JP4404315B2 - 釣竿 - Google Patents

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本発明は、穂先竿として金属を使用した穂先竿を使用し、この穂先竿に少なくともトップガイドを有し、場合によってはトップガイド以外の外付けの固定ガイドを有する釣竿に関する。
糸通し環を設けた筒部を有するトップガイドを、繊維強化樹脂製穂先竿に固定する場合は、接着剤を介在させつつ前記筒部を穂先竿先端部に套嵌させ、接着力によって固定している。また、場合によっては、この筒部と穂先竿とに亘って糸条体と塗料や接着剤等の糸止材とによる被覆部材によったり、また収縮チューブ等の被覆部材を設けて、固定力を保持している。釣りの際のトップガイドには、その糸通し環を介して釣糸から種々の力を受けるため、これだけでは穂先竿から抜け出る可能性がある。この抜けを防止するため、下記特許文献1には工夫が見られる。即ち、筒部に貫通孔を設け、該貫通孔に対応する穂先竿側にも凹部を形成し、貫通孔と凹部とに亘って抜止手段を設けている。
実開昭63−165165号公報
然しながら、上記特許文献のものは非常に細い竿先端部に凹部を設けるため、獲物による力を釣糸を介して受けると、折損する虞がある。また、超弾性合金等の金属製穂先竿は、折損が生じ難くて使い易いが、金属製穂先竿の場合、トップガイドの金属製筒部を接着剤(又はこれと被覆部材と)による接合を行った場合、固定力が必ずしも十分ではない場合がある。
依って解決しようとする課題は、穂先竿の金属部分に対してトップガイドや他の固定ガイドを固定する構造において、固定力に信頼性があると共に穂先竿の強度が維持できる釣竿の提供である。
第1の発明では、局所的な凹部が無く、少なくとも芯材として金属を使用した穂先竿において、金属の露出した部位に、糸通し環を設けた金属製脚部を有する外付けの固定ガイドを固定する構造であって、前記脚部と穂先竿の金属部位とに亘って金属製筒状部材を套嵌し、少なくとも前記脚部位置に対応する長さ範囲における筒状部材の一部分をその外側から径方向に押圧変形させて該筒状部材を穂先竿に圧着させつつ固定ガイドを固定していることを特徴とする釣竿を提供する。
釣竿が一本竿の場合は、その一本の竿が穂先竿である。
第2の発明では、押圧変形した前記一部分は、前記筒部又は筒状部材の端から1mm以上離れた部位に位置する請求項1記載の釣竿を提供する。
第3の発明では、前記筒部又は筒状部材と前記穂先竿とに亘って被覆部材が設けられている第1発明又は第2発明記載の釣竿を提供する。
第4の発明では、押圧変形した前記一部分が点状又は環状であり、これを数に入れ、点状又は環状の押圧変形部分が、前記筒部又は筒状部材の長さ方向に離隔した複数箇所に設けられている発明第1〜3の何れか1記載の釣竿を提供する。
局所的な凹部が無く、少なくとも芯材として金属を使用した穂先竿において、金属の露出した先端部に、糸通し環を設けた金属製筒部を有するトップガイドを固定する構造であって、前記筒部内に前記金属の穂先先端部を挿入し、少なくとも該穂先先端部の挿入されている範囲において、筒部の一部分をその外側から径方向に押圧変形させて該筒部を穂先竿に圧着させつつトップガイドを固定した場合、筒部の一部が外側から押圧されて変形して穂先竿を押圧し、圧着作用をする。この筒部も穂先竿の部位も金属同士であるため、その圧着力に信頼性があり、この圧着作用を伴った固定構造はその信頼性が向上し、トップガイドの抜け止めの信頼性が向上する。勿論、接着剤を併用してもよい。更には、穂先竿は局所的な凹部が無いため、上記公報のように穂先竿の強度低下の心配も無い。第1の発明では、筒状部材が前記の筒部に対応し、作用効果としては上記と同様である。但し、点状又は長手方向の線状の押圧変形の場合、円周方向位置において筒状部材の押圧変形部分が固定ガイドの脚部に位置する場合と、脚部に位置しないで、穂先竿に位置する場合とがある。
第2の発明で追加される作用効果は、押圧変形させた部位に端部が存在すると、その端部は押圧変形の影響によって、異なる角度部位が広がるが、押圧変形部分が端から1mm以上離れているため、その端部の広がりを防止できる。従って、釣りの際に、釣糸がこの端部に引っ掛り難く、糸絡みが防止される。また、ここに引っ掛った糸切れも防止できる。
第3の発明で追加される作用効果は、筒部又は筒状部材と穂先竿とに亘って、紐状部材と糸止材の組み合わせや、柔軟な合成樹脂製筒状部材等の被覆部材を設けていると、トップガイドや他の固定ガイドを固定する際の固定力向上に役立つと共に、筒部や筒状部材の端部が覆われることになるため、釣りの際に、釣糸が筒部や筒状部材の段差端部に更に引っ掛り難くなり、糸絡みが防止される。また、意匠上も良好にできる。
押圧変形部分が筒部又は筒状部材の長さ方向の1箇所であれば、その押圧変形によって筒部や筒状部材の軸芯が穂先竿の軸芯に対して傾斜する虞があるが、第4の発明では、押圧変形部分が筒部又は筒状部材の長さ方向に離隔した複数箇所に設けられているので、そうした傾斜が防止できるという作用効果が追加される。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る金属製穂先竿を有する釣竿の側面図、図2はそのトップガイド付近の拡大図、図3は図2の更に拡大図である。元竿10と穂先竿12とを並継式に継ぎ合せるルアーロッドの例としてのベイトキャスティングロッドであり、元竿10は管状竿管であり、エポキシ樹脂等の合成樹脂をマトリックスとし、炭素繊維等の強化繊維で強化した繊維強化樹脂製竿管である。ハンドル部分の適宜位置には、トリガーTR付きのリール装着部14を設けており、これに両軸受型リールRを装着する。リール装着部よりも前方位置に、固定ガイドG’を2箇所に固定している。ロッド種類は何でもよく、他のルアーロッドとしてのスピニングキャストロッドでもよく、また、ルアーロッド以外の磯竿、船竿、投竿等でもよい。また、一本竿でもよい。
一方、穂先竿12は超弾性合金素材による中実の超弾性穂先竿である。超弾性合金としては、Ni−Ti系合金、Ni−Ti−Fe系合金、Ni−Ti−Cu系合金、Ni−Ti−Cr系合金等を使用できる。これらによる超弾性合金素材は約3%以上の伸び率を示す。一般には5〜8%程度の伸び率である。この素材は、その長手軸方向に引っ張って負荷を加えた際に、約3%以上の伸び率を示して形状変形し、その負荷を取り去れば、約90%以上の復元率で回復する。弾性率としては500〜30000kgf/mm(4900〜294000N/mm)の範囲に設定することが好ましい。
超弾性穂先竿として、芯材に超弾性合金素材を使用し、外側に繊維強化樹脂層を設けた形態の穂先竿とすることもできる。しかし、本願で説明するトップガイドや他の固定ガイドを固定する部位においては、その超弾性合金素材が露出しているように構成する。穂先竿12にはトップガイドTGと、他の固定ガイドGが適宜数固定されている。
図2の(a)はトップガイド付近の側面図、(b)は平面図、(c)は(a)の縦断面図である。セラミックス製等の糸通し環(ガイドリング)GRを装着固定したトップガイドTGは金属製筒部Tを有している。この金属は、真鍮、アルミ、ステンレス、チタン製等である。穂先竿先端部をこの筒部内に挿入し、筒部の外側から適宜な治具によって押圧して変形させ、穂先竿に圧着させて固定している。実際には図3に示すように、接着剤層SZをも併用している。この例では、押圧変形は部分的な点状に変形させており、筒部Tの後端(自由端)から距離L(1mm以上)の位置の上面位置と下面位置との2箇所H1,H1’と、これらと長手方向に離隔し、穂先竿先端部の存在している範囲において、上面位置と下面位置との2箇所H2,H2’を押圧形成している。押圧変形部H1,H1’が筒部の後端部から上記の距離離れているため、押圧変形の影響がこの後端部には殆ど及ばず、端部の拡開が防止できる。
図3に図示するように、各位置の押圧変形によって、筒部内面には内側に突な凸部h1,h1’,h2,h2’が生じ、これと金属製の穂先先端部表面との圧着によってトップガイドが信頼性高く固定できる。この場合、接着剤層SZの存在は固定強度を高めるが、接着剤が硬化する前に各部の押圧変形をさせれば問題は無い。また、接着剤層の硬化後であっても、エポキシ樹脂系接着剤等の場合は硬化しても弾性を有しているため、圧着部位の接着剤層を破壊させる虞は少ない。圧着後にシアノアクリレート系接着剤を流し込んでも良い。
筒部内径と穂先竿先端部外径との差は、直径において0.1mm程度(片側隙間では0.05mm程度)が好ましい。この挿入部に相当する穂先竿先端部はストレートが好ましいが、緩い先細テーパでも良い。こうした隙間が存在するため、もし、点状の押圧変形部が筒部の長さ方向の1箇所、即ち、H1とH1’のみであれば、穂先竿の軸芯に対して筒部の軸芯が傾斜する虞がある。そこで、長さ方向位置の相違する他の箇所H2,H2’にも押圧変形部を設け、これによって軸芯のずれを防止している。
上記接着剤層の接着剤としては、既述の他、塩化ビニール系のものでもよい。また、既述のエポキシ樹脂系接着剤は、2液を化学変化で硬化させて接着作用をする。耐水性、耐候性に優れ、凹凸面にも適する。接着剤層を形成する範囲の穂先竿表面に、接着剤の付着力を向上させる微細な凹凸を設けても良い。なお、特許請求の範囲にいう局所的な凹部は、この微細な凹凸とは寸法的に大きく異なり、もっと大きな寸法のものである。また、接着剤を塗布する前に、プライマー剤によって接着強度を向上させる前処理を施すことが好ましい。接着剤の代りに筒部と穂先竿の両者を溶着して、既述の押圧変形とこの溶着とを併用しても良い。押圧変形と併用する接合の手法としては、接着剤や溶着以外の手法のものでもよい。例えば、接合部を局部的に加熱溶解し、これに溶加材を融合させて接合させる。更には、押圧変形した部位を使用して更に強固に接合する手法(押圧変形と併用する一種の手法とも言える)として、押圧変形によって穂先竿表面に圧着した部位に電気抵抗を与えて接合したり、押圧変形によって穂先竿表面に圧着した部位を加圧した状態で超音波振動を与え、表面付近の結晶を接近させ、再結晶温度以下の低温で接合する等である。
既述の接着剤層を設ける手順としては、穂先竿先端部に接着剤を塗布し、場合によっては筒部内面にも塗布し、筒部に穂先竿先端部を挿入し、筒部後端部よりはみ出した接着剤を拭き取る。その後、接着剤が硬化する前に、カシメ等によって筒部と穂先竿とを圧着させる。この段階で、筒部の穂先竿周りの回転が防止でき、接着剤の硬化中にトップガイドTGが不用意に周方向に回転位置ずれして固定されることを防止できる。その他、接着剤が硬化した後に押圧変形させてもよい。但し、エポキシ樹脂系のように接着剤層が破壊され難い弾性を有する接着剤の場合に適する。
図4と図5は他の参考形態の押圧変形例を示しており、図4では、押圧変形部が長手方向に長い線状押圧変形部H1(下面側にも同様な長さのものH1’がある)の場合である。この場合の押圧変形部は筒部の長さ方向に長いため、筒部の軸芯が穂先竿に対して傾斜することが防止できている。このように、筒部の円周方向に180度間隔で設ける他、120度間隔、90度間隔、72度間隔、60度間隔等でも良い。Lについては上記と同様である。
図5では、筒部の前後方向の2箇所に、環状の押圧変形部H1,H2を形成した参考例である。前後の2箇所に設けることによって、穂先竿に対する筒部の傾斜を防止できる。Lについては以上と同様である。
以上の各例のように、押圧変形部を溝状の形態にする以外に、筒部の後端部から所定寸法Lの領域だけ除いた範囲で、筒部を楕円形状に変形させて圧着させてもよい。また、楕円形状に代って、多角形でも良い。これらの場合に、穂先先端部の横断面形状を楕円や多角形にすることでトップガイドの穂先周方向への回転を防止できる。
以上の押圧変形をさせる手段としては、圧着ペンチを使用し、該ペンチの挟み込む部分の形状を所定形状に形成しても良いし、所定形状の治具を作り、機械によって圧着させてもよい。その際、圧着部の穂先竿外径に対して、筒部の内側凸部の対向寸法が小さくなるようにペンチや治具の凸部間距離を調整する。現実の圧着の状態としては、中実の穂先竿側は実質的には潰れないため、筒部側が変形する。
図6は、図4の形態において、筒部の後半領域と穂先竿領域とに亘って被覆部材HBを設けた参考例を示す。適宜な紐状部材である糸を、筒部Tの押圧変形部H1の前側位置から穂先竿12にまで巻回する。その後、エポキシ樹脂系やウレタン樹脂系の塗料や接着剤を糸止材として塗布使用する。糸ではなく、テープ部材でもよく、また、熱収縮チューブ等を使用しても良い。釣糸の引っ掛りを防止するため、筒部後端と穂先竿との境界部は図のように傾斜状に形成している。こうした被覆部材HBの存在は、筒部と穂先竿との固定強度を向上させる他、筒部後端部への釣糸の引っ掛り防止、押圧変形部H1を被覆して見えなくする等の装飾性向上の作用もある。
上記被覆部材HB用の糸としては、綿糸20〜50番手(29.5〜11.8テックス)程度が良い。番手とは、紡績した糸の太さを表現する単位であり、一定の重量に対して長さが幾らあるかで表わし、例えば、綿糸の1番手とは、重さが1ポンド(453.6g)で長さが840ヤード(768.1m)あるものをいい、番手数が大きいほど糸の太さは細くなる。番手数をJIS規格のテックスに換算するのは、590.54を綿番手で除する。
図7は、図1の他の一つの固定ガイドGの付近の拡大部分断面図であり、図8はその要部の拡大図であり、図9は図7の矢視線I−Iによる横断面図である。糸通し環GRを保持した金属製脚部材の穂先竿12の表面長手方向に沿った脚部Kに、金属製筒状部材TBを套嵌し、ここでは点状の4箇所の押圧変形部H1,H1’,H2,H2’によって固定ガイドを固定している。また、接着剤層SZも併用している。脚部Kの端部は図のように傾斜状に形成しており、ここに筒状部材TBの内面が接触する部位において、該筒状部材もその傾斜に沿った形状に成している。特記しない事項は、矛盾を生じない限り、既述のトップガイドでの説明事項を適用する。
筒状部材は、脚部Kの上に位置する部位H1と、円周方向において該脚部Kを離れ、180度離隔した角度位置の部位H1’と、長さ方向において、脚部Kの存在しない位置であって、互いに180度離隔した部位H2,H2’との4箇所に押圧変形部を設けている。押圧変形部H1,H1’の筒状部材前端からの距離Lも、押圧変形部H2,H2’の筒状部材後端からの距離L’も、既述の1mm以上離隔しており、端部が拡開することを防止している。この例の押圧変形部の位置は例示であり、脚部Kの上に必ずしも押圧変形部H1が無くて、脚部の位置していない穂先竿表面に対面する位置にのみ押圧変形部が存在する形態もある。また、筒状部材の長手方向の2箇所に押圧変形部があるため、固定ガイドGの脚部Kが、筒状部材TBの押圧作用を介して穂先竿の表面長手方向に沿わないでずれることが防止できる。
図10は、図1の実施形態例の釣竿とは異なり、他の形態の釣竿の穂先竿12’であり、固定ガイドとして各一端部側に糸通し環GRを設けた前後の脚部材の脚部K’,Kを被覆するように金属製筒状部材TB’,TBを套嵌している。夫々の筒状部材の押圧変形部については図7〜図9で説明した例の場合と同様である。
以下には、穂先竿先端部にトップガイドの金属製筒部を固定した場合に、その引き抜き参考試験を行った結果を示す。穂先竿先端部外径は1.1mm、筒部内部の直径は1.2mmであり、試験1,2,3は全てエポキシ系プライマーによる前処理を行った後、2液タイプのエポキシ系接着剤によって接着させた。また、この接着の他に、試験2では、長手方向の一所定位置に、互いに180度離隔した2箇所に点状のカシメ処理による押圧変形部を設け、合計2箇所の押圧変形部を設けた。試験3では、長手方向の2箇所の位置に、夫々、互いに180度離隔した2箇所ずつに点状のカシメ処理による押圧変形部を設け、合計4箇所の押圧変形部を設けた。試験1は接着剤固定のみである。夫々の試験の結果を表示する。なお、夫々試験体は2体ずつとした。
試験1 ・10kgf( 98N)にて外れた。
・12kgf(118N)にて外れた。
試験2 ・14kgf(137N)にて外れた。
・15kgf(147N)にて外れた。
試験3 ・16kgf(157N)でも外れなかった。
・16kgf(157N)でも外れなかった。
上記試験結果から、接着剤固定の他に押圧変形部を併用した参考の試験2,3は、接着剤固定のみの試験1よりも固定強度の強いことが証明された。特に、長手方向2箇所の位置に設けると、非常に強いことが判る。
本発明は、金属製穂先竿を有する釣竿に利用できる。
図1は本発明に係る金属製穂先竿を有する釣竿の側面図である。 図2はそのトップガイド付近の拡大図である。 図3は図2の要部を更に拡大した縦断面図である 図4は他の参考形態例を示す図である。 図5は他の参考形態例を示す図である。 図6は他の参考形態例を示す図である。 図7は図1の固定ガイド付近の拡大部分断面図である。 図8は図7の要部拡大図である。 図9は図7の矢視線I−Iによる横断面図である。 図10は他の形態の穂先竿の要部部分断面図である。
12 穂先竿
G 固定ガイド
GR 糸通し環
H1,H1’,H2,H2’ 押圧変形部
K,K’ 脚部
T 筒部
TB 筒状部材
TG トップガイド

Claims (4)

  1. 局所的な凹部が無く、少なくとも芯材として金属を使用した穂先竿において、金属の露出した部位に、糸通し環を設けた金属製脚部を有する外付けの固定ガイドを固定する構造であって、前記脚部と穂先竿の金属部位とに亘って金属製筒状部材を套嵌し、少なくとも前記脚部位置に対応する長さ範囲における筒状部材の一部分をその外側から径方向に押圧変形させて該筒状部材を穂先竿に圧着させつつ固定ガイドを固定していることを特徴とする釣竿。
  2. 押圧変形した前記一部分は、前記筒部又は筒状部材の端から1mm以上離れた部位に位置する請求項1記載の釣竿。
  3. 前記筒部又は筒状部材と前記穂先竿とに亘って被覆部材が設けられている請求項1又は2記載の釣竿。
  4. 押圧変形した前記一部分が点状又は環状であり、これを数に入れ、点状又は環状の押圧変形部分が、前記筒部又は筒状部材の長さ方向に離隔した複数箇所に設けられている請求項1〜3の何れか1記載の釣竿。
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