JPH06170676A - 工作機械の軸回転駆動装置 - Google Patents
工作機械の軸回転駆動装置Info
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- JPH06170676A JPH06170676A JP4325211A JP32521192A JPH06170676A JP H06170676 A JPH06170676 A JP H06170676A JP 4325211 A JP4325211 A JP 4325211A JP 32521192 A JP32521192 A JP 32521192A JP H06170676 A JPH06170676 A JP H06170676A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸長が長くなることがなく、多くの構成部品
を必要とすることなく構造簡単にして状態安定性、組立
分解性、保守性に優れ、主軸を高精度に軸線方向に送り
移動できる工作機械の主軸装置を提供すること。 【構成】 軸線方向に移動可能に設けられた主軸1を有
し、主軸1の軸線方向の少なくとも一部を所定の軸長に
亘って主軸回転駆動用モータ17のロータ13とし、こ
のロータ13に対応する部分にステータ15を固定配置
し、主軸1自体をロータとする主軸回転駆動用モータ1
7を構成する。また主軸1は送りねじ軸部21を有し、
送りねじ軸部21には送りナット部材23が螺合し、送
りナット部材23自体を軸送り用モータ29のロータ2
5とし、このロータ25に対応する部分にステータ27
が固定配置し、送りナット部材23自体をロータとする
軸送り用モータ29を構成する。
を必要とすることなく構造簡単にして状態安定性、組立
分解性、保守性に優れ、主軸を高精度に軸線方向に送り
移動できる工作機械の主軸装置を提供すること。 【構成】 軸線方向に移動可能に設けられた主軸1を有
し、主軸1の軸線方向の少なくとも一部を所定の軸長に
亘って主軸回転駆動用モータ17のロータ13とし、こ
のロータ13に対応する部分にステータ15を固定配置
し、主軸1自体をロータとする主軸回転駆動用モータ1
7を構成する。また主軸1は送りねじ軸部21を有し、
送りねじ軸部21には送りナット部材23が螺合し、送
りナット部材23自体を軸送り用モータ29のロータ2
5とし、このロータ25に対応する部分にステータ27
が固定配置し、送りナット部材23自体をロータとする
軸送り用モータ29を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械の軸回転駆動
装置に関し、特に主軸あるいは主軸と嵌合する回転スリ
ーブを回転駆動する回転駆動装置、あるいは送りねじ機
構、ウォーム機構により各種移動台を線形移動させる送
り装置を含む工作機械の軸回転駆動装置に関するもので
ある。
装置に関し、特に主軸あるいは主軸と嵌合する回転スリ
ーブを回転駆動する回転駆動装置、あるいは送りねじ機
構、ウォーム機構により各種移動台を線形移動させる送
り装置を含む工作機械の軸回転駆動装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】切削、研削のための工具あるいは被加工
物を回転させる工作機械の軸回転駆動装置には、図9に
示されている如く主軸200の後端部(図9にて右端
部)に主軸駆動モータ201を有する型式のものと、図
10に示されている如く主軸200にロータ202を焼
きばめされた中空のロータシャフト(スリーブ)203
がキー204により回り止め、即ちトルク伝達接続され
て更にくさびリング205により摩擦締結され、主軸2
00を回転可能に支持する主軸支持体206にステータ
207が固定装着されたビルドインモータ208による
型式のものとが知られている。
物を回転させる工作機械の軸回転駆動装置には、図9に
示されている如く主軸200の後端部(図9にて右端
部)に主軸駆動モータ201を有する型式のものと、図
10に示されている如く主軸200にロータ202を焼
きばめされた中空のロータシャフト(スリーブ)203
がキー204により回り止め、即ちトルク伝達接続され
て更にくさびリング205により摩擦締結され、主軸2
00を回転可能に支持する主軸支持体206にステータ
207が固定装着されたビルドインモータ208による
型式のものとが知られている。
【0003】また図11に示されている如く主軸200
自体が軸送り用モータ209により回転駆動される送り
ねじ210によりクイル211に対して軸線方向へ送り
移動するよう構成された型式のものが知られている。主
軸200自体が送り移動する型式のおいては、クイル2
11に軸線方向に不動に係止された歯車212と主軸2
00とが滑りキー213により滑りキー係合あるいはス
プライン係合し、歯車212に外部より駆動歯車214
が噛合し、駆動歯車214が主軸駆動モータ215と駆
動連結され、主軸200の軸線方向の送り移動に拘らず
外部配置の主軸駆動モータ215により主軸200が回
転駆動されるようになっている。
自体が軸送り用モータ209により回転駆動される送り
ねじ210によりクイル211に対して軸線方向へ送り
移動するよう構成された型式のものが知られている。主
軸200自体が送り移動する型式のおいては、クイル2
11に軸線方向に不動に係止された歯車212と主軸2
00とが滑りキー213により滑りキー係合あるいはス
プライン係合し、歯車212に外部より駆動歯車214
が噛合し、駆動歯車214が主軸駆動モータ215と駆
動連結され、主軸200の軸線方向の送り移動に拘らず
外部配置の主軸駆動モータ215により主軸200が回
転駆動されるようになっている。
【0004】またワークテーブル等の各種移動台を線形
移動させる工作機械の送り装置には、送りねじ機構によ
るものとウォーム機構によるものとがよく知られてい
る。
移動させる工作機械の送り装置には、送りねじ機構によ
るものとウォーム機構によるものとがよく知られてい
る。
【0005】送りねじ機構によるものには、図12に示
されている如く、移動台220に固定された送りナット
部材221と螺合する送りねじ軸222の回転により移
動台220を送りねじ軸222の軸線方向へ線形移動さ
せる型式のものと、図13に示されている如く、移動台
220に回転可能に装着された送りナット部材221が
固定配置の送りねじ軸222に螺合し、送りナット部材
221の回転により移動台220を送りねじ軸222の
軸線方向へ線形移動させる型式のものとがある。
されている如く、移動台220に固定された送りナット
部材221と螺合する送りねじ軸222の回転により移
動台220を送りねじ軸222の軸線方向へ線形移動さ
せる型式のものと、図13に示されている如く、移動台
220に回転可能に装着された送りナット部材221が
固定配置の送りねじ軸222に螺合し、送りナット部材
221の回転により移動台220を送りねじ軸222の
軸線方向へ線形移動させる型式のものとがある。
【0006】図12に示されている送りねじ軸回転式の
ものにおいては、送りねじ軸222がカップリング22
3により一端部にて駆動モータ224と駆動連結され、
この外置きの駆動モータ224により送りねじ軸222
が回転駆動され、図13に示されている送りナット回転
式のものにおいては、送りナット部材221が移動台2
20に搭載された駆動モータ224と駆動連結され、こ
の駆動モータ224により送りナット部材221が回転
駆動される。
ものにおいては、送りねじ軸222がカップリング22
3により一端部にて駆動モータ224と駆動連結され、
この外置きの駆動モータ224により送りねじ軸222
が回転駆動され、図13に示されている送りナット回転
式のものにおいては、送りナット部材221が移動台2
20に搭載された駆動モータ224と駆動連結され、こ
の駆動モータ224により送りナット部材221が回転
駆動される。
【0007】またウォーム機構によるものにおいては、
移動台に一直線状に設けられたウォーム用ラック部材に
ウォームが噛合し、このウォームを外部よりモータによ
り回転駆動することにより、移動台をウォーム用ラック
部材の延在方向へ線形移動させるようになっている。
移動台に一直線状に設けられたウォーム用ラック部材に
ウォームが噛合し、このウォームを外部よりモータによ
り回転駆動することにより、移動台をウォーム用ラック
部材の延在方向へ線形移動させるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図9に示されている如
き主軸200の後端部に主軸駆動モータ201を有する
型式の主軸装置においては、主軸200の後側に主軸駆
動モータ201が配備されるため、主軸装置の軸長が長
くなり、これは主軸装置ばかりでなく、この主軸装置を
組み込まれる工作機械の外形寸法を大きくすることにな
る。また主軸200の後側に主軸駆動モータ201があ
ると、主軸200の後端側が開放されず、主軸200に
例えば工具を把持するコレットチャック等の把持装置を
組み込むことが困難になる。
き主軸200の後端部に主軸駆動モータ201を有する
型式の主軸装置においては、主軸200の後側に主軸駆
動モータ201が配備されるため、主軸装置の軸長が長
くなり、これは主軸装置ばかりでなく、この主軸装置を
組み込まれる工作機械の外形寸法を大きくすることにな
る。また主軸200の後側に主軸駆動モータ201があ
ると、主軸200の後端側が開放されず、主軸200に
例えば工具を把持するコレットチャック等の把持装置を
組み込むことが困難になる。
【0009】図10に示されている如きビルドインモー
タによる主軸装置においては、上述の如き問題を生じる
ことがないが、ロータ202をロータシャフト203に
焼きばめするため、焼きばめ後に熱変形を除去する後加
工をロータ202に施こす必要があり、またロータ20
2に巻線があると、これの発熱により主軸200が温度
上昇し、この熱影響により機械精度が低下し、またくさ
びリング205によるロータシャフト203と主軸20
0との摩擦締結が不安定になる虞れがある。
タによる主軸装置においては、上述の如き問題を生じる
ことがないが、ロータ202をロータシャフト203に
焼きばめするため、焼きばめ後に熱変形を除去する後加
工をロータ202に施こす必要があり、またロータ20
2に巻線があると、これの発熱により主軸200が温度
上昇し、この熱影響により機械精度が低下し、またくさ
びリング205によるロータシャフト203と主軸20
0との摩擦締結が不安定になる虞れがある。
【0010】またロータ202が永久磁石の組合せによ
り構成されている同期モータや、かご形の誘導モータで
ある場合は、ロータ202に作用する遠心力による破壊
の限界条件によりモータの、換言すれば主軸200の最
大回転数に制約があり、またこの種のモータのロータ2
02は、均質な内部構造にならず、高速回転時の動バラ
ンスが悪いと云う欠点がある。
り構成されている同期モータや、かご形の誘導モータで
ある場合は、ロータ202に作用する遠心力による破壊
の限界条件によりモータの、換言すれば主軸200の最
大回転数に制約があり、またこの種のモータのロータ2
02は、均質な内部構造にならず、高速回転時の動バラ
ンスが悪いと云う欠点がある。
【0011】またビルドインモータ208による主軸装
置は、何れのものも部品構成が複雑で、組立、分解に時
間がかかり、解体も面倒で、保守性に問題がある。
置は、何れのものも部品構成が複雑で、組立、分解に時
間がかかり、解体も面倒で、保守性に問題がある。
【0012】図11に示されてる如き送り機構付きの主
軸装置においては、主軸200自体が軸線方向へ送り移
動するから、主軸頭を送り移動させる必要がなくなり、
あるいは主軸200自体の送り移動と主軸頭の送り移動
との組合せ送りにより多様に主軸送りを具現できるが、
しかしこれにおいては、主軸200が何れの軸線方向移
動位置にあっても主軸200に外部より回転力を与える
ために、主軸200の送り移動量に応じた長さのキー溝
216、あるいはスプライン等の滑り伝達機構が必要で
あり、これは、主軸200の機械的強度を低下させた
り、動バランスを低下させたりする原因になる。
軸装置においては、主軸200自体が軸線方向へ送り移
動するから、主軸頭を送り移動させる必要がなくなり、
あるいは主軸200自体の送り移動と主軸頭の送り移動
との組合せ送りにより多様に主軸送りを具現できるが、
しかしこれにおいては、主軸200が何れの軸線方向移
動位置にあっても主軸200に外部より回転力を与える
ために、主軸200の送り移動量に応じた長さのキー溝
216、あるいはスプライン等の滑り伝達機構が必要で
あり、これは、主軸200の機械的強度を低下させた
り、動バランスを低下させたりする原因になる。
【0013】また主軸200を外部より回転駆動してい
るため、その回転駆動系に歯車等による動力伝達機構が
必要で、動力伝達に損失がある。
るため、その回転駆動系に歯車等による動力伝達機構が
必要で、動力伝達に損失がある。
【0014】また送り機構付きの主軸装置においては、
主軸200の後方に送りねじ210を回転駆動する軸送
り用モータ209が配置されるため、主軸装置の軸長が
長くなり、これも主軸装置ばかりでなく、この主軸装置
を組み込まれる工作機械の外形寸法を大きくすることに
なる。
主軸200の後方に送りねじ210を回転駆動する軸送
り用モータ209が配置されるため、主軸装置の軸長が
長くなり、これも主軸装置ばかりでなく、この主軸装置
を組み込まれる工作機械の外形寸法を大きくすることに
なる。
【0015】図12に示されている送りねじ軸回転式の
ものにおいては、カップリング223等により送りねじ
軸222と駆動モータ224とを駆動連結しているた
め、部品点数が多く、また駆動モータ224が送りねじ
軸222の端部に突出した形態になり、機構寸法が大き
くなる欠点がある。また送りねじ軸222と駆動モータ
224の出力軸との軸心合わせを行う必要があり、これ
が厳格に行われないと回転振動の原因になり、移動台2
20の送り精度を低下させることになる。また送りねじ
軸222の形状寸法が大きくなると、慣性力が大きくな
り、移動台220の位置決め制御が困難になる。
ものにおいては、カップリング223等により送りねじ
軸222と駆動モータ224とを駆動連結しているた
め、部品点数が多く、また駆動モータ224が送りねじ
軸222の端部に突出した形態になり、機構寸法が大き
くなる欠点がある。また送りねじ軸222と駆動モータ
224の出力軸との軸心合わせを行う必要があり、これ
が厳格に行われないと回転振動の原因になり、移動台2
20の送り精度を低下させることになる。また送りねじ
軸222の形状寸法が大きくなると、慣性力が大きくな
り、移動台220の位置決め制御が困難になる。
【0016】図13に示されている送りナット回転式の
ものにおいては、送りナット部材221の側部に駆動モ
ータ224が配置され、この駆動モータ224と送りナ
ット部材221とを駆動連結する必要があるから、やは
り部品点数が多く、また移動台220に駆動モータ22
4が搭載されるので、そのスペースが必要になる。
ものにおいては、送りナット部材221の側部に駆動モ
ータ224が配置され、この駆動モータ224と送りナ
ット部材221とを駆動連結する必要があるから、やは
り部品点数が多く、また移動台220に駆動モータ22
4が搭載されるので、そのスペースが必要になる。
【0017】またウォーム機構によるものにおいても、
ウォームの軸線方向端部にウォーム駆動用のモータが別
置きされるから、ウォームとモータの出力軸との軸心合
わせの問題が送りねじ軸回転式のものと同様に生じ、ま
たそのモータ配置のためのスペースが必要になる。
ウォームの軸線方向端部にウォーム駆動用のモータが別
置きされるから、ウォームとモータの出力軸との軸心合
わせの問題が送りねじ軸回転式のものと同様に生じ、ま
たそのモータ配置のためのスペースが必要になる。
【0018】本発明は、従来の主軸装置に於ける上述の
如き問題点に着目してなされたものであり、軸長が長く
なることがなく、多くの構成部品を必要とすることなく
構造簡単にして状態安定性、組立分解性、保守性に優
れ、また高速回転時の動バランス性に優れ、しかも主軸
自体が軸線方向に送り移動する型式とされても主軸に対
する回転力の伝達のために滑り伝達機構や歯車等による
動力伝達機構を必要としない主軸装置、およびカップリ
ング等を必要とすることがなく、モータの出力軸と送り
ねじ軸の如き被回転部材との軸心合わせを特別に行う必
要がなく、しかもモータ配置のために大きくスペースを
必要とすることがない小型化設計に適した送り装置を含
む工作機械の軸回転駆動装置を提供することを目的とし
ている。
如き問題点に着目してなされたものであり、軸長が長く
なることがなく、多くの構成部品を必要とすることなく
構造簡単にして状態安定性、組立分解性、保守性に優
れ、また高速回転時の動バランス性に優れ、しかも主軸
自体が軸線方向に送り移動する型式とされても主軸に対
する回転力の伝達のために滑り伝達機構や歯車等による
動力伝達機構を必要としない主軸装置、およびカップリ
ング等を必要とすることがなく、モータの出力軸と送り
ねじ軸の如き被回転部材との軸心合わせを特別に行う必
要がなく、しかもモータ配置のために大きくスペースを
必要とすることがない小型化設計に適した送り装置を含
む工作機械の軸回転駆動装置を提供することを目的とし
ている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的を達成す
るために、本発明による工作機械の軸回転駆動装置は、
工具あるいは被加工物を回転させる主軸装置を含む工作
機械の軸回転駆動装置において、工具あるいは被加工物
を回転させる工作機械の主軸装置において、主軸自体ま
たは主軸と嵌合する回転スリーブ自体の軸線方向の少な
くとも一部をモータのロータとされ、このロータに対応
する部分にステータが固定配置され、主軸自体または回
転スリーブ自体をロータとする主軸回転駆動用モータが
構成されていることを特徴としている。
るために、本発明による工作機械の軸回転駆動装置は、
工具あるいは被加工物を回転させる主軸装置を含む工作
機械の軸回転駆動装置において、工具あるいは被加工物
を回転させる工作機械の主軸装置において、主軸自体ま
たは主軸と嵌合する回転スリーブ自体の軸線方向の少な
くとも一部をモータのロータとされ、このロータに対応
する部分にステータが固定配置され、主軸自体または回
転スリーブ自体をロータとする主軸回転駆動用モータが
構成されていることを特徴としている。
【0020】本発明による上述の工作機械の軸回転駆動
装置においては、前記主軸または前記回転スリーブが軸
線方向に移動可能に設けられ、前記ロータは前記主軸ま
たは前記回転スリーブの軸線方向移動に拘らず前記ステ
ータと対応する軸長に亘って形成されていてよい。
装置においては、前記主軸または前記回転スリーブが軸
線方向に移動可能に設けられ、前記ロータは前記主軸ま
たは前記回転スリーブの軸線方向移動に拘らず前記ステ
ータと対応する軸長に亘って形成されていてよい。
【0021】また上述の如き目的を達成するために、本
発明による工作機械の軸回転駆動装置は、工具あるいは
被加工物を回転させる主軸装置を含む工作機械の軸回転
駆動装置において、軸線方向に移動可能に設けられた主
軸または主軸と嵌合する回転スリーブを有し、前記主軸
自体または前記回転スリーブ自体の軸線方向の少なくと
も一部を所定の軸長に亘って主軸回転駆動用モータのロ
ータとされ、この主軸回転駆動用モータのロータに対応
する部分にステータが固定配置されて主軸自体または回
転スリーブ自体をロータとする主軸回転駆動用モータが
構成され、前記主軸または前記回転スリーブは送りねじ
軸部を有し、前記送りねじ軸部には送りナット部材が螺
合し、前記送りナット部材は軸送り用モータのロータと
され、この軸送り用モータのロータに対応する部分にス
テータが固定配置されて送りナット部材自体をロータと
する軸送り用モータが構成されていることを特徴として
いる。
発明による工作機械の軸回転駆動装置は、工具あるいは
被加工物を回転させる主軸装置を含む工作機械の軸回転
駆動装置において、軸線方向に移動可能に設けられた主
軸または主軸と嵌合する回転スリーブを有し、前記主軸
自体または前記回転スリーブ自体の軸線方向の少なくと
も一部を所定の軸長に亘って主軸回転駆動用モータのロ
ータとされ、この主軸回転駆動用モータのロータに対応
する部分にステータが固定配置されて主軸自体または回
転スリーブ自体をロータとする主軸回転駆動用モータが
構成され、前記主軸または前記回転スリーブは送りねじ
軸部を有し、前記送りねじ軸部には送りナット部材が螺
合し、前記送りナット部材は軸送り用モータのロータと
され、この軸送り用モータのロータに対応する部分にス
テータが固定配置されて送りナット部材自体をロータと
する軸送り用モータが構成されていることを特徴として
いる。
【0022】本発明による上述の工作機械の軸回転駆動
装置においては、前記主軸回転駆動用モータのロータは
前記主軸または前記回転スリーブの軸線方向移動に拘ら
ず前記主軸回転駆動用モータのステータと対応する軸長
に亘って形成されていてよい。
装置においては、前記主軸回転駆動用モータのロータは
前記主軸または前記回転スリーブの軸線方向移動に拘ら
ず前記主軸回転駆動用モータのステータと対応する軸長
に亘って形成されていてよい。
【0023】また上述の如き目的を達成するために、本
発明による工作機械の軸回転駆動装置は、移動台に固定
された送りナット部材と螺合する送りねじ軸の回転によ
り前記移動台を前記送りねじ軸の軸線方向へ線形移動さ
せる送り装置を含む工作機械の軸回転駆動装置におい
て、前記送りねじ軸の軸線方向の一部が送りねじ軸回転
駆動用モータのロータとされ、このロータに対応する部
分にステータが固定配置されて前記送りねじ軸自体をロ
ータとする送りねじ軸回転駆動用モータが構成されてい
ることを特徴としている。
発明による工作機械の軸回転駆動装置は、移動台に固定
された送りナット部材と螺合する送りねじ軸の回転によ
り前記移動台を前記送りねじ軸の軸線方向へ線形移動さ
せる送り装置を含む工作機械の軸回転駆動装置におい
て、前記送りねじ軸の軸線方向の一部が送りねじ軸回転
駆動用モータのロータとされ、このロータに対応する部
分にステータが固定配置されて前記送りねじ軸自体をロ
ータとする送りねじ軸回転駆動用モータが構成されてい
ることを特徴としている。
【0024】また上述の如き目的を達成するために、本
発明による工作機械の軸回転駆動装置は、移動台に回転
可能に装着された送りナット部材が固定配置の送りねじ
軸に螺合し、前記送りナット部材の回転により前記移動
台を前記送りねじ軸の軸線方向へ線形移動させる送り装
置を含む工作機械の軸回転駆動装置おいて、前記送りナ
ット部材が送りナット部材回転駆動用モータのロータと
され、このロータに対応する部分にステータが固定配置
されて前記送りナット部材自体をロータとする送りナッ
ト部材回転駆動用モータが構成されていることを特徴と
している。
発明による工作機械の軸回転駆動装置は、移動台に回転
可能に装着された送りナット部材が固定配置の送りねじ
軸に螺合し、前記送りナット部材の回転により前記移動
台を前記送りねじ軸の軸線方向へ線形移動させる送り装
置を含む工作機械の軸回転駆動装置おいて、前記送りナ
ット部材が送りナット部材回転駆動用モータのロータと
され、このロータに対応する部分にステータが固定配置
されて前記送りナット部材自体をロータとする送りナッ
ト部材回転駆動用モータが構成されていることを特徴と
している。
【0025】また上述の如き目的を達成するために、本
発明による工作機械の軸回転駆動装置は、移動台に一直
線上に設けられたウォーム用ラック部材にウォームが噛
合し、前記ウォームの回転により前記移動台を前記ウォ
ーム用ラック部材の延在方向へ線形移動させる送り装置
を含む工作機械の軸回転駆動装置において、前記ウォー
ムの軸部がウォームねじ軸回転駆動用モータのロータと
され、このロータに対応する部分にステータが固定配置
されて前記ウォーム自体をロータとするウォーム回転駆
動用モータが構成されていることを特徴としている。
発明による工作機械の軸回転駆動装置は、移動台に一直
線上に設けられたウォーム用ラック部材にウォームが噛
合し、前記ウォームの回転により前記移動台を前記ウォ
ーム用ラック部材の延在方向へ線形移動させる送り装置
を含む工作機械の軸回転駆動装置において、前記ウォー
ムの軸部がウォームねじ軸回転駆動用モータのロータと
され、このロータに対応する部分にステータが固定配置
されて前記ウォーム自体をロータとするウォーム回転駆
動用モータが構成されていることを特徴としている。
【0026】本発明による工作機械の軸回転駆動装置に
おいては、前記ロータは外部より磁気異方性磁化される
磁気異方性ロータであり、前記ステータは前記磁気異方
性ロータを磁気異方性磁化させる磁化手段を含んでいて
よい。
おいては、前記ロータは外部より磁気異方性磁化される
磁気異方性ロータであり、前記ステータは前記磁気異方
性ロータを磁気異方性磁化させる磁化手段を含んでいて
よい。
【0027】
【作用】上述の如き構成によれば、主軸または回転スリ
ーブ自体を磁気異方性等によるロータとする主軸回転駆
動用モータが主軸または回転スリーブの軸周りに構成さ
れ、この主軸回転駆動用モータにより主軸または回転ス
リーブが直接回転駆動される。
ーブ自体を磁気異方性等によるロータとする主軸回転駆
動用モータが主軸または回転スリーブの軸周りに構成さ
れ、この主軸回転駆動用モータにより主軸または回転ス
リーブが直接回転駆動される。
【0028】主軸または回転スリーブがなすロータは主
軸または回転スリーブの軸線方向移動に拘らずステータ
と対応する軸長に亘って形成されていることにより、主
軸または回転スリーブが軸線方向に移動しても上述の主
軸回転駆動用モータの構成が維持され、主軸または回転
スリーブの軸線方向移動に拘らず主軸または回転スリー
ブが直接回転駆動される。
軸または回転スリーブの軸線方向移動に拘らずステータ
と対応する軸長に亘って形成されていることにより、主
軸または回転スリーブが軸線方向に移動しても上述の主
軸回転駆動用モータの構成が維持され、主軸または回転
スリーブの軸線方向移動に拘らず主軸または回転スリー
ブが直接回転駆動される。
【0029】また送りナット部材自体を磁気異方性等に
よるロータとする軸送り用モータが送りナット部材の軸
周りに構成され、この軸送りモータにより送りナット部
材が直接回転駆動され、軸送り用モータによる送りナッ
ト部材の回転数と主軸回転駆動用モータによる主軸また
は回転スリーブの回転数の相対差により主軸または回転
スリーブが軸線方向へ前進あるいは後退移動する。
よるロータとする軸送り用モータが送りナット部材の軸
周りに構成され、この軸送りモータにより送りナット部
材が直接回転駆動され、軸送り用モータによる送りナッ
ト部材の回転数と主軸回転駆動用モータによる主軸また
は回転スリーブの回転数の相対差により主軸または回転
スリーブが軸線方向へ前進あるいは後退移動する。
【0030】また送りねじ軸、送りナット部材、あるい
はウォームの軸部自体を磁気異方性等によるロータとす
るモータが送りねじ軸、送りナット部材、あるいはウォ
ームの軸部の軸周りに構成され、このモータにより送り
ねじ軸、送りナット部材、あるいはウォームが直接回転
駆動される。
はウォームの軸部自体を磁気異方性等によるロータとす
るモータが送りねじ軸、送りナット部材、あるいはウォ
ームの軸部の軸周りに構成され、このモータにより送り
ねじ軸、送りナット部材、あるいはウォームが直接回転
駆動される。
【0031】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0032】図1は本発明による工作機械の軸回転駆動
装置の一実施例を示している。図1において、符号1は
主軸を示している。主軸1は軸受スリーブ3により軸線
方向に移動可能に且つ回転可能に支持され、軸受スリー
ブ3は軸受5により固定側部材7より回転可能に支持さ
れている。
装置の一実施例を示している。図1において、符号1は
主軸を示している。主軸1は軸受スリーブ3により軸線
方向に移動可能に且つ回転可能に支持され、軸受スリー
ブ3は軸受5により固定側部材7より回転可能に支持さ
れている。
【0033】主軸1は先端部(図1にて左端部)に工具
取付部9を有している。主軸1は、後端側軸部11を中
空軸とされ、後端部(図1にて右端部)にボールナット
13が装着されている。ボールナット13には主軸1と
同軸に設けられたボールねじ軸15が螺合している。ボ
ールねじ軸15は、図示されていないモータにより回転
駆動され、ボールナット13との螺合関係により主軸1
を軸線方向に送り駆動する。
取付部9を有している。主軸1は、後端側軸部11を中
空軸とされ、後端部(図1にて右端部)にボールナット
13が装着されている。ボールナット13には主軸1と
同軸に設けられたボールねじ軸15が螺合している。ボ
ールねじ軸15は、図示されていないモータにより回転
駆動され、ボールナット13との螺合関係により主軸1
を軸線方向に送り駆動する。
【0034】主軸1の後端側軸部11はその軸部自体を
磁気スリット形成等により磁気異方性を備えた磁気異方
性ロータ17とされている。磁気異方性ロータ17は、
主軸1の軸部そのものであるから、質量的均質性に優れ
たものになる。
磁気スリット形成等により磁気異方性を備えた磁気異方
性ロータ17とされている。磁気異方性ロータ17は、
主軸1の軸部そのものであるから、質量的均質性に優れ
たものになる。
【0035】この磁気異方性ロータ17に対応する部分
にはステータ19が固定配置されており、磁気異方性ロ
ータ17とステータ19とにより同期モータによる主軸
回転駆動用モータ21が構成されている。
にはステータ19が固定配置されており、磁気異方性ロ
ータ17とステータ19とにより同期モータによる主軸
回転駆動用モータ21が構成されている。
【0036】ステータ19は、鉄心19aと電機子巻線
19b以外に、磁気異方性ロータ17を磁気異方性磁化
させる磁化手段として界磁巻線19cを有している。
19b以外に、磁気異方性ロータ17を磁気異方性磁化
させる磁化手段として界磁巻線19cを有している。
【0037】磁気異方性ロータ17の軸長Lrはステー
タ19の軸線方向長さLsより長く、磁気異方性ロータ
19は主軸1の軸線方向移動に拘らずステータ19と対
応し、これにより主軸1が軸線方向に移動しても主軸回
転駆動用モータ21の構成が維持される。
タ19の軸線方向長さLsより長く、磁気異方性ロータ
19は主軸1の軸線方向移動に拘らずステータ19と対
応し、これにより主軸1が軸線方向に移動しても主軸回
転駆動用モータ21の構成が維持される。
【0038】上述の如き構成によれば、主軸1自体を磁
気異方性ロータ17とする主軸回転駆動用モータ21が
主軸1の軸周りに構成され、この主軸回転駆動用モータ
21により主軸1が直接回転駆動される。
気異方性ロータ17とする主軸回転駆動用モータ21が
主軸1の軸周りに構成され、この主軸回転駆動用モータ
21により主軸1が直接回転駆動される。
【0039】磁気異方性ロータ17は主軸1の軸線方向
移動に拘らずステータ19と対応する軸長に亘って形成
されていることにより、主軸1が軸線方向に移動しても
主軸回転駆動用モータ21の構成が維持されるから、主
軸1が軸線方向に移動しても回転駆動用モータ21によ
り主軸1が直接回転駆動される。
移動に拘らずステータ19と対応する軸長に亘って形成
されていることにより、主軸1が軸線方向に移動しても
主軸回転駆動用モータ21の構成が維持されるから、主
軸1が軸線方向に移動しても回転駆動用モータ21によ
り主軸1が直接回転駆動される。
【0040】図2は本発明による軸回転駆動装置を立旋
盤のロータリテーブル駆動用の主軸装置として適用した
実施例を示している。尚、図2において図1に対応する
部分は図1に付した符号と同一の符号により示されてい
る。
盤のロータリテーブル駆動用の主軸装置として適用した
実施例を示している。尚、図2において図1に対応する
部分は図1に付した符号と同一の符号により示されてい
る。
【0041】図2において符号31はロータリテーブル
を示しており、ロータリテーブル31はクロストローラ
33によりベッド35より垂直軸周りに回転可能に支持
されている。
を示しており、ロータリテーブル31はクロストローラ
33によりベッド35より垂直軸周りに回転可能に支持
されている。
【0042】ロータリテーブル31の中心部には竪軸と
しての主軸1がキー37によりキー結合している。主軸
1は、軸受39によりベッド35より回転可能に支持さ
れており、下端側の軸部自体を磁気異方性ロータ17と
されている。
しての主軸1がキー37によりキー結合している。主軸
1は、軸受39によりベッド35より回転可能に支持さ
れており、下端側の軸部自体を磁気異方性ロータ17と
されている。
【0043】この場合も磁気異方性ロータ17に対応す
る部分にはステータ19が固定配置されており、磁気異
方性ロータ17とステータ19とにより同期モータによ
る主軸回転駆動用モータ21が構成されている。
る部分にはステータ19が固定配置されており、磁気異
方性ロータ17とステータ19とにより同期モータによ
る主軸回転駆動用モータ21が構成されている。
【0044】従ってこの場合は、主軸1自体を磁気異方
性ロータ17とする主軸回転駆動用モータ21が主軸1
の軸周りに構成され、この主軸回転駆動用モータ21に
よる主軸1の直接回転駆動によりロータリテーブル31
が直接的に回転駆動される。図3は本発明による軸回転
駆動装置を門形マシニングセンタ等の主軸装置として適
用した実施例を示している。尚、図3においても図1に
対応する部分は図1に付した符号と同一の符号により示
されている。図3において、符号41は回転スリーブ支
持筒体を示しており、回転スリーブ支持筒体41はバラ
ンスシリンダ装置43によりサドル45より押し上げ式
に支持されている。
性ロータ17とする主軸回転駆動用モータ21が主軸1
の軸周りに構成され、この主軸回転駆動用モータ21に
よる主軸1の直接回転駆動によりロータリテーブル31
が直接的に回転駆動される。図3は本発明による軸回転
駆動装置を門形マシニングセンタ等の主軸装置として適
用した実施例を示している。尚、図3においても図1に
対応する部分は図1に付した符号と同一の符号により示
されている。図3において、符号41は回転スリーブ支
持筒体を示しており、回転スリーブ支持筒体41はバラ
ンスシリンダ装置43によりサドル45より押し上げ式
に支持されている。
【0045】回転スリーブ支持筒体41は回転スリーブ
47を軸受49により回転可能に支持している。回転ス
リーブ支持筒体41の下部には主軸支持体51が装着さ
れており、主軸支持体51は軸受53によって主軸1を
回転可能に支持している。回転スリーブ47は、主軸1
と嵌合しており、主軸1を一体的に回転駆動する。
47を軸受49により回転可能に支持している。回転ス
リーブ支持筒体41の下部には主軸支持体51が装着さ
れており、主軸支持体51は軸受53によって主軸1を
回転可能に支持している。回転スリーブ47は、主軸1
と嵌合しており、主軸1を一体的に回転駆動する。
【0046】回転スリーブ47と主軸1には主軸1の先
端部に設けられたコレットチャック55の操作軸57が
軸線方向に貫通しており、操作軸57は回転スリーブ4
7の上端に装着されたチャック駆動用流体圧シリンダ装
置59と駆動連結されている。
端部に設けられたコレットチャック55の操作軸57が
軸線方向に貫通しており、操作軸57は回転スリーブ4
7の上端に装着されたチャック駆動用流体圧シリンダ装
置59と駆動連結されている。
【0047】また主軸支持体51には副軸61が設けら
れており、副軸61は、ベベル歯車63、65により主
軸1と駆動連結され、主軸1により回転駆動される。回
転スリーブ47はそのスリーブ軸部自体を磁気異方性ロ
ータ17とされている。
れており、副軸61は、ベベル歯車63、65により主
軸1と駆動連結され、主軸1により回転駆動される。回
転スリーブ47はそのスリーブ軸部自体を磁気異方性ロ
ータ17とされている。
【0048】この場合も磁気異方性ロータ17に対応す
る部分にはステータ19が固定配置されており、磁気異
方性ロータ17とステータ19とにより同期モータによ
る主軸回転駆動用モータ21が構成されている。
る部分にはステータ19が固定配置されており、磁気異
方性ロータ17とステータ19とにより同期モータによ
る主軸回転駆動用モータ21が構成されている。
【0049】従ってこの場合は、回転スリーブ47自体
を磁気異方性ロータ17とする主軸回転駆動用モータ2
1が回転スリーブ47の軸周りに構成され、この主軸回
転駆動用モータ21による回転スリーブ47の直接回転
駆動により主軸1が直接的に回転駆動される。
を磁気異方性ロータ17とする主軸回転駆動用モータ2
1が回転スリーブ47の軸周りに構成され、この主軸回
転駆動用モータ21による回転スリーブ47の直接回転
駆動により主軸1が直接的に回転駆動される。
【0050】図4、図5は本発明による工作機械の軸回
転駆動装置の他の実施例を示している。尚、図4、図5
において図1に対応する部分は図1に付した符号と同一
の符号により示されている。
転駆動装置の他の実施例を示している。尚、図4、図5
において図1に対応する部分は図1に付した符号と同一
の符号により示されている。
【0051】この実施例においても主軸1の後端側軸部
11はその軸部自体を磁気異方性を備えた磁気異方性ロ
ータ17とされ、この磁気異方性ロータ17に対応する
部分には鉄心17aと電機子巻線17bと界磁巻線17
cとを含むステータ17が固定配置され、磁気異方性ロ
ータ17とステータ19とにより同期モータによる主軸
回転駆動用モータ21が構成されている。
11はその軸部自体を磁気異方性を備えた磁気異方性ロ
ータ17とされ、この磁気異方性ロータ17に対応する
部分には鉄心17aと電機子巻線17bと界磁巻線17
cとを含むステータ17が固定配置され、磁気異方性ロ
ータ17とステータ19とにより同期モータによる主軸
回転駆動用モータ21が構成されている。
【0052】この場合も磁気異方性ロータ17の軸長L
rはステータ19の軸線方向長さLsより長く、磁気異
方性ロータ17は主軸1の軸線方向移動に拘らずステー
タ19と対応し、これにより主軸1が軸線方向に移動し
ても主軸回転駆動用モータ21の構成が維持される。
rはステータ19の軸線方向長さLsより長く、磁気異
方性ロータ17は主軸1の軸線方向移動に拘らずステー
タ19と対応し、これにより主軸1が軸線方向に移動し
ても主軸回転駆動用モータ21の構成が維持される。
【0053】主軸1の最後端軸部67は軸送り用のボー
ルねじ軸等による送りねじ軸69として構成されてお
り、送りねじ軸69にはボールナット等による送りナッ
ト部材71が螺合している。
ルねじ軸等による送りねじ軸69として構成されてお
り、送りねじ軸69にはボールナット等による送りナッ
ト部材71が螺合している。
【0054】送りナット部材71はそれ自体を磁気スリ
ット形成等により磁気異方性を備えた磁気異方性ロータ
73とされている。この磁気異方性ロータ73に対応す
る部分にはステータ75が固定配置されており、磁気異
方性ロータ73とステータ75とにより同期モータによ
る軸送り用モータ77が構成されている。
ット形成等により磁気異方性を備えた磁気異方性ロータ
73とされている。この磁気異方性ロータ73に対応す
る部分にはステータ75が固定配置されており、磁気異
方性ロータ73とステータ75とにより同期モータによ
る軸送り用モータ77が構成されている。
【0055】ステータ75は、鉄心75aと電機子巻線
75b以外に、磁気異方性ロータ73を磁気異方性磁化
させる磁化手段として界磁巻線75cを有している。
75b以外に、磁気異方性ロータ73を磁気異方性磁化
させる磁化手段として界磁巻線75cを有している。
【0056】上述の如き構成によれば、主軸1自体を磁
気異方性ロータ13とする主軸回転駆動用モータ21が
主軸1の軸周りに構成され、この主軸回転駆動用モータ
21により主軸1が直接回転駆動され、また送りナット
部材71自体を磁気異方性ロータ73とする軸送り用モ
ータ77により送りナット部材71が直接回転駆動され
る。
気異方性ロータ13とする主軸回転駆動用モータ21が
主軸1の軸周りに構成され、この主軸回転駆動用モータ
21により主軸1が直接回転駆動され、また送りナット
部材71自体を磁気異方性ロータ73とする軸送り用モ
ータ77により送りナット部材71が直接回転駆動され
る。
【0057】主軸回転駆動用モータ21と軸送り用モー
タ77とが同一回転数にて同方向へ回転駆動されている
場合には、送りねじ軸69と送りナット部材71とが相
対回転変位しないから、主軸1が回転駆動されるだけ
で、主軸1が軸線方向へ移動することはない。
タ77とが同一回転数にて同方向へ回転駆動されている
場合には、送りねじ軸69と送りナット部材71とが相
対回転変位しないから、主軸1が回転駆動されるだけ
で、主軸1が軸線方向へ移動することはない。
【0058】軸送り用モータ77が主軸回転駆動用モー
タ21の回転方向と同方向に主軸回転駆動用モータ21
より低速回転駆動された場合には、送りねじ軸69が送
りナット部材71に対して正回転方向へ相対回転変位
し、これにより主軸1が回転駆動されながら図4にて左
方へ前進送り軸移動する。
タ21の回転方向と同方向に主軸回転駆動用モータ21
より低速回転駆動された場合には、送りねじ軸69が送
りナット部材71に対して正回転方向へ相対回転変位
し、これにより主軸1が回転駆動されながら図4にて左
方へ前進送り軸移動する。
【0059】これに対して軸送り用モータ77が主軸回
転駆動用モータ21の回転方向と同方向に主軸回転駆動
用モータ21より高速回転駆動された場合には、送りね
じ軸21が送りナット部材23に対して逆回転方向へ相
対回転変位し、これにより主軸1が回転駆動されながら
図4にて右方へ後退送り軸移動する。
転駆動用モータ21の回転方向と同方向に主軸回転駆動
用モータ21より高速回転駆動された場合には、送りね
じ軸21が送りナット部材23に対して逆回転方向へ相
対回転変位し、これにより主軸1が回転駆動されながら
図4にて右方へ後退送り軸移動する。
【0060】これらの主軸1の軸送り速度は軸送り用モ
ータ77と主軸回転駆動用モータ21との回転数差によ
り定量的に微調整される。
ータ77と主軸回転駆動用モータ21との回転数差によ
り定量的に微調整される。
【0061】尚、上述の実施例においては、軸送り用モ
ータ77と主軸回転駆動用モータ21による軸送り機構
が主軸1に構成されているが、本発明はこれに限定され
ることはなく、これらは主軸と嵌合する回転スリーブに
同様に構成されてもよい。
ータ77と主軸回転駆動用モータ21による軸送り機構
が主軸1に構成されているが、本発明はこれに限定され
ることはなく、これらは主軸と嵌合する回転スリーブに
同様に構成されてもよい。
【0062】図6は本発明による工作機械の軸回転駆動
装置の他の実施例を示している。図6において、符号8
1は送りねじ軸を示しており、送りねじ軸81は両端を
各々軸受83により固定側部材85より回転可能に支持
されている。送りねじ軸81には移動台87に固定装着
された送りナット部材89が螺合している。
装置の他の実施例を示している。図6において、符号8
1は送りねじ軸を示しており、送りねじ軸81は両端を
各々軸受83により固定側部材85より回転可能に支持
されている。送りねじ軸81には移動台87に固定装着
された送りナット部材89が螺合している。
【0063】移動台87は送りねじ軸81の回転により
送りねじ軸81と送りナット部材89との螺合関係によ
って送りねじ軸81の軸線方向、即ち図6にて左右方向
へ線形移動する。
送りねじ軸81と送りナット部材89との螺合関係によ
って送りねじ軸81の軸線方向、即ち図6にて左右方向
へ線形移動する。
【0064】送りねじ軸81の端部近傍の軸部91はそ
の軸部自体を磁気スリット等により磁気異方性を備えた
磁気異方性ロータ93とされている。
の軸部自体を磁気スリット等により磁気異方性を備えた
磁気異方性ロータ93とされている。
【0065】この磁気異方性ロータ93に対応する部分
には支持部材95によってステータ97が固定配置され
ており、磁気異方性ロータ93とステータ97とにより
同期モータによる送りねじ軸回転駆動用モータ99が構
成されている。
には支持部材95によってステータ97が固定配置され
ており、磁気異方性ロータ93とステータ97とにより
同期モータによる送りねじ軸回転駆動用モータ99が構
成されている。
【0066】ステータ95は、上述の実施例と同様に、
鉄心と電機子巻線以外に、磁気異方性ロータ93を磁気
異方性磁化させる磁化手段として界磁巻線を有してい
る。
鉄心と電機子巻線以外に、磁気異方性ロータ93を磁気
異方性磁化させる磁化手段として界磁巻線を有してい
る。
【0067】上述の如き構成によれば、送りねじ軸81
自体を磁気異方性ロータ93とする送りねじ軸回転駆動
用モータ99が送りねじ軸81の軸周りに構成され、こ
の送りねじ軸回転駆動用モータ99により送りねじ軸8
1が直接回転駆動され、この回転により移動台87が図
1にて左右方向へ線形移動する。
自体を磁気異方性ロータ93とする送りねじ軸回転駆動
用モータ99が送りねじ軸81の軸周りに構成され、こ
の送りねじ軸回転駆動用モータ99により送りねじ軸8
1が直接回転駆動され、この回転により移動台87が図
1にて左右方向へ線形移動する。
【0068】図7は本発明による本発明による工作機械
の送り装置の他の実施例を示している。尚、図7におい
て図6に対応する部分は図6に付した符号と同一の符号
により示されている。
の送り装置の他の実施例を示している。尚、図7におい
て図6に対応する部分は図6に付した符号と同一の符号
により示されている。
【0069】この実施例においては、送りねじ軸81が
両端にてブラケット101により固定側部材85と固定
連結され、固定側部材85上に固定配置されている。
両端にてブラケット101により固定側部材85と固定
連結され、固定側部材85上に固定配置されている。
【0070】移動台87には軸受ケース103が取り付
けられており、軸受ケース103は軸受105により送
りナット部材89を回転可能に支持している。
けられており、軸受ケース103は軸受105により送
りナット部材89を回転可能に支持している。
【0071】送りナット部材89は、送りねじ軸81と
螺合し、自身の回転により送りねじ軸81との螺合関係
によって移動台87を送りねじ軸81の軸線方向、即ち
図7にて左右方向へ線形移動させる。
螺合し、自身の回転により送りねじ軸81との螺合関係
によって移動台87を送りねじ軸81の軸線方向、即ち
図7にて左右方向へ線形移動させる。
【0072】送りナット部材89はそれを磁気スリット
等により磁気異方性を備えた磁気異方性ロータ107と
されている。
等により磁気異方性を備えた磁気異方性ロータ107と
されている。
【0073】この磁気異方性ロータ107に対応する部
分には軸受ケース103によってステータ109が固定
配置されており、磁気異方性ロータ107とステータ1
09とにより同期モータによる送りナット回転駆動用モ
ータ111が構成されている。
分には軸受ケース103によってステータ109が固定
配置されており、磁気異方性ロータ107とステータ1
09とにより同期モータによる送りナット回転駆動用モ
ータ111が構成されている。
【0074】この場合もステータ109は、鉄心と電機
子巻線以外に、磁気異方性ロータ107を磁気異方性磁
化させる磁化手段として界磁巻線を有している。
子巻線以外に、磁気異方性ロータ107を磁気異方性磁
化させる磁化手段として界磁巻線を有している。
【0075】上述の如き構成によれば、送りナット部材
89自体を磁気異方性ロータ107とする送りナット回
転駆動用モータ111が送りナット部材89の軸周りに
構成され、この送りナット回転駆動用モータ111によ
り送りナット部材89が直接回転駆動され、この回転に
より移動台87が図7にて左右方向へ線形移動する。図
8は本発明による本発明による工作機械の送り装置の他
の実施例を示している。尚、図8においても図6に対応
する部分は図6に付した符号と同一の符号により示され
ている。
89自体を磁気異方性ロータ107とする送りナット回
転駆動用モータ111が送りナット部材89の軸周りに
構成され、この送りナット回転駆動用モータ111によ
り送りナット部材89が直接回転駆動され、この回転に
より移動台87が図7にて左右方向へ線形移動する。図
8は本発明による本発明による工作機械の送り装置の他
の実施例を示している。尚、図8においても図6に対応
する部分は図6に付した符号と同一の符号により示され
ている。
【0076】この実施例においては、移動台87の下底
面に横断面形状が円弧凹状のウォームラック113が一
直線状に固定装着され、固定側部材85に軸受115に
よりウォーム117が回転可能に設けられている。
面に横断面形状が円弧凹状のウォームラック113が一
直線状に固定装着され、固定側部材85に軸受115に
よりウォーム117が回転可能に設けられている。
【0077】ウォーム117は、ウォームラック113
と噛合しており、自身の中心軸線の周りに回転すること
によりウォームラック113との噛合関係によって移動
台87をウォームラック113の延在方向、即ち図8に
て左右方向へ線形移動させる。
と噛合しており、自身の中心軸線の周りに回転すること
によりウォームラック113との噛合関係によって移動
台87をウォームラック113の延在方向、即ち図8に
て左右方向へ線形移動させる。
【0078】ウォーム117の軸部119はその軸部自
体を磁気スリット等により磁気異方性を備えた磁気異方
性ロータ121とされている。
体を磁気スリット等により磁気異方性を備えた磁気異方
性ロータ121とされている。
【0079】この磁気異方性ロータ121に対応する部
分には支持部材123によってステータ125が固定配
置されており、磁気異方性ロータ121とステータ12
5とにより同期モータによるウォーム回転駆動用モータ
127が構成されている。
分には支持部材123によってステータ125が固定配
置されており、磁気異方性ロータ121とステータ12
5とにより同期モータによるウォーム回転駆動用モータ
127が構成されている。
【0080】この場合もステータ125は、鉄心と電機
子巻線以外に、磁気異方性ロータ121を磁気異方性磁
化させる磁化手段として界磁巻線を有している。
子巻線以外に、磁気異方性ロータ121を磁気異方性磁
化させる磁化手段として界磁巻線を有している。
【0081】上述の如き構成によれば、ウォーム117
の軸部119自体を磁気異方性ロータ121とするウォ
ーム回転駆動用モータ127がウォーム127の軸部1
19の軸周りに構成され、このウォーム回転駆動用モー
タ127によりウォーム117が直接回転駆動され、こ
の回転により移動台87が図8にて左右方向へ線形移動
する。
の軸部119自体を磁気異方性ロータ121とするウォ
ーム回転駆動用モータ127がウォーム127の軸部1
19の軸周りに構成され、このウォーム回転駆動用モー
タ127によりウォーム117が直接回転駆動され、こ
の回転により移動台87が図8にて左右方向へ線形移動
する。
【0082】尚、上述のウォームとウォームラックによ
る送り装置は、ピニオンとラックとによる送り装置にも
同様に適用される。ピニオンとラックとによる送り装置
の場合は、ラックを移動台の下底面に設け、このラック
に噛合するピニオンの軸部自体を磁気異方性ローラと
し、磁気異方性ローラに対応する部分にステータが固定
配置されればよい。
る送り装置は、ピニオンとラックとによる送り装置にも
同様に適用される。ピニオンとラックとによる送り装置
の場合は、ラックを移動台の下底面に設け、このラック
に噛合するピニオンの軸部自体を磁気異方性ローラと
し、磁気異方性ローラに対応する部分にステータが固定
配置されればよい。
【0083】以上においては、本発明を特定の実施例に
ついて詳細に説明したが、本発明は、これらに限定され
るものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可
能であることは当業者にとって明らかであろう。
ついて詳細に説明したが、本発明は、これらに限定され
るものではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可
能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による工作機械の軸回転駆動装置によれば、主軸または
回転スリーブ自体を磁気異方性等によるロータとする主
軸回転駆動用モータが主軸または回転スリーブの軸周り
に構成され、この主軸回転駆動用モータにより主軸また
は回転スリーブが直接回転駆動されるから、主軸装置の
軸長が長くなることがなく、別部品としてのロータを主
軸または回転スリーブにキー等を用いて組み付ける必要
がなくなり、多くの構成部品を必要とすることなく構造
簡単にして優れた組立分解性、保守性が得られるように
なる。
による工作機械の軸回転駆動装置によれば、主軸または
回転スリーブ自体を磁気異方性等によるロータとする主
軸回転駆動用モータが主軸または回転スリーブの軸周り
に構成され、この主軸回転駆動用モータにより主軸また
は回転スリーブが直接回転駆動されるから、主軸装置の
軸長が長くなることがなく、別部品としてのロータを主
軸または回転スリーブにキー等を用いて組み付ける必要
がなくなり、多くの構成部品を必要とすることなく構造
簡単にして優れた組立分解性、保守性が得られるように
なる。
【0085】またロータが磁気異方性のロータである場
合は、ロータに巻線が設けられることがないから、ロー
タが発熱することがなく主軸の温度変化が抑えられ、こ
のことにより機械的精度が保たれ、またロータの均質性
により高速回転時の動バランス性が優れたものになり、
主軸の最大回転数の向上が図られる。
合は、ロータに巻線が設けられることがないから、ロー
タが発熱することがなく主軸の温度変化が抑えられ、こ
のことにより機械的精度が保たれ、またロータの均質性
により高速回転時の動バランス性が優れたものになり、
主軸の最大回転数の向上が図られる。
【0086】また主軸または回転スリーブがなすロータ
が主軸または回転スリーブの軸線方向移動に拘らずステ
ータと対応する軸長に亘って形成されていることによっ
て主軸または回転スリーブが軸線方向に移動しても主軸
回転駆動用モータの構成が維持されることにより、主軸
または回転スリーブの軸線方向移動に拘らず主軸または
回転スリーブが直接回転駆動され、主軸自体が軸線方向
に送り移動する型式とされても、軸送り移動下の主軸ま
たは回転スリーブに対する回転力の伝達のために、滑り
キー、スプライン等による滑り伝達機構や歯車等による
動力伝達機構を必要とすることなく、効率よく主軸が回
転駆動されるようになる。
が主軸または回転スリーブの軸線方向移動に拘らずステ
ータと対応する軸長に亘って形成されていることによっ
て主軸または回転スリーブが軸線方向に移動しても主軸
回転駆動用モータの構成が維持されることにより、主軸
または回転スリーブの軸線方向移動に拘らず主軸または
回転スリーブが直接回転駆動され、主軸自体が軸線方向
に送り移動する型式とされても、軸送り移動下の主軸ま
たは回転スリーブに対する回転力の伝達のために、滑り
キー、スプライン等による滑り伝達機構や歯車等による
動力伝達機構を必要とすることなく、効率よく主軸が回
転駆動されるようになる。
【0087】また送りナット部材自体を磁気異方性等に
よるロータとする軸送り用モータが送りナット部材の軸
周りに構成され、軸送り用モータによる送りナット部材
の回転数と主軸回転駆動用モータによる主軸または回転
スリーブの回転数の相対差により主軸または回転スリー
ブが軸線方向へ前進あるいは後退移動することにより、
主軸または回転スリーブが軸送り用モータにより直接軸
送り駆動され、これにより誤差が少ない高精度の軸送り
が行れるようになり、しかも軸送り速度が軸送り用モー
タと主軸回転駆動用モータとの回転数差により定量的に
簡便に微調整されるようになる。
よるロータとする軸送り用モータが送りナット部材の軸
周りに構成され、軸送り用モータによる送りナット部材
の回転数と主軸回転駆動用モータによる主軸または回転
スリーブの回転数の相対差により主軸または回転スリー
ブが軸線方向へ前進あるいは後退移動することにより、
主軸または回転スリーブが軸送り用モータにより直接軸
送り駆動され、これにより誤差が少ない高精度の軸送り
が行れるようになり、しかも軸送り速度が軸送り用モー
タと主軸回転駆動用モータとの回転数差により定量的に
簡便に微調整されるようになる。
【0088】また本発明による工作機械の軸回転駆動装
置によれは、送りねじ軸、送りナット部材、あるいはウ
ォームの軸部自体を磁気異方性等によるロータとするモ
ータが送りねじ軸、送りナット部材、あるいはウォーム
の軸部の軸周りに構成され、このモータにより送りねじ
軸、送りナット部材、あるいはウォームが直接回転駆動
されるから、モータと送りねじ軸等の接続にカップリン
グ等を必要とすることがなく部品点数の削減がなされ、
またモータの出力軸と送りねじ軸の如き被回転部材との
軸心合わせを特別に行う必要がなり、この軸心の不一致
により回転振動が発生することが未然に回避され、移動
台の送り精度を高精度に保つことができる。
置によれは、送りねじ軸、送りナット部材、あるいはウ
ォームの軸部自体を磁気異方性等によるロータとするモ
ータが送りねじ軸、送りナット部材、あるいはウォーム
の軸部の軸周りに構成され、このモータにより送りねじ
軸、送りナット部材、あるいはウォームが直接回転駆動
されるから、モータと送りねじ軸等の接続にカップリン
グ等を必要とすることがなく部品点数の削減がなされ、
またモータの出力軸と送りねじ軸の如き被回転部材との
軸心合わせを特別に行う必要がなり、この軸心の不一致
により回転振動が発生することが未然に回避され、移動
台の送り精度を高精度に保つことができる。
【0089】またモータ配置のために大きくスペースを
必要とすることがなくなり、工作機械の小型化設計の自
由度が増大する。
必要とすることがなくなり、工作機械の小型化設計の自
由度が増大する。
【0090】また送りねじ軸の形状寸法を大きくことが
なく、これにより送りねじ軸の慣性力が大きくなること
がなく、移動台の位置決め制を困難にものになることが
ない。
なく、これにより送りねじ軸の慣性力が大きくなること
がなく、移動台の位置決め制を困難にものになることが
ない。
【図1】本発明による工作機械の軸回転駆動装置を主軸
装置に適用した一実施例を示す概略構成図である。
装置に適用した一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明による軸回転駆動装置を立旋盤のロータ
リテーブル駆動用の主軸装置として適用した実施例を示
す概略構成図である。
リテーブル駆動用の主軸装置として適用した実施例を示
す概略構成図である。
【図3】本発明による軸回転駆動装置を門形マシニング
センタ等の主軸装置として適用した実施例を示す概略構
成図である。
センタ等の主軸装置として適用した実施例を示す概略構
成図である。
【図4】本発明による工作機械の軸回転駆動装置を主軸
装置に適用した他の実施例を示す概略構成図である。
装置に適用した他の実施例を示す概略構成図である。
【図5】本発明による主軸装置の軸回転駆動装置を主軸
装置に適用した他の実施例を示す部分断面斜視図であ
る。
装置に適用した他の実施例を示す部分断面斜視図であ
る。
【図6】本発明による工作機械の軸回転駆動装置を送り
装置に適用した一実施例を示す概略構成図である。
装置に適用した一実施例を示す概略構成図である。
【図7】本発明による工作機械の軸回転駆動装置を送り
装置に適用した他の実施例を示す概略構成図である。
装置に適用した他の実施例を示す概略構成図である。
【図8】本発明による工作機械の軸回転駆動装置を送り
装置に適用した他の実施例を示す概略構成図である。
装置に適用した他の実施例を示す概略構成図である。
【図9】主軸の後端に主軸回転駆動用モータが配置され
た主軸装置の従来例を示す概略構成図である。
た主軸装置の従来例を示す概略構成図である。
【図10】ビルドインモータによる主軸装置の従来例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図11】送り機構付きの主軸装置の従来例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図12】送りねじ軸回転式の送り装置の従来例を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図13】送りナット回転式の送り装置の従来例を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
1 主軸 3 軸受スリーブ 9 工具取付部 13 送りナット 15 送りねじ軸 17 磁気異方性ロータ 19 ステータ 21 主軸回転駆動用モータ 31 ロータリテーブル 47 回転スリーブ 69 送りねじ軸 71 送りナット部材 73 磁気異方性ロータ 75 ステータ 77 軸送り用モータ 81 送りねじ軸 87 移動台 89 送りナット部材 93 磁気異方性ロータ 97 ステータ 99 送りねじ軸回転駆動用モータ 107 磁気異方性ロータ 109 ステータ 111 送りナット回転駆動用モータ 113 ウォームラック 117 ウォーム 121 磁気異方性ロータ 125 ステータ 127 ウォーム回転駆動用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田上 眞 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 熊本 聰 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 和久田 昌則 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内
Claims (8)
- 【請求項1】 工具あるいは被加工物を回転させる主軸
装置を含む工作機械の軸回転駆動装置において、 主軸自体または主軸と嵌合する回転スリーブ自体の軸線
方向の少なくとも一部がモータのロータとされ、このロ
ータに対応する部分にステータが固定配置され、主軸自
体または回転スリーブ自体をロータとする主軸回転駆動
用モータが構成されていることを特徴とする工作機械の
軸回転駆動装置。 - 【請求項2】 前記主軸または前記回転スリーブが軸線
方向に移動可能に設けられ、前記ロータは前記主軸また
は前記回転スリーブの軸線方向移動に拘らず前記ステー
タと対応する軸長に亘って形成されていることを特徴と
する請求項1に記載の工作機械の軸回転駆動装置。 - 【請求項3】 工具あるいは被加工物を回転させる主軸
装置を含む工作機械の軸回転駆動装置において、 軸線方向に移動可能に設けられた主軸または主軸と嵌合
する回転スリーブを有し、前記主軸自体または前記回転
スリーブ自体の軸線方向の少なくとも一部が所定の軸長
に亘って主軸回転駆動用モータのロータとされ、この主
軸回転駆動用モータのロータに対応する部分にステータ
が固定配置されて主軸または回転スリーブ自体をロータ
とする主軸回転駆動用モータが構成され、前記主軸自体
または前記回転スリーブは送りねじ軸部を有し、前記送
りねじ軸部には送りナット部材が螺合し、前記送りナッ
ト部材は軸送り用モータのロータとされ、この軸送り用
モータのロータに対応する部分にステータが固定配置さ
れて送りナット部材自体をロータとする軸送り用モータ
が構成されていることを特徴とする工作機械の軸回転駆
動装置。 - 【請求項4】 前記主軸回転駆動用モータのロータは前
記主軸または前記回転スリーブの軸線方向移動に拘らず
前記主軸回転駆動用モータのステータと対応する軸長に
亘って形成されていることを特徴とする請求項3に記載
の工作機械の軸回転駆動装置。 - 【請求項5】 移動台に固定された送りナット部材と螺
合する送りねじ軸の回転により前記移動台を前記送りね
じ軸の軸線方向へ線形移動させる送り装置を含む工作機
械の軸回転駆動装置において、 前記送りねじ軸の軸線方向の一部が送りねじ軸回転駆動
用モータのロータとされ、このロータに対応する部分に
ステータが固定配置されて前記送りねじ軸自体をロータ
とする送りねじ軸回転駆動用モータが構成されているこ
とを特徴とする工作機械の軸回転駆動装置。 - 【請求項6】 移動台に回転可能に装着された送りナッ
ト部材が固定配置の送りねじ軸に螺合し、前記送りナッ
ト部材の回転により前記移動台を前記送りねじ軸の軸線
方向へ線形移動させる送り装置を含む工作機械の軸回転
駆動装置において、 前記送りナット部材が送りナット部材回転駆動用モータ
のロータとされ、このロータに対応する部分にステータ
が固定配置されて前記送りナット部材自体をロータとす
る送りナット部材回転駆動用モータが構成されているこ
とを特徴とする工作機械の軸回転駆動装置。 - 【請求項7】 移動台に一直線状に設けられたウォーム
用ラック部材にウォームが噛合し、前記ウォームの回転
により前記移動台を前記ウォーム用ラック部材の延在方
向へ線形移動させる送り装置を含む工作機械の軸回転駆
動装置において、 前記ウォームの軸部がウォームねじ軸回転駆動用モータ
のロータとされ、このロータに対応する部分にステータ
が固定配置されて前記ウォーム自体をロータとするウォ
ーム回転駆動用モータが構成されていることを特徴とす
る工作機械の軸回転駆動装置。 - 【請求項8】 前記ロータは外部より磁気異方性磁化さ
れる磁気異方性ロータであり、前記ステータは前記磁気
異方性ロータを磁気異方性磁化させる磁化手段を含んで
いることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の工
作機械の軸回転駆動装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325211A JPH06170676A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 工作機械の軸回転駆動装置 |
DE4341166A DE4341166C2 (de) | 1992-12-04 | 1993-12-02 | Drehantrieb für eine Welle in einer Werkzeugmaschine |
US08/160,729 US5549015A (en) | 1992-12-04 | 1993-12-02 | Shaft rotation driving apparatus for machine tool |
US08/614,344 US5761962A (en) | 1992-12-04 | 1996-03-12 | Shaft rotation driving apparatus for machine tool |
US09/224,131 US5966988A (en) | 1992-12-04 | 1998-02-26 | Shaft rotation driving apparatus for machine tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325211A JPH06170676A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 工作機械の軸回転駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06170676A true JPH06170676A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18174271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4325211A Pending JPH06170676A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 工作機械の軸回転駆動装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US5549015A (ja) |
JP (1) | JPH06170676A (ja) |
DE (1) | DE4341166C2 (ja) |
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JP2009125860A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Mori Seiki Co Ltd | 工作機械の主軸装置 |
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