JP4405442B2 - ピニオン付きモータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータ軸の先端にピニオンが形成されているピニオン付きモータに関する。
近年の工場等においては、少量多品種生産に対応するため、必要な機械を必要なときにのみ運転するという要請に応えるべく、個々の機械を独立してその場で駆動可能とした構成が求められるようになってきている。そのため、減速機構を収容した歯車箱とモータとを一体的に組付け、単独で最適なトルク及び回転速度に調整された出力が得られるようにしたいわいる「ギヤドモータ」のニーズがますます増大している。
そのため、この現象に対応して、モータ軸にスパーピニオン(平歯車)、或いはヘリカルピニオン(斜歯歯車)等を予め形成し、該モータ軸に減速機の初段(入力軸)の機能を兼用させるようにしたピニオン付モータも数多く出荷されている。
このようなピニオン付きモータのモータ軸は、モータの発熱による熱膨張を考慮し、モータケースに対して若干軸方向に動くことができるように組み込まれている。特許文献1において開示されているピニオン付きモータは、ピニオン側(負荷側)のモータ軸を支持している軸受(負荷側軸受)は圧入嵌合、もう一方(反負荷側軸受)は隙間嵌めとし、この隙間嵌めとされた反負荷側軸受に対し、ナミWによって与圧を与える構成を採用している。
特開2001−124155号公報
モータには、その用途にふさわしいように、回転数検出器やブレーキ装置など、種々の付設機構が備えられたものが存在する。これらの付設機構の中には、例えば回転数検出器の回転板とセンサ機構、ブレーキ装置の可動板と固定磁石のように、モータ軸又はこれに付設機構の一部が固定された部材と、付設機構の他の特定の部材との間の軸方向距離が所定の範囲内に収まるように設計された付設機構も多く存在する。
しかしながら、こうした付設機構をピニオン付モータに適用した場合は、前述したようなモータ軸の動きがこの管理されるべき軸方向距離を不明確なものにし、回転数検出器やブレーキ装置等の性能に影響を与えるという問題が存在していた。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、付設機構の機能上必要な間隙(軸方向距離)については、これを正確に確保し、併せてモータ軸の熱膨張等を合理的に許容し得るピニオン付きモータを提供することをその課題としている。
本発明は、反負荷側軸受及び負荷側軸受によって支持されるモータ軸の先端に、ピニオンが形成されているピニオン付きモータであって、前記モータ軸又はこれに自身の一部が固定された部材と、自身の他の特定の部材との間の軸方向距離が所定の範囲内に収められる付設機構を備えたピニオン付きモータにおいて、前記反負荷側軸受は、その内輪がモータ軸に、外輪がモータケースにそれぞれ固定されており、前記負荷側軸受は、その内輪がモータ軸と締まり嵌めされると共に、外輪がモータケースと隙間嵌めされていることにより、上記課題を解決したものである。
なお、ここで言う「モータケース」には、モータケースのいわゆる本体のほか、該モータケースの本体に固定される別部材(モータケース側の部材)の概念も含まれる。
本発明においては、回転数検出器、あるいはブレーキ装置等の付設機構の備えられている側の軸受である反負荷側軸受については、その内輪、外輪とも、モータ軸あるいはケース側と強固に固定する。これにより、付設機構の機能上必要な間隙(軸方向距離)が確実に確保される。一方、負荷側の軸受については、内輪のみを締まり嵌めとし、外輪については隙間嵌めとする。これにより、モータ軸の熱膨張を効果的に吸収することができ、しかも、内輪側が隙間嵌めとされている構造に比べ、組付性がよい。
また、ピニオンに、アキシャル方向の荷重が発生したとしても、該反負荷側軸受により、これらのアキシャル荷重を確実に受け止めることができる。
モータの付設機構の機能上必要な間隙等を正確に確保し、併せてモータ軸の熱膨張等を合理的に許容し得る構成を得ることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用されたハイポイドピニオン付きのモータを示すと共に、該ハイポイドピニオン付きのモータがハイポイド減速機と一体化され、結果として、同じく本発明が適用されたハイポイドギヤドモータ(動力伝達装置)が形成されている状態を同時に示している。
モータM1は、モータ軸12を備える。モータ軸12は、反負荷側軸受14及び負荷側軸受16によって回転自在に両持ち支持されている(後述)。モータ軸12の先端にはハイポイドピニオン20が形成されており、後端には回転数検出器22が装備されている。
回転数検出器22は、図2に示されるように、この実施形態では、光を照射する投光器24、該照射された光を受光する受光器26を備え、この投光器24と受光器26との間にスリット(図示略)の形成された回転板30が回転自在に配置された構成とされている。投光器24及び受光器26は、間隙D1を有してモータM1のケース32側に固定されており、回転板30は、この間隙D1内においてモータ軸12と一体的に回転する。そのため、回転板30に形成されたスリットがモータ軸12の回転と同期して回転し、該モータ軸12の回転速度に応じた速さで投光器24から照射された光を受光器26にまで間欠的に到達させることで、モータ軸12の回転状態を検出する構成とされている。
図1及び図2では、便宜上投光器24と受光器26との間隙D1を若干広めに描写しているが、実際には投・受光の効率及び検出の確実性(透光・遮光の明確化)のために、この間隙D1はそれほど広くは設計されない。回転板30は高速で回転するが、この狭い間隙D1内の軸方向ほぼ中央に配置される。従って、投光器24と回転板30との間隙D2、及び受光器26と回転板30との間隙D3は、特に厳密に管理・確保される必要がある。本実施形態では、この間隙D2、D3が、モータ軸12と一体化された部材(回転体30)と他の特定の部材(投光器24、受光器26)との間の軸方向距離にそれぞれ相当している。
一方、モータ軸12の反負荷側を支持している前記軸受14は、その内輪14Aがモータ軸12に締まり嵌めによって固定・連結されている。この内輪14Aは、更に、モータ軸に装着された止め輪40とモータ軸12に形成された段部12Aとの間に挟持され、モータ軸12との軸方向における相対移動が完全に封じられている。
また、この(反負荷側の)軸受14の外輪14Bは、モータM1のケース32に形成された突起32Aと該ケース32にボルト42を介して固定されたフランジ体44との間に挟持され、ケース32との軸方向における相対移動が完全に封じられた状態で該ケース32に固定されている。
図1に戻って、モータ軸12の負荷側を支持している前記軸受16は、その内輪16Aがモータ軸12と締まり嵌めにて固定的に連結されている。この内輪16Aは、その一端側がモータ軸12に形成された段部12Bと当接しており、他端側は、板ばね(弾性部材)46と当接している。なお、この板ばね46は、内輪16Aを図の右方向に付勢しており、更には、該内輪16Aを介してモータ軸12を反負荷側軸受14の方向に付勢している。
また、この(負荷側の)軸受16の外輪は、ケース32に組み込まれたブッシュ48と隙間嵌めで(軸方向にスライド自在に)当接・連結されている。
モータ軸12の先端には、前述したように、ハイポイドピニオン20が形成されている。このハイポイドピニオン20は、減速機(相手機械)G1内に組み込まれたハイポイドギヤ50と噛合し、ハイポイド減速機構を構成している。ハイポイドギヤ50の装着された中間軸52には、ギヤ54が組み込まれている。ギヤ54は出力軸56に一体的に形成されたピニオン58と噛合している。なお、ギヤド54及び58は、増速機構を構成しており、ハイポイドギヤドモータHGM1全体の低減速比化に寄与している。
ここで、モータM1のケース32の端部には、対減速機当接面32Bが形成されており、一方、減速機G1のケース58の端部には、対モータケース当接面58Aが形成されている。両当接面32B、58Aの間にはシム60が介在可能とされており、このシム60の存在により、モータM1側のハイポイドピニオン20と減速機G1側のハイポイドギヤ50との噛合位置の微調整が行えるようになっている。
次に、この実施形態に係るハイポイドピニオン付のモータM1及びハイポイドギヤドモータHGM1の作用を説明する。
モータ軸12が回転すると、その先端に形成されたハイポイドピニオン20が一体的に回転し、該ハイポイドピニオン20と噛合しているハイポイドギヤ50が回転する。これにより、中間軸52が回転し、該中間軸52に組み込まれたギヤ54が回転する。この結果、該ギヤ54と噛合しているピニオン58を介して出力軸56が回転する。
ここで、回転数検出器22の回転板30が投光器24及び受光器26のいずれとも接触することなく安定して高速回転するためには、間隙D2、D3が厳密に管理されなければならない。この実施形態においては、モータ軸12の反負荷側の軸受14を利用してこの厳格な位置決めを実現している。
すなわち、モータ軸12の反負荷側を支持している軸受14の内輪14Aは、モータ軸12に締まり嵌めで装着され、更に、モータ軸12の段部12Aと止め輪40との間に挟持されることにより、モータ軸12との軸方向における相対移動が完全に封じられている。一方、この反負荷側の軸受14の外輪14Bは、ケース32側に形成された突起32Aとボルト42を介してケース32に固定されたフランジ体44との間に挟持されることにより、ケース32との軸方向における相対移動が完全に封じられた状態でケース32に固定されている。従って、モータ軸12の反負荷側端及びこれと一体化された回転体30は、反負荷側軸受14を介してケース32に対して軸方向に厳密に位置決めされる。回転数検出器22の投光器24及び受光器26は、ケース32側に取り付けられる部材であるため、もとより、該ケース32に対する軸方向の位置決め精度は高い。この結果、モータ軸12と一体化された回転板30を、(他の特定の部材である)投光器24と受光器26との間に(間隙D2、D3を残して)非常に高い精度で配置することができる。
また、ハイポイドピニオン20とハイポイドギヤ50との噛合によって発生するスラスト荷重(アキシャル方向の負荷)は、この反負荷側の軸受14を介して確実にケース32によって受け止めることができる。
即ち、本発明においては、モータ軸の先端にどのような種類のピニオンが形成されているかについては、特に限定されないが、この実施形態で例示されるように、例えば、ハイポイドピニオン、ウォームピニオン、又はベベルピニオンのような直交ピニオン、あるいは、ヘリカルピニオンのように、アキシャル方向の荷重が発生するような種類のピニオンが形成されていたりしたとしても、反負荷側軸受により確実にこれを受け止めることができる。
一方、モータ軸12の負荷側の軸受16は、その内輪16Aがモータ軸12に締まり嵌めで組み込まれると共に、外輪16Bが隙間嵌めで(軸方向に摺動可能に)ケース32側(のブッシュ48)に組み込まれている。このため、モータ軸12が発熱・冷却によって膨張・収縮を起こしたとしても、これを問題なく吸収することができる。また、モータ軸12は、板ばね46の付勢力によって(負荷側の軸受16を介して)常に反負荷側の軸受14方向に付勢されているため、軸方向にがたつくこともない。
更に、モータM1のケース32の対減速機当接面32Bと、減速機G1のケース58の対モータケース当接面58Aとの間には、シム60が配置可能とされているため、このシム60の存在により、モータ軸12に形成されたハイポイドピニオン20と減速機G1側のハイポイドギヤ50との噛合位置を精度良く微調整することができる。
次に、図3、図4を参照して本発明の他の実施形態の一例について説明する。
この実施形態に係るハイポイドギヤドモータHGM2においては、モータM2のモータ軸102の反負荷側に、ブレーキ装置170が組み込まれている。
このブレーキ装置170は、固定磁石172と摺動板(ブレーキライニング)174、可動板175、固定板176を備える。モータ軸112の反負荷側には、段部112Cと止め輪140によって軸方向に固定されると共に、キー180によって円周方向に一体化されたスリーブ182が組み込まれている。また、このスリーブ182の外周に前記摺動板174が軸方向に移動可能に組み付けられている。摺動板174は、スリーブ182の軸方向に沿って形成された突起部(断面のみ図示)182Aと係合することにより、スリーブ182と一体的に回転可能且つ軸方向に移動可能である。
可動板175は、ブレーキ作動時にばね184によって固定磁石172から離反する方向に付勢されて摺動板174を固定板176に押し付けることによりモータ軸112の回転を減速させるように構成されている。固定磁石172は、モータ稼働時に励磁によってばね184よりも大きな吸引力を発生させて可動板175を吸引し、該摺動板174を固定板176からフリーにすることによりブレーキを解放する。なお、モータ軸112の最端部には、ファン186が取付けられている。
この実施形態に於けるブレーキ装置170においても、固定板176と摺動板174との間、摺動板174と可動板175との間、及び可動板175と固定磁石172との間の合計の隙間(軸方向距離)は、該ブレーキ装置170の解放時において、製造・組付けのばらつき等の如何に関わらず各部材が干渉しない状態で、且つできるだけ狭い大きさに設定される必要がある。なお、この合計の隙間は、組み立て時にはばね184により可動板175は反負荷側方向に付勢されるので、結果として、可動板175と固定磁石172との間隙D4として管理され得る。
そのため、この実施形態においても、モータ軸112の反負荷側を支持している軸受114の内輪114Aは、モータ軸112との軸方向における相対移動が完全に封じられてた構成とされている。即ち、内輪114Aは、モータ軸112に締まり嵌めで装着され、且つ、モータ軸112の段部112Aと、スペーサ190、スリーブ182、及び止め輪140との間に挟持されている。
また、この反負荷側の軸受114の外輪114Bも、ケース132との軸方向における相対移動が完全に封じられた状態でケース132に固定されている。即ち、該外輪114Bは、ケース132側に形成された突起132Aとボルト142を介してケース132に固定されたフランジ体144との間に挟持されている。これにより、モータ軸112の反負荷側端は、ケース32に対して軸方向に厳密に位置決めされ、該モータ軸112に一体化された固定板176と、ケース132側に取り付けられた固定磁石(他の特定の部材)172との間の軸方向距離を正確に確定でき、結果として、前記間隙D4を正確に確保できる。
一方、図3を参照して、モータ軸112の負荷側の軸受116は、その内輪116Aがモータ軸112に締まり嵌めで組み込まれると共に、外輪116Bが隙間嵌めで(軸方向に摺動可能に)ケース132側に組み込まれている。図3はモータ軸12が発熱によって膨張した状態を示しており、収縮をした場合には、ケース132の段部132Cとの間に間隙が形成されるようになっている。軸受116の内輪116Aは、モータ軸112と締まり嵌めになっているため、軸受116は全体として常にモータ軸112と一体的に動き、軸方向にがたつくことはない。
また、先の実施形態と同様に、モータM2のケース132の対減速機当接面132Bと、減速機G2のケース158の対モータケース当接面158Aとの間には、シム160が配置可能とされているため、このシム160の存在により、モータ軸112に形成されたハイポイドピニオン120と減速機G2側のハイポイドギヤ150との噛合位置を精度良く微調整することができる。なお、このシム160(或いは前記シム60)は、用途によってはなくても良い。
その他の構成及び作用については、先の実施形態と同様であるため、図中で同一又は類似する部分に下2桁が同一の符号を付すに止め、重複説明を省略する。
なお、上記実施形態においては、ピニオン付きのモータと組み合わされる相手機械として、減速機を連結する例が示されていたが、本発明において該モータと連結されるべき相手機械は、減速機に限定されるものではなく、例えば、方向を変えるだけの直交伝達装置や、アダプター的機能を持たせた継ぎ手のようなものであっても良い。
モータ軸の先端にピニオンが形成されているピニオン付きモータ、特に、モータ軸と特定の部材との間の軸方向距離を所定の範囲内に収める必要のある付設機構を備えたピニオン付きモータ、或いは該ピニオン付きモータを含む動力伝達装置に適用できる。
本発明が適用された、ピニオン付きモータ及び該ピニオン付きモータを含むギヤドモータの実施形態の一例を示す断面図 上記実施形態における回転数検出器付近の拡大断面図 本発明の他の実施形態の一例を示す図1相当の断面図 該他の実施形態におけるブレーキ装置付近の拡大断面図
符号の説明
M1…ピニオン付きのモータ
G1…減速機
HGM1…ハイポイドギヤドモータ
12…モータ軸
12A…段部
14…反負荷側軸受
14A…内輪
14B…外輪
16…負荷側軸受
16A…内輪
16B…外輪
20…ハイポイドピニオン
22…回転数検出器
24…投光器
26…受光器
32…ケース
40…止め輪
46…板ばね(弾性部材)
48…ブッシュ
50…ハイポイドギヤ

Claims (4)

  1. 反負荷側軸受及び負荷側軸受によって支持されるモータ軸の先端に、ピニオンが形成されているピニオン付きモータであって、前記モータ軸又はこれに自身の一部が固定された部材と、自身の他の特定の部材との間の軸方向距離が所定の範囲内に収められる付設機構を備えたピニオン付きモータにおいて、
    前記反負荷側軸受は、その内輪がモータ軸に、外輪がモータケースにそれぞれ固定されており、
    前記負荷側軸受は、その内輪がモータ軸と締まり嵌めされると共に、外輪がモータケースと隙間嵌めされている
    ことを特徴とするピニオン付きモータ。
  2. 請求項1において、
    前記モータ軸が、弾性部材にて反負荷側軸受方向に付勢されていることを特徴とするピニオン付きモータ。
  3. 請求項1または2において、
    前記反負荷側軸受の内輪と前記モータとが、前記締まり嵌めのほか、止め輪によっても固定されていることを特徴とするピニオン付きモータ。
  4. 反負荷側軸受及び負荷側軸受によって支持されるモータ軸の先端に、ピニオンが形成されているピニオン付きモータであって、前記モータ軸又はこれに自身の一部が固定された部材と、自身の他の特定の部材との間の軸方向距離が所定の範囲内に収められる付設機構を備えたピニオン付きモータと、
    該ピニオン付きモータと連結される相手機械と、を備えた動力伝達装置において、
    前記反負荷側軸受は、その内輪がモータ軸に、外輪がモータケースにそれぞれ固定され、
    前記負荷側軸受は、その内輪がモータ軸と締まり嵌めされると共に、外輪がモータケースと隙間嵌めされ、
    前記ピニオンがヘリカル又は直交ピニオンであり、且つ、
    前記モータケースと連結される相手機械のケースとの間に、シムが配置可能とされている
    ことを特徴とする動力伝達装置。
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