JP4952041B2 - 硬貨取扱装置 - Google Patents

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本発明は、現金自動取引装置に内蔵され硬貨の入出金処理を行う硬貨入出金機や釣銭機等の硬貨取扱装置に関する。
従来、硬貨入出金機や釣銭機においては、硬貨を受け入れる入金機能と、硬貨を貯留しておく金庫機能および硬貨を出金する出金機能を有している。図29に従来の硬貨取扱装置を示す。
図29において、硬貨取扱装置1には、投入された硬貨2を1枚ずつ分離して装置内へ取り込む入金取込部3、入金取込部3から繰り出された硬貨2を1枚ずつ搬送する入金搬送路4、入金された硬貨2の金種および真偽を判別する認識部5、認識部5で異常と判別された硬貨を通常の入金ルートから排除するリジェクト口6、リジェクト硬貨を貯留しておくリジェクト庫7、認識部5で正常と判別された硬貨2の通過を監視する確定センサ8、確定センサ8を通過した硬貨2を金種ごとに選別する選別口9〜14、各金種の選別口9〜14により選別された硬貨2を金種ごとに貯留しておく金種別金庫15〜20が設けられている。
金種別金庫15〜20にはそれぞれ図示しない出金繰出し部が設けられており、金種別金庫15〜20に貯留された硬貨2を1枚ずつ分離して計数しながら出金搬送路21に繰出すようになっている。出金搬送路21は金種別金庫15〜20から繰り出された硬貨2を出金口22へ搬送する。出金口22は搬送されてきた硬貨2を受け入れるもので、ここから利用者が硬貨2を取り出せるようになっている。
このような硬貨取扱装置を示すものとして、例えば、特開2002−216207号公報に開示されるものがある。
上記構成の装置においては、金種別金庫15〜20に貯留された硬貨2を1枚ずつ分離して計数しながら繰出す出金繰出し部において、硬貨2が確実に出金繰出し部から繰出され、繰出したものと認識した硬貨が再び出金繰出し部に戻らないようにする必要がある。このための従来の一般的な方法としては、図30に示すように、出金繰出し部23から、一旦繰出された硬貨が再び出金繰出し部23に戻らないようにするレバー24に設け、さらに硬貨が繰出されたことを検出する検出センサ25を設ける方法である。
図30において、出金繰出し部23の繰出し円盤26から硬貨2が繰出されると、硬貨2は検出センサ25方向へ移動する(実線で示す位置から点線で示す位置に移動する)。検出センサ25が検出する位置(点線で示す位置)まで硬貨2が移動すると、レバー24が硬貨2の背後に移動し、硬貨2の逆戻りを阻止する。
特開2002−216207号公報
しかしながら上記構成の装置においては、硬貨2が通過した背後にレバー24が入り込めるまで硬貨2が移動した時点で、検出センサ25が硬貨2を検出する必要があるので、繰出し部23と検出センサ25との距離を少なくとも硬貨1枚分は確保する必要があった。これは装置の小型化を妨げる要因のひとつになっていた。
そこで本発明は、硬貨の繰出しを検出する検出手段を繰出し部に近接して設けることを可能にし、以って装置の小型化を可能にする硬貨取扱装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために第1の発明は、1枚ずつ繰り出された硬貨の通過を検出手段により検出することにより硬貨が繰り出されたか否かを判定する硬貨取扱装置において、前記検出手段を硬貨の繰り出し部に近接させて配設し、前記検出手段が硬貨を検出している時間を基準時間と比較して前記硬貨を検出している時間が前記基準時間より短いときに硬貨が繰出されたと判定する比較判定手段と、前記基準時間を変更する変更手段とを設け、繰出し停止動作開始から所定時間経過後は、前記変更手段は、前記所定時間経過前よりも前記基準時間を長くし、前記比較判定手段は、前記硬貨を検出している時間が前記基準時間より長いときに硬貨が繰出されたと判定するようにしたことを特徴とするものである。
また第2の発明は、1枚ずつ繰り出された硬貨の通過を検出手段により検出することにより硬貨が繰り出されたか否かを判定する硬貨取扱装置において、前記検出手段を硬貨の繰り出し部に近接させて硬貨の繰り出し方向に沿って複数配設し、前記複数の検出手段は1つの硬貨を同時に検出可能間隔に配設され、前記複数の検出手段が硬貨を検出している時間を基準時間と比較して硬貨が繰出されたと判定する比較判定手段を設け、前記比較判定手段は、前記複数の検出手段の少なくとも1つの検出手段が硬貨を検出している時間が前記基準時間より長い場合に硬貨は繰り出されないと判定するようにしたことを特徴とするものである。
第1の発明によれば、検出手段を硬貨の繰り出し部に近接させて配設し、繰り出し停止動作開始から所定時間経過前と経過後とで硬貨の繰出しを判定するための基準時間を変えたので、繰出し停止動作開始後は正常な硬貨繰出しと誤って判定することはなく、よって装置の小型化が可能になる。
また第2の発明によれば、複数の検出手段を硬貨の繰出し部に近接させて配設し、複数の検出手段の硬貨検出時間に基づいて硬貨が繰出されたか否かを判定するようにしたので、硬貨の繰出しを正確に判定でき、以って装置の小型化が可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図1は本発明の第1の実施の形態の硬貨取扱装置の要部を示す平面図、図2は第1の実施の形態の硬貨取扱装置を示す平面図、図3は第1の実施の形態の硬貨取扱装置の要部を示す概略側面図である。まず図2にしたがって第1の実施の形態の硬貨取扱装置の全体構成について説明する。
図2において、第1の実施の形態の硬貨取扱装置31は、投入された硬貨2を1枚ずつ分離して装置内へ取り込む入金取込部3、入金取込部3から繰り出された硬貨2を1枚ずつ搬送する入金搬送路4、入金された硬貨2の金種および真偽を判別する認識部5、認識部5で異常と判別された硬貨を通常の入金ルートから排除するリジェクト口6、リジェクト硬貨を貯留しておくリジェクト庫7、認識部5で正常と判別された硬貨2の通過を監視する確定センサ8、確定センサ8を通過した硬貨2を金種ごとに選別する選別口9〜14、各金種の選別口9〜14により選別された硬貨2を金種ごとに貯留しておく金種別金庫15〜20が設けられている。
リジェクト庫7及び金種別金庫15〜20の下部にはそれぞれ出金繰出し部32〜38が設けられている。出金繰出し部32〜38は、リジェクト庫7及び金種別金庫15〜20に貯留された硬貨2を1枚ずつ分離して計数しながら出金搬送路21に繰り出す。出金搬送路21は金種別金庫15〜20から繰出された硬貨2を出金口22へ搬送する。出金口22は搬送されてきた硬貨2を受け入れるもので、ここから利用者が硬貨2を取り出せるようになっている。
図3は入金搬送路と金種別金庫と出金搬送路の位置関係を示す。図3において、入金搬送路4はリジェクト庫7及び金種別金庫15〜20の上部に設けられており、入金搬送路4で搬送される硬貨2を金種ごとにリジェクト口7および選別口9〜14からリジェクト庫7および金種別金庫14〜18に落下させる構成となっている。
出金繰り出し部32〜38はリジェクト庫7および金種別金庫15〜20の下部の装置本体31aにそれぞれ設けられ、繰出しディスク39が回転可能に設けられている。リジェクト庫7および金種別金庫15〜20は、下方に向かって先細りの形状となっており、投入された硬貨2がすべて出金繰出し部32〜38に導かれるようになっている。また出金搬送路21は出金繰出し部32〜38の側方に設けられており、出金繰出し部32〜38から繰出された硬貨2を搬送する。
図1は出金繰出し部を示す平面図、図4は繰出しディスクを示す斜視図である。図1、図4において、出金繰出し部32〜38には、繰出しディスク39が回転可能に設けられている。繰出しディスク39はモータ40により回転駆動される。繰出しディスク39の周囲には側壁39aが形成され、硬貨2が繰出しディスク39上の外側へ飛び出すのを防止している。側壁39aには繰出し口41が形成され、この繰出し口41から硬貨2が繰出される。
繰出しディスク39を図4に示す。図1、図4において、繰出しディスク39は装着部42に回転可能に装着される。繰出しディスク39には、4つの穴43および下部の突起部44が形成されている。穴43は出金繰出し部に投入された硬貨2を入り込み装着部42の上面に位置させる。突起部44は繰出しディスク39の下部に設けられ、それぞれ湾曲形状に形成され、中央に切欠き部44aが形成されている。突起部44の高さは硬貨2の1枚分の厚さとほぼ同じに設定され、繰出しディスク39が回転することにより、穴43に入り込んだ最下位の硬貨2を移動させる。なお繰出しディスク39と装着部42の上面との間隔は1枚の硬貨2が移動できる程度に設定されている。
装着部42にはピン45が形成されている。ピン45は硬貨2の回転を阻止して硬貨2を繰出し口41へ導くものである。ピン45の配設位置は、繰出しディスク39が回転しても突起部44が突き当たらない位置、即ち、繰出しディスク39が回転するときに突起部44の切欠き部44aが通過する位置となっている。
図1において、繰出しディスク39の外側にはレバー24および検出センサ25が設けられている。レバー24は支点24aを中心に回転自在で、図示しないスプリングにより矢印A方向に付勢されており、先端部にはベアリング24bが回転自在に設けられている。レバー24は、繰出し口41から繰出された硬貨2を付勢力によりさらに繰出し方向に飛び出させるとともに、一旦繰出された硬貨2が再び繰出しディスク39の方向へ戻ろうとするのを阻止する。
検出センサ25は繰出し口41に近接して設けられている。即ち、検出センサ25は、検出センサ25が硬貨2を検出した時点で、硬貨2が出金繰出し部32〜38に戻ることができる位置に、配設されている。検出センサ25は発光素子と受光素子から構成されている。また繰出しディスク39の硬貨繰出し側には、ガイド壁46が形成されている。繰出しディスク39から出された硬貨2はガイド壁46に沿って繰出される。
図5は第1の実施の形態の硬貨取扱装置の制御ブロック図である。図5において、制御部51は硬貨取扱装置31の動作を制御するもので、制御部51は、認識部5、検出センサ25、モータ駆動部52および表示部53が接続されており、これらの各部を制御する。モータ駆動部52は、繰出しディスク39を回転させるモータ40を駆動する。制御部51は、検出センサ25からの検出信号を受信し、検出センサ25が硬貨2を検出している時間を基準時間と比較し、その比較結果に応じて硬貨2が繰出されているか否かの判定を行う機能を有する。また制御部51は、検出時間と比較する基準時間を変更する機能をも有するものである。
次に第1の実施の形態の動作を説明する。ここでは主に出金繰出し部32〜38から出金搬送路21に硬貨2を繰出す動作を説明する。図2および図3に示すリジェクト庫7および金種別金庫15〜20には、入金搬送路4を搬送され金種ごとに選別口9〜14から取り込まれた硬貨2が収納されている。
制御部51が出金指示を受信すると、モータ駆動部52を駆動して出金繰出し部32〜38のモータ40を回転させる。モータ40の回転により繰出しディスク39が回転する。図1において、繰出しディスク39は矢印B方向に回転し、繰出しディスク39の穴43から繰出しディスク39と装着部42の間に入り込んでいる硬貨2を移動させる。硬貨2は突起部44に押されて繰出しディスク39の回転方向に移動し、ピン45に突き当たる。
これにより硬貨2の回転方向への移動は阻止される。繰出しディスク39はなおも回転し続けるので、突起部44の湾曲形状により硬貨2は繰出し口41方向へ移動する。硬貨2が繰出し口41から繰出しディスク39の外側へ出ると、レバー24のベアリング24bに当接し、レバー24を矢印A方向の反対方向に回動させる。硬貨2がなおも外側へ出ると、硬貨2はガイド壁46に沿って移動し、図6に示すように、検出センサ25が硬貨2を検出する。このときの検出センサ25の出力信号を図7に示す。なお図6は第1の実施の形態の繰出し動作を示す動作説明図で、図7は検出センサの出力信号を示すタイムチャートである。
硬貨2がなおも突起部44の押し出す力によりガイド壁46に沿って移動すると、レバー24のベアリング24bが硬貨2の最も膨らんだ中央部分を乗り越える。このときレバー24は、矢印A方向に付勢されているので、硬貨2に対してガイド壁46に沿った方向に飛び出す力を与える。これにより硬貨2はさらに図6に示す矢印C方向に移動し、図3に示す出金搬送路21へ入り込む。レバー24のベアリング24bが硬貨2の最も膨らんだ中央部分を乗り越えることにより、繰出された硬貨2は戻ることはできなくなる。
以上の動作を繰り返して硬貨2が順次繰出される。硬貨2が連続して検出された場合の検出センサ25の出力信号を図7に示す。図7において、明が硬貨2を検出していないときの出力信号であり、暗が硬貨2を検出しているときの出力信号である。硬貨2は通常、等間隔で繰出され、硬貨2の検出時間、即ち、暗となっている時間aがほぼ同じ時間になる。
検出センサ25の出力信号は制御部51に入力される。制御部51では入力された検出信号の検出時間を予め設定された基準時間と比較し、検出時間が基準時間より短い場合に硬貨2が繰出されたと判定する。また制御部51は硬貨2が検出されていない時間、即ち、明時間bの時間も基準時間と比較しており、明時間bがこの基準時間より長い場合は硬貨2の繰出しが行われていないと判定する。
出金繰出し部32〜38から繰り出される硬貨2は、金種別金庫15〜20の収納状態等の影響で必ずしも規則的に連続して繰出されるとは限らず、途中で硬貨2が繰出されず、計測される検出信号の間隔(図7に示す時間b)が広がる場合がある。この場合、制御部51は、一定時間硬貨2の繰出しが行われていないと判定した場合、一旦繰出し動作を停止し、繰出しディスク39の回転を停め、繰出しディスク39を繰出し時の場合と反対方向に回転させる等して、金種別金庫15〜20内の硬貨2の収納状態の平坦化を行う。
上述のように、本実施の形態では、検出センサ25が繰出し口41の近傍に設けられ、硬貨2が繰出されてレバー24のベアリング24bを越えるより前に検出センサ25が硬貨2を検出するので、繰出し動作を停止させようとした場合に、繰出しディスク39が実際に停止するタイミングにより硬貨2の停止する位置が異なるため、同じ検出センサ25で硬貨2を検出した状態でも繰出されている状態と繰出されていない状態があり得る。即ち、検出センサ25の出力信号だけで繰出されたか否かを判定することはできない。
繰出し動作を停止しようとした場合に、検出センサ25による硬貨2の検出に関連して、硬貨2の取り得る状態として4つの場合がある。本実施の形態では、これら4つの状態についてそれぞれ繰出されたのか繰り出されていないのかを正確に判定するようにしている。これらの4つの状態について図8乃至図15にしたがって説明する。
まず、イの状態として、繰出し動作停止信号が出された時点で硬貨2は既に繰出しディスク39から出ており、繰出しディスク39が停止した時点で硬貨2の中央部が図8に示すように、レバー24のベアリング24bを通り過ぎている状態である。なお図9に示すように、繰出し停止信号が出された時点cから実際に繰出しディスク39が停止する時点dまでには時間eが掛かる。この間は減速時間である。
この場合、図9に示すように、繰出し停止信号が出された後に硬貨2の移動速度が遅くなっているので、検出センサ25による硬貨2の検出時間a1は通常の検出時間aより長くなっている(a1>a)。なお図8は硬貨の停止状態を示す動作説明図で、図9は繰出し動作停止時の検出信号と繰出し動作信号を示すタイムチャートである。
次にロの状態として、繰出し停止信号が出されてから上記イの場合よりも遅れて硬貨2が繰出しディスク39から出た場合であり、繰出しディスク39が停止した時点で硬貨2の中央部が図10に示すように、レバー24のベアリング24bをまだ通り過ぎておらず、検出センサ25を遮った状態で停止している場合である。この場合、検出センサ25の出力信号は、図11に示すように、暗のままである。この場合は硬貨2は繰出されていない。なお図10は硬貨の停止状態を示す動作説明図で、図11は繰出し動作停止時の検出信号と繰出し動作信号を示すタイムチャートである。
次にハの状態として、繰出し停止信号が出されてから上記ロの場合よりもさらに遅れて硬貨2が繰出しディスク39から出た場合であり、硬貨2は図12に点線で示すように、検出センサ25に達して暗信号を出力させるが、その後機構上のガタ、反力等の影響により、図12に実線で示すように、繰出しディスク39側へ戻る。そのため図13に示すように、検出センサ25は上記イの場合と似たような信号を出力する。この場合は硬貨2は繰出されていない。なお図12は硬貨の停止状態を示す動作説明図で、図13は繰出し動作停止時の検出信号と繰出し動作信号を示すタイムチャートである。
次にニの状態として、繰出し停止信号が出されてから上記ハの場合よりもさらに遅れて硬貨2が繰出しディスク39から出た場合であり、図14に示すように、硬貨2は検出センサ25まで到達していない位置に停止しており、したがって図15に示すように、検出センサ25は暗信号を出力せず、この場合はもちろん硬貨2は繰出されてはいない。なお図14は硬貨の停止状態を示す動作説明図で、図15は繰出し動作停止時の検出信号と繰出し動作信号を示すタイムチャートである。
出金繰出し部32〜38の(特に硬貨2が繰出しディスク39から出てくる出口付近の)省スペース化を行う場合、上記イ乃至ニの状態について硬貨2が繰出されたか否かを正確に判定する必要がある。それぞれの状態について検出センサ25の出力信号を見てみると、図13に示すハの状態における検出信号は、図7に示す通常繰出し時の検出信号に類似している。しかしながらハの状態では繰出し動作停止信号が出されてから(cの時点から)暗信号fが出力されるまで或る程度時間が経過している点が図7に示す通常繰出し時と異なる。
また図9に示すイの状態と図13に示すハの状態を比較すると、図9に示す暗信号a1が出力されるまでの時間b1が、図13に示す暗信号fが出力されるまでの時間b2より短い点(b1<b2)、および図9に示す暗信号a1が図13に示す暗信号fの時間a3より長い点(a1>a3)が異なる。また図11に示すロの状態と図13に示すハの状態を比較すると、図11に示す暗信号gは明にならない点が図13のハの状態と異なる。
図16は上記の各状態時と通常の繰出し状態時を示すタイムチャートである。図16において、(ホ)は通常の繰出し状態時のタイムチャートを示し、(ヘ)は繰出し動作信号を示す。通常の繰出し状態時は、cの時点で繰出し停止信号が出される前に検出センサ25が硬貨2を検出する。イの状態は、cの時点で繰出し停止信号が出された直後に検出センサ25により硬貨2が検出される。ロの状態は、イの状態よりも遅れて検出センサ25により硬貨2が検出される。そしてハの場合は、ロの場合よりも更に遅れて検出センサ25により硬貨2が検出される。
検出センサ25の検出信号は図5に示す制御部51へ送られる。制御部51では入力した検出信号に基づいて硬貨2が繰出されたか否かを判定する。具体的には、検出信号の暗時間を基準時間と比較し、基準時間に対して暗時間が短い場合に、硬貨2が繰出されたと判定し、基準時間に対して暗時間が長い場合には繰出されていないと判定する。このとき基準時間を、イの状態における暗信号a1の時間より長くすることにより、暗信号a1を入力することで硬貨2が繰出されたと判定する。本実施の形態では、基準時間はイの暗信号a1となる可能性のある最大時間よりやや長い時間に設定されている。
またロの状態における暗信号g(図11に示す)の時間を、上記の基準時間と比較すると、暗信号gは基準時間より長いので、この場合は硬貨2の繰出しはおこなわれないと判定される。同様に、ハの状態における暗信号f(図13に示す)の時間を基準時間と比較すると、暗信号fは基準時間より短いので硬貨2の繰出しが行われたと判定される可能性があるが、本実施の形態では、ハの状態が発生する可能性のある時間帯では基準時間を変更するとともに、硬貨繰出しの判定方法を変える。
即ち、基準時間を長くするように設定し直す(例えば、5ms程度から20ms程度に設定し直す)とともに、検出信号の暗時間が基準時間より長い場合に硬貨が繰出されたと判定するように変更する。この変更を行うのは、上記ロの状態において暗信号gの出力開始時点(図16に示すhの時点)となり得る最も遅い時点の直後とする。これによりハの状態の暗信号fが出力される時点では既に基準時間および判定方法が変更されている。
そのため、ハの状態の暗信号fが制御部51に入力されると、制御部51ではこの暗信号fは基準時間より短いので、硬貨2は繰出されていないと判定する。ニの状態の場合は、暗信号が制御部51に入力されないので、制御部51では硬貨2が繰出されていないと判定する。
以上のように、硬貨繰出しを判定するための基準時間を、繰出し動作停止信号の開始から所定時間、即ち、ロの状態において暗信号gの出力開始時点となり得る最も遅い時点までの時間が経過した時点で、変更することにより、その後に短い暗信号(例えば、暗信号f)が入力された場合でも、硬貨繰出しなしと正確に判定することができる。その結果、検出センサ25を繰出し口41の近傍に配置しても、硬貨繰出しの判定を正確に行うことができ、出金繰出し部の省スペース化を図ることが可能となる。
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。図17は第2の実施の形態の硬貨取扱装置の要部を示す平面図である。図17において、出金繰出し部32〜38の繰出し口41の近傍に、硬貨2を検出するための第1の検出センサ61および第2の検出センサ62を設けてある。両検出センサ61、62とも従来の検出センサの配設位置より繰出し口41に近い位置に配設してある。その他の機構的な構成は前記第1の実施の形態と同様である。
図18は第2の実施の形態の硬貨取扱装置の制御ブロック図である。図18において、制御部63は硬貨取扱装置31の動作を制御するもので、制御部63は、認識部5、第1の検出センサ61、第2の検出センサ62、モータ駆動部52および表示部53が接続されており、これらの各部を制御する。制御部63は、第1の検出センサ61および第2の検出センサ62からの検出信号を受信し、これらの検出信号の検出時間をそれぞれ基準時間と比較し、その比較結果に応じて硬貨2が繰出されているか否かの判定を行う機能を有する。
次に第2の実施の形態における硬貨の繰出し動作を説明する。上記第1の実施の形態では、硬貨繰出しを判定するために、基準時間の変更および繰出し判定方法の変更が必要であった。本実施の形態では、検出センサを2個設けることにより、2個の検出センサの検出信号で硬貨が実際に繰出されたかあるいは金庫内に戻ったのかを正確に判定するものである。
図19は通常繰出し時における第1の検出センサ61および第2の検出センサ62の出力信号を示す。図に示すように、通常の繰出しの場合は第1の検出センサ61の暗信号が出力された後、やや遅れて第2の検出センサ62の暗信号が出力される。制御部63は両検出センサ61、62の暗信号を入力することにより、硬貨の繰出しと判定する。
図20は第1の実施の形態で説明したイの状態を示す動作説明図で、図21はイの状態の場合の第1の検出センサ61と第2の検出センサ62の出力信号を示す。イの状態は、図20に実線で示すように、繰出し動作停止信号が出された時点で硬貨2は既に繰出しディスク39から出て第1の検出センサ61を遮り、更に繰出されて、繰出しディスク39が停止した時点では、硬貨2の中央部が図20に点線で示すように、レバー24のベアリング24bを通り過ぎている状態である。
この場合も、図21に示すように、第1の検出センサ61の暗信号に引き続いてほぼ同様な波形の第2の検出センサ62の暗信号が出力され、これらを入力した制御部63は両検出センサ61、62の暗信号の時間をそれぞれ基準時間と比較し、硬貨2が繰出されていると判定する。
図22は第1の実施の形態で説明したロの状態を示す動作説明図で、図23はロの状態の場合の第1の検出センサ61と第2の検出センサ62の出力信号を示す。ロの状態は、繰出し停止信号が出されてから上記イの場合よりも遅れて硬貨2が繰出しディスク39から出た場合であり、繰出しディスク39が停止した時点で硬貨2の中央部が図22に示すように、レバー24のベアリング24bをまだ通り過ぎておらず、第1の検出センサ61および第2の検出センサ62を遮った状態で停止している場合である。
この場合、図23に示すように、第1の検出センサ61の暗信号に引き続いてほぼ同様な波形の第2の検出センサ62の暗信号が出力され、これらを入力した制御部63は両検出センサ61、62の暗信号の時間をそれぞれ基準時間と比較し、硬貨2が繰出されていないと判定する。
図24は第1の実施の形態で説明したハの状態の場合の硬貨の停止状態を示す動作説明図、図25はハの場合の第1の検出センサ61と第2の検出センサ62の出力信号を示す。両図において、硬貨2はまず両方の検出センサ61、62を遮る位置(図24に点線で示す位置)まで押し出され、次いで戻されて第1の検出センサ61だけが遮られる位置(実線で示す位置)に停止する。
その結果、第1の検出センサ61と第2の検出センサ62の出力は図25に示す通りとなる。この場合、第1の検出センサ61からは暗信号が継続して出力されるのに対して、第2の検出センサ62からは短い暗信号が出力される。これらを入力した制御部63は、第1の検出センサ61の暗信号の時間を基準時間と比較することにより、硬貨2が繰出されていないと判定する。
図26は第1の実施の形態で説明したニの状態を示す動作説明図で、図27はニの状態の場合の第1の検出センサ61と第2の検出センサ62の出力信号を示す。二の状態は、繰出し停止信号が出されてから上記ハの場合よりもさらに遅れて硬貨2が繰出しディスク39から出た場合であり、図26に示すように、硬貨2は第1の検出センサ61まで到達していない位置に停止しており、または第1の検出センサ61まで到達しているが、第2の検出センサ62の位置までは到達していない位置で停止している。
この場合、図27に示すように、第1の検出センサ61の出力は、硬貨2を検出しない明信号のままであるか、または点線で示す暗信号を継続して出力する。また第2の検出センサ62の出力は、硬貨2を検出しない明信号のままである。この場合制御部63は、両方の検出センサ61、62から暗信号を入力しないことにより、硬貨2が繰出されていないと判定するか、あるいは第1の検出センサの時間をそれぞれ基準時間と比較することにより、硬貨2が繰出されていないと判定する。
図28は第2の実施の形態における上記の各状態時と通常の繰出し状態時を示すタイムチャートである。図28において、(ホ)は通常の繰出し状態時のタイムチャートを示し、(ヘ)は繰出し動作信号を示す。通常の繰出し状態時は、cの時点で繰出し停止信号が出される前に第1と第2の検出センサ61、62が硬貨2を検出する。イの状態では、cの時点で繰出し停止信号が出される直前に第1の検出センサ61が硬貨2を検出し、cの時点の直後に第2の検出センサ62により硬貨2が検出される。ロの状態では、イの状態よりも遅れてcの時点で繰出し停止信号が出された後に第1および第2の検出センサ61、62で硬貨2が検出される。ハの状態では、ロの場合よりも更に遅れて第1および第2の検出センサ61、62により硬貨2が検出される。
以上のように第2の実施の形態によれば、硬貨2の繰出しを検出するための検出センサを繰出し部の近傍に2個設けることにより、制御部63における判定制御を変えることなく、硬貨2が実際に繰出したか否かを正確に判定することができる。それ故、出金繰出し部の省スペース化を図ることが可能となる。
上記各実施の形態では出金繰出し部における硬貨の繰出しについて説明したが、出金繰出し部に限らず、硬貨を1枚ずつ繰出す部分であれば、他の繰出し部にも適用できることはいうまでもない。
第1の実施の形態の硬貨取扱装置の要部を示す平面図である。 第1の実施の形態の硬貨取扱装置を示す平面図である。 第1の実施の形態の硬貨取扱装置の要部を示す概略側面図である。 繰出しディスクを示す斜視図である。 第1の実施の形態の硬貨取扱装置の制御ブロック図である。 第1の実施の形態の繰出し動作を示す動作説明図である。 検出センサの出力信号を示すタイムチャートである。 硬貨の停止状態を示す動作説明図である。 繰出し動作停止時の検出信号と繰出し動作信号を示すタイムチャートである。 硬貨の停止状態を示す動作説明図である。 繰出し動作停止時の検出信号と繰出し動作信号を示すタイムチャートである。 硬貨の停止状態を示す動作説明図である。 繰出し動作停止時の検出信号と繰出し動作信号を示すタイムチャートである。 硬貨の停止状態を示す動作説明図である。 繰出し動作停止時の検出信号と繰出し動作信号を示すタイムチャートである。 硬貨停止の各状態時と通常の繰出し状態時を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態の硬貨取扱装置の要部を示す平面図である。 第2の実施の形態の硬貨取扱装置の制御ブロック図である。 第2の実施の形態における通常繰出し時における第1の検出センサおよび第2の検出センサの出力信号を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態におけるイの状態を示す動作説明図である。 第2の実施の形態におけるイの状態の場合の第1の検出センサと第2の検出センサの出力信号を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態におけるロの状態を示す動作説明図である。 第2の実施の形態におけるロの状態の場合の第1の検出センサと第2の検出センサの出力信号を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態におけるハの状態を示す動作説明図である。 第2の実施の形態におけるハの状態の場合の第1の検出センサと第2の検出センサの出力信号を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態におけるニの状態を示す動作説明図である。 第2の実施の形態におけるニの状態の場合の第1の検出センサと第2の検出センサの出力信号を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態における上記の各状態時と通常の繰出し状態時を示すタイムチャートである。 従来の硬貨取扱装置を示す平面図である。 従来の硬貨繰出し方法を示す動作説明図である。
符号の説明
2 硬貨
22 レバー
23 検出センサ
31 硬貨取扱装置
32〜38 出金繰出し部
39 繰出しディスク
51、63 制御部
61 第1の検出センサ
62 第2の検出センサ

Claims (2)

  1. 1枚ずつ繰り出された硬貨の通過を検出手段により検出することにより硬貨が繰り出されたか否かを判定する硬貨取扱装置において、
    前記検出手段を硬貨の繰り出し部に近接させて配設し、
    前記検出手段が硬貨を検出している時間を基準時間と比較して前記硬貨を検出している時間が前記基準時間より短いときに硬貨が繰出されたと判定する比較判定手段と、
    前記基準時間を変更する変更手段とを設け、
    繰出し停止動作開始から所定時間経過後は、前記変更手段は、前記所定時間経過前よりも前記基準時間を長くし、前記比較判定手段は、前記硬貨を検出している時間が前記基準時間より長いときに硬貨が繰出されたと判定するようにしたことを特徴とする硬貨取扱装置。
  2. 1枚ずつ繰り出された硬貨の通過を検出手段により検出することにより硬貨が繰り出されたか否かを判定する硬貨取扱装置において、
    前記検出手段を硬貨の繰り出し部に近接させて硬貨の繰り出し方向に沿って複数配設し、
    前記複数の検出手段は1つの硬貨を同時に検出可能間隔に配設され、
    前記複数の検出手段が硬貨を検出している時間を基準時間と比較して硬貨が繰出されたと判定する比較判定手段を設け
    前記比較判定手段は、前記複数の検出手段の少なくとも1つの検出手段が硬貨を検出している時間が前記基準時間より長い場合に硬貨は繰り出されないと判定するようにしたことを特徴とする硬貨取扱装置。
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