JP4996087B2 - バリア機構、並びにカメラ及び携帯情報端末 - Google Patents

バリア機構、並びにカメラ及び携帯情報端末 Download PDF

Info

Publication number
JP4996087B2
JP4996087B2 JP2005294969A JP2005294969A JP4996087B2 JP 4996087 B2 JP4996087 B2 JP 4996087B2 JP 2005294969 A JP2005294969 A JP 2005294969A JP 2005294969 A JP2005294969 A JP 2005294969A JP 4996087 B2 JP4996087 B2 JP 4996087B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barrier
blade
blades
optical lens
elastic member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005294969A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007102086A (ja
Inventor
勝彦 布野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005294969A priority Critical patent/JP4996087B2/ja
Publication of JP2007102086A publication Critical patent/JP2007102086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4996087B2 publication Critical patent/JP4996087B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

本発明は、カメラ等の光学機器における光学系の対物面を開閉保護し、該光学系を塵埃または手指による汚損から保護するバリア機構に係り、特に、例えばモータ駆動による移動鏡胴を備えたカメラ及び携帯情報端末等に好適なバリア機構、並びに該バリア機構を備えたカメラ及び携帯情報端末に関するものである。
モータ駆動による移動鏡胴を備えたカメラ等のような光学機器における光学系の対物面を開閉保護し、該光学系を塵埃または手指による汚損から保護するバリア機構(光学系バリア装置)として、従来より様々なタイプの装置が提案されている。従来のこの種の光学系バリア装置においては、バリアの開閉動作を可能とするために、光学系の有効光路範囲と鏡胴の径によってバリア羽根の枚数がほぼ決定されていた。すなわち、光学系有効径に対応する有効光路範囲が広くなると、それに対応して開閉すべき開口面積が広くなるため、バリア羽根の枚数が同一であれば広い面積のバリア羽根が必要となり、バリア開状態で前記バリア羽根を退避するために、鏡胴の径をわざわざ広げる必要があった。現実には、鏡胴の径には、限界があるため、個々のバリア羽根を大きくする代りに、バリア羽根の枚数を増加させて対処するのが一般的であった。但し、この場合はバリア羽根の枚数の増加に伴い、バリア機構の光軸に沿う方向の厚みが増大することになる。しかも最近は、ユーザーのニーズに応えるために、光学系の有効光路範囲が広い広角系の撮影光学系が必要となり、上述したバリア羽根の増加に伴う光軸方向の厚みが増大する傾向にある。
そこで、さらに、カメラの小型化のために開閉動作するバリアを無くして、別体のレンズキャップにて保護するようにしたり、光学系の対物面を硬質ガラスにより保護するようにしたりといった方法による対処もなされている。
また、他の技術としては、特許文献1および特許文献2に開示される技術が提案されている。上記特許文献1には、最も物体側のレンズ面位置、例えば対物レンズの光軸に直交し且つ凸面に接する平面位置を基準として、バリア羽根を開閉動作に連動して光軸方向に沿って移動させて、閉状態では前記バリア羽根等を前記平面位置よりも前方に位置させ、開状態では前記バリア羽根等を前記平面位置よりも後方に位置させることによって、バリア開状態での光学系の有効光路範囲を広く確保するようにしたバリア機構が開示されている。また、上記特許文献2には、バリア羽根を鏡胴の前面の面積よりも小さくして光学系部分のみを覆うようにしてコンパクト化を図るようにしたレンズバリア機構が開示されている。
特許第3303502号公報 特開2000−098451号公報 特許第3532996号公報 特開平4−353833号公報 特開2001−83575号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術では、バリア装置の機構が複雑化して、動作上の不具合が発生し易いという問題があり、特許文献2に開示された技術は、光学系自体はバリアにより保護されるが、バリア装置の機構部分自体の収納または保護等に対する充分な記載がなされておらず、バリア装置の機構部分自体の収納または保護等のためにさらに構成が複雑化あるいは大型化するおそれがあった。バリア装置の機構部分自体が露出されていた場合には、動作上の問題が生じ易い。上述したように、例えば広角の光学系鏡胴のように大きな有効光路径を有する光学系の鏡胴に用いる光学系バリア装置を、従来の羽根の枚数を増加させる技術を用いて構成すると、光学系バリア装置の光軸方向の厚さ寸法が増大し、最も対物側のレンズ前面からバリアカバー前面までの距離が伸びてしまう。そのため、有効光路径に基づく有効光路範囲が更に広がってしまい、羽根の退避空間を確保するのが益々困難になる。また、バリア羽根の枚数を増加させることなく鏡胴径を大きくすることによって、バリア羽根の退避空間を確保する技術もあるが、小型化のニーズには適合しない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、小さな設置面積で大きな開口を得ることができ、バリア羽根の枚数の増加による光軸方向寸法の増大および構成の複雑化を抑制しつつ、光学系および鏡胴を適切に且つ確実に保護し、構成も簡単で動作上の問題が生じ難く、鏡胴の小型化をも可能とするバリア機構、並びに該バリア機構を用いたカメラ及び携帯情報端末を提供することを目的としている。
前記課題を解決するために提供する本発明は、1つの支軸に回転可能に保持された3枚以上のバリア羽根からなり、該バリア羽根のうち少なくとも1つのバリア羽根は回転駆動され、残りのバリア羽根は前記バリア羽根の回転駆動に従動して回転するバリア羽根群を2つ有し、光学レンズの前面に配置されて、該光学レンズの有効光路内に前記バリア羽根群それぞれのバリア羽根を回転進入させて前記有効光路を遮蔽し前記光学レンズを保護するバリア閉状態となり、前記光学レンズの有効光路外に前記バリア羽根群それぞれのバリア羽根を回転退避させて前記有効光路を開放するバリア開状態となるバリア機構であって、前記バリア羽根群は、前記光学レンズの光軸方向に金属製バリア羽根、モールド樹脂製バリア羽根、金属製バリア羽根の順番で配列された組合せを有し、前記バリア羽根群ごとに、前記バリア羽根を一方向に回転させるための弾性部材Aと、該弾性部材Aよりも強い弾性力で作用して前記バリア羽根を該弾性部材Aによる回転方向とは逆方向に回転させるための弾性部材Bと、外力で駆動されることにより前記弾性部材Bの弾性力の前記バリア羽根への作用を中断させるバリア駆動部材とを備えることを特徴とするバリア機構である(請求項1)。
た、このとき前記バリア羽根群同士、前記弾性部材A同士、前記弾性部材B同士、前記バリア駆動部材同士が当該バリア機構の中心点に対して点対称に配置されていることが好適である。
前記課題を解決するために提供する本発明は、撮影光学レンズを有する撮像装置と、請求項1または2に記載のバリア機構とを備え、該バリア機構は前記撮影光学レンズのうち最も物体側に位置する撮影光学レンズの物体側に配置されることを特徴とするカメラである(請求項)。
前記課題を解決するために提供する本発明は、撮影光学レンズを有する撮像装置と、請求項1または2に記載のバリア機構とを備え、該バリア機構は前記撮影光学レンズのうち最も物体側に位置する撮影光学レンズの物体側に配置されることを特徴とする携帯情報端末である(請求項)。
本発明のバリア機構によれば、小さな設置面積で大きな開口を得ることができるとともに、バリア羽根の枚数の増加による光軸方向寸法の増大を抑制することができる。さらに、光学系および鏡胴を適切に且つ確実に保護し、構成も簡単で動作上の問題も生じ難くなる。
本発明のカメラによれば、本発明のバリア機構を搭載することにより、カメラ本体の厚みを低減することが可能となる。さらに、バリア機構の開口率が大きいことから、鏡筒を小型化することができ、カメラのコンパクト化が可能となる。また、前記バリア羽根群同士、前記弾性部材A同士、前記弾性部材B同士、前記バリア駆動部材同士が当該バリア機構の中心点に対して点対称に配置されていることにより、バリア開閉機構としてのメカバランスがよくなりバリア閉状態とするときの安定性がよくなる。
本発明の携帯情報端末によれば、本発明のバリア機構を搭載することにより、携帯情報端末本体の厚みを低減することが可能となる。さらに、バリア機構の開口率が大きいことから、鏡筒を小型化することができ、携帯情報端末のコンパクト化が可能となる。また、前記バリア羽根群同士、前記弾性部材A同士、前記弾性部材B同士、前記バリア駆動部材同士が当該バリア機構の中心点に対して点対称に配置されていることにより、バリア開閉機構としてのメカバランスがよくなりバリア閉状態とするときの安定性がよくなる。
以下に、本発明に係るバリア機構の構成について説明する。
図1,図2に本発明のバリア機構の概要を示す。図1はバリア閉状態のバリア機構を示し、図2はバリア開状態のバリア機構を示している。
バリア機構1は光学レンズの前面に配置されるものであり、中央に前記光学レンズの有効光路を開放するための窓となる開口部mをもった円盤形状のフレームであり最も物体側に配置されるバリアカバーF1と、中央に前記開口部mと略同形の開口部をもった円盤形状のフレームでありバリアカバーF1と一定の間隔tを有しバリアカバーF1よりも光学レンズ側に位置するバリア基板F2と、前記バリアカバーF1とバリア基板F2との間で1つの支軸に回転可能に保持された3枚以上のバリア羽根からなるバリア羽根群G1と、該バリア羽根群G1と対を成し前記バリアカバーF1とバリア基板F2との間で1つの支軸に回転可能に保持された3枚以上のバリア羽根からなるバリア羽根群G2とを有している。したがって、バリア機構1は少なくとも6枚のバリア羽根を有する。
バリア羽根群G1では、前記光学レンズの光軸方向にバリア羽根A1、バリア羽根B1、バリア羽根C1の順番で配列された組合せを有しており、バリア羽根A1はバリア機構1において支軸を中心に回転駆動され、残りのバリア羽根B1,C1はバリア羽根A1の回転駆動に従動して支軸を中心に回転するようになっている。
バリア羽根群G2では、前記光学レンズの光軸方向にバリア羽根A2、バリア羽根B2、バリア羽根C2の順番で配列された組合せを有しており、バリア羽根A2はバリア機構1において支軸を中心に回転駆動され、残りのバリア羽根B2,C2はバリア羽根A2の回転駆動に従動して支軸を中心に回転するようになっている。
ここで、バリア機構1が設けられた光学レンズの有効光路内に、バリア羽根群G1,G2それぞれのバリア羽根A1,B1,C1,A2,B2,C2を回転進入させることにより、前記有効光路を遮蔽し前記光学レンズを保護するバリア閉状態となる(図1)。また、前記光学レンズの有効光路外にバリア羽根群G1,G2それぞれのバリア羽根A1,B1,C1,A2,B2,C2を回転退避させることにより、前記有効光路を開放する開口部mが形成されたバリア開状態となる(図2)。なお、図1,図2ともに光学レンズ側から見た斜視図となっている。
以上のように、バリア羽根を6枚以上とすることにより、従来よりもバリア羽根同士の重なりが多くなり、バリア開状態とした場合のバリア羽根を収納する面積を小さくすることができる。すなわち、少ない設置面積で大きな開口を得ることができ、例えばバリア羽根を6枚構成とすれば鏡筒前面の投影面積の45%以上を開口部とすることが可能となる。さらにバリア開状態とした場合のバリア羽根の重なり部分を光学レンズ(凸レンズ)の外縁部分のスペースに収納すればレンズ前面の曲面を吸収するようなスペースの有効活用も可能となる。
一方で、単にバリア羽根枚数を増やすだけでは、(1)光軸方向の設置スペースが増加し、小型化が困難となり、(2)機構が複雑となりバリア閉とした場合の対となるバリア羽根合わせ等で不具合が発生する確率が増加してしまう問題がある。本発明はこれらの問題を解決するものである。
以下、本発明の詳細な構成について説明する。
なおバリア羽根群G1とバリア羽根群G2とは同じ構成からなり、バリア開閉機構に係る周辺部材やそれらの動作も同じであることから、ここではバリア羽根群G1とその周辺部材を例に説明する。
図3に、バリア羽根群G1及び周辺部材とからなるバリア開閉機構の構成を示す。この図では光学レンズ側から見た様子を示してあり、バリアカバーF1及びバリア羽根群G1に関するバリア開閉機構のみを示してありそれ以外のものは省略してある。
バリア開閉機構は、バリア羽根群G1と、バリア羽根A1を一方向に回転させるための弾性部材E11と、該弾性部材E11よりも強い弾性力で作用して前記バリア羽根を該弾性部材E11による回転方向とは逆方向に回転させるための弾性部材E12と、外力で駆動されることにより前記弾性部材E12の弾性力の前記バリア羽根への作用を中断させるバリア駆動部材L1とを備える。
ここで、バリア羽根群G1は、前記バリアカバーF1とバリア基板F2との間で1つの支軸S11に回転可能に保持され、前記光学レンズの光軸方向に金属製バリア羽根A1、モールド樹脂製バリア羽根B1、金属製バリア羽根C1の順番で配列された組合せを有している。
弾性部材E11は、前記バリアカバーF1とバリア基板F2との間で支軸S11に取り付けられたばね用の線材からなるコイル状のスプリングであり、線材の両端部分はそれぞれコイルから一定長さ飛び出している。また、線材の一方の端部は固定され他方の端部は少なくともバリア羽根A1に対しバリア閉となる方向に回転させるようにその弾性力を作用させている。
弾性部材E12は、バリア基板F2上に取り付けられた弾性部材E11よりも強い弾性力を有するばね用の線材からなるコイル状のスプリングであり、線材の両端部分はそれぞれコイルから一定長さ飛び出している。また、線材の一方の端部が支軸S13で支持され、他方の端部に生ずる弾性力をバリア駆動部材L1を経由させてバリア羽根A1に対しバリア開となる方向に回転させるように作用させている。
バリア駆動部材L1は、バリア基板F2上の支軸S12に回転可能に保持されたレバーアームであり、一方のレバーアームが前記弾性部材E12の線材端部に当接して弾性力を受け、この弾性力を他方のレバーアームの先端折り曲げ部に当接したバリア羽根A1(アームa3)にバリア開方向となるように作用させている。また、バリア駆動部材L1は、前記弾性部材E12の線材に当接したレバーアームとは反対側のレバーアームに光学レンズ側に突起したピンP1を有している。
つぎに、バリア羽根群G1を構成する各バリア羽根の詳細を説明する。
バリア羽根A1は、金属板が板金加工されてなるものであり、その構成金属材料としては例えばステンレス(SUS)、アルミ、鉄、チタンなどが挙げられる。また、その板厚はバリア羽根として剛性を有する限度で薄いほうがよく、0.2〜0.5mmであることが好ましい。
図4に、バリア羽根A1の概要を示す。図4(a)がバリア羽根A1の正面図、図4(b)がバリア羽根A1の側面図である。
バリア羽根A1は、光学レンズを遮蔽する部分となる羽根部分aの一部に、光学レンズ前面方向に直角に折り曲げられた折り曲げ部a1と、切欠き部a2とを有する。折り曲げ部a1は、バリア閉の際に隣接するバリア羽根B1に応力を作用させるためものである。また、切欠き部a2はバリア開の際に隣接するバリア羽根B1に応力を作用させるためのものである。
また、羽根部分aの根元には支軸S11を通すための貫通孔a0を有し、貫通孔a0の羽根部分aとは反対側にはバリア駆動部材L1のレバーアームの先端折り曲げ部と当接するアームa3を有している。
つぎに、バリア羽根B1は、モールド成形された樹脂からなる板状のものであり、その構成樹脂材料は一般的なモールド樹脂(例えばポリカーボネイト)でよい。また、その厚みはバリア羽根として剛性を有する限り可能な限り薄いほうがよく、0.5〜1mmであることが好ましい。
図5に、バリア羽根B1の概要を示す。図5(a)がバリア羽根B1の正面図、図5(b)がバリア羽根B1の側面図である。
バリア羽根B1は、光学レンズを遮蔽する部分となる羽根部分bの一部に、切欠き端面部b11と、光学レンズ前面方向に突起した突起部b12と、光学レンズ後面方向に突起した突起部b21と、切欠き端面部b22とを有する。切欠き端面部b11はバリア閉の際にバリア羽根A1からの応力を受けるためのものであり、突起部b12はバリア閉の際に隣接するバリア羽根C1に応力を作用させるためのものである。また、突起部b21はバリア開の際にバリア羽根A1からの応力を受けるためのものであり、切欠き端面b22はバリア開の際にバリア羽根C1に応力を作用させるためのものである。
また、羽根部分bの根元には支軸S11を通すための貫通孔b0を有する。
つぎに、バリア羽根C1は、バリア羽根A1と同様に、ステンレス(SUS)、アルミ、鉄、チタンなどの金属板が板金加工されてなるものであり、その板厚はバリア羽根として剛性を有する限り薄いほうがよく、0.2〜0.5mmであることが好ましい。
図6に、バリア羽根C1の概要を示す。図6(a)がバリア羽根C1の正面図、図6(b)がバリア羽根C1の側面図である。
バリア羽根C1は、光学レンズを遮蔽する部分となる羽根部分Cの一部に、切欠き部c1と、光学レンズ後面方向に直角に折り曲げられた折り曲げ部c2とを有する。切欠き部c1はバリア閉の際にバリア羽根B1からの応力を受けるものであり、折り曲げ部c2バリア開の際にバリア羽根B1からの応力を受けるためのものである。
また、羽根部分cの根元には支軸S11を通すための貫通孔c0を有する。
ところで、前述したように、バリア羽根枚数を増やすだけでは(1)光軸方向の設置スペースが増加し、小型化が困難となるため、バリア機構1において前記光学レンズの光軸方向の厚みを低減する工夫が必要である。
バリア開閉機構としては、支軸S11を中心としてバリア羽根A1を回転駆動させた後、バリア羽根B1,C1をバリア羽根A1の回転駆動に従動して回転させる必要がある。すなわちバリア羽根A1の回転モーメント(応力)を他のバリア羽根B1,C1に順次伝達する必要があるが、バリア羽根A1,B1,C1はその厚み方向に配列されていることから、バリア羽根A1とバリア羽根B1との間、バリア羽根B1とバリア羽根C1との間でお互いが係着するための厚み方向の突起が前記それぞれの何れかに必要である。詳しくは、回転進行方向の前方側に位置するバリア羽根に厚み方向の突起を設け、後方側に位置するバリア羽根にその突起を受ける部分を設ける。
ここで、単に平板の状態であれば金属板のほうがモールド樹脂の板よりも薄くすることができ、板の重ね合わせの厚みに対して有利である。しかしながら、前記のような厚み方向の突起を設けるためには金属板においては板金加工により板を立ち上がらせるように折り曲げる必要がある(図4の折り曲げ部a1、図6の折り曲げ部c2参照。)。この場合、精度良く折り曲げ部を形成するためにはある一定以上の長さが必要であり、その結果、折り曲げ部の立ち上がり高さは少なくとも板厚の2倍必要になる。そのため、折り曲げ部を有する金属板を2枚以上続けて重ね合わせるようにすると、モールド樹脂の板と同じかそれ以上となり金属板を用いるメリットはなくなってしまう。
一方、モールド樹脂の板は平板としては厚みはあるが、厚み方向の突起はモールドの簡単な修正で任意の位置に形成することができる(図5の突起部b12、b21)。しかも突起部の高さは隣接するバリア羽根が引っ掛かるために必要十分な高さ(0.3〜0.4mm)に抑えることが可能である。
発明者は、前記金属板、モールド樹脂板それぞれの長所短所に着目し、両者を組み合わせることによりそれぞれの短所を補うという着想を得て鋭意検討した結果、本発明を成すに至った。すなわち、バリア羽根群G1におけるバリア羽根の配列として、前記光学レンズの光軸方向に金属製バリア羽根A1、モールド樹脂製バリア羽根B1、金属製バリア羽根C1の順番とすることにより、単にモールド樹脂製バリア羽根を3枚続けて配列したものや金属製バリア羽根を3枚続けて配列したものよりも光学レンズの光軸方向の厚みを低減することが可能となった。
なお、これまでにバリア羽根群G1及びその周辺部材からなるバリア開閉機構に関する構成を示したが、バリア羽根群G2及びその周辺部材からなるバリア開閉機構についてもこれらと同じ構成である。すなわち、バリア開閉機構として、バリア羽根群G2と、バリア羽根A2を一方向に回転させるための弾性部材E21と、該弾性部材E21よりも強い弾性力で作用して前記バリア羽根を該弾性部材E21による回転方向とは逆方向に回転させるための弾性部材E22と、外力で駆動されることにより前記弾性部材E22の弾性力の前記バリア羽根への作用を中断させるバリア駆動部材L2とを備えるものである。
ここで、バリア機構1のバリア開閉動作の詳細について説明する。なお、バリア羽根群G1及びその周辺部材からなるバリア開閉機構とバリア羽根群G2及びその周辺部材からなるバリア開閉機構の動作は同じであることから、バリア羽根群G1及びその周辺部材からなるバリア開閉機構を例にとり、以下その動作を説明する。
(1)バリア開状態(図2)からバリア閉状態(図1)への動作
(S11)バリア開状態では、バリア駆動部材L1に外力は作用していない状態であることから、弾性部材E12の弾性力がバリア駆動部材L1を介してバリア羽根A1のアームa3に作用し、バリア羽根A1,B1,C1にはバリア開となる回転方向にモーメントがかかった状態となっている。
(S12)ついで、バリア駆動部材L1に外力が作用する。バリア駆動部材L1に外力が作用するときとは、バリア機構1が取り付けられている光学レンズの位置を収納状態にするときであり、他の駆動機構の動作を兼ねて、あるいは単独でバリア駆動部材L1のピンP1に外力が加わるようになっている。
図7,図8にバリア駆動部材L1(L2)に外力が作用する例を示す。図7にバリア駆動部材L1(L2)に外力が作用する前の状況を示しており、図8にバリア駆動部材L1(L2)に外力が作用している状況を示している。また、ここでは、カメラなどの撮像装置に用いられる光学系における回転筒2aと、バリア機構1のバリア駆動部材L1、L2とのみを示している。
回転筒2aは、円筒形状の呈しており撮像装置の起動とともに円筒外周方向(e方向)で回転しながら前面方向(カメラであれば物体側方向)に前進し光学レンズを有する鏡筒を押し出すようになっており、撮像装置の停止とともに円筒外周方向(e方向とは逆方向となるd方向)で回転しながら沈胴するように後退する構成となっている。また、回転筒2aのバリア機構1側の円筒端面上にはバリア駆動部材L1、L2それぞれに対応するようにカム部材2bを備えている。
まず図7において、撮像装置に停止に伴って回転筒2aが沈胴するように後退を開始すると、回転筒2aは円筒外周方向(d方向)に回転するとともに、カム部材2bも円筒端面の円周上を回るように移動を開始しバリア駆動部材L1のピンP1に近づき、当接する。
ついで、回転筒2aはさらに回転するが、カム部材2bは回転筒2aの円筒端面厚み方向において先端の幅が狭く徐々に幅が広くなるような傾斜面を有していることから、ピンP1はこの傾斜面に沿って移動し図8に示すように回転筒aの円筒外方向に外力を受けるようになる。これにより、バリア駆動部材L1は弾性部材E12に抗する方向に力を受けて支軸S12を中心に回転し、バリア駆動部材L11の折り曲げ部L11はバリア羽根A1のアームa3から離れるように移動し、バリア羽根A1には弾性部材E12の弾性力の作用が中断される。
(S13)バリア羽根A1への弾性部材E12の弾性力の作用の中断により、バリア羽根A1には弾性部材E11の弾性力が作用するようになり、バリア羽根A1は支軸S11を中心にバリア閉状態となるように回転駆動され、光学レンズの有効光路内に進入を始める。
(S14)バリア羽根A1の回転により、バリア羽根A1の折り曲げ部a1はバリア羽根B1の切欠き端面部b11に引っ掛かり、さらにバリア羽根A1は回転することからその回転モーメントはバリア羽根B1に伝達されバリア羽根B1は支軸S11を中心として回転を始め、光学レンズの有効光路内に進入を始める。
(S15)バリア羽根B1の回転により、バリア羽根B1の突起部b12はバリア羽根C1の切欠き部c1に引っ掛かり、さらにバリア羽根A1,B1は回転することからその回転モーメントはバリア羽根C1に伝達されバリア羽根C1は支軸S11を中心として回転を始め、光学レンズの有効光路内に進入を始める。
(S16)最終的に、バリア羽根A1,B1,C1は光学レンズの有効光路を遮蔽するようになる。バリア羽根群G2においても同様の動作が行われ、バリア機構1の開口部mはバリア羽根A1,A2,B1,B2,C1,C2で完全に遮蔽されるようになる(図9)。
(2)バリア閉状態(図1)からバリア開状態(図2)への動作
(S21)図8において、撮像装置の起動に伴って回転筒2aが前進を開始すると、回転筒2aは円筒外周方向(d方向とは反対方向であるe方向)に回転するとともに、カム部材2bも円筒端面の円周上を回るように移動を開始しバリア駆動部材L1のピンP1から離れる。
(S22)カム部材2bがバリア駆動部材L1のピンP1から離れることにより、バリア駆動部材L1への外力の作用がなくなり、これに伴って弾性部材E12の弾性力がバリア駆動部材L1を介してバリア羽根A1のアームa3に作用するようになる。
(S23)以降のバリア羽根の動作を図10を用いて説明する。図10は、バリアカバーF1上のバリア閉状態のバリア羽根群G1及び弾性部材E11とバリア羽根群G2及び弾性部材E21の構成を示す。
弾性部材E12の弾性力は弾性部材E11の弾性力に抗するように作用しかつ勝っているため、バリア羽根A1は支軸S11を中心にバリア開状態となるように回転駆動され、光学レンズの有効光路からの退避を開始する。
(S24)バリア羽根A1の回転により、バリア羽根A1の切欠き部a2はバリア羽根B1の突起部b21に当接し、さらにバリア羽根A1は回転することからその回転モーメントはバリア羽根B1に伝達されバリア羽根B1は支軸S11を中心として回転を始め、光学レンズの有効光路からの退避を開始する。
(S25)バリア羽根B1の回転により、バリア羽根B1の切欠き端面部b22はバリア羽根C1の折り曲げ部c2に当接し、さらにバリア羽根A1,B1は回転することからその回転モーメントはバリア羽根C1に伝達されバリア羽根C1は支軸S11を中心として回転を始め、光学レンズの有効光路からの退避を開始する。
(S26)最終的に、バリア羽根A1,B1,C1は光学レンズの有効光路から退避し、開口部mが形成される(図2)。また、バリア羽根A1,B1,C1の3枚は重なり合った状態でバリアカバーF1とバリア基板F2との間に収納される。
なお、前述したように、バリア羽根枚数を増やすだけでは、(2)機構が複雑となりバリア閉とした場合の対となるバリア羽根合わせ等で不具合が発生する確率が増加してしまうため、バリア機構1のバリア開閉機構についてメカバランスをよくする工夫が必要である。
本発明のバリア機構では、2つのバリア羽根群を有し、バリア閉状態とするためにそれぞれのバリア羽根を光学レンズの有効光路内に回転進入させ、最終的に図1に示すように、バリア羽根群G1のバリア羽根A1とバリア羽根群G2のバリア羽根A2のお互いの羽根部分の端面を当接させる構成となっている。
このとき、厚みの薄い金属製のバリア羽根A1,A2の端面同士を当接させて光学レンズの有効光路を完全に遮蔽するような構造であることから、光学レンズ光軸方向のわずかな寸法的なずれでもバリア羽根A1,A2の端面がうまく当接せず空振りしバリア羽根A1,A2の端面がすれ違う可能性があった。
発明者は、この不具合の発生状況を詳細に検討したところ、単にバリア羽根それぞれの寸法のばらつきだけによるものではなく、バリア閉状態となるようにバリア羽根が駆動回転される際のメカ的ながたつきも影響していることを把握し、その問題を解決すべく鋭意検討した結果、メカ的ながたつきに関係するバリア開閉機構の駆動系すべてのメカバランスを調整すればよいことが分かった。すなわち、前記バリア羽根群G1,G2同士(バリア羽根A1,A2、バリア羽根B1,B2、バリア羽根C1,C2同士)、前記弾性部材E11,E21同士、前記弾性部材E12,E22同士、前記バリア駆動部材L1,L2同士が当該バリア機構1の中心点に対して点対称に配置されていることが好ましいことが分かった。
これにより、2つのバリア開閉機構の対応するバリア羽根、弾性部材、バリア駆動部材をすべて点対称位置に配置することで、バリア機構全体としてすべてのメカバランスがよくなり、部品の寸法ばらつき、ガタも同じになるので、バリア開閉機構の駆動に関してバランスがとれ光学レンズの有効光路を遮蔽することに関しての安定性、信頼性を増すことができる。
つぎに、本発明に係るカメラについて説明する。
本発明のカメラは、撮影光学レンズを有する撮像装置と、前記撮影光学レンズのうち最も物体側に位置する撮影光学レンズに配置される前述した本発明のバリア機構とを備えることを特徴としている。
図11に、本発明のカメラの構成例を示す。
この実施形態のカメラは、沈胴式のレンズ鏡胴(非撮影時にレンズ鏡筒が本体内に収納されるタイプ)を備えたコンパクトカメラである。図中符号100が示すのは、カメラ本体であり、カメラ本体100と一体に画情報を取り込むレンズ部2がある。また、レンズ部2の前面には前述したバリア機構1を備えている。
カメラ本体100には、被写体までの距離を測る為の測距部7が開口しており、また、暗いときの撮影のためのフラッシュ部10がある。その他、撮影のためのレリーズボタン9、カメラ本体100を起動、停止するための電源ボタン8がある。
本発明のカメラにおいて、起動のために電源ボタン8を押すと、レンズ部2においてレンズ鏡筒が前進し、前記ステップS21〜S26のバリア開動作が行われ、バリア機構1はバリア開状態となり撮影が可能となる。
また、停止のために電源ボタン8を押すと、レンズ部2においてレンズ鏡筒が沈胴とともに後退し、カメラ本体100に収納されるとともに、前記ステップS11〜S16のバリア閉動作が行われ、バリア機構1はバリア閉状態となる。
つぎに、本発明に係る携帯情報端末について説明する。
本発明の携帯情報端末は、撮影光学レンズを有する撮像装置と、前記撮影光学レンズのうち最も物体側に位置する撮影光学レンズに配置される前述した本発明のバリア機構とを備えることを特徴としている。
図12に、本発明の携帯情報端末の構成例を示す。
この実施形態の携帯情報端末は、携帯情報端末本体200として図11に示したカメラと同じ構成のパーツと、情報を入力する部分(図示せず)と情報を表示する液晶画面とを備えるパーツとを有し、両パーツは折りたたみ可能に連結された構成となっている。また、レンズ部2の前面には前述したバリア機構1を備えている。
本発明の携帯情報端末においても、起動のために電源ボタン8を押すと、レンズ部2においてレンズ鏡筒が前進し、前記ステップS21〜S26のバリア開動作が行われ、バリア機構1はバリア開状態となり撮影が可能となる。
また、停止のために電源ボタン8を押すと、レンズ部2においてレンズ鏡筒が沈胴とともに後退し、携帯情報端末本体200に収納されるとともに、前記ステップS11〜S16のバリア閉動作が行われ、バリア機構1はバリア閉状態となる。
本発明に係るバリア機構の構成(バリア閉状態)を示す斜視図である。 本発明に係るバリア機構の構成(バリア開状態)を示す斜視図である。 バリア羽根群及び周辺部材とからなるバリア開閉機構の構成を示す概略図である。 バリア羽根A1(A2)の構成を示す図である。 バリア羽根B1(B2)の構成を示す図である。 バリア羽根C1(C2)の構成を示す図である。 バリア駆動部材に外力が作用する前の状況を示す概略図である。 バリア駆動部材に外力が作用している状況を示す概略図である。 バリア機構の開口部がバリア羽根で遮蔽された状態を示す概略図である。 本発明のバリア機構におけるバリア羽根の動作を説明する図である。 本発明に係るカメラの構成を示す概略図である。 本発明に係る携帯情報端末の構成を示す概略図である。
符号の説明
1 バリア機構
2 レンズ部
A1,A2,B1,B2,C1,C3 バリア羽根
E11,E12,E21,E22 弾性部材
F1 バリアカバー
F2 バリア基板
G1,G2 バリア羽根群
L1,L2 バリア駆動部材
P1,P2 ピン
100 カメラ本体
200 携帯情報端末

Claims (4)

  1. 1つの支軸に回転可能に保持された3枚以上のバリア羽根からなり、該バリア羽根のうち少なくとも1つのバリア羽根は回転駆動され、残りのバリア羽根は前記バリア羽根の回転駆動に従動して回転するバリア羽根群を2つ有し、光学レンズの前面に配置されて、該光学レンズの有効光路内に前記バリア羽根群それぞれのバリア羽根を回転進入させて前記有効光路を遮蔽し前記光学レンズを保護するバリア閉状態となり、前記光学レンズの有効光路外に前記バリア羽根群それぞれのバリア羽根を回転退避させて前記有効光路を開放するバリア開状態となるバリア機構であって、
    前記バリア羽根群は、前記光学レンズの光軸方向に金属製バリア羽根、モールド樹脂製バリア羽根、金属製バリア羽根の順番で配列された組合せを有し、
    前記バリア羽根群ごとに、前記バリア羽根を一方向に回転させるための弾性部材Aと、該弾性部材Aよりも強い弾性力で作用して前記バリア羽根を該弾性部材Aによる回転方向とは逆方向に回転させるための弾性部材Bと、外力で駆動されることにより前記弾性部材Bの弾性力の前記バリア羽根への作用を中断させるバリア駆動部材とを備えることを特徴とするバリア機構。
  2. 前記バリア羽根群同士、前記弾性部材A同士、前記弾性部材B同士、前記バリア駆動部材同士が当該バリア機構の中心点に対して点対称に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のバリア機構。
  3. 撮影光学レンズを有する撮像装置と、請求項1または2に記載のバリア機構とを備え、該バリア機構は前記撮影光学レンズのうち最も物体側に位置する撮影光学レンズの物体側に配置されることを特徴とするカメラ。
  4. 撮影光学レンズを有する撮像装置と、請求項1または2に記載のバリア機構とを備え、該バリア機構は前記撮影光学レンズのうち最も物体側に位置する撮影光学レンズの物体側に配置されることを特徴とする携帯情報端末。
JP2005294969A 2005-10-07 2005-10-07 バリア機構、並びにカメラ及び携帯情報端末 Expired - Fee Related JP4996087B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005294969A JP4996087B2 (ja) 2005-10-07 2005-10-07 バリア機構、並びにカメラ及び携帯情報端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005294969A JP4996087B2 (ja) 2005-10-07 2005-10-07 バリア機構、並びにカメラ及び携帯情報端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007102086A JP2007102086A (ja) 2007-04-19
JP4996087B2 true JP4996087B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=38029073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005294969A Expired - Fee Related JP4996087B2 (ja) 2005-10-07 2005-10-07 バリア機構、並びにカメラ及び携帯情報端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4996087B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5450978B2 (ja) * 2008-04-24 2014-03-26 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒
JP5361301B2 (ja) * 2008-09-16 2013-12-04 キヤノン株式会社 撮像装置
JP5322959B2 (ja) * 2009-01-16 2013-10-23 キヤノン株式会社 バリア装置及び撮影装置
JP5463703B2 (ja) * 2009-03-17 2014-04-09 株式会社リコー バリア機構、レンズ鏡胴および撮像装置
JP2010277026A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Canon Inc レンズバリア装置
JP5539100B2 (ja) 2010-08-18 2014-07-02 キヤノン株式会社 バリア装置及び撮像装置
JP5633290B2 (ja) * 2010-10-05 2014-12-03 株式会社リコー バリア機構、並びにカメラ及び携帯情報端末
JP5762007B2 (ja) 2011-01-17 2015-08-12 キヤノン株式会社 鏡筒、および鏡筒を有するカメラ
JP5742264B2 (ja) * 2011-02-04 2015-07-01 株式会社リコー バリア機構、及び該バリア機構を備えたカメラ
JP5787536B2 (ja) * 2011-02-04 2015-09-30 キヤノン株式会社 鏡筒、および鏡筒を有するカメラ
JP6238762B2 (ja) * 2014-01-21 2017-11-29 キヤノン株式会社 光学機器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2856590B2 (ja) * 1992-03-05 1999-02-10 キヤノン株式会社 カメラ
JP4174142B2 (ja) * 1999-09-16 2008-10-29 キヤノン株式会社 カメラのバリア装置
JP3565195B2 (ja) * 2001-09-05 2004-09-15 ミノルタ株式会社 光学ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007102086A (ja) 2007-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4996087B2 (ja) バリア機構、並びにカメラ及び携帯情報端末
US8414203B2 (en) Barrier device and image pickup apparatus having the same
US7455465B2 (en) Optical system apparatus, camera and portable information terminal apparatus
JP5633290B2 (ja) バリア機構、並びにカメラ及び携帯情報端末
US7628553B2 (en) Image pickup apparatus with lens barrier device
JP5558236B2 (ja) レンズ鏡筒
JP2006058455A (ja) 鏡筒駆動機構
JP4944319B2 (ja) カメラ
JP5575101B2 (ja) 撮像素子保持装置、レンズ鏡筒及び撮像装置
JP2005049700A (ja) レンズ保護機構およびカメラ
JP2006259615A (ja) バリア装置、鏡筒およびカメラ
JP2012203135A (ja) レンズ鏡筒
JP5742264B2 (ja) バリア機構、及び該バリア機構を備えたカメラ
JP4964108B2 (ja) レンズ鏡胴およびカメラ
JP4748658B2 (ja) レンズ鏡筒ユニットおよび撮像装置
JP2006251537A (ja) レンズ鏡筒
JP2007121781A (ja) レンズバリア装置及びこれを備えた撮像装置
JP2005274719A (ja) カメラのレンズバリア装置
JP4001322B2 (ja) 光学系バリア装置および光学機器
JP5836622B2 (ja) 撮像装置
JP4589816B2 (ja) 鏡筒駆動機構
JP4276004B2 (ja) 画枠開閉装置
JP2011158735A (ja) バリア機構及びカメラ
JP4660291B2 (ja) 鏡筒駆動機構
JP4648778B2 (ja) 鏡筒駆動機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120511

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4996087

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees