JP2002282413A - 遊技機の投入メダル検知装置 - Google Patents

遊技機の投入メダル検知装置

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JP2002282413A
JP2002282413A JP2001091789A JP2001091789A JP2002282413A JP 2002282413 A JP2002282413 A JP 2002282413A JP 2001091789 A JP2001091789 A JP 2001091789A JP 2001091789 A JP2001091789 A JP 2001091789A JP 2002282413 A JP2002282413 A JP 2002282413A
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JP2001091789A
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Fumiaki Abe
Takanori Oka
Koichi Ougihara
Takahide Yagi
高秀 八木
孝則 岡
浩一 扇原
文昭 阿部
Original Assignee
Omron Corp
オムロン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、不正プレーヤが扱う不正器具は必
ず検知センサの位置を検知順にONさせたのち、全てセ
ンサOFFのまま引抜く必要があるという特徴に着目
し、このような不正器具の特徴を解明することにより、
その対策を的確に講じて検知センサに対する不正行為を
完全に防止することができる遊技機の投入メダル検知装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】この発明は、投入口12に投入されたメダ
ルMを転動させて内部に取込む転動通路23上でメダル
Mの通過を検知する遊技機の投入メダル検知装置であっ
て、前記メダルMを起立状態で通過させる転動通路23
のメダル検知位置に、メダル通過対応面の全体でメダル
の通過を検知する貫通型検知センサS1 ,S2 ,S10,
S11を配設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば大衆娯楽
の1つとして利用されるスロットマシンのような遊技機
に内部構成される投入メダル検知装置に関し、さらに詳
しくは投入メダルの数をプレーヤが故意に誤計数させる
ような不正行為を完全に防止することができる遊技機の
投入メダル検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の遊技機の投入メダル
(コイン)検知装置は、例えば特開平8ー24434号
公報に示すように、投入口の内方に斜め下向きに傾斜さ
せたメダル通路を設け、この通路をメダルが自重により
転動して搬送通過する過程でメダルの通過を検知してい
る。
【0003】この場合、適正なメダルがメダル通路を通
って内方に取込まれたときは、その通路上に配設された
検知センサでメダルの通過枚数を計数している。
【0004】例えば、図12に示すように、メダル12
1を転動させて内部に取込むメダル通路122のメダル
検知位置に一対の検知センサ123,124を配設し、
これらの検知センサ123,124でメダルの通過を検
知確認して、通過したメダル121…の数を計数してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
投入メダル検知装置では不正なプレーヤによって検知セ
ンサに対し、誤操作されることがあった。例えば、図1
3に示すように、不正プレーヤが先端部をL形に細工し
た不正器具125を用いて、投入口から挿入し、その通
路内方の検知センサ123,124の位置で不正器具1
25を通して、あたかもメダル121が転動通過した如
く不正操作させた後、引抜いてメダル投入有りと誤検知
させる不正行為が行われることがあった。
【0006】このため、不正防止対策として複数の検知
センサを分散配置することも考えられるが、この場合は
センサの配置構成上、取付け難くなり、また装置が大型
化する外、コスト高になってしまう。さらに、不正プレ
ーヤは分散配置されたセンサ形態に応じた不正器具を用
いられてしまうなど不正行為を完全に阻止することがで
きる解決手段の開発が望まれていた。
【0007】そこでこの発明は、不正プレーヤが扱う不
正器具は必ず検知センサの位置を通してONさせたの
ち、検知センサの位置を迂回させてOFFのまま引抜く
必要があるという検知条件に着目し、このような不正器
具の特徴を解明することにより、その対策を的確に講じ
て検知センサに対する不正行為を完全に防止した遊技機
の投入メダル検知装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、投入口に投
入されたメダルを転動させて内部に取込む転動通路上で
メダルの通過を検知する際、前記メダルを起立状態で通
過させる転動通路のメダル検知位置に、メダル通過対応
面の全体を検知領域に設定した貫通型検知センサを配設
したことを特徴とする。
【0009】この結果、貫通型検知センサがメダル通過
対応面の全体を検知するため、ここを通過するメダル、
あるいは通過後に後戻りさせて引抜くような不正器具が
用いられても、その通過信号の全てを確実に検知するこ
とができる。
【0010】したがって、不正プレーヤが不正器具を外
部から通路内方の貫通型検知センサの位置に導き、その
検知センサの位置で不正器具をメダルが転動通過して取
込まれた如く巧妙に不正操作させても、不正器具が引抜
き操作された時点で、その不正な引抜き行為の発生を検
知することができる。
【0011】このため、転動通路のメダル検知位置に広
域検知性能を有する貫通型検知センサを配設するだけで
不正行為に対する対策を簡単に講じることができ、また
貫通型検知センサは分散配置する必要もないためコンパ
クトに配設されて装置は大型化せず、効率よく配設する
ことができ、さらにこの貫通型検知センサを遊技機に適
用した場合は、不正行為を完全に防止する機能を備えた
高信頼性の遊技機として運用することができる。
【0012】上述の貫通型検知センサとしては、例えば
起立状態のメダルを転動通過させるメダル貫通穴の周囲
に検出コイルを配設した近接スイッチ型検知センサを転
動通路に沿って複数個配設して構成することもでき、ま
た起立状態のメダルを転動通過させるメダル貫通穴の周
囲より、光軸を該メダル貫通穴に向けて光学式に検知す
る光学式検知センサを転動通路に沿って複数個配設して
構成することもできる。
【0013】このように、メダル通過対応面の全体を検
知する広域検知機能を有するため不正器具を使っても、
不正行為を確実に防止できる外、簡素化したシンプルな
構成で高信頼性の不正行為完全防止効果が得られる。
【0014】ここで、メダルとは、遊技利用専用に設け
られた一定の大きさの円板形状を有するメダルである。
【0015】前記転動通路とは、メダル1枚を起立状態
で通過許容する断面縦長の細長い通路スペースを有し、
この通路スペース上でメダル自身の自重で自然に転動さ
せる傾斜角度を有する通路であり、この場合傾斜角度が
小さ過ぎると取込み速度が遅くなり、また大き過ぎると
取込み速度が速くなりメダル飲み込みを発生させるなど
検知センサの性能が低下するので15°程度が適してい
る。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面に基づいて詳述する。図面は遊技ホールに設置される
スロットマシンを示し、図1において、このスロットマ
シン11は前面の遊技操作面の一側にメダルMを1枚ず
つ受入れる投入口12を開口し、この投入口12に投入
された正規の大きさのメダルを内部に取込み、不適な大
きさのメダル類を外部の返却口13に返却する選別機能
を内蔵している。また、投入口12の横には返却ボタン
14を隣設しており、この返却ボタン14をプレーヤが
遊技中止するために押下操作した場合もメダルMを返却
口13に返却処理する。
【0017】図2はスロットマシン11の前面扉15を
片開き式に開口した扉の内面状態を示し、この開口され
たスロットマシン本体11a側には上部にリール16を
有し、下部にメダル取込み用のホッパ17と、図示しな
いメダル返却通路と、電源装置18とを有している。
【0018】一方、前面扉15側には内面に、上部より
リールカバー19と、投入メダル選別装置(メダルセレ
クタ)20と、返却口13とをこの順に配設している。
【0019】図3および図4は投入メダル選別装置20
を示し、この投入メダル選別装置20はコ形基板21と
開閉板22とを一体に組合せて投入メダル選別用のメダ
ル通路23を形成し、その外側をコ形カバー24で覆っ
て一体構成している。
【0020】上述のメダル通路23は、上方の投入口1
2と接続対応する入口25と下方の出口26との間を垂
直路23aと、これより緩やかに傾斜する傾斜路23b
とを接続して形成している。
【0021】このうち、垂直路23aのコ形基板21側
には、背面側から通路側に向けて水平に突出するメダル
安定降下用の可動突片27を突設し、この可動突片27
を後方より図示しない軽負荷用のバネで軽く付勢して突
出状態に保持している。
【0022】この可動突片27は、図示しない上方の枢
支部を回動支点に軸支され、通常は可動突片27の先端
部が、軽負荷用のバネの付勢力を受けてコ形基板21の
小窓30から垂直路23a側に向けて突出した状態にあ
り、投入されたメダルMが上方から勢いよく下向きに通
過する時には、該メダルMに押されて通路退避方向に略
水平に後退し、投入されたメダルMをそのまま通過許容
させる。
【0023】この場合、通路はメダルの通過性を高める
ために広幅通路にすることが好ましいが、その反面、メ
ダルの詰りが発生しやすくなる傾向にある。このような
場合も、上述の可動突片27の突出作用により、ここに
導かれて降下するメダルMを垂直路23aのメダル厚み
方向の開閉板22側の壁面に寄せて通過させることがで
きるため、可動突片27がメダル1枚分の通過ガイド機
能を有してメダルの降下に適した通路を形成する。この
ため、メダルの詰りを解消した安定した通路を形成でき
る。ことに、垂直路23aから傾斜路23bへと続く広
幅の弯曲通路Rに適用した場合に適している。
【0024】この広い通路スペースを要する弯曲通路R
の位置に可動突片27を配設した場合は、この可動突片
27がメダルを1枚切りする如く押圧ガイドする役目を
果たすため、広い通路であってもメダルの2枚重なりや
バタつきを解消してメダルの詰りを解消した取込み動作
ができる。
【0025】したがって、メダルを連続投入しても、こ
の可動突片27が、ここに導かれたメダルを1枚ずつ通
過ガイドして受入れるため、連続投入されてもメダルを
1枚ずつ区分して取込み動作することができる。
【0026】また、可動突片27は投入直後に勢いよく
降下するメダルMに軽く接して減速させることができる
ため、高速降下する垂直路23aから低速転動させる傾
斜路23bへと方向変換されて搬送されるメダルMの速
度差を小さくすることができ、それゆえメダルの取込み
に適した速度変動の少ない安定した速度で内方に取込む
ことができる。
【0027】さらに、この可動突片27には糸吊りメダ
ル防止機能も併せて持たせている。この糸吊りメダル防
止機能は、可動突片27を軸支する上方の枢支部29の
位置を基準にして下方の位置で突出させている。このた
め、糸吊りメダルを使って上方に引戻そうとしても、こ
の可動突片27は上方の枢支部29で位置規制された状
態に軸支されているため横方向には動くが上下方向には
移動せず、糸吊りメダルを用いた上方への引戻し操作を
確実に防止できる。
【0028】次に、傾斜路23bのコ形基板21側に
は、傾斜路23bと平行する上側に該通路の上側の一部
を形成する可動ガイド板31を配設しており、ここを転
動通過するメダルMの頂部を逆L形状の可動ガイド板3
1で搬送ガイドする。
【0029】また、傾斜路23bの出口26部分の直前
には第1貫通型検知センサS1 と第2貫通型検知センサ
S2 とを連設しており、これらセンサS1 ,S2 で通過
したメダルM…の数を計数し、また後述する不正行為の
検出機能も持たせている。この場合も、メダルの速度変
動が少なく、安定して通過させることから検知性能にお
いても、適正な大きさのメダルと、排除すべき小径のメ
ダル類とを検知位置で正確に判別できるため、誤計数に
よるメダル飲込みの発生を未然に防止している。
【0030】さらに、コ形基板21のメダル通路23の
内面には、垂直路23aから傾斜路23bにかけて平行
する複数条のリブ32…を等間隔に突出形成している。
これらのリブ32…を設けることにより、メダル通路2
3には凹凸面を有して投入されたメダルMはメダル通路
23のスペース内でメダルの外表面がリブ32…の頂部
に線接触して取込まれるためメダルとの接触面積が少な
くなり、投入されたメダルの通過抵抗を軽減して高速で
円滑な搬送を促進する。また、リブの形状はメダルの通
過抵抗が小さくなる形状に設定する。
【0031】上述のメダル通路23の片側には、後述す
る開閉板22がコ形基板21に対設して該通路23の片
側を形成するガイド構造を有している。
【0032】上述の開閉板22は、コ形基板21の軸受
33に軸支される軸34を設け、この軸34を中心とし
て回動自在にコ形基板21の軸受33に装着され、通常
はバネ35によってコ形基板21に開閉板22の一部が
当接するように付勢されて一体化され、双方の間でメダ
ル通路23が形成されている。
【0033】さらに、開閉板22には、図3に示すよう
に、メダル通路23の傾斜路23bに沿って開口する楕
円状の排出口36を中央部に大きく開口している。この
開閉板22をコ形基板21のコ形内面に装着してメダル
通路23を形成し、ここに適用外(小径)のメダルM1
が導かれたとき、この排出口36より排出するものであ
る。
【0034】この開閉板22の内面側には、コ形基板2
1の垂直路23aとの対向面に、コ形基板21側のリブ
32…と同方向の同様な図示しない複数条のリブを形成
している。
【0035】したがって、メダル通路23内では、両面
のリブの線接触作用をメダルMが受けることにより、投
入されたメダルの通過抵抗を一層軽減して円滑な搬送を
促進する。
【0036】次に、メダル通路23の傾斜について説明
する。このメダル通路23は、図7に示すように、メダ
ルMを起立状態で取込む1枚分の通路スペースを有し、
かつ起立状態にあるメダルの厚み方向に対して15°程
度傾斜させて設けている。
【0037】この傾斜角度は開閉板22が傾斜下側にな
るように設定し、メダル通路23内では転動搬送される
メダルMが傾斜下側の開閉板22側に傾かせた状態で搬
送させる。これにより、小径の不適なメダルが投入され
たときは、転動通過時にメダル通路23内で小径ゆえに
底面側だけがガイドされて、頂部側は可動ガイド板31
に接触せず、頂部側がガイドされないまま転動する。こ
のため、メダルは自重でメダル厚み方向の傾斜下側に傾
き始め、その傾斜下側に対向する開閉板22の排出口3
6へと横倒れして排出される。
【0038】このように、転動搬送過程のメダルを、メ
ダル自身の自重によりメダル厚み方向に傾斜させて自然
に横倒しさせる役目を持つメダル通路23を設けること
により、排除すべき小径の適用外メダルM1 を的確に傾
倒させて排出動作させるメダル排除機能が得られる。
【0039】また、メダル通路23が的確に排除機能の
役割を果たすため簡素化したシンプルな構成で性能のよ
いメダルの取込み・排除の選別効果が得られる。この結
果、複雑な排除機構を省略できるため部品点数を削減で
き、低コスト化を図った投入メダルの選別装置を実現で
きる。
【0040】上述のメダル厚み方向の傾斜割合は、通路
上で転動するメダルの横倒し作用がメダル自身の自重で
自然に行われる傾斜角度、例えば15°位が適してい
る。図中、38はリブの一部をメダル傾倒方向にさらに
突出させたメダル傾倒促進用の突起である。
【0041】また、プレーヤの操作によっても、投入さ
れたメダルを返却あるいは詰った異物を排出できるよう
に次のように構成している。この返却操作は、図5に示
すように、プレーヤが返却ボタン14を押すと、その押
下げられた返却ボタン14の下側に対応する回動自由に
軸支された回動カム39を回動させ、この回動カム39
の先端が開閉板22を押し広げるように動き、これに連
動して開閉板22は軸34を中心に回動してコ形基板2
1との対向面間を大きく開くので、この開いた部分から
詰ったメダルや異物を排除することができる。
【0042】さらに、遊技ホールの準備が未完了の場合
やスロットマシンが稼動状態にない場合は、投入された
メダルが正規のメダルであっても受付拒否して返却口1
3に返却する受付規制機構40を内蔵している。
【0043】この受付規制機構40は、既述した可動ガ
イド板31を回動自由に軸支する軸支部41をコ形基板
21の背面側の壁面後方に設け、この軸支部41を共通
の回動支点として逆L形状の可動ガイド板31を取付
け、この可動ガイド板31の先端を、コ形基板21の背
面側からメダル通路23を跨いだ開閉板22の排出口3
6側に臨ませた状態で、メダル頂部ガイド用に介在させ
ている。
【0044】そして、コ形基板21の背面側に配設した
ソレノイド42をON・OFF操作することにより、こ
れに傾動レバー43を介して連結された可動ガイド板3
1を上下方向に可動して、上動位置のメダル受付規制状
態と下動位置のメダル受入れ状態に切換えられる。
【0045】上述のソレノイド42をONしたときは、
励磁作用が働いて可動ガイド板31の先端部が、メダル
通路23に沿ってメダル頂部を受入れガイドする下動位
置に移動し、メダル受入れ状態になる。この受入れ状態
のメダル通路23は下部が開閉板22とコ形基板21と
の対向面間および、その間に位置する耐磨耗性に優れた
金属材の底板44とでメダル転動通過用の凹溝を形成
し、上部が可動ガイド板31とコ形基板21との対向面
間でメダル転動通過用の凹溝を形成している。
【0046】一方、ソレノイド42をOFFしたとき
は、傾動レバー43に取付けられた復帰バネ45の復帰
作用が働いて、可動ガイド板31が傾動レバー43を介
して凹溝開方向に引かれ、軸支部41を支点に回動し、
このときメダル通路23を形成していた上部側の凹溝の
一側が開いてメダル通路が排除用に開放されるメダル受
入れ規制状態になり、ここに至ったメダルは1枚ずつ横
倒し動作されて排除される。
【0047】図中、L1 はメダル厚み方向の傾斜開始位
置を示す上傾斜ライン、L2 はメダル厚み方向の傾斜終
了位置を示す下傾斜ライン、Pはコ形基板21の取付け
ピン、K1 はカバー取付け係合凸部、K2 はカバー取付
け係合凹部を示す。
【0048】ところで、メダルMの通過を検知する既述
した貫通型検知センサS1 ,S2 はメダルMを起立状態
で転動通過させるメダル通路23の出口26付近のメダ
ル検知位置に配設される。
【0049】この場合、図6(A)に示すように、上流
側より下流側にかけて同検知構造を有する第1貫通型検
知センサS1 と第2貫通型検知センサS2 をこの順に連
設し、特に、図6(B)に示すように、メダル通過対応
面の全体を検知領域に設定した広域の第1全面検知領域
A1 と第2全面検知領域A2 を形成して検知する。
【0050】上述の全面検知領域A1 ,A2 は、起立状
態のメダルMを1枚転動通過させる断面縦長の通路スペ
ースを有するメダル貫通穴C1 ,C2 の周囲より磁気ま
たは光学式の検知手段を用いて検出するものであり、こ
こを通過したときにメダル等の通過媒体の通過信号が必
ず取得できる通路対応面全体の検知機能が働いて全ての
通過媒体の有無を確実に検知する。
【0051】このように、メダル通過対応面の全体を検
知する広域検知機能を持たせているため、メダルの通過
を的確に検出できるだけでなく、不正器具が使用された
場合の取込み方向の検知と引抜き方向との検知とが確実
に行える。したがって、不正行為を確実に防止できる
外、簡素化したシンプルな構成で高信頼性の不正行為完
全防止効果が得られる。
【0052】図7はメダル通過時の検知波形を示し、メ
ダルMが通過した時は、先ず、上流側の第1貫通型検知
センサS1 がメダルの通過時間に応じたON検知波形7
1を出力し、続いて下流側の第2貫通型検知センサS2
が同じくメダルの通過時間に応じたON検知波形72を
出力する。この順で同様にOFF信号が得られるため、
これらのセンサS1 ,S2 の両出力信号からメダルの通
過を確認することができる。したがって、ここをメダル
Mが通過する度に検知出力を得て、メダルの投入枚数を
計数する。
【0053】次に、不正器具が使用された場合の一例を
図8を参照して説明する。投入口12からL形などの細
長い不正器具81が挿入されて、内方の両貫通型検知セ
ンサS1 ,S2 の全面検知領域A1 ,A2 に不正使用さ
れた場合、この不正器具81は不正プレーヤによってメ
ダルが通過した如く疑似通過操作を装って、メダル通過
方向に通過させた後、引抜かれる。
【0054】このとき、図9に示すように、不正器具の
挿入方向の検知波形は双方のセンサS1 ,S2 ともに、
適正なON検知波形91,92が得られるのに対し、不
正器具81が引抜かれる時は、先に第2貫通型検知セン
サS2 がON検知波形93を出力し、その後に第1貫通
型検知センサS1 がON検知波形94を出力するため、
引抜き行為に伴う逆戻り信号を確実に検知することがで
きる。したがって、この場合は不正プレーヤが不正器具
81を使ったと判断することができ、不正器具が引抜き
操作された時点で、その不正な引抜き行為の発生を検知
することができる。
【0055】このように、メダル通路23のメダル検知
位置に広域検知性能を有する貫通型検知センサS1 ,S
2 を配設するだけで、不正行為に対する対策を簡単に講
じることができ、また貫通型検知センサ自体が広域検知
能力を有するため分散配置する必要もなく、コンパクト
に効率よく配設することができ、さらに一対の貫通型検
知センサS1 ,S2 スロットマシン11に適用した場合
は、不正行為を完全に防止する機能を備えた高信頼性の
スロットマシン11として運用することができる。
【0056】上述の貫通型検知センサとしては、近接ス
イッチ型検知センサや光学式検知センサを用いて検知利
用することができる。例えば、図10に示すように、起
立状態のメダルMを転動通過させるメダル貫通穴C10の
周囲に検出コイル101を周回して配設した近接スイッ
チ型検知センサS10を傾斜路23bに沿って2個連設す
れば構成することができる。
【0057】この場合は、検出コイル101の検知領域
がメダル貫通穴C10内の全体を検知すべくメダル通過対
応面を磁気検知領域に構成して、ここを通過するメダル
Mあるいは不正器具81が通過される度に、磁気が遮断
されるため、その都度、検知信号が得られ、この検知信
号に基づいてメダルか不正器具かを判定することができ
る。
【0058】図11は光学式検知センサS11を示し、こ
の光学式検知センサS11は縦長のセンサ本体111の中
央部に起立状態のメダルを転動通過させるメダル貫通穴
C11を貫設し、この光学式検知センサS11を挟む左右両
側に導光板112,113を対設し、一方の導光板11
2の上方には投光素子114を配設し、他方の導光板1
13の上方には受光素子115を配設して構成してい
る。
【0059】この場合、投光素子114から投光された
光軸116が一方の導光板112を通ってメダル貫通穴
C11を横貫する広域の光学検知領域を形成し、これより
他方の導光板113を通って最後に受光素子115に導
かれる。この場合も、光軸116が遮断された時点でメ
ダルMや不正器具の通過を検知することができる。
【0060】また、メダルと不正器具との判定に際して
は、既述した貫通型検知センサS1,S2 ,S10,S11
が取得した検知信号が図示しない上位の制御部に送信さ
れ、制御部でメダルの通過(図7参照)か、不正器具の
使用(図9参照)かが判定される。そして、不正器具が
使用されたことを検知した場合は、その旨を直ちに監視
員に知らせて適切に対処する。
【0061】上述のように、貫通型検知センサがメダル
通過対応面の全体を検知するため、ここを通過するメダ
ル、あるいは通過後に引抜くような不正器具が用いられ
ても、これらの通過信号の全てを確実に検知することが
できる。
【0062】したがって、不正プレーヤが不正器具を外
部から通路内方の貫通型検知センサの位置に導き、その
検知センサの位置で不正器具を不正操作させても、その
後の不正器具が引抜かれた時点で、不正行為の発生を検
知することができる。
【0063】このため、メダル検知位置に広域検知性能
を持たせた貫通型検知センサを配設するだけで不正行為
に対する対策を簡単に講じることができ、また貫通型検
知センサは分散配置する必要がないためコンパクトに配
設でき、装置が大型化せず、効率よく配設することがで
きる。さらに、この貫通型検知センサをスロットマシン
などの遊技機に適用した場合は、不正行為を完全に防止
する機能を備えた高信頼性のスロットマシンとして運用
することができる。
【0064】この発明の構成と、上述の一実施の形態の
構成との対応において、この発明の遊技機は、実施の形
態のスロットマシン11に対応し、以下同様に、投入メ
ダル検知装置は、貫通型検知センサS1 ,S2 ,S10,
S11に対応し、転動通路は、傾斜路23bに対応する
も、この発明は請求項に示される技術思想に基づいて応
用することができ、上述の一実施の形態の構成のみに限
定されるものではない。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、メダル通過対応面の
全体を検知する広域検知機能を有する検知構成のため、
不正器具が巧妙に使われても、その不正行為を確実に検
知できることから不正行為を完全に阻止することができ
る外、簡素化したシンプルな検知構成でありながら、不
正プレーヤに対する高信頼性が要請されるスロットマシ
ン、パチンコ等の遊技機に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のスロットマシンを示す外観斜視
図。
【図2】 この発明の投入メダル選別装置の前面扉を開
けた内面状態を示す正面図。
【図3】 この発明の投入メダル選別装置を示す要部斜
視図。
【図4】 この発明の投入メダル選別装置を示す展開斜
視図。
【図5】 この発明のメダル通路を示す縦断面図。
【図6】 この発明の貫通型検知センサのメダル検知状
態を示す説明図。
【図7】 この発明の貫通型検知センサのメダル検知状
態を示す波形図。
【図8】 この発明の貫通型検知センサの不正器具検知
状態を示す説明図。
【図9】 この発明の貫通型検知センサの不正器具検知
状態を示す波形図。
【図10】 この発明の他の実施の形態の近接スイッチ
型検知センサを示す要部拡大斜視図。
【図11】 この発明の他の実施の形態の光学式検知セ
ンサを示す要部拡大斜視図。
【図12】 従来の検知センサのメダル検知状態を示す
説明図。
【図13】 従来の検知センサの不正器具使用状態を示
す説明図。
【符号の説明】
11…スロットマシン 12…投入口 23…メダル通路 23b…傾斜路 S1 ,S2 …貫通型検知センサ A1 ,A2 …全面検知領域 C1 ,C2 、C10,C11…メダル貫通穴 S10…近接スイッチ型検知センサ S11…光学式検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 扇原 浩一 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 八木 高秀 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入口に投入されたメダルを転動させて内
    部に取込む転動通路上で投入媒体の通過を検知する遊技
    機の投入メダル検知装置であって、 前記メダルを起立状態で通過させる転動通路のメダル検
    知位置に、メダル通過対応面の全体を検知領域に設定し
    た貫通型検知センサを配設した遊技機の投入メダル検知
    装置。
  2. 【請求項2】前記貫通型検知センサは、起立状態のメダ
    ルを転動通過させるメダル貫通穴の周囲に検出コイルを
    配設して構成した近接スイッチ型検知センサを、前記転
    動通路に沿って複数個連設した請求項1記載の遊技機の
    投入メダル検知装置。
  3. 【請求項3】前記貫通型検知センサは、起立状態のメダ
    ルを転動通過させるメダル貫通穴の周囲より、光軸を該
    メダル貫通穴に向けて光学式に検知する光学式検知セン
    サを、前記転動通路に沿って複数個連設した請求項1記
    載の遊技機の投入メダル検知装置。
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