JP4391160B2 - 給気換気システム及び住宅構造 - Google Patents

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本発明は、給気によって住居の換気を行う給気換気システム及びその給気換気システムを備えた住宅構造に関するものである。
この種の従来技術としては、特許文献1に示されているような室外に連通させる単一の室外吸込口と室内に連通させる複数の室内吹出口を形成した外殻内に、室外吸込口から室内吹出口に向う空気流を形成する送風機を組込み、この送風機の吹出口と室内吹出口との間に空気を清浄化する空気清浄フィルターを設けたものがある。
特開2001−272074号公報
従来の換気装置は、建物の天井裏等に取付けられ、室外吸込口をダクトにより室外に連通させ、一列に並んだ室内吹出口の接続口にダクトを接続して居間や寝室、浴室といった建物の間仕切りによる空間である各部屋にそれぞれ連通させることにより、建物の各部屋を給気により換気するものである。しかし、各部屋へのダクト配管が面倒で、施工性が悪く、廊下や他の部屋に空気中の汚染物質が汚濁空気とともに流れ出すといった問題点があった。
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、施工性の良い給気換気システムを得ることであり、汚染物質や汚濁空気を部屋から効果的に排除できる給気換気システムを得ることであり、この給気換気システムを備えた住宅構造を得ることである。
上記課題を解決するために本発明は、屋外に連通させる外気吸込口と室内に連通させる複数の室内吹出口を備え、外気吸込口から室内吹出口に向う給気流を形成する送風機を組込んだ給気ユニットを、住居の廊下等の天井裏に設置し、この給気ユニットの設置場所から最短距離で結んだ各部屋の壁に当該部屋に給気するための給気開口部を設け、給気ユニットの外気吸込口を屋外へ連通させ、室内吹出口をそれぞれ各部屋に設けた給気開口部にダクトで接続し、各部屋の屋外と隣接する壁面に屋外へ排気する排気部品を設け、各部屋の汚濁空気を他の部屋に拡散させない手段を採用する。
上記手段を採用することにより、給気ユニットと各部屋の給気開口部とを接続するダクトは最短となり、施工し易くなるとともに、各部屋への給気に伴い排気部品で屋外へ汚濁空気が汚染物質とともに排気され、廊下や他の部屋に拡散するようなことがなくなる。
住居の各部屋への連通部分である廊下等の天井裏に給気ユニットを設置する。この給気ユニットは、屋外に連通させる外気吸込口と室内に連通させる複数の室内吹出口を備え、外気吸込口から室内吹出口に向う給気流を形成する送風機を組込んだ構成である。給気ユニットの設置場所から最短距離で結んだ各部屋の壁には、当該部屋に給気するための給気開口部を設ける。また、各部屋の屋外と隣接する壁面に屋外へ排気する排気部品を設ける。給気ユニットの外気吸込口を屋外へ連通させ、室内吹出口をそれぞれ各部屋に設けた給気開口部に接続して給気換気システムを構成する。
この給気換気システムを構成するにあたっては、給気ユニットと各部屋の給気開口部とを接続するダクトは最短となり、施工し易い。給気ユニットの運転とともに各部屋へ給気開口部からの外気が給気され、この給気に伴なって排気部品から部屋の汚濁空気が汚染物質とともに屋外へ排気され、廊下や他の部屋に拡散するようなことがなく、部屋の空気環境が快適に保持される。
実施の形態
図1〜図5によって示す本実施の形態は、住宅の間仕切り空間である各部屋に外気を供給して建物全体を給気を主体にして換気する、特に高気密高断熱住宅に適した給気換気システムに関するものである。この給気換気システムの中核となる給気ユニット1は、図3に示すように、六面体の箱形に形成された外殻2を備えている。この外殻2の一側には屋外に連通させる単一の外気吸込口3が形成され、対向側には横一列に室内に連通させる複数(図示のものは四個)の室内吹出口4が形成されている。外殻2内は室内吹出口4が並ぶ側部近くにおいて隔壁5により外気吸込口3側と室内吹出口4側に離隔され、隔壁5の外気吸込口3側に給気送風機6が組付けられている。給気送風機6の吐出口には、オン/オフ可能な電気ヒータ7が設けられている。隔壁5は、その外殻2の内側面に当る側が給気送風機6側に図3に示すように曲げ込まれ、この隔壁5の曲込み部にかかる外殻2部分の双方に、もう一つずつ室内吹出口8が形成されている。従って、室内吹出口4,8は本実施の形態では六個備えられ、六部屋に対しての給気が可能になっている。
住宅構造は、例えば図1と図2で一階と二階の各平面構成図を示すように、二階建てである。一階部分は、廊下9を挟んで四部屋あり、廊下9の突当りに一部屋ある構造である。二階部分は、階段の踊場に続く廊下9を挟んで四部屋ある構造である。一階にも二階にもそれぞれ給気換気システムが構成されている。各部屋への連通部分である廊下9の天井裏には図4に示すように給気ユニット1が設置される。この給気ユニット1の設置場所から最短距離で結んだ各部屋の壁10には、当該部屋に給気するための給気開口部11ないしは給気口部品が設けられる。そして、各部屋の屋外と隣接する壁面には、屋外へ排気する排気部品12または換気扇が設けられる。給気ユニット1の外気吸込口3は、ダクト13で屋外へ連通され、室内吹出口4,8は、それぞれ各部屋に設けた給気開口部11にダクト13で接続される。
この給気換気システムを構成するにあたっては、給気ユニット1と各部屋の給気開口部11とを接続するダクト13は最短となる。従って、施工性は良好である。給気ユニット1の運転とともに各部屋へは給気開口部11からの新鮮な外気が給気され、この給気に伴って排気部品12から部屋の汚濁空気が汚染物質とともに屋外へ排気され、廊下9や他の部屋に拡散するようなことはなく、各部屋の空気環境は快適に保持される。冬季には、電気ヒータ7をオンし、冷たい外気を昇温して各部屋に給気でき、冷風感の無い給気換気を行うことができる。
なお、各階層毎に給気換気システムを構成せず、能力の大きな給気送風機6による給気ユニット1により複数の階層を一つの給気換気システムで換気するようにもできる。また、図5に示すように空気汚染物質が発生するような部屋には、給気開口部11に室内空気を清浄化する空気清浄ユニット14を組込んでも良い。これにより、部屋の空気は清浄に保たれる
一階部分の給気換気システムの平面構成図である。(実施の形態) 二階部分の給気換気システムの平面構成図である。(実施の形態) 給気換気システムの給気送風機を示す斜視図である。(実施の形態) 給気換気システムの廊下部分の縦断面図である。(実施の形態) 給気換気システムの給気開口部の他の構成を示した断面構成図である。(実施の形態)
1 給気ユニット、 3 外気吸込口、 4,8 室内吹出口、 7 電気ヒータ、
9 廊下、 11 給気開口部、 12 排気部品、 13 ダクト、 14 空気清浄ユニット。

Claims (7)

  1. 屋外に連通させる外気吸込口と室内に連通させる複数の室内吹出口を備え、前記外気吸込口から前記室内吹出口に向う給気流を形成する送風機を組込んだ給気ユニットを、住居の廊下等の天井裏に設置し、この給気ユニットの設置場所から最短距離で結んだ各部屋の壁に当該部屋に給気するための給気開口部を設け、前記給気ユニットの外気吸込口を屋外へ連通させ、室内吹出口をそれぞれ前記各部屋に設けた給気開口部にダクトで接続し、各部屋の屋外と隣接する壁面に屋外へ排気する排気部品を設け、各部屋の汚濁空気を他の部屋に拡散させないことを特徴とした給気換気システム。
  2. 請求項1に記載の給気換気システムであって、給気ユニットに給気流を昇温するオン/オフの可能の加熱手段を組込んだ給気換気システム。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の給気換気システムであって、給気開口部に室内空気を清浄化する空気清浄ユニットを組込んだ給気換気システム。
  4. 請求項1〜請求項3までのいずれかに記載の給気換気システムを住居の階層ごとに構成した給気換気システム。
  5. 請求項1〜請求項3までのいずれかに記載の給気換気システムで住居の複数の階層を換気するようにした給気換気システム。
  6. 請求項1〜請求項5までのいずれかに記載の給気換気システムであって、給気開口部を室内の壁面に臨んで設けた給気換気システム。
  7. 請求項1〜請求項6までのいずれかに記載の給気換気システムを備えた住宅構造。
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