JP4409012B2 - パチンコ機の球払出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機の球払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平5−92073号公報ではパチンコ機の球払出装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の球払出装置では球払出機構動作と球払出速度とのミスマッチングにより制御装置より指示された球払出数と球払出装置より払出される球数とが合わなくなることがある。パチンコ機の球払出装置は同数の球を払出すことは少なく、或る1つの種類の入賞口への入賞に伴う球の払出数と、別の或る1つの種類の入賞口への入賞に伴う球の払出数とが異なるというように、1回毎の払出数が異なることの方が多い。又、プリぺードカードによる球貸の場合でも、1回の払出数が異なることもある。このように、払出動作毎に異なる数の球を払出す場合、球払出機構動作と球払出速度とが整合せず、例えば、5個払出されなければならない場合に4個又は6個の球を払出したり、15個払出されなければならない場合に14個又は16個の球を払出したり、25個は払出されなければならない場合に24個又は26個の球を払出すというように、払出される球数が不正確になることがある。
【0004】
そこで、本発明は、払出される球数の正確さが高い球払出装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、球通路より流下する上方の球と下方の球とが互いに接触しないように切分ける球払出スプロケットと、前記球払出スプロケットと一緒に回転する爪車と、この爪車に係合することで前記球払出スプロケットの回転を停止させる球払出爪と、前記球払出爪と爪車との係合を解除する電磁ソレノイドとを備えたパチンコ機の球払出装置であって、前記球払出爪のレバー軸に回転可能に取付けられたリンク機構と、前記電磁ソレノイドと前記リンク機構とを連結する連結部材と、第1ばねと、第2ばねとを備え、前記電磁ソレノイドは、励磁コイルと、コアと、一端が前記コアに連結されるプランジャとを有し、コアがブラケットで装置本体に取付けられ、前記プランジャの他端と前記連結部材の一端連結され、前記連結部材の他端と前記リンク機構の一端とが連結され、前記第1ばねは、前記球払出爪と爪車とが係合しているときには自由長より伸長した状態で、かつ、前記プランジャが前記球払出爪と爪車との係合を解除する方向に移動したときには長さが更に伸長されるように、一端が前記装置本体に取付けられ、他端が前記リンク機構の他端に取付けられて、前記プランジャに前記球払出爪と爪車との係合を解除する方向とは反対方向にばね力を付勢し、前記第2ばねは、前記プランジャの他端に設けられたばね受け部と前記コアとの間に配置され、前記球払出爪が前記爪車に係合しているときは、前記第2ばねの一端が前記ばね受け部に接触し、かつ、前記第2ばねの他端と前記コアとの間には隙間が形成され、前記隙間は、プランジャが前記リンク機構を介して前記球払出爪と爪車との係合を解除した後に、前記第2ばねの他端が前記コアに接触して前記第2ばねが収縮するように設定されていることを特徴としている。この発明によれば、球払出阻止及び許容の双方の動作が高速化され、球払出速度が高くなっても、球払出機構動作と球払出速度とを整合させ、払出される球数の正確さを高めることができる。
また、本願発明は、球払出スプロケットの回転を抑える回転抵抗部材を備えたことを特徴としている。この発明によれば、球払出スプロケットの回転速度を異常に高速になることがないように抑制して、球払出機構動作が高速でなくても、球払出機構動作と球払出速度とを整合させ、払出される球数の正確さを高めることができる。
また、本願発明は、回転抵抗部材が球払出スプロケットを収納するケースと球払出スプロケットとの間に設けられたばねにより形成されたことを特徴としている。この発明によれば、回転抵抗部材の構造が簡素化できる。
また、本願発明は、球払出スプロケットより放出された球を検出する払出球検出器を備えたことを特徴としている。この発明によれば、球払出スプロケットより解放された球が払出球検出器で検出されて、払出球検出器で検出された以降の球が球払出機構中に残存するようなことは阻止し、払出される球数の正確さを高めることができる。
また、本願発明は、球払出スプロケット周りの球通路が球払出スプロケットとの協働で球を一方向に誘導する上流側球通路壁と、球払出スプロケットとの非協力で球を一方向に誘導する下流側球通路壁と、上流側球通路壁と下流側球通路壁とを繋ぐ段差部とを備えたことを特徴としている。この発明によれば、球が段差部より下流側球通路壁に落下することにより、上方の球と下方の球とが更に確実に切分けられ、払出球検出器で検出される球数の正確さを高めることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1〜図9は本発明の第1実施形態であって、図1は球払出装置の主要構造を摸式的に示し、図2はプランジャ移動距離と復帰ばねとの関係を示し、図3は払出球検出動作の工程を示し、図4は球払出装置1の全体構造の外観を示し、図5は図4をA−A線に沿い切断した断面を示し、図6は電磁ソレノイドの取付構造を示し、図7は第2ばね周りを図6のB−B線に沿い切断した断面を示し、図8は球払出計数ユニットの取付構造を示し、図9はパチンコ機の裏側を示す。
【0007】
図1を参照し、球払出装置1の主要構造について説明する。この球払出装置1には、払出される球数の正確さを高めるという同一目的達成可能な3つの主要な発明が混在する。その1つは、復帰ばね2が第1ばね3と第2ばね4とに分別構成され、アクチュエータが単動型の電磁ソレノイド5の場合に良好な発明である。もう1つは、球払出部材である球払出スプロケット6に対し回転抵抗部材7を設け、アクチュエータが電磁ソレノイド5でもモータの場合の何れでも良好な発明である。更なる1つは、払出球検出器8が球払出スプロケット6より解放されて自重落下する球を検出するように配置され、アクチュエータが電磁ソレノイド5でもモータの場合の何れでも良好な発明である。
【0008】
第1実施形態の場合、球払出装置1は、装置本体10に、電磁ソレノイド5、球払出スプロケット6、球通路11、リンク機構12及び球払出爪13等を備える。球払出スプロケット6は球通路11より数珠つなぎに流下する上方の球15と下方の球15とを互いに接触しないように切分けて払出球検出器8の方面に放出する部材である。この球払出スプロケット6による切分けの結果、払出球検出器8が球15を1個ずつ正確に検出し、2個の球15を1個として検出するような誤計数動作は防止される。
【0009】
図1のように、電磁ソレノイド5にリンク機構12を介して連結された球払出爪13が球払出スプロケット6に一緒に回転し得るように設けられた爪車14に係合して球払出スプロケット6の矢印Wで示す球払出方向への回転を停止する。この回転停止により、球通路11に下流側で突出した球払出スプロケット6の一部が球通路11に供給された球15を球通路11内に留置く。図1の図示状態は球15が球通路11内に球払出スプロケット6で留置かれた球払出阻止の形態である。この状態において、電磁ソレノイド5が制御装置16からの球払出開始指示により一方向に動作して球払出爪13と爪車14との係合を解除することにより、球払出許容の形態となる。
【0010】
この球払出許容の形態では、球払出スプロケット6が球15の重さで自由回転し、球15が賞球又は貸球として球通路11を流下する。この球払出スプロケット6より解放されて自重落下する球15は1個ずつ払出球検出器8で検出されて球通路11の球払出出口17より払出される。払出球検出器8は球15を検出する毎に球計数信号を制御装置16に出力する。
【0011】
そして、制御装置16は球計数信号を計数した球払出数が払出開始指示と対応する設定球払出数になると球払出停止指示を電磁ソレノイド5に出力する。その後、電磁ソレノイド5が制御装置16からの球払出停止指示により一方向とは逆向きの他方向に動作して球払出爪13を爪車14に係合させる。これによって、球払出スプロケット6が停止し、球15が球払出スプロケット6より上流側の球通路11内に留置かれた球払出阻止の形態となる。
【0012】
球通路11は多数の球15を整列状態で上方より下方に蛇行しながら誘導する形態であって、中間部は図示していないが、図示した下流部と上流部とは互いに中間部を介して連なる。球払出スプロケット6はスプロケット軸18を中心として回転し得るように装置本体10に取付けられる。球払出スプロケット6のスプロケット軸18を中心として回転する円盤の周面には多数の切欠部19が周方向に等分に配置される。各切欠部19は球15を1個収納し得る周面より中心側に窪む半円形であって、幾つかの切欠部19が球通路11に突出する。
【0013】
そして、球払出スプロケット6周りの球通路11は上流側球通路壁20と下流側球通路壁21とを備える。上流側球通路壁20及び下流側球通路壁21はスプロケット軸18を中心とする曲率半径r2;r3の弧状である。球払出スプロケット6の半径r1と上流側球通路11の曲率半径r2と下流側球通路壁21の曲率半径r3とはr1<r2<r3の寸法関係に設定される。球払出スプロケット6の切欠部19が上流側球通路壁20との協働により球15を1個ずつ個別に取込む。又、半径r1と曲率半径r3との差は1個の球15の直径Rよりも大きな寸法に設定される(r3−r1>R)。下流側球通路壁21の曲率半径r3は、上流側球通路壁20と下流側球通路壁21とを繋ぐ段差部22から球払出出口17側に行くに従って徐々に大きくなる弧状であっても良く、要は、球払出スプロケット6から解放され球15を下流に導く形状であれば良い。
【0014】
よって、球払出スプロケット6が矢印W方向に回転すると、切欠部19と上流側球通路壁20との間に取込まれていた球15が段差部22を通過する際に球払出スプロケット6より離れて下流側球通路壁21に落下する。この球15が自重により下流側球通路壁21を矢印Z方向に流下する過程において払出球検出器8で検出される。
【0015】
電磁ソレノイド5では、制御装置16からの球払出開始指示により励磁コイル23が磁気エネルギーを発生し、この励磁コイル23の磁気エネルギー発生(励磁)に伴い、プランジャ24が第1ばね3と第2ばね4とよりなる復帰ばね2に荷重をかけつつ突出又は吸引の一方に移動し、励磁コイル23の磁気エネルギー消滅(消磁)に伴い、その復帰ばね2のばね力によりプランジャ24が突出又は吸引の他方に移動する。第1実施形態では、プランジャ24が、磁気エネルギーにより矢印X1方向に吸引され、ばね力により矢印X1方向とは逆向きの矢印X3方向に突出する。励磁コイル23を囲むコア25がブラケット26で装置本体10に固定される。
【0016】
励磁コイル23より下方に突出したプランジャ24の先端部には連結部材27がカップリング28を介して結合される。この結合構造は、例えば、連結部材27がプランジャ24の先端部内側に嵌め込まれ、カップリング28がプランジャ24の先端部外側に嵌め込まれ、カップリング28の外側よりプランジャ24の先端部及び連結部材27にピン29が挿入装着された形態である。カップリング28の下面はブラケット26より曲折形成されたストッパ30の上面で受止られる。
【0017】
カップリング28の上面とコア25との間にはプランジャ24を非接触に囲むコイル状の第2ばね4が配置される。第2ばね4の下端はカップリング28の上面に搭載され、第2ばね4の上端とコア25と間には隙間Hが形成される。球払出爪13が爪車14を解放した後に、第2ばね4の上端がコアの下面に接触するように、隙間Hの間隔は設定される。隙間Hの存在により、第2ばね4のばね力は球通路11に対する球15の払出を阻止又は許容の何れか一方の動作開始後にプランジャ24へ付勢される。プランジャ24が矢印X1方向に移動し、第2ばね4がコア25とカップリング28との間で圧縮されて矢印X3方向のばね力をプランジャ24に与える。カップリング28より下方に突出する連結部材27はストッパ30を非接触に貫通する。ストッパ30より下方に突出する連結部材27の先端部にはリンク機構12を介して球払出爪13が連結される。
【0018】
リンク機構12は中間部のレバー軸31で装置本体10に回転可能に取付けられた1本のレバーとして形成される。リンク機構12の一端部には連結部材27の下端部が軸32で回転可能に連結され、リンク機構12の他端部にはコイルばねのような第1ばね3の一端部が結合される。そして、第1ばね3の他端部が装置本体10にばね止33を介して結合されたことにより、第1ばね3はリンク機構12に矢印X2方向のばね力を与える。この矢印X2方向のばね力はリンク機構12により逆向きに変換されて連結部材27を経由してプランジャ24に矢印X3方向のばね力として付勢される。よって、第1ばね3のばね力はプランジャ24の全移動距離でプランジャ24に作用する。
【0019】
球払出爪13はレバー軸31にリンク機構12と干渉しないように回転可能に取付けられる。球払出爪13とリンク機構12との間にはレバー軸31を非接触に囲むコイル状の爪ばね34が配置される。爪ばね34の一端が球払出爪13より突出したレバー受35に掛け止められ、爪ばね34の他端がリンク機構12より突出した爪受36に掛け止められたことにより、爪ばね34は球払出爪13に矢印Y1とは逆向きのばね力を与える。そして、球払出爪13が爪車14に係合する際、球払出爪13の先端が爪車14の爪山に衝突したときは、球払出爪13が爪ばね34のばね力に抗して矢印Y1方向に逃げるので、電磁ソレノイド5や球払出スプロケット6に機構的に無理な力が働かない。
【0020】
復帰ばね2が第1ばね3と第2ばね4とに分割された主要な発明に相当する実施形態の構成によれば、電磁ソレノイド5の励磁コイル23が励磁され、プランジャ24が磁気エネルギーにより矢印X1方向に移動を開始すると、リンク機構12がレバー軸31を中心として矢印Y1方向に回転し、第1ばね3が伸長して、第1ばね3のばね力がプランジャ24に付勢される。これと平行し、リンク機構12の矢印Y1方向への回転により、リンク機構12の爪受36が球払出爪13を矢印Y1方向に押上げる。
【0021】
そして、球払出爪13と爪車14との係合が解除される。この球払出爪13の押上げ開始から爪車14との係合解除までは、カップリング28がストッパ30より離れて矢印X1方向に移動して第2ばね4を持上げるので、隙間Hが少なくなるが、第2ばね4の上端はコア25の下面より離れている。このため、プランジャ24には第1ばね3のばね力だけが付勢されている。
【0022】
前記球払出爪13と爪車14との係合解除によって、球払出スプロケット6が球15の重さで矢印W方向に回転し、球15が球通路11より球払出出口17へと払出される。そして、球払出爪13と爪車14との係合解除後に引続き、プランジャ24の矢印X1方向への移動により、隙間Hがゼロとなり、第2ばね4の上端がコア25の下面に接触し、第2ばね4がコア25とカップリング28とで圧縮される。これによって、プランジャ24には第1ばね3のばね力と第2ばね4のばね力との合力が付勢される。
【0023】
上記とは逆に、電磁ソレノイド5の励磁コイル23が消磁し、プランジャ24が第1ばね3のばね力と第2ばね4のばね力との合力である復帰ばね2のばね力により矢印X3方向に移動を開始すると、リンク機構12がレバー軸31を中心として矢印Y1の逆方向に回転し、第1ばね3が圧縮する。これと平行し、リンク機構12の矢印Y1の逆方向への回転に伴い球払出爪13が矢印Y1と逆方向に下がる。
【0024】
そして、球払出爪13の下降開始から爪車14との係合直前までは、カップリング28がストッパ30側に移動し、第2ばね4が伸長し、隙間Hが広くなるが、第2ばね4の上端はコア25の下面に接触している。このため、プランジャ24には第1ばね3のばね力と第2ばね4のばね力との合力が付勢されている。
【0025】
引続き、プランジャ24の矢印X3方向への移動により、球払出爪13と爪車14との係合直前において隙間Hが最大となり、その後、球払出爪13と爪車14とが係合し、球払出スプロケット6の矢印W方向への回転が停止し、球15が球通路11に留置かれ、球15の払出しが停止する。
【0026】
要するに、電磁ソレノイド5が単動型であって、プランジャ24の全移動距離でプランジャ24にばね力を与える第1ばね3と、球通路11に対する球15の払出を阻止又は許容の何れか一方の動作後にプランジャ24にばね力を作用する第2ばね4とに分別構成されたことにより、球払出装置1での球払出阻止及び許容の双方の動作を高速化できる。
【0027】
図2も参照し、前記球払出装置1での球払出阻止及び許容の双方向動作の高速化ついて説明する。図2では、横軸がプランジャ24のストローク(移動距離)、縦軸がプランジャ24に付勢されるばね力、実線L1が第1ばね3のばね力特性、点線L2が第2ばね4のばね力特性、一点鎖線L3が第1ばね3のばね力と第2ばね4のばね力との合力特性、仮想線L4が対比例のばね力特性である。プランジャ24が最下位置S1から最上位置S4側に移動を開始すると、実線L1に示す第1ばね3のばね力がプランジャ24に付勢される。
【0028】
そして、プランジャ24が係合位置S2を第2ばね効き始め位置S3に到達するまでは、プランジャ24に付勢されるばね力は実線L1に示す第1ばね3のばね力だけのF1となる。その後、プランジャ24が第2ばね効き始め位置S3を最上位置S4側に過ぎると、一点鎖線L3で示す合力がプランジャ24に付勢される。最後に、プランジャ24が最上位置S4に到達すると、プランジャ24に付勢される合力は一点鎖線L3に示すF4となる。
【0029】
つまり、プランジャ24が最下位置S1から第2ばね効き始め位置S3まで移動する過程では、プランジャ24には第1ばね3のばね力だけしか付勢されないので、プランジャ24に付勢されるばね力がプランジャ24を移動する磁気エネルギーに対し小さな抵抗となり、プランジャ24が磁気エネルギーにより高速に移動して球払出爪13を爪車14より迅速に解除する。
【0030】
又、プランジャ24が最上位置S4から第2ばね効き始め位置S3まで移動する過程では、プランジャ24には仮想線L3で示す第1ばね3と第2ばね4とによる合力が付勢されているので、プランジャ24が第1ばね3と第2ばね4とのばね力により高速に移動する。その直後にプランジャ24が球払出爪13と爪車14との係合位置S2に到達し、球払出爪13が爪車14に迅速に係合する。この結果、球払出装置1での球払出阻止及び許容の双方の機構動作が高速化され、球払出速度が高くなっても、球払出機構動作と球払出速度とを整合させ、払出される球数の正確さを高めることができる。
【0031】
これに対し、対比例は仮想線L4で示すように復帰ばね2が1つの場合である。よって、次のような不都合がある。対比例の構造ではプランジャが磁気エネルギーで一方向に移動する過程において復帰ばね2を圧縮又は伸長の一方形態とし、上記磁気エネルギーが消磁されることにより、復帰ばね2が伸長又は圧縮の他方形態となる。このため、仮想線L4で示す復帰ばね2のばね力特性の傾斜角度が大きくなるように、復帰ばね2のばね力を強くし、ばね力で移動するプランジャの速度を速くすると、プランジャを移動する磁気エネルギーに対するばね力による抵抗が大きくなり、磁気エネルギーで移動するプランジャの移動速度が遅くなる。よって、復帰ばね2のばね力を強くすると、球払出阻止又は許容の一方動作が速くなるものの、球払出許容又は阻止の他方動作が遅くなってしまう。
【0032】
又、アクチュエータは電磁ソレノイド5に限定されないが、球払出スプロケット6に対し回転抵抗部材7を設けたことにより、回転抵抗部材7が球払出スプロケット6の回転速度を抑えて、球払出装置1での球払出速度を球払出機構動作に整合させ、払出される球数の正確さを高めることができる。つまり、回転抵抗部材7が無い場合、球を5個払出す場合と25個払出す場合とでは、25個払出す方が5個払出すよりも、球払出スプロケット6が球15から受ける慣性が大きく、球払出スプロケット6の回転速度が速くなる。このため、実施形態のように、回転抵抗部材7により球払出スプロケット6の回転速度を抑えることにより、1回の球払出動作で多数の球15を払出す場合でも、球払出スプロケット6の回転速度を異常に高速になることがないように抑制して、球払出機構動作が高速でなくても、球払出機構動作と球払出速度とを整合させ、払出される球数の正確さを高めることができる。
【0033】
更に、アクチュエータは電磁ソレノイド5に限定されないが、払出球検出器8が球払出スプロケット6より解放されて自重落下する球を検出するように配置されたことにより、球払出スプロケット6のような球払出機構より解放された球15が払出球検出器8で検出されて、払出球検出器8で検出された以降の球15が球払出機構中に残存するようなことは阻止し、払出される球数の正確さを高めることができる。
【0034】
つまり、球払出スプロケット6と上流側球通路壁20及び下流側球通路壁21が前述したr1<r2<r3、r3−r1>R等の寸法関係で設定されており、図3のa図に示す球払出待機状態(前述の球払出阻止状態と同じ)では球払出スプロケット6の回転が停止しており、球15が球払出スプロケット6の切欠部19と上流側球通路壁20との間に取込まれている。次に、図3のb図に示す球放出開始状態(前述の球払出許容状態と同じ)では球払出スプロケット6が回転を開始し、球15が段差部22を通過して球払出スプロケット6より離れて下流側球通路壁21に落下する。
【0035】
更に、図3のc図に示す払出球検出状態では、球払出スプロケット6の回転が更に進み、球払出スプロケット6より下流側球通路壁21に落下した球15が下流側球通路壁21を流下する過程において払出球検出器8の検出素子部8aで検出される。1個の球15が払出球検出器8によって検出される際、上部の球15a(球15と同じであるが、ここの説明では上部の球と下部の球とを明確に示すことから、下部の球に符号15を付し、上部の球に符号15aを付した)とは上流側球通路壁20の側に位置している。よって、球払出スプロケット6の切欠部19による上方の球15と下方の球15とを切分ける機能に加え、球15が段差部22より下流側球通路壁21に落下するこにより、上方の球15と下方の球15とが更に確実に切分けられる。そして、段差部22より下流側球通路壁21に落下した球15は球払出スプロケット6より離れているので球払出機構中に残存するようなことはない。
【0036】
図4を参照し、球払出装置1の全体構造について説明する。球払出装置1はアクチュエータユニット40を備える。アクチュエータユニット40では、第1ばね3、第2ばね4、電磁ソレノイド5、リンク機構12、球払出爪13、爪ばね34等が、前記装置本体10に相当する、外部より内部を見ることが可能な透視性の在る合成樹脂製のアクチュエータユニットケース41に組付けられる。アクチュエータユニットケース41は、筒状の位置決定兼取付孔部42、取付孔部43、組立操作孔44を備える。レバー軸31は金属製であって、アクチュエータユニットケース41の成形時にアクチュエータユニットケース41にインサート成形法により組付けられる。符号5aは電磁ソレノイド5の配線である。
【0037】
そして、位置決定兼取付孔部42が前記装置本体10に相当する導電性を有する合成樹脂製の装置ベース46に設けられた図外の位置決定凹部に前側より嵌合され、止ねじ45が取付孔部43より装置ベース46に設けられた図外の取付孔部43に締結されることにより、アクチュエータユニット40が装置ベース46の前側に取付けられる。又、装置ベース46の裏側には球払出樋ユニット47及び球払出計数ユニット60が止ねじ65;66により取付けられる。
【0038】
球払出樋ユニット47では、アクチュエータユニットケース41と同様な透視性の在る合成樹脂製の球払出樋ベース48より前側に上方より下方に蛇行する球通路形成用の相対峙する通路壁49が前側に突出される。そして、球払出樋ユニット47が装置ベース46に取付けられることにより、図1の球通路11が形成される。球通路11の上部一側には球入口50が形成される。球払出樋ベース48には上部の球確認スイッチ51と下部の球抜機構52とが組付けられる。球抜機構52は合成樹脂製の球抜カバー53より外側に突出したレバー54を備える。このレバー54は装置ベース46の一側部に組付けられた球抜レバー55により動かされる。
【0039】
例えば、通常時には、レバー54が球抜機構52に内蔵された図外のばねにより下方に引張られていることにより、球払出樋ベース48の前側に設けられた球抜機構52の図示しない球流出方向切替樋が球払出スプロケット6より上流側の球通路11(図1参照)を形成する。そして、球抜時には、球抜レバー55が人為的に操作されてレバー54を持上げることにより、球流出方向切替樋が球払出計数ユニット60の球抜通路61に接続する。球払出樋ベース48には球通路掃除用の長孔56が球確認スイッチ51と球抜機構52との間に設けられる。
【0040】
球払出計数ユニット60では、前後に分割されて合掌状に組合された第1・第2球払出計数ユニットケース62;63を備える。第1・第2球払出計数ユニットケース62;63は球払出樋ベース48と同様な透視性の在る合成樹脂により形成される。第1・第2球払出計数ユニットケース62;63には、図1の球払出スプロケット6が内蔵され、外部に払出球検出器8が組付けられる。アクチュエータユニット40と球払出計数ユニット60とが装置ベース46に組付けられる場合、組立操作孔44よりリンク機構12を操作することにより、球払出爪13と爪車14とを係合させる。
【0041】
図5を参照し、球払出計数ユニット60の内部構造について説明する。スプロケット軸18は金属製であって、第2球払出計数ユニットケース63にインサート成形法若しくは圧入法により組付けられる。球払出スプロケット6は球15に対し滑性の良好な合成樹脂により形成され、中央部に金属製の軸受67を前後に備える。これらの軸受67はインサート成形法により球払出スプロケット6に固定される。球払出スプロケット6と第2球払出計数ユニットケース63との間には、スプロケット軸18を非接触に囲むコイル状のばねとして形成された金属製の回転抵抗部材7が圧縮された状態で配置される。回転抵抗部材7の一端が第2球払出計数ユニットケース63に接触し、回転抵抗部材7の一端が滑性のスペーサ68を介して球払出スプロケット6を前側に押圧する。これによって、前側の軸受67が第1球払出計数ユニットケース62に滑性のスペーサ69を介して押付けられ、結果として、回転抵抗部材7が球払出スプロケット6の回転を抑える。
【0042】
図6は電磁ソレノイド5のアクチュエータユニットケース41への取付構造について説明する。アクチュエータユニットケース41には筒状の取付孔部71と位置決定凸部72とが設けられる。取付孔部71及び位置決定凸部72はアクチュエータユニットケース41より延設された壁73により互いに連結される。壁73にはリブ74が位置決定凸部72と対応して設けられる。電磁ソレノイド5のブラケット26には貫通孔75と位置決定孔部76とが設けられる。そして、位置決定凸部72と位置決定孔部76とが嵌め合され、止ねじ77が貫通孔75より取付孔部71に締結されることにより、電磁ソレノイド5がアクチュエータユニットケース41に位置決めされた状態で取付けられる。ストッパ30には連結部材27を非接触に通す溝78が設けられる。
【0043】
図7を参照し、カップリング28の内部構造について説明する。カップリング28は第2ばね4を受止める大径部80と第2ばね4の内部に非接触に挿入配置される小径部81とを備える。そして、プランジャ24と連結部材27とカップリング28とがピン29により結合され、カップリング28がストッパ30に接触した状態において、プランジャ24とストッパ30との間にはクリアランス82が形成される。これによって、金属製のプランジャ24と磁化されない金属製のストッパ30との衝突が避けられ、合成樹脂製のカップリング28がストッパ30と衝突する。又、第2ばね4はカップリング28の小径部81によりプランジャと接触することは避けられる。
【0044】
図8を参照し、球払出計数ユニット60の装置ベース46への取付構造について説明する。装置ベース46の裏面には平坦状の球払出計数ユニット収納部85が設けられる。球払出計数ユニット収納部85には、取付孔部86、爪車逃部87、スプロケット軸逃部88、位置決定凹部89、位置決定兼取付孔部90、球払出出口逃部91が形成される。球払出計数ユニット60の第1・第2球払出計数ユニットケース62;63には貫通孔92を備える。第1球払出計数ユニットケース62の前面には位置決定凸部93及び位置決定兼取付孔部94が設けられる。
【0045】
そして、第1球払出計数ユニットケース62より前側に膨出された球払出出口17が装置ベース46の球払出出口逃部91に配置され、球払出計数ユニット60の位置決定凸部93及び位置決定兼取付孔部94が装置ベース46の位置決定凹部89及び位置決定兼取付孔部90に嵌め込まれれた状態において、止ねじ65が貫通孔92より取付孔部86に締結され、止ねじ66が位置決定兼取付孔部94の中抜孔より位置決定兼取付孔部90の中抜孔に締結されることにより、球払出計数ユニット60が装置ベース46に位置決めされた状態で取付けられる。符号97は払出球導入口部、98は抜球導入口部である。
【0046】
第1実施形態の場合、図4の位置決定兼取付孔部42と図8の取付孔部86とが互いに向き合い、図8の位置決定兼取付孔部90と図8の位置決定兼取付孔部94とが互いに嵌合した状態において、図4のアクチュエータユニット40と装置ベース46と球払出計数ユニット60とが互いに止ねじ65により締結されることにより、アクチュエータユニット40と装置ベース46及び球払出計数ユニット60相互が位置決めされて組立てられている。又、図6のように位置決定凸部72と位置決定孔部76との嵌合により、アクチュエータユニットケース41及び電磁ソレノイド5相互が位置決めされて組立てられている。これによって、図2の球払出爪13と爪車14との係合位置S2が正確に設定され、常時、球払出爪13と爪車14との係合・解除のタイミングが正確となり、係合位置S2と第2ばね効き始め位置S3とが正確になる。
【0047】
図9を参照し、パチンコ機の裏側について説明する。100は前枠、101は前枠100に取付けられたリアプレート、102はリアプレート101に取付けれたタンク、103はタンク102に取付けられた誘導樋、104は球払出装置1に取付けられたリアカバー、105は前枠100に取付けられた電源装置、106は電源装置105の裏側に配置された球発射制御装置、107は前枠100に取付けられた球樋ユニット、108は球樋ユニット107に取付けられた球払出制御装置である。電源装置105はリアプレート101に取付けられても良い。そして、図外の島側の補給設備よりタンク102に供給された球は誘導樋103を経由して球払出装置1に供給される。この図9では球払出装置1が1つでも良いが、球払出装置1を複数用いる場合、複数の球払出装置1を前後に配置すれば良い。
【0048】
図1におけるブラケット26は電磁ソレノイド5の磁気エネルギーにより磁化されないステンレスにより形成され、連結部材27は電磁ソレノイド5の磁気エネルギーにより磁化されない黄銅により形成され、カップリング28は磁気エネルギーにより磁化されない合成樹脂により形成されている。
【0049】
図10は本発明の第2実施形態に係る復帰ばね2の構造について説明する。復帰ばね2が外側の第1ばね110と内側の第2ばね111とに分別構成される。第1ばね110は前記第1ばね3に相当し、第2ばね111は前記第2ばね4に相当する。そして、第2ばね111がカップリング28の小径部81を非接触に囲み大径部80に載せられたことにより、第2ばね111とコア25との間に隙間Hが形成される。第1ばね110が第2ばね111及び大径部80を非接触に囲み大径部80より外側に突出したフランジ部112に載せられる。よって、第1ばね110と第2ばね111とが同じ場所に配置されるので、図1のばね止33を省略することができ、又、リンク機構12より第1ばね3を係留する部分を省略することができ、装置構造が簡素化できる。
【0050】
図11は本発明の第3実施形態に係る復帰ばね2の構造について説明する。復帰ばね2が第1ばね120と第2ばね121とにより構成される。第1ばね120は前記第1ばね3に相当し、第2ばね121は前記第2ばね4に相当する。第1ばね120はばね力が弱く、第2ばね121はばね力が強い(第1ばね120のばね定数<第2ばね121のばね定数)。そして、第1ばね120の一端と第2ばね121の一端とが符号123で結合され、第1ばね120と第2ばね121とが縦列状に連結され、1つの筒状に形成される。よって、復帰ばね2としての部品点数が減り組立作業が良くなる。第3実施形態によれば、第1ばね120のばね力が第2ばねのばね力よりも広い範囲でプランジャ24に作用する。例えば、第1ばね120と第2ばね121とが縮みばねとして作用される場合、大まかには、第1ばね120が圧縮され尽くした後、第2ばね121のばね力がプランジャ24に作用する。第3実施形態の復帰ばね2は、図4の第1ばね3のようにアクチュエータユニットケース41とリンク機構12とに掛渡されるか、図4の第2ばね4のようにプランジャ24周りに配置されば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の主要構造を示す摸式図。
【図2】 同第1実施形態のプランジャ移動距離と復帰ばねとの関係を示す図。
【図3】 同第1実施形態の払出球検出動作を示す工程図。
【図4】 同第1実施形態の全体外観を示す斜視図。
【図5】 図4のA−A線断面図。
【図6】 同第1実施形態の電磁ソレノイドの取付構造を示す断面図。
【図7】 図6のB−B線断面図。
【図8】 同第1実施形態の球払出計数ユニットの取付構造を示す斜視図。
【図9】 同第1実施形態のパチンコ機の裏面図。
【図10】 本発明の第2実施形態を示す断面図。
【図11】 本発明の第3実施形態を示す摸式図。
【符号の説明】
2 復帰ばね
3;110;120 第1ばね
4;111;121 第2ばね
5 電磁ソレノイド
6 球払出スプロケット(球払出部材)
7 回転抵抗部材
11 球通路
20 上流側球通路壁
21 下流側球通路壁
22 段差部

Claims (5)

  1. 球通路より流下する上方の球と下方の球とが互いに接触しないように切分ける球払出スプロケットと、前記球払出スプロケットと一緒に回転する爪車と、この爪車に係合することで前記球払出スプロケットの回転を停止させる球払出爪と、前記球払出爪と爪車との係合を解除する電磁ソレノイドとを備えたパチンコ機の球払出装置であって、
    前記球払出爪のレバー軸に回転可能に取付けられたリンク機構と、前記電磁ソレノイドと前記リンク機構とを連結する連結部材と、第1ばねと、第2ばねとを備え、
    前記電磁ソレノイドは、励磁コイルと、コアと、一端が前記コアに連結されるプランジャとを有し、コアがブラケットで装置本体に取付けられ、
    前記プランジャの他端と前記連結部材の一端連結され、
    前記連結部材の他端と前記リンク機構の一端とが連結され、
    前記第1ばねは、前記球払出爪と爪車とが係合しているときには自由長より伸長した状態で、かつ、前記プランジャが前記球払出爪と爪車との係合を解除する方向に移動したときには長さが更に伸長されるように、一端が前記装置本体に取付けられ、他端が前記リンク機構の他端に取付けられて、前記プランジャに前記球払出爪と爪車との係合を解除する方向とは反対方向にばね力を付勢し、
    前記第2ばねは、前記プランジャの他端に設けられたばね受け部と前記コアとの間に配置され、
    前記球払出爪が前記爪車に係合しているときは、前記第2ばねの一端が前記ばね受け部に接触し、かつ、前記第2ばねの他端と前記コアとの間には隙間が形成され、
    前記隙間は、プランジャが前記リンク機構を介して前記球払出爪と爪車との係合を解除した後に、前記第2ばねの他端が前記コアに接触して前記第2ばねが収縮するように設定されていることを特徴とするパチンコ機の球払出装置。
  2. 前記球払出スプロケットの回転を抑える回転抵抗部材を備えたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の球払出装置。
  3. 前記回転抵抗部材が前記球払出スプロケットを収納するケースと前記球払出スプロケットとの間に設けられたばねにより形成されたことを特徴とする請求項2記載のパチンコ機の球払出装置。
  4. 前記球払出スプロケットより放出された球を検出する払出球検出器を備えたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の球払出装置。
  5. 前記球払出スプロケット周りの球通路が、前記球払出スプロケットとの協働で球を一方向に誘導する上流側球通路壁と、前記球払出スプロケットとの非協力で球を一方向に誘導する下流側球通路壁と、上流側球通路壁と下流側球通路壁とを繋ぐ段差部とを備えたことを特徴とする請求項4記載のパチンコ機の球払出装置。
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