JP2004082540A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送不可な記録媒体の記録を高精度かつ簡易に行うことができる記録装置を提供すること。
【解決手段】装置本体内の待機位置から装置本体外の媒体出入位置までの間を往復搬送可能に配設されており、搬送不可な第2の記録媒体Dが載置され、送りローラ146により搬送されることにより記録ヘッド153による第2の記録媒体への記録を補助する補助トレイ130と、待機位置と送りローラとの間で補助トレイを移動させると共に、補助トレイの搬送に必要な措置を当該移動に連動させる補助トレイ駆動手段190とが装置本体に内蔵されている。これにより、搬送不可な第2の記録媒体に記録するための補助トレイは常に正確に位置決めされることになるので、第2の記録媒体の記録精度を高めることができると共に、補助トレイを記録装置とは別に保管する必要が無くなるので、補助トレイを紛失してしまうおそれも無くなる。
【選択図】   図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体を送りローラにより搬送しつつ記録ヘッドにより記録し、排出ローラにより排出する記録装置に関し、特に搬送不可な記録媒体が載置され、送りローラにより搬送されることにより記録ヘッドによる記録媒体への記録を補助する補助トレイを備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、記録装置の1つであるインクジェット式プリンタは、主走査方向に往復移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドと、副走査方向に記録用紙を間欠的に設定量ずつ搬送する用紙搬送手段を備え、記録用紙を副走査方向に搬送しつつ記録ヘッドを主走査方向に移動させ、記録ヘッドから記録用紙にインク滴を吐出して情報を記録するように構成されている。
【0003】
新規の記録用紙はプリンタ本体の背面側もしくは前面側に配設されている抜き差し自在なトレイ内に積載されて一端がホッパにより持ち上げられ、最上位の記録用紙が給紙ローラにより引き出され紙送りローラへ給紙されて上記記録が行われ、記録済みの記録用紙はプリンタ本体の前面側に配設されている開閉自在なスタッカ上に排紙されるようになっている。
【0004】
近年、個人的に記録可能なCD−RW/RやDVD−RW/R等の光ディスクが普及してきたことから、その表面に印刷が可能なインクジェット式プリンタが開発されている。光ディスクの表面に印刷する場合、光ディスクは通常の記録用紙のように供給・搬送することができないので、補助トレイに光ディスクを収納し、この補助トレイをプリンタ本体の背面側もしくは前面側から差し込んで搬送することにより光ディスクの表面に印刷するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したインクジェット式プリンタでは、光ディスクの表面に印刷する場合、ユーザが別体の補助トレイをプリンタ本体内に差し込んで位置合わせしなければならないので、位置決めが正確にできず、記録精度が低下することがある。また、補助トレイを別に保管しなければならないので、手間が掛かっている。
【0006】
本発明は、上記のような課題に鑑みなされたものであり、その目的は、搬送不可な記録媒体の記録を高精度かつ簡易に行うことができる記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本発明の請求項1に係る記録装置では、第1の記録媒体を送りローラにより搬送しつつ記録ヘッドにより記録し、排出ローラにより排出する記録装置において、装置本体内の待機位置から前記送りローラ及び前記排出ローラを通って装置本体外の媒体出入位置までの間を往復搬送可能に配設されており、搬送不可な第2の記録媒体が載置され、前記送りローラにより搬送されることにより前記記録ヘッドによる前記第2の記録媒体への記録を補助する補助トレイと、前記待機位置と前記送りローラとの間で前記補助トレイを移動させると共に、前記補助トレイの搬送に必要な措置を当該移動に連動させる補助トレイ駆動手段とが装置本体に内蔵されていることを特徴としている。これにより、搬送不可な第2の記録媒体に記録するための補助トレイは常に正確に位置決めされることになるので、第2の記録媒体の記録精度を高めることができると共に、補助トレイを記録装置とは別に保管する必要が無くなるので、補助トレイを紛失してしまうおそれも無くなる。
【0008】
請求項2に係る発明では、請求項1に記載の記録装置において、前記補助トレイ駆動手段は、前記補助トレイの移動に連動して、前記記録ヘッドを移動させると共に、前記第2の記録媒体の記録面側に配設されている前記排出ローラを移動させることを特徴としている。これにより、第2の記録媒体の記録面と記録ヘッドのノズル面との距離を、第1の記録媒体の記録面と記録ヘッドのノズル面との適正な距離と同一にすることができ、また、第2の記録媒体の記録面が排出ローラと接触してしまうことを回避することができるので、第2の記録媒体の記録を高精度に行うことができる。
【0009】
請求項3に係る発明では、請求項1または2に記載の記録装置において、前記補助トレイが前記媒体出入位置に位置しているときに前記待機位置の方向へ押されたことを検知する検知手段を備え、この検知手段から検知信号を受けたとき、前記補助トレイを前記待機位置へ自動的に戻すことを特徴としている。これにより、補助トレイが媒体出入位置から待機位置の方向へ無理に押し込まれることを防止することができるので、送りローラや排出ローラ及び記録ヘッドが補助トレイと衝突して傷付いたり変形したりしてしまうことが無くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を斜め前方から見た斜視図である。このインクジェット式プリンタ100は、上方から見たときに凸形状をした扁平な略直方体の形状をしており、一側面(以下、前面という)側から全ての操作を行うことが可能なように構成されている。したがって、装置上面には可動部や操作部等が無く、装置上面は平坦に形成されているので、装置上面に周辺機器等を載置することが可能となっている。
【0012】
このインクジェット式プリンタ100の後述する図4等に示す用紙搬送部140や記録部150等は、前面側が開放された筐体101及びこの筐体101の前面側にはめ込まれた前枠102により覆われている。筐体101は、例えば金属板の板金加工により、あるいはプラスチックの射出成形により形成され、前枠102は、例えばプラスチックの射出成形により形成されている。前枠102の略中央部には、図示矢印aで示す主走査方向(記録ヘッド153の走査方向)を回動軸として図示矢印bで示す方向に開閉自在なスタッカ110が配設され、このスタッカ110の下部には、図示矢印cで示す副走査方向(記録用紙の搬送方向)に抜き差し自在なトレイ120が配設されている。
【0013】
スタッカ110は、図1に示すように、前枠102に対して閉じているときは格納状態であり、図2に示すように、前枠102に対して開いているときは記録完了後に排紙される記録用紙を受けて載置が可能なように構成されている。トレイ120は、図1に示すように、前枠102に対して後方の筐体101内に収納された状態にて記録用紙の供給が可能であり、図3に示すように、前枠102に対して前方へ引き出された状態にて記録用紙の補充や交換が可能なように構成されている。この記録用紙としては、普通紙、専用紙、推奨OHPシート、光沢紙、光沢フィルム、ラベルシート、官製葉書等が利用できる。
【0014】
図2は、上記スタッカ110を開にして記録用紙が受けられるようにした状態を示す斜視図である。このスタッカ110は、3段構成となっており、下部両端が前枠102に回動可能なように取り付けられた基台111と、この基台111に対し出し入れ自在に収納された第1の受け台112と、この第1の受け台112に対し出し入れ自在に収納された第2の受け台113を備えている。
【0015】
基台111は、前方に引き出された状態の第1の受け台112の後端部を保持し、第1の受け台112は、前方に引き出された状態の第2の受け台113の後端部を保持している。第1及び第2の受け台112、113が引き出された状態のスタッカ110は、例えばA4サイズの大きさの記録用紙より若干大きく作製されている。
【0016】
図3は、上記トレイ120を引き出して記録用紙が収納可能なようにした状態を示す斜視図である。このトレイ120は、記録前の記録用紙を積層収納する本体121と、積層収納した記録用紙を1枚ずつ供給するために記録用紙の前部を斜め上方に持ち上げるホッパ122を有している。本体121は、例えばA4サイズの大きさの記録用紙より若干大きく作製されており、記録用紙を内部に配設されている記録用紙の幅方向の位置決め用部材121a及び図示しない長さ方向の位置決め用部材により所定位置に位置決めして積層収納するようになっている。
【0017】
ホッパ122は、本体121内の前部に配設された用紙支持部122a及びこの用紙支持部122aと一体形成された脚部122bを有しており、脚部122bと本体121の内底面に係止されている付勢部材122cにより、脚部122bの端部を中心に旋回する用紙支持部122aにより記録用紙の前部を斜め上方に持ち上げるようになっている。
【0018】
図4は、前枠102、スタッカ110及びトレイ120を取り外した状態を示す斜視図、図5は、筐体101、前枠102及びスタッカ110を取り外した状態を示す斜視図、図6は、その平面図、図7は、その側面図である。トレイ120の上部には用紙搬送部140が配設され、この用紙搬送部140の上方には記録部150が配設されている。
【0019】
用紙搬送部140は、記録用紙を筐体101内に収納されているトレイ120から前面側に引き出されているスタッカ110まで搬送する機能を有しており、後面側から前面側にかけて以下の部材が順に配設されている。すなわち、トレイ120の上部に配設されている第1紙案内141(図5〜7参照)、上下に対向配置されている給紙ローラ142(図5〜7参照)とパッド143a(図7参照)を有するパッドホルダ143(図7参照)が配設されている。
【0020】
さらに、パッドホルダ143を支持する第2紙案内144(図7参照)、上下に対向配置されている従動ローラ145(図5〜7参照)と紙送りローラ146(図5〜7参照)、記録部150の下部に配設されている第3紙案内147(図5〜7参照)、上下に対向配置されている排紙ギザローラ148(図5〜7参照)と排紙ローラ149(図5、7参照)が配設されている。
【0021】
記録部150は、主走査方向に移動可能なキャリッジ151(図5〜7参照)、キャリッジ151に対して前後方向に脱着可能に取り付けられたインクカートリッジ152(図5〜7参照)、キャリッジ151に搭載された記録ヘッド153(図7参照)、キャリッジ151の移動を案内するガイド棒154(図5〜7参照)を備えている。
【0022】
さらに、記録ヘッド153と制御部160の専用コントローラボード等を電気的に接続するフレキシブル配線板155(図5、6参照)、インクカートリッジ152をキャリッジ151に着脱する際に補助するアシスト手段156(図5〜7参照)等を備えている。インクカートリッジ152は、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの計4色のタンクを備えており、フルカラー記録が可能なように構成されている。
【0023】
そして、図5、6に示すように、用紙搬送部140を駆動する搬送駆動部170として駆動モータ171及びギア機構172が、用紙搬送部140の一側面側に配設され、記録部150の記録駆動部180として駆動モータ181及びベルト機構182が、記録部150の後方側に配設されている。
【0024】
以上のような構成のインクジェット式プリンタ100において、その動作の概略を説明する。なお、インクジェット式プリンタ100とテレビジョン・システムやコンピュータ等との接続配線や電源プラグの接続は既に完了しているものとする。先ず、ユーザは、図1に示す状態で指をトレイ120の底面に設けられている凹部に掛けて引っ張ることにより、図2に示すようにトレイ120を前方へ引き出す。
【0025】
続いて、トレイ120の本体111内の所定位置に複数枚の記録用紙を積層した状態で収納した後、トレイ120を後方へ押し込んでセットする。このとき、記録用紙の前部はホッパ112により斜め上方に持ち上げられ、最上部の記録用紙の前部先端が給紙ローラ142に接触する。次に、ユーザは、指をスタッカ110の上部に掛けて引っ張ることにより、図3に示すようにスタッカ110を前方へ引き出す。そして、インクジェット式プリンタ100をスタンバイ状態にし、テレビジョン・システムやコンピュータ等から記録指令を入力する。
【0026】
すると、図7に示すように、トレイ120内の最上部の1枚の記録用紙Pは、第1紙案内141と第2紙案内144に案内されつつ、給紙ローラ142の回転により副走査方向である前方へ引き出されて給紙ローラ142とパッド143aとの間に挟持されて更に前方へ送り出される。そして、その記録用紙Pは、従動ローラ145と紙送りローラ146との間に挟持されて更に前方へ送り出される。
【0027】
記録用紙Pが第3紙案内147に達すると、キャリッジ151の主走査方向への移動が開始される。そして、副走査方向に搬送されつつある記録用紙Pに対し、記録ヘッド153は主走査方向に移動しながらインク滴を吐出して、記録用紙P上に所定の記録情報を記録する。このときの記録ヘッド153の走査タイミングやインク吐出タイミングは、制御部160の専用コントローラボード等により制御され、高精度なインクドット制御、ハーフトーン処理等が実行されるようになっている。そして、その記録用紙Pは、排紙ギザローラ148と排紙ローラ149との間に挟持されて更に前方へ送り出され、最終的に記録が完了した記録用紙Pはスタッカ110上に排紙される。
【0028】
以上のように、このインクジェット式プリンタ100によれば、記録前の記録用紙Pのセッティングから記録後の記録用紙Pの取り出し、さらにはインクカートリッジ152の交換等にいたるまで前面側で全て処理することができるので、操作が迅速かつ容易となり、記録効率を向上させることができると共に、プリンタ上部への周辺機器の設置が可能となり、作業空間を有効利用することができる。
【0029】
図8は、本発明の実施の形態に係る補助トレイ及び補助トレイ駆動手段の概略構成を示す斜視図である。補助トレイ130及び補助トレイ駆動手段190は、筺体101に内蔵されている。この補助トレイ130は、図示Aで示す筺体101内の待機位置から紙送りローラ146及び排紙ローラ149を通って図示Bで示す筺体101外のディスク出入位置までの間を往復搬送可能に配設されている。補助トレイ130は、プラスチックで矩形板状に形成されており、表面の図示手前側には1枚の光ディスクDを載置・収納可能な円形状のディスク用凹部131が形成され、図示後方左側面側には補助トレイ駆動手段190による駆動制御のためのカム溝132が形成されている。
【0030】
補助トレイ駆動手段190は、補助トレイ駆動モータ191、ギア機構192、第1アーム193及び第2アーム194を備えている。補助トレイ駆動モータ191は、ギア機構192を介して補助トレイ130と連結されており、補助トレイ130を待機位置Aと紙送りローラ146との間で移動させるようになっている。
【0031】
第1アーム193は、一端が補助トレイ130のカム溝132に係止されており、第2アーム194は、一端が第1アーム193の他端に係止され、中途部が記録ヘッド153と連結され、他端が排紙ギザローラ148と連結されている。そして、補助トレイ130の移動に同期して、第1アーム193から第2アーム194を介して記録ヘッド153及び排紙ギザローラ148を移動させるようになっている。
【0032】
すなわち、記録用紙の厚さに比べて補助トレイ130の厚さが厚いので、光ディスクDの印刷面と記録ヘッド153のノズル面との距離が、記録用紙の印刷面と記録ヘッド153のノズル面との適正な距離と同一になるように、記録ヘッド153を上昇させるようになっている。また、光ディスクDの印刷面が排紙ギザローラ148と接触して傷付いてしまわないように、排紙ギザローラ148を上方へ退避させるようになっている。なお、従動ローラ145は、プラスチックかゴム等により作成されており、光ディスクDの印刷面と接触しても傷付くことはないので退避させる必要はないが、下方に付勢されているため、補助トレイ130は、例えば400gf以上の力で挿入して押し上げる必要がある。
【0033】
なお、図示していないが、補助トレイ130がディスク出入位置Bに位置しているときに、例えばユーザにより待機位置Aの方向へ押されたことを検知する検知手段を備えている。この検知手段から検知信号を受けたとき、補助トレイ130を待機位置Aへ自動的に戻すようにすることにより、補助トレイ130がディスク出入位置Bから待機位置Aの方向へ無理に押し込まれることを防止することができるので、紙送りローラ146や排紙ローラ149及び記録ヘッド153が補助トレイ130と衝突して傷付いたり変形したりしてしまうことが無くなる。この検知手段は、例えば放射状に複数のスリットが形成され、補助トレイ130の移動に連動して回転する回転円盤と、この回転円盤の両面側に配設され、回転円盤の回転により変化する光量を検出するフォトインタラプタを備えている。
【0034】
このような構成の補助トレイ130及び補助トレイ駆動手段190を使用して光ディスクの表面に印刷するときの動作例を図9のフローチャートで説明する。スタンバイ状態では、補助トレイ130は、待機位置Aに位置している(ステップS1)。ユーザがトレイイジェクトボタンを押下すると(ステップS2)、搬送駆動部170の駆動モータ171が正転して定速駆動となる(ステップS3)。
【0035】
続いて、補助トレイ駆動モータ191が正転して定速駆動となる(ステップS4)。これにより、補助トレイ130が移動開始し、これに同期して第1アーム193から第2アーム194を介して記録ヘッド153及び排紙ギザローラ148が移動する(ステップS5)。そして、補助トレイ130は、待機位置Aから紙送りローラ146及び排紙ローラ149を通ってディスク出入位置Bまで移動する(ステップS6)。
【0036】
その後、補助トレイ駆動モータ191が停止し(ステップS7)、搬送駆動部170の駆動モータ171が停止する(ステップS8)。ユーザが光ディスクを補助トレイ130にセットしてトレイセットボタンを押下すると(ステップS9)、搬送駆動部170の駆動モータ171が逆転して定速駆動となり(ステップS10)、補助トレイ駆動モータ191が逆転して定速駆動となる(ステップS11)。これにより、補助トレイ130は、ディスク出入位置Bから排紙ローラ149及び紙送りローラ146を通って待機位置Aまで移動する(ステップS12)。このとき記録ヘッド153及び排紙ギザローラ148は元の位置へ移動する。
【0037】
続いて、光ディスクの中心位置が検出され(ステップS13)、搬送駆動部170の駆動モータ171が正転して定速駆動となり(ステップS14)、補助トレイ駆動モータ191が正転して定速駆動となる(ステップS15)。これにより、補助トレイ130が移動開始し、これに同期して、第1アーム193から第2アーム194を介して記録ヘッド153及び排紙ギザローラ148が移動する(ステップS16)。そして、補助トレイ130は、待機位置Aから紙送りローラ146を通って印刷開始位置まで移動し、光ディスクの印刷が開始される(ステップS17)。
【0038】
光ディスクの印刷が終了して補助トレイ130がディスク出入位置Bまで移動したら(ステップS18)、ユーザは光ディスクを補助トレイ130から取り出してトレイセットボタンを押下する(ステップS19)。すると、搬送駆動部170の駆動モータ171が逆転して定速駆動となり(ステップS20)、補助トレイ駆動モータ191が逆転して定速駆動となる(ステップS21)。
【0039】
これにより、補助トレイ130は、ディスク出入位置Bから排紙ローラ149及び紙送りローラ146を通って待機位置Aまで移動し(ステップS22)、記録ヘッド153及び排紙ギザローラ148は元の位置へ移動する(ステップS23)。その後、補助トレイ駆動モータ191が停止し(ステップS24)、搬送駆動部170の駆動モータ171が停止し(ステップS25)、スタンバイ状態となる。
【0040】
以上、本発明を種々の実施形態に関して述べたが、本発明は以上の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の実施形態についても適用されるのは勿論である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、搬送不可な第2の記録媒体に記録するための補助トレイは常に正確に位置決めされることになるので、第2の記録媒体の記録精度を高めることができると共に、補助トレイを記録装置とは別に保管する必要が無くなるので、補助トレイを紛失してしまうおそれも無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を斜め前方から見た斜視図である。
【図2】図1のインクジェット式プリンタのスタッカを開にして記録用紙が受けられるようにした状態を示す斜視図である。
【図3】図1のインクジェット式プリンタのトレイを引き出して記録用紙が収納可能なようにした状態を示す斜視図である。
【図4】図1のインクジェット式プリンタの前枠、スタッカ及びトレイを取り外した状態を示す斜視図である。
【図5】図1のインクジェット式プリンタの筐体、前枠及びスタッカを取り外した状態を示す斜視図である。
【図6】図5のインクジェット式プリンタの平面図である。
【図7】図5のインクジェット式プリンタの側面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る補助トレイ及び補助トレイ駆動手段の概略構成を示す斜視図である。
【図9】図8の補助トレイ及び補助トレイ駆動手段を使用して光ディスクの表面に印刷するときの動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100   インクジェット式プリンタ
101   筐体
102   前枠
110   スタッカ
111   基台
112   第1の受け台
113   第2の受け台
120   トレイ
121   本体
122   ホッパ
130   補助トレイ
131   ディスク用凹部
132   カム溝
140   用紙搬送部
141   第1紙案内
142   給紙ローラ
143   パッドホルダ
144   第2紙案内
145   従動ローラ
146   紙送りローラ
147   第3紙案内
148   排紙ギザローラ
149   排紙ローラ
150   記録部
151   キャリッジ
152   インクカートリッジ
153   記録ヘッド
154   ガイド棒
155   フレキシブル配線板
160   制御部
170   搬送駆動部
171   駆動モータ
172   ギア機構
180   記録駆動部
181   駆動モータ
182   ベルト機構
190   補助トレイ駆動手段
191   補助トレイ駆動モータ
192   ギア機構
193   第1アーム
194   第2アーム

Claims (3)

  1. 第1の記録媒体を送りローラにより搬送しつつ記録ヘッドにより記録し、排出ローラにより排出する記録装置において、
    装置本体内の待機位置から前記送りローラ及び前記排出ローラを通って装置本体外の媒体出入位置までの間を往復搬送可能に配設されており、搬送不可な第2の記録媒体が載置され、前記送りローラにより搬送されることにより前記記録ヘッドによる前記第2の記録媒体への記録を補助する補助トレイと、
    前記待機位置と前記送りローラとの間で前記補助トレイを移動させると共に、前記補助トレイの搬送に必要な措置を当該移動に連動させる補助トレイ駆動手段とが装置本体に内蔵されていることを特徴とする記録装置。
  2. 前記補助トレイ駆動手段は、前記補助トレイの移動に連動して、前記記録ヘッドを移動させると共に、前記第2の記録媒体の記録面側に配設されている前記排出ローラを移動させることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記補助トレイが前記媒体出入位置に位置しているときに前記待機位置の方向へ押されたことを検知する検知手段を備え、この検知手段から検知信号を受けたとき、前記補助トレイを前記待機位置へ自動的に戻すことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
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