JP4327814B2 - メダル払い出し装置を有する遊技機 - Google Patents
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Description
このタイプのメダル払い出し装置においては、メダル移送通路200の先端部に払い出しセンサ300が設けられている。これは、メダル排出口から排出されたメダルが揺動部材を押し上げることにより、遮光センサを遮り、メダルの通過をセンシングするものである。そして、実際にメダルを払い出した確認の信号を遊技機の制御装置に出力するようになっている。制御装置は、このメダル払い出し信号をカウントし、所定枚数のメダルが払い出されたら払い出し装置の作動を停止するように形成されている。
すなわち、請求項1に記載の発明は、メダル払い出し装置のメダル移送通路を通過するメダルのセンシングにより、ゴト行為を効果的に予防することができるとともに、初動時に無用なエラーが出ないようにした遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項に記載された発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、この発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、かっこ内の符号及び図面番号は、発明の実施の形態において用いた符号及び番号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、メダルを貯留可能なホッパータンク(12)、前記ホッパータンク(12)内のメダル(M)を一枚ずつホッパータンク(12)から排出させるための回転ディスク(14)、この回転ディスク(14)を回転させるための駆動モータ(13)、前記ホッパータンク(12)から排出されたメダル(M)をメダル受入口(22)から受け入れ、受け入れたメダルをメダル排出口(23)からメダル払い出し装置(1)の上方に排出するためのメダル移送通路(20)を備え、このメダル移送通路(20)には、メダルの通過を検知するためのセンサ(移送確認センサ30)をメダル1個分よりも大きい間隔をあけて二つ備えているメダル払い出し装置(1)を有しているとともに、前記センサ(30)からの検知信号を受信して、異常を検出可能な移送確認制御手段を制御装置に有する遊技機であって、前記移送確認制御手段は、前記センサ(30)のうち、一のセンサ及び他の一のセンサのメダル検知タイミングが所定タイミングの場合に、メダルが正常に移送されていることを確認可能であり、前記メダル移送通路(20)内にメダルが存在していない遊技機の初動時において、前記センサ(30)のうち前記メダル受入口(22)側に位置する一のセンサ(第二センサ32)が、二つのセンサの間に入るメダルの個数分の回数だけメダルを検知する間は、他の一のセンサの検知が無くても、検知異常としないように形成されていることを特徴とする。
ここで、メダル移送通路(20)は、ホッパータンク(12)から垂直方向又は斜め上方に向かって延設されるものである。そして、このメダル移送通路(20)には、メダルの移送を直径部分で検知する少なくとも二つの移送確認センサ(30)が設けられている。本発明においては、移送確認センサ(30)の種類は問わない。例えば遮光センサ(図9(B)参照)、磁気センサ、リミットスイッチ(図9(A)参照)等とすることができる。
なお、本発明において、前記メダル移送通路(20)は、前記ホッパータンク(12)から排出されたメダル(M)を移送通路内に受け入れるメダル受入口(22)と、メダル(M)をメダル払い出し装置(1)の外部に排出するメダル排出口(23)との間に、メダル(M)がホッパータンク(12)内に逆流するのを防止するための逆流防止手段(24)を有し、前記センサ(30)は、前記逆流防止手段(24)よりも上方に二つ設けられているように形成することができる。すなわち、メダル移送通路(20)が長い場合に、通路内のメダルが自重で下方にずり落ちて、ホッパータンク(12)に逆流するのを防止するための逆流防止手段(24)を設けたものである。逆流防止手段(24)としては、例えば逆止ボールを用いたり(図8参照)、板バネを用いて、通路内のメダル(M)を係止させるものが挙げられる。このように形成した場合には、メダルの逆流による検知信号の乱れを生じさせることがないので、より的確なメダル移送の検知を行うことができる。
図1乃至図9は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1はメダル払い出し装置の斜視図、図2はメダル払い出し装置の側面図及びメダル送出部の説明図、図3乃至図5はメダル移送通路とセンサの取り付け位置を示す概略図、図6及び図7はセンサ1、2のタイミングチャートを示す図、図8は逆流防止手段の縦断面図、図9は移送確認センサの具体例をそれぞれ示すものである。
(メダル払い出し装置1)
メダル払い出し装置1は、図1に示すように、大きく分けてホッパー本体10及びメダル移送通路20からなる。ホッパー本体10は、遊技メダルを貯留すると共に、入賞等により払い出されるメダルMをメダル移送通路20に強制的に送り出すためのものである。また、メダル移送通路20は、ホッパー本体10から強制的に送り出されたメダルを、遊技機のメダル払い出し口まで移送するためのものであり、移送されるメダルをセンシングするための移送確認センサ30を有している。
(ホッパー本体10)
ホッパー本体10は、メダルを貯留するためのホッパータンク12と、支持体11に固定された駆動モータ13と、この駆動モータ13に軸着され、前記ホッパータンク12の内部に回転可能に支持される回転ディスク14を備えている。
回転ディスク14は、前記ホッパータンク12の内側壁に収納され、前記駆動モータ13の駆動により、図2(B)に示す白矢印の方向に回転するものである。そして回転ディスク14は、外周に沿って形成されたメダル嵌入溝15と、メダル嵌入溝15にメダルMを導入すると共に溝内のメダルMを押さえるためのメダル押さえ16を有している。このメダル押さえ16は、回転ディスク14の回転により、仕切板18の底部間隙から流入してきたホッパータンク12内のメダルMを拾い上げ、メダルMがメダル嵌入溝15に一枚ずつ並列した状態で回転ディスク14とともに回転し、上方に移動させることができるように形成されている。
(メダル移送通路20)
メダル移送通路20は、図1に示すように、前記ホッパー本体10から上方に向かって延設された薄板状の部材であり、長手方向にわたって、メダルMを側面が接した状態で一枚ずつ並列して移送可能なメダル移送溝21が形成されている。
図2(B)に示すように、メダル移送通路20の一端にはメダル受入口22が形成され、メダル移送通路20は、このメダル受入口22が前記メダル送出部19と合致するようにホッパー本体10に取り付けられている。そして、メダル移送通路20の他端は、メダルMを一枚ずつ排出可能なメダル排出口23となっている。
(移送確認センサ30)
さて、前記メダル移送通路20には、図1及び図2(A)に示すように、メダル移送溝21内を移動するメダルを検知するための移送確認センサ30が複数設けられている。
移送確認センサ30は、メダル排出口23付近に設けられた第一センサ31と、第一センサ31及び逆流防止手段24の間に設けられた第二センサ32とからなる。
また、第二センサ32は、図9(A)に示すように、ケース内にバネ等を介してメダル移送溝21の内側壁に突出可能に取り付けられた可動部材36と、この可動部材36後端部と接触することにより通電し所定の信号を発信可能な通電部35を有するリミットスイッチである。具体的には、前記可動部材36は、常態ではバネの力によりケースから突出し、メダル移送溝21の内側壁から突出している。メダルMの直径部分が第二センサ32の位置まで来ると、可動部材36はケース内に押し込まれ、通電部35と接触してON、OFFが切り替わってメダルMの通過を検知する。
さらに、メダルMの直径をdとすると、第一センサ31及び第二センサ32の距離はa×dとなっている。例えば、a=3とすれば、図3に示すように、第一センサ31及び第二センサ32の距離は3dとなる。そして、このa値を変化させることにより、二つのセンサのON、OFFのタイミングが変わってくるが、これについては以下に述べる。
(センサによるメダルの移送確認)
次に、メダル移送通路20を移送されるメダルMのセンシングにより、トラブルを検出する方法について説明する。
また、以下の説明は、メダル払い出し装置1には、遊技機が作動可能になる前に、メダルが収納されている場合について述べる。すなわち、遊技機の電源をONにして移送確認センサ30及び前記移送確認制御手段が作動するときには、メダル移送通路20にメダルが充填されているようにしてあるものである。例えば、遊技機の初動時において、メダル払い出し装置1と遊技機の制御装置とを接続する前に、ホッパー本体10からメダルがちゃんと払い出されるかどうかの作動テストを行い、正常に作動したら制御装置と接続して、遊技に対応した払い出し制御や前記移送確認制御手段による制御を開始可能としてある。こうしておけば、遊技機の初動時にエラー信号が発せられる不都合がない。
一方、図6(B)、(C)に示したようなセンシング状態となった場合には、何らかの不正が行われているものと推測できる。すなわち、図6(B)に示すように、第二センサ32が作動していないのに、第一センサ31のみが作動している場合には、メダル排出口23に外部から物理的な操作が与えられ、例えばメダルを無理に取り去ったような事態を想定できる。また、図6(C)に示すように、第一センサ31がON、OFFを繰り返す間に、第二センサ32が二回以上ON、OFFを繰り返した場合には、第一センサ31に不正な操作、例えば遮光センサの揺動部材34を開きっぱなしにしてメダルが通過しても遮光しないような操作を行っているような事態が想定できる。かかる場合には、所定のエラー信号を発信し、遊技機にエラー表示をさせたり、駆動モータ13を駆動停止させたり、あるいはホールコンピュータに通報するなどの対処を行うようにする。
以上述べた例は、上記メダル払い出し装置1を設置した遊技機の初動時においてメダル払い出し装置1のメダル移送通路20にメダルが充填されていることを前提としたものであったが、このようにして設置しない場合には、遊技機の初動時には必ずエラー信号(図6(B)の検知信号によるエラー)が出されることとなる。そこで、本実施の形態では、第二センサ32がメダル検知を始めてから所定回数(第一センサ31と第二センサ32との間に入るメダルの個数分)の間は、第一センサ31の検知が無くてもエラーとしないような制御を行うように移送確認制御手段の設定をしてある。
10 ホッパー本体 11 支持体
12 ホッパータンク 13 駆動モータ
14 回転ディスク 15 メダル嵌入溝
16 メダル押さえ 17 導入ピン
18 仕切板 19 メダル送出部
20 メダル移送通路 21 メダル移送溝
22 メダル受入口 23 メダル排出口
24 逆流防止手段 21 カバー部材
22 ボール
30 移送確認センサ 31 第一センサ(他の一のセンサ)
32 第二センサ(一のセンサ) 33 受発光部
34 揺動部材 35 通電部
36 可動部材
Claims (1)
- メダルを貯留可能なホッパータンク、前記ホッパータンク内のメダルを一枚ずつホッパータンクから排出させるための回転ディスク、この回転ディスクを回転させるための駆動モータ、前記ホッパータンクから排出されたメダルをメダル受入口から受け入れ、受け入れたメダルをメダル排出口からメダル払い出し装置の上方に排出するためのメダル移送通路を備え、このメダル移送通路には、メダルの通過を検知するためのセンサをメダル1個分よりも大きい間隔をあけて二つ備えているメダル払い出し装置を有しているとともに、
前記センサからの検知信号を受信して、異常を検出可能な移送確認制御手段を制御装置に有する遊技機であって、
前記移送確認制御手段は、前記センサのうち、一のセンサ及び他の一のセンサのメダル検知タイミングが所定タイミングの場合に、メダルが正常に移送されていることを確認可能であり、前記メダル移送通路内にメダルが存在していない遊技機の初動時において、前記センサのうち前記メダル受入口側に位置する一のセンサが、二つのセンサの間に入るメダルの個数分の回数だけメダルを検知する間は、他の一のセンサの検知が無くても、検知異常としないように形成されていることを特徴とする遊技機。
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