JPH05346982A - 硬貨処理装置 - Google Patents
硬貨処理装置Info
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- JPH05346982A JPH05346982A JP4120757A JP12075792A JPH05346982A JP H05346982 A JPH05346982 A JP H05346982A JP 4120757 A JP4120757 A JP 4120757A JP 12075792 A JP12075792 A JP 12075792A JP H05346982 A JPH05346982 A JP H05346982A
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- JP
- Japan
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- coin
- coins
- time
- solenoid
- payout
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
- G07D5/08—Testing the magnetic or electric properties
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F5/00—Coin-actuated mechanisms; Interlocks
- G07F5/24—Coin-actuated mechanisms; Interlocks with change-giving
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D3/00—Sorting a mixed bulk of coins into denominations
- G07D3/14—Apparatus driven under control of coin-sensing elements
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】投入硬貨を金種別に選別収容すると共に、選別
収容された硬貨を釣銭として払い出す硬貨処理装置にお
いて、通常時の硬貨の払出し速度を下げることなく、常
に確実な払出しができるようにする。 【構成】コインチューブ１６内に蓄積されている硬貨の
蓄積量を検出するセンサー２１と、このセンサー２１で
検出された硬貨の蓄積量に応じて払出しの時間間隔を制
御する時間制御手段２３（図３）を具え、コインチュー
ブ１６内に蓄積されている硬貨の蓄積量が一定量を下回
ったときは自動的に払出しの時間間隔を長くとるように
した。
収容された硬貨を釣銭として払い出す硬貨処理装置にお
いて、通常時の硬貨の払出し速度を下げることなく、常
に確実な払出しができるようにする。 【構成】コインチューブ１６内に蓄積されている硬貨の
蓄積量を検出するセンサー２１と、このセンサー２１で
検出された硬貨の蓄積量に応じて払出しの時間間隔を制
御する時間制御手段２３（図３）を具え、コインチュー
ブ１６内に蓄積されている硬貨の蓄積量が一定量を下回
ったときは自動的に払出しの時間間隔を長くとるように
した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機、両替
機、サービス機器等に使用され、投入硬貨を金種別に選
別収容し、また選別収容された硬貨を釣銭として払い出
す硬貨処理装置に関する。
機、サービス機器等に使用され、投入硬貨を金種別に選
別収容し、また選別収容された硬貨を釣銭として払い出
す硬貨処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、硬貨処理装置内には投入硬貨の
正偽及び正貨を金種別に選別する硬貨選別部が配設され
ており、その硬貨選別部には投入された硬貨を正貨と偽
貨とに振り分け、また正貨と見なされた硬貨を金種別に
振り分けるための複雑な硬貨通路が設けられている。ま
た、このような硬貨選別部内には複雑に形成された硬貨
通路の一部に投入硬貨の正偽及び正貨の金種を判別す
る、例えば発振コイルと受信コイルとからなるコイルセ
ンサー及び投入硬貨を所定の硬貨通路に振り分ける複数
のレバーからなる選別機器が配置され、硬貨選別部内に
投入された硬貨がそれぞれ所定の硬貨通路内を転動しつ
つ通過する間に、正偽貨の選別と正貨の金種別振り分け
が行われ、偽貨を所定の硬貨通路へ、正貨を金種別に形
成された所定の硬貨通路へそれぞれ案内させるようにし
ている。この硬貨通路を通った硬貨はコインチューブか
らなる硬貨収容部に金種別に収容され、釣銭の金種が特
定されると、硬貨払出し部により硬貨収容部内に収容さ
れた硬貨が釣銭の金額に応じて選択され硬貨処理装置の
下方へ払い出される。
正偽及び正貨を金種別に選別する硬貨選別部が配設され
ており、その硬貨選別部には投入された硬貨を正貨と偽
貨とに振り分け、また正貨と見なされた硬貨を金種別に
振り分けるための複雑な硬貨通路が設けられている。ま
た、このような硬貨選別部内には複雑に形成された硬貨
通路の一部に投入硬貨の正偽及び正貨の金種を判別す
る、例えば発振コイルと受信コイルとからなるコイルセ
ンサー及び投入硬貨を所定の硬貨通路に振り分ける複数
のレバーからなる選別機器が配置され、硬貨選別部内に
投入された硬貨がそれぞれ所定の硬貨通路内を転動しつ
つ通過する間に、正偽貨の選別と正貨の金種別振り分け
が行われ、偽貨を所定の硬貨通路へ、正貨を金種別に形
成された所定の硬貨通路へそれぞれ案内させるようにし
ている。この硬貨通路を通った硬貨はコインチューブか
らなる硬貨収容部に金種別に収容され、釣銭の金種が特
定されると、硬貨払出し部により硬貨収容部内に収容さ
れた硬貨が釣銭の金額に応じて選択され硬貨処理装置の
下方へ払い出される。
【０００３】図５は硬貨処理装置内に設けられた硬貨払
出し部１の一例を示す要部断面図である。この硬貨払出
し部１は、コインを通過させる下孔部２が形成されたボ
トムベース３と、このボトムベース３の下孔部２に対応
する大きさの上孔部４が形成され、ボトムベース３上で
前後に摺動自在となるように配置された払出しプレート
（以下、プレートという）５と、選別された硬貨が収容
されるコインチューブ６と、前記プレート５を前後に摺
動させるためのレバー７と、このレバー７を駆動するた
めのレバー駆動軸８を具えたソレノイド９とから構成さ
れている。ソレノイド９のＯＮ／ＯＦＦによりレバー駆
動軸８が上下に移動すると、レバー７が軸１０を中心と
して時計回り又は反時計回りに回動し、これによってプ
レート５が前方（ＯＮ）又は後方（ＯＦＦ）に摺動す
る。
出し部１の一例を示す要部断面図である。この硬貨払出
し部１は、コインを通過させる下孔部２が形成されたボ
トムベース３と、このボトムベース３の下孔部２に対応
する大きさの上孔部４が形成され、ボトムベース３上で
前後に摺動自在となるように配置された払出しプレート
（以下、プレートという）５と、選別された硬貨が収容
されるコインチューブ６と、前記プレート５を前後に摺
動させるためのレバー７と、このレバー７を駆動するた
めのレバー駆動軸８を具えたソレノイド９とから構成さ
れている。ソレノイド９のＯＮ／ＯＦＦによりレバー駆
動軸８が上下に移動すると、レバー７が軸１０を中心と
して時計回り又は反時計回りに回動し、これによってプ
レート５が前方（ＯＮ）又は後方（ＯＦＦ）に摺動す
る。
【０００４】図６は硬貨払出し部１の要部部分断面図で
あり、（ａ）〜（ｄ）は硬貨払出し時の動作を示してい
る。払出し待機時（ａ）では、コインチューブ６内の硬
貨はプレート５の先端部の定位置に載置されている。次
にソレノイド９がＯＮして（ｂ）のようにレバー７が時
計回りに回動すると、プレート５が前方に摺動し始め
る。この後（ｃ）のようにプレート５が前方の定位置ま
で移動すると、コインチューブ６下端の開口部とプレー
ト５の上孔部４が平面的に一致し、コインチューブ６内
に収納されている硬貨の最下段の１枚がプレート５の上
孔部４内に落下する。続いて、ソレノイド９がＯＦＦし
て（ｄ）のようにプレート５が元の位置に復帰すると、
プレート５の上孔部４とボトムベース３の下孔部２が平
面的に一致し、プレート５の上孔部４内に落下した硬貨
が下方へ払い出される。この時、残った硬貨は（ａ）の
ようにプレート５の先端部の定位置に再び載置される。
以下、同様の操作を繰り返すことにより、必要な数の硬
貨が払い出されることになる。
あり、（ａ）〜（ｄ）は硬貨払出し時の動作を示してい
る。払出し待機時（ａ）では、コインチューブ６内の硬
貨はプレート５の先端部の定位置に載置されている。次
にソレノイド９がＯＮして（ｂ）のようにレバー７が時
計回りに回動すると、プレート５が前方に摺動し始め
る。この後（ｃ）のようにプレート５が前方の定位置ま
で移動すると、コインチューブ６下端の開口部とプレー
ト５の上孔部４が平面的に一致し、コインチューブ６内
に収納されている硬貨の最下段の１枚がプレート５の上
孔部４内に落下する。続いて、ソレノイド９がＯＦＦし
て（ｄ）のようにプレート５が元の位置に復帰すると、
プレート５の上孔部４とボトムベース３の下孔部２が平
面的に一致し、プレート５の上孔部４内に落下した硬貨
が下方へ払い出される。この時、残った硬貨は（ａ）の
ようにプレート５の先端部の定位置に再び載置される。
以下、同様の操作を繰り返すことにより、必要な数の硬
貨が払い出されることになる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図７は硬貨払出し時に
おける従来の処理手順を示すフローチャートである。こ
こでは、２５セント硬貨を払出す場合を代表例として説
明する。
おける従来の処理手順を示すフローチャートである。こ
こでは、２５セント硬貨を払出す場合を代表例として説
明する。
【０００６】まず、ステップ１０１で２５セントの払出
しかどうかを判断し、Ｙｅｓであればステップ１０２で
Ｔ１タイマーを参照し、時間Ｔ１（ソレノイドがＯＦＦ
している時間）が経過したかどうかを判断する。ここで
時間Ｔ１が経過している時は、ステップ１０３で２５セ
ント用のソレノイドをＯＮした後、ステップ１０４でＴ
２タイマーを参照し、時間Ｔ２（ソレノイドがＯＮして
いる時間）が経過したかどうかを判断する。この時間Ｔ
２の間にコインチューブから硬貨が１枚取り出される。
そしてステップ１０４で時間Ｔ２が経過すると、ステッ
プ１０５で２５セント用のソレノイドがＯＦＦとなり、
硬貨が１枚払出される。硬貨の払出しが連続する時は再
びステップ１０１に戻り、時間Ｔ１の経過を待って該当
するソレノイドの動作を開始する。
しかどうかを判断し、Ｙｅｓであればステップ１０２で
Ｔ１タイマーを参照し、時間Ｔ１（ソレノイドがＯＦＦ
している時間）が経過したかどうかを判断する。ここで
時間Ｔ１が経過している時は、ステップ１０３で２５セ
ント用のソレノイドをＯＮした後、ステップ１０４でＴ
２タイマーを参照し、時間Ｔ２（ソレノイドがＯＮして
いる時間）が経過したかどうかを判断する。この時間Ｔ
２の間にコインチューブから硬貨が１枚取り出される。
そしてステップ１０４で時間Ｔ２が経過すると、ステッ
プ１０５で２５セント用のソレノイドがＯＦＦとなり、
硬貨が１枚払出される。硬貨の払出しが連続する時は再
びステップ１０１に戻り、時間Ｔ１の経過を待って該当
するソレノイドの動作を開始する。
【０００７】以下、同様にして全ての釣銭が払出される
までステップ１０１〜１０５の処理を繰り返す。その他
の硬貨についても、必要に応じてステップ１０６〜ステ
ップ１１０又はステップ１１１〜ステップ１１５の処理
を行う。
までステップ１０１〜１０５の処理を繰り返す。その他
の硬貨についても、必要に応じてステップ１０６〜ステ
ップ１１０又はステップ１１１〜ステップ１１５の処理
を行う。
【０００８】このように、硬貨を払出す時のプレートの
動きはソレノイドのＯＮ／ＯＦＦのタイミングで決定さ
れ、従来は時間Ｔ１と時間Ｔ２はコインチューブ内の硬
貨蓄積枚数に関係なく一定であった。ところが、コイン
チューブ内において硬貨の蓄積枚数が少なくなると、図
８に示すようにプレートの動作で硬貨が飛び上がること
がある。そして、この飛び上がった硬貨が落下する前に
次の払出し動作が行われるとプレートの上孔部の中に硬
貨が落ちず、空打ちとなる難点があった。この場合、時
間Ｔ１及びＴ２を長くすれば問題は解決するが、払出し
速度が遅くなる分だけ通常時の払出し時間が長くなって
しまう。
動きはソレノイドのＯＮ／ＯＦＦのタイミングで決定さ
れ、従来は時間Ｔ１と時間Ｔ２はコインチューブ内の硬
貨蓄積枚数に関係なく一定であった。ところが、コイン
チューブ内において硬貨の蓄積枚数が少なくなると、図
８に示すようにプレートの動作で硬貨が飛び上がること
がある。そして、この飛び上がった硬貨が落下する前に
次の払出し動作が行われるとプレートの上孔部の中に硬
貨が落ちず、空打ちとなる難点があった。この場合、時
間Ｔ１及びＴ２を長くすれば問題は解決するが、払出し
速度が遅くなる分だけ通常時の払出し時間が長くなって
しまう。
【０００９】この発明は、通常時の硬貨の払出し速度を
下げることなく、常に確実な払出しが可能な硬貨処理装
置を提供することを目的とする。
下げることなく、常に確実な払出しが可能な硬貨処理装
置を提供することを目的とする。
【００１０】
【発明が解決しようとする手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係わる硬貨処理装置においては、投入硬
貨の正偽と、正貨と見なされた硬貨の金種とを判別し、
偽貨を所定の硬貨通路へ、また正貨を金種別に所定の硬
貨通路へ案内する硬貨選別部と、該硬貨選別部により選
別された硬貨を金種別に収容する硬貨収容部と、該硬貨
収容部から釣銭に応じた金種の硬貨を払い出す硬貨払出
し部とを有する硬貨処理装置において、前記硬貨収容部
内に蓄積されている硬貨の蓄積量を検出する検出手段
と、該検出手段で検出された硬貨の蓄積量に応じて該蓄
積硬貨の払出しの時間間隔を制御する時間制御手段とを
具えたことを特徴とする。
め、この発明に係わる硬貨処理装置においては、投入硬
貨の正偽と、正貨と見なされた硬貨の金種とを判別し、
偽貨を所定の硬貨通路へ、また正貨を金種別に所定の硬
貨通路へ案内する硬貨選別部と、該硬貨選別部により選
別された硬貨を金種別に収容する硬貨収容部と、該硬貨
収容部から釣銭に応じた金種の硬貨を払い出す硬貨払出
し部とを有する硬貨処理装置において、前記硬貨収容部
内に蓄積されている硬貨の蓄積量を検出する検出手段
と、該検出手段で検出された硬貨の蓄積量に応じて該蓄
積硬貨の払出しの時間間隔を制御する時間制御手段とを
具えたことを特徴とする。
【００１１】
【作用】上記構成によれば、硬貨収容部に蓄積されてい
る硬貨の蓄積量が一定量を下回ったことが検出手段によ
り検出されると、時間制御手段は硬貨払出しの時間間隔
を通常時の間隔から減少時の間隔に設定する。例えば、
減少時の時間間隔を通常時の２倍程度に設定しておけ
ば、プレートの動作で硬貨が飛び上がっても、飛び上が
った硬貨がプレート先端部の定位置に落下するのに十分
な時間が与えられるため、次の払出し動作の際に空打ち
となることがない。また、硬貨収容部の蓄積枚数が一定
量を上回ったときは、再び通常時の時間間隔に設定され
るので、通常時の払出し速度の低下を招くことはない。
る硬貨の蓄積量が一定量を下回ったことが検出手段によ
り検出されると、時間制御手段は硬貨払出しの時間間隔
を通常時の間隔から減少時の間隔に設定する。例えば、
減少時の時間間隔を通常時の２倍程度に設定しておけ
ば、プレートの動作で硬貨が飛び上がっても、飛び上が
った硬貨がプレート先端部の定位置に落下するのに十分
な時間が与えられるため、次の払出し動作の際に空打ち
となることがない。また、硬貨収容部の蓄積枚数が一定
量を上回ったときは、再び通常時の時間間隔に設定され
るので、通常時の払出し速度の低下を招くことはない。
【００１２】
【実施例】以下、この発明に係わる硬貨処理装置の一実
施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１３】図１は、この発明に係わる硬貨処理装置内
に設けられた硬貨払出し部１１の一例を示す要部断面図
である。
に設けられた硬貨払出し部１１の一例を示す要部断面図
である。
【００１４】この硬貨払出し部１１は、コインを通過さ
せる下孔部１２が形成されたボトムベース１３と、この
ボトムベース１３の下孔部１２に対応する大きさの上孔
部１４が形成され、ボトムベース１３上で前後に摺動自
在となるように配置されたプレート１５と、選別された
硬貨が収容されるコインチューブ１６と、このコインチ
ューブ１６内に蓄積されている硬貨の蓄積量を検出する
センサー２１と、前記プレート１５を前後に摺動させる
ためのレバー１７と、このレバー１７を駆動するための
レバー駆動軸１８を具えたソレノイド１９とから構成さ
れている。
せる下孔部１２が形成されたボトムベース１３と、この
ボトムベース１３の下孔部１２に対応する大きさの上孔
部１４が形成され、ボトムベース１３上で前後に摺動自
在となるように配置されたプレート１５と、選別された
硬貨が収容されるコインチューブ１６と、このコインチ
ューブ１６内に蓄積されている硬貨の蓄積量を検出する
センサー２１と、前記プレート１５を前後に摺動させる
ためのレバー１７と、このレバー１７を駆動するための
レバー駆動軸１８を具えたソレノイド１９とから構成さ
れている。
【００１５】前記センサー２１は図１のＡ−Ａ断面図で
示す図２のように、コインチューブ１６の下部側面に設
置されており、チューブの側面に形成された切り欠き部
２２を介してコインチューブ１６内の硬貨の蓄積量を検
出するように構成されている。なお、この実施例ではエ
ンプティセンサーで硬貨の蓄積量を検出しているが、例
えば枚数カウンタの所定枚数で硬貨の蓄積量を検出する
ようにしてもよい。
示す図２のように、コインチューブ１６の下部側面に設
置されており、チューブの側面に形成された切り欠き部
２２を介してコインチューブ１６内の硬貨の蓄積量を検
出するように構成されている。なお、この実施例ではエ
ンプティセンサーで硬貨の蓄積量を検出しているが、例
えば枚数カウンタの所定枚数で硬貨の蓄積量を検出する
ようにしてもよい。
【００１６】図３は、硬貨払出し部１１における制御系
のブロック図である。この制御系は、センサー２１と、
ソレノイド１９と、このソレノイド１９のＯＮ／ＯＦＦ
のタイミングを制御するための時間制御部２３によって
構成されている。時間制御部２３は、センサー２１で検
出された硬貨の蓄積量に応じてソレノイド１９における
動作の時間間隔を次のように制御している。すなわち、
センサー２１の位置以上に硬貨があるとき（通常時）
は、Ｔ１＝４００ｍｓｅｃＴ２＝１００ｍｓｅｃのタイ
ミングでソレノイド１９に動作信号を出力し、またセン
サー２１の位置以上に硬貨がないとき（減少時）はＴ１
からＴ３の時間間隔に設定を変更し、Ｔ３＝９００ｍｓ
ｅｃＴ２＝１００ｍｓｅｃのタイミングで動作信号を出
力する。これによれば、プレート先端部での待機時間が
長くなるため、払出しの動作が従来通りのタイミングで
行われても空打ちが発生することはない。
のブロック図である。この制御系は、センサー２１と、
ソレノイド１９と、このソレノイド１９のＯＮ／ＯＦＦ
のタイミングを制御するための時間制御部２３によって
構成されている。時間制御部２３は、センサー２１で検
出された硬貨の蓄積量に応じてソレノイド１９における
動作の時間間隔を次のように制御している。すなわち、
センサー２１の位置以上に硬貨があるとき（通常時）
は、Ｔ１＝４００ｍｓｅｃＴ２＝１００ｍｓｅｃのタイ
ミングでソレノイド１９に動作信号を出力し、またセン
サー２１の位置以上に硬貨がないとき（減少時）はＴ１
からＴ３の時間間隔に設定を変更し、Ｔ３＝９００ｍｓ
ｅｃＴ２＝１００ｍｓｅｃのタイミングで動作信号を出
力する。これによれば、プレート先端部での待機時間が
長くなるため、払出しの動作が従来通りのタイミングで
行われても空打ちが発生することはない。
【００１７】前記時間制御部２３は、Ｔ１、Ｔ２、Ｔ３
の各時間に対応するタイマーを持ち、センサー２１から
の通知に基づいて該当するタイマーを参照する。タイマ
ーの設定時間は適宜変更することができる。また、前記
時間制御部２３はＣＰＵ（中央処理装置）、主記憶装置
などを主要構成要素とする周辺回路、及び後述のフロー
チャートに基づいたプログラムにより構成することがで
きる。
の各時間に対応するタイマーを持ち、センサー２１から
の通知に基づいて該当するタイマーを参照する。タイマ
ーの設定時間は適宜変更することができる。また、前記
時間制御部２３はＣＰＵ（中央処理装置）、主記憶装置
などを主要構成要素とする周辺回路、及び後述のフロー
チャートに基づいたプログラムにより構成することがで
きる。
【００１８】なお、この実施例では払出し速度の低下を
必要最少限とするため、時間Ｔ２を一定としているが、
減少時にはＴ１だけでなくＴ２の時間間隔も長くするよ
うにしてもよい。また、ソレノイド１９及びレバー１７
の動作は、先に説明した図６と同じであり、ソレノイド
１９のＯＮ／ＯＦＦによりレバー駆動軸１８が上下に移
動すると、レバー１７が軸２０を中心として時計回り又
は反時計回りに回動し、これによってプレート１５が前
方（ＯＮ）又は後方（ＯＦＦ）に摺動するように構成さ
れている。
必要最少限とするため、時間Ｔ２を一定としているが、
減少時にはＴ１だけでなくＴ２の時間間隔も長くするよ
うにしてもよい。また、ソレノイド１９及びレバー１７
の動作は、先に説明した図６と同じであり、ソレノイド
１９のＯＮ／ＯＦＦによりレバー駆動軸１８が上下に移
動すると、レバー１７が軸２０を中心として時計回り又
は反時計回りに回動し、これによってプレート１５が前
方（ＯＮ）又は後方（ＯＦＦ）に摺動するように構成さ
れている。
【００１９】次に、前記時間制御部２３における硬貨払
出し時の動作手順を図４のフローチャートにより説明す
る。ここでは、２５セント硬貨を払出す場合を代表例と
して説明する。
出し時の動作手順を図４のフローチャートにより説明す
る。ここでは、２５セント硬貨を払出す場合を代表例と
して説明する。
【００２０】まず、ステップ２０１で２５セントの払出
しかどうかを判断し、Ｙｅｓであればステップ２０２で
硬貨が一定量以上の枚数あるかどうかを判断する。ここ
で、Ｙｅｓであればステップ２０３でＴ１タイマー（通
常時）を参照し、時間Ｔ１が経過したかどうかを判断す
る。また、ステップ２０２でＮｏであればステップ２０
４でＴ３タイマー（減少時）を参照し、時間Ｔ３が経過
したかどうかを判断する。この実施例のＴ３タイマーで
は、前述したように通常時の２倍以上にあたる９００ｍ
ｓｅｃの時間間隔があるため、飛び上がった硬貨は再び
プレート先端部に落下し、次の払出し動作に待機させる
ことができる。
しかどうかを判断し、Ｙｅｓであればステップ２０２で
硬貨が一定量以上の枚数あるかどうかを判断する。ここ
で、Ｙｅｓであればステップ２０３でＴ１タイマー（通
常時）を参照し、時間Ｔ１が経過したかどうかを判断す
る。また、ステップ２０２でＮｏであればステップ２０
４でＴ３タイマー（減少時）を参照し、時間Ｔ３が経過
したかどうかを判断する。この実施例のＴ３タイマーで
は、前述したように通常時の２倍以上にあたる９００ｍ
ｓｅｃの時間間隔があるため、飛び上がった硬貨は再び
プレート先端部に落下し、次の払出し動作に待機させる
ことができる。
【００２１】さて、Ｔ１タイマー又はＴ３タイマーのい
ずれかがタイムアウトした時は、ステップ２０５で２５
セント用のソレノイドをＯＮし、硬貨をプレートの上孔
部の中に落下させる。そして、ステップ２０６で時間Ｔ
２が経過したかどうかを判断し、時間Ｔ２が経過したと
きはステップ２０７で２５セント用のソレノイドをＯＦ
Ｆとする。この一連の動作によって硬貨が１枚払出され
る。以下、同様にして全ての釣銭が払出されるまでステ
ップ２０１〜２０７の処理を繰り返す。また、１０セン
ト硬貨及び５セント硬貨についても、必要に応じてステ
ップ２０８〜ステップ２１４又はステップ２１５〜ステ
ップ２２１の処理を行う。
ずれかがタイムアウトした時は、ステップ２０５で２５
セント用のソレノイドをＯＮし、硬貨をプレートの上孔
部の中に落下させる。そして、ステップ２０６で時間Ｔ
２が経過したかどうかを判断し、時間Ｔ２が経過したと
きはステップ２０７で２５セント用のソレノイドをＯＦ
Ｆとする。この一連の動作によって硬貨が１枚払出され
る。以下、同様にして全ての釣銭が払出されるまでステ
ップ２０１〜２０７の処理を繰り返す。また、１０セン
ト硬貨及び５セント硬貨についても、必要に応じてステ
ップ２０８〜ステップ２１４又はステップ２１５〜ステ
ップ２２１の処理を行う。
【００２２】したがって、硬貨の枚数が少ないときにプ
レートの動作で硬貨が飛び上がったとしても、硬貨はプ
レート先端部の定位置に落下するのに十分な時間が与え
られるため、ソレノイドがＯＮしてプレートが移動した
時には、硬貨はプレート上孔部の中に確実に落下するよ
うになる。
レートの動作で硬貨が飛び上がったとしても、硬貨はプ
レート先端部の定位置に落下するのに十分な時間が与え
られるため、ソレノイドがＯＮしてプレートが移動した
時には、硬貨はプレート上孔部の中に確実に落下するよ
うになる。
【００２３】なお、上記実施例において、減少時の時間
Ｔ３は９００ｍｓｅｃに限定されるものではなく、使用
する硬貨の大きさや重量などにより適宜変更することが
できる。また、上記実施例では釣銭払出しの制御につい
て詳述したが、これに限らず、例えばコインチューブに
収容されている硬貨を全て払出す場合のインベントリー
動作による払出しや、返却指令による投入硬貨の払出し
等の場合にも適用することができる。
Ｔ３は９００ｍｓｅｃに限定されるものではなく、使用
する硬貨の大きさや重量などにより適宜変更することが
できる。また、上記実施例では釣銭払出しの制御につい
て詳述したが、これに限らず、例えばコインチューブに
収容されている硬貨を全て払出す場合のインベントリー
動作による払出しや、返却指令による投入硬貨の払出し
等の場合にも適用することができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
硬貨払出し装置においては、硬貨収容部に蓄積されてい
る硬貨の蓄積量が一定量を下回ったときは自動的に払出
しの時間間隔を長くとるようにしたので、硬貨の蓄積枚
数が少ない時の飛び上がりによる空打ちが防止され、常
に確実な払出しが可能となる。しかも、硬貨の蓄積量が
一定量以上であるときは通常の時間間隔で払出しを行う
ため、通常時の硬貨の払出し速度を下げることなく対処
することができる。
硬貨払出し装置においては、硬貨収容部に蓄積されてい
る硬貨の蓄積量が一定量を下回ったときは自動的に払出
しの時間間隔を長くとるようにしたので、硬貨の蓄積枚
数が少ない時の飛び上がりによる空打ちが防止され、常
に確実な払出しが可能となる。しかも、硬貨の蓄積量が
一定量以上であるときは通常の時間間隔で払出しを行う
ため、通常時の硬貨の払出し速度を下げることなく対処
することができる。
【図１】この発明に係わる硬貨処理装置内に設けられた
硬貨払出し部の一例を示す要部断面図。
硬貨払出し部の一例を示す要部断面図。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図。
【図３】硬貨払出し部における制御系のブロック図。
【図４】時間制御部における硬貨払出し時の動作手順を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図５】硬貨処理装置内に設けられた硬貨払出し部の一
例を示す要部断面図。
例を示す要部断面図。
【図６】硬貨払出し部の要部部分断面図。
【図７】硬貨払出し時における従来の処理手順を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図８】硬貨払出し部の要部部分断面図。
１１…硬貨払出し部 １２…下孔部 １３…ボトムベース １４…上孔部 １５…プレート １６…コインチューブ １７…レバー １８…レバー駆動軸 １９…ソレノイド ２１…センサー ２３…時間制御部
Claims (1)
- 【請求項１】投入硬貨の正偽と、正貨と見なされた硬貨
の金種とを判別し、偽貨を所定の硬貨通路へ、また正貨
を金種別に所定の硬貨通路へ案内する硬貨選別部と、該
硬貨選別部により選別された硬貨を金種別に収容する硬
貨収容部と、該硬貨収容部から釣銭に応じた金種の硬貨
を払い出す硬貨払出し部とを有する硬貨処理装置におい
て、前記硬貨収容部内に蓄積されている硬貨の蓄積量を
検出する検出手段と、該検出手段で検出された硬貨の蓄
積量に応じて該蓄積硬貨の払出しの時間間隔を制御する
時間制御手段とを具えたことを特徴とする硬貨処理装
置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4120757A JPH05346982A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 硬貨処理装置 |
| KR1019930007615A KR970005403B1 (ko) | 1992-05-13 | 1993-05-04 | 경화처리장치 |
| US08/059,648 US5460568A (en) | 1992-05-13 | 1993-05-10 | Coin processor |
| CA002095977A CA2095977C (en) | 1992-05-13 | 1993-05-11 | Coin processor |
| DE69308231T DE69308231T2 (de) | 1992-05-13 | 1993-05-12 | Vorrichtung zum Behandeln von Münzen |
| AU38544/93A AU651762B2 (en) | 1992-05-13 | 1993-05-12 | Coin processor |
| EP93107699A EP0569956B1 (en) | 1992-05-13 | 1993-05-12 | Coin processor |
| KR1019970012465A KR970011738B1 (ko) | 1987-09-12 | 1997-04-04 | 이소프로필나프톨류의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4120757A JPH05346982A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 硬貨処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05346982A true JPH05346982A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=14794242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4120757A Pending JPH05346982A (ja) | 1987-09-12 | 1992-05-13 | 硬貨処理装置 |
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| JP (1) | JPH05346982A (ja) |
| KR (1) | KR970005403B1 (ja) |
| AU (1) | AU651762B2 (ja) |
| CA (1) | CA2095977C (ja) |
| DE (1) | DE69308231T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1993
- 1993-05-04 KR KR1019930007615A patent/KR970005403B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-05-10 US US08/059,648 patent/US5460568A/en not_active Expired - Lifetime
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- 1993-05-12 DE DE69308231T patent/DE69308231T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-12 EP EP93107699A patent/EP0569956B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-05-12 AU AU38544/93A patent/AU651762B2/en not_active Ceased
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| DE69308231D1 (de) | 1997-04-03 |
| EP0569956A3 (en) | 1994-08-24 |
| KR970005403B1 (ko) | 1997-04-16 |
| US5460568A (en) | 1995-10-24 |
| AU3854493A (en) | 1993-11-25 |
| EP0569956A2 (en) | 1993-11-18 |
| KR930023890A (ko) | 1993-12-21 |
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