JP2011084189A - 車両用収納ポケット - Google Patents

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Abstract

【課題】ポケットの用途を拡大できるとともに、底壁面の掃除を容易にできる車両用収納ポケットを提供する。
【解決手段】一方の縦壁3aの底壁3bから離れた位置に、他方の縦壁1eとの間に所定の隙間sをあけて該縦壁1eに向かって突出する少なくとも1つの突起部3f,3gを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、車室内に設けられた小物を収納するための車両用収納ポケットに関する。
自動車のドア,あるいはインストルメントパネル等には、地図,雑誌,ペットボトル等の小物を収容する収納ポケットが設けられている。例えば、特許文献1では、自動車のドアの室内側に車両前後方向に開口する収納用ポケットを設け、このポケット内を別部品の仕切り板で仕切ることでペットボトル等を収納できるようにしている。
特開2003−72472号公報
ところで、前記従来の収納用ポケットのように仕切り板で仕切る構造とした場合には、ポケットの用途が雑誌類とペットボルトに限定され、多様な小物に柔軟に対応できないという問題がある。
また前記仕切り板をポケットの縦壁面から底壁面にわたって当接させる構造であることから、仕切り板が邪魔をして手を底壁面に挿入することができない場合があり、底壁面に付着した水滴や埃等の掃除がしにくいという問題がある。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、ポケットの用途を拡大できるとともに、底壁面の掃除を容易にできる車両用収納ポケットを提供することを課題としている。
本発明は、車室内に設けられ、互いに対向する一対の縦壁と、該縦壁の下縁部同士を接続する底壁とを有する車両用収納ポケットであって、前記一方の縦壁の前記底壁から離れた位置に、前記他方の縦壁との間に所定の隙間をあけて該縦壁に向かって突出する少なくとも1つの突起部を設けたことを特徴としている。
本発明に係る車両用収納ポケットによれば、一方の縦壁に、他方の縦壁との間に所定の隙間をあけて該縦壁に向かって突出する少なくとも1つの突起部を設けたので、例えば突起部と各縦壁とで囲まれた空間にペットボルト等のドリンク容器を収納したり、あるいは突起部に折り畳み傘等の小物類を立て掛けたり、さらには突起部を荷掛けフックとして利用することが可能であり、それだけ用途を拡大できる。
また本発明では、前記突起部を縦壁の底壁から離れた位置に設けたので、突起部に干渉することなく、手を底壁まで挿入することができ、ポケットの底壁面に付着した水滴等の掃除を容易に行うことができる。
本発明の実施例1による自動車のドアに設けられた収納ポケットの斜視図である。 前記収納ポケットの斜視図である。 前記収納ポケットの斜視図である。 前記収納ポケットの断面図(図3のIV-IV線断面図)である。 前記収納ポケットの断面図(図3のV-V線断面図)である。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の実施例1による車両用収納ポケットを説明するための図である。本実施例では、自動車のドアに設けられた収納ポケットを例に説明する。なお、本実施例の説明のなかで前後,左右という場合は、シートに着座した状態で見た場合の前後,左右を意味する。
図において、1は自動車のドア5の室内側に配設された内装部材としてのドアトリムを示している。このドアトリム1は、樹脂製のものであり、前記ドア5のドアインナパネル5aに着脱可能に取り付けられている(図4,図5参照)。
前記ドアトリム1は、トリム本体1aの上部にロック解除レバー配置孔1bを形成するとともに、これの下部にドアハンドル1cを形成し、さらにトリム本体1aの上下方向中央部の車両後側にアームレスト1dを車室側に突出するように形成した構造を有する。
前記トリム本体1aの下部には、車両前後方向に延び、かつ上方に開口する開口部2aを有する収納ポケット2が設けられている。
この収納ポケット2は、車室内に設けられており、前記トリム本体1aと該トリム本体1aとは別体に形成されたポケット半体3とで構成されている。詳細には、前記トリム本体1aの下部を室内側に膨出することにより形成された内側縦壁1eと、該内側縦壁1eを膨出させたことにより形成されたトリム本体1aの開口1fを覆うように配置された前記ポケット半体3とで形成されている(図5参照)。
前記ポケット半体3は、前記内側縦壁1eの車幅方向車外側に位置する外側縦壁3aと、該外側縦壁3aの下縁に続いて車内側に屈曲形成された底壁3bと、前記外側縦壁3aの前縁及び後縁に続いて車室内側に屈曲形成された前壁3c及び後壁3dとを有する。
このようにして前記収納ポケット2は、互いに対向する左,右一対の前記内側縦壁1e及び外側縦壁3aと、該内,外側縦壁1e,3aの下縁部同士を接続する前記底壁3bと、さらに前記内,外側縦壁1e,3aの前縁同士及び後縁同士を接続する前記前壁3c及び後壁3dとを備えている。
前記ポケット半体3の外周縁には、前記トリム本体1aの開口1fの周縁部に係合する取付けフランジ部3fが一体に形成されている。該取付けフランジ部3fの上辺部には複数の取付け孔3hが、下辺部には複数の取付け溝3iが形成されている(図3参照)。この取付け孔3h,取付け溝3iには、前記トリム本体1aの開口縁部に形成された固定部(不図示)が嵌装されており、これによりポケット半体3はトリム本体1aに着脱可能に固定されている。
そして、前記収納ポケット2の外側縦壁3aには、前,後一対の突起部3f,3gが形成されている。この前,後の突起部3f,3gは、前記底壁3bから上方に離れた位置で、かつ前記内側縦壁1eとの間に所定の隙間sをあけて該縦壁1eに向かって突出している。
前記前,後の突起部3f,3gは、円筒状の山形をなすようポケット半体3に一体に形成されており、略同じ高さ位置にかつ開口部2aの近傍に配置されている。
また前記各突出部3f,3gは、これの突出高さhが前記開口部2aの車幅方向寸法の略1/2となるように設定されている(図5参照)。
前記前側の突起部3fは、前記前壁3cと縦壁3aとの境界部に配置され、該前壁3cと突起部3fとで囲まれた空間がペン,眼鏡等の小物を収納する小物収納部2bとなっている。
前記外側縦壁3aの前,後の突起部3f,3gの間には、外側に円弧状をなすよう膨出する円弧部3jが形成されており、該円弧部3jと前,後の突出部3f,3g及び内側縦壁1eとで囲まれた空間がペットボトル等を収納する容器収納部2cとなっている。
本実施例によれば、収納ポケット2の外側縦壁3aに、内側縦壁1eとの間に所定の隙間sをあけて該縦壁1eに向かって突出する前,後一対の突起部3f,3gを形成したので、前,後の突起部3f,3gの間にペットボルト等のドリンク容器7を収納したり、あるいは前,後の突起部3f,3gの間に折り畳み傘等の小物類を立て掛けたり、さらには前記突起部3f,3gを荷掛けフックとして利用することも可能であり、それだけ収納ポケット2の用途を拡大できる。
また前記収納ポケット2の後側の突起部3gより後方に雑誌等8を収納でき、さらには前記隙間sを含む収納ポケット2全長に長尺物9を収納することができ、この点からも用途を拡大できる。
また本実施例では、前記突起部3f,3gを外側縦壁3aの底壁3bから上方に離れた位置に設けたので、突起部3f,3gに干渉することなく、手を底壁3bまで挿入することができ、収納ポケット2の底壁面に付着した水滴や埃等の掃除を容易に行うことができる。
本実施例では、前記突起部3f,3gを収納ポケット2に一体に形成したので、部品点数を増やすことなくシンプルな構造で、かつ安価に実現でき、また意匠の自由度を高めることができ、見栄えを向上できる。
また前記突起部3f,3gを円筒状の山形をなすように形成したので、板状のものとした場合に比べて強度が高く、小物の出し入れにより割れたり変形したりするのを防止できる。
さらに前記突起部3f,3gを車外側に位置する縦壁3aに配置したので、シートに着座した乗員から見え易く、ペットボトルの出し入れが容易となる。例えば、車内側の縦壁に設けた場合には、該縦壁により突起部が隠れて見えにくくなるおそれがある。
なお、前記実施例1では、自動車のドアに設けられた収納ポケットを例にとって説明したが、本発明は、ドアに限られるものではなく、例えばインストルメントパネル,リヤサイドパネル,シートバック等に設けられた収納ポケットにも適用可能である。
また前記実施例では、各突起部3f,3gを収納ポケット2のポケット半体3に一体に形成したが、本発明は、突起部を別体に形成してもよく。このようにした場合には、突起部の取付け位置の自由度を高めることができ、収納ポケットの用途をより一層拡大できる。
1e 内側の縦壁(他方の縦壁)
2 収納ポケット
3 外側の縦壁(一方の縦壁)
3a 底壁
3f,3g 突起部
s 隙間

Claims (1)

  1. 車室内に設けられ、互いに対向する一対の縦壁と、該縦壁の下縁部同士を接続する底壁とを有する車両用収納ポケットであって、
    前記一方の縦壁の前記底壁から離れた位置に、前記他方の縦壁との間に所定の隙間をあけて該縦壁に向かって突出する少なくとも1つの突起部を設けたことを特徴とする車両用収納ポケット。
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