JP2006251537A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動部材の移動を妨げることなくゴースト等の原因となる有害光を効果的に遮断することができるレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】自らのばね性、及び、第2レンズ枠20,第3レンズ枠30の駆動力を利用して遮光位置と退避位置との間で移動する可動腕部71bを有する遮光部材71を設ける。これにより第1ガイド軸61に到達する有害光を完全に遮断することができ、ゴースト及びフレアが発生しない鮮明な画像を撮影することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、カメラの撮影光学系等に使用されるレンズ鏡筒に関するものである。
レンズ鏡筒では、光路外から侵入した光が例えばレンズの一部を通過したり、レンズ群と鏡筒内壁との隙間を通過したりした後に、鏡筒内壁等に反射して撮像面に到達すると、撮影された映像中には、本来不要な意図しないゴースト、フレア等(以下、ゴースト等)が写ってしまう。このような鏡筒内壁等の反射を防止するために、鏡筒内壁に反射防止効果を有した塗料を塗装したり、微細な三角形の山形形状を多数並べた所謂遮光線を設けたりして、反射を抑えることが行われるが、レンズ鏡筒の小型化に伴い、鏡筒内壁と光軸との距離が接近しており、これらの対策のみではゴースト等を完全に排除することができないという問題があった。
このような有害光によるゴースト等を防ぐために、例えば、特許文献1には、蛇腹構造の遮光部材が開示されている。
しかし、特許文献1に記載の蛇腹構造の遮光部材では、その配置スペースを大きくとる必要があり、小型化が困難であるという問題があった。
また、特許文献1に記載の蛇腹構造の遮光部材では、遮光部材が圧縮されると反発力が増加し、この反発力分だけレンズ群の駆動に対する負荷が増加してしまうという問題があった。
ところで、レンズ鏡筒を小型化するために、特許文献2には、ガイド軸(ガイド棒)によりレンズ群等の移動部材をガイドする機構が開示されている。
しかし、特許文献2に記載の機構は、小型のレンズ鏡筒に使用されることから、ガイド軸と光軸との距離が接近し、ガイド軸に有害光が反射してゴースト等の発生源となってしまうという問題があった。
また、ガイド軸は、移動部材をガイドする必要があり、摺動抵抗を下げる必要からその表面を滑らかに仕上げる必要があり、反射率の少ない黒色等に表面処理されているものの、より反射防止効果の高い塗装を行うことができず、鏡筒内壁よりもさらに有害光を反射しやすいという問題があった。
さらに、ガイド軸を利用するレンズ鏡筒では、レンズ群を移動させる自由度が高くなり、レンズ群がレンズ鏡筒の全長に渡り大きく移動させることができるが、そのような構造とした場合には、特許文献1に記載されているような遮光部材を配置することが困難であるという問題があった。
特開平9−152541号公報 特開2003−241056号公報
本発明の課題は、移動部材の移動を妨げることなくゴースト等の原因となる有害光を効果的に遮断することができるレンズ鏡筒を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、少なくとも1つのレンズを含む光学系(L1,L2,L3,L4)と、前記光学系の光軸(O2)方向に沿って移動する移動部材(20,30,L2,L3)と、有害光を遮る遮光部材(71,81)と、を備えたレンズ鏡筒であって、前記遮光部材の少なくとも一部(71b,81b)は、前記光学系が必要とする光束を遮らない位置であって前記移動部材の移動経路内において有害光を遮る遮光位置と、前記移動部材の移動経路外の退避位置との間を移動可能であり、前記遮光部材の移動は、前記光学系の光軸に沿った方向の移動及び前記光学系の光軸に直交する面内の移動以外の方向の移動成分を有していること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒において、前記遮光部材(71,81)の移動は、前記光学系の光軸(O2)に対して45度以上の角度を持って交わる仮想の支点軸まわりのたわみ、及び/又は、回転を含んだ移動であること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項3の発明は、請求項2に記載のレンズ鏡筒において、前記遮光部材(71,81)の前記支点軸は、前記光学系の光軸に対して略直交すること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記遮光部材(71,81)は、前記移動部材(20,30,L2,L3)の移動に応じて前記遮光位置と前記退避位置との間を移動すること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項5の発明は、請求項4に記載のレンズ鏡筒において、前記遮光部材(71,81)の移動は、前記遮光位置への移動、前記退避位置への移動の少なくとも一方向の移動の駆動力に前記移動部材(20,30,L2,L3)の移動を利用すること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項6の発明は、請求項5に記載のレンズ鏡筒において、前記移動部材(20,30,L2,L3)が前記遮光部材(71,81)に接触して前記遮光部材を前記退避位置へ移動させること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記遮光部材(71,81)は、少なくとも有害光を遮光する部分(71b,81b)が板状の部材により形成されていること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項8の発明は、請求項7に記載のレンズ鏡筒において、前記遮光部材(71)は、ばね性を有した板状の部材により形成されており、前記遮光部材の移動に自らのばね性によるたわみを利用していること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項9の発明は、請求項7又は請求項8に記載のレンズ鏡筒において、前記遮光部材(81)の有害光を遮光する部分(81b)は、板状の部材の端面が尖っていること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項10の発明は、請求項7から請求項9までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記板状の部材(71b)の有害光の入射する側には、前記板状の部材よりも厚さの薄い遮光シート(72)が重ねられていること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項11の発明は、請求項10に記載のレンズ鏡筒において、前記遮光シート(72)は、前記遮光部材の有害光を遮光する部分よりも一回り大きくはみ出していること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項12の発明は、請求項10又は請求項11に記載のレンズ鏡筒において、前記遮光部材の有害光を遮光する部分の少なくとも前記光軸に近い側の端面、及び/又は、前記遮光シート(73)の少なくとも前記光軸に近い側の端面には、有害光の反射角度を制御する山形凸形状(73a)が複数並べて形成されていること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項13の発明は、請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記移動部材は、レンズ群(20,30,L2,L3)であること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項14の発明は、請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記移動部材(20,30,L2,L3)をガイドするガイド軸(61)が設けられており、前記遮光部材(71,81)の遮光位置は、少なくとも前記ガイド軸に当たる有害光を遮る位置にあること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
請求項15の発明は、請求項1から請求項14までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記光学系(L1,L2,L3,L4)は、少なくとも1回光軸方向が曲げられていること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)遮光部材の少なくとも一部は、光学系が必要とする光束を遮らない位置であって移動部材の移動経路内において有害光を遮る遮光位置と、移動部材の移動経路外の退避位置との間を移動可能であり、遮光部材の移動は、光学系の光軸に沿った方向の移動及び光学系の光軸に直交する面内の移動以外の方向の移動成分を有しているので、有害光を確実に遮光しながらも、移動部材が移動するときに邪魔となることもなく、しかも、遮光部材の退避に必要な退避スペースを最小限とすることができる。
(2)遮光部材の移動は、光学系の光軸に対して45度以上の角度を持って交わる仮想の支点軸まわりのたわみ、及び/又は、回転を含んだ移動であるので、遮光部材の移動に移動部材の駆動力を利用しやすい構成とすることができる。
(3)遮光部材の支点軸は、光学系の光軸に対して略直交するので、遮光部材の移動に移動部材の駆動力を最も有効に利用することができる。
(4)遮光部材は、移動部材の移動に応じて遮光位置と退避位置との間を移動するので、遮光が必要なときには確実に有害光を遮光しながら、移動部材が移動したことにより遮光が不要なときには移動部材の移動の妨げにならない。
(5)遮光部材の移動は、遮光位置への移動、退避位置への移動の少なくとも一方向の移動の駆動力に移動部材の移動を利用するので、遮光部材の移動に専用のアクチュエータを設ける必要がなく、レンズ鏡筒を小型かつ安価にすることができる。
(6)移動部材が遮光部材に接触して遮光部材を退避位置へ移動させるので、簡単な構成で確実に遮光部材を退避させることができる。
(7)遮光部材は、少なくとも有害光を遮光する部分が板状の部材により形成されているので、僅かな退避スペースであっても遮光部材を退避させることができ、レンズ鏡筒を小型にすることができる。
(8)遮光部材は、ばね性を有した板状の部材により形成されており、遮光部材の移動に自らのばね性によるたわみを利用しているので、特別な退避機構を設けることなく遮光部材の移動を実現することができ、安価かつ小型のレンズ鏡筒とすることができる。
(9)遮光部材の有害光を遮光する部分は、板状の部材の端面が尖っているので、遮光位置にある端面が有害光を反射してしまうことを防止できる。
(10)板状の部材の有害光の入射する側には、板状の部材よりも厚さの薄い遮光シートが重ねられているので、板状の部材の変形を妨げず、かつ、余計に空間を占有することなく、板状の部材の材質によらず確実に有害光を遮光することができる。
(11)遮光シートは、遮光部材の有害光を遮光する部分よりも一回り大きくはみ出しているので、板状の部材の端面を尖らせることなく、遮光位置にある端面が有害光を反射してしまうことを防止できる。
(12)遮光部材の有害光を遮光する部分の少なくとも光軸に近い側の端面、及び/又は、の少なくとも光軸に近い側の端面には、有害光の反射角度を制御する山形凸形状が複数並べて形成されているので、遮光部材及び遮光シートの端面において有害光が反射してしまったとしても、その反射した有害光が有害とならない方向へ反射させることができ、ゴースト及びフレアとなることを防止することができる。
(13)移動部材は、レンズ群であるので、レンズ群のズーム駆動及びフォーカス駆動に応じて遮光部材を移動させることができ、光学系の状態に応じて最適な遮光を実現することができる。
(14)遮光部材の遮光位置は、少なくともガイド軸に当たる有害光を遮る位置にあるので、有害光を反射しやすいガイド軸に到達する有害光を確実に遮光することができる。
(15)光学系は、少なくとも1回光軸方向が曲げられているので、小型のレンズ鏡筒としたことにより特に問題となる有害光を簡単かつ小型の遮光部材により確実に遮光することができ、小型化に有利な屈曲光学系の利点を最大限利用して小型のレンズ鏡筒とすることができる。
移動部材の移動を妨げることなくゴースト等の原因となる有害光を効果的に遮断するという目的を、移動部材の移動経路内において有害光を遮る遮光位置と、移動部材の移動経路外の退避位置との間を移動可能な遮光部材を設けることにより実現した。
図1は、本発明の実施例1におけるレンズ鏡筒ユニットを被写体側(以下、前面側)斜め上方から見た斜視図である。
本実施例におけるレンズ鏡筒ユニットは、被写体方向へ向いているレンズ1の光軸O1をプリズム2により略90度屈曲させて光軸O2とした後に鏡筒本体10内にある後述のレンズ3,第2レンズ群L2,第3レンズ群L3,第4レンズ群L4,光学ローパスフィルタ4を介して撮像素子5へ伝える所謂デジタルカメラの撮影光学系を形成している(図7参照)。この撮影光学系では、レンズ1,プリズム2,レンズ3が第1レンズ群L1に相当し、第1レンズ群L1と第4レンズ群L4とが固定群であり、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3とが移動群である4群ズーム光学系となっている。
鏡筒本体10には、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3とを駆動する第2群モータ65,第3群モータ66を含む駆動ユニットを保持する駆動ユニット本体13が係合部13a等により固定されている。
図2は、本発明の実施例1におけるレンズ鏡筒ユニットを背面側斜め上方から見た斜視図である。
鏡筒本体10の背面側は、部品単体では開口されているので、その開口部をプリズムカバー部材11,移動群カバー部材12により覆っている。なお、プリズムカバー部材11は、係合部11a,11bにより鏡筒本体10に対して固定されてプリズム2を覆っており、移動群カバー部材12は、不図示の係合部により鏡筒本体10に対して固定されて後述の第2レンズ枠20,第3レンズ枠30等を覆っている。
移動群カバー部材12には、遮光部材71が位置決めピン12a,12bにより位置決めされて接着固定されている。
鏡筒本体10の周りには、第2群モータ65,第3群モータ66等の電気部品の配線として、フレキシブルプリント配線板67が巻きつけられている。フレキシブルプリント配線板67には、位置決めピン12a,12bに対応した位置決め孔67a,67bが開口されており、移動群カバー部材12に対して位置決めされている。
図3は、遮光部材71及び遮光シート72の形状を示す図である。図3(a)は、図3(c)中に矢印で示したA−A断面で切断した断面図である。なお、図3(a),(b)において、遮光部材71及び遮光シート72の板厚については説明のため誇張して厚く示している。
遮光部材71は、厚さ0.05mmのりん青銅を素材としてプレス加工により形成されており、固定部71aと可動腕部71bとを有している。遮光部材71は、固定部71aに設けられた位置決め孔71c,71dが移動群カバー部材12の位置決めピン12a,12bに嵌ることにより正確に位置決めされて接着固定される。可動腕部71bは、移動群カバー部材12に空けられた開口部12cから鏡筒本体10の内部に挿入されている。なお、この開口部12cは、可動腕部71bの変形を妨げない不図示のカバー部材により蓋がされている。遮光部材71は、ばね性に優れた特性を有するりん青銅により形成されていることから、この可動腕部71bは、固定部71a側の仮想の支点軸を支点として大きくたわむことができる。また、可動腕部71bの前面側(=有害光が当たる側)には、遮光シート72が貼り付け固定されている。この遮光シート72には、可動腕部71bの板厚(=遮光部材71の板厚0.05mm)よりも薄く可動腕部71bのたわみに障害となることのない十分な可撓性を有し、かつ、表面の反射率と透過率の低い素材として、板厚0.042mmのPVF(ポリフッ化ビニル)シートを用いている。
図4は、レンズ鏡筒ユニットを背面側から(図2中の矢印B方向から)見た図である。図4では、移動群カバー部材12及びフレキシブルプリント配線板67を取り外した状態で示しているが、遮光部材71及び遮光シート72については、本来の取り付け位置にあるものとしてその一部を示している。なお、図4及び後述の図6,7は、光学系が望遠端にある状態を示している。
鏡筒本体10の内部には、光軸O2と平行に設けられた第1ガイド軸61,第2ガイド軸62が固定されている。第1ガイド軸61及び第2ガイド軸62は、第2レンズ群L2を保持する第2レンズ枠20と、第3レンズ群L3を保持する第3レンズ枠30とを、光軸O2に沿った方向に滑らかに移動可能なようにガイドする軸であり、摺動性を良好にし、反射を軽減させるため、潤滑剤を塗布している。
図5は、図4中に矢印で示したC−C断面で切断した断面図である。なお、図5は、説明に必要な部品のみを適宜選択して実線、又は、破線で透視して示している。
図6は、図4の状態から説明に必要な部品について一部を透過、又は、断面として示した図である。
第3レンズ枠30は、嵌合孔が形成された嵌合部31,32が第1ガイド軸61と嵌合しており、回転止め爪部33が第2ガイド軸62に係合することにより第1ガイド軸61まわりの回転が規制されている。なお、嵌合部31と嵌合部32とは、光軸O2に沿った方向において第3レンズ群L3の傾きを抑えるために必要な距離だけ離れた位置で第1ガイド軸61と嵌合している。
第2レンズ枠20についても、上述の第3レンズ枠30と同様に、嵌合部21,22が第1ガイド軸61と嵌合しており、回転止め爪部23が第2ガイド軸62に係合することにより第1ガイド軸61まわりの回転が規制されている。また、嵌合部21と嵌合部22とが、光軸O2に沿った方向において第2レンズ群L2の傾きを抑えるために必要な距離だけ離れた位置で第1ガイド軸61と嵌合している点についても第3レンズ枠30と同様である。
第2レンズ枠20、及び、第3レンズ枠30は、それぞれ第2群送りねじ63,第3群送りねじ64にねじ嵌合する第2群送りナット部24,第3群送りナット部34を有している。第2群送りねじ63,第3群送りねじ64は、それぞれ第2群モータ65、及び、第3群モータ66の出力軸と一体で回転するように駆動ユニット本体13に支持されている。したがって、第2レンズ枠20、及び、第3レンズ枠30は、第2群モータ65、及び、第3群モータ66の回転により光軸O2に沿った方向にそれぞれ独立して移動することができる。
第3レンズ群L3よりも撮像素子5側には、第4レンズ群L4が第4レンズ枠40に固定されている。第4レンズ枠40は、レンズ鏡筒ユニット内で移動しないように鏡筒本体10に固定されている。
第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との間であって第4レンズ群L4に接近した位置には、シャッタ幕42が設けられ、その周りにシャッタ幕42の開閉駆動を行うシャッタ駆動部41が設けられている。
第4レンズ群L4と撮像素子5との間には、光学ローパスフィルタ4が配置されている。
図7は、図6中に矢印で示したD−D断面で切断した断面図である。図7(a)は、焦点距離が望遠端の状態を示し、図7(b)は、焦点距離が広角端の状態を示している。
図7(a)の望遠端の状態では、遮光部材71の可動腕部71bは、外力を受けることなく自由な状態であり、開口部12cから鏡筒本体10の内部に挿入された状態を保っている(以下、遮光位置)。この状態にあっても、遮光部材71の可動腕部71bは、撮影光学系が必要とする光束を遮ることがない。ここで、この遮光位置では、可動腕部71bが第2レンズ枠20、及び、第3レンズ枠30の移動経路内にあり、第2レンズ枠20、及び、第3レンズ枠30が広角方向へ移動すると、第2レンズ枠20、及び、第3レンズ枠30と遮光部材71とが衝突する。しかし、遮光部材71は、先に述べたように高いばね性を有しており、また、遮光部材71の可動腕部71bに貼り付けられている遮光シート72も十分な可撓性を有しているので、可動腕部71b及び遮光シート72は、第2レンズ枠20、及び、第3レンズ枠30と衝突すると、第2レンズ枠20、及び、第3レンズ枠30の駆動力により固定部71a側にある仮想の支点軸まわりで大きくたわみ、これらの移動経路外に退避して図7(b)に示す退避位置に退避する。また、第2レンズ枠20、及び、第3レンズ枠30が広角端位置から望遠端位置へ移動すると、可動腕部71bは、自らのばね力により再び遮光位置へと移動する。
本実施例では、可動腕部71bがたわむときの仮想の支点軸の方向は、光軸O2と略直交しているので、第2レンズ枠20、及び、第3レンズ枠30の駆動力によって容易に可動腕部71bがたわむことができる。また、遮光部材71が光軸O2に沿った方向や光軸O2と直交する方向に移動する従来の構成遮光部材と異なり、退避スペースを最小限とすることができる。
ここで、遮光部材71の可動腕部71bが遮光位置にあるときの有害光を遮る遮光作用について説明する。
図6中には、遮光部材71を示していないが、仮にこの図6のように遮光部材71が存在していない場合を想定する。例えば、図6中の有害光Gのように光路外から異常な角度で有害光が侵入すると、この有害光Gが第1ガイド軸61により反射して撮像素子5にまで到達し、ゴースト等が発生してしまう可能性があった。
そこで、本実施例では、遮光部材71を設け、第1ガイド軸61に有害光が到達することを防止している。
図8は、図6に遮光部材71の可動腕部71b及び遮光シート72を追記した図である。なお、図8に示した可動腕部71b及び遮光シート72は、第1ガイド軸61の中心を通る断面として示している。
図8に示すように、第1ガイド軸61に到達していた有害光Gは、可動腕部71b及び遮光シート72により遮光される。したがって、ゴースト等の発生も防止することができる。
ここで、遮光シート72を追加した理由として、以下の3つの理由がある。
(理由1)
第3レンズ枠30は、可動腕部71bに当たって擦りながら移動するので、この接触面の摺動抵抗を下げる目的。
(理由2)
上記理由1と関連して、第3レンズ枠30と可動腕部71bとの間で擦れることによる磨耗を防止する目的。
(理由3)
可動腕部71bの端面における反射を防止する目的。
図8に示すように、有害光は、可動腕部71bに対して斜め方向から到達する。図3(a)では、可動腕部71b及び遮光シート72の厚さを誇張して示しているが、仮に遮光シート72が設けられていないと、有害光G1が可動腕部71bの端面により反射して反射有害光G2のように進み、撮像素子5に到達してしまうおそれがある。そこで、本実施例では、遮光シート72を可動腕部71bの外形形状よりも僅かに大きな形状として貼り付け、この可動腕部71bの端面における反射を防止している。なお、このような効果を得るためには、遮光シート72の厚さが十分に薄いことが望ましい。少なくとも、遮光シート72の厚さは、可動腕部71bの厚さよりも薄くすることが望ましい。遮光シート72自体の反射率は低いものの、切断面となる端面については、反射率が低いことを保障しきれないので、遮光シート72の端面における反射を最小限とするためである。
なお、遮光シート72の厚さを薄くすることが困難な場合、遮光シート72の端面を尖った形状とすることにより、この端面における反射を防止してもよい。
また、遮光シート72を追加しなくとも、可動腕部71bの端面を尖った形状とすることにより、この端面における反射を防止してもよい。
さらに、可動腕部71bの光軸側の端面の形状を微細な三角形形状を連続させた遮光線のような形状としてもよい。
なお、遮光シート72の厚さをどの程度まで許容できるか、又は、可動腕部71bの端面をどの程度尖らせればよいのかについては、これらの材質、撮影光学系のレンズ構成、可動腕部71bの位置などにより大きく変化するので、実験的に確認して決めることが望ましい。
本実施例では、第1ガイド軸61と似たような機能を有している第2ガイド軸62がレンズ鏡筒ユニットに設けられているが、この第2ガイド軸62は、先に述べたように第2レンズ枠20と第3レンズ枠30の回転を規制しているだけであることから、回転止め爪部23,33が一箇所有るだけでよく、光軸O2に沿った方向に長い間隔を持って2箇所設けたりする必要がない。これに対して、第1ガイド軸61は、第2レンズ枠20と第3レンズ枠30の第1ガイド軸61まわりの回転以外の方向の位置規制を行っていることから、嵌合部21(31)と嵌合部22(32)とを光軸O2に沿った方向に長い間隔を持って配置する必要がある。このような機能の違いから、第2ガイド軸62は、第1ガイド軸61と比べて短くなっており、第1ガイド軸61において有害光Gが反射してしまうような位置に対応する位置には、第2ガイド軸62が存在していない。したがって、本実施例におけるレンズ鏡筒では、第2ガイド軸62における反射に起因するゴースト等の発生がなく、第2ガイド軸62に対応した遮光部材も設ける必要がない。ただし、本実施例と似た構成の他のレンズ鏡筒において、第2ガイド軸62に相当する部分における反射に起因するゴースト等の発生がある場合には、この部分に対応した遮光部材を追加してもよい。
本実施例によれば、自らのばね性、及び、第2レンズ枠20,第3レンズ枠30の駆動力を利用して遮光位置と退避位置との間で移動する可動腕部71bを有する遮光部材71を設けたことにより、第1ガイド軸61に到達する有害光を完全に遮断することができ、ゴースト及びフレアが発生しない鮮明な画像を撮影することができる。
実施例2は、実施例1における遮光部材71の形態を変えた例であり、他の部分については、実施例1と同様の形態となっている。したがって、前述した実施例1と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図9は、実施例2のレンズ鏡筒の断面図である。図9では、実施例1における図7と同様に、図9(a)に焦点距離が望遠端の状態を示し、図9(b)に焦点距離が広角端の状態を示している。
遮光部材81は、プラスチック樹脂により形成されており、回転中心部81a,可動腕部81bを有し、回転中心部81aを中心とした回転をすることができるように移動群カバー部材12Bに取り付けられている。また、遮光部材81は、不図示のねじりコイルばねにより回転中心部81aを中心として図9中における矢印CW方向(時計回り)にばね付勢されており、望遠端状態における可動腕部81bは、その延在する方向が鏡筒本体10内に光軸O2と略直交する位置(遮光位置)に侵入している(図9(a))。
この遮光位置では、実施例1と同様に可動腕部81bが有害光を完全に遮光することができ、第1ガイド軸61による有害光の反射を防止し、ゴースト及びフレアの発生もない。第2レンズ枠20、及び、第3レンズ枠30が広角方向へ移動すると、第2レンズ枠20、及び、第3レンズ枠30が可動腕部81bに衝突する。ここで、可動腕部81bは、ばね付勢力により遮光位置に突出しているので、第2レンズ枠20、及び、第3レンズ枠30が可動腕部81bを押すことにより、ねじりコイルばねをチャージしながら可動腕部81bが回転中心部81aを中心として矢印CW方向と反対方向に回転して退避位置(図9(b))に移動する。
なお、遮光部材81の可動腕部81bには、実施例1の遮光シート72に相当する部材を設けていない。しかし、本実施例では、可動腕部81bの端部を尖らせており、端部における有害光の反射を防止している。
本実施例によれば、遮光部材81をプラスチック樹脂により形成し、ねじりコイルばねによりばね不勢力を与えるようにしたので、可動腕部81bをより深い位置まで挿入することができる。したがって、実施例1の遮光部材71のような自己のばね性を利用する形態ではばね限界を超えて塑性変形をしてしまうような位置の遮光を行うことができる。
実施例3は、実施例1における遮光シート72の形状を改良した例であり、その他の部分については、実施例1と同一の形態となっている。したがって、前述した実施例1と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
先に示した実施例1の遮光部材71,遮光シート72の形態とすれば、通常の有害光に対しては十分なゴースト等の抑制効果を得ることができる。しかし、非常に強い有害光が入射するような場合には、遮光シート72の端部による反射のおそれがある。
そこで、本実施例では、この遮光シートの端部による反射光をさらに確実に排除することができるように遮光シートの形状を改良した。
図10は、実施例3における遮光部材71及び遮光シート73を示す図である。
実施例3における遮光シート73は、その光軸側の端面に、小さな三角形の山形凸形状73aを多数並べて遮光線と同様な形状としている。このような形状とすることにより、強力な有害光G3のような光が遮光シート73の端面に到達したとしても、撮像素子5の方向へ反射光が進むことを防止することができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施例において、遮光部材をレンズ枠の移動を利用して押すことにより退避位置へ移動させる例を示したが、これに限らず、例えば、第2群送りねじ63,第3群送りねじ64から駆動力を伝達する部材を設けてもよいし、レンズ群の駆動がカム機構などを利用している場合には、カム機構などを別途設けて遮光部材を駆動してもよい。
(2)各実施例において、遮光部材の可動腕部は、光軸O2に略直交する支点軸を中心としてたわみ、又は、回転移動する例を示したが、これに限らず、例えば、光軸と支点軸とが90度以外の角度で交差するように配置してもよい。ただし、光軸と支点軸とが成す角度は、45度以上とすることが、遮光部材をレンズ枠により押して退避させるためには望ましい。
(3)各実施例において、遮光部材は、移動群カバー部材12に固定され、光軸O2に沿った方向には移動しない例を示したが、これに限らず、例えば、遮光部材をレンズ枠等に固定して、遮光部材自身が光軸O2に沿う方向の移動を伴うようにしてもよい。
(4)各実施例において、光軸O1をプリズム2により曲げて光軸O2とする所謂屈曲光学系を備えたレンズ鏡筒を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば、ひとつの光軸が一直線に存在する通常の光学系を備えたレンズ鏡筒であってもよい。
(5)実施例2において、遮光部材81は、プラスチック樹脂により形成した例を示したが、これに限らず、例えば、一部又は全てを金属製としてもよいし、複数の部品を組み合わせて同様な機能を達成する部品を作製してもよい。
(6)実施例2において、遮光部材81は、ねじりコイルばねによりばね付勢されている例を示したが、これに限らず、例えば、引っ張りコイルばねや圧縮コイルばね等、他のばね部材を利用してもよい。
本発明の実施例1におけるレンズ鏡筒ユニットを被写体側斜め上方から見た斜視図である。 本発明の実施例1におけるレンズ鏡筒ユニットを背面側斜め上方から見た斜視図である。 遮光部材71及び遮光シート72の形状を示す図である。 レンズ鏡筒ユニットを背面側から見た図である。 図4中に矢印で示したC−C断面で切断した断面図である。 図4の状態から説明に必要な部品について一部を透過、又は、断面として示した図である。 図6中に矢印で示したD−D断面で切断した断面図である。 図6に遮光部材71の可動腕部71b及び遮光シート72を追記した図である。 実施例2のレンズ鏡筒の断面図である。 実施例3における遮光部材71及び遮光シート72を示す図である。
符号の説明
1,3 レンズ
2 プリズム
4 光学ローパスフィルタ
5 撮像素子
10 鏡筒本体
11 プリズムカバー部材
12 移動群カバー部材
13 駆動ユニット本体
20 第2レンズ枠
21,22 嵌合部
23 回転止め爪部
24 第2群送りナット部
30 第3レンズ枠
31,32 嵌合部
33 回転止め爪部
34 第3群送りナット部
40 第4レンズ枠
41 シャッタ駆動部
42 シャッタ幕
61 第1ガイド軸
62 第2ガイド軸
63 第2群送りねじ
64 第3群送りねじ
65 第2群モータ
66 第3群モータ
67 フレキシブルプリント配線板
71 遮光部材
71a 固定部
71b 可動腕部
81 遮光部材
81a 回転中心部
81b 可動腕部
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのレンズを含む光学系と、
    前記光学系の光軸方向に沿って移動する移動部材と、
    有害光を遮る遮光部材と、
    を備えたレンズ鏡筒であって、
    前記遮光部材の少なくとも一部は、前記光学系が必要とする光束を遮らない位置であって前記移動部材の移動経路内において有害光を遮る遮光位置と、前記移動部材の移動経路外の退避位置との間を移動可能であり、
    前記遮光部材の移動は、前記光学系の光軸に沿った方向の移動及び前記光学系の光軸に直交する面内の移動以外の方向の移動成分を有していること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、
    前記遮光部材の移動は、前記光学系の光軸に対して45度以上の角度を持って交わる仮想の支点軸まわりのたわみ、及び/又は、回転を含んだ移動であること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 請求項2に記載のレンズ鏡筒において、
    前記遮光部材の前記支点軸は、前記光学系の光軸に対して略直交すること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、
    前記遮光部材は、前記移動部材の移動に応じて前記遮光位置と前記退避位置との間を移動すること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 請求項4に記載のレンズ鏡筒において、
    前記遮光部材の移動は、前記遮光位置への移動、前記退避位置への移動の少なくとも一方向の移動の駆動力に前記移動部材の移動を利用すること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 請求項5に記載のレンズ鏡筒において、
    前記移動部材が前記遮光部材に接触して前記遮光部材を前記退避位置へ移動させること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、
    前記遮光部材は、少なくとも有害光を遮光する部分が板状の部材により形成されていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  8. 請求項7に記載のレンズ鏡筒において、
    前記遮光部材は、ばね性を有した板状の部材により形成されており、
    前記遮光部材の移動に自らのばね性によるたわみを利用していること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  9. 請求項7又は請求項8に記載のレンズ鏡筒において、
    前記遮光部材の有害光を遮光する部分は、板状の部材の端面が尖っていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  10. 請求項7から請求項9までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、
    前記板状の部材の有害光の入射する側には、前記板状の部材よりも厚さの薄い遮光シートが重ねられていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  11. 請求項10に記載のレンズ鏡筒において、
    前記遮光シートは、前記遮光部材の有害光を遮光する部分よりも一回り大きくはみ出していること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  12. 請求項10又は請求項11に記載のレンズ鏡筒において、
    前記遮光部材の有害光を遮光する部分の少なくとも前記光軸に近い側の端面、及び/又は、前記遮光シートの少なくとも前記光軸に近い側の端面には、有害光の反射角度を制御する山形凸形状が複数並べて形成されていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、
    前記移動部材は、レンズ群であること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  14. 請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、
    前記移動部材をガイドするガイド軸が設けられており、
    前記遮光部材の遮光位置は、少なくとも前記ガイド軸に当たる有害光を遮る位置にあること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
  15. 請求項1から請求項14までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、
    前記光学系は、少なくとも1回光軸方向が曲げられていること、
    を特徴とするレンズ鏡筒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010204651A (ja) * 2009-02-06 2010-09-16 Panasonic Corp レンズ鏡筒
JP2013105124A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Canon Inc レンズ装置及びそれを有する撮像装置
CN112782829A (zh) * 2019-11-11 2021-05-11 磁化电子株式会社 自动聚焦装置和照相机模块

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