JP2001149600A - パチンコ機の球払出装置 - Google Patents

パチンコ機の球払出装置

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JP2001149600A
JP2001149600A JP33665099A JP33665099A JP2001149600A JP 2001149600 A JP2001149600 A JP 2001149600A JP 33665099 A JP33665099 A JP 33665099A JP 33665099 A JP33665099 A JP 33665099A JP 2001149600 A JP2001149600 A JP 2001149600A
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雅士 井上
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悟士 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 払出される球数の正確さを高める。 【解決手段】 復帰ばね2が第1ばね3と第2ばね4と
に分別構成され、第1ばね3はプランジャ24の全移動
距離でプランジャ24にばね力を与え、第2ばね4は球
通路11に対する球の払出を阻止又は許容の何れか一方
の後にプランジャ24にばね力を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の球払
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−92073号公報ではパチン
コ機の球払出装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の球払出装置
では球払出機構動作と球払出速度とのミスマッチングに
より制御装置より指示された球払出数と球払出装置より
払出される球数とが合わなくなることがある。パチンコ
機の球払出装置は同数の球を払出すことは少なく、或る
1つの種類の入賞口への入賞に伴う球の払出数と、別の
或る1つの種類の入賞口への入賞に伴う球の払出数とが
異なるというように、1回毎の払出数が異なることの方
が多い。又、プリぺードカードによる球貸の場合でも、
1回の払出数が異なることもある。このように、払出動
作毎に異なる数の球を払出す場合、球払出機構動作と球
払出速度とが整合せず、例えば、5個払出されなければ
ならない場合に4個又は6個の球を払出したり、15個
払出されなければならない場合に14個又は16個の球
を払出したり、25個は払出されなければならない場合
に24個又は26個の球を払出すというように、払出さ
れる球数が不正確になることがある。
【0004】そこで、本発明は、払出される球数の正確
さが高い球払出装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】1つの本発明にあって
は、球通路に対する球の払出を阻止したり許容する電磁
ソレノイドが、プランジャを磁気エネルギーにより一方
向に移動し復帰ばねのばね力により他方に移動する、単
動型に形成されたパチンコ機の球払出装置において、復
帰ばねは、プランジャが所定距離移動したことによりプ
ランジャにばね力を与える第2ばねと、第2ばねよりも
広い範囲におけるプランジャの移動距離でプランジャに
ばね力を与える第1ばねとにより構成されたことを特徴
としている。この1つの発明によれば、球払出阻止及び
許容の双方の動作が高速化され、球払出速度が高くなっ
ても、球払出機構動作と球払出速度とを整合させ、払出
される球数の正確さを高めることができる。又、前記1
つの本発明にあっては、第1ばねと第2ばねとが分別構
成されれば、第1ばねによるプランジャへの付勢と第2
ばねによるプランジャへの付勢とが正確になる。もう1
つの本発明にあっては、球通路より数珠つなぎに流下す
る上方の球と下方の球とを互いに接触しないように切分
ける球払出スプロケットを備えたパチンコ機の球払出装
置において、球払出スプロケットの回転を抑える回転抵
抗部材を備えたことを特徴としている。このもう1つの
発明によれば、球払出スプロケットの回転速度を異常に
高速になることがないように抑制して、球払出機構動作
が高速でなくても、球払出機構動作と球払出速度とを整
合させ、払出される球数の正確さを高めることができ
る。又、前記もう1つの本発明にあっては、回転抵抗部
材が球払出スプロケットを収納するケースと球払出スプ
ロケットとの間に設けられたばねにより形成されれば、
回転抵抗部材の構造が簡素化できる。更にもう1つの本
発明にあっては、球通路より数珠つなぎに流下する上方
の球と下方の球とを互いに接触しないように切分ける球
払出部材と、球払出部材より放出された球を検出する払
出球検出器とを備えたことを特徴としている。この更な
るもう1つの発明によれば、球払出部材のような球払出
機構より解放された球が払出球検出器で検出されて、払
出球検出器で検出された以降の球が球払出機構中に残存
するようなことは阻止し、払出される球数の正確さを高
めることができる。又、この更なるもう1つの本発明に
あっては、球払出部材周りの球通路が球払出部材との協
働する球を一方向に誘導する上流側球通路壁と、球払出
部材との非協力で球を一方向に誘導する下流側球通路壁
と、上流側球通路壁と下流側球通路壁とを繋ぐ段差部と
を備えれば、球が段差部より下流側球通路壁に落下する
こにより、上方の球と下方の球とが更に確実に切分けら
れ、払出球検出器で検出される球数の正確さを高めるこ
とができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図9は本発明の第1実施形
態であって、図1は球払出装置の主要構造を摸式的に示
し、図2はプランジャ移動距離と復帰ばねとの関係を示
し、図3は払出球検出動作の工程を示し、図4は球払出
装置1の全体構造の外観を示し、図5は図4をA−A線
に沿い切断した断面を示し、図6は電磁ソレノイドの取
付構造を示し、図7は第2ばね周りを図6のB−B線に
沿い切断した断面を示し、図8は球払出計数ユニットの
取付構造を示し、図9はパチンコ機の裏側を示す。
【0007】図1を参照し、球払出装置1の主要構造に
ついて説明する。この球払出装置1には、払出される球
数の正確さを高めるという同一目的達成可能な3つの主
要な発明が混在する。その1つは、復帰ばね2が第1ば
ね3と第2ばね4とに分別構成され、アクチュエータが
単動型の電磁ソレノイド5の場合に良好な発明である。
もう1つは、球払出部材である球払出スプロケット6に
対し回転抵抗部材7を設け、アクチュエータが電磁ソレ
ノイド5でもモータの場合の何れでも良好な発明であ
る。更なる1つは、払出球検出器8が球払出スプロケッ
ト6より解放されて自重落下する球を検出するように配
置され、アクチュエータが電磁ソレノイド5でもモータ
の場合の何れでも良好な発明である。
【0008】第1実施形態の場合、球払出装置1は、装
置本体10に、電磁ソレノイド5、球払出スプロケット
6、球通路11、リンク機構12及び球払出爪13等を
備える。球払出スプロケット6は球通路11より数珠つ
なぎに流下する上方の球15と下方の球15とを互いに
接触しないように切分けて払出球検出器8の方面に放出
する部材である。この球払出スプロケット6による切分
けの結果、払出球検出器8が球15を1個ずつ正確に検
出し、2個の球15を1個として検出するような誤計数
動作は防止される。
【0009】図1のように、電磁ソレノイド5にリンク
機構12を介して連結された球払出爪13が球払出スプ
ロケット6に一緒に回転し得るように設けられた爪車1
4に係合して球払出スプロケット6の矢印Wで示す球払
出方向への回転を停止する。この回転停止により、球通
路11に下流側で突出した球払出スプロケット6の一部
が球通路11に供給された球15を球通路11内に留置
く。図1の図示状態は球15が球通路11内に球払出ス
プロケット6で留置かれた球払出阻止の形態である。こ
の状態において、電磁ソレノイド5が制御装置16から
の球払出開始指示により一方向に動作して球払出爪13
と爪車14との係合を解除することにより、球払出許容
の形態となる。
【0010】この球払出許容の形態では、球払出スプロ
ケット6が球15の重さで自由回転し、球15が賞球又
は貸球として球通路11を流下する。この球払出スプロ
ケット6より解放されて自重落下する球15は1個ずつ
払出球検出器8で検出されて球通路11の球払出出口1
7より払出される。払出球検出器8は球15を検出する
毎に球計数信号を制御装置16に出力する。
【0011】そして、制御装置16は球計数信号を計数
した球払出数が払出開始指示と対応する設定球払出数に
なると球払出停止指示を電磁ソレノイド5に出力する。
その後、電磁ソレノイド5が制御装置16からの球払出
停止指示により一方向とは逆向きの他方向に動作して球
払出爪13を爪車14に係合させる。これによって、球
払出スプロケット6が停止し、球15が球払出スプロケ
ット6より上流側の球通路11内に留置かれた球払出阻
止の形態となる。
【0012】球通路11は多数の球15を整列状態で上
方より下方に蛇行しながら誘導する形態であって、中間
部は図示していないが、図示した下流部と上流部とは互
いに中間部を介して連なる。球払出スプロケット6はス
プロケット軸18を中心として回転し得るように装置本
体10に取付けられる。球払出スプロケット6のスプロ
ケット軸18を中心として回転する円盤の周面には多数
の切欠部19が周方向に等分に配置される。各切欠部1
9は球15を1個収納し得る周面より中心側に窪む半円
形であって、幾つかの切欠部19が球通路11に突出す
る。
【0013】そして、球払出スプロケット6周りの球通
路11は上流側球通路壁20と下流側球通路壁21とを
備える。上流側球通路壁20及び下流側球通路壁21は
スプロケット軸18を中心とする曲率半径r2;r3の
弧状である。球払出スプロケット6の半径r1と上流側
球通路11の曲率半径r2と下流側球通路壁21の曲率
半径r3とはr1<r2<r3の寸法関係に設定され
る。球払出スプロケット6の切欠部19が上流側球通路
壁20との協働により球15を1個ずつ個別に取込む。
又、半径r1と曲率半径r3との差は1個の球15の直
径Rよりも大きな寸法に設定される(r3−r1>
R)。下流側球通路壁21の曲率半径r3は、上流側球
通路壁20と下流側球通路壁21とを繋ぐ段差部22か
ら球払出出口17側に行くに従って徐々に大きくなる弧
状であっても良く、要は、球払出スプロケット6から解
放され球15を下流に導く形状であれば良い。
【0014】よって、球払出スプロケット6が矢印W方
向に回転すると、切欠部19と上流側球通路壁20との
間に取込まれていた球15が段差部22を通過する際に
球払出スプロケット6より離れて下流側球通路壁21に
落下する。この球15が自重により下流側球通路壁21
を矢印Z方向に流下する過程において払出球検出器8で
検出される。
【0015】電磁ソレノイド5では、制御装置16から
の球払出開始指示により励磁コイル23が磁気エネルギ
ーを発生し、この励磁コイル23の磁気エネルギー発生
(励磁)に伴い、プランジャ24が第1ばね3と第2ば
ね4とよりなる復帰ばね2に荷重をかけつつ突出又は吸
引の一方に移動し、励磁コイル23の磁気エネルギー消
滅(消磁)に伴い、その復帰ばね2のばね力によりプラ
ンジャ24が突出又は吸引の他方に移動する。第1実施
形態では、プランジャ24が、磁気エネルギーにより矢
印X1方向に吸引され、ばね力により矢印X1方向とは
逆向きの矢印X3方向に突出する。励磁コイル23を囲
むコア25がブラケット26で装置本体10に固定され
る。
【0016】励磁コイル23より下方に突出したプラン
ジャ24の先端部には連結部材27がカップリング28
を介して結合される。この結合構造は、例えば、連結部
材27がプランジャ24の先端部内側に嵌め込まれ、カ
ップリング28がプランジャ24の先端部外側に嵌め込
まれ、カップリング28の外側よりプランジャ24の先
端部及び連結部材27にピン29が挿入装着された形態
である。カップリング28の下面はブラケット26より
曲折形成されたストッパ30の上面で受止られる。
【0017】カップリング28の上面とコア25との間
にはプランジャ24を非接触に囲むコイル状の第2ばね
4が配置される。第2ばね4の下端はカップリング28
の上面に搭載され、第2ばね4の上端とコア25と間に
は隙間Hが形成される。球払出爪13が爪車14を解放
した後に、第2ばね4の上端がコアの下面に接触するよ
うに、隙間Hの間隔は設定される。隙間Hの存在によ
り、第2ばね4のばね力は球通路11に対する球15の
払出を阻止又は許容の何れか一方の動作開始後にプラン
ジャ24へ付勢される。プランジャ24が矢印X1方向
に移動し、第2ばね4がコア25とカップリング28と
の間で圧縮されて矢印X3方向のばね力をプランジャ2
4に与える。カップリング28より下方に突出する連結
部材27はストッパ30を非接触に貫通する。ストッパ
30より下方に突出する連結部材27の先端部にはリン
ク機構12を介して球払出爪13が連結される。
【0018】リンク機構12は中間部のレバー軸31で
装置本体10に回転可能に取付けられた1本のレバーと
して形成される。リンク機構12の一端部には連結部材
27の下端部が軸32で回転可能に連結され、リンク機
構12の他端部にはコイルばねのような第1ばね3の一
端部が結合される。そして、第1ばね3の他端部が装置
本体10にばね止33を介して結合されたことにより、
第1ばね3はリンク機構12に矢印X2方向のばね力を
与える。この矢印X2方向のばね力はリンク機構12に
より逆向きに変換されて連結部材27を経由してプラン
ジャ24に矢印X3方向のばね力として付勢される。よ
って、第1ばね3のばね力はプランジャ24の全移動距
離でプランジャ24に作用する。
【0019】球払出爪13はレバー軸31にリンク機構
12と干渉しないように回転可能に取付けられる。球払
出爪13とリンク機構12との間にはレバー軸31を非
接触に囲むコイル状の爪ばね34が配置される。爪ばね
34の一端が球払出爪13より突出したレバー受35に
掛け止められ、爪ばね34の他端がリンク機構12より
突出した爪受36に掛け止められたことにより、爪ばね
34は球払出爪13に矢印Y1とは逆向きのばね力を与
える。そして、球払出爪13が爪車14に係合する際、
球払出爪13の先端が爪車14の爪山に衝突したとき
は、球払出爪13が爪ばね34のばね力に抗して矢印Y
1方向に逃げるので、電磁ソレノイド5や球払出スプロ
ケット6に機構的に無理な力が働かない。
【0020】復帰ばね2が第1ばね3と第2ばね4とに
分割された主要な発明に相当する実施形態の構成によれ
ば、電磁ソレノイド5の励磁コイル23が励磁され、プ
ランジャ24が磁気エネルギーにより矢印X1方向に移
動を開始すると、リンク機構12がレバー軸31を中心
として矢印Y1方向に回転し、第1ばね3が伸長して、
第1ばね3のばね力がプランジャ24に付勢される。こ
れと平行し、リンク機構12の矢印Y1方向への回転に
より、リンク機構12の爪受36が球払出爪13を矢印
Y1方向に押上げる。
【0021】そして、球払出爪13と爪車14との係合
が解除される。この球払出爪13の押上げ開始から爪車
14との係合解除までは、カップリング28がストッパ
30より離れて矢印X1方向に移動して第2ばね4を持
上げるので、隙間Hが少なくなるが、第2ばね4の上端
はコア25の下面より離れている。このため、プランジ
ャ24には第1ばね3のばね力だけが付勢されている。
【0022】前記球払出爪13と爪車14との係合解除
によって、球払出スプロケット6が球15の重さで矢印
W方向に回転し、球15が球通路11より球払出出口1
7へと払出される。そして、球払出爪13と爪車14と
の係合解除後に引続き、プランジャ24の矢印X1方向
への移動により、隙間Hがゼロとなり、第2ばね4の上
端がコア25の下面に接触し、第2ばね4がコア25と
カップリング28とで圧縮される。これによって、プラ
ンジャ24には第1ばね3のばね力と第2ばね4のばね
力との合力が付勢される。
【0023】上記とは逆に、電磁ソレノイド5の励磁コ
イル23が消磁し、プランジャ24が第1ばね3のばね
力と第2ばね4のばね力との合力である復帰ばね2のば
ね力により矢印X3方向に移動を開始すると、リンク機
構12がレバー軸31を中心として矢印Y1の逆方向に
回転し、第1ばね3が圧縮する。これと平行し、リンク
機構12の矢印Y1の逆方向への回転に伴い球払出爪1
3が矢印Y1と逆方向に下がる。
【0024】そして、球払出爪13の下降開始から爪車
14との係合直前までは、カップリング28がストッパ
30側に移動し、第2ばね4が伸長し、隙間Hが広くな
るが、第2ばね4の上端はコア25の下面に接触してい
る。このため、プランジャ24には第1ばね3のばね力
と第2ばね4のばね力との合力が付勢されている。
【0025】引続き、プランジャ24の矢印X3方向へ
の移動により、球払出爪13と爪車14との係合直前に
おいて隙間Hが最大となり、その後、球払出爪13と爪
車14とが係合し、球払出スプロケット6の矢印W方向
への回転が停止し、球15が球通路11に留置かれ、球
15の払出しが停止する。
【0026】要するに、電磁ソレノイド5が単動型であ
って、プランジャ24の全移動距離でプランジャ24に
ばね力を与える第1ばね3と、球通路11に対する球1
5の払出を阻止又は許容の何れか一方の動作後にプラン
ジャ24にばね力を作用する第2ばね4とに分別構成さ
れたことにより、球払出装置1での球払出阻止及び許容
の双方の動作を高速化できる。
【0027】図2も参照し、前記球払出装置1での球払
出阻止及び許容の双方向動作の高速化ついて説明する。
図2では、横軸がプランジャ24のストローク(移動距
離)、縦軸がプランジャ24に付勢されるばね力、実線
L1が第1ばね3のばね力特性、点線L2が第2ばね4
のばね力特性、一点鎖線L3が第1ばね3のばね力と第
2ばね4のばね力との合力特性、仮想線L4が対比例の
ばね力特性である。プランジャ24が最下位置S1から
最上位置S4側に移動を開始すると、実線L1に示す第
1ばね3のばね力がプランジャ24に付勢される。
【0028】そして、プランジャ24が係合位置S2を
第2ばね効き始め位置S3に到達するまでは、プランジ
ャ24に付勢されるばね力は実線L1に示す第1ばね3
のばね力だけのF1となる。その後、プランジャ24が
第2ばね効き始め位置S3を最上位置S4側に過ぎる
と、一点鎖線L3で示す合力がプランジャ24に付勢さ
れる。最後に、プランジャ24が最上位置S4に到達す
ると、プランジャ24に付勢される合力は一点鎖線L3
に示すF4となる。
【0029】つまり、プランジャ24が最下位置S1か
ら第2ばね効き始め位置S3まで移動する過程では、プ
ランジャ24には第1ばね3のばね力だけしか付勢され
ないので、プランジャ24に付勢されるばね力がプラン
ジャ24を移動する磁気エネルギーに対し小さな抵抗と
なり、プランジャ24が磁気エネルギーにより高速に移
動して球払出爪13を爪車14より迅速に解除する。
【0030】又、プランジャ24が最上位置S4から第
2ばね効き始め位置S3まで移動する過程では、プラン
ジャ24には仮想線L3で示す第1ばね3と第2ばね4
とによる合力が付勢されているので、プランジャ24が
第1ばね3と第2ばね4とのばね力により高速に移動す
る。その直後にプランジャ24が球払出爪13と爪車1
4との係合位置S2に到達し、球払出爪13が爪車14
に迅速に係合する。この結果、球払出装置1での球払出
阻止及び許容の双方の機構動作が高速化され、球払出速
度が高くなっても、球払出機構動作と球払出速度とを整
合させ、払出される球数の正確さを高めることができ
る。
【0031】これに対し、対比例は仮想線L4で示すよ
うに復帰ばね2が1つの場合である。よって、次のよう
な不都合がある。対比例の構造ではプランジャが磁気エ
ネルギーで一方向に移動する過程において復帰ばね2を
圧縮又は伸長の一方形態とし、上記磁気エネルギーが消
磁されることにより、復帰ばね2が伸長又は圧縮の他方
形態となる。このため、仮想線L4で示す復帰ばね2の
ばね力特性の傾斜角度が大きくなるように、復帰ばね2
のばね力を強くし、ばね力で移動するプランジャの速度
を速くすると、プランジャを移動する磁気エネルギーに
対するばね力による抵抗が大きくなり、磁気エネルギー
で移動するプランジャの移動速度が遅くなる。よって、
復帰ばね2のばね力を強くすると、球払出阻止又は許容
の一方動作が速くなるものの、球払出許容又は阻止の他
方動作が遅くなってしまう。
【0032】又、アクチュエータは電磁ソレノイド5に
限定されないが、球払出スプロケット6に対し回転抵抗
部材7を設けたことにより、回転抵抗部材7が球払出ス
プロケット6の回転速度を抑えて、球払出装置1での球
払出速度を球払出機構動作に整合させ、払出される球数
の正確さを高めることができる。つまり、回転抵抗部材
7が無い場合、球を5個払出す場合と25個払出す場合
とでは、25個払出す方が5個払出すよりも、球払出ス
プロケット6が球15から受ける慣性が大きく、球払出
スプロケット6の回転速度が速くなる。このため、実施
形態のように、回転抵抗部材7により球払出スプロケッ
ト6の回転速度を抑えることにより、1回の球払出動作
で多数の球15を払出す場合でも、球払出スプロケット
6の回転速度を異常に高速になることがないように抑制
して、球払出機構動作が高速でなくても、球払出機構動
作と球払出速度とを整合させ、払出される球数の正確さ
を高めることができる。
【0033】更に、アクチュエータは電磁ソレノイド5
に限定されないが、払出球検出器8が球払出スプロケッ
ト6より解放されて自重落下する球を検出するように配
置されたことにより、球払出スプロケット6のような球
払出機構より解放された球15が払出球検出器8で検出
されて、払出球検出器8で検出された以降の球15が球
払出機構中に残存するようなことは阻止し、払出される
球数の正確さを高めることができる。
【0034】つまり、球払出スプロケット6と上流側球
通路壁20及び下流側球通路壁21が前述したr1<r
2<r3、r3−r1>R等の寸法関係で設定されてお
り、図3のa図に示す球払出待機状態(前述の球払出阻
止状態と同じ)では球払出スプロケット6の回転が停止
しており、球15が球払出スプロケット6の切欠部19
と上流側球通路壁20との間に取込まれている。次に、
図3のb図に示す球放出開始状態(前述の球払出許容状
態と同じ)では球払出スプロケット6が回転を開始し、
球15が段差部22を通過して球払出スプロケット6よ
り離れて下流側球通路壁21に落下する。
【0035】更に、図3のc図に示す払出球検出状態で
は、球払出スプロケット6の回転が更に進み、球払出ス
プロケット6より下流側球通路壁21に落下した球15
が下流側球通路壁21を流下する過程において払出球検
出器8の検出素子部8aで検出される。1個の球15が
払出球検出器8によって検出される際、上部の球15a
(球15と同じであるが、ここの説明では上部の球と下
部の球とを明確に示すことから、下部の球に符号15を
付し、上部の球に符号15aを付した)とは上流側球通
路壁20の側に位置している。よって、球払出スプロケ
ット6の切欠部19による上方の球15と下方の球15
とを切分ける機能に加え、球15が段差部22より下流
側球通路壁21に落下するこにより、上方の球15と下
方の球15とが更に確実に切分けられる。そして、段差
部22より下流側球通路壁21に落下した球15は球払
出スプロケット6より離れているので球払出機構中に残
存するようなことはない。
【0036】図4を参照し、球払出装置1の全体構造に
ついて説明する。球払出装置1はアクチュエータユニッ
ト40を備える。アクチュエータユニット40では、第
1ばね3、第2ばね4、電磁ソレノイド5、リンク機構
12、球払出爪13、爪ばね34等が、前記装置本体1
0に相当する、外部より内部を見ることが可能な透視性
の在る合成樹脂製のアクチュエータユニットケース41
に組付けられる。アクチュエータユニットケース41
は、筒状の位置決定兼取付孔部42、取付孔部43、組
立操作孔44を備える。レバー軸31は金属製であっ
て、アクチュエータユニットケース41の成形時にアク
チュエータユニットケース41にインサート成形法によ
り組付けられる。符号5aは電磁ソレノイド5の配線で
ある。
【0037】そして、位置決定兼取付孔部42が前記装
置本体10に相当する導電性を有する合成樹脂製の装置
ベース46に設けられた図外の位置決定凹部に前側より
嵌合され、止ねじ45が取付孔部43より装置ベース4
6に設けられた図外の取付孔部43に締結されることに
より、アクチュエータユニット40が装置ベース46の
前側に取付けられる。又、装置ベース46の裏側には球
払出樋ユニット47及び球払出計数ユニット60が止ね
じ65;66により取付けられる。
【0038】球払出樋ユニット47では、アクチュエー
タユニットケース41と同様な透視性の在る合成樹脂製
の球払出樋ベース48より前側に上方より下方に蛇行す
る球通路形成用の相対峙する通路壁49が前側に突出さ
れる。そして、球払出樋ユニット47が装置ベース46
に取付けられることにより、図1の球通路11が形成さ
れる。球通路11の上部一側には球入口50が形成され
る。球払出樋ベース48には上部の球確認スイッチ51
と下部の球抜機構52とが組付けられる。球抜機構52
は合成樹脂製の球抜カバー53より外側に突出したレバ
ー54を備える。このレバー54は装置ベース46の一
側部に組付けられた球抜レバー55により動かされる。
【0039】例えば、通常時には、レバー54が球抜機
構52に内蔵された図外のばねにより下方に引張られて
いることにより、球払出樋ベース48の前側に設けられ
た球抜機構52の図示しない球流出方向切替樋が球払出
スプロケット6より上流側の球通路11(図1参照)を
形成する。そして、球抜時には、球抜レバー55が人為
的に操作されてレバー54を持上げることにより、球流
出方向切替樋が球払出計数ユニット60の球抜通路61
に接続する。球払出樋ベース48には球通路掃除用の長
孔56が球確認スイッチ51と球抜機構52との間に設
けられる。
【0040】球払出計数ユニット60では、前後に分割
されて合掌状に組合された第1・第2球払出計数ユニッ
トケース62;63を備える。第1・第2球払出計数ユ
ニットケース62;63は球払出樋ベース48と同様な
透視性の在る合成樹脂により形成される。第1・第2球
払出計数ユニットケース62;63には、図1の球払出
スプロケット6が内蔵され、外部に払出球検出器8が組
付けられる。アクチュエータユニット40と球払出計数
ユニット60とが装置ベース46に組付けられる場合、
組立操作孔44よりリンク機構12を操作することによ
り、球払出爪13と爪車14とを係合させる。
【0041】図5を参照し、球払出計数ユニット60の
内部構造について説明する。スプロケット軸18は金属
製であって、第2球払出計数ユニットケース63にイン
サート成形法若しくは圧入法により組付けられる。球払
出スプロケット6は球15に対し滑性の良好な合成樹脂
により形成され、中央部に金属製の軸受67を前後に備
える。これらの軸受67はインサート成形法により球払
出スプロケット6に固定される。球払出スプロケット6
と第2球払出計数ユニットケース63との間には、スプ
ロケット軸18を非接触に囲むコイル状のばねとして形
成された金属製の回転抵抗部材7が圧縮された状態で配
置される。回転抵抗部材7の一端が第2球払出計数ユニ
ットケース63に接触し、回転抵抗部材7の一端が滑性
のスペーサ68を介して球払出スプロケット6を前側に
押圧する。これによって、前側の軸受67が第1球払出
計数ユニットケース62に滑性のスペーサ69を介して
押付けられ、結果として、回転抵抗部材7が球払出スプ
ロケット6の回転を抑える。
【0042】図6は電磁ソレノイド5のアクチュエータ
ユニットケース41への取付構造について説明する。ア
クチュエータユニットケース41には筒状の取付孔部7
1と位置決定凸部72とが設けられる。取付孔部71及
び位置決定凸部72はアクチュエータユニットケース4
1より延設された壁73により互いに連結される。壁7
3にはリブ74が位置決定凸部72と対応して設けられ
る。電磁ソレノイド5のブラケット26には貫通孔75
と位置決定孔部76とが設けられる。そして、位置決定
凸部72と位置決定孔部76とが嵌め合され、止ねじ7
7が貫通孔75より取付孔部71に締結されることによ
り、電磁ソレノイド5がアクチュエータユニットケース
41に位置決めされた状態で取付けられる。ストッパ3
0には連結部材27を非接触に通す溝78が設けられ
る。
【0043】図7を参照し、カップリング28の内部構
造について説明する。カップリング28は第2ばね4を
受止める大径部80と第2ばね4の内部に非接触に挿入
配置される小径部81とを備える。そして、プランジャ
24と連結部材27とカップリング28とがピン29に
より結合され、カップリング28がストッパ30に接触
した状態において、プランジャ24とストッパ30との
間にはクリアランス82が形成される。これによって、
金属製のプランジャ24と磁化されない金属製のストッ
パ30との衝突が避けられ、合成樹脂製のカップリング
28がストッパ30と衝突する。又、第2ばね4はカッ
プリング28の小径部81によりプランジャと接触する
ことは避けられる。
【0044】図8を参照し、球払出計数ユニット60の
装置ベース46への取付構造について説明する。装置ベ
ース46の裏面には平坦状の球払出計数ユニット収納部
85が設けられる。球払出計数ユニット収納部85に
は、取付孔部86、爪車逃部87、スプロケット軸逃部
88、位置決定凹部89、位置決定兼取付孔部90、球
払出出口逃部91が形成される。球払出計数ユニット6
0の第1・第2球払出計数ユニットケース62;63に
は貫通孔92を備える。第1球払出計数ユニットケース
62の前面には位置決定凸部93及び位置決定兼取付孔
部94が設けられる。
【0045】そして、第1球払出計数ユニットケース6
2より前側に膨出された球払出出口17が装置ベース4
6の球払出出口逃部91に配置され、球払出計数ユニッ
ト60の位置決定凸部93及び位置決定兼取付孔部94
が装置ベース46の位置決定凹部89及び位置決定兼取
付孔部90に嵌め込まれれた状態において、止ねじ65
が貫通孔92より取付孔部86に締結され、止ねじ66
が位置決定兼取付孔部94の中抜孔より位置決定兼取付
孔部90の中抜孔に締結されることにより、球払出計数
ユニット60が装置ベース46に位置決めされた状態で
取付けられる。符号97は払出球導入口部、98は抜球
導入口部である。
【0046】第1実施形態の場合、図4の位置決定兼取
付孔部42と図8の取付孔部86とが互いに向き合い、
図8の位置決定兼取付孔部90と図8の位置決定兼取付
孔部94とが互いに嵌合した状態において、図4のアク
チュエータユニット40と装置ベース46と球払出計数
ユニット60とが互いに止ねじ65により締結されるこ
とにより、アクチュエータユニット40と装置ベース4
6及び球払出計数ユニット60相互が位置決めされて組
立てられている。又、図6のように位置決定凸部72と
位置決定孔部76との嵌合により、アクチュエータユニ
ットケース41及び電磁ソレノイド5相互が位置決めさ
れて組立てられている。これによって、図2の球払出爪
13と爪車14との係合位置S2が正確に設定され、常
時、球払出爪13と爪車14との係合・解除のタイミン
グが正確となり、係合位置S2と第2ばね効き始め位置
S3とが正確になる。
【0047】図9を参照し、パチンコ機の裏側について
説明する。100は前枠、101は前枠100に取付け
られたリアプレート、102はリアプレート101に取
付けれたタンク、103はタンク102に取付けられた
誘導樋、104は球払出装置1に取付けられたリアカバ
ー、105は前枠100に取付けられた電源装置、10
6は電源装置105の裏側に配置された球発射制御装
置、107は前枠100に取付けられた球樋ユニット、
108は球樋ユニット107に取付けられた球払出制御
装置である。電源装置105はリアプレート101に取
付けられても良い。そして、図外の島側の補給設備より
タンク102に供給された球は誘導樋103を経由して
球払出装置1に供給される。この図9では球払出装置1
が1つでも良いが、球払出装置1を複数用いる場合、複
数の球払出装置1を前後に配置すれば良い。
【0048】図1におけるブラケット26は電磁ソレノ
イド5の磁気エネルギーにより磁化されないステンレス
により形成され、連結部材27は電磁ソレノイド5の磁
気エネルギーにより磁化されない黄銅により形成され、
カップリング28は磁気エネルギーにより磁化されない
合成樹脂により形成されている。
【0049】図10は本発明の第2実施形態に係る復帰
ばね2の構造について説明する。復帰ばね2が外側の第
1ばね110と内側の第2ばね111とに分別構成され
る。第1ばね110は前記第1ばね3に相当し、第2ば
ね111は前記第2ばね4に相当する。そして、第2ば
ね111がカップリング28の小径部81を非接触に囲
み大径部80に載せられたことにより、第2ばね111
とコア25との間に隙間Hが形成される。第1ばね11
0が第2ばね111及び大径部80を非接触に囲み大径
部80より外側に突出したフランジ部112に載せられ
る。よって、第1ばね110と第2ばね111とが同じ
場所に配置されるので、図1のばね止33を省略するこ
とができ、又、リンク機構12より第1ばね3を係留す
る部分を省略することができ、装置構造が簡素化でき
る。
【0050】図11は本発明の第3実施形態に係る復帰
ばね2の構造について説明する。復帰ばね2が第1ばね
120と第2ばね121とにより構成される。第1ばね
120は前記第1ばね3に相当し、第2ばね121は前
記第2ばね4に相当する。第1ばね120はばね力が弱
く、第2ばね121はばね力が強い(第1ばね120の
ばね定数<第2ばね121のばね定数)。そして、第1
ばね120の一端と第2ばね121の一端とが符号12
3で結合され、第1ばね120と第2ばね121とが縦
列状に連結され、1つの筒状に形成される。よって、復
帰ばね2としての部品点数が減り組立作業が良くなる。
第3実施形態によれば、第1ばね120のばね力が第2
ばねのばね力よりも広い範囲でプランジャ24に作用す
る。例えば、第1ばね120と第2ばね121とが縮み
ばねとして作用される場合、大まかには、第1ばね12
0が圧縮され尽くした後、第2ばね121のばね力がプ
ランジャ24に作用する。第3実施形態の復帰ばね2
は、図4の第1ばね3のようにアクチュエータユニット
ケース41とリンク機構12とに掛渡されるか、図4の
第2ばね4のようにプランジャ24周りに配置されば良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の主要構造を示す摸式
図。
【図2】 同第1実施形態のプランジャ移動距離と復帰
ばねとの関係を示す図。
【図3】 同第1実施形態の払出球検出動作を示す工程
図。
【図4】 同第1実施形態の全体外観を示す斜視図。
【図5】 図4のA−A線断面図。
【図6】 同第1実施形態の電磁ソレノイドの取付構造
を示す断面図。
【図7】 図6のB−B線断面図。
【図8】 同第1実施形態の球払出計数ユニットの取付
構造を示す斜視図。
【図9】 同第1実施形態のパチンコ機の裏面図。
【図10】 本発明の第2実施形態を示す断面図。
【図11】 本発明の第3実施形態を示す摸式図。
【符号の説明】
2 復帰ばね 3;110;120 第1ばね 4;111;121 第2ばね 5 電磁ソレノイド 6 球払出スプロケット(球払出部材) 7 回転抵抗部材 11 球通路 20 上流側球通路壁 21 下流側球通路壁 22 段差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 進 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 井上 雅士 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 中村 悟士 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 小林 修一 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 Fターム(参考) 2C088 BA32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球通路に対する球の払出を阻止したり許
    容する電磁ソレノイドが、プランジャを磁気エネルギー
    により一方向に移動し復帰ばねのばね力により他方に移
    動する、単動型に形成されたパチンコ機の球払出装置に
    おいて、復帰ばねは、プランジャが所定距離移動したこ
    とによりプランジャにばね力を与える第2ばねと、第2
    ばねよりも広い範囲におけるプランジャの移動距離でプ
    ランジャにばね力を与える第1ばねとにより構成された
    ことを特徴とするパチンコ機の球払出装置。
  2. 【請求項2】 第1ばねと第2ばねとが分別構成された
    ことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の球払出装
    置。
  3. 【請求項3】 球通路より数珠つなぎに流下する上方の
    球と下方の球とを互いに接触しないように切分ける球払
    出スプロケットを備えたパチンコ機の球払出装置におい
    て、球払出スプロケットの回転を抑える回転抵抗部材を
    備えたことを特徴とするパチンコ機の球払出装置。
  4. 【請求項4】 回転抵抗部材が球払出スプロケットを収
    納するケースと球払出スプロケットとの間に設けられた
    ばねにより形成されたことを特徴とする請求項3記載の
    パチンコ機の球払出装置。
  5. 【請求項5】 球通路より数珠つなぎに流下する上方の
    球と下方の球とを互いに接触しないように切分ける球払
    出部材と、球払出部材より放出された球を検出する払出
    球検出器とを備えたことを特徴とするパチンコ機の球払
    出装置。
  6. 【請求項6】 球払出部材周りの球通路が球払出部材と
    の協働する球を一方向に誘導する上流側球通路壁と、球
    払出部材との非協力で球を一方向に誘導する下流側球通
    路壁と、上流側球通路壁と下流側球通路壁とを繋ぐ段差
    部とを備えたことを特徴とする請求項5記載のパチンコ
    機の球払出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020039763A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 サクサ株式会社 パチンコ玉用転動通路のシャッタ構造

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