JPH07277411A - プリント配線板収納装置 - Google Patents

プリント配線板収納装置

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JPH07277411A
JPH07277411A JP6633394A JP6633394A JPH07277411A JP H07277411 A JPH07277411 A JP H07277411A JP 6633394 A JP6633394 A JP 6633394A JP 6633394 A JP6633394 A JP 6633394A JP H07277411 A JPH07277411 A JP H07277411A
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JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
printed wiring
magazine rack
magazine
conveyor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6633394A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Okuyama
浩 奥山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6633394A priority Critical patent/JPH07277411A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント配線板をマガジンラックに収容する
プリント配線板収納装置に関し、イジェクタ等を搭載し
たプリント配線板を確実にマガジンラックに収容し得る
収納装置を提供する。 【構成】 コンベア20から授受したプリント配線板1を
マガジンラック5の方向直前まで搬送する搬送手段と、
搬送手段上に搬入されるプリント配線板1の左右方向の
位置規制する前段ガイド板41と、プリント配線板1の左
右方向の位置規制する前段ガイド板の後段に配置した後
段ガイド板42と、プリント配線板1の後縁を押す爪55を
有し搬送手段上のプリント配線板1をマガジンラック5
内に押し込む押入機構50とを備えものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板をマガ
ジンラックに収容するプリント配線板収納装置に関す
る。
【0002】電子機器に実装するプリント配線板の組立
作業は、コンベアを用いた流れ作業で実施している。部
品を実装したプリント配線板は、図4に図示したよう
に、前面及び後面が開口した箱形のマガジンラック5
に、収容して一時保管するのが一般的である。
【0003】マガジンラック5はそれぞれの側板6の内
側に、対象に前後方向に走行する細長い複数対の支持板
7を、上下方向に等ピッチで設けたものである。マガジ
ンラック5の前面開口からプリント配線板1をマガジン
ラック5に挿入し、左右の側縁をそれぞれの支持板7に
支持されることで、プリント配線板1はマガジンラック
5に収容される。
【0004】図5において、10は、マガジンラック5の
支持板7のピッチに等しい歩進で降下する、マガジンリ
フタであって、マガジンリフタ10の基台の上面に、マガ
ジンラック5を所定個所に載置する位置決め枠11を有す
る。
【0005】プリント配線板1を搬送するコンベア20の
搬送先側の端部に、マガジンリフタ10を設置している。
一方、マガジンリフタ10のコンベア20とは反対側に、空
きマガジンラック5を搬送し、空きマガジンラック5を
マガジンリフタ10に移載する例えばコンベア等の上段マ
ガジン搬送手段15を設置している。
【0006】また上段マガジン搬送手段15の下方に、プ
リント配線板1を挿入収容した収容済マガジンラック5
をマガジンリフタ10から移載して受取り、所定の個所に
搬出する下段マガジン搬送手段16を設置している。
【0007】このような構成にして、コンベア20により
搬送されてきたプリント配線板1を、マガジンリフタ10
上に載置したマガジンラック5に収容し、その後、下段
マガジン搬送手段16により所定の場所に搬出するように
している。
【0008】したがって、コンベア20により搬送されて
きたプリント配線板1を、自動的にマガジンラック5に
挿入し収容するプリント配線板収納装置が要求される。
【0009】
【従来の技術】図6は、従来の収納装置の構成図であ
る。図6において、30は、コンベア20とマガジンリフタ
10との間に設置し、コンベア20から授受したプリント配
線板1を、マガジンリフタ10上に載置したマガジンラッ
ク5に押し込む移載部である。
【0010】移載部30は、プリント配線板1の左右の側
縁を支持して搬送するチェーンコンベア31と、プリント
配線板1の左右の側縁に接触しプリント配線板1の進行
方向規制する一対のガイド板32と、チェーンコンベア31
により所定の位置まで移送されたプリント配線板1をマ
ガジンラック5に押し込むロッドレスシリンダ35とから
なる。
【0011】ロッドレスシリンダ35は、角筒形のシリン
ダ内を液圧または空気圧により長手方向の往復運動する
ピストンと、ピストンに連動してシリンダの長手方向の
平面上を摺動移動するスライダ36とからなる。さらにス
ライダ36は、摺動方向に対して垂直の方向の突出自在の
爪(図示省略) を有する。
【0012】このようなロッドレスシリンダ35は、爪が
上方に突出するように移載部30の下部に設置されてい
る。コンベア20によりプリント配線板1が、移載部30の
手前まで上に送出されたことを、図示省略したセンサが
検出すると、チェーンコンベア31が回転を開始してプリ
ント配線板1をコンベア20から受取り、プリント配線板
1をマガジンリフタ10方向に搬送する。
【0013】プリント配線板1の前縁が、チェーンコン
ベア31の終端に達したことを、センサ(図示省略)が検
出するとチェーンコンベア31の回転が停止する。一方、
マガジンリフタ10が1歩進(支持板7の配列ピッチに等
しい歩進量)だけ降下運動することで、マガジンラック
5はこの時までに、空き支持板7(プリント配線板1が
挿入されていない支持板を言う)がチェーンコンベア31
の延伸上に位置している。
【0014】チェーンコンベア31の回転(即ちプリント
配線板1の移動)が停止すると、ロッドレスシリンダ35
の爪が、プリント配線板1の後縁の後方に突出する。次
にロッドレスシリンダ35が駆動してスライダ36がマガジ
ンラック5方向に前進運動する。
【0015】このことにより爪がプリント配線板1の後
縁を押し、プリント配線板1をマガジンラック5内に送
出する。したがって、プリント配線板1はマガジンラッ
ク5の対応する支持板7上に収容される。
【0016】収容作業が終了するとロッドレスシリンダ
35が逆方向に駆動し、スライダ36が後退して元の位置に
復帰するとともに、爪が降下する。また、マガジンリフ
タ10は1歩進の降下運動を行う。なお、マガジンラック
5の最下段の支持板7に最初にプリント配線板1が挿入
され、順次上段の支持板7にプリント配線板1が挿入さ
れるものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に図示
したように、箱形のシェルフに並列に挿着するプリント
配線板の中には、挿抜を容易にするために、プリント配
線板1の後縁の左右の両端部にイジェクタ2を装着した
ものがある。
【0018】イジェクタ2はプリント配線板1の側縁よ
りも外側に突出しているので、図7に図示したように、
移送部30がプリント配線板1を受入れようとしても、イ
ジェクタ2がガイド板32に衝突する。
【0019】よって、このようなプリント配線板1をマ
ガジンラック5に収容する場合には、従来は移載部30か
らガイド板32を取り外している。ガイド板32を取り外す
とプリント配線板1の進行方向が不安定になり、このこ
とに起因して、プリント配線板をマガジンラック内に挿
入することが非常に困難になるという問題点があった。
【0020】一方、マガジンラックのプリント配線板を
収容する幅は、プリント配線板の幅よりも僅かに大きく
している。したがって、イジェクタを備えたプリント配
線板は、後縁部分即ちイジェクタが装着された部分が、
マガジンラックの外に位置するようにマガジンラックに
収容されるものである。
【0021】よって、マガジンラックと移送部との間
に、イジェクタが介在する長さだけ間隔をとる必要があ
る。このように移載部とマガジンラックとの間に間隔を
設けたことにより、チェーンコンベアの終端部からマガ
ジンラック側に押し出されたプリント配線板は、前縁側
が下がって、その高さがマガジンラック5の支持板7の
位置よりも低くなり、支持板7上に挿入されなくなる恐
れがあった。
【0022】本発明はこのような点に鑑みて創作された
もので、イジェクタ等を搭載したプリント配線板を確実
にマガジンラックに収容することができるプリント配線
板収納装置を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に例示したように、プリント配線板
1を搬送するコンベア20と、側板の内側にプリント配線
板1の左右の側縁を水平に支えて収容する支持板が段状
に配列してなる、前面及び後面が開口した箱形のマガジ
ンラック5と、上部に設けた位置決め枠内にマガジンラ
ック5が載置され、マガジンラック5の支持板上にプリ
ント配線板1を挿入すべく支持板の配列ピッチに等しい
歩進で昇降運動するマガジンリフタ10と、コンベア20の
端部とマガジンリフタ10の間に介在し、コンベア20から
授受したプリント配線板1を支持板上に押し込む移載部
100 と、からなるプリント配線板収納装置において、移
載部100 が、コンベア20からプリント配線板1を授受
し、マガジンラック5の直前までプリント配線板1を搬
送する搬送手段と、搬送手段上に搬入されるプリント配
線板1の両側縁の位置規制すべく、双方が近接する前進
運動,離反する後退運動自在に、搬送手段の上方に対向
して装着された、それぞれの長さがプリント配線板1の
長さの1/2より小さい、一対の前段ガイド板41及び一
対の後段ガイド板42と、プリント配線板1の後縁を押す
爪55を有し、搬送手段上のプリント配線板1をマガジン
ラック5内に押し込む押入機構50と、を備える。
【0024】搬送手段は、プリント配線板1の前縁がマ
ガジンラック5の直前に達すると駆動が停止するものと
する。前段ガイド板41は、搬送手段の駆動が停止した後
に前進してプリント配線板1の両側縁の位置を規制し、
押入機構の駆動開始に先立って後退するものとする。
【0025】後段ガイド板42は、前段ガイド板41の前進
と同時に前進してプリント配線板1の両側縁の位置を規
制し、押入機構が駆動しプリント配線板1の前縁がマガ
ジンラックに挿入された時点で後退するものとする。
【0026】押入機構50は、プリント配線板1の両側縁
の位置が規制された後に、プリント配線板1の押し込み
運動を開始する構成とする。また、搬送手段が、ブラシ
ローラ型コンベア45である構成とする。
【0027】或いはまた、後段ガイド板42にプリント配
線板1の両側縁を支持する支持板部材60を設けた構成と
する。
【0028】
【作用】コンベアから搬送手段上に搬入れたプリント配
線板は、前段ガイド板及び後段ガイド板の前進により左
右の側縁が規制されるので、挿入収容すべきマガジンラ
ックの対応する支持板と、挿入方向が一致している。
【0029】この際、前段ガイド板及び後段ガイド板
は、長さがそれぞれプリント配線板の長さの1/2より
短い。したがって、イジェクタを後縁に搭載したプリン
ト配線板であっても、前段・後段ガイド板は、プリント
配線板の側縁の位置を規制するのに支障がない。
【0030】また、押入機構の駆動開始時は、前段ガイ
ド板が後退しているので、プリント配線板が搬送手段上
を摺動移動する障害とならない。そして、さらにプリン
ト配線板が前進して先端部がマガジンラックの支持板上
に挿入されて支持された後に後段ガイド板が後退する。
【0031】即ち、後段ガイド板は、プリント配線板の
ガイド機能を果たした後に後退するものであるから、プ
リント配線板をさらにマガジンラック内に深く押し込む
障害とならない。
【0032】一方、搬送手段をブラシローラ型コンベア
としている。したがって、押入機構によってプリント配
線板がブラシローラ型コンベア上を摺動移動しても、ブ
ラシローラ型コンベアのブラシの先端がプリント配線板
の裏面に接触するだけであるので、プリント配線板の裏
面に突出した搭載部品のリード等が損傷することがな
い。
【0033】さらに、後段ガイド板にプリント配線板の
左右の側縁を支持する支持板部材を設けることで、マガ
ジンラックと搬送手段との間に比較的大きい距離があっ
てもプリント配線板の前縁の垂れ下がりが阻止される。
【0034】即ち、プリント配線板の前縁の高さが、挿
入すべき支持板の高さよりも高く保持されるので、プリ
ント配線板を所定の支持板上に挿入収容することができ
る。
【0035】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0036】図1は本発明の実施例の平面図、図2は本
発明の実施例の側断面図であり、図3は本発明の作用を
説明する図である。図において、5は、前面及び後面が
開口した箱形のマガジンラックであって、マガジンラッ
ク5には、左右の側板の内側にプリント配線板1の左右
の側縁を水平に支え収容する支持板7が、上下方向に段
状に配設されている。
【0037】10は、上部の位置決め枠11内にマガジンラ
ック5が載置され、配列した支持板7に次々にプリント
配線板1を挿入し得るよう、支持板7の配列ピッチに等
しい歩進で昇降運動するマガジンリフタである。
【0038】なお、マガジンリフタは、搬送されてくる
プリント配線板の部品実装高が支持板7の配列ピッチよ
り大きい場合は、制御部の指令により2歩進又は3歩進
するようになっている。
【0039】20は、マガジンラック5に収納するプリン
ト配線板1を搬送する、例えばベルト等からなるコンベ
アである。100 は、コンベア20とマガジンリフタ10と間
に設置し、コンベア20から授受したプリント配線板1
を、マガジンリフタ10上に載置したマガジンラック5に
押し込む移載部である。
【0040】移載部100 は、コンベア20からプリント配
線板1を授受してマガジンラック5の直前までプリント
配線板1を搬送するブラシローラ型コンベア45と、ブラ
シローラ型コンベア45上に搬入されたプリント配線板1
の左右方向の位置規制する長さがプリント配線板1の長
さの1/2より小さい一対の前段ガイド板41と、搬入さ
れたプリント配線板1の左右方向の位置規制する、前段
ガイド板41よりもマガジンラック5寄りの個所に装着さ
れる、長さがプリント配線板1の長さの1/2より小さ
い一対の後段ガイド板42と、プリント配線板1の後縁を
押す爪55を有しブラシローラ型コンベア45上のプリント
配線板1をマガジンラック5内に押し込む押入機構50と
を備える。
【0041】なお、ブラシローラ型コンベア45、押入機
構50、後述するストッパー48等の運動を制御する制御部
(図示省略)を備えている。ブラシローラ型コンベア45
は、回転軸の外周に繊維状の綿, 動物の毛, 繊維状の合
成樹脂等を密に植設したローラを、所望数(図では5
本) 並べたもので、その最前段のローラと最後段のロー
ラ間の距離は、プリント配線板1の長さにほぼ等しい。
【0042】ブラシローラ型コンベア45の最後段のロー
ラと、マガジンラック5との間に、突出することで、プ
リント配線板1の前縁の端面が当接するストッパー48を
設けている。このストッパー48は、例えばエアシリンダ
のロッド等に固着されて、上下運動自在に装着されてい
る。
【0043】ストッパー48にセンサS3 (例えばリミッ
トスイッチ等)を設けている。ブラシローラ型コンベア
45により搬送されて来たプリント配線板1の前縁がスト
ッパー48に当接すると、プリント配線板1の進行が阻止
される。そして、衝突したことをセンサS3 が検出しブ
ラシローラ型コンベア45の回転を停止させる。
【0044】また、ブラシローラ型コンベア45の回転が
停止した後に、ストッパー48はプリント配線板1の裏面
の位置よりも下になるように後退する。前段ガイド板41
は、長さがプリント配線板1の長さの1/2より小さい
細長い板部材からなり、その裏面がシリンダ43のロッド
の先端部に固着されたものである。
【0045】前段ガイド板41は、それぞれのシリンダ43
が作動すると、双方が近接する前進運動・離反する後退
運動自在にブラシローラ型コンベア45の上方にブラシロ
ーラ型コンベア45を挟んで対向して設置されている。
【0046】そして前進運動した状態でその間隔は、プ
リント配線板1の幅よりも僅かに大きい。また後退運動
した状態でその間隔は、プリント配線板1の幅よりも十
分に大きく、プリント配線板1に搭載したイジェクタ2
の通過に支障がないようになっている。
【0047】後段ガイド板42は、長さがプリント配線板
1の長さの1/2より小さい細長い板部材からなり、そ
の裏面がシリンダ44のロッドの先端部に固着されたもの
である。
【0048】後段ガイド板42は、それぞれのシリンダ44
が作動すると、双方が近接する前進運動・離反する後退
運動自在にブラシローラ型コンベア45の上方にブラシロ
ーラ型コンベア45を挟んで対向して設置されている。
【0049】そして前進運動した状態でその間隔は、プ
リント配線板1の幅よりも僅かに大きい。また後退運動
した状態でその間隔は、プリント配線板1の幅よりも十
分に大きく、プリント配線板1に搭載したイジェクタ2
の通過に支障がないようになっている。
【0050】なお、後段ガイド板42の下側縁を内側に直
角に折り曲げて、プリント配線板1の左右の側縁を支持
する支持板部材60を設けてある。この支持板部材60は、
ブラシローラ型コンベア45の外周の上面よりもわずかに
低い位置になるように設けたものである。
【0051】押入機構50は、角筒形のロッドレスシリン
ダ51内を液圧または空気圧により長手方向の往復運動す
るピストンと、ピストンに連動してシリンダの長手方向
の平面上を摺動移動するスライダ52と、スライダ52の摺
動方向に対して垂直の方向に突出運動,退出運動自在の
ようにスライダ52に搭載した爪55と、からなるものであ
る。
【0052】押入機構50のロッドレスシリンダ51は、図
2に図示したように、スライダ52の走行方向がプリント
配線板1の走行方向に一致するように、ブラシローラ型
コンベア45の上方に設置さている。また、スライダ52の
往復ストローク長は、プリント配線板1の長さよりも大
きい。
【0053】また、ロッドレスシリンダ51の下面のコン
ベア20側の位置に、プリント配線板1の前縁を検出する
センサS1 (例えば光センサ)を取付け、コンベア20に
より搬送されてきたプリント配線板1の前縁をセンサS
1 が検出すると、制御部の指令によりブラシローラ型コ
ンベア45が回転を開始する。
【0054】そして、センサS1 がプリント配線板1の
後縁の通過、即ちプリント配線板1がブラシローラ型コ
ンベア45上に移載され終わったことを検出すると、図3
に図示したように、前段ガイド板41が後退する。
【0055】一方、ロッドレスシリンダ51の下面のほぼ
中央部の位置に、プリント配線板1の後縁の通過を検出
するセンサS2 (例えば光センサ等)を取付けている。
センサS2 がプリント配線板1の後縁の通過を検出する
と、後段ガイド板42が後退するようになっている。
【0056】以下プリント配線板1をマガジンラック5
に収容するまで過程を説明する。ストッパー48は突出し
た位置にある。プリント配線板1がコンベア20により搬
送され、その前縁がブラシローラ型コンベア45の最前段
のローラに達すると、センサS1 がこのことを検出し、
ブラシローラ型コンベア45が回転を開始して、プリント
配線板1をマガジンラック5方向に搬送する。
【0057】そして、プリント配線板1の前縁がストッ
パー48に当接すると、プリント配線板1の進行が阻止さ
れる。そして、センサS3 がこのことを検出する。この
ことにより、前段ガイド板41及び後段ガイド板42は、前
進運動してそれぞれの一対のガイド板は、プリント配線
板1の幅よりもわずかに大きい距離を隔てて対向して、
プリント配線板の側縁に当接してその位置を規制しマガ
ジンラック5に正対させる。
【0058】また、センサS3 の検出に伴い、ブラシロ
ーラ型コンベア45の回転が停止するとともに、ストッパ
ー48が降下する。その後センサS1 がプリント配線板1
の後縁の通過を検出して、前段ガイド板41が後退する。
【0059】次に押入機構50の爪55が降下し、スライダ
52が前進運動を開始する。このことにより爪55がプリン
ト配線板1の後縁の端面を押し、プリント配線板1をマ
ガジンラック5内に送り込む。このことによりプリント
配線板1の前部の側縁部分がマガジンラック5の支持板
7上に差し込まれ、プリント配線板1は支持板7上を摺
動して進行する。
【0060】プリント配線板1の後縁(即ちイジェクタ
2部分)がセンサS2 の直下の位置に達すると、後段ガ
イド板42が後退する。したがって、イジェクタ2の通過
の障害が無くなるので、さらにプリント配線板1はマガ
ジンラック5の奥深く差し込まれる。
【0061】プリント配線板1がマガジンラック5に収
容されると、(イジェクタ2はマガジンラック5の手前
側の外にある)、その上の支持板7にプリント配線板1
を受け入れることができるように、マガジンリフタ10が
1歩進(プリント配線板野部品の実装高により2歩進又
は3歩進)降下する。
【0062】一方、ストッパー48は上昇して元の位置に
復帰する。また、押入機構50の爪55は後退して引き上げ
られ、スライダ52が後退し元の位置に復帰する。
【0063】なお、イジェクタ2が搭載されたプリント
配線板1に付いて説明したが、本発明のプリント配線板
収納装置は、イジェクタを搭載してないプリント配線板
にも適用することができることは勿論である。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0065】イジェクタを後縁に搭載したプリント配線
板を、マガジンラックに円滑に収納することができる。
また、搬送手段をブラシローラ型コンベアとしたことに
より、プリント配線板の裏面に突出した搭載部品のリー
ド等が損傷することがない。
【0066】また、後段ガイド板にプリント配線板の左
右の側縁を支持する支持板部材を設けたことにより、前
縁近傍に高密度に実装部品を搭載したプリント配線板に
適用して、マガジンラックの差し込むべき支持板上に確
実にプリント配線板を収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の平面図である
【図2】本発明の実施例の側断面図である。
【図3】本発明の作用を説明する図である。
【図4】マガジンラックの斜視図である。
【図5】マガジンラックの運行を示す図である。
【図6】従来の収納装置の構成図である。
【図7】プリント配線板の平面図である。
【符号の説明】
1 プリント配線板 2 イジ
ェクタ 3 コネクタ 5 マガ
ジンラック 7 支持板 10 マガ
ジンリフタ 11 位置決め枠 15 上段
マガジン搬送手段 16 下段マガジン搬送手段 20 コン
ベア 30,100 移載部 32 ガイ
ド板 41 前段ガイド板 42 後段
ガイド板 43,44 シリンダ 45 ブラ
シローラ型コンベア 48 ストッパー 50 押入
機構 51 ロッドレスシリンダ 52 スラ
イダ 55 爪 60 支持
板部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板(1) を搬送するコンベア
    (20)と、側板の内側に該プリント配線板(1) の左右の側
    縁を水平に支えて収容する支持板が段状に配列してな
    る、前面及び後面が開口した箱形のマガジンラック(5)
    と、上部に設けた位置決め枠内に該マガジンラック(5)
    が載置され、該マガジンラック(5) の支持板上に該プリ
    ント配線板(1) を挿入すべく、該支持板の配列ピッチに
    等しい歩進で昇降運動するマガジンリフタ(10)と、該コ
    ンベア(20)の端部と該マガジンリフタ(10)の間に介在し
    該コンベア(20)から授受した該プリント配線板(1) を該
    支持板上に押し込む移載部(100) と、からなるプリント
    配線板収納装置において、 該移載部(100) は、 該コンベア(20)から該プリント配線板(1) を授受し、該
    マガジンラック(5) の直前まで該プリント配線板(1) を
    搬送する搬送手段と、 該搬送手段上に搬入される該プリント配線板(1) の両側
    縁の位置規制すべく、双方が近接する前進運動,離反す
    る後退運動自在に、該搬送手段の上方に対向して装着さ
    れた、それぞれの長さが該プリント配線板(1) の長さの
    1/2より小さい、一対の前段ガイド板(41)及び一対の
    後段ガイド板(42)と、 該プリント配線板(1) の後縁を押す爪(55)を有し、該搬
    送手段上の該プリント配線板(1) を該マガジンラック
    (5) 内に押し込む押入機構(50)と、を備え、 該搬送手段は、該プリント配線板(1) の前縁が該マガジ
    ンラック(5) の直前に達すると駆動が停止するものであ
    り、 該前段ガイド板(41)は、該搬送手段の駆動が停止した後
    に前進して、該プリント配線板(1) の両側縁の位置を規
    制し、該押入機構の駆動開始に先立って後退するもので
    あり、 該後段ガイド板(42)は、該前段ガイド板(41)の前進と同
    時に前進して、該プリント配線板(1) の両側縁の位置を
    規制し、該押入機構が駆動し該プリント配線板(1) の前
    縁が該マガジンラック(5) に挿入された時点で後退する
    ものであり、 該押入機構(50)は、該プリント配線板(1) の両側縁の位
    置が規制された後に、該プリント配線板(1) の押し込み
    運動を開始するものであることを特徴とするプリント配
    線板収納装置。
  2. 【請求項2】 搬送手段が、ブラシローラ型コンベア(4
    5)であることを特徴とする請求項1記載のプリント配線
    板収納装置。
  3. 【請求項3】 後段ガイド板(42)に、プリント配線板
    (1) の両側縁を支持する支持板部材(60)を設けたことを
    特徴とする請求項1又は2記載のプリント配線板収納装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008273687A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Dainippon Printing Co Ltd 平板状基材の搬送装置
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CN115258793A (zh) * 2022-05-20 2022-11-01 安徽省无为县君睿印务有限责任公司 一种避免印刷后纸张相互沾染的纸张印刷放置设备

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