JPH0840152A - ルーフドリップモールの係止クリップ - Google Patents

ルーフドリップモールの係止クリップ

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JPH0840152A
JPH0840152A JP18317494A JP18317494A JPH0840152A JP H0840152 A JPH0840152 A JP H0840152A JP 18317494 A JP18317494 A JP 18317494A JP 18317494 A JP18317494 A JP 18317494A JP H0840152 A JPH0840152 A JP H0840152A
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JP
Japan
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clip
roof
adhesive
groove
clip body
Prior art date
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Application number
JP18317494A
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English (en)
Inventor
Kaoru Koyaishi
薫 小家石
Hiroshi Matsui
博 松井
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルーフドリップモール2を自動車ルーフ1の
凹溝11から取出した後、モール2を交換用係止クリッ
プ3を用いて再度取付けるとき、クリップ3の凹溝底面
に対する取付高さを一定に固着し、モール2の取付高さ
や取付姿勢を均一としながら、クリップ3を凹溝11内
に固着する接着剤4が外方に流出するのを阻止して、ク
リップ3を凹溝11内に確実に固着可能とする。 【構成】 係止クリップ3のクリップ本体31に、該ク
リップ本体31下面のルーフ凹溝11下面に対する高さ
設定する設定体36を設けると共に、クリップ本体31
に、接着剤4のクリップ本体31からの流出を阻止する
阻止壁37を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はルーフドリップモールの
係止クリップ、詳しくは、ルーフに形成した凹溝の底面
に接着剤を介してルーフドリップモールを係止させる係
止クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のルーフ構造として、例え
ば実開昭63ー112153号公報に示されているよう
に、ルーフの車幅方向両側に車体前後方向に延びる凹溝
を形成して、この凹溝内にルーフドリップモールを取付
けるようにしたものがある。そして、前記ルーフドリッ
プモールを前記凹溝内に取付けるにあたっては、上面側
に前記モールに設けた係合部に係合可能な複数の係止爪
をもつ複数の係止クリップを用い、これら係止クリップ
を前記凹溝の内部で長さ方向所定位置に、これら両者間
に介装する熱硬化性樹脂から成るスポンジ状の両面接着
テープを介して固着し、前記各係止クリップに設けた各
係止爪に前記モールの長さ方向複数個所に形成した係合
部を係合させることにより、該モールを前記凹溝内に取
付けるようにしている。
【0003】ところで、前記ルーフドリップモールの修
理点検時などに、前記凹溝から前記ルーフドリップモー
ルを外方側へと取り外すときには、該モールを上方側に
引張りながら前記凹溝内から強制的に引き出すようにし
ているため、前記モールの係合部に係合された前記係止
クリップの各係止爪に引張応力が集中して、これら係止
爪が破損して係止クリップから取外れ易いのであり、ま
た、この係止クリップから係止爪が一旦取外れると、前
記凹溝内にモールを再度取付けるとき、該モールの係合
保持が不能となることから、前記係止クリップの再使用
はできないのであり、従って、修理工場などにおいては
交換用の係止クリップを用意しているのが通常である。
【0004】しかして、前記交換用係止クリップAは、
図5で示すように、概略矩形状とされたクリップ本体A
1の上面側で幅方向一側に、前後方向に延び、かつ、上
方に向けて突出する突部A2を一体に設け、該突部A2
の長さ方向2か所に開口孔A3,A3を形成して、これ
ら各開口孔A3の内部に第1係止爪A4,A4をそれぞ
れ弾性変形可能に設けると共に、前記クリップ本体A1
の上面他方側には、前記各第1係止爪A4と対向状に上
方に向けて突出する弾性変形可能な2つの第2係止爪A
5,A5を形成する一方、前記クリップ本体A1の下面
側で前後左右4隅部には、自動車ルーフBに設ける凹溝
B1の底面B2に当接され、該底面B2に対する前記係
止クリップAの取付高さを設定する4つの高さ設定体A
6をそれぞれ突出形成している。これら各設定体A6を
設ける必要性は、次のような理由によるものである。つ
まり、前記ルーフドリップモールを前記凹溝B1から取
外した後、この凹溝B1内に前記モールを再度取付ける
ときには、前記凹溝B1の底面B2上で最初の係止クリ
ップが両面接着テープを介して固着されていたほぼ同一
個所に流動性のある通常の接着剤Cを塗布し、該接着剤
Cの硬化により前記クリップAを凹溝B1内に固着し、
このクリップAに設けた前記各係止爪A4,A5に前記
モールの係合部を係合させることにより、該モールの再
取付けを行うのであるが、修理点検時などに、最初に前
記モールを前記凹溝B1から外方へと引き出すとき、前
記クリップAを前記凹溝B1の底面B2に固着する前記
スポンジ状の両面接着テープが前記モールの引張力によ
り厚さ方向中間部位から剥離して、前記テープの一部が
前記凹溝底面B2側に不均一な高さとなって残るのであ
り、従って、前記凹溝B1内へのモールの再取付時に、
テープ一部が残存された前記凹溝底面B2上に前記接着
剤Cを塗布して前記クリップAの下面側を固着すると、
このクリップAの前記凹溝底面B2に対する取付高さや
取付姿勢が不均一となり、また、以上の各係止クリップ
Aで前記及びb1内に固定保持される前記モールの取付
高さや取付姿勢も不均一となる。
【0005】ところが、以上のように、前記係止クリッ
プAの下面側に前記各設定体A6を設ける場合、該各設
定体A6を前記凹溝B1の底面B2上に当接させること
により、前記各設定体A6を介して前記クリップAの凹
溝底面B2に対する取付高さを一定にできるのであり、
従って、前記両面接着テープの剥がれ跡が残る前記凹溝
B1の底面B2上で前記クリップAの取付部位に前記接
着剤Cを盛り上げ状に塗布して、前記各設定体A6で前
記クリップAを所定高さに保持しながら、該クリップA
の下面側を前記接着剤Cに接合一体化させることによ
り、前記凹溝B1の所定高さ位置に所定姿勢で前記係止
クリップAを固着することができ、また、斯かる各係止
クリップAを介して前記凹溝B1内に前記モールを取付
高さや取付姿勢を均一としながら取付けることができる
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
交換用係止クリップAでは、前記クリップ本体A1の下
面側で前後左右4隅部に、自動車ルーフBに設ける凹溝
B1の底面B2に当接され、該底面B2に対する前記ク
リップAの取付高さを設定する4つの高さ設定体A6が
それぞれ突設しているため、これら各設定体A6間に隙
間が形成されるのであり、しかも、前記クリップAが取
付けられる前記ルーフBは、一般に中央部が高く車体前
後部位が低くなるように傾斜していることから、特に、
このルーフBの傾斜角度が大となる車体前後部位に位置
される前記凹溝B1内に前記クリップAを取付け、該ク
リップAにより前記ルーフドリップモールの長さ方向両
端側を固定保持するときで、前記凹溝B1の底面B2上
で前記クリップAの取付部位に流動性のある通常の接着
剤Cを盛り上げ状に塗布し、この接着剤Cの硬化により
前記クリップAを固着する場合、前記接着剤Cの一部が
前記クリップAの対向下面側から前記各設定体A6によ
り形成される前後隙間を経て外方側へと流出し、前記ク
リップAの対向下面側に残る接着剤量が規定量以下とな
って、該クリップAの前記凹溝B1に対する取付強度が
弱くなり、しかも、前記各設定体A6の隙間から前記接
着剤Cが外方側に流出することにより前記ルーフBの外
観を損なう不具合がある。
【0007】本発明の目的は、修理点検時などにルーフ
ドリップモールを自動車ルーフの凹溝から外方に取出し
た後、該凹溝内に前記モールを交換用係止クリップを用
いて再度取付ける時、たとえ前記凹溝の底面側に両面接
着テープの一部が不均一な高さとなって残っていても、
前記モールの取付高さや取付姿勢を均一に取付けること
ができながら、前記係止クリップを前記凹溝内に固着す
る接着剤がクリップ外方に流出するのを阻止できて、該
接着剤により前記係止クリップを前記凹溝内に確実に固
着することができ、しかも、前記接着剤の流出により前
記ルーフの外観を損なったりすることなく、該ルーフの
外観を良好に保持できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ルーフ1に形成した凹溝11の底面に接
着剤4により固着してルーフドリップモール2を係止す
る係止クリップにおいて、クリップ本体31に、該クリ
ップ本体31下面の前記凹溝11下面に対する高さを設
定する設定体36を設けると共に、前記クリップ本体3
1に、前記接着剤4が前記クリップ本体31の外方に流
出するのを阻止する阻止壁37を設けたのである。
【0009】
【作用】以上の係止クリップによれば、修理点検時など
に前記ルーフドリップモール2を自動車ルーフ1の凹溝
11から外方に取出した後に、該凹溝11内に前記モー
ル2を再度取付ける場合で、前記凹溝11の底面上で前
記クリップ本体31の取付部位に流動性のある通常の接
着剤4を盛り上げ状に塗布し、この接着剤4の硬化によ
り前記クリップ本体31を固着するとき、たとえ前記凹
溝11の底面上に両面接着テープの一部が不均一な高さ
となって残っていても、前記クリップ本体31の下面側
に設けられた前記高さ設定体36を前記凹溝11の底面
上に当接させることにより、前記設定体36を介して前
記クリップ本体31を凹溝底面に対する取付高さ及び取
付姿勢を一定として固着することができ、また、斯かる
各係止クリップを介して前記モール2の取付高さや取付
姿勢を均一に取付けることができながら、前記クリップ
本体31における前記ルーフ1の傾斜方向下部側端部に
設けた阻止壁37により、前記接着剤4の未硬化状態時
に前記クリップ本体31から外方傾斜下部側へと流出す
るのを防止することができ、従って、このクリップ本体
31と前記凹溝11の底面との間に所定量の接着剤4を
確保できて、この接着剤4により前記クリップ本体31
を前記凹溝11内に確実に固着することができ、しか
も、前記阻止壁37で前記接着剤4の流出が阻止される
ことにより、この接着剤流出による前記ルーフ1の外観
を損なったりすることなく、該ルーフ1の外観を良好に
保持することができ、その上、前記阻止壁37を設ける
ことにより、前記クリップ本体31の全体的な強度も強
化することができるのである。
【0010】
【実施例】図4は自動車ルーフを部分的に示しており、
このルーフ1の車幅方向両側には車体前後方向に延びる
左右一対の凹溝11を形成して、これら各凹溝11の底
面12上にはそれぞれルーフドリップモール2を取付け
ている。尚、前記ルーフ1は、図3で明らかなように、
車幅方向に分割された複数の分割部材1A,1Bから成
り、これら各分割部材1A,1Bの車幅方向両端部分を
段状に折り曲げて、この折り曲げ部分を溶接手段で接合
一体化することにより前記凹溝11を形成している。そ
して、自動車の修理点検時などに前記凹溝11から前記
モール2を外方側へと一旦取出して、該モール2を前記
凹溝11内に再度取付ける際に、最初に前記凹溝11内
に前記モール3を固定保持していた係止クリップが破損
した場合には、別の交換用係止クリップ3を用いるので
ある。
【0011】前記係止クリップ3は、図1〜図3で示し
たように、概略矩形状とされたクリップ本体31の上面
側で幅方向一側に、前後方向に延び、かつ、上方に向け
て突出する突部32を一体に設け、該突部32の長さ方
向2か所に開口孔33,33を形成して、これら各開口
孔33の内部には、該各開口孔33の上端縁に結合さ
れ、下端側が前記クリップ本体31の内下方に向けて傾
斜状に突出された弾性変形可能な第1係止爪34,34
をそれぞれ設けると共に、前記クリップ本体31の上面
他方側で前記各第1係止爪34との対向部位には、上端
に前記クリップ本体31の内方側に向けて突出する係止
部を備えた弾性変形可能な2つの第2係止爪35,35
を形成している。
【0012】そして、前記クリップ本体31の下面側で
前後左右4隅部には、前記凹溝11の底面12上に当接
され、該底面12に対する前記係止クリップ3の取付高
さを設定する4つの高さ設定体36をそれぞれ突出形成
すると共に、前記クリップ本体31の少なくとも長さ方
向一側部で前記ルーフ1の傾斜方向下部側端部には、前
記クリップ3を前記凹溝11の底面12上に固着させる
とき、この底面12上に塗布する接着剤4の前記クリッ
プ本体21との対向部位からの流出を阻止する阻止壁3
7を、前記ルーフ1の傾斜方向下部側に位置される各設
定体36,36間に跨って一体に設けるのである。尚、
各図の実施例においては、前記ルーフ1の傾斜角度が大
となるフロント側端部に設ける係止クリップ3を示して
おり、この係止クリップ3の場合には、前記ルーフ1の
前部側が傾斜下部側となって低位となるため、前記クリ
ップ本体31の下面前部側に前記阻止壁37を形成して
いる。
【0013】また、前記ルーフドリップモール2は、図
2で明らかなように、前記係止クリップ3に固定保持さ
れるモール本体21と、該モール本体21の両側壁部に
設けられた前記第1,第2係止爪34,35に係合する
第1,第2係合部22,23と、前記クリップ3を介し
て前記モール本体21を凹溝11内に保持したとき、該
凹溝11の両側端縁部に当接される2つの舌片24,2
5とを備えて構成している。
【0014】次に、以上の係止クリップ3の作用につい
て説明する。先ず、修理点検時などに前記ルーフドリッ
プモール2を自動車ルーフ1の凹溝11から外方に取出
した後に該凹溝11内に前記モール2を再度取付ける
際、最初に前記凹溝11内に固定保持していた係止クリ
ップが破損した場合には、前記凹溝11の底面12上で
最初の係止クリップが両面接着テープを介して固着され
ていたほぼ同一個所に流動性のある通常の接着剤4を盛
り上げ状に塗布し、この接着剤4の硬化により前記係止
クリップ3を前記底面12上に固着するのであるが、こ
のとき、前記係止クリップ3を前記ルーフ1の傾斜角度
大となるフロント側端部に取付ける場合でも、前記クリ
ップ本体31の少なくとも長さ方向一側部で前記ルーフ
1の傾斜方向下部側端部には、前記阻止壁37が設けら
れているため、該阻止壁37を介して前記接着剤4が未
硬化状態時に前記クリップ本体31から外方下部側へと
流出するのを防止することができ、従って、該クリップ
本体31と前記凹溝11の底面12との間に所定量の接
着剤4を確保できて、この接着剤4により前記クリップ
本体31を前記凹溝11内に確実に固着することがで
き、しかも、前記阻止壁37で前記接着剤4の流出が阻
止されることにより、この接着剤流出による前記ルーフ
1の外観を損なったりすることなく、該ルーフ1の外観
を良好に保持することができ、その上、前記阻止壁37
を設けることにより前記クリップ本体31の全体的な強
度も強化することができるのである。
【0015】さらに、以上のような前記モール2の前記
凹溝11内への再取付時に、たとえ該凹溝11の底面1
2上に両面接着テープの一部が不均一な高さとなって残
っていても、前記クリップ本体31の下面側には複数の
高さ設定体36が設けられているため、該各設定体36
を前記凹溝11の底面上に当接させることにより、前記
各設定体36を介して前記クリップ本体31の凹溝底面
12に対する取付高さ及び取付姿勢を一定にできるので
あり、従って、前記両面接着テープの剥がれ跡が残る前
記凹溝11の底面12上で前記クリップ3の取付部位に
前記接着剤4を盛り上げ状に塗布して、前記各設定体3
6で前記クリップ3を所定高さに保持しながら、該クリ
ップ3の下面側を前記接着剤4に接合一体化させること
により、前記凹溝11の内方所定高さ位置に所定姿勢を
保持させながら前記クリップ3を固着することができの
である。
【0016】そして、以上のように、前記ルーフ1の凹
溝11内に前記係止クリップ3を固着した後には、該ク
リップ3に設けた前記各係止爪34,35に前記モール
2に係止した各係合部22,23をそれぞれ係合させる
ことにより、前記凹溝11に対し前記モール2の再取付
けを行うのである。このとき、前記クリップ3は、前記
各設定体36を介して前記凹溝11内の所定高さ位置に
所定姿勢を保持した状態で固着されているため、斯かる
各係止クリップ3を介して前記モール2の前記凹溝11
に対する取付高さや取付姿勢を均一にして取付けること
ができるのである。
【0017】以上の実施例では、前記クリップ本体31
の下面側で長さ方向一側部だけに前記阻止壁37を形成
したが、この阻止壁37は前記クリップ本体31の下面
長さ方向両側に設けることも可能であり、斯くするとき
には、前記各阻止壁37により前記接着剤4の外方側へ
の流出を一層良好に阻止できるばかりか、前記クリップ
本体31の剛性をさらに高めることができるのである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の係止クリ
ップによれば、クリップ本体31に、該クリップ本体3
1下面のルーフ凹溝11下面に対する高さを設定する設
定体36を設けると共に、前記クリップ本体31に、前
記凹溝11に付着する接着剤4の前記クリップ本体31
からの流出を阻止する阻止壁37を設けたから、修理点
検時などにルーフドリップモール2を自動車ルーフ1の
凹溝11から外方に取出した後、該凹溝11内に前記モ
ール2を再度取付ける場合で、前記凹溝11の底面上で
前記クリップ本体31の取付部位に流動性のある通常の
接着剤4を盛り上げ状に塗布し、この接着剤4の硬化に
より前記クリップ本体31を固着するとき、たとえ前記
凹溝11の底面上に両面接着テープの一部が不均一な高
さとなって残っていても、前記クリップ本体31の下面
側に設けられた前記高さ設定体36を前記凹溝11の底
面上に当接させることにより、前記設定体36を介して
前記クリップ本体31を凹溝底面に対する取付高さ及び
取付姿勢を一定として固着することができ、また、斯か
る各係止クリップを介して前記モール2の取付高さや取
付姿勢を均一に取付けることが出来ながら、前記クリッ
プ本体31における前記ルーフ1の傾斜方向下部側端部
に設けた阻止壁37により、前記接着剤4の未硬化状態
時に前記クリップ本体31から外方傾斜下部側へと流出
するのを防止することができ、従って、このクリップ本
体31と前記凹溝11の底面との間に所定量の接着剤4
を確保できて、この接着剤4により前記クリップ本体3
1を前記凹溝11内に確実に固着することができ、しか
も、前記阻止壁37で前記接着剤4の流出が阻止される
ことにより、この接着剤流出による前記ルーフ1の外観
を損なったりすることなく、該ルーフ1の外観を良好に
保持することができ、その上、前記阻止壁37を設ける
ことにより、前記クリップ本体31の全体的な強度も強
化することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる係止クリップの凹溝への取付状
態を示す一部切欠斜視図。
【図2】同係止クリップの下面側から見た拡大斜視図。
【図3】凹溝に取付けられた係止クリップの縦断面図。
【図4】自動車ルーフの部分的な斜視図。
【図5】従来の係止クリップを示す斜視図。
【符号の説明】
1……ルーフ 11…凹溝 2……ルーフドリップモール 3……係止クリップ 31…クリップ本体 36…高さ設定対 37…阻止壁 4……接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフ(1)に形成した凹溝(11)の底
    面に接着剤(4)により固着してルーフドリップモール
    (2)を係止する係止クリップにおいて、 クリップ本体(31)に、該クリップ本体(31)下面
    の前記凹溝(11)底面に対する高さを設定する設定体
    (36)を設けると共に、前記クリップ本体(31)
    に、前記接着剤(4)が前記クリップ本体(31)の外
    方に流出するのを阻止する阻止壁(37)を設けている
    ことを特徴とするルーフドリップモールの係止クリッ
    プ。
JP18317494A 1994-08-04 1994-08-04 ルーフドリップモールの係止クリップ Pending JPH0840152A (ja)

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