JP2011255974A - エレベータの乗場登録装置及びその群管理システム - Google Patents

エレベータの乗場登録装置及びその群管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】交通需要状況に応じて複数の群管理を切換えて運行制御する群管理システムにおいて、ハードウエア構成を変更することなく対応するエレベータの乗場登録装置。
【解決手段】従来群管理に関する乗場呼び操作ボタン及び操作案内のメッセージデータと、DCS群管理に関する行先階呼び操作ボタン及び操作案内のメッセージデータを記憶する表示データ記憶部241と、前記操作ボタンを表示する操作ボタン表示部245(25)と、前記メッセージデータを表示する案内表示部243(26)と、運行指令装置から伝送されてくる群管理選択指令に基づき、群管理に関する前記操作ボタン及びメッセージデータを読み出して操作ボタン表示部及び案内表示部に表示し、操作ボタン表示部にタッチ操作したとき、操作内容を意味する位置情報を前記運行指令装置に送信する制御手段242,244とを備えたエレベータの乗場登録装置。
【選択図】図5

Description

本発明の実施の形態は、エレベータの乗場登録装置及びその群管理システムに関する。
一般のエレベータでは、乗場(エレベータホール)に乗場呼びボタンが設置され、エレベータ利用者が乗場呼びボタンを操作したとき、乗場呼び登録のもとにエレベータが乗場呼び階に移動して着床する。ここで、利用者は、乗りかごに乗り込んだ後、かご操作パネルの行先階呼びボタンを操作すると、行先階への呼び登録が行われる。
これに対して、乗場から直接行先階を指定できる乗場行先階登録装置が設置され、エレベータ利用者が乗りかご内に乗り込んで行先階を登録する手間を省く群管理システムが実用化されている。
このような群管理システムは、DCS(Destination Control System:行先階予約)群管理と呼ばれ、乗場で指定された行先階ごとの利用者をまとめ、乗りかごが基準階から出発して基準階に帰着する一往復の時間を短縮し、輸送能力の向上や待ち時間の改善を図っている。
従来は、乗場呼びが有ったときに乗場呼び階に短かい時間で到着可能な乗りかごを割り当てる従来群管理(乗場呼び登録)方式と前述したDCS群管理方式とがあるが、それぞれ一長一短がある。DCS群管理方式は、ピーク時の輸送能力の向上や所要時間(待ち時間+乗車利用時間の合計)の低減に有効であるが、階間交通の多い時間帯や乗場呼びが急に急変したとき、逆に全体の利用者の輸送能力が低下したり、所要時間が長くなる問題がある。従って、このような場合、割り当ての見直しができる従来群管理方式が優位となる。
特開平05−246634号公報
ところで、従来は、従来群管理方式を採用するか、DCS群管理方式を採用するか、或いは二者の群管理方式を同時に採用するかに関し、何れか1つの群管理方式を選択する二者択一を採用している。その理由は、二者の群管理方式を同時に採用すれば、基本的なサービス応答が異なることから、異なるハードウエア構成を備える必要があり、エレベータ利用者にとって乗場操作が非常に煩雑になるなどの問題がある。
この発明の実施形態としては、以上のような問題を解決するためになされたもので、ハードウエア構成を変更することなく交通需要に応じて複数の群管理方式に選択的に切換えて運行制御を行うエレベータの乗場登録装置及びその群管理システムを提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明の1つの実施形態によれば、上位の運行指令装置で切換え選択される従来群管理またはDCS群管理に共通に使用するエレベータの乗場登録装置であって、前記従来群管理に関する乗場呼び操作ボタンを表す表示データ及び操作案内のメッセージデータと、前記DCS群管理に関する行先階呼び操作ボタンを表す表示データ及び操作案内のメッセージデータとを記憶する表示データ記憶手段と、前記表示データを表示するための操作ボタン表示部と、前記メッセージデータを表示するための案内表示部と、前記運行指令装置から伝送されてくる群管理選択指令に基づき、前記表示データ記憶手段から当該選択指令のあった群管理に関する前記表示データ及び前記メッセージデータを読み出して前記操作ボタン表示部及び前記案内表示部に表示し、この表示された前記メッセージデータに従って前記操作ボタン表示部に表示された前記操作ボタンのタッチ操作を促すことにより、乗場呼び登録装置及び行先階呼び登録装置として機能するように制御する制御手段とを備えたエレベータの乗場登録装置である。
実施形態に係るエレベータの群管理システムの全体構成を示す図。 エレベータの群管理システムに使用される乗場登録装置の概略構成図。 従来群管理及びDCS群管理に関する操作ボタン及びメッセージデータの表示例を説明する図。 表示された操作ボタンがタッチ操作されたときに操作(タッチ)位置情報を取り出すためにマトリックス状に配列されたタッチパネル入力スイッチ部の一構成例を説明する図。 乗場登録装置における電気的な構成の一具体例を示す図。 図1に示す運用指令装置の動作の流れを説明する図。 図1に示す乗場登録装置の動作の流れを説明する図。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は一実施の形態に係るエレベータの群管理システムの全体構成図である。
エレベータの群管理システムは、乗場呼びに応答すべく複数のエレベータA〜D号機の中から最適なエレベータ号機を選択・決定し、複数のエレベータA〜D号機の運行を制御するシステムである。
このエレベータの群管理システムは、例えば機械室1などには運行指令装置11、データベース12、乗場呼び伝送装置13及びかご呼び伝送装置14が設置される。
一方、少なくとも基準階などを含む乗場2には、各エレベータA〜D号機対応の乗場ドア21A〜21D、各行先階を表示する行先階表示装置22A〜22D及びホールランタン23A〜23Dの他、乗場呼び伝送装置13に接続される複数の乗場登録装置24a,24bが設置される。
なお、複数の乗場登録装置24a,24bは、同一構成であるので、以下、説明の便宜上、乗場登録装置24と略符号にて説明する。
運行指令装置11は、交通需要に応じて従来群管理方式とDCS群管理方式を切換えとともに、予め複数の各エレベータA〜D号機の運行パターンを決定し、登録されたかご呼びまたは乗場呼びに対して最適な各エレベータ号機を割り当て、各エレベータA〜D号機の運行パターンアルゴリズムに従って運行制御を司る機能を有する。
データベース12には、少なくとも従来群管理制御用プログラム、DCS群管理制御用プログラムの他、各群管理制御に関する各エレベータA〜D号機の運行パターンアルゴリズム12a,交通需要増時間帯データ12b及び利用者による各群管理ごとの操作位置情報に対応する操作内容を規定する操作管理テーブル12cが格納される。
乗場呼び伝送装置13は、運行指令装置11と乗場登録装置24a及び乗場2に設置される機器(例えば後記するランタンなど)との間でやり取りするデータを中継伝送する機能を有する。また、かご呼び伝送装置14は、運行指令装置11と各エレベータA〜D号機対応の乗りかご31A〜31Dごとに設けられたかご呼び登録装置32A〜32Dとの間で相互にやり取りするデータを中継伝送する機能を有する。33A〜33Dは乗りかご31A〜31D内のかご操作パネルである。
乗場登録装置24aは、従来群管理制御及びDCS群管理制御の何れにおいても、エレベータ利用者が各エレベータ号機を利用する際に操作するものであって、従来群管理制御時には乗場呼び登録装置、DCS群管理制御時には乗場行先階呼び登録装置としての役割を持っている。
乗場登録装置24は、図2に示すように外観的には、操作ボタン表示部25と、エレベータ利用者に各群管理に対する操作などに必要な案内メッセージを提供する案内表示部26とによって構成される。
操作ボタン表示部25は、その表示部前面側には図3(a)に示すように△,逆△形状の乗場呼び操作ボタン(イ)または○の中に各乗場階の文字を表示した行先階呼び操作ボタン(ロ)を表示する表示素子群からなるタッチパネル表示部が設けられ、かつ、タッチパネル表示部の裏側には少なくとも乗場呼び操作ボタン(イ)または行先階呼び操作ボタン(ロ)に該当する枠内または表示部25全領域内に図4に示すようにタッチパネル入力スイッチ(スイッチ電極)部がマトリックス状に配列されている。
したがって、例えば図4(a)のように「3列」と「c行」との交叉部分のタッチパネル入力スイッチ部にタッチされたとき、その操作位置の情報が出力される。また、同図(b)のように「4列」と「e行」との交叉部分のタッチパネル入力スイッチ部にタッチされたとき、その操作位置の情報が出力される。
一方、案内表示部26には、エレベータ利用者が、従来群管理制御における乗場呼び操作時、その操作案内及び操作後の確認を促すメッセージ(ハ)を表示し(図3(a)参照)、DCS群管理制御における乗場行先階呼び操作時、その操作案内及び操作後の確認を促すメッセージ(ニ)を表示する機能を有する(図3(b)参照)。
図5は乗場登録装置24の電気的な構成の一例を示す図である。
この乗場登録装置24は、表示データ記憶部241と、表示制御部242及び案内表示部243(26)と、タッチパネル制御部244、タッチパネル表示部245(操作ボタン表示部25に相当する)及びタッチパネル入力スイッチ部246とによって構成される。なお、表示制御部242及びタッチパネル制御部244は、必要に応じてCPUで構成される。
表示データ記憶部241には、操作ボタン表示部25に表示する操作ボタンデータ(イ),(ロ)及び案内表示部243(26)に表示する案内メッセージデータ(ハ),(ニ)が記憶される。
表示制御部242は、運行指令装置11から乗場呼び伝送装置13を介して送られてくる群管理選択指令を受け取り、その選択指令に応じた群管理に関する案内メッセージを表示データ記憶部241から読み出して案内表示部243(26)に表示する。
タッチパネル制御部244は、乗場呼び伝送装置13を介して送られてくる群管理選択指令を受け取り、その選択指令に応じた群管理に関する乗場呼び操作ボタン(イ)または行先階呼び操作ボタン(ロ)を表す表示データを表示データ記憶部241から読み出してタッチパネル表示部245に表示する。
また、タッチパネル制御部244は、タッチパネル表示部245の操作ボタン(乗場呼び操作ボタン(イ)または行先階呼び操作ボタン(ロ))にタッチされたときにタッチパネル入力スイッチ部246から入力されるタッチ位置情報を取り込み、乗場呼び伝送装置13を介して運行指令装置11に送信する。
運行指令装置11は、選択された群管理とタッチ位置情報に基づき、操作管理テーブル12cからエレベータ利用者の操作内容を判断し、乗場2の対応する例えばエレベータA号機の行先階表示装置22Aに行先階を表示し、或いはホールランタン23Aに行先方向を表示する。
次に、以上のように構成された群管理システムの作用について、図6及び図7を参照して説明する。図6は運行指令装置11側の概略的な処理手順を説明する図、図7は乗場登録装置24a,24b側の概略的な処理手順を説明する図である。
先ず、運行指令装置11は、動作が開始したとき、データベース12に規定する交通需要増時間帯データ12bを参照し、現在時刻が交通需要増時間帯に入っているか否かを判断する(S1)。例えば出勤時間帯(例えばAM8:30〜9:15)、昼休みの終了時間帯(例えばPM12:30〜13:10)のときに交通需要増時間帯と判断し、それ以外の時間帯には通常交通需要と判断する。
運行指令装置11は、通常交通需要と判断したとき、従来群管理方式を選択設定する一方(S2)、従来群管理選択指令を乗場呼び伝送装置13を介して乗場登録装置24に伝送する(S3)。
乗場登録装置24は、図7に示すように、所定周期ごとに運行指令装置11から伝送されてくる群管理選択指令を受信し、表示制御部242及びタッチパネル制御部244がDCS群管理選択指令か従来群管理選択指令かを判断する(S21,S22)。
ここで、表示制御部242は、従来群管理選択指令有りと判断したとき、表示データ記憶部241から従来群管理に関する案内メッセージ(ハ)を読み出し、案内表示部243(26)に表示する(S23)。
一方、タッチパネル制御部244は、従来群管理選択指令有りと判断したとき、表示データ記憶部241から乗場呼び操作ボタン(イ)に関するデータを読み出し、タッチパネル表示部245に表示する(S24)
従って、乗場登録装置24は、図3(a)に示すように乗場呼び登録装置の役割を果すことになる。ここで、エレベータ利用者が案内メッセージ(ハ)に従って乗場呼び操作ボタン(イ)にタッチすると、タッチ部分のタッチパネル入力スイッチ部246から操作位置情報(タッチ位置情報)が出力され、タッチパネル制御部244に入力される。
タッチパネル制御部244は、タッチパネル入力スイッチ部246からの操作位置情報の入力有りと判断すると(S25)、上位の運行指令装置11に向けて操作位置情報を送信する(S26)。
運行指令装置11は、従来群管理選択指令の伝送後、乗場登録装置24側からの操作位置情報有りか否かを判断し(S4)、有りの場合には従来群管理の操作位置情報に基づき、操作管理テーブル12cから乗場呼びであると判断し、従来群管理制御に関する各エレベータA〜D号機の運行パターンアルゴリズム12aから乗場呼びに対するエレベータ号機,例えばA号機を割当て(S5)、当該割当てエレベータA号機の乗場ドア21A近傍のランタン23Aへ点灯指令信号を送出して点灯させるとともに、乗場登録装置24にタッチ操作した△または逆△マークの乗場呼び操作ボタン(イ)に点灯表示指令を伝送する(S6,S7)。
そして、運行指令装置11は、必要な一連の処理を実行した後、割当てエレベータA号機に対して従来群管理制御用プログラムに従って従来群管理の運行制御を実施する(S8)。
乗場登録装置24は、操作位置情報の送信後(S26)、運行指令装置11から乗場呼び操作ボタン(イ)の点灯表示指令を受信すると、タッチパネル制御部244が操作したアップまたはダウンの乗場操作ボタンを点灯する(S27,S28)。
ところで、運行指令装置11は、ステップS1にて現在時刻が交通需要増時間帯であると判断したとき、DCS群管理方式を選択設定する一方(S9)、DCS群管理選択指令を乗場呼び伝送装置13を介して乗場登録装置24に伝送する(S10)。
乗場登録装置24は、運行指令装置11から伝送されてくる群管理選択指令を受信し、表示制御部242及びタッチパネル制御部244がDCS群管理選択指令か従来群管理選択指令かを判断する(S21,S22)。
ここで、表示制御部242は、ステップS21にてDCS群管理選択指令有りと判断したとき、表示データ記憶部241からDCS群管理に関する案内メッセージ(ニ)を読み出し、案内表示部243(26)に表示する(S29)。
一方、タッチパネル制御部244は、DCS群管理選択指令有りと判断したとき、表示データ記憶部241から行先階呼び操作ボタン(ロ)に関するデータを読み出し、タッチパネル表示部245に表示する(S30)
従って、乗場登録装置24は、図3(b)に示すように行先階呼び登録装置の役割を果すことになる。ここで、エレベータ利用者が案内メッセージ(ニ)に従って行先階を表示する行先階呼び操作ボタン(ロ)にタッチすると、タッチ部分のタッチパネル入力スイッチ部246から操作位置情報(タッチ位置情報)が出力され、タッチパネル制御部244に入力される。
タッチパネル制御部244は、タッチパネル入力スイッチ部246からの操作位置情報の入力有りと判断すると(S31)、上位の運行指令装置11に向けて操作位置情報を送信する(S32)。
運行指令装置11は、DCS群管理選択指令の伝送後(S10)、乗場登録装置24側からの操作位置情報有りか否かを判断し(S11)、有りの場合にはDCS群管理の操作位置情報に基づき、操作管理テーブル12cから行先階,例えば5階と判断しDCS群管理制御に関する各エレベータA〜D号機の運行パターンアルゴリズム12aから5階を行先階とするエレベータ号機,例えばA号機を割当て(S12)、当該割当てエレベータA号機の乗場ドア21A近傍の行先階表示装置22Aに行先階となる5階の文字データを伝送して5階行きを表示するとともに、乗場登録装置24にタッチ操作した5階の行先階呼び操作ボタン(ロ)に点灯表示指令を伝送する(S13,S14)。
そして、運行指令装置11は、必要な一連の処理を実行した後、割当てエレベータA号機に対してDCS群管理制御用プログラムに従ってDCS群管理の運行制御を実施する(S15)。
乗場登録装置24は、操作位置情報の送信後(S32)、運行指令装置11から行先階呼び操作ボタン(ロ)の点灯表示指令を受信すると、タッチパネル制御部244が操作した5階の行先階呼び操作ボタンを点灯する(S33,S34)。
従って、以上のような実施形態によれば、予め従来群管理及びDCS群管理に関する操作ボタンを表す表示データ及び操作案内のメッセージデータを記憶し、上位の運行指令装置11から群管理選択指令を受けると、その選択指令のあった群管理に関する操作ボタンを表す表示データ及び操作案内のメッセージデータを表示し、操作ボタンのタッチ操作を促すので、特にハードウエア構成を変えることなく、従来群管理に関する乗場呼び登録装置とDCS群管理に関する行先階呼び登録装置として使用することができる。
また、以上のような実施形態によれば、操作ボタン表示部25としては、従来群管理に関する乗場呼び操作ボタンまたはDCS群管理に関する行先階呼び操作ボタンの表示データを表示するタッチパネル表示部245と、この表示された乗場呼び操作ボタン(イ)または行先階呼び操作ボタン(ロ)にタッチ操作したとき、操作内容を意味する操作位置情報を出力するタッチタパネル入力スイッチ部246とを設けることにより、その操作内容を意味する情報を取り出すことができる。
さらに、タッチタパネル入力スイッチ部246を介して取り出した操作内容を意味する操作位置情報を運用指令装置11に送信するので、運用指令装置11では、その操作位置情報から従来群管理に関する乗場呼びまたはDCS群管理に関する行先階呼びであるかを正確に判断できる。
さらに、運用指令装置11は、予め設定された交通需要増時間帯か否かに応じて、DCS群管理方式、従来群管理方式に切換え選択し、その群管理選択指令を乗場側に設置される乗場登録装置24に伝送するので、当該乗場登録装置24は、前述したように選択指令のあった群管理に関するタッチ操作可能な操作ボタン及び操作案内のメッセージデータを表示するので、運用指令装置11による群管理の切換えに応じてメッセージデータに従って最適な操作ボタンをタッチ操作し、操作内容を意味する操作情報を取り出して運用指令装置11へ送信できる。
なお、上記実施の形態では、操作内容を表すメッセージデータを案内表示部243(26)に表示し、エレベータ利用者に対して操作の仕方等を案内したが、乗場登録装置24に例えば音声発生器を取り付け、メッセージデータを表示するだけでなく、音声発生器から音声データとして出力し、エレベータ利用者に操作内容を知らせてもよい。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。さらに、上記実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
1…機械室、2…乗場、11…運行指令装置、12…データベース、12a…群管理運行パターンアルゴリズム、12b…交通需要増時間帯データ、12c…操作管理テーブル、21A〜21D…乗場ドア、22A〜22D…行先階表示装置、23A〜23D…ランタン、24(24a,24b,…)…乗場登録装置、25…操作ボタン表示部、26…案内表示部、31A〜31D…エレベータA〜D号機の乗りかご、32A〜32D…かご呼び登録装置、33A〜33D…かご操作パネル、241…表示データ記憶部、242…表示制御部、243…案内表示部(26)、244…タッチパネル制御部、245…タッチパネル表示部、246…タッチパネル入力スイッチ部。

Claims (7)

  1. 上位の運行指令装置で切換え選択される従来群管理またはDCS群管理に共通に使用するエレベータの乗場登録装置であって、
    前記従来群管理に関する乗場呼び操作ボタンを表す表示データ及び操作案内のメッセージデータと、前記DCS群管理に関する行先階呼び操作ボタンを表す表示データ及び操作案内のメッセージデータを記憶する表示データ記憶手段と、
    前記表示データを表示するための操作ボタン表示部と、
    前記メッセージデータを表示するための案内表示部と、
    前記運行指令装置から伝送されてくる群管理選択指令に基づき、前記表示データ記憶手段から当該選択指令のあった群管理に関する前記表示データ及び前記メッセージデータを読み出して前記操作ボタン表示部及び前記案内表示部に表示し、この表示された前記メッセージデータに従って前記操作ボタン表示部に表示された前記操作ボタンのタッチ操作を促すことにより、乗場呼び登録装置及び行先階呼び登録装置として機能するように制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータの乗場登録装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータの乗場登録装置において、
    前記制御手段としては、前記表示データ記憶手段から読み出した前記メッセージデータを音声発生器から音声データとして出力する手段をさらに設けたことを特徴とするエレベータの乗場登録装置。
  3. 請求項1に記載のエレベータの乗場登録装置において、
    前記操作ボタン表示部は、前記従来群管理に関する乗場呼び操作ボタンまたは前記DCS群管理に関する行先階呼び操作ボタンの表示データを表示するタッチパネル表示部と、このタッチパネル表示部に表示される操作ボタンにタッチしたとき、操作内容を意味する操作位置情報を出力するタッチタパネル入力スイッチ部とで構成したことを特徴とするエレベータの乗場登録装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエレベータの乗場登録装置において、
    前記制御手段は、前記運行指令装置から伝送されてくる群管理選択指令に基づき、前記表示データ記憶手段から当該選択指令のあった群管理に関する操作案内のメッセージデータを読み出して前記案内表示部に表示する表示制御部と、前記運行指令装置から送られてくる群管理選択指令に基づき、前記表示データ記憶手段から当該選択指令のあった群管理に関する操作ボタンを表す表示データを読み出して前記操作ボタン表示部に表示し、かつ、当該操作ボタン表示部側から入力される前記操作位置情報を取り込んで前記運行指令装置に送信するタッチパネル制御部とを設けたことを特徴とするエレベータの乗場登録装置。
  5. 従来群管理とDCS群管理とに切換えて複数のエレベータ号機を運行制御するエレベータの群管理システムであって、
    従来群管理及びDCS群管理の何れかを選択し、その選択された群管理の運行制御を行う運行指令装置と、前記運行指令装置で選択される従来群管理またはDCS群管理に共通に使用できる乗場に設置された乗場登録装置とを備え、
    前記運行指令装置は、予め設定されるエレベータの交通需要増時間帯か否かに応じて、前記DCS群管理または前記従来群管理を選択し、群管理選択指令を伝送する手段と、前記乗場登録装置から送られてくる操作位置情報を受け取ると、当該操作位置情報から操作内容を判断し、選択指令のあった群管理の運行パターンに基づきエレベータ号機を割当て、当該エレベータ号機に対応する乗場ドア近傍の表示手段に前記DCS群管理に関する行先階または前記従来群管理に関する昇降方向を表示する手段とを有し、
    前記乗場登録装置は、前記運行指令装置から伝送されてくる群管理選択指令に基づき、当該選択指令のあった群管理に関する行先階呼び操作ボタンまたは乗場呼び操作ボタンを表す表示データ及び操作案内のメッセージデータを表示する表示手段と、この表示手段により表示された操作ボタンにタッチ操作したとき、操作内容を意味する前記操作位置情報を前記運行指令装置に送信する制御手段とを有することを特徴とするエレベータの群管理システム。
  6. 請求項5に記載のエレベータの群管理システムにおいて、
    前記表示手段は、前記選択指令のあった群管理に関する操作案内のメッセージデータを表示する案内表示部と、前記DCS群管理に関する行先階呼び操作ボタンまたは前記従来群管理に関する乗場呼び操作ボタンの表示データを表示するタッチパネル表示部と、このタッチパネル表示部に表示される操作ボタンにタッチ操作したとき、操作内容を意味する操作位置情報を出力するタッチタパネル入力スイッチ部とを設けたことを特徴とするエレベータの群管理システム。
  7. 請求項5または請求項6に記載のエレベータの群管理システムにおいて、
    前記制御手段は、前記運行指令装置から伝送されてくる群管理選択指令に基づき、当該選択指令のあった群管理に関する操作案内のメッセージデータを前記案内表示部に表示する表示制御部と、前記運行指令装置から送られてくる群管理選択指令に基づき、当該選択指令のあった群管理に関する操作ボタンを表す表示データを前記タッチパネル表示部に表示し、かつ、当該タッチパネル表示部に表示される操作ボタンにタッチ操作したとき、前記タッチタパネル入力スイッチ部から入力される操作内容を意味する操作位置情報を取り込んで前記運行指令装置に送信するタッチパネル制御部とを設けたことを特徴とするエレベータの群管理システム。
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