JP4403838B2 - 車両運行管理システム、車両運行管理方法、および車両運行管理装置 - Google Patents

車両運行管理システム、車両運行管理方法、および車両運行管理装置 Download PDF

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本発明は、交通機関の臨時車両の運行に関し、特に利用者の定期券などの乗車媒体から得られた情報に基づいて定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者の特定を行なうものに関する。
バスなどは定期最終便の発車時刻が早いため、バス利用者が電車で自宅の最寄り駅に着いても帰宅するためのバスが無く、バス利用者が困ることがある。そこで、臨時便の候補日時を予めバス会社のホームページに掲示し、ネットワーク網を通じてホームページ上でバス利用者の臨時便の利用申し込みを前日までに受け付け、申し込みの多寡に従って臨時便を出すか否かを決定し、その結果を利用者に電子メールで通知し、またはホームページに掲示することによってバス利用者の便宜を図ることが知られている(例えば、特許文献1)。
また、現在位置を測位可能な移動体通信端末を所持する者を停留所に設けた基地局により認識し、停留所の領域に進入する所持者の数および停留所の領域から退出する所持者の数からバス待ちの行列人数を求め、行列人数の多寡に従って当該停留所へのバスの運行を増減させることも知られている(例えば、特許文献2)。
特開2003−67459号公報(段落0014〜0032) 特開2003−288664号公報(要約)
しかしながら、上記特許文献1のものにおいては、日々の帰宅時刻が遅く、臨時バスを利用することの多い利用者にとっては、毎回、前日までに利用申し込みをしなければならず、利用申し込みの操作が煩わしいという問題、および申し込みを忘れた利用者が多くいると、臨時バスが増便されていたはずなのに臨時バスに乗れなくなるという問題がある。また、前日の申し込み時には不要と思って申し込みをしなかったが、当日の急な事情によって臨時バスを利用したくなった者の需要を把握できないという問題もある。尚、上記特許文献2のものは、現時点で停留所にいる利用者の行列人数に応じて、臨時バスの増減を決定するものであり、最終バスの発車後のバス利用者の需要人数を把握できない。
本発明は、上記問題点を解決するものであって、その課題とするところは、交通機関の利用者の乗車媒体から得られた情報を用いることにより、利用者からの申し込みを受け付けなくても、定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者を特定することのできる車両運行管理システム、車両運行管理方法、および車両運行管理装置を提供することにある。
本発明車両運行管理システムは、第1交通機関の利用者が使用する第1乗車媒体から利用者情報と乗降情報とを取得する情報取得手段、または利用者が第1交通機関から乗り継ぐ第2交通機関において使用する第2乗車媒体から利用者情報と乗降情報とを取得する情報取得手段のいずれかと、情報取得手段で得られた利用者情報と乗降情報とを関連づけて記憶する記憶部と、情報取得手段で得られた利用者情報と乗降情報とを記憶部に伝達する伝達手段と、当日に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当日に当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者を、記憶部に記憶された利用者情報ごとの乗降情報に含まれる当該停留所での乗降の種別から特定することにより、当該停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者を特定する特定手段と、を備える。
ここで、利用者情報は第1または第2乗車媒体に記録された利用者番号などの利用者を特定(識別)する情報であり、乗車情報は利用者が乗降した停留所(駅)および乗降の種別(入出場の種別)の情報である。また、本発明の情報取得手段には、実施形態に示される乗車口カードリーダおよび降車口カードリーダ、または自動改札機が相当する。伝達手段には、情報取得手段と記憶部との間に介在するもの、例えば、実施形態に示されるメモリカード、通信路、バス会社サーバなどが相当する。尚、第1交通機関の停留所は、バスの停留所、電車の駅などである。
このようにすることで、当日に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当日に当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者が特定されることにより、当該停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者が特定される。これにより、定期最終便以降の臨時車両の利用申し込みを受け付けなくても、特定された臨時車両需要者の人数に基づいて、臨時車両の運行を決定することができる。また、第1交通機関の情報取得手段が自動化されていないなどの理由で、第1交通機関の利用者情報および乗降情報が取得されない場合であっても、第2交通機関の情報取得手段で取得された、第1交通機関から第2交通機関に乗り継ぐ利用者の利用者情報および乗降情報から、当日に第1交通機関の所定の停留所で第2交通機関に乗りついで第2交通機関に乗車したが当日に第2交通機関から降車していない利用者を、実質的に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者として特定することにより、当該停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者を特定することができる。
本発明の実施形態においては、いずれかの情報取得手段は第2交通機関の情報取得手段であり、特定手段は、当日に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当日に当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者を、記憶部に記憶された利用者情報ごとの乗降情報に含まれる第1交通機関の当該停留所で乗り継ぎ利用する第2交通機関での乗降種別から特定するようにすることができる。このようにすることで、第1交通機関の所定の停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者を特定することができる。
また、本発明の実施形態においては、乗降情報は利用者が第2交通機関から降車した時刻を含み、記憶部は、当日よりも前の乗降情報を利用者情報に関連づけて更に記憶し、特定手段は、特定された臨時車両需要者の当日よりも前の乗降情報に基づいて、各臨時車両需要者が臨時車両を必要とする時刻を更に推定するようにすることができる。このようにすることで、各臨時車両需要者が臨時車両を必要とする時刻に合わせて、臨時車両の運行を決定することが可能となる。
さらに、本発明の実施形態においては、特定手段で特定された臨時車両需要者の人数に基づいて、所定の停留所における臨時車両の運行を決定する決定手段を更に備えるようにすることができる。このようにすることで、車両運行管理システムの管理者、オペレータなどが臨時車両需要者の人数に基づいて臨時車両の運行を決定する必要がなくなる。これにより、省力化が図られると共に、人為的ミスが防止される。
さらに、本発明の実施形態においては、記憶部は、利用者ごとに予め登録された利用者の所持する携帯端末への送信先と、利用者情報とを関連付けて更に記憶し、利用者の内、特定手段で特定された臨時車両需要者の携帯端末の送信先に決定手段の決定結果を送信する送信手段を更に備えるようにすることができる。このようにすることで、臨時車両需要者に臨時車両の運行の決定結果が自動的に送信されるので、臨時車両需要者は交通機関のホームページにアクセスなどしなくても、臨時車両の運行の決定結果を知ることができる。
さらに、本発明の実施形態においては、第1交通機関はバスであり、臨時車両はタクシーまたはタクシーとすることができる。このようにすることで、臨時車両として適切な台数のバスまたはタクシーを配車することができる。
また、本発明の車両運行管理方法は、第1交通機関の利用者が使用する第1乗車媒体から利用者情報と乗降情報とを取得する工程、または利用者が第1交通機関から乗り継ぐ第2交通機関において使用する第2乗車媒体から利用者情報と乗降情報とを取得する工程のいずれかの工程と、当日に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当日に当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者を、取得された利用者情報ごとの乗降情報に含まれる当該停留所での乗降の種別から特定することにより、当該停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者を特定する工程と、を備える。
ここで、利用者情報は第1または第2乗車媒体に記録された利用者番号などの利用者を特定(識別)する情報であり、乗車情報は利用者が乗降した停留所(駅)および乗降の種別(入出場の種別)の情報である。尚、第1交通機関の停留所は、バスの停留所、電車の駅などである。
このようにすることで、当日に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当日に当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者が特定されることにより、当該停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者が特定される。これにより、定期最終便以降の臨時車両の利用申し込みを受け付けなくても、特定された臨時車両需要者の人数に基づいて、臨時車両の運行を決定することができる。また、第1交通機関での情報取得が自動化されていないなどの理由で、第1交通機関の利用者情報および乗降情報が取得されない場合であっても、第2交通機関で取得された、第1交通機関から第2交通機関に乗り継ぐ利用者の利用者情報および乗降情報から、当日に第1交通機関の所定の停留所で第2交通機関に乗りついで第2交通機関に乗車したが当日に第2交通機関から降車していない利用者を、実質的に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者として特定することにより、当該停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者を特定することができる。
さらに、本発明の車両運行管理装置は、第1交通機関の利用者が使用する第1乗車媒体から取得される利用者情報と乗降情報、または利用者が第1交通機関から乗り継ぐ第2交通機関において使用する第2乗車媒体から取得される利用者情報と乗降情報のいずれかを受取る受取り手段と、受取り手段で受取られた利用者情報と乗降情報とを関連づけて記憶する記憶部と、当日に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当日に当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者を、記憶部に記憶された利用者情報ごとの乗降情報に含まれる当該停留所での乗降の種別から特定することにより、当該停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者を特定する特定手段と、を備える。
ここで、利用者情報は第1または第2乗車媒体に記録された利用者番号などの利用者を特定(識別)する情報であり、乗車情報は利用者が乗降した停留所(駅)および乗降の種別(入出場の種別)の情報である。また、本発明の受取り手段には、実施形態に示される車両運行管理装置のメモリカード読取り部、送受信部が相当する。尚、第1交通機関の停留所は、バスの停留所、電車の駅などである。
このようにすることで、当日に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当日に当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者が特定されることにより、当該停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者が特定される。これにより、定期最終便以降の臨時車両の利用申し込みを受け付けなくても、特定された臨時車両需要者の人数に基づいて、臨時車両の運行を決定することができる。また、第1交通機関での情報取得が自動化されていないなどの理由で、第1交通機関の利用者情報および乗降情報が取得されない場合であっても、第2交通機関で取得された、第1交通機関から第2交通機関に乗り継ぐ利用者の利用者情報および乗降情報から、当日に第1交通機関の所定の停留所で第2交通機関に乗りついで第2交通機関に乗車したが当日に第2交通機関から降車していない利用者を、実質的に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者として特定することにより、当該停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者を特定することができる。
本発明によれば、交通機関の利用者の乗車媒体から得られた情報から、交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者が特定されるので、定期最終便以降の臨時車両の利用申し込みを受け付けなくても、特定された臨時車両需要者の人数に基づいて、臨時車両の運行を決定することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。まず、図1を参照して本発明が実施される環境を説明する。バス路線Aを運行する第1交通機関であるバス1は、朝にバスセンター7を出た後、停留所2Aと停留所2Azとの間を定期的に往復運行する。定期最終便のバス1は、停留所2Aから出発してバス路線Aを往復した後、バスセンター7に戻る。また、バス1の運転手が交代するときなどにもバスセンター7に戻る。朝、停留所2Ax〜2Azで乗車するバス利用者の多くは、停留所2Aで降車し、近くの駅4Aから第2交通機関である電車3に乗る。上記バス1の利用者は、夜に駅4Aで電車3から降り、停留所2Aからバス1に乗って帰宅する。
バス路線Aの定期最終便が出る時点あるいは定期最終便が出るより前の時点で、その日(当日)、停留所2Aでバス1から降車したバス利用者であって、未だ停留所2Aから乗車していない者が多い場合には停留所2Aから臨時バス1が出るようになっている。この臨時バス1の運行を管理するために、後述のバス運行管理装置20がバスセンター7に設けられている。バス路線Bも、バス路線Aと同様の運用がされている。また、停留所2A,2Bの近くにはタクシー乗り場6、6があり、臨時バス1が運行されない場合には、バス利用者はタクシー5で帰宅する。
図2〜図8を参照して第1の実施形態を説明する。図2は本発明に係る車両運行管理システムの概要を示す図であり、図3は車両運行管理システムの構成を示す図である。バス1にはバス利用者が使用するバス1の定期券8の情報を読み取る乗車口カードリーダ11および降車口カードリーダ12が設けられている。乗車口カードリーダ11の非接触カード読取り部11Bは、乗車するバス利用者の非接触型ICカードである定期券8に記録された利用者番号、利用区間、使用期間などのデータを読取り、そのデータを送受信部11Aおよび降車口カードリーダ12の送受信部12Aを介してメモリカード処理部12Cに送信する。同様に、降車口カードリーダ12の非接触カード読取り部12Bは、降車するバス利用者の定期券8から同様のデータを読取り、そのデータをメモリカード処理部12Cに送信する。
メモリカード処理部12Cにはメモリカード13が装着されており(図ではメモリカード13が取り外された状態で示されている)、メモリカード処理部12Cは、図5に示されるように、利用者情報である利用者番号ならびに乗降情報であるバス利用者が乗降した停留所2、乗降の日時および乗降の種別をメモリカード13に記録する。図5(a)はバス路線Aを運行する第1のバス1のメモリカード記録データ62を示し、図5(b)は同じバス路線Aを運行する第2のバス1のメモリカード記録データ63を示す。このメモリカード記録データ62、63は、臨時バス1の運行を決定する時点でのデータであり、以下のことを示す。例えば、利用者番号が22の利用者は、朝の6:30に停留所2Aで第1のバス1から降車し、夜の20:00に停留所2Aで第2のバス1に乗車しているので、臨時バス1を必要としない。それに対し、利用者番号が33の利用者は、朝の6:30に停留所2Aで第1のバス1から降車しているが、臨時バス1の運行を決定する時点で停留所2Aから未だ第1または第2のバス1に乗車していないので、臨時バス1を必要とする。尚、利用者番号の桁数は10桁程度であるが、説明の都合上2桁としている。
メモリカード処理部12Cから取り外されたメモリカード13は、後述のバス運行管理装置20のメモリカード読取り部21に装着され、メモリカード13に記録されているデータを使用して臨時バス1の運行が決定される。尚、メモリカード処理部12Cは、CPU、メモリ、時計回路、メモリカード書込み部などから構成されている。また、メモリカード13を介してではなく、無線通信によって利用者情報および乗降情報をバス運行管理装置20に送信するようにしてもよい。
次に、バス運行管理装置20の構成について説明する。メモリカード読取り部21はメモリカード13から読取った記録データを記憶部22に格納する。このようにして、バス路線Aおよびバス路線Bのバス1のメモリカード13の記録データが記憶部22に格納される。この格納された記録データから、臨時バス1を発車させる停留所2(例えば、停留所2Aおよび停留所2B)ごとに記録データを乗降時刻の順番に並べたファイルが作成され、このファイルが記憶部22に格納される。図6は、図5の2つのメモリカード記録データ62,63から上述のようにして作成された停留所2Aのバス乗降データファイル64を示す。図の利用者番号の欄の「*」は、当該利用者が停留所2Aでバス1から降車したが、未だ停留所2Aでバス1に乗車していないことを示す。このバス乗降データファイル64を利用して臨時バス1の運行が決定される。
図3において、バス運行管理装置20を操作するオペレータにより入力部23から臨時バス1を出す停留所名が入力されると、利用者特定部24は記憶部22のバス乗降データファイル64のデータ(利用者情報および乗降情報)から臨時バス1を利用するバス利用者を特定する。ここで、特定された利用者とは、当日に指定された停留所2でバス1から降車したが、その停留所2からバス1に乗車していないバス利用者のことである。運行決定部25は、特定されたバス利用者の人数に基づいて、臨時バス1を運行するか否かを決定する。
この決定結果は、定期最終便以降の臨時バス1の運行があること、または運行がないことをバス利用者に知らせるために、無線送受信部27を介して特定されたバス利用者の携帯電話14に送信され、携帯電話14に図7(a)または(b)に示されるメッセージが表示される。図3では、携帯電話会社のネットワークの図示は省略されている(図9も同様)。ここで、携帯電話14の送信先であるメールアドレスについて説明する。バス1の定期券8の購入申し込み用紙には、氏名、利用区間などの他に、携帯電話14のメールアドレス、臨時バス1の運行の決定結果のメール通知の要否が記入される。そして、定期券発行機(不図示)が利用区間、利用者番号などを記録した定期券8を発行する。上記のメール通知を必要とするバス利用者の利用者番号およびメールアドレスのデータは、バス運行管理装置20の入力部23を介して、または定期券発行機から不図示のルートを介して記憶部22に記憶される。これらのデータは、図4に示すメール通知情報ファイル61として管理される。このように、メール通知を必要とするバス利用者の利用者番号に関連付けてメールアドレスが記憶されているので、このようなバス利用者だけに臨時バス1の運行の決定結果が間違いなく送信される。
図3の説明に戻る。上述の決定結果は表示部26にも出力され、この表示内容に従って、臨時バス1の手配などが行われる。バス運行管理装置20はCPU、メモリ、ハードディスク、CRT、時計回路などから構成され、ハードディスクからメモリにロードされたプログラムがCPUによって実行されることによって、利用者特定部24、運行決定部25などの各機能が実現されている。また、上記の記憶部22は、メモリまたはハードディスクによって実現される。
上記の説明では、臨時バス1を出す停留所名をオペレータが入力するとしたが、臨時バス1を出す停留所名と、停留所2ごとの臨時バス1の運行を決定する時刻とを記憶部22に記憶させておき、決定する時刻になった停留所2については、自動的に臨時バス1の運行の決定を開始するようにしてもよい。また、上記の説明では、臨時バス1の運行の決定結果をバス利用者の携帯電話14に送信するようにしたが、これに加えて、上記決定結果の画像データを記憶部22に格納しておき、バス利用者の携帯電話14から無線送受信部27を介して画像データにアクセスできるようにしてもよい。
次に、図8を参照してバス運行管理装置20の動作を説明する。まず、オペレータが入力部23から臨時バス1を出す停留所名を指定する(S1)。この指定がされると、利用者特定部24は、記憶部22のバス乗降データファイル64から指定された停留所2におけるバス利用者の乗降データを読み出し(S2)、指定された停留所2において当日にバス1から降車したがバス1に乗車していない利用者を特定し(S3)、特定された利用者の人数を求める(S4)。
ここで、指定された停留所2において降車したが乗車していない利用者は、帰宅のために未だバス1に乗っていない利用者であり、臨時バス1を必要とする利用者(臨時バス需要者)である。図6の場合は、利用者番号33および66の利用者が特定された利用者に該当する。一方、2泊旅行に出かけるために指定された停留所2でバス1から降車した人は、上記の特定された利用者に該当するが、臨時バス1を必要としない利用者である。つまり、特定された利用者と臨時バス1を必要とする人との間には多少の誤差はあるが、本発明は少なくとも臨時バス1を出すか否かを判断できれば十分であり、この誤差は本発明の実施の妨げとはならない。
次に、運行決定部25は、S4で求められた特定された利用者の人数に基づいて、指定された停留所2からの臨時バス1の運行を決定する。すなわち、特定された利用者の人数が所定数(例えば、30人)以上であるか否かを判断し(S5)、所定数以上であれば臨時バス1を運行することを決定し(S6)、所定数よりも少なければ臨時バス1を運行しないことを決定する(S8)。臨時バス1を運行することの決定においては、臨時バス1の発車時刻、台数なども決定される。例えば、特定された利用者の人数が50人未満であれば「定期最終便のバス1の発車時刻の1時間後に1台の臨時バス1を発車する」と決定され、50人以上であれば「当該時刻に2台の臨時バス1を発車する」と決定される。
そして、臨時バス1を運行することが決定された場合には、無線送受信部27は、特定された利用者であってメール通知を必要とする利用者(メール通知情報ファイル61に登録されている利用者)の携帯電話14に対して、臨時バス1の運行ありの決定を知らせるメールを送信し(S7)、処理を終了する。この結果、当該利用者の携帯電話14には図7(a)に示されるメッセージが表示される。それに対し、臨時バス1を運行しないことが決定された場合には、無線送受信部27は、特定された利用者の携帯電話14に対して、臨時バス1の運行なしの決定を知らせるメールを送信し(S9)、処理を終了する。この結果、当該利用者の携帯電話14には図7(b)に示されるメッセージが表示される。そして、処理が終了すると、当日のデータからなるバス乗降データファイル64は不要となり、記憶部22から削除される。
図9〜図11を参照して第2の実施形態を説明する。図9はバス運行管理システムの構成を示す図である。図9と図3との相違点を以下に説明する。図3(第1の実施形態)では、バス1に設けられた乗車口カードリーダ11および降車口カードリーダ12によってバス1の利用者情報および乗降情報が得られる。それに対し、図9(本実施形態)では、バス1に乗車口カードリーダ11および降車口カードリーダ12が設けられておらず、第2交通機関である電車3の駅4に設けられた自動改札機31によって得られる電車3の利用者情報および乗降情報から、バス1の利用者情報および乗降情報が求められる。
自動改札機31は、制御部31A、読取り部31Bおよび判定部31Cから構成される。読取り部31Bは、乗車媒体である電車3の定期券9に記録された利用者番号、利用区間、使用期間などのデータを読取る。判定部31Cは、読取られたデータの判定および電車利用者が駅4に入場したか、または駅4から出場したかの判定を行う。制御部31Aは、読取り部31Bおよび判定部31Cを制御すると共に、通信路35Aを介して読取られたデータおよび判定結果のデータを駅サーバ32に送信する。
駅サーバ32は、他の自動改札機(不図示)からのデータも受信する。これらのデータは、通信路35B、電鉄サーバ33、通信路35C、バス会社サーバ34、通信路35Dを順番に通り、バス運行管理装置20Aの送受信部28で受信される。送受信部28は、受信したデータを駅4ごとに分けて記憶部22に格納する。尚、自動改札機31で得られる電車利用者の利用者情報および乗降情報は膨大であり、臨時バス1の運行管理に不要な情報も含まれるので、例えば電鉄サーバ33で運行管理に必要な情報のみを抽出し、それをバス運行管理装置20Aに送ることが望ましい。この点については後述する。
ここで、電車利用者の乗降データからバス1と電車3とを乗り継ぐ者(以下、「バス利用者」という)の乗降データを抽出するために必要となる情報について説明する。電車3の定期券9の購入申し込み用紙には、氏名、利用区間などの他にバス1の利用の有無、携帯電話14のメールアドレス、臨時バス1の運行の決定結果のメール通知の要否が記入される。そして、定期券発行機(不図示)が利用区間、利用者番号などを記録した定期券9が発行する。利用者番号、バス1の利用の有無、メールアドレスおよびメール通知の要否のデータは、定期券発行機から不図示のルートを介して電鉄サーバ33のハードディスク(不図示)に格納される。
図10(a)は、上記のように定期券発行機が定期券9を発行するごとに電鉄サーバ33のハードディスクに格納される上記のデータが記録された電車利用者情報ファイル71を示す。この電車利用者情報ファイル71には、バス1を利用する者のデータのみならず、利用しない者のデータも含まれる。図10(b)は、電車利用者情報ファイル71から、バス利用者のデータのみを抽出したバス利用者情報ファイル72を示す。このバス利用者情報ファイル72から、臨時バス運行の決定結果のメール通知を必要とする者のデータを抽出することによって、メール通知情報ファイル61(図5参照)が作成される。上記の電車利用者情報ファイル71またはバス利用者情報ファイル72を使用することによって、電車利用者の乗降データからバス利用者の乗降データを抽出することができる。
図11(a)は、自動改札機31で得られた入出場データが駅4ごとに駅サーバ32を介して随時電鉄サーバ33に集められ、各入出場データが入出場時刻の順番に並べられた駅入出場データファイル74であって、駅4A(図1参照)における入出場データを示す。駅4Bについても同様のデータが駅入出場データファイル74に記録されている。ここで、利用者番号の欄の「#」は、当該データがバス利用者ではない電車利用者のデータであることを示す。図11(b)は、電車利用者情報ファイル71またはバス利用者情報ファイル72を参照することによって、駅入出場データファイル74からバス利用者の入出場データだけが抽出された駅バス乗降データファイル75を示す。ここで、バス利用者の駅4からの出場はバス1の乗車に対応し、駅4への入場はバス1からの降車に対応するので、駅バス乗降データファイル75の内容は、実質的に上述のバス乗降データファイル64と同じである。また、利用者番号の欄の「*」は、当該バス利用者が当日に駅4に入場したが駅4から出場していないことを示す。
臨時バス1の運行管理に必要なファイルは、メール通知情報ファイル61および駅バス乗降データファイル75だけである。これら2つのファイル61,75は、電鉄サーバ33で作成された後にバス運行管理装置20Aに送信され、バス運行管理装置20Aの記憶部22に格納される。このようにすることで、2つのファイル61,75をバス会社サーバ34またはバス運行管理装置20Aで作成する場合に比較して、電鉄サーバ33からバス運行管理装置20Aへのデータの送信量を減らすことができる。
次に、図12に示すフローチャートを参照して第2の実施形態のバス運行管理装置20Aの動作を説明する。図12の内容は図8(第1の実施形態)の内容と略同じであり、図12のS11〜S19がそれぞれ図8のS1〜S9に対応し、図12のS14以降は図8のS4以降と同じである。以下、S11〜S13について説明する。まず、オペレータが入力部23から臨時バス1を出す停留所2に近い駅名を指定する(S11)。この指定がされると、利用者特定部24は、記憶部22の駅バス乗降データファイル75から指定された駅4におけるバス利用者の入出場データを読み出し(S12)、指定された駅4において当日に駅4に入場したが駅4から出場していない利用者を特定する(S13)。
ここで、上述のように駅バス乗降データファイル75には、指定された駅4でバス1と電車3とを乗り継ぐバス利用者のみが記録されているので、指定された駅4において入場したが出場していないバス利用者は、指定された駅4の近くの停留所2でバス1から降車したがバス1に乗車していないバス利用者となる。つまり、第2の実施形態では、駅4の自動改札機31で得られた利用者情報および乗降情報(駅4の入出場データ)から、当日に駅4に入場したが駅4から出場していない利用者を特定し、当該利用者を実質的に当該駅4の近くの停留所2でバス1から降車したがバス1に乗車していないバス利用者として特定し、特定されたバス利用者の人数に基づいて臨時バス1の運行を決定している。
図13〜図16を参照して第3の実施形態を説明する。第1および第2の実施形態では、臨時車両として臨時バス1を運行させたが、本実施形態では、駅4のタクシー乗り場6に配車するタクシー5の台数を増減する。つまり、タクシー5の配車台数を増減することが臨時車両の運行の決定である。また、タクシー5の配車台数を決定するために、駅バス乗降データファイル75(図11(b)参照)に加えて駅バス乗降データ蓄積ファイル81(図14参照)がタクシー運行管理装置20Bの記憶部22に記憶されている。図14に示す駅バス乗降データ蓄積ファイル81は、駅バス乗降データファイル75からバス利用者ごとの駅4から出場時刻を抽出し、例えば過去5日間に渡って蓄積したものである。そして、この駅バス乗降データ蓄積ファイル81に記録されている過去の駅4からの出場時刻を使用して、上述の特定された利用者の当日の出場時刻が推定され、各利用者の推定出場時刻に基づいて、過不足の無いタクシー5の配車台数が決定される。
次に、図16を参照して第3の実施形態のタクシー運行管理装置20Bの動作を説明する。まず、オペレータが入力部23からタクシー5を配車する駅名を指定する(S21)。この指定がされると、利用者特定部24は、記録部22の駅バス乗降データファイル75から指定された駅4における利用者の入出場データを読み出し(S22)、指定された駅4において当日に駅4に入場したが駅4から出場していない利用者を特定する(S23)。これによって、指定された駅4の近くの停留所2でバス1から降車したがバス1に乗車していないバス利用者、つまりバス1の定期最終便に乗り遅れ、タクシー5を利用する可能性の高いバス利用者が特定される。図11(b)の利用者番号の欄の「*」は、当該利用者(利用者番号33および66)が特定された利用者であることを示す。
次に、運行決定部25は、駅バス乗降データ蓄積ファイル81の当日よりも前の日の入出場データから、特定された利用者の当日の出場時刻を推定する(S24)。図14の利用者番号の欄の「*」は、当該利用者(利用者番号33および66)が特定された利用者であることを示す。また、「データなし」は、当該利用者が当該日に指定された駅4から出場していないことを示す。ここで、定期最終便のバス1の発車時刻が21:00であるとして、当日の出場時刻は、例えば「データなし」を無視して、定期最終便のバス1の発車時刻以降の過去の出場時刻の平均値によって推定される。この場合、利用者番号33の利用者の推定出場時刻は22:00となり、利用者番号66の利用者の推定出場時刻は23:00となる。
次に、運行決定部25は、S24で推定された出場時刻に基づいて、時間帯ごとに特定された利用者の人数を求め(S25)、時間帯ごとに指定された駅4のタクシー乗り場6に配車するタクシー5の配車台数を決定する(S26)。図15は、このようにして決定された時間帯、推定人数および配車台数の一例を示す。この決定を受けた無線送受信部27は、タクシー5に対して駅名(配車先)および配車時刻を無線で通知し(S27)、処理を終了する。そして、処理が終了した後に、駅バス乗降データ蓄積ファイル81から最も古い日(5日前)のデータを削除し、4日前のデータを5日前のデータにするなどして各日のデータを1日だけ古い日のデータとし、駅バス乗降データファイル75中の駅4からの出場時刻のデータを昨日のデータとして駅バス乗降データ蓄積ファイル81に追加すると共に、当日のデータからなる駅バス乗降データファイル75を記憶部22から削除する。尚、タクシー5の送信先は、上述のメールアドレスと同様に記憶部22に記憶されており、上述の駅名(配車先)および配車時刻が自動的に無線送受信部27からタクシー5に送信される。
以上述べた第1〜第3の実施形態においては、バス運行管理装置20,20Aおよびタクシー運行管理装置20Bに運行決定部25を設け、運行決定部25で臨時バス1の運行またはタクシー5の配車を決定するようにしていた。これに代えて、バス運行管理装置20,20Aおよびタクシー運行管理装置20Bに運行決定部25を設けずに、利用者特定部24で特定された利用者の人数または利用者特定部24で特定された利用者の時間帯ごとの推定人数などの情報を各装置20,20A,20Bの表示部26に表示するようにしてもよい。この場合、この表示された情報を見て、各装置20,20A,20Bの管理者またはオペレータが臨時バス1の運行またはタクシー5の配車を決定する。また、プリンタを各装置20,20A,20Bに備え、上記の情報を印刷するようにしてもよい。
また、上記第3の実施形態においては、駅バス乗降データ蓄積ファイル81を利用して、特定された利用者の駅4からの出場時刻を推定したが、第2の実施形態においても当該ファイル81を設けて、臨時バス1の運行管理に利用するようにしてもよい。
さらに、上記第1〜第3の実施形態では、バス1または電車3の乗車媒体が定期券8,9であるとして説明したが、乗車媒体は利用者番号を特定できるものであれば定期券8,9以外のもの、例えば利用者番号が記録されたプリペイド乗車券などであってもよい。
さらに、上記第1〜第3の実施形態では、第1交通機関がバス1、第2交通機関が電車3、臨時車両がバス1またはタクシー5である場合を例に挙げて説明したが、これに限られるものではなく、第1交通機関がローカル電車、第2交通機関が幹線電車、臨時車両がバスなどであっても本発明を実施できる。
さらに、上記第2〜第3の実施形態では、車両運行管理装置がバス運行管理装置20Aまたはタクシー運行管理装置20Bである場合について説明したが、バス会社サーバ34にバス運行管理装置20Aまたはタクシー運行管理装置20Bと同様な機能を持たせるようにしてもよい。また、バス運行管理装置20Aの記憶部22に代えて、バス会社サーバ34の記憶部に臨時バスの運行管理に必要な情報を格納し、バス運行管理装置20Aから当該記憶部にアクセスして臨時バス1の運行を決定するようにしてもよい。
本発明が実施される環境を示す図である。 第1の実施形態の車両運行管理システムの概要を示す図である。 第1の実施形態の車両運行管理システムの構成を示す図である。 メール通知情報ファイルを示す図である。 メモリカードに記録されているデータを示す図である。 バス乗降データファイルを示す図である。 携帯電話に表示される臨時バスの運行決定のメッセージを示す図である。 第1の実施形態のバス運行管理装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態の車両運行管理システムの構成を示す図である。 電車利用者情報ファイルおよびバス利用者情報ファイルを示す図である。 駅入出場データファイルおよび駅バス乗降データファイルを示す図である。 第2の実施形態のバス運行管理装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態の車両運行管理システムの構成を示す図である。 駅バス乗降データ蓄積ファイルを示す図である。 タクシーの配車の一例を示す図である。 第3の実施形態のタクシー運行管理装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 バス、臨時バス
2,2A,2B 停留所(駅)
3 電車
4,4A,4B 駅
5 タクシー
8 バスの定期券(第1乗車媒体)
9 電車の定期券(第2乗車媒体)
11 乗車口カードリーダ
12 降車口カードリーダ
13 メモリカード
14 携帯電話
20、20A、バス運行管理装置(車両運行管理装置)
20B タクシー運行管理装置(車両運行管理装置)
21 メモリカード読取り部
22 記憶部
23 入力部
24 利用者特定部
25 運行決定部
26 表示部
27 無線送受信部
28 送受信部
31 自動改札機

Claims (8)

  1. 第1交通機関の利用者が使用する第1乗車媒体から利用者情報と乗降情報とを取得する情報取得手段、または前記利用者が第1交通機関から乗り継ぐ第2交通機関において使用する第2乗車媒体から利用者情報と乗降情報とを取得する情報取得手段のいずれかと、
    前記情報取得手段で得られた前記利用者情報と前記乗降情報とを関連づけて記憶する記憶部と、
    前記情報取得手段で得られた前記利用者情報と前記乗降情報とを前記記憶部に伝達する伝達手段と、
    当日に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当日に当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者を、前記記憶部に記憶された前記利用者情報ごとの前記乗降情報に含まれる当該停留所での乗降の種別から特定することにより、当該停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者を特定する特定手段と、を備えたことを特徴とする車両運行管理システム。
  2. 請求項1に記載の車両運行管理システムにおいて、
    前記いずれかの情報取得手段は前記第2交通機関の情報取得手段であり、
    前記特定手段は、当日に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当日に当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者を、前記記憶部に記憶された前記利用者情報ごとの前記乗降情報に含まれる第1交通機関の当該停留所で乗り継ぎ利用する第2交通機関での乗降種別から特定することを特徴とする車両運行管理システム。
  3. 請求項2に記載の車両運行管理システムにおいて、
    前記乗降情報は前記利用者が第2交通機関から降車した時刻を含み、
    前記記憶部は、当日よりも前の前記乗降情報を前記利用者情報に関連づけて更に記憶し、
    前記特定手段は、前記特定された臨時車両需要者の前記当日よりも前の乗降情報に基づいて、前記各臨時車両需要者が前記臨時車両を必要とする時刻を更に推定することを特徴とする車両運行管理システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両運行管理システムにおいて、
    前記特定手段で特定された臨時車両需要者の人数に基づいて、前記所定の停留所における前記臨時車両の運行を決定する決定手段を更に備えることを特徴とする車両運行管理システム。
  5. 請求項4に記載の車両運行管理システムにおいて、
    前記記憶部は、前記利用者ごとに予め登録された前記利用者の所持する携帯端末への送信先と、前記利用者情報とを関連付けて更に記憶し、
    前記利用者の内、前記特定手段で特定された臨時車両需要者の前記携帯端末の送信先に前記決定手段の決定結果を送信する送信手段を更に備えることを特徴とする車両運行管理システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車両運行管理システムにおいて、
    前記第1交通機関はバスであり、前記臨時車両はバスまたはタクシーであることを特徴とする車両運行管理システム。
  7. 第1交通機関の利用者が使用する第1乗車媒体から利用者情報と乗降情報とを取得する工程、または前記利用者が第1交通機関から乗り継ぐ第2交通機関において使用する第2乗車媒体から利用者情報と乗降情報とを取得する工程のいずれかの工程と、
    当日に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当日に当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者を、前記取得された前記利用者情報ごとの前記乗降情報に含まれる当該停留所での乗降の種別から特定することにより、当該停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者を特定する工程と、を備えたことを特徴とする車両運行管理方法。
  8. 第1交通機関の利用者が使用する第1乗車媒体から取得される利用者情報と乗降情報、または前記利用者が第1交通機関から乗り継ぐ第2交通機関において使用する第2乗車媒体から取得される利用者情報と乗降情報のいずれかを受取る受取り手段と、
    前記受取り手段で受取られた前記利用者情報と前記乗降情報とを関連づけて記憶する記憶部と、
    当日に第1交通機関の所定の停留所で第1交通機関から降車したが当日に当該停留所で第1交通機関に乗車していない利用者を、前記記憶部に記憶された前記利用者情報ごとの前記乗降情報に含まれる当該停留所での乗降の種別から特定することにより、当該停留所において第1交通機関の定期最終便以降の臨時車両を必要とする臨時車両需要者を特定する特定手段と、を備えたことを特徴とする車両運行管理装置。
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