JP2001312788A - 共同運行管理サーバ、共同運行管理システム、共同運行管理方法およびコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

共同運行管理サーバ、共同運行管理システム、共同運行管理方法およびコンピュータ読取可能な記憶媒体

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JP2001312788A
JP2001312788A JP2000131437A JP2000131437A JP2001312788A JP 2001312788 A JP2001312788 A JP 2001312788A JP 2000131437 A JP2000131437 A JP 2000131437A JP 2000131437 A JP2000131437 A JP 2000131437A JP 2001312788 A JP2001312788 A JP 2001312788A
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JP
Japan
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vehicle
transportation service
service providers
operation plan
time
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JP2000131437A
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Hiroto Kokubo
広人 小窪
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デマンド運行システムを広範かつ迅速に普及さ
せることをその目的とする。 【解決手段】複数の運送サービス事業者2a1〜2a3
それぞれの運送サービス提供車両4の運行管理を共同し
て行なう共同運行管理サーバ11。この共同運行管理サ
ーバ11のサーバ本体25(図3参照)は、複数の利用
者から送られる複数の運送サービス事業者2a1〜2a
3それぞれに対する少なくとも車両運用日時および車両
運用区間を含む運送サービス予約要求に応じた車両4の
運行ルートおよび配車時刻を含む運行計画を複数の運送
サービス事業者2a1〜2a3毎にそれぞれ作成する処
理と、作成した複数の運送サービス事業者2a1〜2a
3毎の運行計画を図3に示す運行計画データベース26
a1〜26a3としてメモリ22に記憶する処理(図3
参照)とを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス事業者や物流
事業者等の複数の運送サービス事業者それぞれの車両運
行計画を含む車両運行管理を共同して行なう共同運行管
理サーバ、共同運行管理システム、共同運行管理方法お
よびコンピュータ読取可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】陸上における乗客運送事業の大きな柱で
あるバス事業は、近年、利用者の減少が進んでおり、そ
の大きな理由として、(1)バス待ち時間の増大、
(2)運行ルートの固定化が挙げられる。
【0003】上記課題を解決して、バス利用者の減少に
歯止めをかけ、さらに増加させるには、バス利用者の要
求、すなわち、所望の日時に所望の場所でバスに乗車し
たいというバス予約要求に応える必要がある。
【0004】そこで、近年、バス利用者のバス予約要求
(デマンド)に応じてバスの運行ルートおよび運行ダイ
ヤを決定することが可能なデマンドバスシステムが開発
され、実用化が進められている。
【0005】このデマンドバスシステムによれば、バス
事業者側には、バス利用者の予約受付処理用および運行
計画処理用のサーバシステム(クライアントサーバシス
テム)が設置されており、複数のバス利用者の通信機器
(電話、携帯電話等)から送られたバス予約要求に応じ
てサーバシステムが予約受付処理および運行計画処理を
実行することによりバスの運行ルートおよび運行ダイヤ
が決定されるため、バス利用者のバス予約要求に応じて
柔軟にバスを運行させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、デマ
ンドバスシステムは、バス利用者の要求(デマンド)に
応じたバス運行という、バス利用者の不満{(1)バス
待ち時間の増大、(2)運行ルートの固定化}を一挙に
解消する効率的なシステムであり、競争力を維持するた
めにも、今後、大半のバス運送サービス事業者が採用す
るものと想定される。
【0007】一方、デマンドバスシステムは、複数のバ
ス利用者から送られるバス予約要求の受付処理および受
付処理された複数のバス予約要求に対応するバス運行ル
ート・運行ダイヤ決定処理を含む運行計画処理を迅速に
実行しなければならないため、個々のバス運送サービス
事業者は、それぞれ予約受付処理および運行計画処理実
行用のサーバシステムを導入する必要がある。
【0008】しかしながら、予約受付処理および運行計
画処理実行用のサーバシステムは非常に高価であり、各
バス運送サービス事業者がサーバシステムを導入するた
めには多額の設備投資が必要になるため、デマンドバス
システムの広範かつ迅速な普及を阻害する恐れが生じて
いる。
【0009】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、バス事業者等の複数の運送サービス事業者それぞ
れの設備投資負担を必要最小限度に抑制しながらそれぞ
れの運送サービス事業者に対してデマンドバスシステム
等のデマンド運行システムを実現させることにより、デ
マンド運行システムを広範かつ迅速に普及させることを
その目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明によれば、請求項1に記載したように、複
数の運送サービス事業者それぞれの運送サービス提供車
両の運行管理を共同して行なう共同運行管理サーバであ
って、複数の利用者から送られる前記複数の運送サービ
ス事業者それぞれに対する少なくとも車両運用日時およ
び車両運用区間を含む運送サービス予約要求に応じた前
記車両の運行ルートおよび配車時刻を含む運行計画を当
該複数の運送サービス事業者毎にそれぞれ作成する運行
計画作成手段と、作成された複数の運送サービス事業者
毎の運行計画を記憶する記憶手段とを備えている。
【0011】請求項2に記載した発明においては、請求
項1記載の共同運行管理サーバにおいて、前記複数の運
送サービス事業者毎に運行計画としてそれぞれ作成され
た前記車両の運行ルートおよび配車時刻を、前記複数の
運送サービス事業者の対応する車両にそれぞれ通知する
手段を備えている。
【0012】請求項3に記載した発明においては、請求
項1または2記載の共同運行管理サーバにおいて、前記
複数利用者の前記複数の運送サービス事業者それぞれに
対する運送サービス予約要求は、前記複数の運送サービ
ス事業者側の端末を介して運行日の前日までに集計され
た状態で前記運行計画作成手段に送信されるようになっ
ており、前記運行計画作成手段は、前記複数の運送サー
ビス事業者の端末から送信された前記運行日の前日まで
の集計予約要求に応じて前記運行日の運行計画を当該複
数の運送サービス事業者毎にそれぞれ作成する手段であ
る。
【0013】請求項4に記載した発明においては、請求
項1または2記載の共同運行管理サーバにおいて、前記
運行計画作成手段は、利用者から前記複数の運送サービ
ス事業者の内のある運送サービス事業者に対して運送サ
ービス予約要求が通知された際に、その通知に応じたリ
アルタイム処理により、前記予約要求が通知された運送
サービス事業者の運行計画を当該運送サービス予約要求
に応じて作成する手段であり、前記記憶手段は、前記予
約要求が通知された運送サービス事業者に対して前記リ
アルタイム処理により運行計画が作成された際に、当該
運送サービス事業者の運行計画が既に記憶されていると
きには、その既に記憶された運行計画を新たに作成され
た運行計画に更新する手段を有している。
【0014】請求項5に記載した発明においては、請求
項4記載の共同運行管理サーバにおいて、前記リアルタ
イム処理により作成された前記運送サービス事業者の運
行計画に基づいて、前記車両運用区間に対応する配車時
刻および配車位置を含む予約受付情報を求め、求めた予
約受付情報を前記予約要求送信先の利用者に提供する手
段とを備えている。
【0015】請求項6に記載した発明においては、複数
の運送サービス事業者それぞれの運送サービス提供車両
の運行管理を共同して行なう共同運行管理システムであ
って、前記複数の運送サービス事業者それぞれに占有さ
れており、前記複数の利用者から送られる前記複数の運
送サービス事業者それぞれに対する少なくとも車両運用
日時および車両運用区間を含む運送サービス予約要求を
運行日の前日毎にそれぞれ集計し、集計した前記複数の
運送サービス事業者それぞれの運送サービス予約要求を
送信する複数の端末と、複数の端末から送信された前記
運行日の前日までの複数の運送サービス事業者それぞれ
の集計予約要求に応じて前記運行日の運行計画を当該複
数の運送サービス事業者毎にそれぞれ作成する手段およ
び作成した複数の運送サービス事業者毎の運行計画を対
応する複数の運送サービス事業者の端末へそれぞれ送信
する手段を有するサーバとを備えている。
【0016】請求項7に記載した発明においては、請求
項6記載の共同運行管理システムにおいて、前記各端末
は、前記サーバから送信された自端末に対応する運送サ
ービス事業者の運行計画に基づいて、前記車両運用区間
に対応する配車時刻および乗車位置を含む予約受付情報
を求め、求めた予約受付情報を自端末に対する予約要求
送信先の利用者に提供する手段を備えている。
【0017】請求項8に記載した発明においては、複数
の運送サービス事業者それぞれの運送サービス提供車両
の運行管理を共同して行なう共同運行管理システムであ
って、複数の利用者から送られる前記複数の運送サービ
ス事業者それぞれに対する少なくとも車両運用日時およ
び車両運用区間を含む運送サービス予約要求に応じたリ
アルタイム処理により前記車両の運行ルートおよび配車
時刻を含む運行計画を当該複数の運送サービス事業者毎
にそれぞれ作成する運行計画作成手段、作成された複数
の運送サービス事業者毎の運行計画に対応するそれぞれ
の車両の運行ルートおよび配車時刻を、当該複数の運送
サービス事業者の対応する車両にそれぞれ通知する手段
および作成された複数の運送サービス事業者毎の運行計
画に基づく車両の運行状況を所要タイミングで対応する
複数の運送サービス事業者にそれぞれ送信する手段をそ
れぞれ有するサーバと、前記複数の運送サービス事業者
にそれぞれ設置され、前記サーバから送信された自運送
サービス事業者における車両運行状況をそれぞれ受信す
る複数の端末とを備えている。
【0018】請求項9に記載した発明においては、請求
項6〜8の内の何れか1項記載の共同運行管理システム
において、前記複数の運送サービス事業者それぞれの車
両に搭載され、自車両の位置を検出して前記サーバに送
信する位置検出手段と、前記複数の運送サービス事業者
それぞれの車両の運行ルート上の車両停留位置にそれぞ
れ配設された当該車両位置表示用の表示装置とを備え、
前記サーバは、前記複数の運送サービス事業者それぞれ
の車両の運行ルートおよび配車時刻に基づいて、複数の
運送サービス事業者それぞれの車両の前記車両停留位置
に対する到着時刻を算出し、算出した到着時刻を対応す
る前記表示装置にそれぞれ送信する手段と、前記複数の
車両の位置検出手段から送信されてきた自車両の位置情
報および前記複数の運送サービス事業者毎それぞれの車
両の運行ルートおよび配車時刻に基づいて、複数の運送
サービス事業者それぞれの車両の前記車両停留位置に対
する実際の到着時刻を予測してその予測到着時刻を対応
する前記表示装置にそれぞれ送信する手段とを備えてお
り、前記各表示装置は、送信された到着時刻を表示する
手段と、送信された予測到着時刻に応じて、表示された
到着時刻を前記予測到着時刻に更新する更新手段とを備
えている。
【0019】上記目的を達成するため、請求項10に記
載した発明においては、複数の運送サービス事業者それ
ぞれの運送サービス提供車両の運行管理を共同して行な
う共同運行管理方法であって、複数の利用者から送られ
る前記複数の運送サービス事業者それぞれに対する少な
くとも車両運用日時および車両運用区間を含む運送サー
ビス予約要求に応じた前記車両の運行ルートおよび配車
時刻を含む運行計画を当該複数の運送サービス事業者毎
にそれぞれ作成するステップと、作成された複数の運送
サービス事業者毎の運行計画を記憶するステップとを備
えている。
【0020】上記目的を達成するため、請求項11に記
載した発明においては、複数の運送サービス事業者それ
ぞれの運送サービス提供車両の運行管理を共同して行な
うためのコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、複
数の利用者から送られる前記複数の運送サービス事業者
それぞれに対する少なくとも車両運用日時および車両運
用区間を含む運送サービス予約要求に応じた前記車両の
運行ルートおよび配車時刻を含む運行計画をコンピュー
タに当該複数の運送サービス事業者毎にそれぞれ作成さ
せる手順と、作成された複数の運送サービス事業者毎の
運行計画をコンピュータによりメモリへ記憶させる手順
とを備えている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の共同運行管理サーバ、共
同運行管理システム、共同運行管理方法およびコンピュ
ータ読取可能な記憶媒体の実施の形態を添付図面を参照
して説明する。
【0022】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る共同運行管理サーバおよび共同運
行管理システムの概略構成を示すブロック図である。
【0023】図1によれば、共同運行管理システム1
は、複数(図1においては3つとする)の運送サービス
事業者(以下、単に事業者と呼ぶ)2a1〜2a3それ
ぞれの運行管理を共同して行うサービス(共同運行管理
サービス)を各事業者2a1〜2a3に提供するシステ
ムであり、複数の事業者2a1〜2a3は、例えばある
市町村全域や複数の市町村に跨った地域等の特定の同一
あるいは異なる地域内をそれぞれ配車可能地域としてい
る。なお、本実施形態では、複数の事業者2a1〜2a
3は、それぞれ異なる配車可能地域3a1〜3a3を有
するものとする。
【0024】そして、本実施形態の共同運行管理システ
ム1は、複数の事業者2a1〜2a3それぞれに対する
複数の運送サービス利用者(乗客)からの運送サービス
予約要求(デマンド)に応じて、事業者2a1〜2a3
がそれぞれ管轄する複数台の運送サービス提供車両(例
えばバス、マイクロバス、ワゴン車、普通乗用車等;以
下、単に車両と呼ぶ)4を運行させるシステム(デマン
ド運行システム)として構成されている。
【0025】すなわち、共同運行管理システム1は、有
線/無線回線網等の電話回線網を含む通信ネットワーク
5を介して複数の事業者2a1〜2a3それぞれに対す
る少なくとも車両利用日時および車両利用区間(乗車位
置〜目的位置)を含む運送サービス予約要求を、例えば
音声情報や文字情報として送信可能な電話、ファックス
および携帯端末等の通信機器7と、事業者2a1〜2a
3がそれぞれ占有しており、通信機器7と通信ネットワ
ーク5を介して情報通信可能な例えばパーソナルコンピ
ュータ等の安価な端末10a1〜10a3と、端末10
a1〜10a3と通信ネットワーク5を介して情報通信
可能であり、複数の事業者2a1〜2a3それぞれの車
両4の運行計画処理を共同して実行するための共同運行
管理サーバ(以下、共同センタサーバと呼ぶ)11と、
複数の車両それぞれに搭載され、通信ネットワーク5を
介して共同センタサーバ11と情報通信可能な車載処理
ユニット12とを備えている。
【0026】さらに、共同運行管理システム1は、事業
者2a1〜2a3それぞれの車両4における例えば予め
設定された運行ルート(設定運行ルート)上の所定の車
両停留位置にそれぞれ配設された車両位置表示装置13
を備えている。この車両位置表示装置13は、共同セン
タサーバ11と通信ネットワーク5を介して情報通信可
能になっている。
【0027】図2は、本実施形態の各事業者2a1の端
末10a1の概略構成を示すブロック図である。なお、
他の事業者2a2〜2a3の端末10a2〜10a3に
ついては、端末10a1の構成と同等である。
【0028】図2に示すように、端末10a1は、例え
ば無人あるいは必要最小限の予約受付オペレータで運営
されており、自端末10a1と通信ネットワーク5との
間の情報通信が支障なく行なわれるための所定の通信プ
ロトコルに基づくインタフェース処理を行なう通信イン
タフェース部14と、上記予約受付処理実行用のCPU
15と、このCPU15の処理実行用のプログラムP1
を記憶するメモリ16と、運送サービス予約要求を表示
可能なディスプレイ17と、運行ダイヤ等の情報を印刷
可能なプリンタ18とを備えており、これら各構成要素
14〜18は、バス19で通信可能に相互接続されてい
る。
【0029】CPU15は、図2に示すように、電話回
線網を含む通信ネットワーク5を伝送媒体とする通信機
器7および通信インタフェース部14を含むCPU5間
の予約受付に関する融合処理を行なう機能{予約受付用
CTI(ComputerTelephony Int
egration)機能}15aを備えている。
【0030】すなわち、予約受付用CTI機能15a
は、複数の利用者から通信機器7を介して送信された電
話系情報(音声情報や文字情報等)から成る運送サービ
ス予約情報をCPU15が認識可能な情報に変換する機
能、共同センタサーバ11から送信された運行計画情報
に応じて、複数の運送サービス予約情報それぞれに対応
する予約受付情報(それぞれの車両利用区間に対応する
配車時刻(運行ダイヤ)および乗車位置を含む)を求め
て通信機器12が認識可能な音声情報や文字情報に変換
して出力する機能等を含んでいる。
【0031】また、端末10a1のCPU15は、対応
する事業者2a1の各車両運行日(車両利用日、例えば
毎日)の前日(における所定時刻)までの当該各車両運
行日に対する運送サービス予約を各車両運行日毎に集計
してメモリ16に集計予約ファイル16a1として記憶
し、記憶した集計予約ファイル16a1を、電話系情報
(音声情報/文字情報)あるいはコンピュータ系情報
(ディジタル情報)として、各車両運行日前日の集計処
理後の所定時刻に共同センタサーバ11に送信する機能
(集計機能)15bを備えている。なお、CPU15の
予約受付用CTI機能15aおよび集計機能15bは、
プログラムP1に従ったCPU15の動作処理により実
現される。
【0032】なお、他の事業者2a2〜2a3の端末1
0a2および10a3については、端末10a1の構成
と同等であり、それら端末10a2および10a3メモ
リ16には、事業者2a2および2a3に対応する集計
予約ファイル16a2および16a3がそれぞれ記憶さ
れる。
【0033】一方、図3は、本実施形態の共同センタサ
ーバ11の概略構成を示すブロック図である。
【0034】図3によれば、共同センタサーバ11は、
例えば無人で運営されており、自サーバ11と通信ネッ
トワーク5との間の情報通信が支障なく行なわれるため
の所定の通信プロトコルに基づくインタフェース処理を
行なう通信インタフェース部20と、上記運行計画処理
実行用のサーバ本体21と、サーバ本体21の処理実行
用のプログラムP2を記憶するメモリ22とを備えてお
り、これら各構成要素20〜22は、LAN23で通信
可能に相互接続されている。
【0035】サーバ本体21は、図3に示すように、各
端末10a1〜10a3および通信インタフェース部2
0を含むコンピュータ(サーバ)11間の電話通信系情
報およびコンピュータ系情報に関するインタフェース処
理を行なうCTI機能25を備えている。
【0036】すなわち、CTI機能25は、複数の端末
10a1〜10a3から電話系情報やコンピュータ系情
報として送信されてきた各事業者2a1〜2a3毎の集
計予約ファイル16a1〜16a3をサーバ11が認識
可能な情報に変換する機能、変換された集計予約ファイ
ル16a1〜16a3に応じて当該サーバ本体21の後
述する運行計画作成機能により生成された事業者2a1
〜2a3における車両4毎の運行計画情報を電話系情報
やコンピュータ系情報として端末10a1〜10a3に
それぞれ送信する機能等を含んでいる。
【0037】また、サーバ本体21は、そのCTI機能
25により順次認識された複数の事業者2a1〜2a3
それぞれの車両運行日毎の集計予約ファイル16a1〜
16a3に基づいて、複数の事業者2a1〜2a3それ
ぞれの車両4の運行ルート{対応する設定運行ルートか
ら予約情報における車両利用区間に応じて寄り道(デヴ
ィエーション)するルートを含む}および車両利用区間
における乗車位置(あるいはその近傍)に対する配車時
刻(運行ダイヤ)を含む運行計画を作成する機能(運行
計画作成機能)27を備えている。
【0038】また、この運行計画作成機能27は、作成
した運行計画を対応する事業者2a1〜2a3毎にデー
タベース化(事業者2a1→運行計画データベース26
a1〜事業者2a3→運行計画データベース26a3)
してメモリ22に記憶し、記憶した運行計画(運行ルー
トおよび配車時刻)を通信ネットワーク5を介して対応
する端末10a1〜10a3および車両4にそれぞれ送
信する機能を備えている。
【0039】さらに、サーバ本体21は、現在走行して
いる各車両4からリアルタイムで通信ネットワーク10
を介して送信される各車両4の位置情報に基づいて各車
両4の現在位置(ロケーション)をリアルタイムで認識
し、認識した各車両4の現在位置、および運行計画デー
タベース26a1〜26a3に格納された対応する各車
両4の運行計画(運行ルート・配車時刻)に基づいて、
全ての設定運行ルート上の車両停留位置に対する実際の
到着時刻を予測して車両位置表示装置17に送信する機
能(車両ロケーション機能)28を備えている。なお、
この車両ロケーション機能28に基づく処理は、現在走
行中の各車両4からリアルタイムで車両位置情報が送信
されてくる毎に実行される。
【0040】なお、上記車両ロケーション機能28は、
対応する各車両4毎に各端末10a1〜10a3におい
て実行するように構成することも可能である。
【0041】また、メモリ22には、図3に示すよう
に、サーバ本体21の予約受付用CTI機能25に基づ
く処理に必要な情報を格納するCTI用データベース3
0が予め記憶されており、さらに、各事業者2a1〜2
a3に所属する各運転手の各車両4に割り付けられるス
ケジュールを各事業者2a1〜2a3毎に格納する割付
スケジュールデータベース31a1〜31a3が予め記
憶されている。サーバ本体21は、運転手に対するトラ
ブル発生時において運転手割付スケジュールに変更が生
じた場合には、そのスケジュール変更に対応する割付デ
ータベースを更新するようになっている。
【0042】さらに、メモリ22には、各事業者2a1
〜2a3に所属する各運転手毎の給与情報が事業者毎お
よび運転手毎にそれぞれ格納された給与管理データベー
ス32a1〜32a3が予め記憶されており、サーバ本
体21は、割付スケジュールデータベース31a1〜3
1a3に格納された運転手割付スケジュールと連携しな
がら、給与管理データベース32a1〜32a3の格納
内容を管理するようになっている。
【0043】一方、サーバ本体21は、走行中の全車両
4から送られる車両利用者の乗降データ(パーソントリ
ップデータ)をデータベース化し、個人乗降データベー
ス35a1・・・35anとしてメモリ22に記憶する
処理を行なうようになっている。
【0044】一方、各車両4の車載処理ユニット12
は、図4に示すように、自車載処理ユニット12と通信
ネットワーク5との間の情報通信が支障なく行なわれる
ためのインタフェース処理を行なう通信部40と、例え
ば3つのGPS衛星から順次送信されるGPS信号等の
位置情報を受信して自車両4の走行位置を求める位置情
報受信部41と、車載ディスプレイ42と、自車両4に
おける利用者(乗客)乗降車口に設置されたカード挿入
部を有するカード読書部43と、車載処理ユニット12
全体を統括制御するための車載用サーバ44とを備えて
いる。
【0045】カード読書部43は、利用者(乗客)の車
両乗車時において、その利用者が携帯する自らの個人情
報(名前、性別、年齢等)および利用金額情報が予め記
憶されたカードC(例えばプリペイドカードタイプ)に
記憶された個人情報および利用金額情報(予め支払った
金額情報)を接触あるいは非接触(無線通信)方式によ
り読取り、読取った個人情報および利用金額情報に乗降
位置を加えて乗降データとして車載用サーバ44に送信
する処理と、利用者の車両降車時において、その利用者
が携帯するカードCに対して車載用サーバ44から送ら
れた利用金額情報を接触あるいは非接触(無線通信)方
式により上書きする処理とをそれぞれ行なうようになっ
ている。
【0046】また、車載用サーバ44は、位置情報受信
部42から順次送信された自車両4の走行位置情報を通
信ネットワーク5を介して共同センタサーバ11(ある
いは、各事業者の端末10a1〜10a3)に送信する
処理と、カード読書部43から送られた乗降データを通
信ネットワーク5を介して共同センタサーバ11に送信
する処理と、共同センタサーバ11から送信された自車
両4の運行計画(運行ルートおよび配車時刻)を車載デ
ィスプレイ42に表示する処理とを行なうようになって
いる。
【0047】なお、カードCが銀行引落タイプのカード
である場合には、利用金額情報の代りに個人情報として
銀行口座番号が予めカードCに記憶されており、送信さ
れた乗降データの銀行口座番号に基づいて、共同センタ
サーバ11のサーバ本体21により対応する銀行口座か
ら車両利用区間に相当する運賃が自動的に引き落とされ
るようになっている。
【0048】そして、各車両停留位置(停留所)に設置
された車両位置表示装置13は、図1に示すように、自
停留位置に到着する車両4の到着時刻を表示するための
例えばLEDや液晶等の表示部を含む表示板45と、こ
の表示板45と電気的に接続されており、共同センタサ
ーバ11から通信ネットワーク5を介して送信される到
着時刻情報を表示板45の表示部を介して表示出力する
処理を行なう表示処理装置46とを備えている。
【0049】次に、本実施形態の共同運行管理システム
1の全体動作について説明する。
【0050】例えば、各配車可能地域3a1〜3a3内
において車両4を利用して運送サービスの提供を受けた
い利用者は、それぞれの通信機器7を操作して、車両利
用日時および車両利用区間(乗車位置〜目的位置)を含
む運送サービス予約要求を対応する事業者2a1〜2a
3に向けて送信する(ステップS1)。
【0051】このとき、端末10a1のCPU15は、
メモリ16に記憶されたプログラムP1に従って動作す
ることにより、複数の利用者から送信された運送サービ
ス予約情報を車両利用日毎に分類してメモリ16に記憶
する(ステップS2)。
【0052】続いて、端末10a1のCPU15は、各
車両運行日の前日までにメモリ16に記憶された各車両
運行日に対する運送サービス予約情報を集計して集計予
約ファイル16a1を作成する(ステップS3)。そし
て、端末10a1のCPU15は、作成した事業者2a
1の各車両運行日に対する集計予約ファイル16a1を
共同センタサーバ11に送信する(ステップS4)。
【0053】同様に、端末10a2および端末10a3
のCPU15も、ステップS1〜ステップS3の処理に
より対応する事業者2a2および2a3の各車両運行日
に対する集計予約ファイル16a2および16a3をそ
れぞれ作成し、共同センタサーバ11にそれぞれ送信す
る(ステップS1〜S4参照)。
【0054】このとき、共同センタサーバ11のサーバ
本体21は、プログラムP2に従って動作し、各事業者
2a1〜2a3の各端末10a1〜10a3から送られ
た各車両運行日毎の集計予約ファイル16a1〜16a
3に基づいて、各事業者2a1〜2a3毎に同時並列的
(例えばタイムシェアリング処理として)動作すること
により、全ての事業者2a1〜2a3の車両4の運行計
画をそれぞれ作成する。
【0055】すなわち、サーバ本体21は、端末10a
1から送られた集計予約ファイル16a1に含まれる全
ての車両利用区間および乗車時刻に基づいて、上記各車
両運行日の事業者2a1における車両4の最適な運行ル
ートおよび乗車位置に対する配車時刻を含む運行計画を
作成して運行計画データベース26a1に記憶し(ステ
ップS5)、作成した事業者2a1の運行計画を対応す
る事業者2a1の端末10a1に送信する(ステップS
6)。
【0056】同様に、サーバ本体21は、各車両運行日
の事業者2a2および2a3における車両4の最適な運
行ルートおよび乗車位置に対する配車時刻を含む運行計
画をそれぞれ作成して運行計画データベース26a2お
よび26a3にそれぞれ記憶し、作成した事業者2a2
および2a3の運行計画を対応する事業者2a2および
2a3の端末10a1および10a3にそれぞれ送信す
る(ステップS5〜S6参照)。
【0057】このとき、サーバ本体21および各端末1
0a1〜10a3間の情報通信(運送サービス予約情報
送受信および運行計画送受信)は、各車両運行日前日毎
に1回で完了し、その情報通信時間も例えば数分程度と
非常に僅かである。したがって、上記タイムシェアリン
グ方式により、非常に多数の事業者に対して1つの共有
サーバセンタにより運送サービス予約情報送受信処理お
よび運行計画送受信処理を行なうことが可能である。
【0058】一方、各端末10a1〜10a3のCPU
15は、送信された各事業者2a1〜2a3毎の運行計
画情報に応じて、自端末の運送サービス予約情報それぞ
れに対応する乗車位置および配車時刻を求め、求めた乗
車位置および配車時刻を、上記運送サービス予約要求の
予約受付情報として、対応する各利用者の各通信機器1
2に対して返信する(ステップS7)。
【0059】この結果、利用者は、自ら希望した車両利
用日の前日において、自ら送信した運送サービス予約要
求、すなわちデマンドに対応した車両4の乗車位置およ
び配車時刻を受け取ることができる。
【0060】一方、サーバ本体21は、各車両利用日
(運行日)において、各事業者2a1〜2a3の各車両
利用日(運行日)に対応する各事業者2a1〜2a3の
運行計画データベース26a1〜26a3に基づいて、
上記各車両利用日における各事業者2a1〜2a3の各
車両4の運行計画を対応する各車載処理ユニット12に
送信する(ステップS8)。
【0061】各事業者2a1〜2a3の各車両4におけ
る各車載処理ユニット12の車載ディスプレイ42に
は、送信された各車両利用日における自車両4の運行計
画(運行ルート、配車時刻)が車載サーバ44の処理に
より表示される(ステップS9)。
【0062】この結果、車両4のドライバは、ディスプ
レイ42に表示された運行計画(車両利用日における利
用者乗車位置を含む運行ルートおよび配車時刻)を確認
することにより、利用者が希望した乗車位置、あるいは
その乗車位置周辺の位置において対応する利用者を乗り
込ませて、乗車区間に基づく対応する目的位置(目的停
留位置)あるいはその周辺まで運送することができる。
【0063】すなわち、本実施形態によれば、各事業者
2a1〜2a3の運行計画をそれぞれ並列的に作成する
共同センタサーバ11を設けたため、各事業者2a1〜
2a3は、対応する複数の利用者から送られる運送サー
ビス予約情報に基づいて運行計画を作成することなく、
単に集計処理を行なって集計結果を共有センタサーバに
送信することのみにより、利用者の運送サービス予約要
求(デマンド)に対応する運行計画に基づいて車両4を
運行させることができる。
【0064】したがって、各事業者2a1〜2a3は、
サーバクライアントシステム等の高価なシステムを導入
することなく、設備投資を抑制しながら利用者の要求に
応じた運行システム(デマンド運行システム)を実現す
ることができるため、デマンド運行システムの広範かつ
迅速な普及に寄与することができる。
【0065】さらに、本実施形態では、共有センタサー
バ11の車両ロケーション機能により、各事業者2a1
〜2a3は、サーバクライアントシステム等の高価なシ
ステムを導入することなく、車両4の設定運行ルート上
の各車両停留位置に対する車両4の到着予測時刻を、車
両位置表示装置13を介して表示させることができるた
め、各事業者2a1〜2a3の設備投資負担をさらに軽
減させることができる。
【0066】そして、本実施形態では、全ての事業者2
a1〜2a3の各車両4を利用する全ての利用者の個人
情報(名前、性別、年齢等)、利用金額情報乗降データ
および乗降位置情報を含む乗降データを共有センタサー
バ側で管理することができるため、共有センタサーバ側
において、管理した乗降データを用いて各事業者2a1
〜2a3の設定運行ルートの見直し等の運営支援も必要
に応じて図ることが可能になる。
【0067】さらに、本実施形態では、各事業者2a1
〜2a3の各運転手の各車両4に割り付けられるスケジ
ュール管理および給与情報管理を共有センタサーバ11
側において行なうことができるため、各事業者2a1〜
2a3は、別途スケジュール管理サーバや給与情報管理
サーバを用いることなく、共有センタサーバ11側から
スケジュール管理情報および給与管理情報の提供を受け
ることにより、スケジュール管理および給与管理も行な
うことができ、各事業者2a1〜2a3に対してさらな
る便宜を図ることができる。
【0068】なお、本実施形態では、各事業者2a1〜
2a3の端末10a1〜10a3に予約受付機能を持た
せたが、この部分をアウトソーシングすることにより、
さらなる経営の効率化を図ることも可能である。
【0069】また、本実施形態において、共有サーバ1
1側において、さらに各事業者2a1〜2a3の各車両
4の消耗品、交換品の交換/在庫管理を共有サーバ11
側において行なうことも可能であり、別途交換/在庫管
理サーバを各事業者2a1〜2a3毎に設ける必要がな
い。
【0070】さらに、本実施形態では、車両4の設定運
行ルート上の各車両停留位置に対する車両4の到着予測
時刻を、車両位置表示装置13を介して表示させる処
理、すなわち、車両ロケーション処理を行なったが、こ
の車両ロケーション処理を行なわずに、予約受付、運行
計画および運行管理のみを行なうように構成することも
可能である。
【0071】このように構成すれば、各車両停留位置に
対して車両位置表示装置13を設置することは不要にな
り、さらなるシステムの簡素化および設備投資の効率化
が図れる。
【0072】また、例えば、共有センタサーバ11側で
求められた全ての設定運行ルート上の車両停留位置に対
する配車時刻(運行ダイヤ)を各端末10a1〜10a
3へ送信し、各端末10a1〜10a3のCPU15お
よびプリンタ18を介して上記運行ダイヤを印字出力す
る。
【0073】そして、印字出力された全ての車両停留位
置の運行ダイヤを各事業者2a1〜2a3側でマニュア
ルでそれぞれの車両停留位置に掲示することにより、各
車両停留位置に対して車両位置表示装置13を設置する
ことなく、利用者に対して各車両停留位置における車両
4の到着時刻(運行ダイヤ)の情報を提供することが可
能になり、設備投資をさらに低く抑制しながら、付加価
値の高いサービスを利用者に対して提供することができ
る。
【0074】(第2の実施の形態)図6は、本実施形態
の共同運行管理システム1Aにおける共同センタサーバ
11Aの概略構成を示すブロック図である。なお、共同
運行管理システム1Aのその外の構成については、第1
実施形態と略同様であるため、それら略同様の構成要素
については、その説明を省略している。
【0075】図6によれば、共同センタサーバ11Aに
おけるサーバ本体21Aは、第1実施形態において事業
者2a1〜2a3の端末側で行なっていた予約受付処理
を自サーバ本体側で行なうようになっている。
【0076】すなわち、サーバ本体21AのCTI機能
25は、複数の利用者から通信機器12を介してリアル
タイムで送信されてくる運送サービス予約情報(例えば
電話系情報)をサーバ11Aが認識可能な情報に順次変
換する機能、順次送信される運送サービス予約情報に含
まれる発信先の情報(例えば電話番号)に基づいて各運
送サービス予約情報の送信先の事業者を特定する機能、
変換された運送サービス予約情報に応じて当該サーバ本
体21Aの後述する運行計画作成機能により生成された
予約受付情報を通信機器12が認識可能な電話回線情報
(音声情報や文字情報)に変換して出力する機能等を含
んでいる。
【0077】また、サーバ本体21Aにおける運行計画
作成機能27Aは、CTI機能25Aにより順次認識さ
れた複数の事業者に対する運送サービス予約情報に基づ
いて、複数の事業者2a1〜2a3それぞれの車両4の
寄り道ルートを含む運行ルートおよび車両利用区間にお
ける乗車位置(あるいはその近傍)に対する配車時刻を
含む運行計画を作成し、作成した運行計画を対応する事
業者毎にデータベース化(事業者2a1→運行計画デー
タベース26a1〜事業者2a3→運行計画データベー
ス26a3)し、順次更新しながら記憶する機能と、作
成した運行計画情報に応じて、複数の運送サービス予約
情報それぞれに対応する予約受付情報(それぞれの車両
利用区間に対応する配車時刻(運行ダイヤ)および乗車
位置を含む)を求めて通信機器12が認識可能な電話回
線情報として対応する通信機器12へそれぞれ送信する
機能とを含んでいる。
【0078】さらに、サーバ本体21は、リアルタイム
の運送サービス予約情報に応じて運行計画データベース
26a1〜26a3に順次更新記憶される運行計画情報
を端末10a1〜10a3側からのアクセスに応じて読
み出し、通信ネットワーク5を介して対応する端末10
a1〜10a3へそれぞれ送信するようになっている。
【0079】次に、本実施形態の共同運行管理システム
1Aの全体動作について説明する。
【0080】第1実施形態と同様に、各配車可能地域3
a1〜3a3内において車両4を利用して運送サービス
の提供を受けたい利用者は、それぞれの通信機器7を操
作して、車両利用日時および車両利用区間を含む事業者
2a1〜2a3に対する運送サービス予約要求を共同セ
ンタサーバ11Aに送信する(図7;ステップS1
0)。
【0081】このとき、共同センタサーバ11Aのサー
バ本体21Aは、プログラムP2に従って動作し、利用
者の通信機器7から送られた事業者2a1〜2a3に対
する運送サービス予約要求に基づいて、各事業者2a1
〜2a3毎に同時並列的(えばタイムシェアリング処理
として)に動作することにより、全ての事業者2a1〜
2a3の車両4の運行計画をそれぞれ作成する。
【0082】すなわち、サーバ本体21Aは、事業者2
a1に対して通信機器7から送られた運送サービス予約
要求における車両利用日時および車両利用区間に基づい
て、事業者2a1における対応する車両利用日時の車両
4の最適な運行ルートおよび乗車位置に対する配車時刻
を含む運行計画を作成して運行計画データベース26a
1に記憶し(ステップS11)、作成した事業者2a1
の運行計画に含まれる運送サービス予約情報に対応する
乗車位置および配車時刻を求め、求めた乗車位置および
配車時刻を、上記運送サービス予約要求の予約受付情報
として、利用者の各通信機器12に対してリアルタイム
で返信する(ステップS12)。
【0083】この結果、利用者は、運送サービス予約情
報送信タイミングに応じてリアルタイムで、その運送サ
ービス予約情報、すなわちデマンドに対応する車両4の
乗車位置および配車時刻を受け取ることができる。
【0084】次いで、サーバ本体21Aは、作成した事
業者2a1の運行計画データベース26a1に基づいて
事業者2a1の車両4の運行計画を対応する車両4に送
信する(ステップS13)。
【0085】この結果、事業者2a1の車両4の車載デ
ィスプレイ42には、送信された自車両4の運行計画
(運行ルート、配車時刻)が車載サーバ44の処理によ
り表示される(ステップS14)。
【0086】一方、サーバ本体21Aは、事業者2a1
に対して通信機器7から新たに運送サービス予約要求が
送られたか否か判断する(ステップS15)。
【0087】このステップS15の判断の結果、事業者
2a1に対して通信機器7から新たな運送サービス予約
要求が送られてきた場合には(ステップS15→YE
S)、サーバ本体21Aは、送られた運送サービス予約
要求に従って、既に運行計画を設定した車両4を運行さ
せることが可能であるか否か判断する(ステップS1
6)。
【0088】このステップS16の判断の結果、既に運
行計画を設定した車両4を運行させることが困難(それ
ぞれの予約要求を満足することができない)と判断した
場合には(ステップS16→NO)、サーバ本体21A
は、新たに送られた運送サービス予約要求における車両
利用日時および車両利用区間に基づいて、新たな車両4
aの最適な運行ルートおよび乗車位置に対する配車時刻
を含む運行計画を作成して運行計画データベース26a
1に記憶し(ステップS17)、ステップS12の処理
に移行する。
【0089】一方、ステップS16の判断の結果、既に
運行計画を設定した車両4を運行させることが可能であ
る(それぞれの予約要求を満足することが可能)と判断
した場合には(ステップS16→YES)、サーバ本体
21Aは、運行計画データベース26a1に記憶された
車両4の運行計画を、新たに送られた運送サービス予約
要求における車両利用日時および車両利用区間を満足す
る最適な運行ルートおよび各乗車位置に対する配車時刻
を含む運行計画に変更し(ステップS18)、変更した
運行計画を運行計画データベース26a1に更新記憶し
て(ステップS19)、ステップS12〜S13の判断
に戻る。
【0090】同様に、サーバ本体21Aは、事業者2a
2および2a3に対して通信機器7からそれぞれ送られ
た運送サービス予約要求における車両利用日時および車
両利用区間に基づいて、事業者2a1と同様のステップ
S11〜S19の処理を事業者2a2および2a3に対
して同時並列的にそれぞれ行なうことにより、事業者2
a2および2a3それぞれの運行計画に含まれるリアル
タイムの運送サービス予約情報に対応する乗車位置およ
び配車時刻を求め、求めた乗車位置および配車時刻を予
約受付情報として、対応する各利用者の各通信機器12
に対してそれぞれ返信し(ステップS12参照)、事業
者2a2および2a3における運行計画を対応する車両
4に送信する(ステップS13参照)。
【0091】そして、各事業者2a2および2a3の車
両4の車載ディスプレイ42には、リアルタイムの自車
両4の運行計画(運行ルート、配車時刻)が車載サーバ
44の処理により表示される(ステップS14参照)。
【0092】この結果、各事業者2a1〜2a3の車両
4のドライバは、ディスプレイ42に表示された運行計
画(車両利用日の乗車を含む運行ルートおよび配車時
刻)を視認することにより、利用者が希望した乗車位
置、あるいはその乗車位置周辺の位置において対応する
利用者を乗り込ませて、乗車区間に基づく対応する目的
位置あるいはその周辺まで運送することができる。
【0093】一方、各事業者2a1〜2a3に対応する
サーバ本体21AのステップS11〜S19の同時並列
処理実行中において、少なくとも1つの端末(例えば端
末5a2)から運行状況通知用アクセスがサーバ本体2
1Aに対して実行された際に、サーバ本体21Aは、ア
クセスに対応する運行計画ファイル26a2の現在の記
憶内容(運行計画)を読み出し、読み出した運行計画を
アクセス送信元の端末5a2へ送信する。
【0094】この結果、端末5a2のCPU15の処理
により、送信された運行計画に基づく運行状況を端末5
a2のディスプレイ17を介して表示することができ
る。
【0095】なお、その他の動作については、第1実施
形態の動作と略同等であるため、その説明は省略する。
【0096】以上述べたように、本実施形態によれば、
各利用者から通信機器7を介して送信される運送サービ
ス要求を直接受取り、各事業者2a1〜2a3の運行計
画をそれぞれリアルタイムで並列的に作成する共同セン
タサーバ11Aを設けたため、各事業者2a1〜2a3
は、所望時において運行状況を確認するだけで、利用者
の運送サービス予約要求(デマンド)に対応する運行計
画に基づいて車両4を運行させることができる。
【0097】したがって、各事業者2a1〜2a3は、
第1実施形態と同様に、サーバクライアントシステム等
の高価なシステムを導入することなく、さらに、単にサ
ーバ本体21Aに対するアクセス機能を有する安価な端
末のみを設置すればよいため、設備投資を大幅に抑制し
ながら利用者の要求に応じた運行システム(デマンド運
行システム)を実現することができるため、第1実施形
態の効果に加えて、デマンド運行システムの広範かつ迅
速な普及にさらに寄与することができる。
【0098】ところで、本実施形態においては、共有セ
ンタサーバ11Aを例えば各地区の電話局に設置するこ
とも可能である。
【0099】この場合、各事業者2a1〜2a3の管理
者を電話局に駐在させておき、各事業者2a1〜2a3
の車両4の運行状況を各管理者に管理させることによ
り、サーバ本体21Aに対するアクセス機能を有する端
末をも不要になり、さらに事業者2a1〜2a3の投資
負担を軽減させることができる。
【0100】なお、上述した各実施形態においては、共
同センタサーバとして、3事業者の運行管理を共同で行
なうようにしたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、2事業者、4以上の事業者に対する車両運行管理
を共有にすることも可能である。
【0101】また、上述した各実施形態では、共同セン
タサーバは一つのサーバ本体(ハードウエア)を有して
おり、CTI機能、運行計画作成機能および車両ロケー
ション機能を上記一つのサーバ本体ハードウエアで実現
するようにしたが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。すなわち、上記各機能(CTI機能、運行計画作
成機能および車両ロケーション機能)毎にサーバ本体ハ
ードウエアを設け、各機能を各サーバ本体ハードウエア
でそれぞれ実現することも可能である。
【0102】同様に、上述した第1の実施形態におい
て、端末に複数のCPU(ハードウエア)を設け、予約
受付用CTI機能および集計機能を複数のCPUでそれ
ぞれ実現することも可能である。
【0103】そして、上述した各実施形態では、各運送
サービス事業者として、タクシーやバス等の乗客運送サ
ービス事業者について説明しており、利用者は、運送サ
ービスとして、自らの移動(運送)用としての運送サー
ビス要求を送るようにしたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、車両を用いた全ての運送サービス提供
の際において利用できる。
【0104】例えば、各運送サービス事業者を、トラッ
ク等の車両を用いて荷物を運送して流通させる物流サー
ビスを提供する物流用運送サービス事業者とした場合で
も、複数の利用者から送られる車両運用日時および車両
運用区間{例えば、○月×日△時に所定の物流拠点(A
配送センター等)から他の物流拠点(B配送センター
等)までの運送}に応じて、上記複数の物流用運送サー
ビス事業者に対する運行計画用の共同センタサーバによ
り、それぞれの物流用車両の運行計画を事業者毎にそれ
ぞれ作成することができる。
【0105】したがって、各物流運送サービス事業者
は、サーバクライアントシステム等の高価なシステムを
導入することなく、設備投資を抑制しながら利用者の要
求に応じた物流車両運行システム(デマンド運行システ
ム)を実現することができるため、物流用デマンド運行
システムについても、その広範かつ迅速な普及に寄与す
ることができる。
【0106】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、複
数の運送サービス事業者それぞれが運送サービス提供車
両の運行計画を作成するのではなく、複数の利用者から
送られる運送サービス要求に応じて、共同運行管理サー
バ(コンピュータ)により、運送サービス提供車両の運
行ルートおよび配車時刻を含む運行計画を複数の運送サ
ービス事業者毎にそれぞれ作成することができる。
【0107】この結果、各運送サービス事業者は、サー
バクライアントシステム等の高価なシステムを導入する
ことなく、デマンド運行システムを実現することができ
るため、各運送サービス事業者の設備投資を大幅に抑制
することができ、デマンド運行システムの広範かつ迅速
な普及に大きく貢献することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る共同運行管理
サーバおよび共同運行管理システムの概略構成を示すブ
ロック図。
【図2】第1の実施形態の各事業者の端末の概略構成を
示すブロック図。
【図3】第1の実施形態の共同センタサーバの概略構成
を示すブロック図。
【図4】第1の実施形態の車載処理ユニットの概略構成
を示すブロック図。
【図5】図1に示す共同運行管理システムの全体動作処
理の一例を示す概略フローチャート。
【図6】第2の実施形態の共同センタサーバの概略構成
を示すブロック図。
【図7】第2の実施の形態に係る共同運行管理システム
の全体動作処理の一例を示す概略フローチャート。
【符号の説明】
1、1A 共同運行管理システム 2a1〜2a3 運送サービス事業者 3a1〜3a3 配車可能地域 4 運送サービス提供車両 5 通信ネットワーク 7 通信機器 10a1〜10a3 端末 11 共同運行管理サーバ 12 車載処理ユニット 13 車両位置表示装置 11、11A コンピュータ 12 データベース 19 バス 14、20 通信インタフェース部 15 CPU 15a、25、25a CTI機能 16、22 メモリ 16a 集計予約ファイル 17 ディスプレイ 18 プリンタ 21 サーバ本体 22 メモリ 23 LAN 26a1〜26a3 運行計画データベース 27、27A 運行計画作成機能 28 車両ロケーション機能 30 CTI用データベース 31a1〜31an 割付スケジュールデータベース 35a1〜31an 個人乗車データベース 40 通信部 41 位置情報受信部 42 車載ディスプレイ 43 カード読書部 44 車載サーバ C カード P1、P2 プログラム

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の運送サービス事業者それぞれの運
    送サービス提供車両の運行管理を共同して行なう共同運
    行管理サーバであって、 複数の利用者から送られる前記複数の運送サービス事業
    者それぞれに対する少なくとも車両運用日時および車両
    運用区間を含む運送サービス予約要求に応じた前記車両
    の運行ルートおよび配車時刻を含む運行計画を当該複数
    の運送サービス事業者毎にそれぞれ作成する運行計画作
    成手段と、作成された複数の運送サービス事業者毎の運
    行計画を記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とする
    共同運行管理サーバ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の共同運行管理サーバにお
    いて、前記複数の運送サービス事業者毎に運行計画とし
    てそれぞれ作成された前記車両の運行ルートおよび配車
    時刻を、前記複数の運送サービス事業者の対応する車両
    にそれぞれ通知する手段を備えたことを特徴とする共同
    運行管理サーバ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の共同運行管理サ
    ーバにおいて、前記複数利用者の前記複数の運送サービ
    ス事業者それぞれに対する運送サービス予約要求は、前
    記複数の運送サービス事業者側の端末を介して運行日の
    前日までに集計された状態で前記運行計画作成手段に送
    信されるようになっており、 前記運行計画作成手段は、前記複数の運送サービス事業
    者の端末から送信された前記運行日の前日までの集計予
    約要求に応じて前記運行日の運行計画を当該複数の運送
    サービス事業者毎にそれぞれ作成する手段であることを
    特徴とする共同運行管理サーバ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の共同運行管理サ
    ーバにおいて、前記運行計画作成手段は、利用者から前
    記複数運送サービス事業者の内のある運送サービス事業
    者に対して運送サービス予約要求が通知された際に、そ
    の通知に応じたリアルタイム処理により、前記予約要求
    が通知された運送サービス事業者の運行計画を当該運送
    サービス予約要求に応じて作成する手段であり、 前記記憶手段は、前記予約要求が通知された運送サービ
    ス事業者に対して前記リアルタイム処理により運行計画
    が作成された際に、当該運送サービス事業者の運行計画
    が既に記憶されているときには、その既に記憶された運
    行計画を新たに作成された運行計画に更新する手段を有
    したことを特徴とする共同運行管理サーバ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の共同運行管理サーバにお
    いて、前記リアルタイム処理により作成された前記運送
    サービス事業者の運行計画に基づいて、前記車両運用区
    間に対応する配車時刻および配車位置を含む予約受付情
    報を求め、求めた予約受付情報を前記予約要求送信先の
    利用者に提供する手段とを備えたことを特徴とする共同
    運行管理サーバ。
  6. 【請求項6】 複数の運送サービス事業者それぞれの運
    送サービス提供車両の運行管理を共同して行なう共同運
    行管理システムであって、 前記複数の運送サービス事業者それぞれに占有されてお
    り、前記複数の利用者から送られる前記複数の運送サー
    ビス事業者それぞれに対する少なくとも車両運用日時お
    よび車両運用区間を含む運送サービス予約要求を運行日
    の前日毎にそれぞれ集計し、集計した前記複数の運送サ
    ービス事業者それぞれの運送サービス予約要求を送信す
    る複数の端末と、複数の端末から送信された前記運行日
    の前日までの複数の運送サービス事業者それぞれの集計
    予約要求に応じて前記運行日の運行計画を当該複数の運
    送サービス事業者毎にそれぞれ作成する手段および作成
    した複数の運送サービス事業者毎の運行計画を対応する
    複数の運送サービス事業者の端末へそれぞれ送信する手
    段を有するサーバとを備えたことを特徴とする共同運行
    管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の共同運行管理システムに
    おいて、前記各端末は、前記サーバから送信された自端
    末に対応する運送サービス事業者の運行計画に基づい
    て、前記車両運用区間に対応する配車時刻および乗車位
    置を含む予約受付情報を求め、求めた予約受付情報を自
    端末に対する予約要求送信先の利用者に提供する手段を
    備えたことを特徴とする共同運行管理システム。
  8. 【請求項8】 複数の運送サービス事業者それぞれの運
    送サービス提供車両の運行管理を共同して行なう共同運
    行管理システムであって、 複数の利用者から送られる前記複数の運送サービス事業
    者それぞれに対する少なくとも車両運用日時および車両
    運用区間を含む運送サービス予約要求に応じたリアルタ
    イム処理により前記車両の運行ルートおよび配車時刻を
    含む運行計画を当該複数の運送サービス事業者毎にそれ
    ぞれ作成する運行計画作成手段、作成された複数の運送
    サービス事業者毎の運行計画に対応するそれぞれの車両
    の運行ルートおよび配車時刻を、当該複数の運送サービ
    ス事業者の対応する車両にそれぞれ通知する手段および
    作成された複数の運送サービス事業者毎の運行計画に基
    づく車両の運行状況を所要タイミングで対応する複数の
    運送サービス事業者にそれぞれ送信する手段をそれぞれ
    有するサーバと、前記複数の運送サービス事業者にそれ
    ぞれ設置され、前記サーバから送信された自運送サービ
    ス事業者における車両運行状況をそれぞれ受信する複数
    の端末とを備えたことを特徴とする共同運行管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8の内の何れか1項記載の共
    同運行管理システムにおいて、 前記複数の運送サービス事業者それぞれの車両に搭載さ
    れ、自車両の位置を検出して前記サーバに送信する位置
    検出手段と、前記複数運送サービス事業者それぞれの車
    両の運行ルート上における車両停留位置にそれぞれ配設
    された当該車両位置表示用の表示装置とを備え、 前記サーバは、前記複数運送サービス事業者それぞれの
    車両の運行ルートおよび配車時刻に基づいて、複数の運
    送サービス事業者それぞれの車両の前記車両停留位置に
    対する到着時刻を算出し、算出した到着時刻を対応する
    前記表示装置にそれぞれ送信する手段と、前記複数の車
    両の位置検出手段から送信されてきた自車両の位置情報
    および前記複数の運送サービス事業者毎それぞれの車両
    の運行ルートおよび配車時刻に基づいて、複数の運送サ
    ービス事業者それぞれの車両の前記車両停留位置に対す
    る実際の到着時刻を予測してその予測到着時刻を対応す
    る前記表示装置にそれぞれ送信する手段とを備えてお
    り、 前記各表示装置は、送信された到着時刻を表示する手段
    と、送信された予測到着時刻に応じて、表示された到着
    時刻を前記予測到着時刻に更新する更新手段とを備えた
    ことを特徴とする共同運行管理システム。
  10. 【請求項10】 複数の運送サービス事業者それぞれの
    運送サービス提供車両の運行管理を共同して行なう共同
    運行管理方法であって、 複数の利用者から送られる前記複数の運送サービス事業
    者それぞれに対する少なくとも車両運用日時および車両
    運用区間を含む運送サービス予約要求に応じた前記車両
    の運行ルートおよび配車時刻を含む運行計画を当該複数
    の運送サービス事業者毎にそれぞれ作成するステップ
    と、作成された複数の運送サービス事業者毎の運行計画
    を記憶するステップとを備えたことを特徴とする共同運
    行管理方法。
  11. 【請求項11】 複数の運送サービス事業者それぞれの
    運送サービス提供車両の運行管理を共同して行なうため
    のコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、 複数の利用者から送られる前記複数の運送サービス事業
    者それぞれに対する少なくとも車両運用日時および車両
    運用区間を含む運送サービス予約要求に応じた前記車両
    の運行ルートおよび配車時刻を含む運行計画をコンピュ
    ータに当該複数の運送サービス事業者毎にそれぞれ作成
    させる手順と、作成された複数の運送サービス事業者毎
    の運行計画をコンピュータによりメモリへ記憶させる手
    順とを備えたことを特徴とするコンピュータ読取可能な
    記憶媒体。
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