JPWO2012035600A1 - エレベータの乗場行先階登録装置 - Google Patents
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Abstract
利用者が希望した入力内容を迅速に決定することを可能とするエレベータの乗場行先階登録装置を提供する。エレベータの乗場行先階登録装置1は、エレベータの乗場側からの入力により複数桁の行先階の登録を行う装置であって、単一階に対応する一回分入力を継続的に行うことで複数桁の行先階入力を行える入力部3と、少なくとも、入力部から入力された内容を表示する表示部5と、入力部において、一回分入力が長入力された場合には、その長入力を含むそれまでの継続的な入力内容を行先階として決定し、行先階の登録を行う決定登録部7とを備える。
Description
本発明は、エレベータの乗場行先階登録装置に関するものである。
エレベータの各停止階乗場には、利用者が行先の希望を入力するための乗場行先階登録装置が設けられている。この装置には、通常、各停止階に対応した呼び登録ボタンが設けられていることが多いが、近年、停止階床数の多い高層ビル等の増加に伴い、この呼び登録ボタンが多数羅列されることを避けるべく、テンキーによって行先階を入力するタイプが増加してきている。
上記に関連するものとして、特許文献1には、行先階を入力するテンキーと、利用者が入力した行先階及びその行先階への搬送を担うエレベータ号機番号を関連付けて表示する表示機とを備えた装置が開示されている。かかる装置によれば、利用者は、テンキーにて行先階を入力した後、複数号機あるエレベータのうちの何号機のエレベータが実際に希望の行先階への運行を担当するのか迷わずに済む利点がある。
また、特許文献2には、同様にテンキー入力方式を採用するものとして、学習機能によって、特定の時間帯において登録されることの多い階床を記憶し、利用者が次に操作する確率の高いボタンのボタン灯を点滅させることにより、利用者に対して入力操作のサポートを提供するものが開示されている。
さらに、特許文献3には、テンキーを備えつつ、そのテンキーとは別に、あらかじめ設定された特定階の行先階ボタンを備え、かかる特定階の行先階ボタンに割り当てる行先階は、学習により呼び登録回数の多い階に自動的に決定されるように構成されたものが開示されている。
ところで、テンキー入力方式の行先階登録装置は、その特徴から、行先階数の多い高層ビルに活用されることが多く、また、高層ビルという性格上、乗降する利用者数やエレベータの設置機数は、多くなっている。よって、エレベータは比較的高速に移動し、複数台のエレベータ同士の昇降位置の関係も比較的複雑であることが多い。このため、利用者が希望した入力内容が決定されるまでに時間がかかると、効率よく且つタイムリーにエレベータが割り当てられなくなる事態が生じうる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、利用者が希望した入力内容を迅速に決定することを可能とするエレベータの乗場行先階登録装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明は、エレベータの乗場側からの入力により複数桁の行先階の登録を行う装置であって、単一階に対応する一回分入力を継続的に行うことで複数桁の行先階入力を行える入力部と、少なくとも、前記入力部から入力された内容を表示する表示部と、前記入力部において、一回分入力が長入力された場合には、その長入力を含むそれまでの継続的な入力内容を行先階として決定し、行先階の登録を行う決定登録部とを備える。
本発明のエレベータの乗場行先階登録装置によれば、利用者が希望した入力内容を迅速に決定することができる。また、入力間違いや不必要な呼び登録の発生を低減し、利用者の利便性やエレベータの運行効率の向上を図ることもできる。
以下、本発明に係るエレベータの乗場行先階登録装置の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るエレベータの乗場行先階登録装置の概要を示す図である。乗場行先階登録装置1は、エレベータの乗場側からの入力により複数桁の行先階の登録を行う装置であって、図1に示されるように、入力部3と、表示部5と、決定登録部7とを備えている。
図1は、本実施の形態に係るエレベータの乗場行先階登録装置の概要を示す図である。乗場行先階登録装置1は、エレベータの乗場側からの入力により複数桁の行先階の登録を行う装置であって、図1に示されるように、入力部3と、表示部5と、決定登録部7とを備えている。
本実施の形態を適用する構造物のエレベータ停止階それぞれの乗場には、利用者がエレベータの呼び操作を入力する操作パネル9が設けられている。操作パネル9のそれぞれは、後述する内容を示す表示盤と、いわゆるテンキータイプの複数の入力ボタンを備えた入力盤とが設けられている。入力部3及び表示部5はそれぞれ、入力盤及び表示盤で構成されている。
入力部3は、押し・戻りという空間的な微小移動を伴う複数の押しボタンがテンキーのように配列された構成を有し、単一階に対応する一回分入力を継続的に行うことで複数桁の行先階入力が行える。すなわち、例えば、利用者は、12階を行先階として入力する場合、1階(単一階)に対応する「1」のボタン押し(一回分入力)と、2階(単一階)に対応する「2」のボタン押し(一回分入力)とを続けざまに行うことで、二桁の行先階として12階を行先階として入力できる。
表示部5は、少なくとも入力部3から入力された内容を表示することができるものであり、例えば、入力部3で「1」のボタン押しがあった場合、「1」という数字を即座に表示し、さらに、続けて「2」のボタン押しがあった場合、「1」の後方に「2」という数字を即座に表示し、全体として「12」を表示する。勿論、表示部5は、入力部3から入力された内容以外の内容も表示することができるように構成されていてもよく、例えば、利用者が入力した行先階への搬送を担当するエレベータの号機番号を報知する表示を行ってもよい。
決定登録部7には、入力部3及び表示部5が接続されている。本実施の形態における決定登録部7は、次の二つの機能を備える。まず、第1の機能として、決定登録部7は、入力部3において、一回分入力が長入力(ボタンの長押しが)された場合には、その長入力を含むそれまでの継続的な入力内容を行先階として決定し、行先階の登録を行う。以下により具体的に説明する。
行先階が120階まである三桁階数の物件において、利用者が例えば112階を行先階として入力する場面を示すと、まず、最初の「1」の非長入力(長押しではない入力)と、それに続いて再度「1」の非長入力とがあった場合、その時点では、決定登録部7は、行先階の決定を保留し、さらに続いて、「2」の非長入力が行われたことをもって、決定登録部7は、行先階の候補が一つに絞られるので、112階を行先階として決定する。一方、利用者が例えば11階を行先階として入力する場面を示すと、1階の乗場から「1」の非長入力と、それに続いて「1」の長入力とがあった時点で、決定登録部は、即座に、2つ目の「1」という長入力を含むそれまでの継続的な入力内容である「1」「1」に対応する11階を行先として決定する。
二桁階数の物件も同様である。例えば行先階が60階まである物件において、利用者が例えば56階を行先階として入力する場面を示すと、まず、最初の「5」の非長入力があった場合、その時点では、決定登録部は、行先階の決定を保留し、さらに続いて、「6」の非長入力が行われたことをもって、決定登録部は、行先階の候補が一つに絞られるので、56階を行先階として決定する。一方、利用者が例えば5階を行先階として入力する場面を示すと、1階の乗場から「5」の長入力があれば、決定登録部は、即座に、「5」という長入力を含むそれまでの継続的な入力内容、すなわち、本例では「5」のみが継続的な入力内容であり、それに対応する5階を行先として決定する。
さらに、決定登録部7は、第2の機能として、入力部3において一回分入力が長入力されることなく入力された場合には、当該一回分入力を含むそれまでの継続的な入力内容と、予め用意されているエレベータ停止階のデータテーブルとの比較を行い、その比較の結果、当該一回分入力を含むそれまでの継続的な入力内容に対応した行先階の候補が一つだけの場合には、その候補を行先階として決定し、行先階の登録を行う。なお、エレベータ停止階のデータテーブルは、決定登録部7内に情報として格納されていてもよく、あるいは、決定登録部7とは異なる構成要素内に格納されて適時利用されるものでもよい。
具体的に説明すると、例えば、地上10階以上且つ地下1階の行先階をもった物件ならば、行先階に関する入力桁数は、二桁分用意されており、地下1階はB1という表示で割り当てられている。この物件において、利用者が例えば地下1階を行先階として入力すべく、「B」の入力があったならば、決定登録部7は、それまでの継続的な入力内容(本例では最初に「B」が入力されるので、「B」のみ)と、データテーブルとの比較を行い、「B」を含むそれまでの継続的な入力内容(「B」のみ)に対応した行先階の候補は、地下1階(B1)という一つだけであるので、長入力がなくても、即座に、その候補(地下1階)を行先階として決定する。
別の例として、行先階が地上120階まである物件や、地下20階まである物件では、行先階に関する入力桁数は、それぞれ例えば112階やB11階など、三桁分用意されている。よって、利用者が例えば「5」「6」という二桁分の入力や、「B」「2」という二桁分の入力を行ったならば、決定登録部7は、上記比較によりそれぞれ候補を一つに絞れるので、長入力がなくても、即座にそれぞれ、56階や地下20階を行先階に決定する。
次に、以上のように構成された本実施の形態に係るエレベータの乗場行先階登録装置の動作について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。前提条件の一例として、少なくとも地下方向に1階以上、地上方向に28階以上の構造物件であって、且つ、エレベータのサービス対象となる停止可能な階床が、構造物が有する全階床ではなく、B1階、1階、5階、10階、20階、21階、22階、23階、25階、26階、27階、及び28階だけとなっている状態での動作を説明する。なお、その時点でのサービス対象となる階床のデータは、前述したデータテーブルに含まれているものとする。
図2のステップS1にあるように、乗場行先階登録装置1が利用者のボタン入力を待っている状態から、ステップS2にあるように、利用者が入力部3のテンキーボタンの「1」を入力すると、ステップS3の分岐条件処理へと移行する。まず、利用者の目的階が1階である場合、利用者はステップS2においてボタン「1」を長押し、ステップS3の処理を経て、決定登録部7は、ステップS4として、即座に「1」階を行先階として呼び登録する。
一方、ステップS2において、ボタン「1」が長押されなかった場合、決定登録部7の処理は、ステップS3を経て、ステップS5に進む。決定登録部7は、ステップS5として、入力された1桁の数字と、上述したその時点で実際に停止可能な階床の中で選択可能な階床とを比較し、行先階の候補が一つに絞れるか否かを判断する。本例では数字「1」が入力されているので、それによって選択可能な階床は「1階」と「10階」の2つであり、すなわち、行先階の候補は一つに絞れない。よって、決定登録部7の処理は、ステップS7に進行する。
決定登録部7は、ステップS7として、所定の入力待ち時間を確保し、当該時間が経過した後に、ステップS8として、行先階の決定を行う。例示すると、決定登録部7は、ステップS7として、1秒から3秒程度、入力待ち状態を維持し、2桁目の数字が入力されないことを確認してから、ステップS8として、「1階」を行先階として決定する。また、ステップS7の待ち時間の間に、ボタン「0」が入力されれば、「10階」が行先階として決定される。
このように、本発明によらなければ1桁目を入力後に常に生じざるをえない入力待ち時間は、本発明では、ステップS7の処理に進まない限り生じなくなり、利用者が希望した入力内容を迅速に決定することができる。
上記の一方で、利用者の目的階が例えば、地下1階「B1」であった場合、利用者は、まず、図2のステップS2において、ボタン「B」を長押しせずに入力し、ステップS5の処理に進む。ここで、入力された「B」の次に入力される可能性のある数字は、上述した停止可能な階床の中では、「B1」階の「1」しか存在しない。従って、決定登録部7は、ステップS5において、行先階の候補を「B1」という一つに絞ることができる。よって、決定登録部7は、ステップS6として、ボタン「B」の入力に続き、自動的に「1」を入力し、それによって表示部5に、「B1」の表記がなされると共に、地下1階「B1」が行先階として決定される。このように、ステップS5の処理を備えることにより、利用者のボタン入力を本来の入力操作よりも少なくとも1回以上少なくすることができる。
なお、本例ならば、利用者の目的階が「5」階である場合にも同様な処理がなされ、利用者がテンキーボタンの「5」を押した時点で、即座に5階が呼び登録される。
このようにステップS6において行先階が決定される場合にも、前述したようにステップS4にて行先階が決定される場合と同様、ステップS7の待ち時間を伴わずに済み、呼び登録までの時間短縮を図ることができる。
以上のような本実施の形態に係るエレベータの乗場行先階登録装置によれば、次のような利点が得られる。まず、テンキー入力方式の行先階登録装置においては、高層ビルに設置されることが多いという性格上、行先階を決定するには2桁以上の数字を入力するケースが想定される。ここで、本発明以外の比較態様として、利用者の目的の階床が1桁の数字の場合でも、利用者が1桁目の数字を入力した後、所定時間が経過するまではそのまま放置されるか、あるいは、行先階を決定する役割を持つ決定ボタンを自ら押さないと、処理が進行しないものもありうる。しかし、かかる態様では、その分、利用者の待ち時間や操作量の増加が生じる。あるいは、別の比較態様として、地下階が1階分(B1階)のみ存在する場合に、利用者が「B」ボタンを押下した時点で、利用者の目的の階床は「B1」階だと明白であるにも関わらず、次に続く「1」のボタンも押さなければならないものもありうるが、この態様では、利用者に無駄な操作を行わせているという課題がある。
上記に対し、本実施の形態では、利用者により一回分入力が長入力された場合には、その長入力を含むそれまでの継続的な入力内容を行先階として決定し、行先階の登録が行われるので、決定ボタン等の決定専用の入力操作を待たずに、また、所定の未入力時間の経過を待たずに、行先階の登録を行うことができる。よって、利用者の操作量(操作回数)と操作時間を短縮し、利用者が希望した入力内容を迅速に決定することができる。
また、本実施の形態では、入力部において一回分入力が長入力されることなく入力された場合には、当該一回分入力を含むそれまでの継続的な入力内容と、予め用意されているエレベータ停止階のデータテーブルとの比較を行い、その比較の結果、当該一回分入力を含むそれまでの継続的な入力内容に対応した行先階の候補が一つだけの場合には、その候補を行先階として決定し、行先階の登録が行われるので、無駄な操作を省くことができ、それによっても、利用者の操作量(操作回数)と操作時間を短縮し、利用者が希望した入力内容を迅速に決定することができる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に関する操作パネルを示す図である。本実施の形態2は、次に説明する部分を除いては、上述した実施の形態1と同様であるものとする。本実施の形態2の決定登録部7は、実施の形態1で説明した第1及び第2の機能に加えて、以下に説明する第3の機能を備える。
図3は、本発明の実施の形態2に関する操作パネルを示す図である。本実施の形態2は、次に説明する部分を除いては、上述した実施の形態1と同様であるものとする。本実施の形態2の決定登録部7は、実施の形態1で説明した第1及び第2の機能に加えて、以下に説明する第3の機能を備える。
決定登録部7には、入力部3において一回分入力が長入力されることなく入力された場合には、当該一回分入力を含むそれまでの継続的な入力内容と、予め用意されているエレベータ停止階のデータテーブルとの比較を行い、その比較の結果、当該一回分入力を含むそれまでの継続的な入力内容に対応した行先階の候補が複数ある場合には、それら複数の行先階の候補を表示部5に表示させる機能が追加されている。
すなわち、図2のステップS5において、行先階の候補が一つに絞れなかった場合、それらの複数の候補を、表示部5に案内表示する。具体例を挙げると、実施の形態1と同じ前提で停止可能な階床がB1階、1階、5階、10階、20階、21階、22階、23階、25階、26階、27階、及び28階だけとなっている状態で、図2のステップS2にて「2」が長押されずに入力された場合、決定登録部7は、ステップS5にて複数の行先階の候補を認識し、入力された「2」を使用する階床の数字として、「20」、「21」、「22」、「23」、「25」、「26」、「27」及び「28」を表示部5に表示する。これによって、利用者は次に入力すべきボタンを知ることができる。
本実施の形態の乗場行先階登録装置によっても、実施の形態1と同様、利用者の操作量(操作回数)と操作時間を短縮し、利用者が希望した入力内容を迅速に決定することができるという効果が得られるが、本実施の形態2では、それに加えて次のような利点も得られる。テンキー入力方式のような態様が採用される高層ビル等では、入力可能な階床が多いために利用者の混乱を招き、また、間違った階床を入力してしまった場合、エレベータの運行効率も悪化させてしまうという問題があるところ、本実施の形態によれば、利用者は、候補の表示を頼りに次に行うべき入力内容を知ることができ、上記の問題解消に寄与することができる。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
例えば、本発明の入力部は、単一階に対応する一回分入力を複数回、継続的に入力することによって複数桁の文字の配列を指示できる手段であれば、現在、テンキーとは称さていない構成の入力手段をも含むものである。また、入力部における入力態様は、押し・戻りという空間的な移動を伴うボタンによる態様には限定されない。よって、一例を示すならば、タッチスクリーン上に表示されたテンキー画像を介しての入力態様や、あるいは、タッチスクリーンに対する手書き入力による入力態様をもちいた実施も可能である。
1 乗場行先階登録装置、3 入力部、5 表示部、7 決定登録部、9 操作パネル。
Claims (3)
- エレベータの乗場側からの入力により複数桁の行先階の登録を行う装置であって、
単一階に対応する一回分入力を継続的に行うことで複数桁の行先階入力を行える入力部と、
少なくとも、前記入力部から入力された内容を表示する表示部と、
前記入力部において、一回分入力が長入力された場合には、その長入力を含むそれまでの継続的な入力内容を行先階として決定し、行先階の登録を行う決定登録部と
を備えたエレベータの乗場行先階登録装置。 - 前記決定登録部は、前記入力部において一回分入力が長入力されることなく入力された場合には、当該一回分入力を含むそれまでの継続的な入力内容と、予め用意されているエレベータ停止階のデータテーブルとの比較を行い、
上記比較の結果、当該一回分入力を含むそれまでの継続的な入力内容に対応した行先階の候補が一つだけの場合には、前記候補を行先階として決定し、行先階の登録を行う
請求項1のエレベータの乗場行先階登録装置。 - 前記決定登録部は、前記入力部において一回分入力が長入力されることなく入力された場合には、当該一回分入力を含むそれまでの継続的な入力内容と、予め用意されているエレベータ停止階のデータテーブルとの比較を行い、
上記比較の結果、当該一回分入力を含むそれまでの継続的な入力内容に対応した行先階の候補が複数ある場合には、それら複数の行先階の候補を前記表示部に表示させる
請求項1又は2のエレベータの乗場行先階登録装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131112 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140318 |