JP5368182B2 - 容器保持トレイ - Google Patents
容器保持トレイ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5368182B2 JP5368182B2 JP2009145689A JP2009145689A JP5368182B2 JP 5368182 B2 JP5368182 B2 JP 5368182B2 JP 2009145689 A JP2009145689 A JP 2009145689A JP 2009145689 A JP2009145689 A JP 2009145689A JP 5368182 B2 JP5368182 B2 JP 5368182B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- rib
- outer peripheral
- container holding
- holding tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
飲料容器の挿通が許容される容器保持口を備え、上方に開口する容器載置部の開口設置部に着脱可能な容器保持トレイにおいて、
前記開口設置部に整合する板状部の外縁に外周壁が突設された2枚の板状部材を、該外周壁を互いに対向させた状態で接合して構成され、
第1板状部材は、対向する外周壁の間に、該第1板状部材の前記板状部から立設されて一方に延在する複数の第1リブを備え、
第2板状部材は、前記板状部裏側に対向する外周壁の間に、該第2板状部材の前記板状部から立設されて前記第1リブと交差する方向に延在する複数の第2リブを備え、
前記第1リブは、前記第2板状部材の外周壁から離間するよう形成されると共に、前記第2リブは、前記第1板状部材の外周壁から離間するよう形成され、
前記第1板状部材の外周壁における第1リブとの並行部分および前記第2板状部材の外周壁における第2リブとの並行部分の少なくとも一方に、前記開口設置部に設けられた被係合部に係合する係合部を設けたことを特徴とする。
前記第1リブには、第2板状部材の板状部に接合すると共に該第2板状部材の外周壁から離間する当接部が延出形成されたことを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、第1板状部材に設けた当接部が第2板状部材の板状部に接合するので、第1板状部材と第2板状部材とを適切に接合し得る。また、第2板状部材の外周壁の弾性変形が許容される。
前記第1リブには、第2板状部材の板状部に接合すると共に該第2板状部材の外周壁から離間する当接部が、前記第2リブと交差するように延出形成され、
前記第2リブには、前記当接部と交差する部位に、該当接部が嵌合する溝が形成され、
前記溝に前記当接部が嵌合することで、前記第2リブが連続的につながり、
前記当接部は、第2板状部材の板状部および第2リブと接合していることを要旨とする。
従って、請求項3に係る発明よれば、互いに交差する第1リブと第2リブとが、当接部を介して格子状に接合されるので、容器保持トレイの剛性を確実に向上させ得る。しかも、第2リブが、溝に当接部が嵌合することで連続的に延在し、該第2リブの剛性向上により容器保持トレイの剛性を向上させ得る。そして、第2板状部材の外周壁の弾性変形が許容される。
前記第1板状部材と第2板状部材とは、前記第1リブに沿う方向を振動方向とした振動溶着により接合され、
前記当接部は、第2板状部材の外周壁から振動幅以上に離間して設けられることを要旨とする。
従って、請求項4に係る発明によれば、第1板状部材および第2板状部材を振動溶着により接合することで、両板状部材を接合する別途のネジや連結部材等を必要としない。すなわち、第1板状部材または第2板状部材に、ネジを螺合するボス部等を形成する必要がなく、容器保持トレイのサイズを小型化し得る。更に、ネジや連結部材が容器保持トレイの外面に露出しないので、該容器保持トレイの質感を向上させ得る。
前記第1板状部材および第2板状部材には、前記板状部に設けた前記容器保持口の開口縁に内周壁が突設され、
前記第1リブおよび第2リブは、対向する外周壁の間、外周壁と内周壁との間または対向する内周壁の間で連続することを要旨とする。
従って、請求項5に係る発明によれば、容器保持口が形成されていても、内周壁により容器保持口の周囲部分の剛性向上が図られる。そして、内周壁により第1リブおよび第2リブが何れも連続的に延在するようになり、容器保持トレイの剛性をより一層向上させ得る。
(1) 第1板状部材70に設けた各縦リブ78および第2板状部材80に設けた各横リブ88により剛性が向上して、長手方向および短手方向での撓み変形および捻れ変形が発現し難くし得る。
(2) 第1板状部材70に設けた縦リブ78および第2板状部材80に設けた横リブ88が、第1板状部材70の係合突部64が設けられた外周長辺部74A,74Aの弾性変形を規制しないので、ホルダ本体40の開口設置部44に対する容器保持トレイ60の取付けや、該開口設置部44からの容器保持トレイ60の取外しを、軽い力で簡易に行なうことが可能である。
(3) 第2板状部材80に設けた横リブ88が、第1板状部材70の係合突部64が設けられた外周長辺部74A,74Aの弾性変形を規制しないので、容器保持トレイ60の剛性向上の必要な部位および数の横リブ88を第2板状部材80に設けることができ、容器保持トレイ60の剛性を好適に向上させ得る。
(4) 第1板状部材70に設けた各縦リブ78と第2板状部材80に設けた各横リブ88とが、接合リブ79が該横リブ88に接合されることで容器保持トレイ60内で格子状に一体化され、該容器保持トレイ60の剛性向上を好適に図り得る。
(5) 縦リブ78に設けた接合リブ79が、横リブ88に設けた嵌合溝89に嵌合して該横リブ88に接合することで、断続的に形成された横リブ88が連続的に延在するリブと同じになり、容器保持トレイ60の剛性向上を好適に図り得る。
(6) 容器保持トレイ60の第1外面60Aおよび第2外面60Bに縦リブ78および横リブ88が露出していないので、該容器保持トレイ60の見栄えが損なわれることがなく、ホルダ本体40から取外した容器保持トレイ60の高品質化を図り得る。
(7) 第1板状部材70および第2板状部材80が振動溶着により接合されるため、両部材70,80を接合する別途のネジや連結部材等を必要としない。従って、第1板状部材70または第2板状部材80に、ネジを螺合するボス部等を形成する必要がなく、容器保持トレイ60の厚さを小さくし得ると共に小型化を図り得る。更に、ネジや連結部材が容器保持トレイ60の外面に露出しないので、該容器保持トレイ60の質感が向上する。
(8) 容器保持トレイ60の第1外面60Aおよび第2外面60Bに異なる加飾を施したことにより、第1外面60Aが外方となる容器保持トレイ60の第1装着態様および第2外面60Bが外方となる容器保持トレイ60の第2装着態様において、実施例の容器ホルダCHを装着したアームレストARのデザインを変更し得る。従って、使用者が、自身の気分や状況に応じて容器保持トレイ60の装着態様を変更することで、容器ホルダCHのデザイン変更により乗員室の空間演出に寄与し得る。
(1) 係合突部64は、図10に示すように、第2板状部材80における前記外周リブ84において、該第2板状部材80の短手方向に延在して長手方向に離間する部分、すなわち各横リブ88の延在方向に平行に延在する外周リブ84(各外周短辺部84A,84A)に突設してもよい。また、ホルダ本体40の開口設置部44に設けられる係合凹部46は、係合突部64の形成位置に対応して変更する。このような形態では、第2板状部材80の外周リブ84における各外周短辺部84A,84Aは、横リブ88に接合されていないと共に、第1板状部材70の縦リブ78から離間して該縦リブ78とも当接しない。従って、対向する各外周短辺部84A,84Aの互いに近接する方向(容器保持トレイ60の内側方向)への弾性変形が許容され、前記係合突部64が対応の係合凹部46に係脱することが許容される。これにより、容器保持トレイ60の剛性を向上させると共に、ホルダ本体40の開口設置部44に対する容器保持トレイ60の取付けや、該開口設置部44からの容器保持トレイ60の取外しを、軽い力で簡易に行なうことが可能である。
(2) 各縦リブ78に設けた当接部としての各接合リブ79は、横リブ88との交差しない部分において、第2板状部材80の板状部82に当接するよう延出形成してもよい。この場合でも、各接合リブ79が第2板状部材80の板状部82に接合することで、第1板状部材70と第2板状部材80とを好適に接合し得る。
(3) 当接部としての接合リブは、横リブ88に延出形成して、第1板状部材70の板状部72に当接するようにしてもよい。なお、横リブ88の縦リブ78と交差する部位に接合リブを設ける場合は、該縦リブ78に嵌合溝を設ける。また、当接部としての接合リブは、縦リブ78および横リブ88の両方に夫々延出形成して、第1板状部材70の板状部72および第2板状部材80の板状部82に夫々接合するようにしてもよい。
(4) 容器保持トレイ60は、長方形状のものに限定されず、正方形状、円形状、楕円形状、三角形または五角形以上の多角形状であってもよい。また、容器保持口62も円形に限定されず、四角形や多角形であってもよい。更に、容器保持口62の形成数も2個に限定されず、1個または3個以上であってもよい。
(5) 第1板状部材70の外周リブ74における縦リブ78との並行部分(外周長辺部74A)および第2板状部材80の外周リブ84における横リブ88との並行部分(外周短辺部84A)は、実施例のような直線に限るものではなく、容器保持トレイ60の外形形状により曲線等であってもよい。
(6) 実施例では、後部座席RSに配設したアームレストARに設けた容器ホルダCHを例示したが、前部座席間に設置されたコンソールボックスや、乗員室前方に配設されたインストルメントパネル等に設けた容器ホルダCHも対象とされる。
64 係合突部(係合部),70 第1板状部材,72 板状部,74 外周リブ(外周壁)
74A 外周長辺部(外周リブ74における縦リブとの並行部分)
76 内周リブ(内周壁),78 縦リブ(第1リブ),79 接合リブ(当接部)
80 第2板状部材,82 板状部,84 外周リブ(外周壁84)
84A 外周短辺部(外周リブ84における横リブとの並行部分)
86 内周リブ(内周壁),88 横リブ(第2リブ),89 嵌合溝(溝),DC 飲料容器
Claims (5)
- 飲料容器の挿通が許容される容器保持口を備え、上方に開口する容器載置部の開口設置部に着脱可能な容器保持トレイにおいて、
前記開口設置部に整合する板状部の外縁に外周壁が突設された2枚の板状部材を、該外周壁を互いに対向させた状態で接合して構成され、
第1板状部材は、対向する外周壁の間に、該第1板状部材の前記板状部から立設されて一方に延在する複数の第1リブを備え、
第2板状部材は、前記板状部裏側に対向する外周壁の間に、該第2板状部材の前記板状部から立設されて前記第1リブと交差する方向に延在する複数の第2リブを備え、
前記第1リブは、前記第2板状部材の外周壁から離間するよう形成されると共に、前記第2リブは、前記第1板状部材の外周壁から離間するよう形成され、
前記第1板状部材の外周壁における第1リブとの並行部分および前記第2板状部材の外周壁における第2リブとの並行部分の少なくとも一方に、前記開口設置部に設けられた被係合部に係合する係合部を設けた
ことを特徴とする容器保持トレイ。 - 前記第1リブには、第2板状部材の板状部に接合すると共に該第2板状部材の外周壁から離間する当接部が延出形成された請求項1記載の容器保持トレイ。
- 前記第1リブには、第2板状部材の板状部に接合すると共に該第2板状部材の外周壁から離間する当接部が、前記第2リブと交差するように延出形成され、
前記第2リブには、前記当接部と交差する部位に、該当接部が嵌合する溝が形成され、
前記溝に前記当接部が嵌合することで、前記第2リブが連続的につながり、
前記当接部は、第2板状部材の板状部および第2リブと接合している請求項1記載の容器保持トレイ。 - 前記第1板状部材と第2板状部材とは、前記第1リブに沿う方向を振動方向とした振動溶着により接合され、
前記当接部は、第2板状部材の外周壁から振動幅以上に離間して設けられる請求項2または3記載の容器保持トレイ。 - 前記第1板状部材および第2板状部材には、前記板状部に設けた前記容器保持口の開口縁に内周壁が突設され、
前記第1リブおよび第2リブは、対向する外周壁の間、外周壁と内周壁との間または対向する内周壁の間で連続する請求項1〜4の何れか一項に記載の容器保持トレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009145689A JP5368182B2 (ja) | 2009-06-18 | 2009-06-18 | 容器保持トレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009145689A JP5368182B2 (ja) | 2009-06-18 | 2009-06-18 | 容器保持トレイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011000960A JP2011000960A (ja) | 2011-01-06 |
JP5368182B2 true JP5368182B2 (ja) | 2013-12-18 |
Family
ID=43559301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009145689A Expired - Fee Related JP5368182B2 (ja) | 2009-06-18 | 2009-06-18 | 容器保持トレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5368182B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6081223B2 (ja) * | 2013-02-27 | 2017-02-15 | 小島プレス工業株式会社 | 車両用コンソールボックス |
JP6341441B2 (ja) * | 2013-11-25 | 2018-06-13 | スズキ株式会社 | 車室内構造 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0377740U (ja) * | 1989-11-30 | 1991-08-06 | ||
JP2585500Y2 (ja) * | 1993-02-22 | 1998-11-18 | ダイハツ工業株式会社 | 車両における小物入れ |
JPH07223479A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-22 | Nifco Inc | カップホルダー付き収納ボックス |
JPH0966766A (ja) * | 1995-08-31 | 1997-03-11 | Hino Motors Ltd | 車両用カップホルダ |
-
2009
- 2009-06-18 JP JP2009145689A patent/JP5368182B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011000960A (ja) | 2011-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USD576455S1 (en) | Combined drinks holder and tray | |
JP5929593B2 (ja) | 自動車のドアトリム構造 | |
JP5368182B2 (ja) | 容器保持トレイ | |
JP2008110714A (ja) | ドアトリム | |
JP2004255996A (ja) | 内装材の収納部構造 | |
JP2007118757A (ja) | 車両用シート | |
US8434810B2 (en) | Surrounding structure of storage compartment of instrument panel | |
JP4736638B2 (ja) | カップホルダ装置 | |
JP6166132B2 (ja) | 車両用ドアトリム | |
KR20070004356A (ko) | 냉장고의 박스 구조 | |
JP6593627B2 (ja) | 車両用ドアトリム | |
JP4675221B2 (ja) | センターコンソール | |
JP2008213788A (ja) | 収納物ホルダ装置 | |
JP2018199464A (ja) | コンソールボックス | |
WO2012081559A1 (ja) | ブラケット | |
JP4485488B2 (ja) | 棚板受け具 | |
JP7262995B2 (ja) | センターコンソール部の小物入れ構造 | |
JP3252191B2 (ja) | シートバック用テーブル装置 | |
JP5344679B2 (ja) | カウルトップカバー | |
JP2010095081A (ja) | 車両 | |
JP2013169969A (ja) | 自動車グローブボックス用仕切具 | |
JP2010201855A (ja) | 発泡シートの接合方法 | |
JP2010247822A (ja) | 車両用シート構造 | |
JP4560467B2 (ja) | 自動車用シートにおけるグリップハンドルの取付構造 | |
JP2017074864A (ja) | センターコンソール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120321 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130912 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5368182 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |