JP4387257B2 - ワーク収納装置およびワーク収納方法 - Google Patents

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本発明は、半導体装置製造に使用されるリードフレームやプリント基板、ウェハーホルダなどの平板状ワークを箱形マガジンに整列させて収納するワーク収納装置に関する。
水平な平板状リードフレームやウェハーホルダなどのワークを上下から局部的に一対のクランパーで把持して、対応する箱形マガジンに収納する半導体製造システムがある(例えば、特許文献1参照)。水平な帯板状リードフレームをその長さ方向に搬送してリードフレームに各種の作業を連続的に行い、この作業が完了するとクランパーでリードフレームを箱形マガジンに収納するようにした半導体製造システムにおいては、リードフレームの幅方向中央部が被作業箇所であることから幅方向両端部またはそのいずれか一方の端部をクランパーで把持してリードフレームを長さ方向に搬送してマガジン内に挿入することが行われている。
リードフレームの幅方向端部を把持したクランパーでリードフレームをマガジン内に挿入する場合、挿入途中でクランパーとマガジンに干渉すると、それ以上の挿入ができなくなる。そこで、クランパーでリードフレームをある長さまで挿入し、このリードフレームから離脱させたクランパーでリードフレームをマガジン内に押し込むことが行われている。又は、クランパーでリードフレームをある長さまでマガジン内に挿入した後、クランパーと別に駆動するプッシャーでリードフレームをマガジン内に押し込むことが行われている。
クランパー自体でリードフレームをマガジン内に押し込むワーク収納装置の概要を図8(A)(B)に示し、プッシャーでリードフレームをマガジン内に押し込むワーク収納装置の概要を図9(A)(B)に示す。
図8(A)(B)のワーク収納装置は、水平な平板状リードフレーム1(以下、ワーク1と称する。)をクランパー2で把持してワーク長さ方向に水平搬送し、その搬送方向前方に設置された箱形マガジン3に挿入する。このようなワーク搬送用クランパー2は、それぞれが上下方向に開閉動作する上部の第1クランパー2aと下部の第2クランパー2bの一対を有し、この一対でワーク1のワーク幅方向端部の一部を上下から把持する。クランパー2は、図示しない駆動制御系で上下の開閉動作やワーク搬送方向での往復動作などの各種動作が制御される。マガジン3は前後両端が開口した矩形の箱形筒体で、エレベータ機構6の昇降台7上に位置決め搭載される。マガジン3の対向する両内壁面に上下多段に定ピッチでワーク収納用溝4が形成され、この両内壁面の同一高さの一対の溝4にワーク1の幅方向両端部を嵌挿して、複数枚のワーク1をマガジン3内に上下多段に整列させて収納する。エレベータ機構6の昇降台7は、モータ9で回転するボールネジ8により上下駆動する。
図8(A)は、マガジン3内の最上段の溝4からワーク1を1枚ずつ挿入して、上から3段目の溝4に1枚のワーク1を挿入するときのもので、ワーク1を把持したクランパー2がワーク1を所定の高さで水平に搬送して3段目の溝4に挿入する。この挿入は、クランパー2がマガジン3の開口端に衝突しないように行われて、最終的に図8(B)に示すように、ワーク1の所定長さの後端部がマガジン3の開口端から後方に突出する。この後、クランパー2を開いてワーク1の後方に移動させ、一対の第1クランパー2aと第2クランパー2bが重なるようにクランパー2を閉じ、そのままワーク搬送方向前方に前進させてクランパー2の前端でワーク1の後端を押し、ワーク1の後端部をマガジン3内に押し込む。3段目の溝4へのワーク挿入が終了すると、エレベータ機構6がマガジン3を溝4の配列ピッチ分だけ上昇させて、次は4段目の溝4へのワーク挿入が行われる。
図9(A)(B)のワーク収納装置は、図8のワーク収納装置にプッシャー10を別に設けている。プッシャー10はL形の平板で、クランパー2と別の図示しない駆動制御系に連結されて、次のようにワーク押込動作をする。図9(A)は、図8(A)と同様にマガジン3内の上から3段目の溝4に1枚のワーク1を挿入するときのもので、ワーク1を把持したクランパー2がワーク1を所定の高さで水平に搬送して3段目の溝4に挿入する。このときプッシャー10はマガジン3から離れた定位置に待機する。ワーク1の後端部がマガジン3の開口端から後方に突出するまで、クランパー2によるワーク挿入が終了すると、図9(B)に示すようにプッシャー10が3段目の溝4に挿入されたワーク1の後端の高さ位置まで下降し、その位置でワーク搬送方向前方に前進してL形に突出する先端部10’の先端でワーク1の後端をマガジン3の内部へと押し込む。
特開2003−309165号公報(第0007段〜第0009段)
図8のワーク収納装置のように、マガジンの開口端から突出するワークの後端部をクランパーで押圧してマガジン内にワークを押し込む場合、ワークの後端がマガジンの開口端まで挿入された時点でクランパーがマガジンに干渉することになるので、それ以上の押し込みができない。その結果、マガジンの開口端にワークの後端が揃う位置まで挿入することができるが、ワークの後端がマガジンの奥に入るまで挿入することができず、挿入不十分なままマガジンへのワーク収納が行われることになり、ワーク収納後のワーク飛び出しなどの不具合発生の原因になっている。
図9のワーク収納装置の場合、プッシャーでワークをマガジン内の奥まで挿入することができ、十分なワーク収納が可能である。しかし、クランパーと別駆動するプッシャーとその独自の駆動制御系が必要となるため、ワーク収納装置全体が複雑で高価となる問題がある。さらに、クランパーと別駆動するプッシャーを前後上下動させるためのスペースの確保が難しい。
本発明は、斯かる実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、構造簡単で安価であり、省スペース設計が容易なワーク収納装置を提供することにある。
本発明は、略矩形の平板状ワークの幅方向端部を把持したクランパーでワークをワーク長さ方向に搬送して、このワーク搬送方向前方のマガジン内に挿入するワーク収納装置であって、クランパーは、当該クランパーからワーク搬送方向前方に延在してクランパーがワークを把持したときにワークに対し所定の段差を有する押込部材を具備し、クランパーのワーク搬送方向の前進時に押込部材の先端でマガジン内に予め挿入されたワークの後端を押して同ワークをさらにマガジン内の奥へと押し込むようにしたワーク収納装置にて、上記目的を達成するものである。
ここで、ワークは、半導体装置製造に使用されるリードフレームや基板、キャリアなどの横長矩形の平板状ワークで、幅方向端部がクランパーで把持できるようにしてある。クランパーはワークの幅方向両端部または片端部を部分的に把持し、把持したワークをワーク長さ方向に搬送する。クランパーで把持される平板状ワークの姿勢は水平姿勢や垂直姿勢のいずれも可能であり、水平姿勢に把持されたワークは水平なまま対応するマガジンに挿入され、垂直姿勢に把持されたワークは垂直姿勢のまま対応するマガジンに挿入される。本発明においては、クランパー自体にマガジンに挿入したワークを後押しする押込部材を設けたことにより、従来のプッシャーのような特別な駆動制御系が不要となり、押込部材がプッシャーと一体に動くことで特別なスペース設計が不要となる。このようなクランパーの押込部材は、クランパーの一部から前方へと突出するL形爪のような形状簡単で安価なものが適用でき、既存のクランパーに設置することも容易である。
本発明においては、クランパーが、互いに接近離反する一対の第1クランパーと第2クランパーを有し、この第1クランパーと第2クランパーの少なくとも一方に押込部材を一体に形成することができる。または、第1クランパーと第2クランパーのいずれか一方に押込部材を着脱可能に取り付けることができる。
ここでの第1クランパーと第2クランパーは、例えば水平なワークを上下から把持するクランパーにおいては、それぞれに上下開閉動作する上部クランパーと下部クランパーで、マガジンにワークを水平姿勢で収納する。かかるマガジンのワーク収納空間の上部から下方に向けてワークを1枚ずつ収納する場合は、上部クランパーに押込部材を形成することが望ましく、逆に、マガジンのワーク収納空間の下部から上方に向けてワークを1枚ずつ収納する場合は、下部クランパーに押込部材を形成することが望ましい。また、マガジンの形態によっては、上部クランパーと下部クランパーの両方に押込部材を一体に形成して、マガジンのワーク収納空間の上部、下部いずれからのワーク挿入形態においても対応できるようにすることができる。あるいは、上部クランパーと下部クランパーのいずれも押込部材が着脱自在な構造にして、マガジンのワーク収納空間の上部、下部いずれからのワーク挿入形態でも対応できるようにすることができる。
また、本発明においては、マガジンが複数のワークを定間隔で平行に整列させて収納すると共に、クランパーにおける押込部材の段差(クランパーからワーク搬送方向前方に延在してクランパーがワークを把持したときにワークに対してできる所定の段差)を、マガジンにおける前記定間隔の整数倍にすることができる。
1枚のワークを把持したクランパーでワークをマガジンに挿入して整列収納させる場合、1枚のワークが挿入される毎にマガジンをワーク整列ピッチで間欠駆動させてワーク挿入動作が繰り返されるのが通常であり、マガジンの駆動ピッチは任意に制御可能であることから、クランパーの押込部材の段差をマガジンのワーク整列ピッチに相当する前記定間隔の整数倍にしなくても、クランパーによるワークの連続した挿入動作が可能であるが、整数倍にすればマガジン側の駆動ピッチの制御が容易になる。なお、ここでの整数倍は、1〜数倍が実用上に適格である。
また、整数倍にすると、マガジンにクランパーで1枚のワークを挿入するときにクランパーの押込部材で、マガジンの別の場所に先に挿入された1枚のワークを押し込んでマガジン内のさらに奥へと挿入することができる。ここで、マガジンの別の場所に先に挿入された1枚のワークとは、マガジンにクランパーで挿入される1枚のワークに対して上記整数倍の位置にあるワークである。このように、クランパーで1枚のワークをマガジンに挿入する動作時に、同時進行的に他の1枚のワークをマガジンの奥へと押し込むことで、クランパーによるワーク挿入動作と押込部材によるワーク押込動作が同時に行われて、ワーク収納動作の迅速化、高効率化が図れる。
本発明のワーク収納装置によれば、クランパー自体が従来のプッシャーに相当する押込部材を有し、クランパー自体の動きで押込部材を動作させてマガジン内の奥までワークを押し込むので、ワークをマガジンの奥まで押し込む特別なプッシャーやその駆動制御系が不要となり、構造簡単で安価なワーク収納装置が提供できる。また、クランパーの押込部材はL形爪片などの形状簡単で安価なものが適用できると共に、クランパーと一体の動きをするので、押込部材の動きの特別なスペース設計が不要となり、既存のワーク収納装置への適用が容易である効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図7を参照して説明する。
図1(A)(B)に示される実施の形態のワーク収納装置は、図9のワーク収納装置に適用したもので、クランパー20を除く他の同様な部分には同一符号を付して、説明の重複を避ける。
図1に示すクランパー20は、略水平な矩形平板状ワーク1を把持して長さ方向前方に水平搬送し、搬送方向前方の定位置に配置されたマガジン3に挿入する。クランパー20は、ワーク1の幅方向端部の一部を上下から把持する一対の第1クランパー20aと第2クランパー20bを有する。一対の第1クランパー20aと第2クランパー20bは、図示しない開閉駆動系に連接されてそれぞれに上下方向に開閉動作する。マガジン3は前後開口の矩形筒形で、対向する内壁面に上下多段に定ピッチで水平な溝4を有し、同一高さで対向する一対の溝4に1枚のワーク1の幅方向両端部が嵌挿される。マガジン3内部のワーク収納空間の全長はワーク1の全長より長く、マガジン3の前後開口のいずれからもワーク1の長さ方向端部が突出しないようにしてワーク挿入が行われる。このワーク挿入は、マガジン3の前後開口のいずれからでも可能である。また、必要に応じてマガジン3の上板と下板の前後両端部にピン挿通穴22、23が形成され、これの用途は図4において後述する。
クランパー20の第1クランパー20aと第2クランパー20bは、基本的には図8のクランパーと同一構造であればよく、図1の実施の形態の本発明においては一方の第1クランパー20aに押込部材21を一体に形成する。具体的には図2に示すように、第1クランパー20aは横長平板状で、この第1クランパー20aの片端部上にワーク搬送方向前方へと延在する押込部材21を形成する。押込部材21は第1クランパー20aと一体の基端部21aと、基端部21aからワーク搬送方向前方に所定の距離hで延在するL形平板状の先端部21bを有する。先端部21bの先端面21cは、ワーク搬送方向と直交する平坦面で、ワーク1の後端の略中央部に当接してワーク1を長さ方向(ワーク搬送方向)に押し込む。
また、図3(A)(B)に示すように、押込部材21の先端部21bと第1クランパー20aには所定の段差dが設けられる。第1クランパー20aが第2クランパー20bとでワーク1を把持したとき、押込部材21の先端部21bの下面とワーク1との間に所定の段差dの空隙ができるようにしてある。この段差dは、マガジン3のワーク配列ピッチに対応させて所定値に設定される。図3(B)の鎖線で示すように、マガジン3内に複数枚のワーク1を上下に定ピッチで整列させたときの上下で隣接する2枚のワーク1の間隔をeとすると、段差dは間隔eの整数倍に設定される。例えば、図3においては段差dと定間隔eは同一(d=e)である。
次に、クランパー20を使用してワーク1をマガジン3に挿入する動作の一例を図4(A)〜(C)に基づき説明する。
図4(A)に示すように、従来同様にしてクランパー20でワーク1の幅方向端部を部分的に把持し、そのままワーク1を長さ方向前方に水平搬送して、その搬送方向前方に所定の高さ位置に保持されたマガジン3の内部に挿入する。マガジン3は前後開口の筒体で、エレベータ機構6の昇降台7に載置される。このマガジン3の図4(A)で右側開口部内に、位置決め用とワーク抜け止め用を兼ねた1本のピン24が挿通される。ピン24は、マガジン3の上板と下板に形成したピン挿通穴23に上端部と下端部が挿通されて保持される。図4(A)は、マガジン3内のワーク収納空間の上部からワーク1を1枚ずつ挿入して、最上段から3段目に3枚目のワーク1を挿入するときのもので、先に挿入された1段目と2段目の各ワーク1は、その先端がピン24に当接して位置決めされており、このワーク1の後端はマガジン3の開口端から所定の距離hだけ奥に入った定位置にある。
マガジン3内に3段目のワーク1をクランパー20で、図4(B)に示すようにワーク1の後端部がマガジン3の開口端から所定の長さで突出するまで挿入すると、クランパー20を開いてワーク1から後方に離れた位置で閉じ、同時にエレベータ機構6でマガジン3をワーク配列ピッチで上昇させる。すると、閉じたクランパー20の押込部材21の先端部21bが3段目のワーク1のマガジン3より突出した後端部と同じ高さで対向する。この閉じたクランパー20を前進させて、図4(C)に示すように3段目のワーク1の後端を押込部材21の先端面21cで押して、3段目のワーク1をマガジン3内にさらに奥へと押し込む。3段目のワーク1の先端がピン24に当接する位置まで押し込むと、クランパー20を後退させて、次の4段目のワーク挿入動作に移る。
図4(C)のワーク押込動作時において、閉じたクランパー20と押込部材21のいずれもマガジン3と干渉しないため、ワーク押込動作がスムーズに行われる。また、3段目のワーク1もマガジン3の開口端から所定の距離hだけ奥に入り、その位置で収納される。4段目以降の各ワーク1も同様にしてマガジン3に奥まで挿入され、マガジン3内に全てのワークが挿入されると、マガジン3の上板と下板に設けた別のピン挿通穴22に別の1本のピンが挿通されて、ワーク抜け止めがなされる。
クランパー20は、図5(A)(B)に示すようにワーク1をマガジン3に収納することも可能である。図5(A)は、マガジン3に1段目のワーク1を奥まで挿入してから、2段目のワーク1をクランパー20で挿入する状態を示す。この2段目のワーク1を、その後端部がマガジン3の開口端から突出する定位置までクランパー20で挿入すると、クランパー20を2段目のワーク1から離し、図5(B)に示すように、マガジン3を定ピッチ上昇させて、クランパー20で3段目のワーク1を把持してマガジン3に挿入する。この挿入の際に、d=eであるから3段目のワーク1を把持して前進させるクランパー20の押込部材21が、先に挿入した2段目のワーク1のマガジン3より突出する後端部を押して、2段目のワーク1をマガジン3内に所定の奥まで挿入する。
このようにクランパー20が1枚のワーク1をマガジン3に挿入するときに、同じクランパー20の押込部材21で1段上のワーク1をマガジン内の奥へと押し込むことで、クランパー20のワーク収納動作を高能率なものにすることができる。また、d=2eとすれば、クランパー20が1枚のワーク1をマガジン3に挿入するときに2段上のワーク1をマガジン内の奥へと押し込むことができる。
以上の実施の形態は、マガジン3のワーク収納空間の上部から下部に向けてワークを1枚ずつ挿入するワーク収納装置であり、本発明は、マガジンのワーク収納空間の下部から上部に向けてワークを1枚ずつ挿入するワーク収納装置においても適用可能であり、その具体例を図6と図7に基づき説明する。
図6はクランパー20を示し、このクランパー20は上下一対の第1クランパー20aと第2クランパー20bを有し、第2クランパー20bに押込部材21を着脱可能に連結する。図7は、マガジン3をエレベータ機構の昇降台7で定ピッチずつ下降させて、ワーク1を1枚ずつマガジン3内に挿入するワーク収納装置の概要を示し、この場合のワーク挿入動作は図4、図5と同様に行えることから、詳細説明は省略する。
図6に示すクランパー20は、上下一対の第1クランパー20aと第2クランパー20bのいずれか一方に押込部材21を連結部材、例えばねじ31で着脱可能に取付けるようにしている。つまり、クランパー20を図7のワーク収納装置に適用する場合は、第2クランパー20bに押込部材21をねじ31で取り付け、クランパー20を図1のワーク収納装置に適用する場合は、図6の鎖線で示すように第1クランパー20aに押込部材21を取り付けるようにする。この場合、第1クランパー20aと第2クランパー20bの双方にねじ穴32を形成して、押込部材21の着脱を容易にすることが望ましい。
なお、本発明のワーク収納装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
(A)は本発明の第1の実施の形態を示すワーク収納装置の概要を示す斜視図、(B)はワーク押込時の斜視図である。 図1装置におけるクランパーの要部での拡大斜視図である。 (A)は図2のクランパーの正面図、(B)は部分側面図である。 (A)〜(C)は図1のワーク収納装置によるワーク挿入動作を説明するための各動作時での部分断面を含む要部側面図である。 (A)(B)は図1のワーク収納装置の他のワーク挿入動作を説明するための各動作時の要部側面図である。 クランパーの押込部材の変形例を示す側面図である。 図6のクランパーを使用したワーク収納装置の部分断面を含む要部側面図である。 (A)は従来のワーク収納装置の要部の斜視図、(B)はワーク挿入時の斜視図である。 (A)は他の従来のワーク収納装置の要部の斜視図、(B)はワーク挿入時の斜視図である。
符号の説明
1 ワーク、リードフレーム
3 マガジン
4 溝
6 エレベータ機構
7 昇降台
8 ボールネジ
9 モータ
20 クランパー
20a 第1クランパー
20b 第2クランパー
21 押込部材
21a 基端部
21b 先端部
d 段差
e 定間隔
h (押し込み)距離

Claims (4)

  1. ランパーで把持した平板状ワークをワーク搬送方向前方のマガジン内に挿入するワーク収納装置であって、
    前記クランパーは、上下方向に開閉動作しワーク端部を上下から把持する第1クランパー及び第2クランパーと、該第1クランパー及び第2クランパーの少なくとも一方からワーク搬送方向前方に延在し押込部材を具備し、
    該押込部材は、クランパーが把持したワークに対し所定の段差を有する位置であって、クランパー前進時にワーク後端に当接する位置に設けられ、
    前記第1クランパー、第2クランパー及び押込部材は、前記クランパーの前進時に、前記第1クランパー及び第2クランパーによって把持したワークを前記マガジンに挿入すると同時に、前記押込部材の先端で前記マガジン内に予め挿入されたワークの後端を押して同ワークをさらにマガジン内の奥へと押し込むように、配置されていることを特徴とするワーク収納装置。
  2. 前記クランパーが、互いに接近離反する一対の第1クランパーと第2クランパーを有し、この第1クランパーと第2クランパーのいずれか一方に前記押込部材を着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のワーク収納装置。
  3. 前記マガジンが複数のワークを定間隔で平行に整列させて収納すると共に、前記クランパーにおける前記段差が、前記マガジンにおける前記定間隔の整数倍であることを特徴とする請求項1または2に記載のワーク収納装置。
  4. 請求項のワーク収納装置を用いて、マガジンにクランパーで1枚のワークを挿入するときにクランパーの押込部材で、マガジンの別の場所に先に挿入された1枚のワークを押し込んでマガジン内のさらに奥へと挿入することを特徴とするワーク収納方法。
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