JP2013169969A - 自動車グローブボックス用仕切具 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動車のグローブボックス内の車検証入れや小物などの収納物品を整理収納してグローブボックスの収納スペースを効率的に使用することができる仕切具を提供する。
【解決手段】ベース板(2)と該ベース板(2)とは別体の仕切板(3)とジョイント部材(5)とからなり、該ベース板(2)は長方形の薄板で左右方向の両端部に備えた折曲部(2a)を下方に折り曲げることで上面部(2b)と脚部(2c)を形成し、該仕切板(3)は該ベース板(2)の上面部(2b)に横方向に移動及び着脱自在に備えられ、該ジョイント部材(5)はL字型で厚み方向に有底の嵌入溝を形成し、該ジョイント部材(5)の嵌入溝をベース板(2)の上面部(2b)と脚部(2c)とで形成された角に嵌め込んで折曲状態を維持固定するとともに、上面部(2b)と仕切板(3)の底辺との当接した部分に嵌入溝を嵌め込んで立設状態を維持固定して本体を構成した。
【選択図】図1
【解決手段】ベース板(2)と該ベース板(2)とは別体の仕切板(3)とジョイント部材(5)とからなり、該ベース板(2)は長方形の薄板で左右方向の両端部に備えた折曲部(2a)を下方に折り曲げることで上面部(2b)と脚部(2c)を形成し、該仕切板(3)は該ベース板(2)の上面部(2b)に横方向に移動及び着脱自在に備えられ、該ジョイント部材(5)はL字型で厚み方向に有底の嵌入溝を形成し、該ジョイント部材(5)の嵌入溝をベース板(2)の上面部(2b)と脚部(2c)とで形成された角に嵌め込んで折曲状態を維持固定するとともに、上面部(2b)と仕切板(3)の底辺との当接した部分に嵌入溝を嵌め込んで立設状態を維持固定して本体を構成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動車のグローブボックス内の車検証入れや小物などの収納物品を整理収納してグローブボックスの収納スペースを効率的に使用するための仕切具に関する。
従来、自動車の助手席前方に設けられたグローブボックス内の物品を整理するための技術が多々提案されている。例えばグローブボックス内を左右に仕切る仕切板を設けた技術は、実開昭58−4440号公報(特許文献1)に開示されている。また、グローブボックス内を上下方向に仕切る仕切板を設けた技術は、実開昭60−54645号公報(特許文献2)に開示されている。しかし、特許文献1の場合は、仕切板の位置を任意に変えることができないので、逆に無駄なスペースが生じグローブボックス内を有効活用することができない。また、特許文献2の場合は、仕切板で仕切られた上部スペースに車検証や整備手帳等の書類を収納することができるが、この上部スペースに小物類を重ねて入れると車検証等を取り出す際に非常に取り出しにくく、また、車検証を一度取り出した後に再度収納しようとすると小物類が邪魔になり収納しにくくなる。
そこで、この課題を解決するために特開平08−99584号公報が提案されている。特許文献3の技術は、ボックス本体12の上部側壁12a寄りにリブ20とガイドレール22を設け、ガイドレール22に収納スペースS2を左右方向に仕切る仕切板32備えたことにより、車検証等の書類はリブ20およびガイドレール22を境とする上部側壁12a側の収納スペースS1に収納し、その他の物品は、ガイドレール22に備えた仕切板の左右の位置を任意に変えることによって、物品の大きさ等に応じて収納スペースを自由に仕切ることができ、グローブボックスの有効活用が図れるものである。
ところで、昨今の自動車のグローブボックスであるが、現実的には特許文献1乃至3の技術が実際に実施されていることはきわめて少ない。むしろこれら技術はコストアップの要因となり、コストダウンが優先される現状においてグローブボックスはシンプルに構成されることがほとんどである。
そこで本発明は、これらの課題を解決するとともに、自動車のグローブボックス内の車検証入れや小物などの収納物品を整理収納してグローブボックスの収納スペースを効率的に使用するための仕切具を提供することを目的とする。
自動車のグローブボックスの仕切具であって、ベース板と、該ベース板とは別体の仕切板と、ジョイント部材とからなり、
該ベース板は、長方形の薄板で左右方向の両端部近傍に備えた折曲部を下方に折り曲げることで上面部と脚部を形成し、
該仕切板は、該ベース板の上面部に横方向に移動及び着脱自在に備えられ、
該ジョイント部材は、L字型で厚み方向に有底の嵌入溝を形成し、
該ジョイント部材の嵌入溝をベース板の上面部と脚部とで形成された角に嵌め込んで折曲状態を維持固定するとともに、上面部と仕切板の底辺との当接した部分に嵌入溝を嵌め込んで立設状態を維持固定して本体を構成したことで解決される。
該ベース板は、長方形の薄板で左右方向の両端部近傍に備えた折曲部を下方に折り曲げることで上面部と脚部を形成し、
該仕切板は、該ベース板の上面部に横方向に移動及び着脱自在に備えられ、
該ジョイント部材は、L字型で厚み方向に有底の嵌入溝を形成し、
該ジョイント部材の嵌入溝をベース板の上面部と脚部とで形成された角に嵌め込んで折曲状態を維持固定するとともに、上面部と仕切板の底辺との当接した部分に嵌入溝を嵌め込んで立設状態を維持固定して本体を構成したことで解決される。
また、該ベース板と該仕切板の周囲が該ベース板の板厚よりも厚くなるようにバイアステープで縁取るとともに、
該ジョイント部材に備えられた嵌入溝の解放側近傍に突起部を凸設したことで解決される。
該ジョイント部材に備えられた嵌入溝の解放側近傍に突起部を凸設したことで解決される。
自動車のグローブボックスの仕切具であって、ベース板と、該ベース板とは別体の仕切板と、ジョイント部材とからなり、該ベース板は、長方形の薄板で左右方向の両端部近傍に備えた折曲部を下方に折り曲げることで上面部と脚部を形成し、該仕切板は、該ベース板の上面部に横方向に移動及び着脱自在に備えられ、該ジョイント部材は、L字型で厚み方向に有底の嵌入溝を形成し、該ジョイント部材の嵌入溝をベース板の上面部と脚部とで形成された角に嵌め込んで折曲状態を維持固定するとともに、上面部と仕切板の底辺との当接した部分に嵌入溝を嵌め込んで立設状態を維持固定して本体を構成したので、グローブボックスに入れた本体は、ベース板の上面部の下方に車検証入れや点検記録簿などの収納物品を収納し、上面部に立設した仕切板は、左右に移動あるいは着脱することで収納物品のサイズに応じてスペースを自在に仕切ることができるので、グローブボックスの収納スペースを効率的かつ有効に活用することが可能となる。また、収納物品を収納したり取り出したりするときに、収納物品同士が当たって取り出しづらかったり、取り出したは良いが他の収納物品が乱雑になって収納できなくなってしまうといったことを解消してグローブボックスの使い勝手を向上させた。
また、該ベース板と該仕切板の周囲が該ベース板の板厚よりも厚くなるようにバイアステープで縁取るとともに、該ジョイント部材に備えられた嵌入溝の解放側近傍に突起部を凸設したことで、嵌入溝にベース板あるいは仕切板を嵌入したときバイアステープの縁が突起部に引っかかることで容易に外れることのない確実な固定が可能となる。
本発明の自動車グローブボックス用仕切具について、図面を参照し詳細に説明する。
図1は、本発明の自動車グローブボックス用仕切具の斜視図である。図2は、本体をグローブボックスに入れる状態を示す斜視図である。図3は、本体をグローブボックスに入れた状態を示す正面図である。
図1は、本発明の自動車グローブボックス用仕切具の斜視図である。図2は、本体をグローブボックスに入れる状態を示す斜視図である。図3は、本体をグローブボックスに入れた状態を示す正面図である。
自動車グローブボックス用仕切具の本体(1)は、平板状のベース板(2)と該ベース板(2)とは別体の仕切板(3)とジョイント部材(5)とから構成される。ベース板(2)は、平面視長方形で厚み1mm程度の樹脂板からなり周囲を該ベース板(2)の板厚よりも厚くなるようにバイアステープ(4)で縁取って形成され、左右方向の両端部近傍に折曲部(2a)を備え下方に折り曲げることで上面部(2b)と脚部(2c)が形成される。仕切板(3)は、ベース板(2)と同様に厚み1mm程度の樹脂板からなり周囲を該ベース板(2)の板厚よりも厚くなるようにバイアステープ(4)で縁取って形成され、後述するようにベース板(2)の上面部(2b)の上に横方向に移動自在、あるいは着脱自在に備えられる。
図4は、ジョイント部材(5)の図であり、正面図、背面図、左側面図、右側面図を示している。ジョイント部材(5)は、ABSなどの樹脂から形成されL字型で厚み方向(図4参照)に有底の嵌入溝(5a)を備え、該嵌入溝(5a)の解放側近傍に突起部(5b)を凸設して形成する。このように形成されたジョイント部材(5)は、正面視L字型で形成され嵌入溝(5a)も同様にL字型に溝が形成されるので、ベース板(2)左右方向両端部近傍の折曲部(2a)、すなわちベース板(2)の上面部(2b)と脚部(2c)とで形成された角に嵌入溝(5a)を嵌め込んで折曲部(2a)の折り曲げ状態を維持固定する。また、ベース板(2)の上面部(2b)に仕切板(3)を立設する際は、上面部(2b)と仕切板(3)の底辺との当接した部分(逆T字状)にジョイント部材(5)の嵌入溝(5a)を嵌め込んで立設した状態を維持固定する。このように立設した仕切板(3)はベース板(2)の上面部(2b)を左右方向に移動自在でかつ着脱自在である。
図5は、ジョイント部材(5)の嵌入溝(5a)にベース板(2)あるいは仕切板(3)を嵌入した状態を示す断面図である。ベース板(2)と仕切板(3)の周囲は、ベース板(2)の板厚よりも厚くなるようにバイアステープ(4)で縁取って形成されており、嵌入溝(5a)にベース板(2)あるいは仕切板(3)を嵌入したときベース板(2)の板厚よりも厚いバイアステープ(4)の縁が突起部(5b)に引っかかることで抜け止めとなり確実な固定が可能となる。
以上のように構成された本体(1)は、図2に示されるようにグローブボックス(6)に入れて使用する。そして、図3に示されるようにグローブボックス(6)に入れられた本体(1)は、ベース板(2)の上面部(2b)の下方に車検証入れや点検記録簿などの収納物品(7)を収納し、上面部(2b)に立設した仕切板(3)間には懐中電灯、眼鏡ケース、ウェス、作業グローブなど細かな収納物品(7)を収納する。なお、仕切板(3)は、ベース板(2)の上面部(2b)を左右に移動自在、あるいは着脱自在なので収納物品(7)のサイズに応じてスペースを自由に仕切ることができるので、グローブボックス(6)の収納スペースを効率的かつ有効に活用することが可能となる。また、例えば車検証入れを取り出す際も他の収納物品(7)の収納状態を乱すことがなく、再び収納する際も他の収納物品(7)に邪魔されて入れられなくなってしまうといった不都合を解消することができ、グローブボックスの使い勝手を向上させた。
1 本体
2 ベース板
2a 折曲部
2b 上面部
2c 脚部
3 仕切板
4 バイアステープ
5 ジョイント部材
5a 嵌入溝
5b 突起部
6 グローブボックス
7 収納物品
2 ベース板
2a 折曲部
2b 上面部
2c 脚部
3 仕切板
4 バイアステープ
5 ジョイント部材
5a 嵌入溝
5b 突起部
6 グローブボックス
7 収納物品
Claims (2)
- 自動車のグローブボックスの仕切具であって、ベース板と、該ベース板とは別体の仕切板と、ジョイント部材とからなり、
該ベース板は、長方形の薄板で左右方向の両端部近傍に備えた折曲部を下方に折り曲げることで上面部と脚部を形成し、該仕切板は、該ベース板の上面部に横方向に移動及び着脱自在に備えられ、該ジョイント部材は、L字型で厚み方向に有底の嵌入溝を形成し、該ジョイント部材の嵌入溝をベース板の上面部と脚部とで形成された角に嵌め込んで折曲状態を維持固定するとともに、上面部と仕切板の底辺との当接した部分に嵌入溝を嵌め込んで立設状態を維持固定して本体を構成したことを特徴とする自動車グローブボックス用仕切具。 - 該ベース板と該仕切板の周囲が該ベース板の板厚よりも厚くなるようにバイアステープで縁取るとともに、該ジョイント部材に備えられた嵌入溝の解放側近傍に突起部を凸設したことを特徴とする請求項1に記載の自動車グローブボックス用仕切具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012050969A JP2013169969A (ja) | 2012-02-21 | 2012-02-21 | 自動車グローブボックス用仕切具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012050969A JP2013169969A (ja) | 2012-02-21 | 2012-02-21 | 自動車グローブボックス用仕切具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013169969A true JP2013169969A (ja) | 2013-09-02 |
Family
ID=49264179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012050969A Pending JP2013169969A (ja) | 2012-02-21 | 2012-02-21 | 自動車グローブボックス用仕切具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013169969A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019051226A (ja) * | 2017-09-19 | 2019-04-04 | コクヨ株式会社 | 収納庫用仕切り部材及び収納庫 |
JP2019051227A (ja) * | 2017-09-19 | 2019-04-04 | コクヨ株式会社 | 収納庫用仕切り部材及び収納庫 |
-
2012
- 2012-02-21 JP JP2012050969A patent/JP2013169969A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019051226A (ja) * | 2017-09-19 | 2019-04-04 | コクヨ株式会社 | 収納庫用仕切り部材及び収納庫 |
JP2019051227A (ja) * | 2017-09-19 | 2019-04-04 | コクヨ株式会社 | 収納庫用仕切り部材及び収納庫 |
JP7107656B2 (ja) | 2017-09-19 | 2022-07-27 | コクヨ株式会社 | 収納庫用仕切り部材及び収納庫 |
JP7372400B2 (ja) | 2017-09-19 | 2023-10-31 | コクヨ株式会社 | 収納庫用仕切り部材及び収納庫 |
JP7372413B2 (ja) | 2017-09-19 | 2023-10-31 | コクヨ株式会社 | 収納庫用仕切り部材及び収納庫 |
JP7395242B2 (ja) | 2017-09-19 | 2023-12-11 | コクヨ株式会社 | 収納庫用仕切り部材及び収納庫 |
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