JP2007201272A - 配線基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ガラスセラミック配線基板内に形成したコンデンサ周辺の空隙やデラミネーションの発生を防止して、信頼性の高い配線基板を提供すること。
【解決手段】 ガラスセラミックグリーンシート1を準備する工程と、ガラスセラミックグリーンシート1の表面に、一対の電極層2となる導電体ペーストおよび誘電体層3となる誘電体ペーストを塗布してコンデンサ部を形成する工程と、ガラスセラミックグリーンシート1上に、誘電体層3の上面および下面の縁部を覆うように、誘電体ペーストの収縮開始温度より収縮終了温度が低い絶縁体ペーストを塗布して、段差吸収層4を形成する工程と、コンデンサ部および段差吸収層4が形成されたガラスセラミックグリーンシート1を内層に位置するガラスセラミックグリーンシート積層体8を作製する工程と、ガラスセラミックグリーンシート積層体8を焼成する工程とを有する配線基板の製造方法。
【選択図】 図1
【解決手段】 ガラスセラミックグリーンシート1を準備する工程と、ガラスセラミックグリーンシート1の表面に、一対の電極層2となる導電体ペーストおよび誘電体層3となる誘電体ペーストを塗布してコンデンサ部を形成する工程と、ガラスセラミックグリーンシート1上に、誘電体層3の上面および下面の縁部を覆うように、誘電体ペーストの収縮開始温度より収縮終了温度が低い絶縁体ペーストを塗布して、段差吸収層4を形成する工程と、コンデンサ部および段差吸収層4が形成されたガラスセラミックグリーンシート1を内層に位置するガラスセラミックグリーンシート積層体8を作製する工程と、ガラスセラミックグリーンシート積層体8を焼成する工程とを有する配線基板の製造方法。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ガラスセラミックスから成る絶縁層を積層して成る積層体の内部に容量素子(コンデンサ)を内蔵した配線基板の製造方法に関する。
従来、携帯電子機器や携帯用情報端末等の分野では、半導体素子を実装した配線基板と共に、受動部品として抵抗体、コンデンサ、インダクタ等をプリント回路基板等の配線基板上に実装したモジュール基板が用いられてきた。
しかしながら、近年、このような携帯電子機器や携帯用情報端末等に用いられる部品の小型化、複合化、高性能化が強く求められており、半導体素子を実装する配線基板の内部に受動部品に相当する機能を有する電子回路素子を内蔵させて、半導体素子と受動部品とを高密度に実装するという集積化の流れが進んでいる。これらの受動部品を配線基板内部に取り込むことは、配線基板表面に受動部品の実装スペースを確保する必要をなくし、また設計の自由度も増すため、配線基板の小型化に寄与できる。
また、上記の配線基板の絶縁層として誘電率が低く高周波用絶縁基板として好適なガラスセラミックスを用い、表層配線層や内部配線層などの配線導体として高周波信号を高速で伝送するために必要な低抵抗金属を用いたガラスセラミック配線基板に、受動部品としてコンデンサを内蔵したものが検討されている。
このようなコンデンサを内蔵した配線基板は、絶縁層となるガラスセラミックグリーンシートの上面にコンデンサの下部電極層となる導電体ペーストを塗布形成しておき、その表面にコンデンサの誘電体層となる誘電体ペーストを塗布形成し、さらにその上にコンデンサの上部電極となる導電体ペーストを塗布形成したり、コンデンサの上部電極となる導電体ペーストを形成したガラスセラミックグリーンシートを積層したりすることによりコンデンサ部を形成し、コンデンサ部が形成されたガラスセラミックグリーンシートを内層として作製したガラスセラミックグリーンシート積層体を焼成することで作製される。
このときコンデンサ部は導電体ペーストや誘電体ペースト等を積み重ねて形成していることから、ガラスセラミックグリーンシート表面から突出して形成されているので、コンデンサ部の外周部分にデラミネーションが発生することがあった。このようなデラミネーションを防止するために、突出した部分の周囲に同じ厚みのガラスセラミックペーストを塗布して段差吸収層を形成する方法が提案されている。(特許文献1参照)
特開2004−165375号公報
しかしながら、コンデンサ部の周囲にガラスセラミックペーストを塗布して段差吸収層を形成する方法を用いた場合でも、焼成後のコンデンサ部の側面と段差吸収層との間に空隙が発生する場合があった。これは、コンデンサ部の誘電体層と段差吸収層とが異種材料であるため接合強度が弱く、また、誘電体層と段差吸収層の焼結挙動が互いに異なることから、焼成前には接していた段差吸収層と誘電体層の界面が離れてしまうためであった。このような空隙が配線基板内部にあると、十分な基板強度を確保することができず、また、基板を実装基板に接続した場合には実装基板との熱膨張差により繰り返し熱応力を受けることによりこの空隙を起点としてクラックが進展することにより断線などの不良が発生するなど長期信頼性の低下が改善されないという問題点があった。
これを解決するために、誘電体層と段差吸収層の収縮挙動を一致させる、あるいは、誘電体層とコート層の相互拡散により接合強度を高める等の目的で、誘電体層または段差吸収層にガラス等の無機材料を多く添加すると、これらの無機材料が誘電体層に拡散することによって、誘電体層の誘電率が低下したり、ばらつきが生じたりするという不具合があった。
以上のように、コンデンサを内蔵した配線基板においては、コンデンサ部または誘電体層の端部側面に、空隙やデラミネーションや隙間などが発生することを解決することが困難であった。
本発明は上記従来の問題点を解決するために案出されたものであり、その目的は、誘電体層と段差吸収層の収縮挙動の差に起因するコンデンサ部の端部側面に空隙が発生することを抑制するとともに、実装の際の熱負荷などで内部にクラック等が発生しにくく、配線基板の信頼性を向上させた配線基板の製造方法を提供することにある。
本発明の配線基板の製造方法は、ガラスセラミックグリーンシートを準備する工程と、前記ガラスセラミックグリーンシートの表面に、一対の電極層となる導電体ペーストおよび誘電体層となる誘電体ペーストを塗布して、前記誘電体層の面積が前記一対の電極層の面積より大きなコンデンサ部を形成する工程と、前記ガラスセラミックグリーンシート上に、前記誘電体層の上面および下面の縁部を覆うように、前記誘電体ペーストの収縮開始温度より収縮終了温度が低い絶縁体ペーストを塗布して、段差吸収層を形成する工程と、前記コンデンサ部および前記段差吸収層が形成されたガラスセラミックグリーンシートを内層に位置するガラスセラミックグリーンシート積層体を作製する工程と、前記ガラスセラミックグリーンシート積層体を焼成する工程とを有することを特徴とするものである。
なお、ここで収縮の終了とは熱機械分析(TMA分析)において熱収縮曲線を測定した際の最終体積収縮量に対して90%以上の体積収縮を示した状態のことである。
本発明の配線基板の製造方法によれば、誘電体ペーストの収縮開始温度より収縮終了温度が低い絶縁体ペーストを用いて段差吸収層を形成するため、誘電体層が収縮を開始する温度において誘電体層の縁部に形成された段差吸収層が収縮を終了しており、既に収縮が終了して収縮することのない段差吸収層が誘電体層の積層面方向の収縮を抑制することとなるので、誘電体層と段差吸収層との界面は接した状態が維持され、誘電体層と段差吸収層との間に空隙が発生することを防止することができる。その結果、十分な強度を有し、長期信頼性の高い配線基板を得ることができる。
本発明の配線基板について以下に詳細に説明する。図1は本発明の配線基板の製造方法を示す工程毎の断面図であり、コンデンサ部の周囲を拡大して示すものである。図1において1はガラスセラミックグリーンシート、2は電極層(導電体ペースト)、3は誘電体層(誘電体ペースト)、4は段差吸収層(絶縁体ペースト)、5は貫通導体、6は内部配線層、7は表層配線層、8はガラスセラミックグリーンシート積層体を示す。
まず、図1(a)に示すようにガラスセラミックグリーンシート1を準備する。
ガラスセラミックグリーンシート1はガラスセラミック粉末に有機バインダおよび溶剤を加えてボールミルやビーズミル等の混合装置を用いてセラミック粉末を解砕しながら混合することによりスラリーを調製し、このスラリーをドクターブレード法,リップコーター法,ダイコーター法,カレンダロール法等のシート成形方法により支持体上にシート状に成形することによって作製される。ガラスセラミック粉末の分散性やガラスセラミックグリーンシート1の硬度や強度を調整するために分散剤や可塑剤を添加してしてもよい。
ガラスセラミック粉末はガラス粉末とセラミック粉末とから成り、その種類やガラス粉末とセラミック粉末の混合比率は配線基板に要求される特性に合わせて適宜選択される。
ガラス粉末としては、例えばSiO2−B2O3系、SiO2−B2O3−Al2O3系、SiO2−B2O3−Al2O3−MO系(但し、MはCa,Sr,Mg,BaまたはZnを示す)、SiO2−Al2O3−M1O−M2O系(但し、M1およびM2は同じまたは異なっており、Ca,Sr,Mg,BaまたはZnを示す)、SiO2−B2O3−Al2O3−M1O−M2O系(但し、M1およびM2は上記と同じである)、SiO2−B2O3−M3 2O系(但し、M3はLi,NaまたはKを示す)、SiO2−B2O3−Al2O3−M3 2O系(但し、M3は上記と同じである)、Pb系ガラス、Bi系ガラス等が挙げられる。
また、セラミック粉末としては、例えばAl2O3、SiO2、ZrO2とアルカリ土類金属酸化物との複合酸化物、TiO2とアルカリ土類金属酸化物との複合酸化物、Al2O3およびSiO2から選ばれる少なくとも1種を含む複合酸化物(例えばスピネル,ムライト,コージェライト)等が挙げられる。
有機バインダは、従来よりグリーンシートに使用されているものが使用可能であり、例えば、アクリル系(アクリル酸,メタクリル酸またはそれらのエステルの単独重合体または共重合体、具体的にはアクリル酸エステル共重合体,メタクリル酸エステル共重合体,アクリル酸エステル−メタクリル酸エステル共重合体等)、ポリビニルブチラール系、ポリビニルアルコール系、アクリル−スチレン系、ポリプロピレンカーボネート系、セルロース系等の単独重合体または共重合体である。有機バインダの選定に当たっては、焼成工程での分解、揮発性を考慮すると、アクリル系バインダがより好ましい。また、有機バインダの添加量はガラスセラミック粉末により異なるが、焼成時に分解・除去されやすく、かつセラミック粉末が分散され、グリーンシートのハンドリング性や加工性が良好な量であればよく、ガラスセラミック粉末に対して10乃至20質量%程度が望ましい。また有機バインダの分子量Mwは、ガラスセラミックグリーンシート1を支持体から剥がす際にガラスセラミックグリーンシート1に伸び等が発生しない程度であればよく、通常300000乃至1000000程度であればよい。
溶剤は、ガラス粉末、セラミック粉末および有機バインダを分散させ、グリーンシート成形に適した粘度のスラリーが得られるように、例えば炭化水素類、エーテル類、エステル類、ケトン類、アルコール類等の有機溶剤や水が挙げられる。これらの中で、トルエン,メチルエチルケトン,イソプロピルアルコール等の蒸発係数の高い溶剤はスラリー塗布後の乾燥工程が短時間で実施できるので好ましい。溶剤の量は、ガラスセラミック粉末に対して30乃至100質量%加えることにより、スラリーを良好に支持体上に塗布することができるような粘度、3cps乃至100cps程度となるようにすることが望ましい。
次に、図1(b)〜(e)に示すように、ガラスセラミックグリーンシート1の表面に、一対の電極層2となる導電体ペーストおよび誘電体層3となる誘電体ペーストを塗布することにより誘電体層3の面積が一対の電極層2の面積より大きなコンデンサ部を形成し、コンデンサ部の誘電体層3の上面および下面の縁部を覆うように絶縁体ペーストを塗布することにより段差吸収層4を形成する。
コンデンサ部および段差吸収層4の形成は、まず図1(b)に示すようにガラスセラミックグリーンシート1にレーザ加工や金型加工等により貫通孔を形成し、この貫通孔に貫通導体5用の導電体ペーストをスクリーン印刷等により充填することにより貫通導体5を形成する。次に導電体ペーストをスクリーン印刷等により印刷することにより一対の電極層2のうち下部電極層2aを形成する。このとき必要に応じて内部配線層6用の導電体ペーストを用いて内部配線層6を同様の方法で形成する。
導電体ペースト、内部配線層6用の導電体ペースト、および貫通導体5用の導電体ペーストは、金属粉末に適当な有機バインダと溶剤、また必要に応じてガラスや分散剤を加えて混合したものをボールミル、三本ロールミル、プラネタリーミキサー等の混練手段により均質に分散した後、溶剤を必要量添加することにより粘度を調整することにより作製される。有機バインダや溶剤の量は印刷性や充填性等を考慮して各導体の形成に適した粘度となるように適宜調製される。
金属粉末は、Cu,Ag,Au,Pt,Pdの1種または2種以上が挙げられ、Ag−PdやAg−Ptのように導体材料が2種以上の場合は、2種類以上の粉末を混合してもよいし、合金、コーティング等により2種以上の材料が一体となった粉末であってもよく、ガラスセラミックグリーンシート1と同時焼結可能な金属粉末が用いられる。中でも、Cu粉末は、同時焼成したときの電気抵抗率が低いこと、マイグレーションの発生率が低いことなどから、配線基板用の金属導体として好ましい。
導電体ペーストに用いる金属粉末がCu粉末の場合、積算50%粒径が0.8〜1.2μmで積算10%粒径が0.5μm以上の球状のCu粉末であることが好ましい。Cu粉末の積算50%粒径が0.8μm未満の場合、ペースト化する際にCu粉末の分散性が劣化しやすく、スクリーン印刷性が劣化する。一方、Cu粉末の積算50%粒径が1.2μmを超えると、電極層2の焼結中に誘電体層3の成分が相互拡散しやすく、誘電体層3の焼結性が劣化する。
また、Cu粉末の積算10%粒径が0.5μm未満では、微粉末が凝集しやすく、ペースト化する際にCu粉末の分散性が劣化しやすく、スクリーン印刷性が劣化しやすい。なお、積算10%粒径とは、例えばレーザ式粒度分布測定装置により粒度を測定して、測定した粒径が小さい方から粉末の個数を積算して、その積算した個数が全体の個数の10%となった時点での粒径である。また、積算50%粒径とは、同様に測定した粒径が小さい方から粉末の個数を積算して、その積算した個数が全体の個数の50%となった時点での粒径である。
有機バインダとしては、従来より導体ペーストに使用されているものが使用可能であり、例えばアクリル系(アクリル酸,メタクリル酸またはそれらのエステルの単独重合体または共重合体,具体的にはアクリル酸エステル共重合体,メタクリル酸エステル共重合体,アクリル酸エステル−メタクリル酸エステル共重合体等),ポリビニルブチラ−ル系,アクリル−スチレン系,ポリプロピレンカーボネート系,セルロース系等の単独重合体または共重合体が挙げられる。有機バインダの選定に当たっては、溶解度パラメータの他、焼成工程での分解、揮発性を考慮すると、アクリル系、アルキド系の有機バインダがより好ましい。また、有機バインダの添加量としては、金属粉末により異なるが、焼成時に分解・除去されやすく、かつ金属粉末粒子を分散できる量であればよく、金属粉末に対して外添加で5乃至20質量%程度が望ましい。
導体ペーストに用いる溶剤としては、金属粉末と有機バインダとを良好に分散させて混合できるようなものであればよく、テルピネオールやブチルカルビトールアセテートなどが使用可能である。印刷後の形成性、乾燥性を考慮し、低沸点溶剤を用いることが好ましい。溶剤量は、電極層2、内部配線層6を良好に形成できる程度の粘度、3000乃至40000cps程度、貫通導体5用では充填性を考慮して15000cps乃至40000cps程度となるように調整され、電極層2や内部配線層6用の導体ペーストでは導体粉末に対して4乃至15質量%加えるとよい。
次に図1(c)に示すようにガラスセラミックグリーンシート1上の下部電極層2aを除く部分に絶縁体ペーストをスクリーン印刷等で印刷することにより段差吸収層4を形成する。次いで図1(d)に示すように下部電極層2a上に誘電体ペーストをスクリーン印刷等により塗布することにより下部電極層2aの面積より面積の大きな誘電体層3を形成する。そして図1(e)に示すように、誘電体層3上に導電体ペーストをスクリーン印刷等により塗布することにより誘電体層3の面積より面積の小さな上部電極層2bを形成することによりコンデンサ部を形成し、さらに絶縁体ペーストを同様にして塗布することにより誘電体層3の上面および下面の縁部を覆うように段差吸収層4を形成する。コンデンサ部を形成した後で絶縁体ペーストを塗布することも可能であるが、このようにして段差吸収層4を形成することにより誘電体層3の上面および下面の縁部を隙間なく覆うことが容易となるのでより好ましい。ここで誘電体層3の面積が前記一対の電極層2の面積より大きいというのは、単に面積が大きいだけでなく、誘電体層3の縁部が突出した形状になっていることを示し、この縁部の上下面に接して段差吸収層4が形成されるものである。
このとき絶縁体ペーストは誘電体ペーストの収縮開始温度より収縮終了温度が低い組成物からなることが重要である。このことにより、後のガラスセラミックグリーンシート積層体8を焼成する工程において誘電体層3が収縮を開始する温度において誘電体層3の縁部に形成された段差吸収層4が収縮を終了しており、既に収縮が終了して収縮することのない段差吸収層4が誘電体層3の積層面方向の収縮を抑制することとなるので、誘電体層3と段差吸収層4との界面は接した状態が維持され、誘電体層3と段差吸収層4との間に空隙が発生することを防止することができる。その結果、十分な強度を有し、長期信頼性の高い配線基板を得ることができる。
ここで収縮の開始とは熱機械分析(TMA分析)の圧縮法を用いて、室温〜1000℃の温度帯において大気雰囲気中で5℃/分の速度で昇温を行い、熱収縮曲線を測定した際の最終体積収縮量に対して5%の体積収縮を示した状態であり、収縮の終了とは90%以上の体積収縮を示した状態のことである。このTMA分析を行なう際の試料は、絶縁体ペーストおよび誘電体ペーストを4mmφ×10mmの型に流し込んで乾燥させることにより作製される。
絶縁体ペーストは、絶縁体粉末に有機バインダおよび溶剤が添加されたものであり、必要に応じて分散剤を加えてもよい。絶縁体ペーストに含まれる有機バインダおよび溶剤としては、導電体ペーストに配合される有機バインダおよび溶剤と同様のものを用いることができ、導電体ペーストと同様の方法で作製される。
絶縁体粉末は、ガラスセラミックグリーンシート1やコンデンサ部と同時焼成が可能で、焼結後に下部電極層2aと上部電極層2bとを電気的に短絡させず、誘電体ペーストの収縮開始温度より収縮終了温度が低いものであり、ガラス粉末のみ、またはガラス粉末とセラミック粉末を混合したものを使用することができる。段差吸収層4をボイドの少ない緻密な焼結体で絶縁抵抗が高いものとするためには、セラミック粉末とガラス粉末を混合して用いることが好ましい。この場合のセラミック粉末とガラス粉末は、ガラスセラミックグリーンシート1に用いることのできるセラミック粉末やガラス粉末と同様のものを用いることができる。
また、絶縁体粉末として、誘電体ペーストに用いる誘電体粉末や誘電体粉末であるペロブスカイト化合物粉末を構成する元素を含むガラス粉末を用いると、誘電体ペーストとガラスセラミックグリーンシート1との相互拡散による誘電体層3の比誘電率の低下を抑制することができるのでより好ましい。
誘電体ペーストは誘電体粉末に焼結助剤、有機バインダ、および溶剤が添加されたものであり、必要に応じて分散剤を加えてもよい。誘電体ペーストに含まれる有機バインダおよび溶剤としては、導電体ペーストに配合される有機バインダおよび溶剤と同様のものを用いることができ、導電体ペーストと同様の方法で作製される。
誘電体粉末としては、ガラスセラミックグリーンシート1と同時焼成が可能であり、ガラスセラミックグリーンシート1よりも高い比誘電率を有するものが用いられる。なお、コンデンサの小型化または高容量化を図るためには、比誘電率の高い、BaTiO3、SrTiO3、CaTiO3、PbTiO3、PbZO3等のペロブスカイト化合物粉末を用いることが好ましい。また、この誘電体粉末は、絶縁層のガラスセラミックグリーンシート1との同時焼結が容易となるように、平均粒径が0.3μm以下であることがより好ましい。
また、焼結助剤としては、ガラスセラミックグリーンシート1に用いられるガラス粉末などを用いることができる。この焼結助剤の添加量は、誘電体粉末100質量部に対して、2〜10質量部であることが好ましい。焼結助剤の添加量が2質量部未満では、誘電体ペーストが焼結しにくい。他方、焼結助剤の添加量が10質量部を超えると、誘電体層3の比誘電率が低下しやすい。
誘電体ペーストの収縮開始温度よりも絶縁体ペーストの収縮終了温度を低くするには、それぞれのペーストに含まれるガラス粉末の軟化温度や結晶化温度、セラミック粉末の種類(材質)や、これらの添加量を調整すれば良い。
すなわち、誘電体ペーストの主成分である誘電体粉末(BaTiO3等のペロブスカイト化合物)そのものの焼結温度は千数百℃であるが、誘電体ペーストをガラスセラミックグリーンシート1と同時焼成ができ、かつ、比誘電率を低下させないものとするために、誘電体粉末の粒径を平均粒径で0.3μm以下と小さくし、焼結助剤を10質量部未満加えると、誘電体ペーストの収縮開始温度は800℃程度となる。
そして、この誘電体ペーストよりも早く収縮が終了するように、絶縁体ペーストのガラス粉末として、結晶化温度が800℃以下(誘電体ペーストの収縮開始温度よりも低い結晶化温度)のものを30質量部以上、好適には50〜80質量部を添加すればよい。
一例として、誘電体粉末に粒径が0.3μmのBaTiO3を用い軟化温度が500℃のガラス粉末を5質量部添加した誘電体ペーストの場合、絶縁体ペーストには結晶化温度が750℃のガラス粉末を50質量部とセラミック粉末20質量部を添加すると、誘電体ペーストの収縮開始温度よりも絶縁体ペーストの収縮終了温度が低くなるとともに、比誘電率を下げることなくガラスセラミックグリーンシート1と同時焼成が可能となる。
なお、図1には、上部電極層2bおよび下部電極層2a間に単層の誘電体層3が形成された構造を示しているが、所望の容量に応じて、複数の誘電体層3と複数の電極層2とを交互に積層した構造としてもよい。この場合、電極層2および誘電体層3が四角形状であれば、誘電体層3の縁部のうち2辺のみを覆うように段差吸収層4が形成されることになる。
また、上下の電極層2それぞれとガラスセラミックグリーンシート1との間に、ガラスセラミックグリーンシート1と誘電体層3とのガラスの相互拡散を防止し、反応を抑える拡散抑制層を形成すると、誘電体層3の比誘電率が大幅に低下したりすることを抑制することができ、コンデンサを高容量なものとすることができより好ましい。
拡散抑制層としては、ガラス粉末やセラミック粉末、またはそれらの混合粉末に、誘電体ペーストに添加した誘電体粉末などを添加した拡散抑制ペーストの焼結体などを用いることができる。この焼結体の熱膨張係数がガラスセラミックグリーンシート1の熱膨張係数と誘電体層3の熱膨張係数の間となるような組成のものを用いると、より信頼性の高い配線基板を得ることができるので好ましい。さらには、この拡散抑制層とガラスセラミックグリーンシート1との間に、電極層2、表層配線層7、内部配線層6および貫通導体5と電気的に接続されない金属粉末の焼結体を形成することで、より拡散抑制の効果を高めることが可能となる。
次に図1(f)に示すように、コンデンサ部および段差吸収層4が形成されたガラスセラミックグリーンシート1を内層に位置するガラスセラミックグリーンシート積層体8を作製する。コンデンサ部および段差吸収層4が形成されたガラスセラミックグリーンシート1の上下に配されるガラスセラミックグリーンシート1は、上述したのと同様にして、コンデンサの電極層2やその他の内部配線層6に接続される内部配線層6、貫通導体5が形成されたものであり、最上部および最下部のガラスセラミックグリーンシート1には表層配線層7が設けられており、表層配線層7には例えば、配線基板を外部の実装基板に接続するための下部接続パッド7aおよび電子部品の電極が電気的に接続される接続パッド7bがある。
ガラスセラミックグリーンシート積層体8の作製は、コンデンサ部および段差吸収層4が形成されたガラスセラミックグリーンシート1およびその上下に配されるガラスセラミックグリーンシート1を位置合わせして積層し、3〜10MPaの圧力および30〜80℃の温度で加熱圧着することにより行なわれる。ガラスセラミックグリーンシート1同士の十分な接着性を得るために、ガラスセラミックグリーンシート1に有機溶剤と樹脂バインダを混合するなどして作製した接着剤を塗布してもよい。このガラスセラミックグリーンシート積層体8中における誘電体層3の位置や数や大きさには特に制限はなく、所望の内蔵容量素子を有する配線基板の構成となるように配設すればよい。また、印加する圧力をさらに均一化するために、ゴム等の弾性体を介在させたり、液中に浸漬して加圧したりする静水圧プレス方法を用いてもよい。
そして、得られたガラスセラミックグリーンシート積層体8を焼成することにより、本発明の配線基板が得られる。焼成は、100〜800℃の温度範囲で有機成分を分解、揮発させることにより除去して、約800〜1000℃でガラスセラミック積層体8を焼結させる。焼成雰囲気はガラスセラミック粉末や誘電体粉末、導体材料により異なり、電極層2、貫通導体5、内部配線層6、および表層配線層7の金属粉末として酸化しにくいAg系の材料を用いる場合は、空気中で有機成分の分解、揮発からガラスセラミックグリーンシート積層体8の焼結まで行ない、金属粉末として酸化しやすいCu系の材料を用いる場合は、還元雰囲気中や窒素雰囲気などの非酸化性雰囲気中等で行ない、有機成分の除去を効果的に行なうために水蒸気等を含ませてもよい。
ガラスグリーンシート積層体8の上下面にさらに拘束グリーンシートを積層して焼成し、焼成後に拘束シートを除去するようにすれば、より高寸法精度の配線基板を得ることが可能となる。拘束グリーンシートは、Al2O3等の難焼結性無機材料を主成分とするグリーンシートであり、ガラスセラミック積層体8が焼結収縮する温度では焼結収縮しないものである。この拘束グリーンシートが積層された積層体は、収縮しない拘束グリーンシートにより積層平面方向(xy平面方向)の収縮が抑制され、積層方向(z方向)にのみ収縮するので、焼成収縮に伴う寸法ばらつきが抑制される。
また、拘束グリーンシートには難焼結性無機成分に加えて、焼成温度以下の軟化点を有するガラス成分、例えばガラスセラミックグリーンシート1中のガラスと同じガラスを含有させるとよい。焼成中にこのガラスが軟化してガラスセラミックグリーンシート1と結合することによりガラスセラミックグリーンシート1と拘束グリーンシートとの結合が強固なものとなり、より確実な拘束力が得られるからである。このときのガラス量は難焼結性無機成分とガラス成分を合わせた無機成分に対して0.5〜15質量%とすると拘束力が向上し、かつ拘束グリーンシートの焼成収縮が0.5%以下に抑えられる。
拘束シートを除去する方法としては、例えば研磨、ウォータージェット、ケミカルブラスト、サンドブラスト、ウェットブラスト(砥粒と水とを空気圧により噴射させる方法)等が挙げられる。
焼成後の配線基板は、その表面に露出した表層配線層7の表面に、表層配線層7の腐食防止のために、または半田や金属ワイヤ等の外部基板や電子部品との接続手段の良好な接続のために、NiやAuのめっきを施すとよい。
本発明の配線基板の実施例を以下に説明する。まず、ガラスセラミック成分として、SiO2−CaO−MgO系ガラス粉末50質量部と、Al2O3粉末50質量部とを混合し、この無機粉末100質量部に、有機バインダとしてのアクリル系樹脂12質量部、フタル酸系可塑剤6質量部および溶剤としてのトルエン30質量部を加え、ボールミル法により混合しスラリーとした。このスラリーを用いてドクターブレード法により厚さ200μmの第1および第2のガラスセラミックグリーンシートを含むガラスセラミックグリーンシートを成形した。
このガラスセラミックグリーンシートに金型による打ち抜き加工によって、直径200μmの貫通孔を形成した。この貫通孔に、貫通導体用ペーストをスクリーン印刷法によって充填し、70℃で30分乾燥して貫通導体となる貫通導体組成物を形成した。貫通導体用ペーストとしては、Cu粉末90質量部と焼結助剤としてのSiO2−B2O3系ガラス粉末10質量部を混合し、この混合粉末に対してアクリル樹脂12質量部と有機溶剤としてのα−テルピネオール2質量部を加え、攪拌脱泡機により十分に混合した後に3本ロールにて十分に混練したものを用いた。
次に、このガラスセラミックグリーンシートに表層配線層用導体ペーストをスクリーン印刷法によって20μmの厚みに塗布し、70℃で30分乾燥して表層配線層となる導体パターンを形成した。表層配線層用導体ペーストとしては、Cu粉末100質量部にSiO2−B2O3系ガラス粉末2質量部を加え、その混合粉末に対してアクリル樹脂12質量部と有機溶剤としてのα−テルピネオール2質量部とを加え、攪拌脱泡機により十分に混合した後に3本ロールにて十分に混練したものを用いた。
同様に、このガラスセラミックグリーンシートに内部配線層用導体ペーストをスクリーン印刷法によって20μmの厚みに塗布し、70℃で30分乾燥して内部配線層となる導体パターンを形成した。内層配線層用導体ペーストとしては、表層配線層用導体ペーストと同様のものを用いることができる。
次に、第1のガラスセラミックグリーンシートに導電体ペーストをスクリーン印刷法によって25μmの厚みに塗布し、70℃で30分乾燥して下部電極層となる電極層パターンを形成した。この電極層パターンの形状は2×2mmの四角形のパターンとした。導電体ペーストとしては、Cu粉末100質量部に、アクリル樹脂12質量部と有機溶剤としてのα−テルピネオール2質量部とを加え、攪拌脱泡機により十分に混合した後に3本ロールにて十分に混練したものを用いた。
次に、段差吸収層となる段差吸収層パターンを、電極層を除く部分に絶縁体ペーストを用いてスクリーン印刷により塗布した。絶縁体ペーストとしては、結晶化温度が750℃のMgO−Al2O3−B2O3−SiO2−BaOガラス粉末50質量部、Al2O3粉末を20質量部、樹脂バインダとしてアクリル樹脂28質量部、分散剤としてノニオン系分散剤2質量部を加え、攪拌脱泡機により十分に混合した後に3本ロールにて十分に混練したものを用いた。
次に、電極層となる電極層パターン上に、誘電体ペーストをスクリーン印刷法によって30μmの厚みに塗布し、70℃で30分乾燥して誘電体層となる誘電体層パターンを形成した。この誘電体層パターンの形状は2.2×2.2mmの四角形のパターンとした。誘電体層用ペーストとしては、BaTiO3粉末100質量部と軟化温度が500℃のB2O3−SiO2−CaO−BaO−ZnOガラス粉末5質量部を混合し、その混合粉末に対しアクリル樹脂12質量部と有機溶剤としてのα−テルピネオール2質量部とを加え、攪拌脱泡機により十分に混合した後に3本ロールにて十分に混練したものを用いた。
次に、誘電体層となる誘電体層パターンの上に、上記と同様の導電体ペーストを25μmの厚みに塗布して、電極層が誘電体層を挟んで対向配置されて成るコンデンサ部が形成されるように構成した。
次に、コンデンサ部の側面を覆うように、絶縁体ペーストを用いて上記と同様の絶縁体ペーストをスクリーン印刷により塗布し、コンデンサ部の周囲を覆うように段差吸収層を形成した。
次に、コンデンサとなる部位を形成した第1のガラスセラミックグリーンシートと、コンデンサとなる部位を形成していない第2のガラスセラミックグリーンシートとを積み重ねて、10MPaの圧力と50℃の温度で加熱圧着して、ガラスセラミックグリーンシートの積層体を作製した。
なお、電極層となる電極層パターンは、貫通導体となる貫通導体組成物と、内部配線層となる導体パターンとによって、積層体の表面に形成した表層配線層となる導体パターンに電気的に引き出されるようにした。
次に、この積層体を、加湿窒素場雰囲気中500℃で3時間加熱して有機分を除去し、続けて窒素雰囲気中900℃で1時間焼成した。以上により本発明の実施例である誘電体層が収縮を開始する温度において段差吸収層が収縮を終了している配線基板を作製した。
一方、比較例として、絶縁体ペーストを、軟化温度が780℃のSiO2−CaO−MgOガラス粉末60質量部とAl2O3粉末40質量部の混合粉末に対して、樹脂バインダとしてアクリル樹脂30質量部、分散剤としてノニオン系分散剤2質量部を加えたものとした以外は、実施例と同様にして、誘電体層と段差吸収層が同時に焼結収縮する配線基板を作製した。
また、コンデンサの断面を研磨してコンデンサ端部の空隙とデラミネーションの発生を光学顕微鏡(倍率20倍)により確認した。この断面確認を、実施例と比較例のそれぞれ20基板について実施して、空隙とデラミネーションが発生している基板数を比較した。
その結果、誘電体層と段差吸収層が同時に焼結収縮する比較例は、空隙とクラックの発生数が20基板中に10基板と多く発生しているのに対し、誘電体層が収縮を開始する温度において、段差吸収層が収縮を終了している実施例では空隙とデラミネーションの発生数が20基板中に0基板であった。
1・・・・ガラスセラミックグリーンシート
2・・・・電極層
3・・・・誘電体層
4・・・・段差吸収層
5・・・・貫通導体
6・・・・内部配線層
7・・・・表層配線層
8・・・・ガラスセラミックグリーンシート積層体
2・・・・電極層
3・・・・誘電体層
4・・・・段差吸収層
5・・・・貫通導体
6・・・・内部配線層
7・・・・表層配線層
8・・・・ガラスセラミックグリーンシート積層体
Claims (1)
- ガラスセラミックグリーンシートを準備する工程と、
前記ガラスセラミックグリーンシートの表面に、一対の電極層となる導電体ペーストおよび誘電体層となる誘電体ペーストを塗布して、前記誘電体層の面積が前記一対の電極層の面積より大きなコンデンサ部を形成する工程と、
前記ガラスセラミックグリーンシート上に、前記誘電体層の上面および下面の縁部を覆うように、前記誘電体ペーストの収縮開始温度より収縮終了温度が低い絶縁体ペーストを塗布して、段差吸収層を形成する工程と、
前記コンデンサ部および前記段差吸収層が形成されたガラスセラミックグリーンシートを内層に位置するガラスセラミックグリーンシート積層体を作製する工程と、
前記ガラスセラミックグリーンシート積層体を焼成する工程とを有することを特徴とする配線基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006019479A JP2007201272A (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | 配線基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007201272A true JP2007201272A (ja) | 2007-08-09 |
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JP2009049205A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Murata Mfg Co Ltd | セラミック多層基板及びその製造方法 |
-
2006
- 2006-01-27 JP JP2006019479A patent/JP2007201272A/ja active Pending
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