JP4393271B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、車両の特にラック・ピニオン式の操舵伝達機構を備える電動パワーステアリング装置に関する。
ラック・ピニオン式の操舵伝達機構を備える電動パワーステアリング装置であって、モータを駆動制御する制御基板がラックケースに設けられたコントローラケース内に収容される構造のものは、特許文献1に開示されている。
特開平11−171028号公報(段落[0020])
同特許文献1には、コントローラケースの開口からコントローラケース内に制御基板が挿入され、コントローラケースの底面にスペーサなどを介して4隅をネジ止めされて固定され、コントローラケースの開口をカバーにより閉塞する構造が開示されている。
コントローラケースは、ラックケースに設けられるので、飛石などが当たる可能性がある。
飛石などがカバーに当たったときに、カバーの変形が制御基板に影響を与えないようにするためには、制御基板とカバーとの間の距離を大きくした緩衝空間を形成しておく必要がある。
しかるに、緩衝空間を大きく確保すると、制御基板をコントローラケースに固定しているネジが振動などで緩んだときに、ネジの頭部がカバーの裏面で規制されることなくネジが完全に抜けて制御基板に脱落するおそれがある。
制御基板にネジが落ちると、電気的ショートを起こす不具合がある。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、飛石などから制御基板を保護するとともに、制御基板を固定しているネジの緩みによる脱落を回避した簡単な構造の電動パワーステアリング装置を供する点にある。
課題を解決するための手段および効果
上記目的を達成するために、本請求項1記載の発明は、ステアリング側に連結された操舵ピニオンと噛合うラック軸の摺動により操舵輪が転舵されるとともにステアリング側の操舵トルクに応じて駆動制御されるモータの動力が伝達機構を介して前記ラック軸の摺動に伝達されて操舵が補助される電動パワーステアリング装置において、前記モータを駆動制御する制御基板が収容されるハウジングがラックケースまたはステアリングギヤボックスに形成され、前記ハウジングの開口に対向する底部に形成された取付ボスに前記制御基板が当接され、前記取付ボスにネジによりネジ止めされ、前記開口を閉塞したカバーの内面の少なくとも中央付近から1個突出した突起が、前記制御基板をでネジ止めしたネジの頭部に近接して対向し、前記突起は、前記カバーの前記制御基板をネジ止めしたネジに対向する部分が内面側に膨出して形成されたものであり、前記カバーと前記制御基板との間に前記突起の長さ緩衝空間が形成された電動パワーステアリング装置とした。
ハウジングの開口を閉塞したカバーの内面から突出した突起が、制御基板をネジ止めしたネジの頭部に近接して対向している簡単な構造であり、、突起の長さ分カバーと制御基板との間に緩衝空間を形成して飛石などがカバーに当たり変形する場合に制御基板をネジ止めしたネジの頭部にカバー内面の突起が先に当接して支持剛性が高められるためその後の変形を回避できるとともに、振動などでネジが緩んでもネジの頭部が突起に規制されて抜けが防止され、ネジの制御基板上への脱落による電気的ショートをも回避することができる。
カバーに突起を一体的に成形することができ、部品点数を少なくし、作業も簡素化し、コストの低減を図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態について図1ないし図16に基づき説明する。
本実施の形態に係る電動パワーステアリング装置1の全体正面図を図1に、上面図を図2に、同内部構造を示す正面図を図3に示す。
電動パワーステアリング装置1は、車両の左右方向(図1,図2,図3において左右は逆になっている)に指向した略円筒状のラックケース2内にラック軸3が左右軸方向に摺動自在に収容されている。
ラックケース2の両端開口から突出したラック軸3の両端部にそれぞれジョイント4,4を介してタイロッド5,5が動かされ、さらに転舵機構を介して車両の転舵輪が転舵される。
ラックケース2の右端(図1ないし図3において左端)近傍にステアリングギヤボックス6が設けられている。
同ステアリングギヤボックス6には、ステアリングホイール(図示せず)が一体に取付けられたステアリング軸にジョイントを介して連結される入力軸7が軸受を介して回動自在に軸支されており、入力軸7はステアリングギヤボックス6内でトーションバー8を介して相対的なねじり可能に操舵ピニオン軸9と連結されている。
この操舵ピニオン軸9のはす歯9aがラック軸3のラック歯3aと噛合してラック・ピニオン機構が構成されている。
したがって、ステアリングホイールの回動操作により入力軸7に伝達された操舵力は、トーションバー8を介して操舵ピニオン軸9を回動して操舵ピニオン軸9のはす歯9aとラック歯3aの噛合によりラック軸3を左右軸方向に摺動させる。
一方で、ラックケース2の拡径した中央部はモータケース2aとなっており、モータ10が収容されている。
該モータ10は、ボールネジ3bが刻設されたラック軸3の外周を環状のインナロータ11が回転し、その外側にアウタステータ12がモータケース2aの内周面に周設されて設けられている。
環状のインナロータ11の内周面に圧入された接続スリーブ13が左方(図3の右方)に延出し、モータケース2aの内周に軸受15を介して回転自在に支持されたボールナット部材14と一体に結合されている。
ボールナット部材14は、ラック軸3のボールネジ3bにボールを介して螺合している。
したがって、モータ10が駆動されインナロータ11が回転すると、一体にボールナット部材14が回転し、ボールナット部材14とボールを介して螺合するラック軸3を左右に摺動して操舵力をアシストすることができる。
ラックケース2のモータケース2aとステアリングギヤボックス6との間の部分にモータ10を駆動制御する制御基板を収容するハウジング2bがラック軸3の前方に形成されている。
ハウジング2bは前方に向けて大きく略横長矩形の前面開口20を有して、その周縁は開口20を閉塞する前面カバー30を取付ける合わせ面21が矩形枠状に形成され、合わせ面21にはシール部材32を嵌め込む溝21aが形成され、溝21aの外側4隅にネジ穴21bが設けられている(図8参照)。
ハウジング2bの開口20に対向する底面22は、背後にラック軸3が左右方向に走る中央高さ位置が浅く、上下が深い形状をしており、底面22の左(図8の右)上隅に特に深い凹部23を有する。
同ハウジング2bの底面22には、図8に示す所定4ヶ所から取付ボス24が突出形成されている。
4つの取付ボス24は、制御基板40を取り付けるために、その先端面は同一面に形成され、それぞれネジ穴24aが形成されている。
図4ないし図7を参照して、開口20を閉塞する前面カバー30は、アルミダイカスト,ステンレス鋼板等のプレス成形品で、合わせ面21に対向する矩形周縁部30aの内側が若干外側に膨出した平板部30bをなし、平板部30bには前記ハウジング2bの底面22から突出した4つの取付ボス24に対向したそれぞれの位置に内側の取付ボス24に向けて所定長さ膨出した突起31が形成されている。
なお、前面カバー30の矩形周縁部30aの4隅にはネジ穴21bに対応して取付孔30cが穿孔されている。
図7に示すように、ハウジング2bの合わせ面21の溝21aにゴムリングであるシール部材32を嵌め込み、前面カバー30をハウジング2bの前面開口20に被せ、矩形周縁部30aを合わせ面21に合わせてネジ33を取付孔30cに貫通しネジ穴21bに螺合することで前面カバー30を固着しハウジング2bの前面開口20を液密に閉塞する。
また、ハウジング2bは、上側壁にハウジング2b内を上方から覗けるように覗き用開口25が穿設されている。
この覗き用開口25の周縁は同覗き用開口25を閉塞する上面カバー35を取り付ける合わせ面26が形成され、同合わせ面26にはシール部材38を嵌め込む溝26aが矩形枠状に形成され、その溝26aの外側左右2ヵ所にネジ穴26bが設けられている。
図7を参照して、覗き用開口25を閉塞する上面カバー35は、アルミダイカスト,ステンレス鋼板等のプレス製で、略長方形状の合わせ面26に対応した矩形平板部35aの中央が若干外側に膨出して膨出部35bを有し、膨出部35bの右側にコネクタ36が突出形成されている。
そして、上面カバー35の裏面左側所定位置から左右1対の挟持片37,37が2対並んで突出形成されている。
1対の挟持片37,37は後述する円柱状をした制御基板40から突出するコンデンサ44の筒状部を左右から挟みつけて挟持することができる。
上面カバー35の矩形平板部35aの左右にはネジ穴26bに対応して取付孔35cが穿孔されている。
なお、上面カバー35を絶縁樹脂により一体成型することもできる。
図7に示すように、ハウジング2bの上側壁の合わせ面26の溝26aにゴムリングであるシール部材38を嵌め込み、上面カバー35をハウジング2bの覗き用開口25に被せ、矩形平板部35aを合わせ面26に合わせてネジ39を取付孔35cに貫通しネジ穴26bに螺合することで上面カバー35を固着しハウジング2bの覗き用開口25を液密に閉塞することができる。
図6および図8に示すように、ハウジング2b内にはその左側のモータケース2a側からモータ10に電力を供給する電力線の導電性板片よりなる雄端子片16a,16aが一対突出している。
各雄端子片16a,16aは、先端が上方に屈曲して雄端子16,16を形成している。
ハウジング2b内に収容される制御基板40は、ハウジング2bの前面開口20を一回り小さくした略長方形状をしており、プリント配線された基板の表裏には種々の機能素子が配設されている。
搭載される機能素子の主なものは、図10ないし図12に図示するように、制御基板40の表面に、CPU41が略中央に搭載され、裏面は中央を空けて前後に分かれて、主に前側にFET(電界効果トランジスタ)42が4個ヒートシンクである支持基台43に取り付けられ、後側にコンデンサ44が2個突設されるとともにパワーリレー45aとファイルセーフリレー45bが配設されている。
また、制御基板40の裏面の後端縁に沿ってコネクタ49が固着されている。
ステアリングギヤボックス6内に設けられるトルクセンサ60からの信号線の端部はステアリングギヤボックス6内から露出することなくコネクタにまとめられ、同コネクタが制御基板40のコネクタ49に接続される構成である。
制御基板40の左側中央に雌端子46,46が前後に並んで2個配設されており、同雌端子46,46は、モータケース2a側からハウジング2b内に突出している前記モータ電力線の雄端子片16a,16aの先端を屈曲させた雄端子16,16にそれぞれ対応している。
雌端子46は、図13に示すように四角筒状に屈曲形成した筒体46a内に導電性バネ片46bが内設されて構成されている。
そして、前記ハウジング2bの前面開口20から底面22に対向して挿入される制御基板40には、ハウジング2bの底面22から突出した4つの取付ボス24に対応したそれぞれの位置に取付孔47が形成されている(図10参照)。
したがって、図7を参照して、制御基板40は、ハウジング2bの前面開口20から底面22に対向して挿入され、底面22から突出した4つの取付ボス24に対して所定位置関係に合わせて当接され、ネジ48を制御基板40の取付孔47に貫通させて取付ボス24のネジ孔24aに螺合して取付けられる。
なお、制御基板40のハウジング2b内への挿入に際しては、予めトルクセンサ60からの信号線とコネクタ49を接続しておく。
この制御基板40の取付けに際し、制御基板40を4つの取付ボス24に当接するときに、ハウジング2b内に突出した雄端子片16a,16aの先端を屈曲させた雄端子16,16に対して制御基板40の雌端子46,46が対向し、図14に示すように雄端子16,16が雌端子46,46に挿入されて雌端子46の導電性バネ片46bがそのバネ力により雄端子16に圧接されて互いに接触が維持され、電気的に接続される。
このように、ラックケース2に形成されたハウジング2b内に制御基板40を挿入して取付ボス24に当接すると同時に、モータ側の接続雄端子16と基板側の接続雌端子46が互いに接触して電気的に接続されるので、溶接などをしないでよく組立ての作業効率が極めて良い。
制御基板40がハウジング2b内に取付けられた後、前面カバー30がハウジング2bの前面開口20を覆って前記したようにシール部材32を介してネジ33によって取付けられる。
前面カバー30は、飛石などが当たるおそれがあり、そのときに制御基板40に影響を与えないように、図5および図6に示すように、前面カバー30と制御基板40との間をある程度広くとって緩衝空間Sを形成している。
そして、前面カバー30には、ハウジング2bの底面22から突出した4つの取付ボス24に対向した位置に内側に向けて所定長さ膨出した突起31が形成されているので、図5および図6に図示するように、4本の突起31は制御基板40を固定したネジ48に向けて緩衝空間内を突出しネジ48の頭部に近接した位置まで達している。
このように、前面カバー30が前面開口20を覆ってハウジング2bに取付けられると、前面カバー30の4本の突起31が制御基板40を固定した4個のネジ48にそれぞれ近接して位置するので、制御基板40を固定するネジ48が緩むようなことがあっても突起31に直ぐに当たってそれ以上緩むことはなく、ネジ48が外れて制御基板40上への脱落による電気的ショートなどを回避することができる。
飛石等の影響を制御基板40が受けないように緩衝空間Sを広くとると、制御基板40を固定するネジ48が脱落するおそれがあるが、上記のように突起31によりネジ48の脱落は回避される。
突起31は前面カバー30に形成されていて、前面カバー30をハウジング2bに取付けることで、突起31がネジ48の脱落を防止するので、部品点数も少なく組付け作業が簡単である。
制御基板40の裏面に搭載された比較的大きいコンデンサ44は、制御基板40の取付けに際しハウジング2bの底面22の上側に形成されたさらに凹んだ凹部23に半分程挿入されるが、耐振性および放熱性を確保するために、コンデンサ44の挿入される半部に硬化型熱伝導性シリコーン50を適量塗布しておくことにより、制御基板40を取付ボス24に取付けたときに、硬化型熱伝導性シリコーン50を介してコンデンサ44をハウジング2bの凹部23に一体に固定する(図5参照)。
コンデンサ44は、比較的大きく重量のある素子であるので、上記のように硬化型熱伝導性シリコーン50によってハウジング2bの凹部23に一体に固定することで、振動により外れることが防止されるとともに、発生した熱を硬化型熱伝導性シリコーン50を通じてラックケース2に伝えて放熱することができる。
硬化型熱伝導性シリコーン50のコンデンサ44への塗布量が適量であるか否かは、ハウジング2bの凹部23にコンデンサ44が挿入されたときの様子で判断することができるが、この凹部23にコンデンサ44が挿入された状態を前面開口20からは制御基板40が邪魔になって見ることはできない。
そこで、本ラックケース2のハウジング2bには、上側壁に覗き用開口25が設けられていて、図15に示すように、同覗き用開口25から凹部23にコンデンサ44が挿入された状態を覗き見ることがで、硬化型熱伝導性シリコーン50のコンデンサ44への塗布量が適量かどうかを観測することができる。
硬化型熱伝導性シリコーン50の塗布量が少ないときは、覗き用開口25から硬化型熱伝導性シリコーン50を補給塗布し、多過ぎるときは削り取ればよい。
この覗き用開口25は、上面カバー35によって前記したように閉塞されるが、上面カバー35は裏面に2対の挟持片37を備えており、覗き用開口25を塞ぐと同時に、2対の挟持片37がハウジング2bの凹部23に先端側半部を挿入した2個のコンデンサ44の基端側半部をそれぞれ挟みつけて挟持する。
上面カバー35はネジ39によりハウジング2bに固着されるので、コンデンサ44はハウジング2bに固定され、硬化型熱伝導性シリコーン50による固定と相俟ってコンデンサ44は確固としてハウジング2bに一体化さる。
したがって、振動によりコンデンサ44が制御基板40から外れることは防止されるとともに、発生した熱を挟持片37を通じて上面カバー35さらにラックケース2に伝えて放熱することができ、耐振性と放熱性に優れている。
また、上面カバー35は、外部からの電力供給や信号の入出力のためのコネクタ36を一体に備えており、上記コンデンサ44の保持機能とともにコネクタの機能も有することで、部品点数を削減し、組立て作業も簡素化するとともに、コストの削減を図ることができる。
ハウジング2b内に収容される制御基板40の回路構成を図16に示し、簡単に説明する。
4個のFET42は、ブリッジ回路を構成し、同ブリッジ回路のプラス側をパワーリレー45aを介して電源であるバッテリ61に接続し、マイナス側をアースしている。
プラス側FET42とマイナス側FET42を接続する1対の接続線54a,54b間にフェイルセーフリレー45bと電流センサ55を介してモータ10が接続される。
FET42のブリッジ回路のプラス側とマイナス側との間にコンデンサ44が介装されている。
そして、各FET42はCPU41によりスイッチング制御される構成であり、CPU41にはトルクセンサ60からの信号およびその他の検出信号が入力される。
CPU41による各FET42のスイッチング制御で、モータ10の正転と逆転を切り換えることができ、ブリッジ回路と並列に介装されるコンデンサ44により瞬間的に大電流が流れても電圧降下することなくFET42に電流を流し、モータ10の応答遅れを防止することができる。
モータ10に異常電流が流れるときは、電流センサ55がこれを検知してフェールセーフリレー45bをオフするとともに、制御基板40への異常電流に対してはパワーリレー45aがオフする。
制御基板40への外部からの接続は、モータ10との接続に前記雄端子16と雌端子46の接合があり、トルクセンサ60との接続に前記コネクタ49の接合がある。
そして、バッテリ61およびその他の検出信号との接続は、上面カバー35のコネクタ36を介して行われる。
なお、以上の実施の形態では、ラックケースの一部にモータが設けられていたが、ステアリングギヤボックスの一部にモータが設けられるものについても、本発明は適用可能であり、また、制御基板が収容されるハウジングがステアリングギヤボックスに形成されるものについても本発明は適用可能である。
本発明の実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の全体正面図である。 同平面図である。 該電動パワーステアリング装置の内部構造を示す一部省略した正面図である。 要部拡大正面図である。 図4におけるV−V線で切断した断面図である。 図4におけるVI−VI線で切断した断面図である。 同要部分解斜視図である。 ラックケースのハウジングの正面図である。 ハウジング内に制御基板を取付けた状態を示す要部正面図である。 制御基板の裏面図である。 同側面図である。 別の角度から見た側面図である。 雌端子と雄端子の斜視図である。 同雌端子と雄端子が接続された状態を示す断面図である。 上面カバーを外して覗き用開口を見た要部上面図である。 制御基板の回路構成を示す図である。
符号の説明
1…電動パワーステアリング装置、2…ラックケース、2a…モータケース、2b…ハウジング、3…ラック軸、4…ジョイント、5…タイロッド、6…ステアリングギヤボックス、7…入力軸、8…トーションバー、9…操舵ピニオン軸、
10…モータ、11…インナロータ、12…アウタステータ、13…接続スリーブ、14…ボールナット部材、15…軸受、16…雄端子、
20…前面開口、21…合わせ面、22…底面、23…凹部、24…取付ボス、25…覗き用開口、26…合わせ面、
30…前面カバー、31…突起、32…シール部材、33…ネジ、35…上面カバー、36…コネクタ、37…挟持片、38…シール部材、39…ネジ、
40…制御基板、41…CPU、42…FET、43…支持基台、44…コンデンサ、45…リレー、46…雌端子、47…取付孔、48…ネジ、49…コネクタ、
50…硬化型熱伝導性シリコーン、54…接続線、55…電流センサ、
60…トルクセンサ、61…バッテリ。

Claims (1)

  1. ステアリング側に連結された操舵ピニオンと噛合うラック軸の摺動により操舵輪が転舵されるとともにステアリング側の操舵トルクに応じて駆動制御されるモータの動力が伝達機構を介して前記ラック軸の摺動に伝達されて操舵が補助される電動パワーステアリング装置において、
    前記モータを駆動制御する制御基板が収容されるハウジングがラックケースまたはステアリングギヤボックスに形成され、
    前記ハウジングの開口に対向する底部に形成された取付ボスに前記制御基板が当接され、前記取付ボスにネジによりネジ止めされ、
    前記開口を閉塞したカバーの内面の少なくとも中央付近から1個突出した突起が、前記制御基板をでネジ止めしたネジの頭部に近接して対向し
    前記突起は、前記カバーの前記制御基板をネジ止めしたネジに対向する部分が内面側に膨出して形成されたものであり、
    前記カバーと前記制御基板との間に前記突起の長さ緩衝空間が形成されたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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