JP4412473B2 - 自動車のウインドシールドガラス位置決め装置、および自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部に対するウインドシールドガラスの取付け方法 - Google Patents
自動車のウインドシールドガラス位置決め装置、および自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部に対するウインドシールドガラスの取付け方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4412473B2 JP4412473B2 JP2004124550A JP2004124550A JP4412473B2 JP 4412473 B2 JP4412473 B2 JP 4412473B2 JP 2004124550 A JP2004124550 A JP 2004124550A JP 2004124550 A JP2004124550 A JP 2004124550A JP 4412473 B2 JP4412473 B2 JP 4412473B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- windshield glass
- temporary fixing
- opening
- automobile
- attaching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
そして、特許文献1には、車体の開口部の上縁のエッジ部に上向きに湾曲した挿入部分が形成されていること(段落番号0012)や、ストッパにウインドシールドガラスの面に沿う下方向Aの荷重が加わっても、ストッパを堅固に固定できること(段落番号0013),ウインドシールドガラスの位置決めは、ストッパを開口部の上縁に取り付け、ウインドシールドガラスにスペーサとダムを接着すると共にウレタン接着剤を塗布した後、スペーサのつめ部とストッパの係止部が引っ掛るように、ウインドシールドガラスを開口部におくことなどが記載されている(段落番号0017)。
ウインドシールドガラス2をフランジ12’に取付ける際には、ウインドシールドガラス2の裏面の、フランジ12’の穴14と対応する所定位置にストッパ部材8を固着し、ウインドシールドガラス2の外周縁に沿って接着材3を塗布すると共にダム9を接着する。ダム9のフランジ12’と対向する面には接着剤が塗布されるかまたは両面テープが貼着される。次いで、ストッパ部材8の係止部81の先端をフランジ12’の穴14に挿通して、係合凹部82を穴14の基準部13側の周縁に係合させると共に係止部81の側面をフランジ12’の基準部13に当接させる。これにより、ウインドシールドガラス2がウインドシールドガラス取付け用開口部10’に対して位置決めされた状態で、接着剤3がウインドシールドガラス2をフランジ12’に接着し、ダム9がフランジ12’に当接されて接着されることとなる。なお、接着剤3は、一般に、自動車の走行中の振動がウインドシールドガラス2に直接伝わらないようにするなどの理由から、固化した後であっても弾性変形可能なものが採用される。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部にウインドシールドガラスを容易に且つ適切に位置決めして接着することができる取付け方法を提供することを目的とする。
請求項2の自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部に対するウインドシールドガラスの取付け方法に係る発明は、上記目的を達成するため、自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部に対するウインドシールドガラスの取付け方法であって、仮止め基準手段をウインドシールドガラス取付け用開口部の所定の位置に仮止めし、スペーサを有する仮止めストッパ手段をウインドシールドガラスの所定の位置に仮止めすると共に、ウインドシールドガラスまたはウインドシールドガラス取付け用開口部の少なくとも一方に接着剤を塗布し、スペーサによってウインドシールドガラスをウインドシールドガラス取付け用開口部に対して所定の間隔に保持すると共に、仮止めストッパ手段を仮止め基準手段に対して所定の位置に位置決めした状態で、自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部近傍に対して仮止めストッパ手段を仮止めすることにより、ウインドシールドガラス取付け用開口部に対してウインドシールドガラスを保持し、接着剤によりウインドシールドガラスがウインドシールドガラス取付け用開口部に接着された後に、仮止め基準手段をウインドシールドガラス取付け用開口部から取り外すと共に、仮止めストッパ手段をウインドシールドガラスおよび自動車のボデーから取り外すことを特徴とするものである。
請求項2の発明では、仮止め基準手段をウインドシールドガラス取付け用開口部の所定の位置に仮止めする。また、スペーサを有する仮止めストッパ手段をウインドシールドガラスの所定の位置に仮止めすると共に、ウインドシールドガラスまたはウインドシールドガラス取付け用開口部の少なくとも一方に接着剤を塗布する。そして、仮止めストッパ手段のスペーサによってウインドシールドガラスをウインドシールドガラス取付け用開口部に対して所定の間隔に保持すると共に、仮止めストッパ手段を仮止め基準手段に対して所定の位置に位置決めし、この状態で、自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部近傍に対して仮止めストッパ手段を仮止めする。これにより、ウインドシールドガラス取付け用開口部に対してウインドシールドガラスが適切に位置決め保持され、接着剤によってウインドシールドガラスがウインドシールドガラス取付け用開口部に接着される。その後、仮止め基準手段をウインドシールドガラス取付け用開口部から取り外すと共に、仮止めストッパ手段をウインドシールドガラスおよび自動車のボデーから取り外す。仮止めストッパ手段と仮止め基準手段は繰り返し使用することができ、自動車に不要な部材を残すことがなく無駄が生じないことから、コストが低減される。
請求項2の発明によれば、仮止め基準手段をウインドシールドガラス取付け用開口部の所定の位置に仮止めし、スペーサを有する仮止めストッパ手段をウインドシールドガラスの所定の位置に仮止めすると共に、ウインドシールドガラスまたはウインドシールドガラス取付け用開口部の少なくとも一方に接着剤を塗布し、スペーサによってウインドシールドガラスをウインドシールドガラス取付け用開口部に対して所定の間隔に保持すると共に、仮止めストッパ手段を仮止め基準手段に対して所定の位置に位置決めした状態で、自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部近傍に対して仮止めストッパ手段を仮止めすることにより、ウインドシールドガラス取付け用開口部に対してウインドシールドガラスを保持し、接着剤によりウインドシールドガラスがウインドシールドガラス取付け用開口部に接着された後に、仮止め基準手段をウインドシールドガラス取付け用開口部から取り外すと共に、仮止めストッパ手段をウインドシールドガラスおよび自動車のボデーから取り外す、という簡単な構成で、自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部にウインドシールドガラスを容易に且つ適切に位置決めして接着することができる方法を提供することができる。
本発明の自動車のウインドシールドガラス位置決め装置は、概略、自動車のボデー1のウインドシールドガラス取付け用開口部10にウインドシールドガラス2を接着するためにウインドシールドガラス2を自動車のボデー1のウインドシールドガラス取付け用開口部10に対して位置決め保持するもので、仮止め基準手段5と仮止めストッパ手段6とから構成されている。
仮止め基準手段5は、ウインドシールドガラス取付け用開口部(以下、単に開口部という)10の所定の位置に着脱可能に仮止めされて、後述するようにウインドシールドガラス2に仮止めされた仮止めストッパ手段6の位置決め基準となるもので、この実施の形態では、一対で用意されて、開口部10の隣接する角部にそれぞれ配置されて、開口部10の一辺に当接される当接部50と、この一辺と隣接する辺に当接される所定長さLを有する基準部51と、を備えている。
仮止めストッパ手段6は、ウインドシールドガラス2に仮止めされるウインドシールドガラス仮止め部60と、自動車のボデー1の開口部10近傍において、仮止め基準手段5の基準部51に対して所定の位置に仮止めされるボデー仮止め部61と、ウインドシールドガラス仮止め部60とボデー仮止め部61との間に配設されて開口部10に対してウインドシールドガラス2を所定の間隔で位置決めするスペーサ62と、を備えている。
本発明の方法は、仮止め基準手段5を開口部10の所定の位置に仮止めし、また、仮止めストッパ手段6のウインドシールドガラス仮止め部60をウインドシールドガラス2の所定の位置に仮止めすると共に、ウインドシールドガラス2または開口部10の少なくとも一方に接着剤3を塗布する。そして、仮止めストッパ手段6のスペーサ62によってウインドシールドガラス2を開口部10に対して所定の間隔に保持した状態で、ボデー1の開口部10近傍であって仮止めストッパ手段6のボデー仮止め部61を仮止め基準手段5の仮止め部分56の端面56aから所定の位置に位置決めして仮止めすることにより、開口部10に対してウインドシールドガラス2を保持する。接着剤3によりウインドシールドガラス2が開口部10に接着された後に、仮止め基準手段5を開口部10から取り外すと共に、仮止めストッパ手段6をウインドシールドガラス2および自動車のボデー1から取り外す。
一方、一対で用意された仮止めストッパ手段6、6の、スペーサ62がウインドシールドガラス2の上端面に接する状態で、ウインドシールドガラス仮止め部60をウインドシールドガラス2の上方縁の左右の所定の位置にそれぞれ両面テープなど65によって仮止めする。ここで、仮止めストッパ手段6のウインドシールドガラス仮止め部60が仮止めされる位置は、左右の仮止めストッパ手段6のボデー仮止め部61の外側側縁61aがウインドシールドガラス2の左右方向の中心から均等で、且つ、仮止め基準手段5の基準部51の仮止め部分56の端面56aに当接するか、または、端面56aよりも僅かに内側に位置するように設定される。
仮止めストッパ手段6のウインドシールドガラス仮止め部60をウインドシールドガラス2に仮止めするのと同時または前後して、この実施の形態では、ウインドシールドガラス2のフランジ12と対向する裏面の周縁に接着剤3が所定の圧さ(高さ)で塗布される。なお、接着剤3は、必要に応じて、フランジ12に塗布してもよく、また、ウインドシールドガラス2とフランジ12の双方に塗布してもよい。接着剤3は、固化してその保持強度が発現した後であっても、所定程度の弾性変形が可能なものが選択される。
Claims (2)
- 自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部にウインドシールドガラスを接着するためにウインドシールドガラスを自動車のボデーに位置決め保持する自動車のウインドシールドガラス位置決め装置であって、
ウインドシールドガラス取付け用開口部の所定の位置に着脱可能に仮止めされる仮止め基準手段と、
ウインドシールドガラスの所定の位置に着脱可能に仮止めされて、ウインドシールドガラス取付け用開口部に対してウインドシールドガラスをスペーサにより所定の間隔に保持すると共に、仮止め基準手段に対して位置決めされた状態で自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部近傍に対して着脱可能に仮止めされて、ウインドシールドガラスを保持する、スペーサを有する仮止めストッパ手段と、
を備えたことを特徴とする自動車のウインドシールドガラス位置決め装置。 - 自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部に対するウインドシールドガラスの取付け方法であって、
仮止め基準手段をウインドシールドガラス取付け用開口部の所定の位置に仮止めし、スペーサを有する仮止めストッパ手段をウインドシールドガラスの所定の位置に仮止めすると共に、ウインドシールドガラスまたはウインドシールドガラス取付け用開口部の少なくとも一方に接着剤を塗布し、
スペーサによってウインドシールドガラスをウインドシールドガラス取付け用開口部に対して所定の間隔に保持すると共に、仮止めストッパ手段を仮止め基準手段に対して所定の位置に位置決めした状態で、自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部近傍に対して仮止めストッパ手段を仮止めすることにより、ウインドシールドガラス取付け用開口部に対してウインドシールドガラスを保持し、
接着剤によりウインドシールドガラスがウインドシールドガラス取付け用開口部に接着された後に、
仮止め基準手段をウインドシールドガラス取付け用開口部から取り外すと共に、仮止めストッパ手段をウインドシールドガラスおよび自動車のボデーから取り外すことを特徴とする自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部に対するウインドシールドガラスの取付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004124550A JP4412473B2 (ja) | 2004-04-20 | 2004-04-20 | 自動車のウインドシールドガラス位置決め装置、および自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部に対するウインドシールドガラスの取付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004124550A JP4412473B2 (ja) | 2004-04-20 | 2004-04-20 | 自動車のウインドシールドガラス位置決め装置、および自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部に対するウインドシールドガラスの取付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005306170A JP2005306170A (ja) | 2005-11-04 |
JP4412473B2 true JP4412473B2 (ja) | 2010-02-10 |
Family
ID=35435415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004124550A Expired - Fee Related JP4412473B2 (ja) | 2004-04-20 | 2004-04-20 | 自動車のウインドシールドガラス位置決め装置、および自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部に対するウインドシールドガラスの取付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4412473B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4957537B2 (ja) * | 2006-12-22 | 2012-06-20 | 旭硝子株式会社 | 仮止めクリップ及び仮止めクリップの製造方法並びに仮止めクリップ付き窓用板状体 |
CN103350630B (zh) * | 2013-07-16 | 2016-05-18 | 北京汽车研究总院有限公司 | 一种车辆可放倒前风窗的连接结构 |
EP2907744B1 (en) | 2014-02-18 | 2016-11-23 | AIRBUS HELICOPTERS DEUTSCHLAND GmbH | Windshield mounting assembly |
CN113320358B (zh) * | 2021-06-25 | 2022-07-01 | 长春工程学院 | 一种智能汽车安全驾驶装置 |
-
2004
- 2004-04-20 JP JP2004124550A patent/JP4412473B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005306170A (ja) | 2005-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6120048B2 (ja) | フェイシア結合ブラケット | |
KR20090081419A (ko) | 클립 고정식 내부 패널 시일 조립체 | |
JP4412473B2 (ja) | 自動車のウインドシールドガラス位置決め装置、および自動車のボデーのウインドシールドガラス取付け用開口部に対するウインドシールドガラスの取付け方法 | |
JP2003276451A (ja) | サンルーフ用ウエザーストリップ | |
JP5966272B2 (ja) | 自動車のモール及びそのモールを挟着された側部窓ガラスの取付方法 | |
JP2012201281A (ja) | リアウインドウのガラス取付構造及びその取付方法 | |
JP4106710B2 (ja) | ドアのガーニッシュ取付構造とその取付方法 | |
JPH0212090Y2 (ja) | ||
JPH0840152A (ja) | ルーフドリップモールの係止クリップ | |
JP3173558B2 (ja) | 接着式ウインドガラスの仮止め構造 | |
JP2003237378A (ja) | ベルトラインインナーウエザーストリップ | |
WO2023181617A1 (ja) | ホールシール材の取付構造 | |
JPS6144021A (ja) | 車両用窓ガラス取付構造 | |
JPS6245093B2 (ja) | ||
JP2523964Y2 (ja) | クリップ | |
JPH0728016Y2 (ja) | 自動車用ウィンドガラスの位置決め装置 | |
KR200141961Y1 (ko) | 차량용 클립구조 | |
JP2004001588A (ja) | ウェザーストリップの取付構造及び取付方法と、その製造方法 | |
JPS6116168Y2 (ja) | ||
KR100231989B1 (ko) | 자동차의 루프 몰딩 취부 구조 | |
JP2602629Y2 (ja) | ウインドウ仮止め用クリップ | |
JP2603475Y2 (ja) | ウィンドモール | |
JPH08318733A (ja) | ウィンドウガラス取り付け装置 | |
JP2000085467A (ja) | ドアミラーの仮止め構造 | |
KR100558723B1 (ko) | 아웃사이드 미러의 가장착 구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060901 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090304 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091028 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127 Year of fee payment: 3 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091110 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |