JPS61127200A - 部材供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリント板に電子部品を自動挿入する場合等
に使用されるプリント板等の部材供給装置に係り、特に
効率良く部材を送り出すことができる部材供給装置に関
するものである。

近来、ファクトリ−オートメーションの進展に伴い各種
電子機器に使用されるプリント板ユニットの製造工程の
自動化が進められている。

即ち、プリント板ユニットに搭載されている電子部品は
自動挿入されるものが多くなっているが、プリント基板
等を所定位置へ供給する自動供給装置も開発、実用化さ
れており、このような自動供給装置では部材の効率的な
送り出しができる方法が望まれている。

〔従来の技術〕

第５図はプリント板の自動供給装置の概要を示す側面図
である。図に示すように、プリント板ｌがマガジン２に
等間隔に設けられた格納棚２Ｉ〜２ｎに格納され、マガ
ジン２は装置３の昇降機構４にクランプ５で着脱自在に
装着されている。

プリント板１はプリント基板の場合もあり１．既に一部
の電子部品が搭載されている中間工程のものもある。

また装置３には押出シリンダ６が備えられ、押出シリン
ダ６はマガジン２の最上位の格納棚２１の前面９図にお
いて右側に位置している。

またマガジン２の後方２図において左側に搬送コンベア
７が押出シリンダ６の高さよりやや下に配置されている
。

このような構成を有するので、装置３の図示省略した制
御部の駆動制御により昇降機構４が駆動しマガジン２が
格納棚２．〜２１のピンチで上昇して停止すると、押出
シリンダ６のピストンロッド６ａの先端が、格納されて
いるプリント板１を矢印Ａ方向に押し出して、搬送コン
ベア７上に供給する。

プリント板１は搬送コンベア７によって図示省略した電
子部品挿入装置の位置まで搬送されて部品の自動挿入が
行われる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の従来方法では、マガジン２が格納棚２１〜２ｎの
ピッチで上昇する毎に停止して格納棚２１〜２ｎにプリ
ント板１の格納有無にかかわらず押出シリンダ６が押出
動作をする。例えば格納棚が１０段あって、格納するプ
リント板１が７枚である時にはマガジン２の上方の格納
棚から順に格納し、下方に３段空きができるが、この空
きの格納棚に対しても同様に停止して押出動作を行うの
で処理速度が低下する。またプリント板１に既に一部の
部品が搭載されている場合に部品の高さが棚間隔より大
きい時には２段分を使用する必要があるが、このような
場合に押出動作が無駄になるばかりでなく部品を損傷す
ることがあるという問題点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、複数の格納部の各々に被格納物の存在の有無
を検出する検出手段と、格納部に対応する複数の記憶領
域を有し、検出手段の検出出力によって被格納物の存在
の有無を示すデータを該当する記憶領域に記憶する記憶
手段とを備え、記憶手段に記憶された被格納物の有無デ
ータに基いて被格納物が存在する格納部に対してだけ移
動手段及び取出手段を駆動制御する部材供給装置であり
、かくすることにより上記問題点を解決することができ
る。

この場合に格納部とは、被格納物、即ち、部材を載せて
格納する通常の板等の棚、或いは板状の部材の両端部を
保持して格納する保持棚の何れの場合も含んでいる。

〔作用〕

本発明によれば、各格納部に被格納物１例えばプリント
板の存在の有無を検出する検出手段と、この検出手段に
よる”有”が検出された時に検出データを記憶する記憶
手段とを設けて、記憶手段にデータが記憶されている格
納部の位置だけに順次移動して送り出すことにより、効
率よく供給処理を行うことができ、しかも２段の格納部
を１個の被格納物で使用する場合にも対応することがで
きる。

〔実施例〕

以下、第１図〜第４図を参照して本発明の一実施例を説
明する。第１図は本発明による実施例を示す側面図、第
２図は第１図の説明図、第３図は第１図の制御ブロック
図、第４図は第３図のフローチャートである。全図を通
じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図及び第２図に示すように、マガジン２０に等間隔
に設けられた格納棚２０．〜２０．の各々にマイクロス
イッチ８１〜８１が設けられ、マガジン２０の下端の取
付部９に接続されている。マガジン２０は取付部９で昇
降機構４にクランプ５ａによって着脱自在に装着され、
クランプ５ａは後述する主制御部に接続されている。

初期状態では格納棚２０．の前面９図において右方に押
出シリンダ４が位置している。

マイクロスイッチ８１〜８．、は格納棚２０．〜２０ｎ
にプリント板１の存在の有無を検出する検出手段で、第
２図に示すようにプリント板ｌが格納されると作動する
。

また第３図において、主制御部１０１よ、マイクロスイ
ッチ８１〜８ｎの検出信号に基いて、プリント板有りを
示すデータを格納データメモリ１１の対応する記憶領域
１１１〜１１゜に記憶させ、何れかの検出解除によって
対応する記Ｆ！、’５１ｆ域記憶領域１１．〜１１７の
何れかの格納データをクリヤする。また図示省略した操
作釦の操作により記憶領域記憶領域１１．〜１１、に記
憶されている格納データに基いて昇降駆動制御部１３．
及び押出シリンダ駆動制御部１４を駆動させる機能を有
する。

格納データメモリ弗は、マイクロスイッチ８．〜８７に
対応する記憶領域１１１〜１１７を有し、検出信号によ
り“有”の格納データを対応する記憶領域に記憶する記
憶手段である。

また１２はセンサアンプ、１３は昇降駆動制御部、１４
は押出シリンダ駆動制御部を示す。

このような構成及び機能を有するので、第４図のフロー
チャートを参照して作用を説明する。

■昇降機構４にマガジン２０がクランプされると、マイ
クロスイッチ８．〜８ｏの検出信号によって格納データ
メモリ１１の対応する記憶領域１１＋〜１１７に格納デ
ータが記憶される。

■操作釦の操作によりプリント板供給が指令されると、
主制御部１０は格納データメモリ１１の記憶領域１１、
に格納データがあるかどうかを調べる。

■格納データがあれば、押出シリンダ駆動制御部１４に
信号が出て押出シリンダ６が駆動し、ピストンロッド６
ａの先端が前進して、格納されているプリント板１を矢
印Ａ方向に押し出して、搬送コンベア７上に供給する。

するとピストンロッド６ａが後退する。

■プリント板Ｉが押し出されると、記憶領域１１１の格
納データがクリヤされる。

■搬送ベルト７上にプリント板１が押し出されると図示
省略したモータが駆動してプリント板１を所定位置まで
搬送する。

■一方、■において記憶領域１１．に格納データがなけ
れば、記憶領域１１□以降の格納デ、−夕を読み取り、
昇降駆動制御部１３に信号が出て昇降機構４が駆動を開
始しマガジン２０が上昇して、格納データが記憶されて
いる最初の記憶領域９例えば記憶領域１１３に対応する
格納棚２０．で停止して■以降の工程を行う。即ち、格
納データが記憶されていない場合には停止しないで通過
して、更に上昇してデータの記憶されている格納棚から
プリント板１を押し出す。このようにマガジン２０にプ
リント板１が無くなるまで繰り返して行う。

プリント板１が次の格納棚に無い場合とは、例えば、（
ａ）搭載されている部品の高さが棚間隔より大きい時に
２段の棚を１枚のプリント板１で使用する場合、或いは
、（ｂｌ格納棚の数より格納されるプリント板１の数が
少ない時に下方の格納棚が空きになっている場合等であ
る。（ｂｌの場合には空きの格納棚を通過して供給終了
とすることができる。

このようにして次の格納棚にプリント板１の格納が無い
時は通過して格納されている格納棚から供給することに
より、昇降機構４の無駄な停止とピストンロッド６ａの
空送りを防止して供給処理の速度を高めることができる
。またプリント＋ｆｆｉ　１に搭載されている部品の高
さによって２段の格納棚を１個のプリント板で使用する
場合にも部品を損傷することなく対応することができる
。

上記例ではマガジン２０の格納棚２０．〜２０ｎは等間
隔の場合を説明したが、必ずしも等間隔でなくても良い
。その場合には各格納欄間の間隔に対応した上昇距離を
指令する機能を主制御部に付加する必要があることは勿
論である。

また昇降機構で上下に移動する場合の他、斜め、或いは
横方向に移動する移動機構であっても、マガジンがこれ
に対応していれば同様に適用することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、昇１！！Ｉ構の無
駄な停止と押出機構の空送り動作を必要としないので、 ■供給処理速度を向上することができる。

■２段の格納棚を１個の被格納物で使用する場合にも対
応することができる。

という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す側面図、図 第２図は第１雛の要部拡大図、 第３図は第１図の制御ブロック図、 第４図は第３図のフローチャート、 第５図は従来方法を示す側面図である。 図において、 １はプリント板、　　　　２．２０はマガジン、２１〜
２．．２０．〜２０１は格納棚、４は昇降機構、　　　
　　５，５ａはクランプ、６は押出シリンダ、　　６ａ
はピストンロッド、８、〜８Ｉ、はマイクロスインチ、 ９はクランプ、　　　　１０は主制御部、１１は格納デ
ータメモリ、１１．〜１１゜は記憶領域、１２はセンサ
アンプ、　　１３は昇降駆動制御部、１４は押出シリン
ダ駆動制御部を示す。 亮１　図 第２０ あ５図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被格納物が格納される複数段の格納部を有する格納体と
   、各格納部の被格納物を取り出す取出手段と、前記格納
   体の各段の格納部と前記取出手段との相対的位置決めを
   行う移動手段とから成り、前記移動手段により順次各格
   納部の前面に前記取出手段を対向せしめて前記被格納物
   を取り出す装置であって、前記格納部の各々に被格納物
   の存在の有無を検出する検出手段と、前記格納部に対応
   する複数の記憶領域を有し、前記検出の検出出力によっ
   て被格納物の存在の有無を示すデータを該当する記憶領
   域に記憶する記憶手段とを備え、前記記憶手段に記憶さ
   れた被格納物の有無データに基いて前記被格納物が存在
   する格納部に対してだけ前記移動手段及び取出手段を駆
   動制御することを特徴とする部材供給装置。