン5上面に摺接する際の衝撃力が、小さくなるので、清掃体12及びオイルパン5の損傷が防止されるとともに、オイルパン5上面の清掃が円滑に行われる。
本発明者らが考案した参考例に係り、乗客コンベア用オイルパン清掃機を装着した状態における乗客コンベア全体の概略構成図である。 本発明者らが考案した参考例に係り、乗客コンベア用オイルパン清掃機の概略構成を示す斜視図である。 本発明者らが考案した参考例に係り、乗客コンベアの踏み体の走行状態説明図である。 本発明者らが考案した参考例に係り、乗降口床板下面に近接する位置部分における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。 本発明者らが考案した参考例に係り、乗降口床板下方の機械室内に位置する部分における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。 本発明者らが考案した参考例に係り、踏み体の走行方向が反転して清掃部材がオイルパンに摺接した位置における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。 本発明者らが考案した参考例に係り、清掃部材がオイルパン上を摺動移動している位置における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。 本発明者らが考案した参考例に係り、踏み体の走行方向が反転して清掃部材がオイルパンに摺接した状態における乗客コンベア用オイルパン清掃機の動作原理説明図である。 本発明の第1実施形態に係り、乗降口床板下面に近接する位置部分における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。 本発明の第1実施形態に係り、乗降口床板下方の機械室内に位置する部分における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。 本発明の第1実施形態に係り、踏み体の走行方向が反転して清掃部材がオイルパンに摺接した位置における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。 本発明の第1実施形態に係り、清掃部材がオイルパン上を摺動移動している位置における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。 本発明の第2実施形態に係り、踏み体の走行方向が反転して清掃部材がオイルパンに摺接した位置における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。 従来例に係り、踏み体の走行方向が反転して清掃部材がオイルパンに接触した摺接における乗客コンベア用オイルパン清掃機の走行状態説明図である。
1 乗客コンベア
2、2A 乗降口
3 踏み体
3A 踏み段枠
3B 踏み板
3C ライザー
3D 前輪
3E 後輪
4 欄干
5 オイルパン
6 移動チェーン
7 ターミナルギヤ
8 乗降口床板
8A くし
9 機械室
10 乗客コンベア用オイルパン清掃機(一実施形態)
11 支持部材
12 清掃体
13 規制部材
14 連結軸
15 スクレーパー
16 連結部材
17 紐状部
40 乗客コンベア用オイルパン清掃
60 乗客コンベア用オイルパン清掃
61 規制部材
62 案内レー
A1
G1、G1 間隙
P2 摺接角度
W 塵埃

Claims (2)

  1. 無端状に連結されて左右乗降口間で循環走行する複数個の踏み体と一緒に走行することで前記踏み体の下方に対向して設けられたオイルパン上面の清掃を行うところの乗客コンベア用オイルパン清掃機であって、その乗客コンベア用オイルパン清掃機を、前記踏み体に取り付けた支持部材と、一端側を前記支持部材に回動可能に支持し、かつ、他端側を前記踏み体の進行方向に向って延在させて前記踏み体の戻り側走行時に前記オイルパン上面に摺接させる板状の清掃体と、前記踏み体が戻り側走行するために反転することによって、前記清掃体が前記オイルパン上面に摺接した際、前記清掃体と前記清掃体より進行方向後方に位置する前記オイルパンとの間に形成される摺接角度が鋭角となるように前記清掃体の位置を規制する規制部材とから少なくとも構成し
    無端状に連結された複数個の前記踏み体のうちの1つを取り外して形成される空間に、前記清掃体が配置されるように、その空間の前方に位置する踏み体に前記連結部材を、かつ、その空間の後方に位置する踏み体に前記支持部材を、それぞれ取り付ける構成とし、
    前記規制部材が、前記連結部材と、この連結部材と前記清掃体とを連結する紐状部材とを含むことを特徴とする乗客コンベア用オイルパン清掃機。
  2. 無端状に連結されて左右乗降口間で循環走行する複数個の踏み体と一緒に走行することで前記踏み体の下方に対向して設けられたオイルパン上面の清掃を行うところの乗客コンベア用オイルパン清掃機であって、その乗客コンベア用オイルパン清掃機を、前記踏み体に取り付けた支持部材と、一端側を前記支持部材に回動可能に支持し、かつ、他端側を前記踏み体の進行方向に向って延在させて前記踏み体の戻り側走行時に前記オイルパン上面に摺接させる板状の清掃体と、前記踏み体が戻り側走行するために反転することによって、前記清掃体が前記オイルパン上面に摺接した際、前記清掃体と前記清掃体より進行方向後方に位置する前記オイルパンとの間に形成される摺接角度が鋭角となるように前記清掃体の位置を規制する規制部材とから少なくとも構成し、
    前記規制部材を、前記踏み体が戻り側走行するために反転することによって、前記清掃体が前記オイルパン上面に摺接した際、前記清掃体と前記清掃体より進行方向後方に位置する前記オイルパンとの間に形成される摺接角度が鋭角となるように前記清掃体を案内する案内レールから構成したことを特徴とする乗客コンベア用オイルパン清掃機。
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