JP4396833B2 - トレイ送り制御装置、記録装置、液体噴射装置 - Google Patents
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Description
また、トレイに光ディスクがセットされた後に、光ディスクの中心位置を検出し、そして当該中心位置を基準にして光ディスクへの記録を実行する場合に、中心位置検出後光ディスクがトレイ上で動いてしまうと、中心位置ずれが生じ、その結果記録位置ずれが生じて良好な記録結果が得られない虞もある。
また、本発明の別の目的は、トレイにセットされた被記録媒体の中心位置を検出した後の、被記録媒体の位置ずれを防止して、良好な記録結果を得ることにある。
上記第2の態様によれば、トレイにおける被記録媒体の有無を検出する検出手段を有し、前記記録装置が休止状態または電源オフ状態へ遷移する際に被記録媒体の無し状態を検出したときには、前記トレイへ前記被記録媒体保持位置へ送らずに前記トレイを格納する格納位置へと送り且つ当該格納位置に停止させるので、不必要に前記トレイを前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとでニップすることがなく、電源スイッチ等を押下することによって前記記録装置を再び記録待機状態に戻した際に、速やかに普通紙等への記録動作に移ることができる。
上記第3の態様によれば、トレイにおける被記録媒体の有無を検出する検出手段と、前記検出手段による被記録媒体の検出結果を記憶する記憶手段とを有し、前記記録装置が休止状態または電源オフ状態へ遷移する際に、前記検出手段による被記録媒体の検出結果を前記記憶手段に書き込む様に成されているので、前記記録装置が休止状態または電源オフ状態から記録待機状態へ復帰する際に、被記録媒体の検出結果に応じた種々の制御を行うことが可能となる。例えば、被記録媒体がセットされている場合には、速やかに記録を開始する為に、トレイを記録開始位置へと送ることができる。
上記第4の態様によれば、被記録媒体の無し状態を検出したときには、前記トレイを前記被記録媒体保持位置へ送らずに前記トレイを格納する格納位置へと送り且つ当該格納位置に停止させるので、不必要に前記トレイを前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとでニップすることがなく、電源スイッチ等を押下することによって前記記録装置を再び記録待機状態に戻した際に、速やかに記録動作に移ることができる。
上記態様によれば、トレイ送り制御装置は、前記トレイの送り動作を停止して、次の送り動作の開始を待つ待機状態に入る際に、トレイにおける被記録媒体のセット領域が搬送駆動ローラと搬送従動ローラとによってニップされる被記録媒体保持位置へトレイを送り且つ当該被記録媒体保持位置に停止させるので、前記トレイが停止する待機状態のときはトレイにセットされた被記録媒体は必ず搬送駆動ローラと搬送従動ローラとによってニップされた状態となり、これにより、記録装置を傾けたり天地逆にした場合に記録装置内部で被記録媒体がトレイから脱落するといった不具合を確実に防止することができる。
上記態様によれば、前記記録装置が、前記被記録媒体保持位置に前記トレイが位置する際に、前記トレイにセットされた被記録媒体が前記トレイから外れることを防止する拘束手段を備えているので、前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとにニップされた被記録媒体は、更に前記拘束手段によって前記トレイから外れない(脱落しない)様に保持され、従ってより確実に被記録媒体を前記トレイから外れない様にすることができる。
上記態様によれば、被記録媒体は搬送方向下流側端部と搬送方向上流側端部において、それぞれ前記搬送ローラ及び前記拘束手段によって前記トレイからの脱落を防止されるので、バランスよく前記トレイに保持される。また、被記録媒体がニップ力の大きい前記搬送ローラによって搬送方向下流側端部がニップされると、搬送方向上流側端部が前記トレイから浮き上がる傾向が生じるが、この様な浮き上がり傾向が発生する搬送方向上流側端部が前記拘束手段によって前記トレイに向けて押圧されるので、被記録媒体の前記トレイからの浮き上がりを防止することができる。
上記態様によれば、前記被記録媒体保持位置と前記格納位置との双方において、被記録媒体の前記トレイからの脱落を防止することができる。
上記態様によれば、拘束手段は拘束部材と、付勢手段と、当接用ローラとを備えて構成されている。そして、拘束部材は付勢手段に付勢されて、トレイに向けて押圧されており、トレイに被記録媒体がセットされている際には、該被記録媒体をトレイに向けて押圧可能である。従って、該拘束部材によって、トレイや被記録媒体の変形及び振動が抑えられるため、衝撃や振動が記録装置に加わっても、被記録媒体が暴れてセット部から外れてしまうことや破損してしまうこと等を防止することができる。また、拘束手段に当接用ローラが備えられているため、当該拘束手段が、トレイと共に搬送される被記録媒体と当接することで、当該被記録媒体がセット部から外れるのを防止しつつ、当該被記録媒体の円滑な搬送が実現できる。
上記態様によれば、前記セット部と輪郭の異なる異形被記録媒体を、アダプタを介して前記トレイにセット可能な構成において、複数の前記当接用ローラが前記異形被記録媒体及び前記アダプタの双方と同時に当接可能な位置に配置されていることから、前記アダプタ及び前記異形被記録媒体の双方について、前記トレイのセット部から確実に外れない様にすることができる。
上記態様によれば、前記被記録媒体保持位置が、前記トレイにセットされた被記録媒体の中心位置検出後、被記録媒体への記録開始を待つ記録前待機位置であるので、中心位置検出の行われた被記録媒体への記録に際して、中心位置ずれを防止して良好な記録結果を得ることができる。
上記第15の態様によれば、記録装置において、上述した第1から第14の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
1.第1実施形態
1−1.記録装置の構成
1−2.トレイSWが押下された際の制御
2.第2実施形態
2−1.記録装置の構成
2−2.拘束手段の第1実施例
2−3.拘束手段の第2実施例
2−4.異形薄板状体をセット可能なアダプタ、及びトレイの実施例
2−5.拘束手段の第3実施例
<1.第1実施形態>
[1−1.記録装置の構成]
先ず、図1乃至図4を参照しながら本発明の第1実施形態に係る「記録装置」、「液体噴射装置」の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)100の概略構成について説明する。ここで、図1はプリンタ100の外観斜視図であり、図2は外部ハウジングを取り外した状態の同外観斜視図、図3はプリンタ100の側断面概略図である。また、図4はプリンタ100の各種制御を行う制御部150のブロック図である。
Disk)等に代表される光ディスクDをセット可能な、「被搬送媒体」としてのディスクトレイ(以下「トレイ」と言う)133は、給紙トレイ130の上方に配置されている。トレイ133の側端にはラック133a(図2参照)が形成され、該ラック133aと噛合する図示しないピニオン歯車の回動により、ほぼ水平に真っ直ぐに移動できる様に構成されている。そして、トレイ133は、前記ピニオン歯車の回動によってトレイ先端が搬送駆動ローラ121と搬送従動ローラ122とにニップされるまで搬送された後、以降は搬送駆動ローラ121の回転による駆動力を受けて、下流方向或いは上流方向に送られる。また、光ディスクDのセット時或いは取り出し時には、搬送駆動ローラ121の回転による駆動力を受けて図2の仮想線で示す位置(排出位置)まで送られる。尚、この様なトレイ133の出し入れ操作は、トレイSW136(図4)を押下することによって実行可能となっている。
以上がプリンタ100の概略であり、以下、電源SW135或いはトレイSW136(図4)が押下された際の制御について図5乃至図8を参照しながら説明する。ここで、図5はトレイSW136が押下された際の制御内容を示すフローチャート、図6は電源SW135が押下された際の制御内容を示すフローチャート、図7はトレイ133の各位置を示す説明図、図8はプリンタ100の電源オフ状態における側断面概略図である。
一方、現在位置が排出位置にあるときには、ディスク中心検出制御を実行する(ステップS103)。ディスク中心検出ルーチンは、キャリッジ113の底部に設けられたPWセンサ127(図4)を利用して、キャリッジ113の移動による主走査および搬送駆動ローラ121の回転による副走査を実行しながら、ディスクDの中心位置を求める制御である。これによってディスクDの中心位置をセットされたディスクDから直接求めることで、ディスクDの位置を正確に把握することができ、ディスクDへ正確に記録実行することができる。
ここで、ディスクDがセットされている場合には、上述の通りトレイ133が頭出し位置へ移動するが、当該頭出し位置においては、図8に示す様に、ディスクDが搬送駆動ローラ121と搬送従動ローラ122とによってニップされた状態になる。
続いて、本発明の第2実施形態について図9乃至図27を参照しながら説明する。
[2−1.記録装置の構成]
図9は、本実施形態に係る記録装置の正面及び左側面を示す上方からの外観斜視図である。図10は、ハウジングを外した本実施の形態に係る正面及び左側面を示す上方からの斜視図である。
図11乃至図13は、セット部に光ディスクのセットされたトレイが待機位置にある状態の記録装置を各方向から示したものであって、図11は、記録装置の平面(上面)及び右側面を示す前方(正面側)からの斜視図であり、図12は、記録装置の平面(上面)及び右側面を示す後方(背面側)からの斜視図であり、図13は、記録装置の上方からの平面図である。
すなわちセット部52は、セットされた(嵌め込まれた)光ディスク101がトレイ50に対して当該トレイ50の平面と平行な方向(本実施例においては、水平方向)に相対的にずれないように形成されている。
尚、既述したように待機位置60は、トレイ50を使用しないときに該トレイ50を格納する位置であり、本来トレイ50に光ディスク101をセットしたまま、当該トレイ50を待機位置60に格納することは、通常はしないしその必要性もない。
給紙カセット10の上方には、前記トレイ50の待機位置60が位置しており、該待機位置60の上方には、光ディスク101がセット部52から外れることを防止するように構成された拘束手段65としての第1の拘束部材66が備えられている。
そして、第1の拘束部材66は先端部が、光ディスク101と当接することで、当該光ディスク101がトレイ50の平面に対して垂直な方向(本実施例においては、鉛直方向)に移動することを阻止可能であるように構成されている。
該駆動部85は、モータ27からの動力の伝達経路を切り換えて、前記補助搬送手段70へと動力を伝達可能に構成された動力伝達切換手段86を有し、さらに、該動力伝達切換手段86は、モータ27からの動力の伝達経路を切り換えて、前記記録手段30をプラテン25の上面と垂直な方向に移動させること、すなわち前記記録手段30の位置(高さ)を変更することが可能であるように構成されている。
補助搬送手段70及びラック54に伝えられる動力は、前記動力伝達切換手段86によって、動力の伝達経路を切り換えることで遮断することも可能である。
前記搬送手段40は、記録装置1の幅方向(図13の上下方向又は図14の紙面表裏方向であって、以下、主走査方向と言う)に伸びる搬送用駆動ローラ(搬送駆動ローラ)41と、該搬送用駆動ローラ41と対をなすように設けられた複数の搬送用従動ローラ(搬送従動ローラ)42と、を備えている。搬送用駆動ローラ41は、「搬送用モータ」としてのモータ27によって駆動されるように構成されており、各搬送用従動ローラ42は、搬送用従動ローラホルダ421に軸支されている。尚、説明を容易にするため、図14には搬送用従動ローラホルダ421を図示していない。
そして搬送手段40は、トレイ50を搬送用駆動ローラ41と搬送用従動ローラ42との間に挟持した状態で、搬送用駆動ローラ41をモータ27によって間欠的に回転駆動することで、当該トレイ50を前記案内部材90に沿って所定の搬送量ずつ間欠的に搬送可能であり、同様に当該トレイ50に光ディスク101をセットしたまま搬送することができるように構成されている。
そして、トレイ50が排出用駆動ローラ81と排出用従動ローラ82との間を通っている際には、当該排出用従動ローラ82がトレイ50にセットされた光ディスク101と接しないようにするように構成されている。
記録用紙Pのような被記録材は、給紙ローラ15によって給紙カセット10から単位数ずつ給紙されて、搬送用駆動ローラ41と搬送用従動ローラ42との間に挟持される。
また、トレイ50は、補助搬送手段70によって待機位置60から前方に向けて搬送されると、当該トレイ50が搬送用従動ローラホルダ421を押し上げるようにして、搬送用駆動ローラ41と搬送用従動ローラ42との間に挿入され、両ローラ41、42の間に挟持される。
尚、トレイ50の搬送においては、搬送手段40による搬送力が作用する状態になった後は、前記補助搬送手段70への動力伝達は遮断されるようになっている。
この際トレイ50は、搬送手段40によって前方に向けて搬送されると、排出用フレーム821がトレイ50から遠ざかるようにころ83を押し上げる。そのままトレイ50は前方に搬送され、前記排出用従動ローラ82とセット部52にセットされた光ディスク101の記録面101aとが接しない程度の間隔を保ちながら、当該トレイ50は排出用駆動ローラ81と排出用従動ローラ82との間に挿入される。
すなわち記録ヘッド32は、副走査方向に所定の搬送量ずつ間欠的に搬送される記録用紙Pに対して、前記インク吐出口からインクを吐出することで記録を実行可能である。また、インク吐出口から記録用紙Pの各端部からはみ出た領域にもインクを吐出することで、所謂四辺縁無し印刷を実行可能である。
記録ヘッド32は、図15に示すように、トレイ50にセットされたままプラテン25に沿って副走査方向に所定の搬送量ずつ間欠的に搬送される光ディスク101の記録面101aに対して、所謂レーベル印刷を実行することも可能である。
記録実行後、記録用紙Pのように被記録材のみが搬送され、該被記録材に記録を実行するような場合には、被記録材はそのまま前方に送られ、最終的には搬送手段40から離れて排出手段80によって記録装置1の外部へと完全に排出される。
そして図10の一点鎖線のようにトレイ50が突き出て停止した後、利用者が記録装置1に設けられたボタン(図示せず)を押すことや記録装置1に接続されたコンピュータ(図示せず)から指令が記録装置1に送られること等によって、トレイ50は待機位置60に向かって搬送される。
尚、当該第2実施形態に係る記録装置1は、図4に示す制御部150と同じ構成の装置、即ち「トレイ送り制御装置」を有しており、当該トレイ送り制御装置によって、上記搬送手段40、補助搬送手段70が駆動制御される。
次に、本発明に係る拘束手段65について説明する。まず主に図11、図12及び図14を参照しつつ、拘束手段65の第1の実施例について説明する。
既述したように、トレイ50のセット部52は円形溝であり、セットされた光ディスク101が水平方向に相対的にずれないように形成されている。
したがって、トレイ50が少なくとも待機位置60にあるときには、セット部52にセットされた光ディスク101は、当該セット部52によって水平方向の動きが制限されているだけでなく、前記第1の拘束部材66によって鉛直方向の動きも制限されているため、当該光ディスク101はセット部52から外れないようになっている。
さらに、第1の拘束部材66の先端部分には、光ディスク101と当接可能な当接用ローラ69が軸支されており、該当接用ローラ69は、トレイ50と共に搬送される光ディスク101と当接した際に当該光ディスク101によって従動して回転するように構成されている。
尚、拘束手段65は、光ディスク101がセット部52から外れないように、当該光ディスク101の動き(本実施例においては、鉛直方向の動き)を制限できれば良く、常に光ディスク101と当接している必要はない。
トレイ50を上下から挟み込む案内部材90でもある第2の拘束部材67aは、トレイ50にセットされた光ディスク101の記録面101aと密着しない程度の余裕を有するように構成するのが好ましい。
該隙間を設けることで、第2の拘束部材67aは光ディスク101の記録面101aの一部を覆っても、第2の拘束部材67aと記録面101aとが密着せず、記録面101aに第2の拘束部材67aが長時間当接したままであることに起因する問題(当接痕等)の発生を防止でき、記録品質の低下を招くことがない。
尚、本実施例においてトレイ50が待機位置60に向かうとき、若しくは待機位置60から前方に向かうとき、第1の拘束部材66の先端部分(当接用ローラ69)は、光ディスク101における中央部分101bよりも後方に位置する記録面101aと接するが移動中のみであり、長時間接することはないので、その影響はほとんど無い。
以上が、本発明に係る拘束手段65の第1の実施例についての説明であり、次に図16を参照しつつ、本発明に係る拘束手段65の第2の実施例について説明する。図16は本発明に係る拘束手段65の第2の実施例を示しており、記録装置1に対して図12と同様の方向から、第2の実施例に係る拘束手段65付近を拡大した要部拡大図となっている。ここで、記録装置1全体としての構成は第1の実施例と同様であるため、同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
そして、2つの案内部材90は、一方が第2の拘束部材67aを兼ね、他方が第3の拘束部材67bを兼ねるように構成されている。
尚、本実施例においても拘束手段65は、光ディスク101がセット部52から外れないように、当該光ディスク101の動き(本実施例においては、鉛直方向の動き)を制限できれば良く、常に光ディスク101と当接している必要はない。
すなわち、トレイ50が待機位置60にあるときに、第2の拘束部材67a及び第3の拘束部材67bは記録面101aの一部分を覆っているが、両拘束部材67a、67bと記録面101aとの間には、光ディスク101が鉛直方向に移動可能で、且つ当該光ディスク101がセット部52から外れない程度の小さな隙間があるように構成されているのが好ましい。
続いて、図17乃至図19を参照しながら、トレイのセット部と輪郭の異なる被記録媒体(薄板状体)である異形被記録媒体(異形薄板状体)をセット可能なアダプタ、及び該アダプタを装着可能なトレイの実施例について説明する。ここで、図17は当該実施例に係るトレイ350の平面図、図18はアダプタ450の平面図、図19はトレイ350、アダプタ450、8cmCD201の斜視図(分解斜視図)である。
続いて、図20乃至図28を参照しながら、本発明に係る拘束手段の第3実施例について説明する。ここで、図20は記録装置後部の斜視図、図21は記録装置の側断面概略図、図22乃至図25はトレイT、拘束部材166(拘束手段165)、搬送用駆動ローラ41及び搬送用従動ローラ42(搬送手段40)の位置関係を示す説明図(トレイTの平面図)、図26はトレイSWが押下された際の処理内容を示すフローチャート、図27はディスク中心検出処理の内容を示すフローチャート、図28はディスク中心検出方法を説明する為の説明図である。尚、図20乃至図28においては、既に述べた構成要素と同一の構成要素については同一符号を伏し、その説明は省略する。また、本実施例では、上述したトレイ133、50、350の様に、被記録媒体としての光ディスクをセット可能なセット部を有する板状体を「トレイT」と総称し、上述した12cmCD101及び8cmCD201の様に、被記録媒体としての輪郭の異なる複数のメディア(例えば、光ディスク)を「ディスクD」と総称する。更に、上述したアダプタ450の様に、トレイTに輪郭の異なる異形被記録媒体(異形薄板状体)をセットする為のアダプタを「アダプタA」と総称する。つまり、以下に説明する実施例においては、トレイT或いはアダプタAの形態については特に限定されず、どのような形態であっても良い。
図23(A)に示す様に、トレイTの格納位置において12cmCD101は、その中央付近を当接用ローラ169aによって上方から押圧されるとともに、搬送方向下流側の外周付近を当接用ローラ169bによって上方から押圧される。また、図23(B)に示す様に、トレイTの印刷前待機位置において12cmCD101は、その中央付近を当接用ローラ169bによって上方から押圧されるとともに、搬送方向上流側の外周付近(搬送方向上流側端部)を当接用ローラ169aによって上方から押圧される。更に、この位置では12cmCD101の先端(搬送方向下流側端部:図23の下側)が、搬送用駆動ローラ41と搬送用従動ローラ42とによる強い挟圧力によってニップされる。従ってこれにより、トレイTの格納位置及び印刷前待機位置の双方において、記録装置1の姿勢が傾けられても、12cmCD101がトレイTから脱落するのを確実に防止できる。
この様に搬送用駆動ローラ41、搬送用従動ローラ42、当接用ローラ169a及び169bは、図23に示す様な状態を形成可能な位置に配置される。また記録装置1のトレイ送り制御装置は、図23に示す様な状態を形成可能な様に、搬送用駆動ローラ41(搬送手段40)及び補助搬送手段70を駆動制御する。
図24(A)に示す様に、トレイTの格納位置において8cmCD201は、その中央付近を当接用ローラ169aによって上方から押圧されるとともに、これによってアダプタAも、8cmCD201を介してトレイTに向けて押圧される。また更に、アダプタAの先端側(搬送方向下流側端部:図24の下側)が、当接用ローラ169bによって上方から押圧される。
この様に搬送用駆動ローラ41、搬送用従動ローラ42、当接用ローラ169a及び169bは、図23に示した状態を形成可能な位置であって、且つ図24に示す様な状態を形成可能な位置に配置される。また記録装置1のトレイ送り制御装置は、図23及び図24に示す様な状態を形成可能な様に、搬送用駆動ローラ41(搬送手段40)及び補助搬送手段70を駆動制御する。
次に、トレイTをトレイセット位置に進出させるトレイSW(図示せず:図4に示す記録装置100におけるトレイSW136と同様:以下同じ)が押下された際の処理内容について、図26乃至図29を参照しながら説明する。トレイSWは、記録装置1の前面パネルに設けられ、トレイTが格納位置にあるときに当該トレイSWを押下するとトレイTが排出位置に搬送され、トレイTが排出位置にあるときに当該トレイSWを押下すると、トレイTが装置内部に引き戻される。以下に説明する処理内容は、トレイTが排出位置にあるときに、トレイSWが押下された際の処理内容である。
図27に戻って、以上の様な方法によって中心位置c、0桁側エッジ位置及び80桁側エッジ位置が得られると、ディスクDのサイズを、80桁側エッジ位置−0桁側エッジ位置(図28のx1−x5)により求める(ステップS203)。そして、ディスクサイズが12cmの場合には(ステップS204の肯定枝)、トレイTを12cmCDの印刷前待機位置(図23(B)に示す位置)へ搬送し、ディスクサイズが12cmでない場合、即ち8cmの場合には(ステップS204の否定枝)、トレイTを8cmCDの印刷前待機位置(図24(B)或いは図25(B)に示す位置)へ搬送する。
尚、以上においては、「異形被記録媒体」の一例として8cmCDを例に説明したが、これに限られるものではなく、例えば名刺サイズの光ディスク等に適用可能なことは言うまでもない。
Claims (16)
- 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
被搬送媒体をニップし且つ回転することにより、前記記録ヘッドへ前記被搬送媒体を搬送する、回転駆動される搬送駆動ローラ及び該搬送駆動ローラに圧接して従動回転する搬送従動ローラを備えて構成された搬送ローラと、
前記搬送駆動ローラを回転駆動する搬送用モータと、
被記録媒体をセット可能であるとともに、前記搬送ローラによって送り可能なプレート形状を成す、前記被搬送媒体としてのトレイと、を備えた記録装置において、前記搬送用モータを制御することにより、前記トレイの送り制御を行うトレイ送り制御装置であって、
前記記録装置が休止状態または電源オフ状態へ遷移する際に、前記トレイにおける被記録媒体のセット領域が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとによってニップされる被記録媒体保持位置へ前記トレイを送り且つ当該被記録媒体保持位置に停止させる、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 請求項1において、前記トレイにおける被記録媒体の有無を検出する検出手段を有し、
前記記録装置が休止状態または電源オフ状態へ遷移する際に被記録媒体の無し状態を検出したときには、前記トレイを前記被記録媒体保持位置へ送らずに前記トレイを格納する格納位置へと送り且つ当該格納位置に停止させる、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 請求項1において、前記トレイにおける被記録媒体の有無を検出する検出手段と、
前記検出手段による被記録媒体の検出結果を記憶する記憶手段と、を有し、
前記記録装置が休止状態または電源オフ状態へ遷移する際に、前記検出手段による被記録媒体の検出結果を前記記憶手段に書き込む様に成されている、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 請求項3において、前記記録装置が休止状態または電源オフ状態へ遷移する際に被記録媒体の無し状態を検出したときには、前記トレイを前記被記録媒体保持位置へ送らずに前記トレイを格納する格納位置へと送り且つ当該格納位置に停止させる、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 請求項4において、前記記録装置が前記休止状態または前記電源オフ状態から記録待機状態へ遷移する際に、前記記憶手段から前記トレイにおける被記録媒体の有無に係る情報を読み出して、前記トレイに被記録媒体が有る場合には前記トレイを記録開始位置へと送り且つ当該記録開始位置に停止させる、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
被搬送媒体をニップし且つ回転することにより、前記記録ヘッドと対向する領域へ前記被搬送媒体を搬送する、回転駆動される搬送駆動ローラ及び該搬送駆動ローラに圧接して従動回転する搬送従動ローラを備えて構成された搬送ローラと、
前記搬送駆動ローラを回転駆動する搬送用モータと、
被記録媒体をセット可能であるとともに、前記搬送ローラによって送り可能なプレート形状を成す、前記被搬送媒体としてのトレイと、を備えた記録装置において、前記搬送用モータを制御することにより、前記トレイの送り制御を行うトレイ送り制御装置であって、
前記トレイの送り動作を停止して、次の送り動作の開始を待つ待機状態に入る際に、前記トレイにおける被記録媒体のセット領域が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとによってニップされる被記録媒体保持位置へ前記トレイを送り且つ当該被記録媒体保持位置に停止させる、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 請求項1から6のいずれか1項において、前記記録装置が、前記被記録媒体保持位置に前記トレイが位置する際に、前記トレイにセットされた被記録媒体が前記トレイから外れることを防止するように構成された拘束手段を備えている、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 請求項7において、前記被記録媒体保持位置が、前記搬送ローラによって被記録媒体における搬送方向下流側の端部がニップされる位置であるとともに、
前記拘束手段が、前記被記録媒体保持位置において、被記録媒体の搬送方向上流側端部を前記トレイに向けて押圧する様に構成されている、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 請求項7または8において、前記拘束手段は、前記トレイが前記被記録媒体保持位置にあるときと、前記トレイが当該トレイを格納する格納位置にあるときの双方において前記被記録媒体が前記トレイから外れることを防止するように構成されている、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 請求項7から9のいずれか1項において、前記拘束手段が、前記トレイにセットされた被記録媒体を前記トレイに向けて押圧する拘束部材と、
前記拘束部材において被記録媒体と当接可能な位置に設けられるとともに、前記トレイとともに搬送される被記録媒体と当接した際に当該被記録媒体によって従動回転するよう設けられる当接用ローラと、
前記拘束部材を前記トレイに向けて押圧するよう付勢する付勢手段と、
を備えて構成されていることを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 請求項10において、前記拘束手段が、輪郭の異なる複数の被記録媒体と当接可能な様に、前記当接用ローラを複数個備えている、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 請求項11において、前記トレイにおける被記録媒体のセット部は、該セット部と輪郭の異なる被記録媒体である異形被記録媒体をセット可能な異形被記録媒体セット部を有するアダプタを装着可能であり、
複数の前記当接用ローラが、前記被記録媒体保持位置にあるときに、前記トレイにセットされた被記録媒体及び前記アダプタと同時に当接可能な様に、前記トレイの搬送方向に所定の間隔を置いて設けられている、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 請求項6から12のいずれか1項において、前記被記録媒体保持位置が、前記トレイにセットされた被記録媒体の中心位置検出後、被記録媒体への記録開始を待つ記録前待機位置である、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
被搬送媒体をニップし且つ回転することにより、前記記録ヘッドと対向する領域へ前記被搬送媒体を搬送する、回転駆動される搬送駆動ローラ及び該搬送駆動ローラに圧接して従動回転する搬送従動ローラを備えて構成された搬送ローラと、
前記搬送駆動ローラを回転駆動する搬送用モータと、
被記録媒体をセット可能であるとともに、前記搬送ローラによって送り可能なプレート形状を成す、前記被搬送媒体としてのトレイと、を備えた記録装置において、前記搬送用モータを制御することにより、前記トレイの送り制御を行うトレイ送り制御装置であって、
前記トレイにセットされた被記録媒体の中心位置を検出する中心位置検出手段を有し、
前記中心位置検出手段によって被記録媒体の中心位置を検出する動作を開始した後、被記録媒体への記録実行時まで、前記トレイにおける被記録媒体のセット領域が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとによってニップされた状態が維持される様に前記搬送ローラを駆動制御する様構成されている、
ことを特徴とするトレイ送り制御装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録装置であって、請求項1から14のいずれか1項に記載された前記トレイ送り制御装置を備えている、
ことを特徴とする記録装置。 - 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドと、
被搬送媒体をニップし且つ回転することにより、前記液体噴射ヘッドへ前記被搬送媒体を搬送する、回転駆動される搬送駆動ローラ及び該搬送駆動ローラに圧接して従動回転する搬送従動ローラを備えて構成された搬送ローラと、
前記搬送駆動ローラを回転駆動する搬送用モータと、
被噴射媒体をセット可能であるとともに、前記搬送ローラによって送り可能なプレート形状を成す、前記被搬送媒体としてのトレイと、
前記搬送用モータを制御することにより、前記トレイの送り制御を行うトレイ送り制御装置と、を備えた液体噴射装置であって、
前記液体噴射装置が休止状態または電源オフ状態へ遷移する際に、前記トレイにおける被噴射媒体のセット領域が前記搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとによってニップされる被噴射媒体保持位置へ前記トレイを送り且つ当該被噴射媒体保持位置に停止させる、
ことを特徴とする液体噴射装置。
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