JP2002284420A - 記録媒体の排出装置及びその装置を備えた記録装置 - Google Patents

記録媒体の排出装置及びその装置を備えた記録装置

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JP2002284420A JP2001083896A JP2001083896A JP2002284420A JP 2002284420 A JP2002284420 A JP 2002284420A JP 2001083896 A JP2001083896 A JP 2001083896A JP 2001083896 A JP2001083896 A JP 2001083896A JP 2002284420 A JP2002284420 A JP 2002284420A
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誠二 手塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体上に傷等を付けずに記録精度を高精
度に維持することができる記録媒体の排出装置及びその
装置を備えた記録装置を提供すること。 【解決手段】 記録媒体の搬送方向下手側に配設した排
出駆動ローラ149と、排出駆動ローラに対して従動す
る第1、第2排出押さえローラ148a、148bであ
って、この順で略連続して配設されている第1、第2ロ
ーラとを備える。そして、第1ローラを第2ローラから
搬送方向と逆方向に離間させると共に、主走査方向の一
方にのみ係止部を対向させた取付部材を有するホルダに
回動自在に軸支する。これにより、第1ローラと第2ロ
ーラを所定距離離して配設することができるので、第
1、第2ローラを従来のように可動自在として付勢手段
により排出駆動ローラに付勢しておかずに固設しても、
第1、第2ローラは上記所定距離分のてこの力により記
録媒体を確実に押さえることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体を排出す
る装置に関し、特に1つの排出駆動ローラと2つの排出
押さえローラを有する記録媒体の排出装置及びその排出
装置を備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、記録装置の1つであるインクジ
ェット式プリンタは、主走査方向に往復移動するキャリ
ッジに搭載されたプリントへッドと、副走査方向に印刷
用紙を間欠的に設定量ずつ搬送する用紙搬送手段を備
え、印刷用紙を副走査方向に搬送しつつプリントヘッド
を主走査方向に移動させ、プリントへッドから印刷用紙
にインク滴を吐出して情報を印刷するように構成されて
いる。
【0003】そして、印刷が完了した印刷用紙は、排紙
装置によりスタッカ上に排出されるようになっている。
この排紙装置は、通常、排紙駆動ローラとこの排紙駆動
ローラに対して対向配置されて従動する排紙押さえロー
ラを備えており、排紙駆動ローラと排紙押さえローラと
が回転することにより、それらの間に印刷用紙を挟持し
て送り出すようになっている。
【0004】排紙押さえローラとしては、歯付きのロー
ラ(以下、排紙ギザローラという)と、歯が無いローラ
があるが、通常は排紙ギザローラが用いられている。そ
して、排紙ギザローラの配列としては、複数の排紙ギザ
ローラを主走査方向に1列配列したものと、複数の排紙
ギザローラを副走査方向にずらした状態で主走査方向に
2列配列したものがあるが、通常は2列配列したものが
用いられている。
【0005】排紙ギザローラは、回動自在かつ可動自在
に配設され、排紙駆動ローラに対してバネにより付勢さ
れており、搬送されてくる印刷用紙の送り力によりバネ
力に抗して排紙駆動ローラから退避して印刷用紙を挟持
するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の排紙装
置では、バネが排紙ギザローラを排紙駆動ローラに付勢
しているため、バネ力の加減によっては印刷用紙上にギ
ザ跡が付いて印刷精度を低下させるおそれがある。これ
を防止するには、バネ力の調整を高精度に行えばよい
が、バネが機械的な部品であるため、その微調整は困難
で限界がある。
【0007】本発明は、上記のような課題に鑑みなされ
たものであり、その目的は、記録媒体上に傷等を付けず
に記録精度を高精度に維持することができる記録媒体の
排出装置及びその装置を備えた記録装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の請求項1に係る記録媒体の排出装置では、前記記
録媒体の搬送方向下手側に配設した排出駆動ローラと、
前記排出駆動ローラに対して従動する第1及び第2の排
出押さえローラであって、この順で略連続して配設され
ている第1及び第2の排出押さえローラとを備え、前記
第1の排出押さえローラを前記第2の排出押さえローラ
から前記搬送方向と逆方向に離間させると共に、主走査
方向の一方にのみ係止部を対向させた取付部材を有する
ホルダに、前記第1の排出押さえローラを回動自在に軸
支したことを特徴としている。
【0009】これにより、第1の排出押さえローラと第
2の排出押さえローラを所定距離離して配設することが
できるので、第1及び第2の排出押さえローラを従来の
ように可動自在として付勢手段により排出駆動ローラに
付勢しておかずに固設しても、第1及び第2の排出押さ
えローラは上記所定距離分のてこの力により記録媒体を
確実に押さえることができる。
【0010】請求項2の発明では、請求項1に記載の記
録媒体の排出装置において、前記排出押さえローラが歯
付ローラであることを特徴としている。これにより、記
録媒体上には歯の跡は付かないので、記録精度を高精度
に維持することができる。
【0011】上記目的達成のため、本発明の請求項3に
係る記録装置では、請求項1または2に記載の記録媒体
の排出装置を備えたことを特徴としている。これによ
り、上記各作用を有する記録装置を提供することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態に係るインク
ジェット式記録装置の1つであるインクジェット式プリ
ンタの構成例を斜め前方から見た斜視図である。このイ
ンクジェット式プリンタ100は、扁平の直方体の形状
をしており、一側面(以下、前面という)側から全ての
操作を行うことが可能なように構成されている。このイ
ンクジェット式プリンタ100の後述する図4等に示す
用紙搬送部140や印刷部150等は、前面側が開放さ
れた筐体101及びこの筐体101の前面側にはめ込ま
れた前枠102により覆われている。
【0014】筐体101は、図1に示すように、例えば
金属板の板金加工により、あるいはプラスチックの射出
成形により形成されている。前枠102は、図1に示す
ように、プラスチックの射出成形により形成されてお
り、開口部の下部には図示矢印aで示す副走査方向(印
刷用紙の搬送方向)に出し入れ可能なトレイ110及び
スタッカ120が上下に配設され、それらの脇には操作
パネル130が配設され、開口部の上部には図示矢印b
で示す前後方向に回動開閉可能な開閉カバー103が取
り付けられている。
【0015】トレイ110は、図2に示すように、印刷
前の印刷用紙を積層収納する本体111と、積層収納し
た印刷用紙を1枚ずつ供給するために印刷用紙の前部を
斜め上方に持ち上げるホッパ112を有している。本体
111は、図2に示すように、例えばA4サイズの大き
さの印刷用紙より若干大きく作製されており、印刷用紙
を内部に配設されている印刷用紙の幅方向の位置決め用
部材111a及び図示しない長さ方向の位置決め用部材
により所定位置に位置決めして積層収納するようになっ
ている。
【0016】ホッパ112は、図2に示すように、本体
111内の前部に配設された用紙支持部112a及びこ
の用紙支持部112aと一体形成された脚部112bを
有しており、脚部112bと本体111の内底面に係止
されている付勢部材112cにより、脚部112bの端
部を中心に旋回する用紙支持部112aにより印刷用紙
の前部を斜め上方に持ち上げるようになっている。
【0017】このトレイ110は、図1に示すように、
前枠102に対して後方の筐体101内に収納された状
態にて印刷用紙の供給が可能であり、また、図2に示す
ように、前枠102に対して前方へ引き出された状態に
て印刷用紙の補充や交換が可能なように構成されてい
る。この印刷用紙としては、普通紙、専用紙、推奨OH
Pシート、光沢紙、光沢フィルム、ラベルシート、官製
葉書等が利用できる。
【0018】スタッカ120は、図3に示すように、印
刷完了後に排紙される印刷用紙を受けて載置する受け台
121と、前方に引き出された状態の受け台121の後
端部を保持し、あるいは後方に押し込まれる受け台12
1を収納する基台122を有している。受け台121
は、例えばA4サイズの大きさの印刷用紙より若干大き
く作製されており、印刷が完了して排出された印刷用紙
を載置保持するようになっている。基台122は、筐体
101内に固定されており、受け台121を前後方向に
スライド可能に支持して収納あるいは保持するようにな
っている。
【0019】操作パネル130には、図1に示すよう
に、電源ボタン131、リセットボタン132、排紙ボ
タン133等が配設されており、図5等に示す筐体10
1に内蔵されている制御部160の専用コントローラボ
ード等に電気配線接続されている。この操作パネル13
0の各ボタン131〜133等を操作することにより、
インクジェット式プリンタ100の起動・印刷・停止等
を行うことができるようになっている。
【0020】開閉カバー103は、図1に示すように、
プラスチックの射出成形により前枠102の略上半分を
覆うことが可能な大きさに形成されており、上部を前方
側に引き、後方側へ押すことにより下部を中心に回動開
閉可能なように構成されている。すなわち、図4に示す
ように、開閉カバー103の下部の2箇所には軸支リブ
103aが突出形成されており、これらの軸支リブ10
3aが開閉カバー103の回動中心として前枠102に
軸支持されている。また、開閉カバー103の両側面の
上部には係止リブ103bが突出形成されており、これ
らの係止リブ103bが開閉カバー103を閉じたとき
に前枠102に引っ掛かって開閉カバー103を前枠1
02に係止するようになっている。
【0021】そして、図4に示すように、開閉カバー1
03を開けたときのトレイ110の上部には用紙搬送部
140が配設され、この用紙搬送部140の上方には図
示矢印cで示す主走査方向(後述するキャリッジ151
の走査方向)に移動可能な印刷部150が配設されてい
る。ここで、図5は、筐体101、前枠102及び開閉
カバー103を取り外した状態を示す斜視図、図6は、
その平面図、図7は、その正面図、図8は、その側面図
であり、図5〜図8を参照して用紙搬送部140及び印
刷部150の詳細構成について説明する。
【0022】用紙搬送部140は、印刷用紙を筐体10
1内に収納されているトレイ110から前面側に引き出
されているスタッカ120まで搬送する機能を有してお
り、後面側から前面側にかけて以下の部材が順に配設さ
れている。すなわち、トレイ110の上部に配設されて
いる第1紙案内141(図5、6、8参照)、上下に対
向配置されている給紙ローラ142(図5、6、8参
照)とパッド143a(図8参照)を有するパッドホル
ダ143(図8参照)、パッドホルダ143を支持する
第2紙案内144(図8参照)、上下に対向配置されて
いる従動ローラ145(図5〜8参照)と紙送りローラ
146(図5、6、8参照)、印刷部150の下部に配
設されている第3紙案内147(図5〜8参照)、上下
に対向配置されている排紙ギザローラ148(図5〜8
参照)と排紙駆動ローラ149(図5、7、8参照)が
配設されている。
【0023】印刷部150は、主走査方向に移動可能な
キャリッジ151(図5〜8参照)、キャリッジ151
に対して前後方向に脱着可能に取り付けられたインクカ
ートリッジ152(図5〜8参照)、キャリッジ151
に搭載されたプリントヘッド153(図7、8参照)、
キャリッジ151の移動を案内するガイド棒154(図
5〜8参照)、プリントヘッド153と制御部160の
専用コントローラボード等を電気的に接続するフレキシ
ブル配線板155(図5〜7参照)、インクカートリッ
ジ152をキャリッジ151に着脱する際に補助するア
シスト手段156(図5〜8参照)等を備えている。イ
ンクカートリッジ152は、例えばイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの計4色のタンクを備えており、
フルカラー印刷が可能なように構成されている。
【0024】そして、図5〜図7に示すように、用紙搬
送部140を駆動する搬送駆動部170として駆動モー
タ171及びギア機構172が、用紙搬送部140の一
側面側に配設され、印刷部150の印刷駆動部180と
して駆動モータ181及びベルト機構182が、印刷部
150の後方側に配設されている。
【0025】このような構成において、その動作の概略
を説明する。なお、インクジェット式プリンタ100と
コンピュータ等との接続配線や電源プラグの接続は既に
完了しているものとする。先ず、使用者は、図1に示す
状態で指をトレイ110の底面に設けられている凹部に
掛けて引っ張ることにより、図2に示すようにトレイ1
10を前方へ引き出す。
【0026】続いて、トレイ110の本体111内の所
定位置に複数枚の印刷用紙を積層した状態で収納した
後、トレイ110を後方へ押し込んでセットする。この
とき、印刷用紙の前部はホッパ112により斜め上方に
持ち上げられ、最上部の印刷用紙の前部先端が給紙ロー
ラ142に接触する。
【0027】次に、使用者は、指をスタッカ120の底
面に設けられている凹部に掛けて引っ張ることにより、
図3に示すようにスタッカ120を前方へ引き出す。そ
して、操作パネル130を操作してインクジェット式プ
リンタ100をスタンバイ状態にし、コンピュータ等か
ら印刷指令を入力する。
【0028】すると、図8に示すように、トレイ110
内の最上部の1枚の印刷用紙Pは、第1紙案内141と
第2紙案内144に案内されつつ、給紙ローラ142の
回転により副走査方向である前方へ引き出されて給紙ロ
ーラ142とパッド143aとの間に挟持されて更に前
方へ送り出される。そして、その印刷用紙Pは、従動ロ
ーラ145と紙送りローラ146との間に挟持されて更
に前方へ送り出される。
【0029】印刷用紙Pが第3紙案内147に達する
と、キャリッジ151の主走査方向への移動が開始され
る。そして、副走査方向に搬送されつつある印刷用紙P
に対し、プリントヘッド153は主走査方向に移動しな
がらインク滴を吐出して、印刷用紙P上に所定の印刷情
報を印刷する。このときのプリントヘッド153の走査
タイミングやインク吐出タイミングは、制御部160の
専用コントローラボード等により制御され、高精度なイ
ンクドット制御、ハーフトーン処理等が実行されるよう
になっている。
【0030】そして、その印刷用紙Pは、排紙ギザロー
ラ148と排紙駆動ローラ149との間に挟持されて更
に前方へ送り出され、最終的に印刷が完了した印刷用紙
Pはスタッカ120上に排紙される。なお、インクカー
トリッジ152内のインクが無くなったときは、図9に
示すように、開閉カバー103を開け、アシスト手段1
56を図示矢印dで示す前方に回動させてインクカート
リッジ152から離間させ、図10に示すように、イン
クカートリッジ152を図示矢印eで示す前方に引き出
し、新規のインクカートリッジ152と交換する。
【0031】以上のように、このインクジェット式プリ
ンタ100によれば、印刷前の印刷用紙Pのセッティン
グから印刷後の印刷用紙Pの取り出し、さらにはインク
カートリッジ152の交換等にいたるまで前面側で全て
処理することができるので、操作が迅速かつ容易とな
り、印刷効率を向上させることができると共に、プリン
タ上部への周辺機器の設置が可能となり、作業空間を有
効利用することができる。
【0032】図11は、上記用紙搬送部140に適用さ
れた本発明の記録媒体の排出装置の実施形態である排紙
装置を示す斜視図、図12は、その拡大斜視図、図13
は、その側面図である。この排紙装置40は、排紙駆動
ローラ(排出駆動ローラ)149と排紙ギザローラ(排
出押さえローラ)148を備えている。排紙駆動ローラ
149は、印刷用紙の搬送方向下手側、すなわち第3紙
案内147の下手側近傍に主走査方向に延びるように配
設されている。
【0033】排紙ギザローラ148は、第1の排紙ギザ
ローラ148aと第2の排紙ギザローラ148bで構成
されており、排紙駆動ローラ149の回転に従動するよ
うに排紙駆動ローラ149の上部に対向配置されてい
る。すなわち、この例では、第2の排紙ギザローラ14
8bは、主走査方向に所定間隔をあけて4つ配設されて
おり、第1の排紙ギザローラ148aは、第2の排紙ギ
ザローラ148bの間に所定間隔をあけて2つずつ、合
計6つ配設されている。
【0034】そして、本発明の特徴的な部分として、図
13に示すように、第2の排紙ギザローラ148bは、
その中心軸Cbが排紙駆動ローラ149の中心軸Cを通
る鉛直線Lよりも印刷用紙の搬送方向と逆方向に若干離
間する位置となるように配設され、かつ回動自在に固設
されており、第1の排紙ギザローラ148aは、その中
心軸Caが第2の排紙ギザローラ148bの中心軸Cb
から印刷用紙の搬送方向と逆方向に所定距離d、例えば
3mm離間する位置となるように配設され、かつ主走査
方向の一方にのみ係止部を対向させた取付部材を有する
ホルダ148aaに回動自在に軸支されている。
【0035】このように、第1の排紙ギザローラ148
aと第2の排紙ギザローラ148bを所定距離dだけ離
して配設しているので、第1及び第2の排紙ギザローラ
148a、148bを従来のように可動自在としてバネ
により排紙駆動ローラに付勢しておかずに固設しても、
第1及び第2の排紙ギザローラ148a、148bは上
記所定距離d分のてこの力により印刷用紙を確実に押さ
えることができる。このため、バネ力の加減により印刷
用紙にギザ跡が付くような事態を無くすことができ、印
刷精度を高精度に維持することができる。
【0036】以上、本発明を種々の実施形態に関して述
べたが、本発明は以上の実施形態に限られるものではな
く、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の
実施形態についても適用されるのは勿論である。例え
ば、排紙押さえローラ148として排紙ギザローラ、す
なわち歯付きのローラを例に説明したが、歯が無いロー
ラであっても同様に適用することができる。また、記録
装置としてプリンタを例に説明したが、これに限られる
ものではなく、例えばファクシミリ装置やコピー装置等
の記録装置にも適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る記録
媒体の排出装置及びその装置を備えた記録装置によれ
ば、第1の排出押さえローラと第2の排出押さえローラ
を所定距離離して配設することができるので、第1及び
第2の排出押さえローラを従来のように可動自在として
付勢手段により排出駆動ローラに付勢しておかずに固設
しても、第1及び第2の排出押さえローラは上記所定距
離分のてこの力により記録媒体を確実に押さえることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインクジェット式記
録装置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例
を斜め前方から見た斜視図である。
【図2】図1のインクジェット式プリンタのトレイを引
き出した状態を示す斜視図である。
【図3】図1のインクジェット式プリンタのスタッカを
引き出した状態を示す斜視図である。
【図4】図1のインクジェット式プリンタの開閉カバー
を開いた状態を示す斜視図である。
【図5】図1のインクジェット式プリンタの筐体、前枠
及び開閉カバーを取り外した状態を示す斜視図である。
【図6】図5のインクジェット式プリンタの平面図であ
る。
【図7】図5のインクジェット式プリンタの正面図であ
る。
【図8】図5のインクジェット式プリンタの側面図であ
る。
【図9】図1のインクジェット式プリンタのインクカー
トリッジを交換する手順を示す第1の斜視図である。
【図10】図1のインクジェット式プリンタのインクカ
ートリッジを交換する手順を示す第2の斜視図である。
【図11】図1のインクジェット式プリンタの用紙搬送
部に適用された本発明の記録媒体の排出装置の実施形態
である排紙装置を示す斜視図である。
【図12】図11に示す排紙装置の拡大斜視図である。
【図13】図11に示す排紙装置の側面図である。
【符号の説明】
40 排紙装置 100 インクジェット式プリンタ 101 筐体 102 前枠 103 開閉カバー 110 トレイ 111 本体 112 ホッパ 120 スタッカ 121 受け台 122 基台 130 操作パネル 140 用紙搬送部 141 第1紙案内 142 給紙ローラ 143 パッドホルダ 144 第2紙案内 145 従動ローラ 146 紙送りローラ 147 第3紙案内 148 排紙ギザローラ 148a 第1の排紙ギザローラ 148b 第2の排紙ギザローラ 149 排紙駆動ローラ 150 印刷部 151 キャリッジ 152 インクカートリッジ 153 プリントヘッド 154 ガイド棒 155 フレキシブル配線板 156 アシスト手段 160 制御部 170 搬送駆動部 171 駆動モータ 172 ギア機構 180 印刷駆動部 181 駆動モータ 182 ベルト機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を排出する装置において、 前記記録媒体の搬送方向下手側に配設した排出駆動ロー
    ラと、 前記排出駆動ローラに対して従動する第1及び第2の排
    出押さえローラであって、この順で略連続して配設され
    ている第1及び第2の排出押さえローラとを備え、 前記第1の排出押さえローラを前記第2の排出押さえロ
    ーラから前記搬送方向と逆方向に離間させると共に、主
    走査方向の一方にのみ係止部を対向させた取付部材を有
    するホルダに、前記第1の排出押さえローラを回動自在
    に軸支したことを特徴とする記録媒体の排出装置。
  2. 【請求項2】 前記排出押さえローラが歯付ローラであ
    ることを特徴とする記録媒体の排出装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に情報を記録する記録装置にお
    いて、 請求項1または2に記載の記録媒体の排出装置を備えた
    ことを特徴とする記録装置。
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