JP4397781B2 - 車両用トレイ - Google Patents

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この発明は車両の室内に設置される車両用トレイに関する。
この種の車両用トレイにおいては、例えば、インスツルメントパネルの上面、コンソールボックス、リアアームレスト、運転席と助手席との間に設置されたテーブル等に設けられる。
このような車両用トレイにおいて、トレイ本体の底面上に板状の仕切壁を突設することで、トレイ本体を複数に区画し、これら複数の区画部に各種の物品を区分けして収納するよに構成した車両用トレイが知られている。
また、トレイ本体の底面上に、携帯電話、タバコ、ライタ等を区分けすることなく収納するように構成した車両用トレイが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−267111号公報
ところで、トレイ本体の底面上に板状の仕切壁を突設した車両用トレイにおいては、仕切壁によって見栄えが悪化されたり、あるいは、仕切壁が妨害物となって、例えば、CDケースのような板状収納物を収納できない場合がある。
また、トレイ本体の底面上に、物品を区分けすることなく収納するように構成した車両用トレイにおいては、仕切壁による見栄えの悪化が解消されるが、例えば、CDケースのような板状収納物の一側面がトレイ本体の底面に接して載置されると、トレイ本体の底面と板状収納物との間に指先が挿入しづらく、板状収納物の取り出しが厄介となる。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、仕切壁による見栄えの悪化を解消しながら、携帯電話、タバコ、ライタ、コイン等の小物類と、CDケースのような板状収納物とを区分けして収納することができ、しかも板状収納物の取り出しも容易な車両用トレイを提供することである。
前記目的を達成するために、この発明の請求項1に係る車両用トレイは、車室内に設けられる車両用トレイであって、
トレイ本体の底板には、板状収納物が載置可能な平坦な浅底面と、その浅底面の端部に隣接する深底面と、が形成され、
前記深底面は、前記浅底面に前記板状収納物が収納された状態にあるときに、前記板状収納物と前記深底面との間に指先が挿入可能な隙間を構成するとともに、小物類が収納可能な深さに形成され、
前記深底面は、その一端が前記浅底面の端部と同一高さで連続するとともに、他端に向けてしだいに深くなる傾斜状に形成されると共に、前記浅底面の後端部に隣接して設けられ、
前記トレイ本体の左右の両側壁は、前側が広く後側に向けてしだいに狭くなる傾斜状をなし、
前記左右の両側壁に対し板状収納物の後側の両角部が当接することによって同板状収納物の後方の移動を規制する構成にしてあることを特徴とする。
前記構成において、トレイ本体の浅底面上には、例えば、CDケースのような板状収納物が載置されて収納され、深底面上には、例えば、携帯電話、タバコ、ライタ、コイン等の小物類が収納される。
このようにして、トレイ本体の浅底面と深底面とに物品を区分けして収納することができため、従来と異なり仕切壁による見栄えの悪化を解消することができる。
また、浅底面上に載置された物品、例えば、CDケースのような板状収納物を取り出す場合、板状収納物と深底面との間の隙間に指先を挿入することができるため、板状収納物を容易に取り出すことができる。
また、深底面は、その一端が浅底面の端部と同一高さで連続するとともに、他端に向けてしだいに深くなる傾斜状に形成されているため、トレイ本体の底板において、浅底面と深底面との境界部に段差が生じることなく、その浅底面の端部に深底面が傾斜状をなして連続するため、前記段差による見栄えの悪化を解消することができる。
また、浅底面の後端部に深底面が隣接して設けられ、トレイ本体の左右の両側壁は、前側が広く後側に向けてしだいに狭くなる傾斜状をなし、前記左右の両側壁に対し板状収納物の後側の両角部が当接することによって同板状収納物の後方の移動を規制する構成にしてあるから、車両の発進時あるいは加速時において、浅底面上に載置された板状収納物が後方に移動すると、その板状収納物の後側の両角部が左右の両側壁に当接することによって、これ以上の後方移動が止められる。このため、深底面の全域が板状収納物によって塞がれる不具合が生じない。
この発明によれば、トレイ本体の浅底面と深底面とに物品を区分けして収納することができため、従来と異なり仕切壁による見栄えの悪化を解消することができる。
また、板状収納物と深底面との間の隙間に指先を挿入して板状収納物を容易に取り出すことができる。
次に、この発明を実施するための最良の形態を実施例にしたがって説明する。
図1は車両用トレイを前側から示す斜視図である。図2は車両用トレイを後側から示す斜視図である。図3は車両用トレイの平面図である。図4は図3のIV−IV線に基づく縦断面図である。図5は図3のV−V線に基づく横断面図である。図6は作用説明図である。
図1と図2に示すように、車室のフロアパネル上に装着されるセンタコンソールボックスの前側上部に対し、適宜の固定手段によって車両用トレイ10が設置されている。
車両用トレイ10の主体部をなすトレイ本体11は、合成樹脂材によって一体成形されるとともに、底板12、前壁20、後壁21及び左右の両側壁22を備えて箱形あるいは皿形状をなしている。
図3〜図5に示すように、トレイ本体11の底板12には、その前端から中間部を越える範囲にわたって、CDケース、財布、ノート、本等の板状収納物45が載置可能な平坦な浅底面14が形成されている。
さらに、底板部12には、浅底面14の後端から同底板部12の後端にわたる範囲にわたって深底面15が形成されている。
深底面15は、浅底面14に板状収納物45が収納された状態にあるときに、板状収納物45と深底面15との間に指先が挿入可能な隙間Sを構成するとともに、コイン、携帯電話、タバコ、ライタ等の小物類35が収納可能な深さに形成されている。
また、この実施例において、深底面15は、その前端が浅底面14の後端と同一高さで連続するとともに、後端に向けてしだいに深くなる傾斜状に形成されている。
また、この実施例において、図1〜図3に示すように、トレイ本体11の左右の両側壁22は、前側が広く後側に向けてしだいに狭くなる傾斜状(テーパ状)をなしており、左右の両側壁22に対し、板状収納物(この実施例では、直径12cmのCDを収納するCDケース)45の後側の両角部が当接することによって同板状収納物45の後方の移動を規制する構成にしてある。
また、この実施例において、深底面15の左右の両サイド部には、浅底面14と同一面をなして連続するサイド平坦部16が形成され、これによって、CDケースに相当する大きさの板状収納物45が浅底面14からサイド平坦部16の前側部分にわたって安定よく設置され、車両走行時の振動等によって板状収納物45がガタツク不具合が防止されるようになっている。
上述したように構成されるこの実施例に係る車両用トレイ10において、トレイ本体11の浅底面14上には、CDケース、財布、ノート、本等の板状収納物45が載置されて収納される。また、深底面15上には携帯電話、タバコ、ライタ、コイン等の小物類35が収納される。
このようにして、板状収納物45と小物類35とをトレイ本体11の浅底面14と深底面15とを区分けして収納することができため、従来と異なり仕切壁による見栄えの悪化を解消することができる。
また、浅底面14上に載置された板状収納物45を取り出す場合、図6に示すように、板状収納物45と深底面15との間の隙間Sに指先を挿入して板状収納物45を容易に取り出すことができる。
また、この実施例において、深底面15は、その前端が浅底面14の後端部と同一高さで連続するとともに、同深底面15の後端に向けてしだいに深くなる傾斜状に形成され、浅底面14と深底面15との境界部には段差が生じるない。このため、段差による見栄えの悪化を解消することができ、外観意匠を高めることができる。すなわち、見栄えの良い車両用トレイ10を提供することができる。
また、トレイ本体11の左右の両側壁22は、前側が広く後側に向けてしだいに狭くなる傾斜状をなしており、左右の両側壁22に対し板状収納物(この実施例では、直径12cmのCDを収納するCDケース)45の後側の両角部が当接することによって同板状収納物45の後方の移動を規制する構成にしてある。このため、車両の発進時あるいは加速時において、浅底面14上に載置された板状収納物45が僅かではあるが後方に移動すると、その板状収納物45の後側の両角部が左右の両側壁22に当接することによって、これ以上の後方へ板状収納物45が移動することを阻止することができる。この結果、深底面15の全域が板状収納物45によって塞がれる不具合が生じない。
また、図7に示すように、浅底面14から深底面15にわたって、トレイ本体11を形成している硬質合成樹脂材よりも摩擦係数の大きい軟質樹脂シート、ゴムシート等の滑り止めシート19を貼り付けること臨ましい。この場合、車両の発進時、走行時の振動、制動時等において、板状収納物45や小物類35の移動及びガタツキ音を、滑り止めシート19によって軽減することができる。
なお、前記実施例においては、コンソールボックスの所定位置に車両用トレイ10が設置される場合を例示したが、車両用トレイ10がインスツルメントパネルの上面、リアアームレスト、運転席と助手席との間に設置されたテーブル等に設置される場合においてもこの発明を実施することができる。
また、前記実施例においては、深底面15の左右の両サイド部に、浅底面14と同一面をなして連続するサイド平坦部16が形成される場合を例示したが、サイド平坦部16がない構造であってもこの発明を実施することができる。
また、コンソールボックス、インスツルメントパネルの上面、リアアームレスト、運転席と助手席との間に設置されたテーブル等の上面に車両用トレイを一体に形成してもこの発明を実施することができる。
この発明の実施例に係る車両用トレイを前側から示す斜視図である。 同じく車両用トレイを後側から示す斜視図である。 同じく車両用トレイの平面図である。 同じく図3のIV−IV線に基づく縦断面図である。 同じく図3のV−V線に基づく横断面図である。 同じく作用説明図である。 この発明の他の実施例を示す車両用トレイの縦断面図である。
10 車両用トレイ
11 トレイ本体
12 底板
14 浅底面
15 深底面
35 小物類
45 板状収納物

Claims (1)

  1. 車室内に設けられる車両用トレイであって、
    トレイ本体の底板には、板状収納物が載置可能な平坦な浅底面と、その浅底面の端部に隣接する深底面と、が形成され、
    前記深底面は、前記浅底面に前記板状収納物が収納された状態にあるときに、前記板状収納物と前記深底面との間に指先が挿入可能な隙間を構成するとともに、小物類が収納可能な深さに形成され、
    前記深底面は、その一端が前記浅底面の端部と同一高さで連続するとともに、他端に向けてしだいに深くなる傾斜状に形成されると共に、前記浅底面の後端部に隣接して設けられ、
    前記トレイ本体の左右の両側壁は、前側が広く後側に向けてしだいに狭くなる傾斜状をなし、
    前記左右の両側壁に対し板状収納物の後側の両角部が当接することによって同板状収納物の後方の移動を規制する構成にしてあることを特徴とする車両用トレイ。
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