JP2610774B2 - パチンコ玉の計数払出し装置 - Google Patents

パチンコ玉の計数払出し装置

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JP2610774B2
JP2610774B2 JP5176555A JP17655593A JP2610774B2 JP 2610774 B2 JP2610774 B2 JP 2610774B2 JP 5176555 A JP5176555 A JP 5176555A JP 17655593 A JP17655593 A JP 17655593A JP 2610774 B2 JP2610774 B2 JP 2610774B2
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tooth
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pachinko ball
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信 行 林
松 英 幸 門
島 一 成 川
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株式会社 エース電研
株式会社 トーホー技研
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパチンコ玉の計数払出し
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パチンコ玉の補給時にその補
給玉数を計数するパチンコ玉計数器が一般に用いられて
おり、パチンコ玉が1個ずつ嵌合し得る凹部が周囲に形
成された計数輪の回転数を積算して計数するもの、ある
いはこの計数輪の1歯回転する度に揺動するカバナ等の
回転制御部材の揺動を近接スイッチ等により検出してそ
の信号により積算計数するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記計数
輪の回転数を計数する構成の計数器では、計数輪の1回
転で投出されるパチンコ玉数が一定であるため、玉の個
数を正確に計数して1個単位まで正確に任意の玉数を検
出することができない。また計数輪の凹部のいずれかに
パチンコ玉が入らない、所謂玉抜けがあった場合にもこ
れを計数してしまい、誤計数を生じやすく、パチンコ玉
の計数払出し装置としてパチンコ玉を所定数だけ正確に
計数して払出すことができないという問題点があった。
【0004】また回転制御部材の揺動で計数を行なう計
数器では、回転制御部材の1回の揺動毎にスイッチを必
ずオン,オフさせなければならないため、使用するスイ
ッチは高性能でなければならず、かつ回転制御部材の揺
動の具合いによってはスイッチがオン,オフしないまま
継続してしまい、やはり誤計数が生じることは避け難い
という問題点があった。一方、従来の歯輪を用いた玉計
数機では、パンチンコ玉が自重落下する玉通路が垂直な
直状とされており、この玉通路の一側に歯輪の歯先が突
出されていてパチンコ玉と衝接されるようになっている
ため、自重で落下するパチンコ玉が歯輪の歯先に高速で
衝突し、そのためやはり正確な計数を妨げ、誤計数が生
じやすいという問題点があった。
【0005】本発明はこれに鑑み、従来の計数輪と同形
の歯輪を用いたものであっても、パチンコ玉を1個単位
まで正確に計数して払出すことができ、誤計数の発生を
なくすることができるようにしたパチンコ玉の計数払出
し装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0006】上記問題点を解決するため本発明は、自重
により落下するパチンコ玉を案内する玉通路を、垂直状
の入口側と垂直状の出口側およびこの出入口間を連結す
る円弧状部でもって形成するとともに上流の入口側と下
流の出口側の位置を異らなせて形成し、複数の歯先を有
し該歯先の間にパチンコ玉が位置してパチンコ玉の移動
により回転可能なよう該歯先を前記通路の円弧状部に臨
ませて歯輪を配設し、この歯輪の歯先位置より下流側の
玉通路内に流下するパチンコ玉を検知して計数するセン
サと、前記歯輪の複数の歯先に対し任意位置で歯輪の回
転を停止させるよう該歯輪の歯先に係合する歯輪ストッ
パと、この歯輪ストッパに係脱可能とし所定の玉数に達
したとき該歯輪ストッパが前記歯輪の歯先に係合するよ
うに駆動制御するソレノイドとを具有せしめたものであ
る。
【0007】
【作用】ロック状態においては、玉通路内にパチンコ玉
が供給されており、歯輪は歯輪ストッパの係止部がソレ
ノイドの作用により歯輪の歯先に係合して歯輪の回転を
阻止し、玉通路内のパチンコ玉の流出を停めている。
【0008】ここでパチンコ玉の投出指令信号が入力さ
れると、ソレノイドに通電されて歯輪ストッパが歯輪の
歯先から外れて歯輪の拘束が解かれる。これにより歯輪
はパチンコ玉の重量で時計方向に回転され、パチンコ玉
は下方へ流出する。この流出するパチンコ玉はセンサの
光路を遮切るので、計数信号が発せられ、その信号に基
づいて計数され、所定の個数を計数するとその信号によ
りソレノイドが作動して歯輪を止める。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。図1は本発明によるパチンコ玉の計数払出し
装置1の一実施例の内部構造を示すもので、歯輪2がロ
ックされている状態時の正面を示し、図2は右側面を示
し、そして図3はロックが解除された状態時の正面を示
している。
【0010】玉通路3は、器体4の内部に形成され、図
示実施例では、垂直区域3Aと、この下端に連なりほぼ
四分円に相当する円弧状区域3Bと、この円弧状区域3
Bの下端に連なる垂直区域3Cとを有している。
【0011】歯輪2は、周囲にパチンコ玉5が1個宛嵌
入し得る複数(図示例では10個)の係合凹部2A,2
A…を有するもので、この係合凹部2A,2A…を形成
している歯先2Bが前記玉通路3の円弧状区域3Bの凹
曲面側の壁部3Dに形成された孔3Eから玉通路3内に
臨んでおかれるよう、歯輪2の中心が器体4に軸6によ
り回転自在に取付けられている。
【0012】センサ7は光センサが用いられ、前記玉通
路3の円弧状区域3Bから垂直区域3Cに至る屈曲部分
に設けられるもので、器体4に支持される光センサ支持
体7Aの玉通路3の側部中央部位に延びる先端部分に
投,受光素子7Bが相対して設けられ、玉通路3を通る
パチンコ玉5が光路を遮切ることにより信号を発し、計
数するようになされている。
【0013】回転制御部材8は、従来と同様ガバナ構造
のもので、中間部が器体4に軸9により揺動自在に取付
けられ、両端の2つの突部8A,8Bが歯輪2の係合凹
部2A,2A…に交互に嵌脱して1歯毎の回転を制御す
る。
【0014】歯輪ストッパ10は、一端に歯輪2の歯先
2Bに係合してその回転を拘束する係止部11を有し、
中間部が器体4に軸9により揺動自在に取付けられたも
ので、図示実施例では図5に示すように中間部が両面開
放の箱形に形成され、前記回転制御部材8の外側に嵌合
して前記軸9により同軸に取付けられている。
【0015】歯輪ストッパ10の他端と器体4側との間
には弱い引張りバネ12が張装され、前記係止部11が
歯輪2の歯先2Bから外れる方向へ付勢されている。
【0016】前記係止部11は、歯輪2の係合凹部2A
の回転方向後部側の歯先2Bに係合して歯輪2の回転を
阻止する顎部11Aを有し、係止部11の背面11Bは
フラットに形成されている。
【0017】図示の実施例では、ストッパロック部材1
3を用いた場合を示している。この部材13は、中間部
が器体4に軸14により揺動自在に取付けられ、この軸
14より下方部位が器体4に取付けられたソレノイド1
5のプランジャ15Aにピン16と長孔13Aとで連結
され、軸14より上方部位と器体4側との間には引張り
バネ17が張装されている。そしてこのロック部材13
はソレノイド15の非励磁時にバネ17により図におい
て反時計方向に回動して器体4側のストッパ18に当接
したとき、その下端13Bが前記歯輪ストッパ10の係
止部11の背面11Bに当接して係止部11の係合状態
を保ち、ソレノイド15が励磁されたときはストッパロ
ック部材13が図において時計方向に回動して下端13
Bが係止部11の背面11Bからすべるように左方へ外
れるように配設されている。なおこの歯輪2の拘束は、
ストッパロック部材13を用いず、ソレノイド15によ
り直接ロックするようにしてもよいことはもちろんであ
る。
【0018】つぎに上記実施例の作用を説明する。図1
のロック状態においては、玉通路3内にパチンコ玉5が
供給されており、歯輪2は歯輪ストッパ10の係止部1
1の顎部11Aが歯先2Bに係合して歯輪2の時計方向
への回転を阻止しているとともに、その係止部11の背
面11Bにストッパロック部材13の下端13Bが位置
していて歯輪ストッパ10を拘束し、玉通路3内のパチ
ンコ玉5の流出を停めている。この状態下における最先
のパチンコ玉5は、玉通路3の円弧状区域3Bの末端の
角部3Fと歯輪2の一つの歯先2Bとで止められてい
る。
【0019】ここでパチンコ玉5の投出指令信号が入力
されると、ソレノイド15に通電されてプランジャ15
Aが引かれ、ストッパロック部材13が軸14を中心に
バネ17に抗して時計方向に回動し、その下端13Bが
歯輪ストッパ10の係止部11の背面11Bから外され
る。これにより歯輪ストッパ10は、図3のようにバネ
12の牽引力により軸9を中心として反時計方向に回動
し、係止部11は歯輪2の係合凹部2Aから脱出して歯
輪2の拘束が解かれる。これにより歯輪2はパチンコ玉
5の重量で時計方向に回転され、パチンコ玉5は垂直区
域3Cを通って下方へ流出する。この流出するパチンコ
玉5は垂直区域3Cに入る際に光センサ7の光路を遮切
るので、計数信号が発せられ、その信号に基づいて計数
される。
【0020】所定個数のパチンコ玉5の投出後、図3の
状態においてストップ信号が入力されると、ソレノイド
15が消磁されてストッパロック部材13がバネ17に
より反時計方向に回動し、その下端13Bが歯輪ストッ
パ10の係止部11の背面11Bに移動して係止部11
を歯輪2の係合凹部2Aに係合させ、歯輪2を直ちに停
止させる。これにより図3においてA位置にあるパチン
コ玉5が図1のB位置に至ったところで歯輪2が停止
し、それ以降のパチンコ玉5の流出を阻止する。
【0021】以上説明したように、本発明によれば、パ
チンコ玉の投出個数の計数を歯輪の直後の玉通路に配設
したセンサにより通過個数を直接計数するようにしたの
で、パチンコ玉が毎秒40〜50個と高速で送り出され
ても従来のようにスイッチの作動遅れやオンオフ不良の
発生がなく、これに基づく誤計数の発生をなくすること
ができ、投出個数の計数精度を著しく高めることができ
る。また歯輪により送り出されたパチンコ玉の通過で計
数するので、歯輪の係合凹部の数に無関係に計数するこ
とができ、そのため歯輪の回転数によって計数する従来
の方式のように係合凹部の整数倍の個数に限定されるこ
とがなく、1個単位の任意の玉数の投出ができ、自由度
を増すことができ、特に歯輪の範囲で玉抜けがあっても
計数値に誤差を生じることがない。そして歯輪の回転停
止は歯輪ストッパをソレノイドにより制御するようにし
ているので、歯輪を任意位置で停止させることができ、
パチンコ玉の任意個数の払出しができる。また、パチン
コ玉が自重により歯輪の歯先に至るときの玉通路が円弧
状に弯曲されていることにより、パチンコ玉の速度が減
衰され、この円弧状部に歯輪の歯先が位置されているこ
とからパチンコ玉が歯輪の歯先に衝突することがなく、
かつパチンコ玉の速度が円弧状部より緩和されることに
より計数センサの計数精度が高められるという効果を奏
する。
【0022】なお、本発明における各部材の形状構造に
関しては図示実施例に限定されるものではなく、適宜変
更し得ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパチンコ玉の計数払出し装置の一
実施例を示すロック状態時の内部の正面図。
【図2】同右側面図。
【図3】同ロック解除状態時の要部正面図。
【図4】歯輪ストッパの正面図。
【図5】同平面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ玉の計数払出し装置 2 歯輪 2A 係合凹部 2B 歯先 3 通路 4 器体 5 パチンコ玉 7 センサとしての光センサ 7B 素子 8 回転制御部材 10 歯輪ストッパ 11 係止部 13 ストッパロック部 15 ソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川 島 一 成 神奈川県逗子市桜山5−552−1 (56)参考文献 特開 昭52−118352(JP,A) 実開 昭57−21381(JP,U) 実開 昭57−34276(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自重により落下するパチンコ玉を案内する
    玉通路を、垂直状の入口側と垂直状の出口側およびこの
    出入口間を連結する円弧状部でもって形成するとともに
    上流の入口側と下流の出口側の位置を異らなせて形成
    し、複数の歯先を有し該歯先の間にパチンコ玉が位置し
    てパチンコ玉の移動により回転可能なよう該歯先を前記
    通路の円弧状部に臨ませて歯輪を配設し、この歯輪の歯
    先位置より下流側の玉通路内に流下するパチンコ玉を検
    知して計数するセンサと、前記歯輪の複数の歯先に対し
    任意位置で歯輪の回転を停止させるよう該歯輪の歯先に
    係合する歯輪ストッパと、この歯輪ストッパに係脱可能
    とし所定の玉数に達したとき該歯輪ストッパが前記歯輪
    の歯先に係合するように駆動制御するソレノイドとを具
    有することを特徴とするパチンコ玉の計数払い出し装
    置。
JP5176555A 1993-07-16 1993-07-16 パチンコ玉の計数払出し装置 Expired - Lifetime JP2610774B2 (ja)

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JPS52118352A (en) * 1976-03-27 1977-10-04 Daiichi Shokai:Kk Apparatus of detecting pachinko balls for pachinko game machines
JPH0226528Y2 (ja) * 1980-07-08 1990-07-19
JPH0143103Y2 (ja) * 1980-08-04 1989-12-14

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