JP4430431B2 - エレベーターの呼び登録装置 - Google Patents

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Description

この発明は、数字キー等で構成されるテンキーを備えた呼び登録装置に発声機能をさらに備え、数字キーにより数字以外で表わされる地下階などを入力可能としたエレベーターの呼び登録装置に関するものである。
従来のエレベーターの呼び登録装置では、テンキーを用いているが、地下階などの特殊階の入力には特殊キーを用いており、操作案内や行先階の音声告知については開示しておらず、視覚障害者への対策がなされていない(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。
従来の別のエレベーターの呼び登録装置では、テンキーを用いており、音声案内、案内表示をするが、数字以外の特殊階の入力は、画面選択により行われ、視覚障害者への対策がなされていない(例えば、特許文献5参照)。
特開平8−119543号公報(第1頁、図1) 特開平8−175770号公報(第1頁、図1) 特開2001−287876号公報(第1頁、図1) 特開2003−221172号公報(第1頁、図1) 特開平9−118484号公報(第1頁、図1)
上述したような従来のエレベーターの呼び登録装置では、視覚障害者などの目の不自由な利用者への対策がなされていないという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、視覚障害者などの目の不自由な利用者が、特殊階を有する、階床の多い建物でも安心して操作入力できるエレベーターの呼び登録装置を得るものである。
この発明に係るエレベーターの呼び登録装置は、0から9までの10個の数字キー、アスタリスクキー、及びシャープキーから構成され、各キーの配列は電話機のキー配列と同じで、通常階は階床名に対応した前記数字キーが割り当てられ、地下階及び屋上階は前記通常階の階床名として使用されていない階床名に対応した前記数字キーが割り当てられたテンキーと、操作音及び音声の情報を格納する音声情報格納部と、操作音を発音又は音声を発声するスピーカと、操作案内表示情報を格納する表示情報格納部と、前記操作案内表示情報を表示する表示器と、前記数字キーに対応するキー情報から、呼び登録に使用される階床情報及び前記階床名へ変換するための変換テーブルと、前記アスタリスクキー又はシャープキーが押されると操作開始と判定し、前記音声情報格納部から該当操作音又は音声の情報を取り出して前記スピーカから正常入力音を発音又は前記地下階及び屋上階の操作方法を含む操作案内を発声させると同時に、前記表示情報格納部から該当操作案内表示情報を取り出して正常入力音を表示又は前記地下階及び屋上階の操作方法を含む操作案内を前記表示器に表示させ、所定の数字キーが押され、その後にシャープキー又はアスタリスクキーが押されるか、あるいは所定時間経過後に操作終了と判定し、前記音声情報格納部から該当音声の情報を取り出して前記スピーカから押された数字キーに対応する階床名を登録する旨を発声させると同時に、前記表示情報格納部から該当操作案内表示情報を取り出して押された数字キーに対応する階床名を登録する旨を前記表示器に表示させ、前記変換テーブルを参照して前記数字キーの操作に応じて入力した前記キー情報を前記階床情報へ変換し前記階床情報をエレベーター制御装置へ通知するマイコンとを設けたものである。
この発明に係るエレベーターの呼び登録装置は、視覚障害者などの目の不自由な利用者や聴覚障害者などの耳の不自由な利用者が、地下階や屋上階を有する、階床の多い建物でも安心して操作入力でき、また、健常者においても、スピーカからの操作音や操作案内で操作が確認できるため、操作性が向上する、という効果を奏する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの呼び登録装置について図1から図4までを参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの呼び登録装置の正面を示す図である。また、図2は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの呼び登録装置を含むエレベーターシステムの構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、エレベーターの呼び登録装置1には、正面に、利用者の操作を入力するテンキー2と、音声を発声したり操作音を発音したりするスピーカ3が設けられている。このテンキー2は、数字キー「1」〜「9」、「0」、開始キー「*(アスタリスク)」、及び終了キー「#(シャープ)」から構成され、各キーの配列は携帯電話などの電話機のキー配列と同じである。
図2において、呼び登録装置1は、ビルの各階の乗場やかご内に設置される。各呼び登録装置1は、それぞれがエレベーター制御装置20と通信路10で接続される。呼び登録装置1は、利用者がテンキー2を操作することにより、操作に対応する階床情報を、通信路10を介してエレベーター制御装置20に通知する。エレベーター制御装置20は、通知された階床情報により呼び登録を行い、かごの配車を行う。
呼び登録装置1は、上述したテンキー2とスピーカ3の他に、テンキー2を制御するキー制御部4と、スピーカ3を制御する音声制御部8と、音声や操作音の情報を格納する音声情報格納部9と、通信路10を制御する通信部7と、これらキー制御部4、通信部7、音声制御部8、音声情報格納部9を制御するマイコン5と、マイコン5のプログラム格納用および作業用のメモリ6とを備える。このメモリ6には、図3に示す、階床名、キー割当、及び階床情報がそれぞれ対応している変換テーブルが記憶されている。また、音声情報格納部9には、例えば、「ピッ」、「ブー」、「行先階の数字を押してください。地下階のB1は数字の9と1を押してください。地下階のB2は数字の9と2を押してください。地下階のB3は数字の9と3を押してください。屋上階のRlは数字の8と1を押してください。屋上階のR2は数字の8と2を押してください。〜」、「初めにアスタリスク(*)を押してください。」、「最初からやり直してください」や、階床名に対応した「○○階を登録しますか?」、「○○階を登録します」などの音声及び操作音の情報を格納している。
なお、プログラム格納用および作業用のメモリ6と音声情報格納部9は、ハードディスクドライブや不揮発性メモリや随時書込み保持動作の必要なメモリなどどんな記憶装置や記憶素子でも構わないし、そのいくつかを同じ記憶装置や記憶素子として構成しても、またマイコン5に内蔵しても構わない。更に、キー制御部4や通信部7や音声制御部8をマイコン5に内蔵しても構わない。
マイコン5は、プログラム格納用のメモリ6に格納されたプログラムに基づき作業用のメモリ6を使用しながら動作する。マイコン5は、音声情報格納部9から発声・発音する情報を取り出し、音声制御部8に送ることで、スピーカ3から発声・発音する。利用者は、テンキー2を操作し、キー制御部4は、操作された各キーのキー情報をマイコン5に送る。マイコン5は、操作されたキーから利用者が選択した階床が何かを判定して階床情報に変換し、通信部7から通信路10を通じてエレベーター制御装置20に通知する。
図3は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの呼び登録装置における、階床名に対応するキー割当(数字キーに対応するキー情報)から、呼び登録に使用される階床情報に変換したり、キー割当から階床名に変換したりする変換テーブルの一例を示す図である。この図3は、地上57階建てのビルの例で、地下3階、屋上2階を有する。地上階である通常階は階床名(1階〜57階)に対応した数字キー(1〜57)が割り当てられ、屋上階及び地下階である特殊階は存在しない(通常階の階床名として使用されていない)階床名(81階〜82階、91階〜93階)に対応した数字キー(81〜82、91〜93)が割り当てられている。
すなわち、地下階のB1、B2、B3は、それぞれテンキー2の数字キー「9」「1」、「9」「2」、「9」「3」が割り当てられている。また、屋上階のRl、R2は、それぞれテンキー2の数字キー「8」「1」、「8」「2」が割り当てられている。さらに、その時点でエレベーターを停止させない非サービス階と設定された56階は、キー割当が無しとなり、存在しない階と設定される。但し、非サービス階の設定が解除され登録可能になると、キー割当が数字キー「5」「6」となる。なお、地下階のB1、B2、B3は、2桁以上の例えば3桁の数字キー101〜103が割り当てられ、屋上階のRl、R2は、2桁以上の例えば3桁の数字キー111、112が割り当てられてもよい。
つぎに、この実施の形態1に係るエレベーターの呼び登録装置の動作について図面を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの呼び登録装置の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップ101において、呼び登録装置1のマイコン5は、キー操作の待ち受け状態となる(開始操作入力)。すなわち、テンキー2の開始キー「*」のキー操作の待ち受け状態となる。
次に、ステップ102〜104において、マイコン5は、キー入力があると押されたキーを判定し(開始判定)、そのキーが開始キー「*」であれば、音声制御部8を介してスピーカ3から正常入力音、例えば「ピッ」と発音するか、あるいは操作案内、例えば「行先階の数字を押してください。地下階のB1は数字の9と1を押してください。地下階のB2は数字の9と2を押してください。地下階のB3は数字の9と3を押してください。屋上階のRlは数字の8と1を押してください。屋上階のR2は数字の8と2を押してください。〜」を発声する(正常開始発声)。開始キー以外であれば、音声制御部8を介してスピーカ3から不正入力音、例えば「ブー」と発音するか、あるいは正しい操作を促す操作案内、例えば、「初めにアスタリスク(*)を押してください。」を発声し(不正開始発声)、ステップ101の開始操作入力に戻る。
次に、ステップ105において、マイコン5は、正常開始発声の後、再びキー操作の待ち受け状態となる(操作入力)。すなわち、テンキー2の所定の数字キー「0」〜「9」、あるいは終了キー「#」のキー操作の待ち受け状態となる。
次に、ステップ106〜107において、マイコン5は、テンキー2の所定の数字キー「0」〜「9」、開始キー「*」、あるいは終了キー「#」が押されたかどうかを判断する。存在する階に相当するキーが入力され、それで一意に階が確定される場合には、確定入力として、「○○階を登録しますか?」と発声し(確定発声)、操作入力待ちとなる。例えば、1桁の階でその1桁の数字で始まる複数桁の階が無いときや、複数桁の1桁目が入力され同じ上位の桁(1桁目)の階がひとつしか存在しないときや、更に桁の多い複数階が存在するが入力がなされず一定時間以上経過したときが、該当する。例えば、数字キー「7」が押されると、変換テーブルを参照して階床名「7」を取り出し、音声情報格納部9から階床名に対応する、発声する情報として「7階を登録しますか?」を取り出し、「7階を登録しますか?」とスピーカ3から発声し、操作入力待ちとなる。
次に、ステップ108において、マイコン5は、終了キー「#」が押された時に既に存在する階を特定できる入力がされていた場合、または、場合によっては、確定発声の後に一定時間以上経過しても入力が無い場合でも、正常に登録されたことを、「○○階を登録します」と発声する(終了発声)。例えば、「7階を登録します」と発声する。また、変換テーブルを参照して、キー情報(キー割当)を階床情報に変換し、通信部7から通信路10を通じてエレベーター制御装置20に通知し、呼びを登録する。例えば、キー情報が「7」の場合には、階床情報として「10」に変換する。
ステップ109において、マイコン5は、存在する階に相当するキーが入力されたが、継続した入力がないと一意に階が確定されない場合には、継続入力として、正常入力音、例えば「ピッ」を発音するか、押されたキーの数字を発音して(正常入力発声)、操作入力待ちとなる。例えば、その数字で始まる複数桁の階がある場合などが、該当する。例えば、数字キー「2」が押されると、「2」と発音して、操作入力待ちとなる。
ステップ105〜106において、マイコン5は、更に開始キー「*」が押されると、ステップ103の正常開始発声に戻る。
ステップ110において、マイコン5は、存在しない階に相当するキーが入力されるか、次の入力が一定時間以内に無くその時点の入力では階を特定できない場合や、数字キーが押されないまま終了キー「#」が押されるか、そこまでの桁では存在しない階になるのに終了キー「#」が押された場合には、不正な入力として、不正入力音、例えば「ブー」を発音するか、不正入力操作案内、例えば、「最初からやり直してください」を発声し(不正入力発声)、ステップ101へ戻り開始操作入力待ちとなる。
視覚障害者などの目の不自由な利用者に、地下階などを有する、階床の多い建物でも安心して操作入力できるエレベーターの呼び登録装置を提供できる。また、健常者においても、スピーカ3からの操作音や操作案内で操作が確認でき、操作性が向上する。
エレベーターの呼び登録装置の入力は、類似の経験を重ねることにより、操作性が格段に向上する。テンキー2は、電話機のキーの並びと同じなので、ほとんどすべての利用者が経験済であり、操作性がよい。入力の開始の起原となる開始キー「*」を設けたので、先に利用していた利用者が、入力途中で利用をやめた場合にも、開始キー「*」を押すことで、新たに正常に入力を開始することが可能である。この開始キー「*」を押すことが、衆知となれば、特殊な操作を必要とする場合にも、この開始キー「*」を押すことにより、操作案内が発声され、特殊な操作にも利用者が対応できるようになる。
また、入力の終了となる終了キー「#」を設けたので、早く操作したい場合に、入力したキーにより、エレベーターの呼び登録装置が次のキー入力を待つ時間が満了して入力が終了したと判断するまで待つ必要が無くなり、操作性を向上することができる。なお、「*」を終了キー、「#」を開始キーに割り当ててもよい。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るエレベーターの呼び登録装置について図5から図7までを参照しながら説明する。図5は、この発明の実施の形態2に係るエレベーターの呼び登録装置の正面を示す図である。また、図6は、この発明の実施の形態2に係るエレベーターの呼び登録装置を含むエレベーターシステムの構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図5において、このエレベーターの呼び登録装置1Aには、上記実施の形態1の呼び登録装置1に、操作案内表示情報を表示する表示器11が正面に追加して設けられている。
図6において、このエレベーターの呼び登録装置1Aは、上記実施の形態1の呼び登録装置1に、表示器11を制御する表示制御部12と、操作案内表示情報を格納する表示情報格納部13とを追加して備える。マイコン5は、表示制御部12と、表示情報格納部13も制御する。表示情報格納部13には、例えば、「ピッ」、「ブー」、「行先階の数字を押してください。地下階のB1は数字の9と1を押してください。地下階のB2は数字の9と2を押してください。地下階のB3は数字の9と3を押してください。屋上階のRlは数字の8と1を押してください。屋上階のR2は数字の8と2を押してください。〜」、「初めにアスタリスク(*)を押してください。」、「最初からやり直してください」や、階床名に対応した「○○階を登録しますか?」、「○○階を登録します」などの操作案内表示情報を格納している。
なお、プログラム格納用および作業用のメモリ6と表示情報格納部13は、ハードディスクドライブや不揮発性メモリや随時書込み保持動作の必要なメモリなどどんな記憶装置や記憶素子でも構わないし、そのいくつかを同じ記憶装置や記憶素子として構成しても、またマイコン5に内蔵しても構わない。更に、表示制御部12をマイコン5に内蔵しても構わない。
つぎに、この実施の形態2に係るエレベーターの呼び登録装置の動作について図面を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施の形態2に係るエレベーターの呼び登録装置の動作を示すフローチャートである。なお、この実施の形態2では、スピーカ3及び表示器11の動作は同時に行われるが、スピーカ3の動作は上記実施の形態1と同じなので図示と説明を省略する。
まず、ステップ201において、呼び登録装置1Aのマイコン5は、キー操作の待ち受け状態となる(開始操作入力)。すなわち、テンキー2の開始キー「*」のキー操作の待ち受け状態となる。
次に、ステップ202〜204において、マイコン5は、キー入力があると押されたキーを判定し(開始判定)、そのキーが開始キー「*」であれば、表示制御部12を介して表示器11により正常入力音、例えば「ピッ」を表示するか、あるいは操作案内、例えば「行先階の数字を押してください。地下階のB1は数字の9と1を押してください。地下階のB2は数字の9と2を押してください。地下階のB3は数字の9と3を押してください。屋上階のRlは数字の8と1を押してください。屋上階のR2は数字の8と2を押してください。〜」を表示する(正常開始表示)。開始キー以外であれば、表示制御部12を介して表示器11により不正入力音、例えば「ブー」を表示するか、あるいは正しい操作を促す操作案内、例えば、「初めにアスタリスク(*)を押してください。」を表示し(不正開始表示)、ステップ201の開始操作入力に戻る。
次に、ステップ205において、マイコン5は、正常開始表示の後、再びキー操作の待ち受け状態となる(操作入力)。すなわち、テンキー2の所定の数字キー「0」〜「9」、あるいは終了キー「#」のキー操作の待ち受け状態となる。
次に、ステップ206〜207において、マイコン5は、テンキー2の所定の数字キー「0」〜「9」、開始キー「*」、あるいは終了キー「#」が押されたかどうかを判断する。存在する階に相当するキーが入力され、それで一意に階が確定される場合には、確定入力として、「○○階を登録しますか?」と表示し(確定表示)、操作入力待ちとなる。例えば、1桁の階でその1桁の数字で始まる複数桁の階が無いときや、複数桁の1桁目が入力され同じ上位の桁(1桁目)の階がひとつしか存在しないときや、更に桁の多い複数階が存在するが入力がなされず一定時間以上経過したときが、該当する。例えば、数字キー「7」が押されると、変換テーブルを参照して階床名「7」を取り出し、表示情報格納部13から階床名に対応する、表示する情報として「7階を登録しますか?」を取り出し、「7階を登録しますか?」と表示器11に表示し、操作入力待ちとなる。
次に、ステップ208において、マイコン5は、終了キー「#」が押された時に既に存在する階を特定できる入力がされていた場合、または、場合によっては、確定表示の後に一定時間以上経過しても入力が無い場合でも、正常に登録されたことを、「○○階を登録します」と表示する(終了表示)。例えば、「7階を登録します」と表示する。また、変換テーブルを参照して、キー情報(キー割当)を階床情報に変換し、通信部7から通信路10を通じてエレベーター制御装置20に通知し、呼びを登録する。例えば、キー情報が「7」の場合には、階床情報として「10」に変換する。
ステップ209において、マイコン5は、存在する階に相当するキーが入力されたが、継続した入力がないと一意に階が確定されない場合には、継続入力として、正常入力音、例えば「ピッ」を表示するか、押されたキーの数字を表示して(正常入力表示)、操作入力待ちとなる。例えば、その数字で始まる複数桁の階がある場合などが、該当する。例えば、数字キー「2」が押されると、「2」と表示して、操作入力待ちとなる。
ステップ205〜206において、マイコン5は、更に開始キー「*」が押されると、ステップ203の正常開始表示に戻る。
ステップ210において、マイコン5は、存在しない階に相当するキーが入力されるか、次の入力が一定時間以内に無くその時点の入力では階を特定できない場合や、数字キーが押されないまま終了キー「#」が押されるか、そこまでの桁では存在しない階になるのに終了キー「#」が押された場合には、不正な入力として、不正入力音、例えば「ブー」を表示するか、不正入力操作案内、例えば、「最初からやり直してください」を表示し(不正入力表示)、ステップ201へ戻り開始操作入力待ちとなる。
この実施の形態2では、スピーカ3から、例えば「行先階の数字を押してください。〜」と発声するとともに、表示器11により、同じ操作案内の「行先階の数字を押してください。〜」を表示するが、スピーカ3の動作を停止したり、スピーカ3を削除したりしてもよい。スピーカ3を削除する場合には、音声制御部8と、音声情報格納部9も削除してよい。
上記実施の形態1の効果に加えて、聴覚障害者などの耳の不自由な利用者に、地下階などを有する、階床の多い建物でも安心して操作入力できるエレベーターの呼び登録装置を提供できる。また、健常者においても、スピーカ3からの操作音や操作案内で操作が確認できるとともに、表示器11の操作案内で操作が確認でき、一層操作性が向上する。
エレベーターの呼び登録装置の入力は、類似の経験を重ねることにより、操作性が格段に向上する。テンキー2は、電話機のキーの並びと同じなので、ほとんどすべての利用者が経験済であり、操作性がよい。入力の開始の起原となる開始キー「*」を設けたので、先に利用していた利用者が、入力途中で利用をやめた場合にも、開始キー「*」を押すことで、新たに正常に入力を開始することが可能である。この開始キー「*」を押すことが、衆知となれば、特殊な操作を必要とする場合にも、この開始キー「*」を押すことにより、操作案内が表示され、特殊な操作にも利用者が対応できるようになる。
また、入力の終了となる終了キー「#」を設けたので、早く操作したい場合に、入力したキーにより、エレベーターの呼び登録装置が次のキー入力を待つ時間が満了して入力が終了したと判断するまで待つ必要が無くなり、操作性を向上することができる。なお、「*」を終了キー、「#」を開始キーに割り当ててもよい。
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの呼び登録装置の正面を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの呼び登録装置を含むエレベーターシステムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの呼び登録装置における、階床名に対応するキー割当から階床情報に変換したり、キー割当から階床名に変換したりする変換テーブルの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの呼び登録装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るエレベーターの呼び登録装置の正面を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーターの呼び登録装置を含むエレベーターシステムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーターの呼び登録装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1、1A 呼び登録装置、2 テンキー、3 スピーカ、4 キー制御部、5 マイコン、6 メモリ、7 通信部、8 音声制御部、9 音声情報格納部、10 通信路、11 表示器、12 表示制御部、13 表示情報格納部、20 エレベーター制御装置。

Claims (1)

  1. 0から9までの10個の数字キー、アスタリスクキー、及びシャープキーから構成され、各キーの配列は電話機のキー配列と同じで、通常階は階床名に対応した前記数字キーが割り当てられ、地下階及び屋上階は前記通常階の階床名として使用されていない階床名に対応した前記数字キーが割り当てられたテンキーと、
    操作音及び音声の情報を格納する音声情報格納部と、
    操作音を発音又は音声を発声するスピーカと、
    操作案内表示情報を格納する表示情報格納部と、
    前記操作案内表示情報を表示する表示器と、
    前記数字キーに対応するキー情報から、呼び登録に使用される階床情報及び前記階床名へ変換するための変換テーブルと、
    前記アスタリスクキー又はシャープキーが押されると操作開始と判定し、前記音声情報格納部から該当操作音又は音声の情報を取り出して前記スピーカから正常入力音を発音又は前記地下階及び屋上階の操作方法を含む操作案内を発声させると同時に、前記表示情報格納部から該当操作案内表示情報を取り出して正常入力音を表示又は前記地下階及び屋上階の操作方法を含む操作案内を前記表示器に表示させ、
    所定の数字キーが押され、その後にシャープキー又はアスタリスクキーが押されるか、あるいは所定時間経過後に操作終了と判定し、前記音声情報格納部から該当音声の情報を取り出して前記スピーカから押された数字キーに対応する階床名を登録する旨を発声させると同時に、前記表示情報格納部から該当操作案内表示情報を取り出して押された数字キーに対応する階床名を登録する旨を前記表示器に表示させ、前記変換テーブルを参照して前記数字キーの操作に応じて入力した前記キー情報を前記階床情報へ変換し前記階床情報をエレベーター制御装置へ通知するマイコンと
    を備えたことを特徴とするエレベーターの呼び登録装置。
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