JP4433586B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、ファンモータの前面ボスに嵌着されるモータクッションに密閉板を設け、同密閉板により、ベースのファンラップ部とケーシングに立設されたリブとの接合部を密閉して、送風ファン等に結露が生じないようにした構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機は、例えば図5(A)で示すようにして、ファンモータと同ファンモータに駆動される送風ファンとを設けている。本体を構成するベース2は、その前面一側にファンラップ部2aを突設し、送風路を形成したケーシング4は、一側にファンモータ装着部4aを形成している。同ファンモータ装着部4aに側して、リブ4c及びリブ4dとが立設され、前記ケーシング4の外郭と前記リブ4cとで形成される凹部にファンモータ10が取付けられる。同ファンモータ10は前面ボスにゴム材からなるモータクッション30を嵌着し、同モータクッション30を介して回転軸に送風ファン9を連結するようになっている。前記ファンモータ10は前記モータクッション30を前記ベース2の前記ファンラップ部2aと、前記ケーシング4の前記リブ4c及び前記リブ4dとで挟着するようにして装着される。
【0003】
しかしながら、前記ファンラップ部2aと前記リブ4c及び前記リブ4dとの接合部に隙間を生じると、同隙間から常温の空気が吹出口及び前記送風ファン9の周囲に侵入して冷却され、前記送風ファン9等の表面に結露を生じる不具合が発生する。これを防止するため、前記ファンラップ部2aと前記リブ4c及び前記リブ4dとの接合部には、図5(B)で示すように、シール部材31を貼着して隙間の密閉を行っている。このため組立作業において前記シール部材31を前記リブ4c及びリブ4dに貼着する作業を要し作業工程数の増加とともに、前記シール部材31等の部品点数の増加を招いていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、空気調和機の組立作業において、ベースのファンラップ部とケーシングとの接合部を密閉するシール部材と、同シール部材を貼着する作業を要さず、部品点数の削減させるとともに、作業工程数を減少させ、またベースのファンラップ部とケーシングに立設されたリブとの密閉性を高めた空気調和機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、ベースと、送風路とファンモータ取付部とを備えて前記ベースの下部に装着されるケーシングと、前記ベースの前面に装着される前面パネルとで本体を構成し、同本体の前面上部と上面とに吸込口を設け、前面下部に前記送風路に連なる吹出口を設け、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器と、送風ファンとを設け、同送風ファンを駆動するファンモータを前記ケーシングの一側に設けられた前記ファンモータ取付部に取付けるとともに、前記ファンモータの前面ボスに、リング状のモータクッションを嵌着して同ファンモータの回転軸を前記送風ファンの軸に連結し、前記ケーシングの前記ファンモータ取付部に側して立設されたリブに形成された前記モータクッションが嵌装する半円状の切欠きからなる押さえ部と、前記ベースの前面に前記リブに対応して形成されたファンラップ部とで、前記モータクッションを挟着してなる空気調和機において、
前記モータクッションの上部両側に、前記ファンラップ部と、前記リブとの接合部の隙間を密閉する密閉板を設けた構成となっている。
【0006】
また、前記密閉板が、ゴム成型により前記モータクッションに一体成型された構成となっている。
【0007】
また、前記密閉板が、波形状に形成された構成となっている。
【0008】
また、前記密閉板の上下面に複数の突起を設けた構成となっている。
【0009】
更に、前記密閉板の上下に前後方向への連続した凹凸面を形成した構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機を示す断面図であり、図2(A)及び図2(B)は要部分解斜視図である。また図3(A)はモータクッションの外観斜視図であり、図3(B)はモータクッションの取付けを示す要部断面図である。また図4(A)及び図4(B)は第二の実施例及び第三の実施例を示すモータクッションの正面図であり、図4(C)は第四の実施例を示すモータクッションの側面図である。
本発明による空気調和機1は、図1で示すように、ベース2と、送風路及びファンモータ取付部4aを形成し前記ベース2の下部に装着されるケーシング4と、前記ベース2の前面に装着される前面パネル3とで本体を構成し、同本体の前面に前面上部吸込口5を、上部に上面吸込口6を設け、前面下部に風向変更板7aを備え前記送風路に連なる吹出口7を設けている。前記前面上部吸込口5及び前記上面吸込口6と前記吹出口7とを結ぶ空気通路には、垂直部8aと、同垂直部8aの上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾斜部8bとからなる熱交換器8と、同熱交換器8により熱交換された空気を室内に送出する送風ファン9とが設けられている。
【0011】
次に、本発明の第一の実施例について説明をする。図2(A)で示すように、前記ベース2と前記ケーシング4との間には、ファンモータ10と、同ファンモータ10により駆動される円筒形状に形成された前記送風ファン9とが取付けられる。前記ケーシング4の一側には凹部4bからなるファンモータ取付部4aが設けられ、また前記ケーシング4には、半円状の切欠きからなる押さえ部4f及び4eを形成したリブ4d及び4cとが立設され、前記ベース2の前面両側には湾曲状に形成されたファンラップ部2aと、ファンラップ部2bとが形成されている。また前記ファンモータ10の前面ボス10bには、同ファンモータ10の振動が前記本体の筐体に伝搬されることを防止する、クロロプレン等のゴム材からなるリング状に形成されたモータクッション11が嵌着される。前記ファンモータ10の回転軸10aは前記モータクッション11の挿通孔を挿通して前記送風ファン9の軸9aと連結される。前記モータクッション11は、図3(A)で示すように、前記ファンモータ10の回転軸10aが挿通する挿通孔11bを中央に穿設し、その周囲の円筒状部11aの上部両側を左右に延出して密閉板11cを設けており、同密閉板11cは、ゴム成型により前記モータクッション11に一体となって成型されている。
【0012】
前記ファンモータ10の前記ボス10bに前記モータクッション11が嵌着され、前記ファンモータ10の回転軸10aに前記送風ファン9の軸9aが連結されると、前記モータクッション11が前記リブ4c及び4dの前記押さえ部4e及び4fに載置するようにして、前記ファンモータ10と、前記送風ファン9とが前記ケーシング4上に装着される。次に、前記ベース2の前記ファンラップ部2aが、前記モータクッション11を前記押さえ部4e及び4fとで挟着するようにして、前記ベース2に前記ケーシング4が装着される。
【0013】
前記ベース2に前記ケーシング4が装着された際、前記リブ4d及び4cと前記ファンラップ部2aとの接合部には、図3(B)で示すように、前記モータクッション11の前記密閉板11cが、接合部を密閉するようにして挟着されるようになっている。
【0014】
前記モータクッション11の前記密閉板11cが、前記ファンラップ部2aと前記ケーシング4に立設された前記リブ4dとの接合部を密閉するように挟着されることにより、運転の際、常温の空気が前記吹出口7あるいは前記送風ファン9の周囲に侵入して冷却され、前記送風ファン9等の表面に露付き等が発生することを防止できるとともに、組立の際、前記接合部にシール材等を貼着する作業を不要にして、組立作業の効率を向上させることができるようになっている。
【0015】
次に、本発明の第二から第四の実施例について説明をする。第二の実施例は図4(A)で示すように、モータクッション12の上部両側に設けた密閉板12bを波形状に形成し、同密閉板12bが挟着された際、波形の面により隙間の発生を極力防止して更に密閉性を高めた構成となっている。第三の実施例は、図4(B)で示すように、モータクッション13の密閉板13bの上下面に複数の突起13cを形成し、同突起13cにより隙間の発生を極力防止して、更に密閉性を高めた構成となっている。第四の実施例は、図4(C)の側面図で示すように、モータクッション14に、前後方向の連続した凹凸面を形成した密閉板14bを設け、更に密閉性を高めた構成となっている。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、ファンモータの前面のボスに嵌着されるモータクッションの上部両側に密閉板を設け、同密閉板によりベースのファンラップ部と、ケーシングに立設されたリブとの接合部を密閉することにより、送風ファン等に結露が発生することを防止できるとともに、組立作業の効率を向上させることができる空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機を示す断面図である。
【図2】(A)は、ベースとケーシングとの組立を示す分解斜視図である。
(B)は、ファンモータと送風ファンとが装着される状態を示す分解斜視図である。
【図3】(A)は本発明による空気調和機に設けられたモータクッションを示す外観斜視図である。
(B)は本発明による空気調和機に設けられたモータクッションが装着された状態を示す断面図である。
【図4】(A)は、本発明による空気調和機に設けられたモータクッションの第二の実施例を示す正面図である。
(B)は、本発明による空気調和機に設けられたモータクッションの第三の実施例を示す正面図である。
(C)は、本発明による空気調和機に設けられたモータクッションの第四の実施例を示す側面図である。
【図5】(A)は従来例によるベースとケーシングとの組立を示す分解斜視図である。(B)は従来例による空気調和機に設けられたモータクッションが装着された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機
2 ベース
2a ファンラップ部
2b ファンラップ部
3 前面パネル
4 ケーシング
4a ファンモータ取付部
4b 凹部
4c リブ
4d リブ
4e 押さえ部
4f 押さえ部
5 前面上部吸込口
6 上面吸込口
7 吹出口
7a 風向変更板
8 熱交換器
8a 垂直部
8b 後方傾斜部
9 送風ファン
9a 軸
10 ファンモータ
10a ボス
10b 回転軸
11 モータクッション
11a 円筒状部
11b 挿通孔
11c 密閉板
12 モータクッション
12a 挿通孔
12b 密閉板
13 モータクッション
13a 挿通孔
13b 密閉板
13c 突起
14 モータクッション
14a 挿通孔
14c 密閉板

Claims (5)

  1. ベースと、送風路とファンモータ取付部とを備えて前記ベースの下部に装着されるケーシングと、前記ベースの前面に装着される前面パネルとで本体を構成し、同本体の前面上部と上面とに吸込口を設け、前面下部に前記送風路に連なる吹出口を設け、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器と、送風ファンとを設け、同送風ファンを駆動するファンモータを前記ケーシングの一側に設けられた前記ファンモータ取付部に取付けるとともに、前記ファンモータの前面ボスに、リング状のモータクッションを嵌着して同ファンモータの回転軸を前記送風ファンの軸に連結し、前記ケーシングの前記ファンモータ取付部に側して立設されたリブに形成された前記モータクッションが嵌装する半円状の切欠きからなる押さえ部と、前記ベースの前面に前記リブに対応して形成されたファンラップ部とで、前記モータクッションを挟着してなる空気調和機において、
    前記モータクッションの上部両側に、前記ファンラップ部と、前記リブとの接合部の隙間を密閉する密閉板を設けてなることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記密閉板が、ゴム成型により前記モータクッションに一体成型されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記密閉板が、波形状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記密閉板の上下面に複数の突起を設けてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
  5. 前記密閉板の上下に前後方向への連続した凹凸面を形成してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
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