JP7380917B2 - エレベーターの呼び登録装置およびエレベーターシステム - Google Patents

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Description

本開示は、エレベーターの呼び登録装置およびエレベーターシステムに関する。
特許文献1は、エレベーターの呼び登録装置を開示する。当該呼び登録装置によれば、利用者の指に触れられた軌跡に基づいて行先階を登録することができる。
日本特許第5115554号公報
しかしながら、特許文献1に記載の呼び登録装置においては、利用者に対し、複雑な指の移動を強いる。このため、行先階の登録作業が煩わしい。
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、行先階を容易に登録することができるエレベーターの呼び登録装置およびエレベーターシステムを提供することである。
本開示に係るエレベーターの呼び登録装置は、エレベーターの乗場またはかごに設けられ、情報を表示し、タッチ操作を認識するタッチパネル部と、情報を音声で出力する音声出力部と、前記タッチパネル部の上下に分割された領域において、前記タッチパネル部の上側の領域がタッチされた際に上方階の階床名の情報を前記音声出力部に音声で出力させ、前記タッチパネル部の下側の領域がタッチされた際に下方階の階床名の情報を前記音声出力部に音声で出力させ、前記タッチパネル部において特定の操作がなされた場合に、前記音声出力部が最後に音声で出力した階床名に対応した階床を行先階としてエレベーターの呼びを登録する制御部と、を備え、前記制御部は、各階床への停止可否と各階床への停止制限とのうちの少なくとも一方に基づいて前記タッチパネル部において各階床に対応した階床名の情報を前記音声出力部に音声で出力させ、前記制御部は、階床名の情報が最上階の情報に達し、その後において前記タッチパネル部の上側の領域がタッチされた際に最下階の情報を前記音声出力部に音声で出力させ、階床名の情報が最下階の情報に達し、その後において前記タッチパネル部の下側の領域がタッチされた際に最下階の情報を前記音声出力部に音声で出力させる
本開示に係るエレベーターシステムは、前記呼び登録装置と、前記呼び登録装置により登録された呼びに割り当てるかごを決定する群管理装置と、を備えた。
本開示によれば、行先階は、単純な操作に基づいて登録される。このため、行先階を容易に登録することができる。
実施の形態1におけるエレベーターシステムの構成図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置のブロック図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置の初期画面を示す図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置の割当かご表示画面を示す図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置の音声案内モード画面を示す図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置のタッチパネル部の領域の設定を示す図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置の動作の例を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置の動作の例を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置の制御部のハードウェア構成図である。
実施の形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるエレベーターシステムの構成図である。
図1に示されるように、エレベーターの昇降路1は、建築物の各階を貫く。エレベーターの複数の乗場2の各々は、建築物の各階に設けられる。複数の乗場2の各々は、昇降路1に対向する。エレベーターの複数のかご3は、昇降路1の内部に設けられる。複数のかご3は、図示されない巻上機の動力により昇降路1の内部において昇降し得るように設けられる。
複数の乗場呼び登録装置4の各々は、複数の乗場2の各々に設けられる。複数のかご呼び登録装置5の各々は、複数のかご3の各々に設けられる。
複数の制御装置6の各々は、複数のかご3の各々に対応する。複数の制御装置6の各々は、複数のかご3の各々を制御し得るように設けられる。群管理装置7は、エレベーターシステムを総合的に管理し得るように設けられる。
エレベーターシステムにおいて、利用者が乗場呼び登録装置4を操作することによりエレベーターの呼びを登録すると、群管理装置7は、当該呼びに割り当てるかご3を決定する。群管理装置7は、当該呼びを割り当てたかご3に対応した制御装置6に当該呼びの情報を送信する。当該制御装置6は、当該呼びの情報に基づいて当該かご3を昇降させる。
利用者がかご呼び登録装置5を操作することによりエレベーターの呼びを登録すると、当該かご呼び登録装置5は、対応した制御装置6に当該呼びの情報を送信する。当該制御装置6は、当該呼びの情報に基づいて当該かご3を昇降させる。
次に、図2を用いて、乗場呼び登録装置4を説明する。
図2は実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置のブロック図である。
図2に示されるように、乗場呼び登録装置4は、タッチパネル部4aと音声出力部4bと制御部4cとを備える。
タッチパネル部4aは、情報を表示し得るように設けられる。タッチパネル部4aは、利用者の指で触れられた位置を認識し得るように設けられる。
音声出力部4bは、情報を音声で出力し得るように設けられる。
制御部4cは、タッチパネル部4aと音声出力部4bとを制御し得るように設けられる。例えば、制御部4cは、タッチパネル部4aにおいてタッチ操作に基づいてタッチパネル部4aの表示を制御し得るように設けられる。例えば、制御部4cは、タッチパネル部4aにおいてタッチ操作に基づいて音声出力部4bの音声出力を制御し得るように設けられる。例えば、制御部4cは、タッチパネル部4aにタッチ操作に応じた行先階に対応した呼びを登録する。
次に、図3を用いて、乗場呼び登録装置4の初期画面を説明する。
図3は実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置の初期画面を示す図である。
図3に示されるように、初期画面において、タッチパネル部4aは、案内メッセージとテンキーボタンと使用開始ボタンとを表示する。
案内メッセージは、タッチパネル部4aの上部に表示される。テンキーボタンは、タッチパネル部4aの中央に表示される。
利用者がテンキーボタンに触れると、制御部4cは、触れられた数字に対応した階床を行先階としてエレベーターの呼びを登録する。
次に、図4を用いて、乗場呼び登録装置4の割当かご表示画面を説明する。
図4は実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置の割当かご表示画面を示す図である。
エレベーターの呼びが登録された場合、図4においては図示されない群管理装置7は、当該呼びを割り当てるかご3を決定する。当該乗場呼び登録装置4において、制御部4cは、群管理装置7からの情報に基づいて当該呼びが割り当てられたかご3を認識する。制御部4cは、当該呼びの行先階の情報をタッチパネル部4aの上部に表示させる。制御部4cは、当該呼びが割り当てられたかご3の情報をタッチパネル部4aの下部に表示させる。
次に、図5を用いて、乗場呼び登録装置4の音声案内モード画面を説明する。
図5は実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置の音声案内モード画面を示す図である。
タッチパネル部4aの初期画面において特定の操作がなされた場合、制御部4cは、タッチパネル部4aの画面を音声案内モード画面に切り替える。例えば、タッチパネル部4aの初期画面において2点が同時に触れられた場合や画面を長押しされた場合、制御部4cは、タッチパネル部4aの画面を音声案内モード画面に切り替える。
図5に示されるように、音声案内モード画面において、タッチパネル部4aは、案内メッセージと階床名と「キャンセル」のボタンとを表示する。
案内メッセージは、タッチパネル部4aの上部に表示される。階床名は、タッチパネル部4aの中央に表示される。「キャンセル」のボタンは、タッチパネル部4aの下部に表示される。
利用者がタッチパネル部4aをタッチすると、制御部4cは、当該乗場の階床を基準として、タッチパネル部4aへのタッチ操作に応じて階床を選択する。階床の選択中においてタッチパネル部4aがタッチされなくなった場合、制御部4cは、選択中の階床をタッチ操作に対応した階床として確定する。
その後、制御部4cは、タッチ操作に対応した階床名の情報を音声出力部4bに音声で出力させる。例えば、制御部4cは、タッチパネル部4aの上下に分割された領域において、半分より上側の領域がタッチされた際に上方階の階床名の情報を音声出力部に音声で出力させる。例えば、制御部4cは、タッチパネル部4aの上下に分割された領域において、半分より下側の領域がタッチされた際に下方階の階床名の情報を音声出力部に音声で出力させる。
その後、制御部4cは、タッチパネル部4aにおいて特定の操作がなされた場合に、音声出力部4bが最後に音声で出力した階床名に対応した階床を行先階としてエレベーターの呼びを登録する。例えば、制御部4cは、タッチパネル部4aにおいて2点が同時に触れられた場合に、音声出力部4bが最後に音声で出力した階床名に対応した階床を行先階としてエレベーターの呼びを登録する。
次に、図6を用いて、音声案内モードにおけるタッチパネル部4aの領域の設定を説明する。
図6は実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置のタッチパネル部の領域の設定を示す図である。
図6に示されるように、制御部4cは、タッチパネル部4aに対して上下に分割された領域を設定する。例えば、制御部4cは、上半分の領域と下半分の領域とを設定する。
図7と図8とを用いて、乗場呼び登録装置4の動作の例を説明する。
図7と図8とは実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置の動作の例を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、乗場呼び登録装置4は、群管理装置7から階床情報を取得する。その後、乗場呼び登録装置4は、利用者の特定の操作またはエレベーターからの指令により、初期画面からタッチパネル部4aの有効領域を上下に分割して音声案内モード画面に変更する。
その後、ステップS2において、利用者が音声案内モード画面の上側の領域または下側の領域をタッチすると、乗場呼び登録装置4は、ステップS3の動作を行う。ステップS3では、乗場呼び登録装置4は、タッチされた領域に応じた階床名の情報を音声で出力する。
その後、ステップS4において、利用者は、当該階床名が行先階であるか否かを判定する。ステップS4で当該階床名が行先階でない場合、ステップS5において、利用者は、音声案内モード画面の上側の領域または下側の領域をタッチする。
その後、乗場呼び登録装置4は、ステップS6の動作を行う。ステップS6では、乗場呼び登録装置4は、タッチされた方法を判定する。
ステップS6でタッチされた方法が通常のタッチである短いタッチである場合、乗場呼び登録装置4は、ステップS7の動作を行う。ステップS7では、乗場呼び登録装置4は、現在階よりも1だけ上の階または現在階よりも1だけ下の階床の階床名の情報を保持する。
ステップS6でタッチされた方法がアナウンスの終了までの間の複数回の早いタッチである場合、乗場呼び登録装置4は、ステップS8の動作を行う。ステップS8では、乗場呼び登録装置4は、短い電子音を鳴らした後、複数回の早いタッチの終了を待って現在階よりも早いタッチの回数分だけ上の階または現在階よりも早いタッチの回数分だけ下の階床の階床名の情報を保持する。
ステップS5でタッチされた方法がタッチダウンから一定時間保持したままの長押しである場合、乗場呼び登録装置4は、ステップS9の動作を行う。ステップS9では、乗場呼び登録装置4は、現在階よりも5だけ上の階または現在階よりも5だけ下の階等の現在階から任意にスキップさせた階床の階床名の情報を保持したり、玄関階、終端階、登録頻度の高い階等の予め設定された階床の階床名の情報を保持したりする。
ステップS5でタッチされた方法が長押しであるタッチダウンからさらに強く行われたタッチダウンである画面の押し込みである場合、乗場呼び登録装置4は、ステップS10の動作を行う。ステップS10では、乗場呼び登録装置4は、現在階よりも10だけ上の階または現在階よりも10だけ下の階等の現在階から任意にスキップさせた階床の階床名の情報を保持したり、玄関階、終端階、登録頻度の高い階等の予め設定された階床の階床名の情報を保持したりする。
なお、画面の押し込みは、タッチパネル部4aの圧力センサーによる圧力の検出値の増加、タッチパネル部4aに対する指等のタッチ面積の増加等により判定される。
その後、乗場呼び登録装置4は、ステップS11の動作を行う。ステップS11では、乗場呼び登録装置4は、保持された情報の階床名が最上階または最下階であるか否かを判定する。
ステップS11で保持された情報の階床名が最上階または最下階である場合、乗場呼び登録装置4は、ステップS12の動作を行う。ステップS12では、保持された情報の階床名が最上階である場合、乗場呼び登録装置4は、保持する情報を最下階の階床名の情報に更新する。保持された情報の階床名が最下階である場合、乗場呼び登録装置4は、保持する情報を最上階の階床名の情報に更新する。
ステップS11で保持された情報の階床名が最上階および最下階のいずれでもない場合またはステップS12の後、乗場呼び登録装置4は、ステップS13の動作を行う。ステップS13では、乗場呼び登録装置4は、保持された情報に対応した階床名の情報を音声で出力する。
その後、ステップS4において、利用者は、当該階床名が行先階であるか否かを判定する。
ステップS4で当該階床名が行先階である場合、ステップS14において、利用者は、2点タッチ等の特定の操作を行うことで行先階を決定する。
その後、乗場呼び登録装置4は、ステップS15の動作を行う。ステップS15では、乗場呼び登録装置4は、当該階床名に対応した階床を行先階として登録する。その後、乗場呼び登録装置4は、動作を終了する。
図示されないが、かご呼び登録装置5も、乗場呼び登録装置4と同様に、図7のフローに従って行先階を登録する。
以上で説明した実施の形態1によれば、タッチパネル部4aにおいて、上側の領域がタッチされた際、音声出力部4bは、上方階の階床名の情報を音声で出力する。タッチパネル部4aにおいて、下側の領域がタッチされた際、音声出力部4bは、下方階の階床名の情報を音声で出力する。タッチパネル部4aにおいて、特定の操作がなされた場合、制御部4cは、音声出力部4bが最後に音声で出力した階床名に対応した階床を行先階として呼びを登録する。このため、タッチパネル部4aにおいて行先階に対応したボタンを探すことなく、行先階を容易に登録することができる。特に、目が不自由な者でも、行先階を容易に登録することができる。
なお、エレベーターの運行状態から判定された現在のサービス可能な階床、カード、タグ等を使用したセキュリティ機能により制限された階床を群管理装置7から取得し、各階床への停止可否と各階床への停止制限とのうちの少なくとも一方に基づいてタッチパネル部4aにおいて各階床に対応した階床名に変更してもよい。この場合、無駄な入力操作を抑制することができる。
また、各階床への停止可否と各階床への停止制限とのうちの少なくとも一方に基づいて階床名の情報を音声出力部4bに音声で出力させるか否かを判定してもよい。この場合も、無駄な入力操作を抑制することができる。
また、各階床への停止可否と各階床への停止制限とのうちの少なくとも一方に基づいて階床名の情報を音声出力部4bに出力させる際の音声を変更してもよい。この場合も、無駄な入力操作を抑制することができる。
また、階床名の情報が最上階の情報に到達し、その後においてタッチパネル部4aの上側の領域がタッチされた場合、音声出力部4bは、最下階の情報を音声で出力する。階床名の情報が最下階の情報に到達し、その後においてタッチパネル部4aの下側の領域がタッチされた場合、音声出力部4bは、最上階の情報を音声で出力する。このため、終端階に近く、現在階から離れた行先階を少ない操作で登録することができる。例えば、現在階が最下階である1階であり、最上階の直下の階を行先階とする場合は、タッチパネル部4aの下側の領域を2回タッチするだけで、最上階の直下の階を音声で出力することができる。
また、アナウンスの終了までの間の複数回の早いタッチにより、タッチされた速度が一定値以上の場合に、音声出力部4bは、階床名の情報とは異なる情報を音声、電子音等を出力する。タッチ操作が停止した場合に、音声出力部4bは、タッチの回数に応じて最後に選択された階床名の情報を音声で出力する。このため、行先階を入力する際の操作性を向上させることができる。
また、タッチパネル部4aが長押しされた場合、音声出力部4bは、現在階よりも5だけ上の階または現在階よりも5だけ下の階等の現在階から任意にスキップさせた階床の階床名の情報を音声で出力したり、玄関階、終端階、登録頻度の高い階等の予め設定された階床の階床名の情報を音声で出力したりする。このため、基準階から離れた行先階または登録頻度の高い行先階を少ない操作で登録することができる。
また、タッチパネル部4aが長押しからさらに押し込まれた場合、音声出力部4bは、タッチパネル部4aが長押しされた場合よりもより多くスキップさせた階床の階床名の情報を音声で出力する。このため、基準階から離れた行先階をより少ない操作で登録することができる。
また、制御部4cは、当該乗場の階床を基準として、タッチパネル部4aへのタッチ操作に応じて階床を選択する。このため、行先階をより容易に登録することができる。
また、制御部4cは、階床の選択中においてタッチパネル部4aがタッチされなくなった場合は、選択中の階床をタッチ操作に対応した階床として確定する。このため、所望の行先階をより確実に登録することができる。
次に、図9を用いて、制御部4cの例を説明する。
図9は実施の形態1におけるエレベーターシステムの乗場呼び登録装置の制御部のハードウェア構成図である。
制御部4cの各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ8aと少なくとも1つのメモリ8bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア9を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ8aと少なくとも1つのメモリ8bとを備える場合、制御部4cの各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ8bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ8aは、少なくとも1つのメモリ8bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御部4cの各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ8aは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ8bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア9を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、制御部4cの各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、制御部4cの各機能は、まとめて処理回路で実現される。
制御部4cの各機能について、一部を専用のハードウェア9で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、ゲート信号を送信する機能については専用のハードウェア9としての処理回路で実現し、ゲート信号を送信する機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ8aが少なくとも1つのメモリ8bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア9、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで制御部4cの各機能を実現する。
図示されないが、制御装置6の各機能も、制御部4cの処理回路と同等の処理回路で実現される。
以上のように、本開示に係るエレベーターの呼び登録装置およびエレベーターシステムは、行先階を容易に登録するシステムに利用できる。
1 昇降路、 2 乗場、 3 かご、 4 乗場呼び登録装置、 4a タッチパネル部、 4b 音声出力部、 4c 制御部、 5 かご呼び登録装置、 6 制御装置、 7 群管理装置、 8a プロセッサ、 8b メモリ、 9 ハードウェア

Claims (7)

  1. エレベーターの乗場またはかごに設けられ、情報を表示し、タッチ操作を認識するタッチパネル部と、
    情報を音声で出力する音声出力部と、
    前記タッチパネル部の上下に分割された領域において、前記タッチパネル部の上側の領域がタッチされた際に上方階の階床名の情報を前記音声出力部に音声で出力させ、前記タッチパネル部の下側の領域がタッチされた際に下方階の階床名の情報を前記音声出力部に音声で出力させ、前記タッチパネル部において特定の操作がなされた場合に、前記音声出力部が最後に音声で出力した階床名に対応した階床を行先階としてエレベーターの呼びを登録する制御部と、
    を備え
    前記制御部は、各階床への停止可否と各階床への停止制限とのうちの少なくとも一方に基づいて前記タッチパネル部において各階床に対応した階床名の情報を前記音声出力部に音声で出力させ、
    前記制御部は、階床名の情報が最上階の情報に達し、その後において前記タッチパネル部の上側の領域がタッチされた際に最下階の情報を前記音声出力部に音声で出力させ、階床名の情報が最下階の情報に達し、その後において前記タッチパネル部の下側の領域がタッチされた際に最下階の情報を前記音声出力部に音声で出力させる
    エレベーターの呼び登録装置。
  2. 前記制御部は、タッチされた速度が一定値以上の場合に、階床名の情報とは異なる情報を前記音声出力部に音声で出力させ、タッチ操作が停止した場合に、タッチの回数に応じて最後に選択された階床名の情報を前記音声出力部に音声出力させる請求項1に記載のエレベーターの呼び登録装置。
  3. 前記制御部は、前記タッチパネル部が長押しされた場合に、現在階よりも任意にスキップさせた階床の階床名または予め設定された階床名の情報を前記音声出力部に音声で出力させる請求項1または請求項2に記載のエレベーターの呼び登録装置。
  4. 前記制御部は、前記タッチパネル部が長押しからさらに押し込まれた場合に、前記タッチパネル部が長押しされた場合よりもより多くスキップさせた階床の階床名の情報を前記音声出力部に音声で出力させる請求項3に記載のエレベーターの呼び登録装置。
  5. 前記タッチパネル部は、前記エレベーターの乗場に設けられ、
    前記音声出力部は、前記乗場に設けられ、
    前記制御部は、前記乗場の階床を基準として、前記タッチパネル部へのタッチ操作に応じて階床を選択する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエレベーターの呼び登録装置。
  6. 前記制御部は、階床の選択中において前記タッチパネル部がタッチされなくなった場合は、選択中の階床をタッチ操作に対応した階床として確定する請求項5に記載のエレベーターの呼び登録装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の呼び登録装置と、
    前記呼び登録装置により登録された呼びに割り当てるかごを決定する群管理装置と、
    を備えたエレベーターシステム。
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