JP4387349B2 - レンズバリア装置及びこれを備えた撮像装置 - Google Patents

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本発明はレンズバリア装置に関する。より詳細には、撮像装置のレンズ保護のためレンズ鏡筒の前面に配置されるレンズバリア装置に関する。
外部から進入する砂塵等からレンズを保護するため、レンズバリアの機能を備えたスチルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置(以下、単にカメラという)が従来から提供されている。例えば特許文献1で開示するように、レンズバリア装置はカメラ側のレンズ鏡筒の前面側に一体的に組込まれており、揺動自在に設けたバリアセクタ(バリア羽根)を閉じることによりレンズ鏡筒内のレンズを保護する。なお、本明細書ではバリアセクタを広げ(展開し)、レンズ開口を閉じてカメラレンズを保護する動作を「バリアセクタを閉じる」、また、バリアセクタを広げてレンズ開口を閉じている状態を「バリアセクタを閉じた状態」と称する。これとは逆に、バリアセクタを畳み、バリアセクタをレンズ開口から退避させ、レンズ開口を開けてカメラレンズを露出させる動作を「バリアセクタを開く」、また、バリアセクタをレンズ開口から退避させた状態を「バリアセクタを開いた状態」と称することとする。
特開平7−20369号公報
一般に、レンズバリア装置は小型化のために複数のバリアセクタを備えており、カメラを使用しないときにはバリアセクタを閉じることにより前面側のレンズ開口を塞いで内部のレンズを保護する。これとは逆に、カメラを使用するときには周部に設けた空間内にバリアセクタを積層状態に畳んで収納することでレンズ開口を開く。このようにレンズバリア装置のバリアセクタはレンズ開口を開閉するために頻繁に揺動されるので、バリアセクタ同士が擦れて傷が付く場合がある。ところが、レンズバリア装置はカメラの前面側を覆うように設置されるものである。バリアセクタの表面に傷が発生してしまうと、その傷が目立ちこのレンズバリア装置が取付けられているカメラ自体の商品価値を下げてしまうことになる。
そこで、例えば、摺動中心の周辺と自由端側の一部に厚みを増すように突部を設けたバリアセクタを採用することが考えられる。このような形状のバリアセクタを採用すれば、バリアセクタ同士が接触する面積を減少させることができる。また、傷が発生する部分は突起と接触する周部に限定されるので、バリアセクタを閉じたときに視認できる部分での傷の発生を防止できる。
しかしながら、上記のように突部を設けると他の部分が相対的に薄くなるので、バリアセクタ同士が重り状態となったときに、互いの間に隙間が発生することになる。そのため、例えばバリアセクタを閉じた状態のとき(すなわち、バリアセクタが展開状態のとき)にその表面に砂などの微細なゴミ(以下、単に砂塵という)が付着していると、その後にバリアセクタを閉じると上記の隙間に砂塵を噛み込んでしまう場合がある。
このようにバリアセクタ間に砂塵を噛み込んでしまうと、バリアセクタの揺動動作が不確実なものとなる。例えば閉じた状態のバリアセクタを開いた状態にする途中で砂塵を噛み込んでしまい動作が途中で停止してしまうので開動作不良となる。また、バリアセクタを開いた状態で砂塵を噛み込んでしまうと、閉じる動作を行なうことができない閉動作不良となる。また、バリアセクタの揺動動作の途中で砂塵が運良く脱落した場合でも、砂塵が硬いものであった場合にはバリアセクタの表面を傷付けてしまう。このような事態が発生すると、バリアセクタの一部に突部を設けて傷の発生を防止するという意義が喪失してしまう。
以上で説明したように、一部に突部を設けた形状のバリアセクタを採用するとバリアセクタ同士の接触による傷の発生は予防できるが、砂塵の噛込みによる動作不良、傷の発生という別の問題が生じてしまう場合がある。
そこで、本発明は、以上で説明した従来の課題を解決するためになされたもので、バリアセクタを保護すると共に、揺動動作を確実に行えるレンズバリア装置を提供することを目的とするものである。
上記目的は、揺動自在なバリアセクタを複数備え、前記バリアセクタを閉じることにより撮像装置のレンズを保護するレンズバリア装置であって、前記バリアセクタの周縁部に、厚みを増した突部が形成されており、前記突部より相対的に薄くなった領域に保護セクタがさらに配備されているレンズバリア装置により達成される。
本発明によると、バリアセクタ同士が重なり状態となったときに発生する隙間は、保護セクタによって埋められる。よって、このレンズバリア装置によると、隙間に砂塵が噛込むことによって発生する動作不良や傷の発生を防止できる。
また、前記複数のバリアセクタには、作動の途中で前面側に位置する第1のバリアセクタと、該第1のバリアセクタの背面側に重なるように位置する第2のバリアセクタとを含み、前記保護セクタは、前記第1のバリアセクタの背面側に配備されていることが望ましい。このような構造にすると、第2のバリアセクタの前面と保護セクタとが対面する状態となり、この間に発生する隙間は保護セクタにより充填される。よって、砂塵の噛込みを防止できる。
また、前記突部は、前記バリアセクタの揺動中心の周辺部及び自由端の周辺部に設けられている構造とすることが好ましい。また、前記保護セクタが、前記バリアセクタよりも軟質の素材で形成されていることがより好ましい。
そして、上記レンズバリア装置を備えている撮像装置であれば、レンズの前面側を確実に閉じることができ、前面側から見えるバリアセクタの傷の発生を抑制できる。よって、このような撮像装置は商品価値の高いものとして提供できる。
以上説明したように、本発明によるとバリアセクタを保護できると共に、揺動動作を確実に行えるレンズバリア装置を提供できる。
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態に係るレンズバリア装置を説明する。レンズバリア装置は撮像素子やフィルム等で撮影するときに開口を開いて撮影可能とし、非撮影時には開口を閉じて撮影レンズ等を保護する。図1はレンズバリア装置1が閉じた状態(バリアセクタを展開した状態)にあるときの様子を示した図、図2は図1のレンズバリア装置1の側部断面図、図3はレンズバリア装置1に含まれている揺動リング3を取出して示した図である。本レンズバリア装置1は、カメラのレンズ鏡筒の前面側(被写体側)に装着して使用される。なお、ここでは図1及び図2に示すように、X,Y,Zの3軸を仮想で設定し、発明の理解を容易とするために用いる。図2におけるZ方向での左側がレンズバリア装置1の前面側であり、右側が背面側(レンズ側)となる。この背面側に図示のようにレンズを保持するレンズ鏡筒4がセットされる。
図1から図3を参照して、レンズバリア装置1の構成を説明する。レンズバリア装置1は揺動する4枚のバリアセクタ(バリア羽根)11〜14を含んでいる。より具体的には、図1で示すように閉じた状態のときに中心側に位置する第1の内バリアセクタ11及び第2の内バリアセクタ12、並びにこれらの外側に位置する第1の外バリアセクタ13及び第2の外バリアセクタ14を含んでいる。このように、4枚のバリアセクタ11〜14が協働することにより開口を閉じた状態が形成されている。
なお、図2で示すように、光軸方向(図2でZ方向)では第1の外バリアセクタ13及び第2の外バリアセクタ14の方が前面側(被写体側)に位置している。よって、先に指摘した砂塵の噛込み問題は、外バリアセクタ13の背面側と第1の内バリアセクタ11の前面側との間、並びに第2の外バリアセクタ14の背面側と第2の内バリアセクタ12と前面側との間で生じることになる。本実施例のレンズバリア装置1はこれに対処する構造を備えているが、この構造については後において詳述する。
さらに、図1から図3を参照してレンズバリア装置1の構成を説明する。各バリアセクタ11〜14はセクタ基板2に揺動自在に装着されている。セクタ基板2の中央部には撮影用の開口2HLが形成されている。なお、図2で確認できるように、セクタ基板2の周部が円筒状に加工されて、本装置1のハウジングとして機能している。また、図1で確認できるように、これらのバリアセクタ11〜14はセクタ基板2の所定位置に立設した2つの支軸15、16を中心に揺動する。第1の内バリアセクタ11及び第1の外バリアセクタ13は支軸15を中心に、また第2の内バリアセクタ12及び第2の外バリアセクタ14は支軸16を中心に揺動するようになっている。そして、図2で確認できるように、第1の内バリアセクタ11と第2の内バリアセクタ12とは同じ面内に存在し、閉じたときには互いの端部が当接するように配設されている。第1の外バリアセクタ13及び第2の外バリアセクタ14は、僅かな間隔をおいて、内バリアセクタ11、12の前面側に配置されている。
バリアセクタ11〜14の背面側(図2で右側)には揺動部材としての揺動リング3が配置されている。図3は、揺動リング3を確認し易いように取出して示している。この揺動リング3が周方向に回動することにより前記バリアセクタ11〜14を揺動させる。揺動リング3は周部に歯列37を備えている。この歯列37はX方向に回転軸があるウォームギア9Wと噛合している。揺動リング3はウォームギア9Wから駆動力を受けて両方向に回転する。この揺動リング3は中央に撮影用の開口3HLを有している。
揺動リング3には2個の付勢部材であるコイルバネ21、22の一端を係止されるための係止部31、32が形成されている。そして、コイルバネ21,22の他端が位置する周辺部には、開口33、34が形成されている。そして、第1の内バリアセクタ11及び第2の内バリアセクタ12のそれぞれは、コイルバネ21,22の他端が係合される突起部11PR,12PRを有している。これらの突起部11PR,12PRは、開口33、34を介して揺動リング3の反対側に頭部を突出させている。この頭部にコイルバネ21,22の他端を係合させることで、第1の内バリアセクタ11及び第2の内バリアセクタ12のそれぞれにコイルバネ21,22の付勢力を加える構造となっている。なお、より具体的には図1で示すように、第1の内バリアセクタ11の突起部11PRがコイルバネ21の他端に係合し、第2の内バリアセクタ12の突起部12PRがコイルバネ22の他端に係合している。
上記揺動リング3の背面側(図2で右側)には、モータ基板5が配置されている。モータ基板5は撮影用の開口5HLを有している。モータ基板5には駆動手段としてのモータ6が固定されている。モータ6のロータ軸にはロータカナ(ギア)7が固定されている。ロータカナ7は、2段ギアに形成されている中間ギア8の一方のギア8aと噛合している。中間ギア8の他方のギア8bは、ウォームギア9Wと一体に回転するギア9Cと噛合している。なお、モータ6のロータ軸はZ軸と平行であり、ウォームギア9Wの回転軸はX軸と平行である。よって、中間ギア8の一方のギア8b及びギア9Cとして、例えばかさ歯車、ねじ歯車等を用いることにより回転軸方向が変換されている。
また、本レンズバリア装置1は、上記のように揺動リング3の背部にモータ基板5が配置され、この基板5にバリアセクタ11〜14を駆動するモータ6が配置されている。
本レンズバリア装置1では、上記のようにウォームギア9Wが揺動リング3の歯列37に噛合しているので、揺動リング3が所望位置に確実に移動される。そして、揺動リング3は停止位置に安定に保持される。この揺動リング3の回動動作に基づいてバリアセクタ11〜14が揺動されることになるので、本レンズバリア装置1ではバリアセクタ11〜14を確実に揺動させることができ、更にその状態に保持することができる。
図4は、レンズバリア装置1が開いた状態にあるときの様子を示した図である。この図4の開き状態は、図1の閉じ状態からX方向で見てウォームギア9Wを時計方向に所定数回転させたときに形成される。このとき揺動リング3が反時計方向CCWへ所定量移動する。このような揺動リング3の動作に基づいて、各バリアセクタ11〜14が開口部から退避して開きの状態が形成される。なお、本レンズバリア装置1は、第1の内バリアセクタ11及び第2の内バリアセクタ12が上記構成による駆動力を受けて揺動され、これらの内バリアセクタ11,12に従動して第1の外バリアセクタ13及び第2の外バリアセクタ14が揺動される。従動させるための構成は、本発明の本質と関係しないのでここでの詳細な説明は省略する。
次に、本実施例のレンズバリア装置1が備えたバリアセクタを保護するための構造について説明する。図5は、上記バリアセクタを取り出して示した図である。図5(A)は第1の内バリアセクタ11及び第2の内バリアセクタ12を取出し、図1で示す閉じた状態での位置から図4で示す開いた状態での位置までを示している。この(A)では開き状態のときのバリアセクタ11、12を2点鎖線で示している。また、図5(B)は第1の外バリアセクタ13及び第2の外バリアセクタ14を取出して同様に示した図である。なお、図5では、後述する突部の位置が確認し易いように黒塗りとしている。
図5(A)で示す内バリアセクタ11、12のそれぞれは、揺動中心となる支軸15、16と嵌合する部分に、厚みを増したリング状の突部11RN、12RNが形成されている。この突部11RN、12RNは揺動中心の周辺部に形成した突部に相当する。また、この突部11RN、12RNは、支軸15、16と接触する面積を確保して各バリアセクタが安定した揺動動作をするように軸受けとしても機能する。さらに、バリアセクタ11、12の自由端側にも厚みを増した突部11MT、12MTが形成されている。上記のように、内バリアセクタ11、12は、揺動したときに他の部分と接触しないように周縁部に厚みを増した突部が形成されている。
図5(B)で示す外バリアセクタ13、14のそれぞれについても同様に、揺動中心となる支軸15、16と嵌合する部分に厚みを増したリング状の突部13RN、14RNが形成されている。そして、バリアセクタ13、14の自由端側のそれぞれには厚みを増した突部13MT−1、13MT−2及び突部14MT−1、14MT−2が形成されている。
ここで、前述したように、バリアセクタ11〜14は突部を備えるので、重なる状態となったときに間に隙間が発生することになる。そこで、本実施例では図5(B)で示す外バリアセクタ13、14側のそれぞれに、隙間を埋めるように保護セクタ20を配置している。保護セクタ20は、外バリアセクタ13、14の背面側、すなわち内バリアセクタ11、12の前面との間に配置されている。保護セクタ20は、外バリアセクタ13、14より僅かに小さい程度で同形状に形成することが好ましい。このように形成すると砂塵の噛込みをより確実に防止できる。保護セクタ20は、突部14RN、14MT-1、14MT-2または突部13RN、13MT-1、13MT-2に当接して外バリアセクタ13,14と一体となって駆動される。
一般にバリアセクタは確実な動作を行うために比較的硬質な樹脂、例えばガラス繊維入りのポリカーボネイトなどで形成されている。一方、上記保護セクタ20は、バリアセクタに用いる材料より軟質の材料、例えばPOM(ポリオキシメチレン)、PET(ポリエチレン・テレフタレート)などを採用することが望ましい。硬質の素材が互いに接触すると表面が傷付き易いが、間に軟質の材料を介在させることで内バリアセクタ11、12の表面が保護セクタ20に接触しても傷付き難くできる。また、バリアセクタ11−14と保護セクタ20とが異なる材料により形成されているので、同じ材料で形成されるよりも摩擦が減り、保護セクタ20を設けてもバリアセクタ11−14の動きはスムーズなものとなる。
図6は、重なり状態となったときの内バリアセクタ11と外バリアセクタ13との関係を模式的に示した図である。この図6で示すように、保護セクタ20が内バリアセクタ11と外バリアセクタ13との間に発生する隙間を埋める(充填する)ように位置する。この関係は、他方の組となる内バリアセクタ12と外バリアセクタ14とについても同様である。図6で示すように、バリアセクタ間の隙間を埋めるように保護セクタ20が配置するので、砂塵の侵入を防止できる。
なお、本実施例の構造例では、図6に示すように外バリアセクタ13(及び外バリアセクタ14)側の突部を前後に突出させている。前面側を突出させることによりセクタ基板2との間隔を保ち、背面側を突出させることにより内バリアセクタ11(及び内バリアセクタ12)との接触を低減している。本発明で解決しようとしている問題を発生させる隙間は、外バリアセクタ13(及び外バリアセクタ14)と内バリアセクタ11(及び内バリアセクタ12)との間に発生しているものである。よって、外バリアセクタ13(及び外バリアセクタ14)の背面側に突部を設け、この突部より相対的に薄い領域に保護セクタ20を配置することで揺動動作によって発生する隙間を埋めることができる。
そして、保護セクタ20は、外バリアセクタ13(及び外バリアセクタ14)の背面側に配備されるので、機外からは確認できない。よって、内バリアセクタ11(及び内バリアセクタ12)の前面との接触では、傷が付くようなことがあっても軟質の保護セクタ20側に傷が付くことになる。よって、機外から視認される内バリアセクタ11(及び内バリアセクタ12)の前面を保護できる。
以上説明したように、本実施例のレンズバリア装置1は外バリアセクタ13、14に保護セクタ20が設けられているので、各バリアセクタ11〜14を揺動させたときに、隙間に砂塵が侵入するのを確実に防止できる。よって、バリアセクタの揺動動作を確実に行うことができる。また、内バリアセクタ11、12の前面が保護セクタ20と接触することにはなるが、保護セクタ20側の方が柔らかいので内バリアセクタ11、12側の傷の発生を防止できる。本実施例のレンズバリア装置1を備えるカメラは、バリアセクタが傷付き難く、動作が確実であるので信頼性の高い商品となる。
以上、本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
レンズバリア装置が閉じた状態にあるときの様子を示した図である。 図1のレンズバリア装置の側部断面を示した図である。 レンズバリア装置に含まれている揺動リングを取出して示した図である。 レンズバリア装置が開いた状態にあるときの様子を示した図である。 バリアセクタを取り出して示した図である。 重なり状態となったときの内バリアセクタと外バリアセクタとの関係を模式的に示した図である。
符号の説明
1 レンズバリア装置
2 セクタ基板
11、12 内バリアセクタ
13、14 外バリアセクタ
11RN、11MT 突部
12RN、12MT 突部
13RN、13MT 突部
14RN、14MT 突部
20 保護セクタ

Claims (5)

  1. 揺動自在なバリアセクタを複数備え、前記バリアセクタを閉じることにより撮像装置のレンズを保護するレンズバリア装置であって、
    前記バリアセクタの周縁部に、厚みを増した突部が形成されており、
    前記突部より相対的に薄くなった領域に保護セクタがさらに配備されていることを特徴とするレンズバリア装置。
  2. 請求項1において、前記複数のバリアセクタには、作動の途中で前面側に位置する第1のバリアセクタと、該第1のバリアセクタの背面側に重なるように位置する第2のバリアセクタとを含み、
    前記保護セクタが、前記第1のバリアセクタの背面側に配備されていることを特徴とするレンズバリア装置。
  3. 請求項1または2において、前記突部が、前記バリアセクタの揺動中心の周辺部及び自由端の周辺部に設けられている、ことを特徴とするレンズバリア装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記保護セクタが、前記バリアセクタよりも軟質の素材で形成されている、ことを特徴とするレンズバリア装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のレンズバリア装置を備えていることを特徴とする撮像装置。
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