JP4420136B2 - セラミック成形体の製造方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、粒径を小さくすると、基材層と拘束層とが強固に接着されるため、焼成後に拘束層を除去することが困難になり、基材層表面及び電極にダメージを与えるという問題点がある。例えば、セラミック層や電極層の薄層化、多層化を図った多層セラミック基板を製造するような場合、拘束層の除去工程において、基板に割れが発生したり、電極が剥離したりするというような問題点がある。
セラミック粉末とガラス材料とを含有する基材層と、
大気よりも酸素分圧が低い雰囲気である低酸素雰囲気で焼成した場合には焼失しないが、前記低酸素雰囲気よりも酸素分圧を高くして焼成した場合には焼失するカーボン粉末と、前記基材層の焼結温度では焼結しないセラミック粉末とを含有し、前記基材層の少なくとも一方主面に接するように配置された拘束層と、
を備える未焼成積層体を作製する積層体作製工程と、
前記未焼成積層体を焼成して前記基材層を焼結させる焼成工程と、
前記拘束層を除去する工程と、を備え、
前記焼成工程は、
前記低酸素雰囲気において、前記拘束層を備えた状態で焼成を行って前記基材層を焼結させる第1焼成工程と、
前記第1焼成工程より酸素分圧の高い条件で焼成を行って前記拘束層を構成する前記カーボン粉末を焼失させる第2焼成工程と、を含むこと
を特徴としている。
したがって、本発明によれば、複雑な製造工程を必要とすることなく、寸法精度の高いセラミック成形体を、歩留まりよく製造することができる。
また、第2焼成工程における、第1焼成工程より酸素分圧の高い条件とは、上記カーボン粉末を燃焼させて焼失させることができるような酸素分圧の雰囲気を指すものであり、具体的には、常圧下で酸素分圧が10-1atm以上(すなわち、雰囲気中の酸素濃度が10vol%以上)であるような雰囲気が例示される。
なお、拘束力をより確実に得るためには、基材層のガラス材料が確実に拘束層に浸透することが望ましい。そして、そのためには、拘束層は基材層に密着するように配設することが望ましい。
1a 基板用セラミックグリーンシート
2 導体部
3a,3b 実装電子部品
12 貫通孔
21 表面導体(外部導体)
21a 未焼結の外部導体
22 層間導体(内部導体)
22a 未焼結の内部導体
23 ビアホール導体
23a 未焼結のビアホール導体
31 拘束層
32 未焼成積層体
A セラミック基板(多層セラミック基板)
A’ 基材層(未焼成のセラミック基板)
B セラミック基板(多層セラミック基板)
セラミック基板の主要部を構成する基材層を形成するにあたっては、まず、セラミック粉末とガラス材料とを混合した混合粉末に、バインダ、分散剤、可塑剤および有機溶剤などを各々適量添加し、これらを混合することにより、セラミックスラリーを作製する。
なお、より具体的には、ガラス粉末として、CaO:l0〜55重量%、SiO2:45〜70重量%、Al2O3:0〜30重量%、不純物:0〜10重量%、B2O3:5〜20重量%の割合で含有する組成のガラス粉末(平均粒径1.5μm)50〜64重量%と、セラミック粉末として、Al203粉末(平均粒径1.0μm)35〜50重量%とを混合し、この混合物を有機溶剤、可塑剤などからなる有機ビヒクル中に分散させてスラリーを調製する。それからこのスラリーをドクターグレード法やキャスティング法でシート状に成形することにより、基板用セラミックグリーンシートを作製する。なお、セラミック粉末としてのAl2O3粉末は、不純物を0〜10重量%含有するものであってもよい。
本発明のセラミック成形体の製造方法において、拘束層は、
(a)基材層を構成する低温焼結セラミック材料が焼結するまでは、すなわち、低酸素雰囲気において焼成を行う第1焼成工程では、基材層の収縮を抑制する拘束層本来の機能を果たし、
(b)その後の、第1焼成工程よりも酸素分圧の高い条件で焼成を行う第2焼成工程では、焼失材料であるカーボン粉末が焼失するとともに、カーボン粉末が焼失した部分にポアが形成され、拘束層がポーラスで除去の容易な状態となる
という2つの性質を備えていることが必要である。
具体的には、上記基板用セラミックグリーンシートの焼成温度では実質的に焼結しないアルミナ粉末などのセラミック粉末とカーボン粉末の混合粉末を有機バインダ、有機溶剤、可塑剤などからなる有機ピヒクル中に分散させてスラリーを調製し、得られたスラリーをシート状に成形して、拘束層用セラミックグリーンシートを作製し、これを必要に応じて積層して拘束層とする。
なお、アルミナ粉末とカーボン粉末を用いた拘束層用セラミックグリーンシートの焼結温度は1400〜1600℃であり、基板用セラミックグリーンシートの焼結温度では実質的に焼結することはない。
なお、この拘束層も、上述の拘束層用セラミックグリーンシート一枚で構成してもよいが、複数枚の拘束層用セラミックグリーンシートを積層することにより構成してもよい。
カーボン粉末の粒径がセラミック粉末の粒径より小さく、かつ、2μm未満になると、使用する有機バインダの量が、拘束層をセラミック粉末とバインダのみで構成した従来の場合(カーボン粉末を含有させない場合)よりも多くなって脱バインダ工程に要する時間が長くなり、また、カーボン粉末の比表面積が大きくなって、基材層の収縮が終了する前に燃焼・消失して拘束力の低下を招くため好ましくない。
また、カーボン粉末の粒径が20μmを超えると拘束層の表面の平滑性が悪くなり、基材層(基板)の表面にその凹凸が転写されてしまうため好ましくない。
また、拘束層中のカーボン粉末の割合は10〜50vol%の範囲とすることが好ましい。これは、カーボン粉末の割合が10vol%より少ないと拘束層の除去を容易にする効果が小さく、50vol%より多いと焼成工程における拘束力が低下することによる。
基材層には、未焼成の段階で、ビアホール導体、スルーホール導体、外部導体および内部導体となる導体パターンなどが形成されるが、それに用いられる導電材料としては、低抵抗で難酸化性材料の金属材料(例えば、Ag)を主成分とするものを用いることが好ましい。
ただし、導電材料としては、他の材料を用いることも可能であり、例えば、Ag−Pd、Au、Ptなどを用いることもできる。
また、上記の主成分(導電材料)に対して、所定の割合で有機ビヒクルを加え、撹拌、混練することにより導体性ペーストを作製し、これを用いてビアホール導体、スルーホール導体、外部導体および内部導体となる導体パターンなどを形成することができる。
ただし、導電性ペーストを構成する主成分、添加成分、有機ビヒクルなどの種類や配合割合には特別の制約はない。
また、導体性ペーストの粘度は、印刷性を考慮して、50〜700Pa・sとすることが望ましい。
さらに、基材層の表面の導体パターンには、上下の層間の導体パターンどうしを接続するためのビアホール導体やスルーホール導体などの貫通導体が表面に露出した部分も含まれる。これら貫通導体は、パンチング加工などによりガラスセラミックグリーンシートに形成した貫通孔に、上記ペーストを印刷により埋め込むなどの方法によって形成することができる。
脱バインダ工程は、通常、大気中で室温からバインダの分解または燃焼温度まで昇温し、一定時間保持することにより実施する。
例えば、大気中で、室温から400℃に昇温し、60分間保持することにより脱バインダを行うことができる。
(a)第1焼成工程は、脱バインダ工程後に窒素を導入して基材層の焼結温度、例えば、400℃から950℃まで昇温することにより行う。
本発明において、第1焼成工程における低酸素雰囲気とは大気よりも酸素分圧が低い雰囲気を指すが、特に酸素分圧を10-3〜10-6atmとした場合、拘束層中のカーボン粉末が焼失することなく、確実に基材層を拘束することができるため好ましい。
(b)第2焼成工程は、第1焼成工程より酸素分圧の高い条件で実施し、拘束層中のカーボン粉末を焼失させて、その後の拘束層の除去性を向上させる。
例えば、第1焼成工程の終了後に、大気を導入して、常圧下、酸素分圧0.21atm、950℃の条件下で10分間保持して、拘束層中のカーボンを焼失させる。
(1)まず、セラミック粉末とガラス材料とを混合した混合粉末に、バインダ、分散剤、可塑剤および有機溶剤などを各々適量添加し、これらを混合することにより、セラミックスラリーを作製した。
なお、ここでは、
(a)ガラス粉末として、CaOを43重量%、SiO2を44重量%、Al2O3を7重量%、B2O3を6重量%の割合で含有する組成のガラス粉末50重量%と、
(b)セラミック粉末として、Al2O3粉末50重量%と、
を混合し、この混合物を有機溶剤、可塑剤などからなる有機ビヒクル中に分散させてスラリーを調製した。
それからこのスラリーをドクターブレード法やキャスティング法でシート状に成形することにより、基板用セラミックグリーンシートを作製した。なお、この基板用セラミックグリーンシートの焼結温度は1050℃以下である。
そして、得られたスラリーをシート状に成形して、拘束層用セラミックグリーンシートを作製した。
なお、この実施例1では、スラリー中のカーボン粉末の割合を20vol%とした。また、セラミック粉末として平均粒径が1μmのアルミナ粉末を用い、カーボン粉末として平均粒径が3μmのカーボン粉末を使用した。
この拘束層用セラミックグリーンシートの焼結温度は、1400〜1600℃であり、基板用セラミックグリーンシートの焼結温度では実質的に焼結しないものである。
なお、この実施例1では、十分な拘束力を確保することができるように、拘束層セラミックグリーンシートの厚みを300μmとした。
この実施例1では、基材層(未焼成のセラミック基板)A'の厚みが300μm、拘束層31の厚みが300μmとなるようにした。
なお、必要に応じて、この未焼成積層体32を適当な大きさに切断してもよい。
また、この実施例1では複数の基板用セラミックグリーンシート1aを積層して、複数層構造の基材層A'を作製するようにしているが、基板用セラミックグリーンシート1aの枚数を一枚として、単層構造の基材層を作製し、単板型のセラミック基板を製造することも可能である。
また、この実施例1では基材層(未焼成のセラミック基板)A'の上下両側に拘束層31を配設するようにしているが、拘束層31は基材層(未焼成のセラミック基板)A'の一方主面にのみ配設するように構成することも可能である。
また、拘束層31は拘束層用セラミックグリーンシートを複数枚積層することにより形成してもよく、また、一枚の拘束層用セラミックグリーンシートから形成してもよい。
その後、基材層(未焼成のセラミック基板)A'は焼結するが、拘束層31を構成するセラミック粉末は焼結せず、かつ、拘束層31を構成するカーボン粉末が焼失しない条件、すなわち、この実施例1では、酸素濃度1vol%以下の低酸素雰囲気中で850〜950℃に昇温して焼成し、基材層(未焼成のセラミック基板)A'を焼結させた(第1焼成工程)。
このとき、拘束層3を構成するセラミック粉末は焼結せず、かつ、カーボン粉末も焼失せずに残るので、拘束層31は基材層A'の平面方向の収縮を抑制する機能を十分に果たす。
その結果、基板表面及び電極表面の平滑性を損なうことなく拘束層の除去を行って、寸法精度の高いセラミック成形体を、歩留まりよく製造することができる。
したがって、本発明は、焼成工程を経て製造されるセラミック成形体の製造分野に広く利用することが可能である。
Claims (11)
- セラミック粉末とガラス材料とを含有する基材層と、
大気よりも酸素分圧が低い雰囲気である低酸素雰囲気で焼成した場合には焼失しないが、前記低酸素雰囲気よりも酸素分圧を高くして焼成した場合には焼失する焼失材料としてのカーボン粉末と、前記基材層の焼結温度では焼結しないセラミック粉末とを含有し、前記基材層の少なくとも一方主面に接するように配置された拘束層と、
を備える未焼成積層体を作製する積層体作製工程と、
前記未焼成積層体を焼成して前記基材層を焼結させる焼成工程と、
前記拘束層を除去する工程と、を備え、
前記焼成工程は、
前記低酸素雰囲気において、前記拘束層を備えた状態で焼成を行って前記基材層を焼結させる第1焼成工程と、
前記第1焼成工程より酸素分圧の高い条件で焼成を行って前記拘束層を構成する前記カーボン粉末を焼失させる第2焼成工程と、を含むこと
を特徴とする、セラミック成形体の製造方法。 - 前記セラミック成形体がセラミック基板であることを特徴とする請求項1記載のセラミック成形体の製造方法。
- 前記第1焼成工程において、前記基材層に含まれる前記ガラス材料が前記拘束層に浸透するように焼成を行うことを特徴とする、請求項1または2記載のセラミック成形体の製造方法。
- 前記カーボン粉末の粒径が、前記拘束層に含まれるセラミック粉末の粒径よりも大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のセラミック成形体の製造方法。
- 前記拘束層に含まれるセラミック粉末が、前記基材層に含まれるセラミック粉末と同一材質であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のセラミック成形体の製造方法。
- 前記基材層がバインダを含み、かつ、
前記焼成工程における前記第1焼成工程の前に前記基材層に含まれる前記バインダを除去する脱バインダ工程を備え、
前記脱バインダ工程は、酸素含有雰囲気中で、かつ、前記カーボン粉末が焼失しない温度で実施されること
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のセラミック成形体の製造方法。 - 前記積層体作製工程において、前記拘束層は、前記カーボン粉末と前記セラミック粉末を含有するシートを、前記基材層の少なくとも一方主面に接するように配置することにより形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のセラミック成形体の製造方法。
- 前記積層体作製工程において、前記拘束層は、前記カーボン粉末と前記セラミック粉末を含有するペーストを、前記基材層の少なくとも一方主面に塗布することにより形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のセラミック成形体の製造方法。
- 前記基材層が、前記セラミック粉末と前記ガラス材料とを含有する層を複数備えた複数層構造を有していることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のセラミック成形体の製造方法。
- 前記基材層が、少なくとも一方の主面に配線パターンを備えていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のセラミック成形体の製造方法。
- 前記焼成工程で焼成された後の基材層の外表面上に電子部品を実装する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のセラミック成形体の製造方法。
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