JP2016055977A - エレベータの群管理システム - Google Patents

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良祐 槇岡
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Abstract

【課題】交通需要に応じて運転制御システムに用いられる設備の消費電力を極力抑えて運転を実施する。
【解決手段】複数の号機の運転を制御するエレベータの群管理システムにおいて、群管理制御装置11は、需要判定部42とシステム構成決定部44とを備える。需要判定部42は、現在の交通需要を判定する。システム構成決定部44は、需要判定部42によって判定された交通需要に基づいて各号機の運転制御に使用するシステム構成を決定し、そのシステム構成に不要な設備をオフ状態にして運転を実施する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、乗場行先階登録装置を備えたエレベータの群管理システムに関する。
一般に、建物の各階の乗場には、乗場呼びを登録するための乗場呼びボタンが設置されている。エレベータの利用者がこの乗場呼びボタンを操作すると、乗りかごが乗場呼びの登録階に応答する。利用者が乗りかごに乗り込み、かご操作盤の行先階呼びボタンを操作すると、行先階が登録され、乗りかごがその行先階に移動する。
近年、上述した乗場呼びボタンとは別に、乗場にて直接行先階を指定可能な乗場行先階登録装置を備えたエレベータの群管理システムが実用化されている。このような群管理システムを「行先階制御システム(DCS:Destination Control System)」と呼ぶ。
DCSでは、乗場で指定された行先階に基づいて乗りかごを割り当ることにより、輸送効率の向上を図っている。なお、エレベータ(乗りかご)が複数台存在する場合に「号機」と言う。また、乗場呼びが割り当てられた号機を「割当号機」と言う。
また、DCSと通常のエレベータシステムを併用したシステムのことを「ハイブリットDCS」と呼んでいる。「ハイブリットDCS」では、例えば基準階に乗場行先階登録装置が設置され、他の階には乗場呼びボタンが設置され、乗りかご内には行先階呼びボタンが必要となる。
特開2011−526824号公報
しかしながら、上述したDCSでは、DCSの制御装置や表示装置など、通常の運転制御システムで用いられる既存の機器とは別にDCS専用の設備が必要となる。建物の階床数やエレベータ台数が増えれば、DCS専用の設備を多く必要とするので、その分、消費電力が大きくなる。
本発明が解決しようとする課題は、交通需要に応じて運転制御システムに用いられる設備の消費電力を極力抑えて運転を実施することのできるエレベータの群管理システムを提供することである。
本実施形態に係るエレベータの群管理システムは、複数の号機の運転を制御するエレベータの群管理システムにおいて、現在の交通需要を判定する需要判定手段と、この需要判定手段によって判定された交通需要に基づいて上記各号機の運転制御に使用するシステム構成を決定し、そのシステム構成に不要な設備をオフ状態にして運転を実施するシステム構成決定手段とを具備する。
図1は第1の実施形態に係るエレベータの群管理システムの構成を示す図である。 図2は同実施形態における乗場ゲートの構成を示す図である。 図3は同実施形態における現在使用中の制御システム(DCS使用中)の表示例を示す図である。 図4は同実施形態における現在使用中の制御システム(通常制御システム使用中)の表示例を示す図である。 図5は同実施形態におけるDCS表示部の一部である第2の表示部の設置例を示す図である。 図6は同実施形態におけるエレベータの群管理システムの動作を示すフローチャートである。 図7は同実施形態におけるシステム構成決定用のテーブルの一例を示す図である。 図8は同実施形態におけるエレベータの群管理システムのデータベースを用いた処理を示すフローチャートである。 図9は同実施形態におけるエレベータの群管理システムに用いられるデータベースの一例を示す図である。 図10は第2の実施形態におけるエレベータの群管理システムの動作を示すフローチャートである。 図11は同実施形態におけるエレベータの群管理システムに用いられる2つの構成パターンを有するデータベースの一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るエレベータの群管理システムの構成を示す図である。図1の例では、建物内に3台のエレベータ(A号機,B号機,C号機)が設けられた群管理システムの構成が示されている。なお、ここで言う「エレベータ」とは、基本的には「乗りかご」のことであり、1台1台の乗りかごのことを「号機」と呼ぶ。
図1に示すように、本実施形態におけるエレベータの群管理システムは、エレベータシステム10と、行先階制御システム(以下、DCSと称す)20と、ゲートシステム30とで構成される。
エレベータシステム10は、群管理制御装置11と、各号機(ここではA〜C号機)に対応した号機制御装置12a,12b,12cと、各号機の乗りかご13a,13b,13cとを備える。
群管理制御装置11は、各号機の運転を群管理制御するための装置である。本実施形態において、この群管理制御装置11には、状態監視部41、需要判定部42、データベース43、システム構成決定部44、エレベータ制御部45が備えられている。なお、ここでは便宜上、状態監視部41、需要判定部42、データベース43、システム構成決定部44、エレベータ制御部45の全てを群管理制御装置11に配置して記述したが、必ずしも同一装置に配置する必要はなく、別々の装置に配置する構成であっても良い。
状態監視部41は、号機制御装置12a,12b,12cを通じて各号機の運転状態を監視する。各号機の運転状態には、かご位置、運転方向などに加え、乗場呼びの個数、かごの乗車荷重/降車荷重、平均未応答時間などが含まれる。
需要判定部42は、状態監視部41によって得られた各号機の運転状態から現在の交通需要を判定する。詳しくは、乗場呼びの個数、かごの乗車荷重/降車荷重、平均未応答時間のいずれかに基づいて現在の交通需要が多いか少ないかを所定の段階数(例えば4段階)に分けて判定する。
データベース43は、需要判定部42によって判定された交通需要を所定の時間間隔(例えば5分間隔)毎に交通需要の学習データとして保存する。
システム構成決定部44は、需要判定部42によって判定された交通需要に基づいて各号機の運転制御に使用するシステム構成を決定し、そのシステム構成に不要な設備をオフ状態にして運転を実施する。なお、データベース43に少なくとも1週間分の学習データが保存されていれば、システム構成決定部44は、その日の曜日の同じ時間帯の交通需要をデータベース43から判断し、その交通需要に応じたシステム構成を決定する。
エレベータ制御部45は、かご内で登録された行先階に基づいて各号機の運転を制御するなど、エレベータシステム全体の制御を行う。このエレベータ制御部45は、通常制御システムにおける割当制御部としての機能を備え、行先階を含まない通常の乗場呼び(行先方向を示す乗場呼び)に基づいて各号機の中から割当号機を決定して応答させる。
また、群管理制御装置11には、各号機(ここではA〜C号機)に対応した号機制御装置12a,12b,12cが接続されている。これらの号機制御装置12a,12b,12cは、それぞれに個別に各号機の運転を制御するための装置である。具体的には、乗りかご13a,13b,13cを昇降動作させるためのモータの制御やドアの開閉制御などを行う。なお、群管理制御装置11と号機制御装置12a,12b,12cは、コンピュータによって実現される。
乗りかご13a,13b,13cの室内には、それぞれに行先階ボタンを含む各種操作ボタンを有する操作盤14a,14b,14cが設けられている。乗場で行先階を登録しなかった場合に、この操作盤14a,14b,14c上の行先階ボタンを操作する。また、乗りかご13a,13b,13cの底部には、それぞれにかご内の積載荷重を検知するための荷重センサ15a,15b,15cが設置されている。
操作盤14a,14b,14cや荷重センサ15a,15b,15cの各種信号は、それぞれに対応した号機制御装置12a,12b,12cを介してエレベータシステム10に与えられる。
一方、DCS20は、エレベータシステム10とは独立して設けられており、乗場で登録された行先階に基づいて各号機を運転制御する。このDCS20は、DCS電源部21と、DCS制御部22と、DCS表示部23とを備える。
DCS電源部21は、DCS制御部22とDCS表示部23の動作に必要な電源(電力)を供給する。DCS制御部22は、DCS方式の割当制御を実現する制御部分であり、コンピュータからなる。
DCS表示部23は、第1の表示部24と第2の表示部25とからなる。第1の表示部24は、DCS制御部22によって決定された割当号機を利用者が乗車する号機として表示する。第2の表示部25は、DCS制御部22によって決定された割当号機を含む各号機の行先階を表示する。なお、図1では、DCSの設備として第1の表示部24と第2の表示部25を同じ場所に示しているが、実際には第1の表示部24は利用者が行先階を登録する場所に設置され(図2参照)、第2の表示部25は各号機の乗場に号機毎に設置される(図5参照)。
また、ゲートシステム30は、利用者の乗場への通行を規制するためのシステムであり、乗場の手前に設置される乗場ゲート31と、この乗場ゲート31上に設置される登録部32と通知部33とを備える(図2参照)。
登録部32は、利用者の行先階を登録する。登録方法としては、例えばテンキーを操作して行先階を入力する方法でも良いし、利用者の行先階が登録されたID(identification)カードをカードリーダに近づけて自動登録することでもよい。
通知部33は、乗場に向かう利用者に対して、現在使用中の制御システム(DCS使用中/通常制御システム使用中)を通知する。通知方法としては、メッセージを表示することで良いし、音声を出力することでも良い。
なお、本実施形態では、ハイブリッドDCSを想定しており、DCS設置階(乗場ゲート設置階)では、通常の呼び登録装置(UP/DN呼びの登録装置)は設置されない。DCS非設置階(乗場ゲート非設置階)では、通常の呼び登録装置が設置され、利用者の行先方向を示す乗場呼びに基づいて通常の割当制御が実施される。
図2は乗場ゲート31の構成を示す図である。
乗場ゲート31は、乗場の手前に設置される。この乗場ゲート31の入口側には登録部32と通知部33が設けられ、出口側にDCS表示部23の一部である第1の表示部24が設けられる。
この乗場ゲート31の通行路には、利用者の認証と共に開扉するゲート部材34が設けられている。本実施形態では、利用者が持つIDカード35を用いて、利用者の認証と行先階の登録を同時に行うものとする。IDカード35には、利用者に固有のID番号と行先階が予め登録されている。この場合、登録部32は、「カードリーダ」として用いられ、電磁誘導方式などによりIDカード35の情報(ID番号と行先階)を非接触で読み取る機能を有する。
なお、上述したように行先階の登録方法としては、テンキーであっても良い。その場合には、利用者を認証する機器と行先階を登録する機器(テンキー)とを個別に設置しておく。
利用者が認証されると、ゲート部材34が開扉する。同時に、利用者の行先階に対する割当号機が決定され、利用者が乗車する号機として第1の表示部24に表示される。これにより、利用者は乗場ゲート31を通り抜けるときに自分の乗る号機を確認できる。図2の例では、第1の表示部24に「A号機」と表示されているので、利用者はA号機の乗場前で待機することになる。
また、本実施形態では、交通需要に応じてDCSの機能がオフされることがある。その場合、利用者は行先階の登録でなく、UP(上方向)またはDN(下方向)の行先方向を登録することになる。乗場ゲート31の入口側に設置された通知部33には、現在使用中の制御システム(DCS使用中/通常制御システム使用中)が表示または音声にて利用者に通知される。
図3および図4に現在使用中の制御システムの表示例を示す。DCS20が有効な状態にある場合には、図3に示すような表示がなされる。一方、DCS20が無効とされている場合には、図4に示すような表示がなされる。
なお、現在使用中の制御システムに加え、乗場呼びの登録方法を通知するようにしても良い。ただし、DCS20が無効な状態にあっても(通常制御システム使用中の場合)、登録部32は有効な状態にある。したがって、利用者がIDカード35を持つ場合には、行先方向ボタンの操作は不要であり、IDカード35に記録された行先階から利用者の行先方向(上方向/下方向)を自動登録することができる。
図5はDCS表示部23の一部である第2の表示部25の設置例を示す図である。
第2の表示部25は、各号機の乗場50に号機毎に設けられる。図中の25aはA号機に設けられた第2の表示部、25bはB号機に設けられた第2の表示部、25cはC号機に設けられた第2の表示部を示している。
第2の表示部51aは、A号機の乗降口に設置されたドア51aの上部に設置され、A号機に割り当てられた行先階を表示する。同様に、第2の表示部51bは、B号機の乗降口に設置されたドア51bの上部に設置されて、B号機に割り当てられた行先階を表示する。第2の表示部51cは、C号機の乗降口に設置されたドア51aの上部に設置され、C号機に割り当てられた行先階を表示する。
このような構成において、利用者が乗場ゲート31を通過するときに登録した乗場呼びの情報は、各号機の号機制御装置12a,12b,12cを経由してエレベータシステム10へ入力される経路と、直接DCS20へ入力される経路に分けられる。
DCS20が正常に起動している場合には、DCS制御部22が乗場ゲート31から入力された乗場呼びに含まれる利用者の行先階に基づいて割当処理を実施する。一方、DCS20が異常の場合には、エレベータシステム10側でDCS20の異常を検知し、エレベータ制御部45が乗場ゲート31から入力された乗場呼びに基づいて割当処理を実施する。その際、利用者の行先階ではなく、下方向または上方向の行先方向に基づいて通常の割当処理が実施される。
また、本実施形態では、DCS20の異常の有無に関係なく、省電力化の観点から現在の交通需要に応じてDCS20の使用が判断され、DCS20を必要としない状況であれば、エレベータ制御部45によって通常の割当処理が実施されることになる。
以下に、交通需要に応じて使用システムを切り替える場合の動作について詳しく説明する。
図6は第1の実施形態におけるエレベータの群管理システムの動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートで示される処理は、コンピュータである群管理制御装置11が所定のプログラムを読み込むことにより実行される。
まず、群管理制御装置11に設けられた需要判定部42によって現在の交通需要が判定される(ステップS11)。詳しくは、各号機の運転状態情報として得られる乗場呼びの登録個数、かごの乗車荷重・降車荷重、もしくは、平均未応答時間を測定し、これらのうちの少なくも1つの情報を用いて現在の交通需要を判定する。
「平均未応答時間」とは、乗場呼びが登録されてから割当号機がその乗場呼びの登録階に応答するまでの平均的な時間である。本実施形態では、この平均未応答時間を用いて現在の交通需要を4つの段階に分けて判定するものとする。但し、乗車荷重や降車荷重等の他の情報を加味することで、より細かく交通需要を判定することが可能となる。
現在の交通需要が判定されると、その判定結果がシステム構成決定部44に与えられる。これにより、システム構成決定部44は、現在の交通需要に適したシステム構成を判断する(ステップS12)。詳しくは、システム構成決定部44は、例えば図7に示すようなテーブル44aを用いて、平均未応答時間に対応したシステム構成を判断する。このテーブル44aには、平均未応答時間に応じてシステム構成が予め定義されている。
・「構成1」:DCS全休止状態
平均未応答時間がt1(例えば10秒)未満であれば、「構成1」とする。交通需要が極端に少ないケースである。DCSによる運行効率の効果は低く、逆にDCSで消費される電力が無駄になるため、DCSに関連した設備をすべてオフする。
・「構成2」:DCS一部休止状態
平均未応答時間がt1〜t2(例えば20秒)未満であれば、「構成2」とする。交通需要が少ないケースであり、上記同様にDCSによる運行効率の効果は低いため、DCSに関連した設備をオフする。ただし、乗場で各号機の行先階表示はオンする。なお、通常の運転制御でも各号機の行先階を表示できる。
・「構成3」:DCS一部休止状態
平均未応答時間がt2〜t3(例えば25秒)未満であれば、「構成3」とする。交通需要がやや多いケースであり、DCSを利用して運行効率を上げる。ただし、ゲートで割当号機の表示だけを行い、乗場での各号機の行先階表示はオフする(DCS一部休止状態)。なお、乗場で待機する利用者が少ないため、各号機の行先階表示をオフしていても混乱は少ないものと考える。
・「構成4」:DCS全起動状態
平均未応答時間がt3以上であれば、「構成4」とする。交通需要が非常に多いケースであり、DCSを利用して運行効率を上げる。乗場で待機する利用者が多いため、乗場での各号機の行先階表示もオンする。
このようにしてシステム構成を決定すると、システム構成決定部44は、当該システムに不要な設備の電源を遮断するなどしてオフ状態にし、有効な設備のみで運転を実施できる状態に設定する(ステップS13)。
すなわち、「構成1」であれば、DCS20のDCS電源部21を通じてDCS制御部22とDCS表示部23の電源を遮断することで、DCS全休止状態とする。このとき、通常制御システムで用いられる乗場ゲート31とエレベータ制御部45はオン状態にある。乗場ゲート31で利用者が登録した行先階の情報は無効となり、エレベータ制御部45が利用者の行先方向(上方向/下方向)の情報に基づいて通常の割当制御を実施する。
「構成2」であれば、DCS20のDCS電源部21を通じてDCS制御部22の電源が遮断される。また、DCS表示部23の第1の表示部24に対する電源が遮断され、第2の表示部25のみオンとなる。この場合も上記構成1と同様に、乗場ゲート31で利用者が登録した行先階の情報は無効となり、エレベータ制御部45が利用者の行先方向(上方向/下方向)の情報に基づいて通常の割当制御を実施する。ただし、割当号機が決まると、その割当号機の行先階(停止階)が第2の表示部25に表示される。
「構成3」であれば、DCS20のDCS電源部21を通じてCS表示部23の第2の表示部25に対する電源が遮断される。この場合、乗場ゲート31で利用者が登録した行先階の情報は有効となり、DCS制御部22によって割当制御が実施される。割当号機の決定に伴い、利用者が乗車する号機が第1の表示部24に表示される。ただし、その割当号機の行先階は第2の表示部25には表示されない。
「構成4」であれば、DCS20のDCS電源部21を通じてDCS制御部22とCS表示部23に対する電源が供給される。したがって、DCS制御部22によって利用者の行先階に基づく割当制御が実施される。また、割当号機の決定に伴い、利用者が乗車する号機が第1の表示部24に表示されると共に、その割当号機の行先階が第2の表示部25に表示される。
このように、現在の交通需要が少ない場合にはDCS20の一部または全部の設備を適宜休止状態とすることで、消費電力を抑えながら運転サービスを継続することができる。一方、交通需要が多い場合にはDCS20を利用することで、利用者を行先階別に分けて効率的に運転することができる。
また、上記ステップS11,S12で得られた交通需要とシステム構成の関係は、例えば5分間毎にデータベース43に保存される(ステップS14)。このデータベース43に少なくとも1週間分以上の交通需要とシステム構成の関係が履歴として保存されると、以後、そのデータベース43を参照して時間帯毎にシステム構成を決定することができる。
以下に、データベース43を用いた処理について説明する。
図8はエレベータの群管理システムにおけるデータベース43を用いた処理を示すフローチャートである。
データベース43に少なくとも1週間分以上の交通需要とシステム構成の関係が履歴として保存されている場合において、システム構成決定部44は、このデータベース43を参照して時間帯毎にシステム構成を決定する(ステップS21)。
すなわち、例えば図9に示すように、日曜日から土曜日までの1週間分の交通需要とシステム構成の関係が5分間毎にデータベース43に保存されているとする。ここで、現在の時間帯が日曜日の「0:00〜0:05」であれば、同じ曜日の同時間帯から平均未応答時間「5.81秒」を当該時間帯における交通需要として取得し、その交通需要から「構成1」を使用システムとして決定することになる。また、その5分後の「0:05〜0:10」になると、平均未応答時間「5.74秒」である。その場合には、システム変更せずに「構成1」のままで続けて運転を実施する。
システム構成が決定されると、システム構成決定部44は、当該システムに不要な設備の電源を遮断するなどしてオフ状態にし、有効な設備のみで運転を実施できる状態に設定する(ステップS22)。この処理については上記ステップ13と同様であり、その詳しい説明は省略する。
このように、データベース43を用いれば、その都度、交通需要とシステム構成の判定処理を行わなくとも、時間帯毎に交通需要に適したシステム構成に適宜切り替えることができる。これにより、消費電力を抑えながら、運転サービスを継続することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
システム変更を要する需要変化が頻繁に生じていると、システム変更の繰り返しにより、返って消費電力が増加してしまう可能性がある。そこで、第2の実施形態では、前回システム変更してから一定時間経過している場合にのみシステム変更を行う構成とする。
図10は第2の実施形態におけるエレベータの群管理システムの動作を示すフローチャートである。なお、このフローチャートで示される処理は、コンピュータである群管理制御装置11が所定のプログラムを読み込むことにより実行される。
上記第1の実施形態と同様に、まず、群管理制御装置11に設けられた需要判定部42によって現在の交通需要が判定される(ステップS31)。そして、システム構成決定部44によって現在の交通需要に応じたシステム構成が決定される(ステップS32)。
その際、システム構成決定部44は、前回システム変更してから一定時間(例えば15分)経過しているか否かを判断する(ステップS33)。前回システム変更してから一定時間経過していれば(ステップS33のYes)、システム構成決定部44は、当該時間帯に応じてシステム変更を行う(ステップS34)。一方、前回システム変更してから一定時間経過していなければ(ステップS33のNo)、システム構成決定部44は、システム変更をせず、前回と同様のシステム構成とする(ステップS35)。
例えば、前回システム変更したときのシステム構成が「構成2」であり、現在の時間帯におけるシステム構成が「構成3」であったとする。その場合に、前回システム変更してから15分経過していれば、「構成2」→「構成3」にシステム変更を行う。一方、前回システム変更してから15分経過していなければ、システム変更せずに「構成2」のままでいる。なお、現在の時間帯におけるシステム構成が「構成2」であったならば、15分経過していても、「構成2」のままである。
システム構成が決定されると、システム構成決定部44は、当該システムに不要な設備の電源を遮断するなどしてオフ状態にし、有効な設備のみで運転を実施できる状態に設定する(ステップS36)。この処理については上記ステップ13と同様であり、その詳しい説明は省略する。
このように、前回システム変更してから一定時間経過している場合にのみシステム変更を行うことで、システム変更の繰り返しによって消費電力が増加してしまうことを防ぐことができる。
また、上記ステップS31,S32で得られた交通需要とシステム構成の関係は、例えば5分間毎にデータベース43に保存される(ステップS14)。その際、図11に示すように、上記ステップS33の判断結果をデータベース43に反映させることでも良い。
図11は2つの構成パターンを有するデータベース43の一例を示す図である。図中のAパターンは需要変化に対して一定時間経過していることを条件にして決められたシステム構成を示している。Bパターンは時間帯毎の交通需要で決められたシステム構成を示している。
このデータベース43には、AパターンとBパターンのシステム構成が時間帯毎に設定されている。したがって、例えばビル管理者などのニーズに応じて、AパターンかBパターンを任意に選択可能である。
Bパターンが選択された場合には上記第1の実施形態と同じになる。すなわち、システム変更を要する需要変化があれば、そのときの交通需要に対応したシステム構成となる。例えば、月曜日の「7:50〜7:55」の時間帯では、平均未応答時間「20.50秒」であり、「構成3」が使用システムとして決定される。
一方、Aパターンが選択された場合には、システム変更を要する需要変化があっても、前回システム変更してから一定時間経過していなければシステム変更は行われない。例えば、月曜日の「7:50〜7:55」の時間帯に平均未応答時間「20.50秒」であっても、前回の使用システムである「構成2」が保持されることになる。
このように、2つの構成パターンを有するデータベース43を用いることで、例えばビル管理者などのニーズに応じてシステム構成を決定し、消費電力を抑えながら、運転サービスを継続することができる。
なお、Aパターンのシステム構成だけを持つデータベース43を用いて、常に需要変化に対して一定時間経過していることを条件としてシステム変更を行うようにしても良い。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、交通需要に応じて運転制御システムに用いられる設備の消費電力を極力抑えて運転を実施することのできるエレベータの群管理システムを提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…エレベータシステム、11…群管理制御装置、12a,12b,12c…号機制御装置、13a,13b,13c…乗りかご、14a,14b,14c…操作盤、15a,15b,15c…荷重センサ、20…DCS、21…DCS電源部、22…DCS制御部、23…DCS表示部、24…第1の表示部、25…第2の表示部、30…ゲートシステム、31…乗場ゲート、32…登録部、33…通知部、41…状態監視部、42…需要判定部、43…データベース、44…システム構成決定部、44…エレベータ制御部、44a…テーブル。
本実施形態に係るエレベータの群管理システムは、複数の号機の運転を制御するエレベータの群管理システムにおいて、現在の交通需要を判定する需要判定手段と、この需要判定手段によって判定された交通需要に基づいて上記各号機の運転制御に使用するシステム構成を決定し、そのシステム構成に不要な設備をオフ状態にして運転を実施するシステム構成決定手段とを具備し、上記システム構成として、乗場で登録された行先階に基づいて上記各号機を運転制御する行先階制御システムを含み、上記システム構成決定手段は、上記需要判定手段によって判定された交通需要に基づいて、上記行先階制御システムに用いられる設備の一部または全部をオフ状態にして運転を実施する。

Claims (8)

  1. 複数の号機の運転を制御するエレベータの群管理システムにおいて、
    現在の交通需要を判定する需要判定手段と、
    この需要判定手段によって判定された交通需要に基づいて上記各号機の運転制御に使用するシステム構成を決定し、そのシステム構成に不要な設備をオフ状態にして運転を実施するシステム構成決定手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータの群管理システム。
  2. 上記システム構成決定手段は、
    前回システム変更してから一定時間経過している場合にそのときの交通需要に応じてシステム変更を行い、上記一定時間以内であれば、前回の使用システムを保持することを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  3. 上記システム構成として、上記各号機のかご室内で登録された行先階に基づいて上記各号機を運転制御する第1の制御システムと、乗場で登録された行先階に基づいて上記各号機を運転制御する第2の制御システムを含み、
    上記システム構成決定手段は、
    上記需要判定手段によって判定された交通需要に基づいて、少なくとも上記第2の制御システムに用いられる設備の一部または全部をオフ状態にして運転を実施することを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  4. 上記第2の制御システムに用いられる設備には、
    上記乗場で登録された行先階に基づいて上記各号機の中から割当号機を決定する制御部と、
    この制御部によって決定された割当号機を利用者が乗車する号機として表示する第1の表示部と、
    上記各号機の行先階を表示する第2の表示部と
    を含むことを特徴とする請求項3記載のエレベータの群管理システム。
  5. 上記システム構成決定手段は、
    上記交通需要が最も少ない第1の状態のときには、上記制御部、上記第1の表示部、上記第2の表示部のすべてをオフ状態にして、上記第1の制御システムを使用して運転を実施し、
    上記交通需要が上記第1の状態よりも多い第2の状態のときには、上記制御部および上記第1の表示部をオフ状態、上記第2の表示部をオン状態にして、上記第1の制御システムを使用して運転を実施し、
    上記交通需要が上記第2の状態よりも多い第3の状態のときには、上記制御部および上記第1の表示部をオン状態、上記第2の表示部をオフ状態にして、上記第2の制御システムを使用して運転を実施し、
    上記交通需要が最も多く、上記第3の状態よりも多い第4の状態のときには、上記制御部、上記第1の表示部、上記第2の表示部のすべてをオン状態にして、上記第2の制御システムを使用して運転を実施することを特徴とする請求項4記載のエレベータの群管理システム。
  6. 上記第1または第2の制御システムを使用して運転中であることを通知する通知手段をさらに具備したことを特徴とする請求項3記載のエレベータの群管理システム。
  7. 時間帯毎に交通需要とシステム構成の関係を所定の時間帯毎に保存するデータベースをさらに具備し、
    上記システム構成決定手段は、
    上記データベースを参照して時間帯毎に交通需要に対応したシステム構成を決定することを特徴とする請求項1記載のエレベータの群管理システム。
  8. 上記データベースは、
    需要変化に対して一定時間経過していることを条件として決められたシステム構成が示された第1のパターンと、上記時間帯毎の交通需要で決められたシステム構成が示された第2のパターンを有し、上記第1のパターンまたは上記第2のパターンを選択的に使用できることを特徴とする請求項7記載のエレベータの群管理システム。
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