JP4410983B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二成分現像剤を攪拌する現像剤攪拌装置及び像担持体上の静電潜像を二成分現像剤によって現像する現像装置並びに画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
二成分現像剤を用いる画像形成装置では、現像装置の現像ローラは、内蔵するマグネットの磁力によりその周面にトナー及びキャリアからなる現像剤を吸着し、回転しながら静電効果によってトナーを像担持体に転移させることによって潜像を現像してトナー像化する。
【0003】
濃度ムラのない高品質のトナー像を得るには、現像ローラの周面に付着する現像剤が均質かつ均等な量であって、更にトナーがキャリアとの摩擦によって十分な帯電量を有していることが必要である。そこで、現像ローラの軸に平行して一対のスクリュ形式の(即ち、螺旋状の羽根部を備えた)トナースクリュ部材が、互いに仕切壁を隔てて設けられ、その推進力によって新たに補給されたトナーがキャリアと十分に攪拌混合された上で現像ローラの軸方向にわたって平均した分布で像担持体側に供給されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−19610号公報(第1図及び第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、トナースクリュ部材によって攪拌し循環しながら搬送される現像剤の量は、現像ローラ周面への補給により、次第に減少していくので現像ローラの軸方向の分布を平均化した状態を長時間にわたって維持することは非常に困難であった。
【0006】
本発明は、上記のような課題を鑑みてなされたものであり、簡単な構成により、現像剤の分布を均一に維持することができ、トナーの補給後においても、高速に攪拌・搬送される現像剤を現像ローラ周面に対してより均等に供給することを可能とした現像装置及び画像形成装置を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の現像装置は、請求項1に示すとおり、静電潜像が形成される像担持体にトナーを供給するための現像ローラと、該現像ローラに前記トナーを含む現像剤を供給する現像剤供給部材と、前記現像剤を収容する現像剤攪拌室と、該現像剤攪拌室に設けた仕切壁を隔てて配置され、前記現像剤を攪拌し循環させるよう互いに逆方向へ搬送する螺旋状の羽根部を備えた対をなす第1及び第2のスクリュ部材とを有し、前記第1のスクリュ部材は、前記現像剤供給部材に対向する前記現像剤攪拌室のトナー戻り側に設けられ、前記第1のスクリュ部材の軸の外周面と前記羽根部とで形成される溝内には、前記現像剤の搬送方向上流側から下流側にかけて高さが高くなる相互に異なる突出高さを有した複数のリブを連ねて成る複数のリブ列を備え、これら複数のリブ列は、前記第1のスクリュ部材の軸の外周面に均等配置されたことを特徴とする。
【0011】
これによれば、トナー戻り側に設けられた第1スクリュ部材の軸方向において、リブの突出高さ(即ち、リブの頂部からスクリュ部材の軸の外周面までの距離)を適切に変更するので、スクリュ部材の軸方向により均一に所定量の現像剤を保持することが可能となる。
【0012】
この場合、リブの突出高さは、現像剤の搬送方向下流側に向かって段階的に大きくすることができる。或いは、螺旋状の羽根部を貫通させて軸方向に一体をなすように形成したリブの頂部を搬送方向に傾斜させた構成とすることも可能である。
【0013】
上記請求項1に係る現像装置においては、請求項2に示すとおり、前記リブ列は、4本のリブ列が前記第1のスクリュ部材の軸の外周面に均等配置される構成とした。
【0014】
これによれば、トナー戻り側に設けられた第1スクリュ部材に複数のリブがリブ列として適切に配置されるので、適正量の現像剤を容易に保持可能となる。
【0015】
この場合、リブ列は、溝内に個別に配置した複数のリブをスクリュ部材の軸方向に連なるように形成することができる。或いは、螺旋状の羽根部を貫通させて軸方向に一体をなすように形成することも可能である。
【0016】
上記請求項1若しくは2に係る現像装置においては、請求項3に示すとおり、第1スクリュ部材の軸径は、第2スクリュ部材の軸径に比べて小さい構成とした。
【0017】
これによれば、トナー戻り側に設けられた第1スクリュ部材が比較的小さな軸径で形成されるので、現像剤を保持可能な領域を拡大する(例えば、羽根部やリブの高さを増大させる)ことが可能となり、現像剤の保持量を増大させることができる。
【0018】
上記請求項1乃至3に係る現像装置においては、請求項4に示すとおり、第1及び第2スクリュ部材の軸方向に垂直に配置された隔壁を介して現像剤攪拌室に並設されたトナー補給室を更に有し、第1及び第2スクリュ部材は、隔壁を貫通してトナー補給室まで延在する構成とした。
【0019】
これによれば、現像剤攪拌室とトナー補給室が隔壁によって仕切られているので、装置が傾けて設置された場合やトナー補給時に補給室内の現像剤量が一時的に増大した場合でも、隔壁により規制することで、スクリュ部材の搬送によらずに現像剤攪拌室及びトナー補給室間を現像剤が移動することを防止できる。従って、スクリュ部材の軸方向に所定量の現像剤を比較的均等な分布をもってバランス良く保持することが可能となる。
【0020】
また、上記請求項1乃至4に係る現像装置においては、請求項5に示すとおり、前記第1及び第2のスクリュ部材の前記現像剤の搬送方向の下流側端部には、前記現像剤の搬送方向を逆転させる前記螺旋状の羽根部材及び他方のスクリュ部材へ現像剤を受け渡す受渡部材がそれぞれ形成される構成とした。
【0021】
これによれば、像担持体側へ供給されずに残留した現像剤の一部を、第1及び第2スクリュ部材の間で循環させて再使用する場合には、第1スクリュ部材における第2の攪拌手段への現像剤の受渡し部(通常は、仕切壁に設けた連通部付近)において、第1スクリュ部材の搬送方向を逆転させることで現像剤の受渡しを良好に行うことができる。従って、現像剤を飛散させることなく無駄なく再使用可能となる。
【0022】
この場合、例えば、現像剤の受渡し部において、螺旋状の羽根部を攪拌手段の軸方向に反転させた構成とすることで、搬送方向を容易に逆転させることができる。ここで、通常の羽根部と逆向きとした羽根部との合流部に現像剤の受渡しを容易とする受渡用の部材(例えば、軸の外周面から径方向に突出する平板)を設けることで、現像剤の受渡しをより良好に行うことができる。
【0023】
尚、第2スクリュ部材における第1のスクリュ部材への現像剤の受渡し部においても、上記第1スクリュ部材と同様、通常の羽根部と逆向きとした羽根部との合流部に現像剤の受渡しを容易とする受渡用の部材を設けることで、現像剤の受渡しをより良好に行うことができる。
【0030】
また、本発明の画像形成装置は、請求項6に示すとおり、静電潜像が形成される像担持体にトナーを供給するための現像ローラと、該現像ローラに前記トナーを含む現像剤を供給する現像剤供給部材と、前記現像剤を収容する現像剤攪拌室と、該現像剤攪拌室に設けた仕切壁を隔てて配置され、前記現像剤を攪拌し循環させるよう互いに逆方向へ搬送する螺旋状の羽根部を備えた対をなす第1及び第2のスクリュ部材とを有し、前記第1のスクリュ部材は、前記現像剤供給部材に対向する前記現像剤攪拌室のトナー戻り側に設けられ、前記第1のスクリュ部材の軸の外周面と前記羽根部とで形成される溝内には、前記現像剤の搬送方向上流側から下流側にかけて高さが高くなる相互に異なる突出高さを有した複数のリブを連ねて成る複数のリブ列を備え、これら複数のリブ列は、前記第1のスクリュ部材の軸の外周面に均等配置されたことを特徴とする。
【0032】
上記請求項6に係る画像形成装置においては、請求項7に示すとおり、前記リブ列は、4本のリブ列が前記第1のスクリュ部材の軸の外周面に均等配置される構成とした。
【0033】
上記請求項6及び7に係る画像形成装置においては、請求項8に示すとおり、第1スクリュ部材の軸径は、第2スクリュ部材の軸径に比べて小さい構成とした。
【0034】
上記請求項6乃至8に係る画像形成装置においては、請求項9に示すとおり、第1及び第2スクリュ部材の軸方向に垂直に配置された隔壁を介して現像剤攪拌室に並設されたトナー補給室を更に有し、第1及び第2スクリュ部材は、隔壁を貫通してトナー補給室まで延在する構成とした。
【0035】
また、上記請求項6乃至9に係る画像形成装置においては、請求項10に示すとおり、前記第1及び第2のスクリュ部材の前記現像剤の搬送方向の下流側端部には、前記現像剤の搬送方向を逆転させる前記螺旋状の羽根部材及び他方のスクリュ部材へ現像剤を受け渡す受渡部材がそれぞれ形成される構成とした。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面を参照して本発明の構成を詳細に説明する。
【0043】
図1は、本発明の現像剤攪拌装置を備えた現像器の構成の概略を示す斜視図、図2は、図1の現像器の上面図、図3は、図2に示す現像器のA−A断面図である。この現像器10は、一般的な画像形成装置の像担持体(図示せず)に近接配置して用いられるもので、装置に収容された現像剤の濃度を適正に維持しつつトナーを像担持体の軸方向にわたって平均した分布で供給するための機能を有する。図2に示すように、現像器10は、ハウジング100内に互いに平行に配置された現像ローラ20、パドル(現像剤供給部材)30、第1スクリュ40、及び第2スクリュ50を主として備えた構成を有する。
【0044】
ハウジング100は、現像剤を収容する容器であり、長手方向(像担持体の軸方向)に垂直に設けられた隔壁120によって仕切られた現像剤攪拌室100aとトナー補給室100tとを有する。
【0045】
現像ローラ20は、像担持体に近接配置され、現像ローラ軸20sを中心に回転し、トナーを像担持体に直接供給する。詳細は図示しないが、通常は、着磁されたマグネットローラの外側にスリーブを嵌合させた構成を有する。
【0046】
パドル30は、現像ローラ20付近に配置され、パドル軸30sを中心に回転し、軸30sと平行に形成された平板状の数の羽根部35(図3参照)によって現像剤を現像ローラ20に供給する。
【0047】
第1スクリュ40は、現像剤攪拌室100a内のトナー戻り側(図2の下側)に設けられ、パドル30側(像担持体へのトナー供給側)に現像剤を移動させるために、スクリュ軸40sを中心に回転し、軸40sに設けた螺旋状の羽根部45によって現像剤を軸方向(図2の右方向)に搬送しながら攪拌する。また、第2スクリュ50は、長手方向に延在する仕切壁110を隔てて第1スクリュ40と対をなすように現像剤攪拌室100a内のトナー送り側(図2の上側)に設けられ、第1スクリュ40のあるトナー戻り側に現像剤を移動させるために、スクリュ軸50sを中心に回転し、軸50sに設けた螺旋状の羽根部55によって現像剤を第1スクリュとは逆向き(図2の左方向)に搬送しながら攪拌する。
【0048】
次に、この第1スクリュ40及び第2スクリュ50の構造の詳細について説明する。図4は、第1スクリュの上面図である。第1スクリュ40は、その軸40sに螺旋状に巻付けた羽根部45が所定の螺旋ピッチ(間隔)で形成されており、軸40sの外周面と羽根部45とで形成される各溝内には、複数のリブ41が設けられている。これらのリブ41によって、現像剤の搬送力を低下させ現像剤攪拌室100a内での現像剤の高さを安定に保持し、第1スクリュ40の軸方向に均一に所定量の現像剤を分布させることが可能となる。このようなリブ41を備えない従来の構成では、スクリュの上流側から下流にかけて現像剤の高さが低くなるので、各リブ41は、異なる突出高さを有するように形成され、現像剤の搬送方向下流側(図4の右側)に突出高さのより大きいリブが配置されている。これにより、第1スクリュ40の軸方向により均一に所定量の現像剤を保持することが可能となり、結果として、像担持体の軸方向にわたって均等な分布をもってトナーを安定して供給することができる。この場合、リブ41は、適用する現像剤攪拌装置に応じて、種々の形態が可能である。例えば、リブの個数や配置間隔、リブの形状、及びリブの配置等を用途に応じて変更することが可能である。
【0049】
第1スクリュ40の下流側端部(図4の左側)には、現像剤の搬送方向を逆転するように通常の羽根部45とは巻回方向を逆に形成した逆スクリュ45rが設けられている。また、通常の羽根部45と逆スクリュ45rの合流部には、軸40sの外周面から径方向に突出した平板からなる受渡部材48が形成されている。
【0050】
図5は、図4の第1スクリュの中央部の断面図である。溝内に形成された複数のリブ41は、第1スクリュ40の軸方向に連なる4本のリブ列R1、R2、R3、R4を構成し、それらのリブ列は、周方向に均等配置されている。
【0051】
図6は、第2スクリュの上面図である。第2スクリュ50は、第1スクリュ40と同様にその軸50sに螺旋状に巻付けた羽根部55が所定の螺旋ピッチで形成されている。第2スクリュ50の下流側端部(図6の左側)には、第1スクリュ40の場合と同様に搬送方向を逆転するように羽根部を形成した逆スクリュ55rが設けられている。また同様に、通常の羽根部55と逆スクリュ55rの合流部には、軸50sの外周面から径方向に突出した平板からなる受渡部材58が形成されている。
【0052】
ここで、再び図2を参照すると、上記のような現像器10において、第1スクリュ40による現像剤の搬送攪拌過程で、螺旋状の羽根部45によって押されて搬送方向下流(図2の右方向)まで搬送された現像剤は、逆スクリュ45r及び受渡部材48によって、第1連通部100yを通して第2スクリュ50に受渡される。そこで、第2スクリュ50による逆方向(図2の左方向)への搬送攪拌過程を経て、逆スクリュ55r及び受渡部材58によって、仕切壁110に設けられた第2連通部100xを通して再び第1スクリュ40に受渡される。このように、2つのスクリュ間で残留した現像剤の循環が繰り返されることで現像剤が再利用される。
【0053】
また、第1スクリュ40からパドル30側に供給された現像剤は、パドル30の回転によって更に現像ローラ20に供給され、磁力によって現像ローラ20の周面に一定の層厚で吸着する。吸着した現像剤は、現像位置で像担持体の周面(像形成領域)に形成された静電潜像の静電力によってトナーがキャリアと分離され、像担持体の周面にトナー像が形成される。トナーが分離された後の現像ローラ20上の残留キャリアは、現像剤攪拌室内に再び戻される。従って、使用されたトナーの不足を補うためにトナー補給室110tに新たなトナーが適宜補給され、上述のような搬送攪拌過程において2つのスクリュ間を循環する現像剤と十分に混合される。
【0054】
図7は、図2に示す現像器のB−B断面図である。現像器10には、現像剤攪拌室100a内のトナー濃度を監視して常に適正に維持するための濃度センサ80が備えられている。濃度センサ80は、第2スクリュ50の搬送方向上流側のハウジング100の底部に取付けられ、その検出部80aは、底部に設けられた開口部から挿入されて現像剤と接触する。これにより、現像剤の搬送量が安定し、しかも、現像剤中のトナー濃度を、トナー補給後早期に検出でき、かつ現像ローラでトナーを消費された現像剤を早期に検出できる位置にある。従って、トナー濃度を常に適正に制御しながらスクリュ部材の軸方向に均一に所定量の現像剤を保持できる。
【0055】
ここで、トナー濃度の検出を安定かつ確実に行うためは、濃度を検出する際の検出対象となる現像剤の量(即ち、検出部80a上に滞留する現像剤)を適切に調節することが望ましい。そこで、検出部80aと対向する羽根部55には、軸50sの外周面から径方向に突出した平板からなる現像剤除去部材59が付設され、検出部80a上に堆積する現像剤の層厚が適正に調節される。
【0056】
図8は、図1の現像器のギヤ構成の一例を示す模式図である。図8(a)、(b)は、それぞれ現像器を側方から見た場合及び上方から見た場合の構成を模式的に示している。現像器10は、主として現像ローラ20を駆動する現像ローラギヤG2、パドル30を駆動するパドルギヤG3、第1及び第2スクリュ40をそれぞれ駆動する搬送ギヤG4、G5、及びアイドラギヤG1を備える。ここで、アイドラギヤG1は、パドルギヤG3と搬送ギヤG4の間の取付孔70(図1参照)に取付けられ、駆動手段(図示せず)からの動力をパドルギヤG3及び搬送ギヤG4、G5に伝導する。この場合、第1及び第2スクリュ40、50は、互いに係合する同一径の搬送ギヤG4、G5によって互いに逆方向に等速で回転する。
【0057】
図9は、図1の現像器の別のギヤ構成の例を示す模式図である。図9(a)、(b)は、それぞれ現像器を側方から見た場合及び上方から見た場合の構成を模式的に示しており、第1及び第2スクリュ40、50を駆動するための搬送ギヤG7、G8並びにアイドラギヤG6の一部の構成の違いを除けば、図8に示したギヤ構成と同様である。ここでは、第1スクリュ40を駆動する搬送ギヤG7のギヤ径は、第2スクリュ50を駆動する搬送ギヤG8に比べて大きくなるように構成されている。従って、第1及び第2スクリュ40、50は、互いに係合する搬送ギヤG7、G8によって互いに逆方向に回転するが、第1スクリュ40の回転速度(即ち、現像剤の搬送速度)は、第2スクリュ50の回転速度に比べて小さくなる。これにより、現像剤攪拌室内の仕切壁で仕切られた第1スクリュ側の搬送量を小さして滞留量を増加させ、軸方向に均一に所定量の現像剤をより安定に保持できる。
【0058】
【発明の効果】
このように、本発明によれば、像担持体へのトナー供給側に設けられた第1のスクリュ部材の軸の外周面と羽根部とで形成される溝内に、現像剤の搬送方向上流側から下流側にかけて高さが高くなる外周面から相互に異なる突出高さを有した複数のリブを連ねて成る複数のリブ列を備え、これら複数のリブ列を、前記第1のスクリュ部材の軸の外周面に均等配置したので、その軸方向に均一に所定量の現像剤を保持することが可能となる。結果として、比較的簡易な構成で、像担持体の軸方向にわたって均等な分布をもってトナーを安定して供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像剤攪拌装置を備えた現像器の構成の概略を示す斜視図
【図2】図1の現像器の上面図
【図3】図2に示す現像器のA−A断面図
【図4】図1の現像器の第1スクリュの上面図
【図5】図4の第1スクリュの断面図
【図6】図1の現像器の第2スクリュの上面図
【図7】図2に示す現像器のB−B断面図
【図8】図1の現像器のギヤ構成の一例を示す模式図
【図9】図1の現像器の別のギヤ構成の例を示す模式図
【符号の説明】
10 現像器
20 現像ローラ
30 パドル
40 第1スクリュ
41 リブ
45、55 羽根部
45r、55r 逆スクリュ
50 第2スクリュ
80 濃度センサ
100 ハウジング
100a 現像剤攪拌室
100t トナー補給室
110 仕切壁
120 隔壁

Claims (10)

  1. 静電潜像が形成される像担持体にトナーを供給するための現像ローラと、該現像ローラに前記トナーを含む現像剤を供給する現像剤供給部材と、前記現像剤を収容する現像剤攪拌室と、該現像剤攪拌室に設けた仕切壁を隔てて配置され、前記現像剤を攪拌し循環させるよう互いに逆方向へ搬送する螺旋状の羽根部を備えた対をなす第1及び第2のスクリュ部材とを有し、前記第1のスクリュ部材は、前記現像剤供給部材に対向する前記現像剤攪拌室のトナー戻り側に設けられ、前記第1のスクリュ部材の軸の外周面と前記羽根部とで形成される溝内には、前記現像剤の搬送方向上流側から下流側にかけて高さが高くなる相互に異なる突出高さを有した複数のリブを連ねて成る複数のリブ列を備え、これら複数のリブ列は、前記第1のスクリュ部材の軸の外周面に均等配置されたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記リブ列は、4本のリブ列が前記第1のスクリュ部材の軸の外周面に均等配置されたものであることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記第1スクリュ部材の軸径は、前記第2スクリュ部材の軸径に比べて小さいことを特徴とする請求項1、2の何れかに記載の現像装置。
  4. 前記第1及び第2スクリュ部材の軸方向に垂直に配置された隔壁を介して前記現像剤攪拌室に並設されたトナー補給室を更に有し、前記第1及び第2スクリュ部材は、前記隔壁を貫通して前記トナー補給室まで延在することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の現像装置
  5. 前記第1及び第2のスクリュ部材の前記現像剤の搬送方向の下流側端部には、前記現像剤の搬送方向を逆転させる前記螺旋状の羽根部材及び他方のスクリュ部材へ現像剤を受け渡す受渡部材がそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の現像装置。
  6. 静電潜像が形成される像担持体にトナーを供給するための現像ローラと、該現像ローラに前記トナーを含む現像剤を供給する現像剤供給部材と、前記現像剤を収容する現像剤攪拌室と、該現像剤攪拌室に設けた仕切壁を隔てて配置され、前記現像剤を攪拌し循環させるよう互いに逆方向へ搬送する螺旋状の羽根部を備えた対をなす第1及び第2のスクリュ部材とを有し、前記第1のスクリュ部材は、前記現像剤供給部材に対向する前記現像剤攪拌室のトナー戻り側に設けられ、前記第1のスクリュ部材の軸の外周面と前記羽根部とで形成される溝内には、前記現像剤の搬送方向上流側から下流側にかけて高さが高くなる相互に異なる突出高さを有した複数のリブを連ねて成る複数のリブ列を備え、これら複数のリブ列は、前記第1のスクリュ部材の軸の外周面に均等配置されたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記リブ列は、4本のリブ列が前記第1のスクリュ部材の軸の外周面に均等配置されたものであることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1スクリュ部材の軸径は、前記第2スクリュ部材の軸径に比べて小さいことを特徴とする請求項6、7の何れかに記載の画像形成装置。
  9. 前記第1及び第2スクリュ部材の軸方向に垂直に配置された隔壁を介して前記現像剤攪拌室に並設されたトナー補給室を更に有し、前記第1及び第2スクリュ部材は、前記隔壁を貫通して前記トナー補給室まで延在することを特徴とする請求項6乃至8の何れかに記載の画像形成装置。
  10. 前記第1及び第2のスクリュ部材の前記現像剤の搬送方向の下流側端部には、前記現像剤の搬送方向を逆転させる前記螺旋状の羽根部材及び他方のスクリュ部材へ現像剤を受け渡す受渡部材がそれぞれ形成されることを特徴とする請求項6乃至9の何れかに記載の画像形成装置。
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